Ranpo Kitan : Game of Laplace Episode 2
(小林 )<担任 の 先生 が 殺さ れ た >
<捜査 で 分かった の は
先生 は 自宅 の ガレージ で 殺人 を 続けて い た
加害者 で も あった らしい という こと >
<そして 僕 は 先生 の 共犯者 で
さらに 先生 殺害 の 犯人 だ と 疑わ れ て いる >
<初めて の 感覚 …こんなに 楽しい こと は ない >
(羽柴 )小林 !
(羽柴 )あっ …。
(小林 )お 願い 。
大丈夫 だ よ 僕 は 犯人 じゃない 。
♪~
[ テレビ ] ( キャスタ ー ) 昨夜 新宿 区 の 雑居 ビル にて
大量 殺人 の 疑い で 中学生 が 逮捕 されました 。
少年 は 先日 の 教師 殺人 事件 の 重要 参考人 と さ れ て い た 人物 です 。
[ テレビ ] 何 が 13 歳 の 彼 を そこ まで 追い詰め た の でしょ う か 。
[ テレビ ] 地域 社会 の 取り組み に
問題 が ある の で は ない でしょうか !
[ テレビ ] これ は ゲーム 脳 です よ 。
命 を 何と も 思って い ない 。
[ テレビ ] 子供 は 宝 です 。 もっと 配慮 し て いただか ない と 。
[テレビ ]消費 税 の 大幅 増税 が 今 国会 で 可決 されよ う と し て い ます 。
[ テレビ ] 困ります ねえ 。 給料 そのまま で
税金 だけ 上がる と …。
(生徒 )今 テレビ で やってる 少年 A って 小林 の こと だろ ?
(生徒 )マジ か よ !小林 やっぱ 逮捕 さ れた の か 。
≪(生徒 )ねえ 羽柴 君 。
本当 に 小林 君 って 病欠 な の ?ああ そう だ よ 。
彼 疑わ れ て た から …。いや 本当 に 病欠 な ん だ 。
(星野 )けさ ニュース で やって た 少年 Aって…。
≪(花 菱 )お っ は よう ござい ま ー す 。
(花 菱 )は ー い 席 に 着い て ください ね 。
あら ー ? 何かしら これ 。
あれ ー ? ねえ これ 落とし物 ?
先生 それ は 前 の 先生 の 携帯 だ と 思い ます 。
警察 が 「見つから ない 」って 話し て いまし た 。
まあ そう な の ?
こっこれ は 後 で 先生 が 警察 に 届け て おきます 。
(加賀 美 )殺さ れた 担任 教師 の 実家 その ガレージ から
大量 の 死体 と 凶器 が 発見 さ れた 。
今 に なって 見つかった ん です か ?
(加賀 美 )タレコミ が あった ん だ 。
無人 の 実家 の ガレージ を 調べろ と ね 。
見え ません よ 。
(加賀 美 )いや こう いう の は 中学生 に は …。
死体 の 写真 なら もう 見 て ます よ 。
(加賀 美 )死体 に は 完璧 な 防腐 処理 が し て あった 。
(中村 )君 いける 口 だ ね 。
タレコミ …それ が 例 の アピール です か ?
(明智 )よう 少年 A 。
人 聞き が 悪い です 。
今度 は 報道 規制 し なかった ん です か ?
犯人 が な ウェブ に も リーク し た ん だ よ 。
(加賀 美 )教師 の 件 が 公 に なる の も 時間 の 問題 か …。
犯人 の 目的 は 先生 が 殺人者 だった こと を
公 に する こと …です よね ?
だが 最初 は そう は なら なかった 。
俺 たち が そう し た から な 。
だから しびれ を 切らし た 犯人 は
自分 から アピール し て きた と いう わけ だ 。
僕 は 餌 に さ れ た ん です ね 。
そもそも 君 も 容疑者 だ ろ ?
あっ そう です ね 。
食え ない ね 宮 付き の 探偵 は 。
(加賀 美 )ガレージ の 凶器 から 君 の 指紋 が 大量 に 発見 さ れた 。
警察 は 殺人 犯 の 協力者 だ と みている 。
加賀 美 検視 の 結果 を 教え て やって くれ 。
彼 容疑者 な ん でしょ ?
俺 が 許可 する 。
ハァ 分かった 。
( 南 ) 南 検視 官 と ! ( 死体 君 ) 死体 君 の 。
( 南 ・ 死体 君 ) 3 分間 ショッキング !
はい 今回 の 死体 は 30 歳 男性
「学校 の 先生 の バラバラ 死体 オブジェ 風 」ね 。
働き盛り なのに 残念 だ ね 。
強力 な 睡眠 薬 が 検出 さ れた けど それ が 死因 で は ない わ ね 。
首 元 の あざ から み て 首 を 絞められ て から の 窒息 死 !
眠ら さ れ て から 椅子 に さ れた わけ ね !
(死体 君 )椅子 か ~。(南 )ちなみに
例 の 地下 室 から 発見 さ れ た 死体 は 丁寧 に 防腐 処理 さ れ て い た わ 。
相当 手慣れ て いる わ ね 。ドーン !
はい !そして これ が 丁寧 に 椅子 に 組み上げた 死体 です 。
(南 )手作業 の 場合 結構 時間 が かかる ので
誰 に も 見つから ない 場所 と 時間 で やら ない と いけません ね 。
(死体 君 )椅子 か ~。
でも くれ ぐれ も 良い 子 は まね を し ない で ください ね 。
それ じゃ また 再来週 ~。
(加賀 美 )以上 が 南 検視 官 から の 報告 だ 。
犯人 は 先生 を …。
先生 が やって い た 方法 で 殺し たん だ 。
小林 君 君 ホント に 共犯 じゃ ない の ?
違い ます よ 。先生 が 殺さ れ た あの 日
僕 は 先生 に 呼び出さ れ て い まし た 。
真 犯人 は その こと を 知って い て 僕 を 利用 し た ん です 。
(加賀 美 )小林 君 !そんな 話 先日 は …。
ええ 。真 犯人 の 手の内 が 分から ない 間 は
うかつ な 言動 は 控えよ う と 思って い たん です 。
君 って 子 は …。
僕 は 僕 を はめよ う と し た 真 犯人 に 興味 が あった んです 。
なぜ どう して そんな こと を した の か 。
君 の 作り話 かも な 。
(加賀 美 )先生 は どう し て 君 を 呼び出し たんだい ?
それ は …。≪(ノック )
(警察官 )失礼 します 。(中村 )どう した ?
(警察官 )容疑者 の 同級生 だ という 少年 が
面会 さ せろ って ものすごい けんまく で …。
あいつ か …。
あいつ は 羽柴 財閥 の 跡取り だ 。
へえ …それ は むげ に しちゃ 面倒 かも ね 。
通し て やれ 。(警察官 )おい いい って …。
小林 !羽柴 君 。
大丈夫 か ?ひどい こと は さ れ て ない か ?
君 ね ひどい こと って 何 だ よ 。
大丈夫 だ よ 。来て くれて ありがとう 。
あっ ああ …。
それ で お願い し た こと どう だった ?
《 お 願い 》
ああ 小林 の 言った とおり だ 。
犯人 は 教室 に いる 。
ありがとう 羽柴 君 。これ で 整った よ 。
よし 始めよ う 。
俺 を 驚かす こと が できる か 。
はい !
あの 日 の 前日 先生 から 呼び出し の メール が 来 まし た 。
携帯 の 履歴 を 調べて いただい て 構いません 。
僕 の 成績 は そんなに 悪く ない 。
素行 だって 特に 目立って 悪い こと を し た こと は ない 。
じゃあ なぜ …。≪(担任 )小林 君 。
来て くれた んだ ね !ありがとう 。
色々 考え た の です が
僕 に は 呼び出さ れる 理由 が 思い当たり ませ ん 。
つまり 先生 に 相談 が ある という こと です ね 。
あっ 見透かさ れ て いた ん だ ね 恥ずかしい よ 。
残念 です が 先生 の 気持ち に 応える こと は できません 。
えっ えっ !?そう 。
先生 は 僕 に 好意 を 持って いた ん だ 。
いちゃ つい て いる だけ だ と 担任 を 殺す 機会 が
ずっと ない まま だ な 。はい 。
これ は 先生 が 約束 の 時間 に い た 場合 の 想像 です 。
想像 ?
実際 は こう だった ん です 。
この 段階 で おそらく 先生 は 死んで い ます 。
僕 が ぼうぜん と し て いる と
強力 な 睡眠 薬 で 眠ら さ れ て しまい まし た 。
この 後 犯人 は 殺し た 先生 を 教卓 の 陰 へ
僕 を ロッカー に 隠し て
守衛 が 通り過ぎる 時間 まで 待ち まし た 。
やり過ごし て しまえ ば あと は 朝 まで
犯人 の やり たい 放題 です 。
犯人 は 先生 の 体 を のこぎり など で バラバラ に し て
この オブジェ を 作り まし た 。
この 間 僕 は 眠った まま です 。
そして 犯人 は 僕 に 犯行 を なすり 付ける ため に
ガレージ から 持ち込んだ 工具 に 指紋 を 付けた 。
最初 から 小林 を はめる ために 計画 し て い た の か !?
うん そう いう こと 。
君 と 教師 の あ いびき は 秘密 だ 。
その 時間 を 知り 得 て い た 者 が 犯人 と いう こと に なる な 。
そう です ね 。で も どう し て あいつ なん だ !?
それ は こう いう こと だ よ 。
この 一軒家 は 無人 の 持ち家 。
誰 を 連れ込んで も 悟られる こと が ない 。
とはいえ これ だけ の 犯行 を 続けて
今日 まで バレ なかった の が 不思議 だ 。
あっ ああ …。
でも こう 考え れ ば 納得 が いく 。
先生 も 被害者 も 愛し合って いた ん だ 。
な っ 愛 って まさか …。
見 て よ 。どれ も とても 奇麗 だ 。
そう だ な 。かなり の 異常者 の よう だ 。
大切 に 思って い た から こそ こう する ん だ 。
そして 大切 に さ れ たい から そう 思える ん だ 。
こんなに 奇麗 な ん だ 。
愛さ れ て いる 証拠 だ よ 。
椅子 に なれ ば ずっと 一緒に い られる 。
すれ ば …の 間違い だ な 。
そんな …異常 だ 。
ところが 恋人 の 1 人 が 先生 を 殺害 しよ う と 思った 。
殺さ れ る の が 怖く なった の か ?
う うん 別 の 理由 が ある ん だ 。
えっ !?なぜ そう 言える ?
罪 を なすり 付ける 相手 と し て
恋 敵 に なった 僕 を 選んだ こと から です 。
先生 の 愛情 は その とき の 恋人 で は なくて
僕 に 移って しまった 。
恋人 に し て みれ ば 面白い はず が ない 。
先生 を 殺し て 僕 に 罪 を なすり 付けた の は
直前 まで 恋人 だった 人物 です 。
(中村 )そう かも しれない けど ねえ で も 君 の 容疑 は
どう やって 晴らし たら い い ん だい ?
小林 が 犯人 だ と いう なら
凶器 から だけ 指紋 が 検出 さ れた の は
かえって 不自然 だ ろ ?(中村 )あっ まあ ね 。
俺 だったら 部屋 中 に それ こそ ドア の 取っ手 に まで
小林 の 指紋 を 付けて やる が な 。
その 手間 を 惜し ん じゃ 駄目 だ ろ 。
あなた は どっち の 味方 な ん だ !
別に 。
もともと 最初 の 犯行 で 事件 が 公 に なって
真 犯人 の 思惑 どおり に 終わる はず だった ん だ 。
それ 以後 の 隠蔽 が 甘い の は 油断 と いう こと か ?
もう いっぱい いっぱい だった ん だ と 思い ます 。
恋人 ならば 携帯 の メール の 履歴 を 見る こと など 造作 も ない 。
あ いびき の 時間 も 筒抜け だった わけ だ 。
ガレージ の 合鍵 も 持って た ん だろう なあ 。
ありがとう 。羽柴 君 が 調べて くれた おかげで
確信 でき た よ 。
僕 を 犯人 に 仕立て上げよ う と し た の は …。
≪(戸 の 開く 音 )
どう し て 処理 し た はず の 携帯電話 が
ここ に ある の か って 不安 だった でしょ う ?
先生 の 携帯 は 見つかって い ない 。
ちゃんと 君 が 処理 を し た はず だ から 。
それ は 羽柴 君 が 用意 し た 偽物 だ よ 。
君 が 真 犯人 な ん だ よ ね ?星野 さん 。
君 が 真 犯人 な ん だ よ ね ?星野 さん 。
どう した の ?小林 君 。
具合 が 悪く て 休んでる ん じゃ なかった の ?
うん 大丈夫 だ よ 。もう 解決 し た 。
そう … 。
星野 さん こんな 奇麗 な 顔 を し て いた ん だ ね 。
小学校 の ころ から 同じ クラス だった けど
でも 今 は 見える よ 君 という 人 が 。
星野 さん は 本当 に 先生 の こと が 好き だった ん だ ね 。
それ に ね こんな わな を 張ら なくて も
予感 は し て いた ん だ 。
僕 が 学校 に 復帰 し た あの 日
君 だけ が 先生 の こと を 「あんな 形 」って 言った ん だ よ 。
( 星野 ) 《 先生 が あんな 形 に さ れ ちゃって 》
先生 は 君 が 一 番 で なくなった こと を
ちゃんと 告げ た ん だ よ ね 。
(星野 )毎日 毎日 先生 が 小林 君 を 見 て いる ん だ と 思う と
胸 が 張り裂け そう で …。
小林 君 が 憎い 憎い 憎い って …。
ずっと 思って いた ん だ ね 。
私 は もう 一番 じゃ ない から 椅子 に でき ない …。
「本当 に ごめん ね 」って 正直 な 人 だった の 。
私 は ずっと 誰 から も 興味 を 持た れ て い ない
平凡 な 子 だった 。
じゃあ もう いい や って 私 は 死 の う と し た のに
先生 が 守って くれた …。
好き に なって くれた …。
「君 を 見て いた 」って …。
私 は 一 度 死んだ も 同然 だった の 。
そんな 私 に 価値 を くれた 。幸せ だった 。
私 は 先生 の 椅子 に なら な れる !
なり たい !椅子 に なりたかった の !
だから 終わらせた の 。
先生 を 私 だけ の 物 に する ため に …。
そ っか 。
何で そんな ふう に 平然 と し て いられる の ?
私 は あなた に 殺人 の 罪 を かぶせよう と し た の よ !?
楽しかった よ 星野 さん が 見え て 。
それ に 絶対 に 間違っちゃ いけ ない ゲーム だ よ 。
こんなに 楽しい の は 初めて だった 。
ありがとう 星野 さん 。
あなた いったい …。
(加賀 美 )小林 君 。加賀 美 さん 。
これ で 終わり です か ?
ああ 彼女 が 認め れ ば ね 。
これ 以上 嘘 を つき 続ける の は
先生 へ の 愛情 を 裏切る こと に なり ます から 。
だから 嘘 は つか ない よ ね ?
(星野 )先生 が あなた を 好き に なった 理由
分かった 。
先生 は あなた に 同じ に おい を 感じた の ね 。
心外 だ なあ 。
終わった ? 終わった の ?
花 菱 先生 ありがとう ござい ました 。
無理 に 芝居 を し て もらって …。
う うん 構わ ない の 。
でも 悲しい こと だ わ 。
生徒 が 犯人 だった なんて …。ええ 。
私 傷 つい ちゃった 。教師 やって いける かしら 。
が っ 頑張って ください 。うん 。
(加賀 美 )小林 君 私 たち は 君 に 謝ら なけれ ば ならない 。
気 に し て ませ ん 。 そんな こと より
この 先生 の 椅子 を 調べて ください 。
証拠 に なります よ 。 ( 加賀 美 ) えっ?
大切 な もの は 一番 そば に 置い て おきたい ん じゃない か な 。
( 加賀 美 ) これ が … 愛 の 形 だって ! ?
えっ 何 ?
ギャー ! !
<この 後 花 菱 先生 は 1 カ月 学校 を 休み ました >
星野 さん が 自供 し た そう です 。
罪 は 重い でしょ うね 。
椅子 に なれ て い たら 幸せ だった ん だが な 。
最初 に 小林 を すぐ に 釈放 させた の 明智 さん の 指示 なんです よね ?
犯人 の しびれ を 切れ させる ため に 。
あー 眠 れ ん 。
小林 が 利用 さ れた みたい で 嫌 です 。
それ は 本人 しだい だ ろ 。
分かり ませ ん よ !あなた みたい な 人 。
推理 したかった の は 小林 少年 だろ ?
あおった の は あなた です よ !
何で 君 が 怒る ん だ ?怒り ます よ !
≪戻り ました 。靴 脱げよ 。
≪ は ー い 。
加賀 美 あの ガレージ いずれ は 見つかった だろ ?
ああ 。だが 警察 の やり方 で は 時間 が かかった だろう 。
すごい な 小林 君 は 。
どの 道 小林 は 釈放 さ れ て い た って こと です か ?
おそらく は 。それ は どう かな 。
ぎりぎり の 推理 だった 。
犯人 が 折れた から うまく いった だけ だ 。
[TEL](メール の 着信 音 )(加賀 美 )おっと 。
事件 です か ?妹 だ 。
今日 こそ 帰って こい って 催促 だ よ 。
早く 帰ら ない と です ね 。シスコン め 。
失礼 な こと を 言う な 。
では ね 羽柴 君 。はい 。
小林 君 もう 危ない こと に は 近づか ない ように 。
加賀 美 さん って いい 人 みたい です ね 。
みたい な だけ だ 。人間 本性 は
どう なって いる か 分からん 。興味 も ない が な 。
で で 明智 先輩 ! 合格 です か ?
ん ?
ぎり だ な 。
ちょっと !
やった ー ! !
小林 も 何 喜んでる んだ よ !
だって 楽しい …楽しい ん だ !
やっと …生きてる !
♪~