Bakemonogatari Episode 4 (2)
( 八九 寺 ) 行き ます !
( 阿 良 々 木 ) それ で さっき の 話 だ けれど お 母 さん って ?
母親 だって 親戚 の うち でしょ う
いや そりゃ そう だ けど さ
それ に お 母 さん と いって も
残念 な こと に もう お 母 さん じゃ あり ませ ん から
ああ …
( 八九 寺 ) 綱 手 と いう の は 3 年生 まで の 私 の 名前 で し た
お 父さん に 引き取ら れ て
八九 寺 へ と 名字 が 変わっちゃ い まし た けれど
あっちゃ ~
偉 そう に 年上 ぶって
親孝行 しろ よ と か 言っちゃ っ た よ 僕
( 八九 寺 ) いえ 別に 今日 が 母 の 日 だ から と いう こと で は ない です
お 母 さん の 家 は 機会 さえ あれ ば いつ でも 来 たい 場所 です から
なるほど ね
だけど 何度 訪ね て も いつ でも たどり着 け ませ ん けれど
( 阿 良 々 木 ) その とき 蝸牛 に 遭った って わけ か
( 八九 寺 ) 遭った と いう か よく 分かり ませ ん が
( 阿 良 々 木 ) お前 も いろいろ 大変 だった ん だ な
ガウ !
( 阿 良 々 木 ) 痛 ( い ) って !
いきなり 何 す ん だ この ガキ
( 八九 寺 ) う ~
( 阿 良 々 木 ) 痛い ! 痛い 痛い
痛い って !
てい !
( 八九 寺 ) ぐ っ
う … う う …
う う …
フッ
いや 笑え ない な
2 回 目 以降 と な っち まう と
ただ むなしい だけ の もん な ん だ な 勝利 なんて
( 阿 良 々 木 ) 小学生 女子 を 2 回 も 殴りつけ 失神 さ せ た 挙句 に
ニヒル を 気取って たそがれ て いる 男子 高校 生 の 姿 が そこ に は あった
て いう か それ も 僕 だった
( 羽 川 ( はね かわ ) ) 怖い 顔 に なって る よ 阿 良 々 木 くん
( 阿 良 々 木 ) あ … はっ 羽 川 ?
( 羽 川 ) びっくり し た み たい な 顔 に なった ね
うん まあ そっち の ほう が いい か な
フッ
どう し た の ? 何 やって る の こんな とこ で
ちょっと まあ 暇 つぶし って いう か
ああ そう な ん だ
私 も 暇 つぶし かな
私 家 い づらい から さ 日曜日 は 散歩 の 日 な の よ
( 阿 良 々 木 ) 気 遣い 過ぎ だ と 思う けど な
( 羽 川 ) フフッ
ねえ ところで 阿 良 々 木 くん その 子 妹 さん ?
( 阿 良 々 木 ) えっ と 迷子 の 子 だ よ 八九 寺 真 宵 ( まよい ) って 名前
八九 寺 か 関西 圏 じゃ よく 聞く 言葉 だ ね
そう いえ ば
「 東雲 ( しの の め ) 物語 」 に
出 て くる お 寺 って 確か …
あっ あれ は でも 漢字 が 違った っけ
( 阿 良 々 木 ) お前 は 何でも 知って る な
何でも は 知ら ない わ よ 知って る こと だけ
( 八九 寺 ) ん ん … ( 羽 川 ) ん ?
( 八九 寺 ) ハア …
こんにちは 真 宵 ちゃん
私 この お 兄ちゃん の お 友達 で 羽 川 翼 ( つばさ ) って いう ん だ よ
話しかけ ない で ください あなた の こと が 嫌い です
あれ ~ 嫌わ れる よう な こと し ちゃ った かな
うり うり
う … う う …
かわいい ね 真 宵 ちゃん
いや ~ ん ホント 食べ ちゃ い たい くらい ウフッ
あっ でも ね
お 兄ちゃん の 手 いきなり かん だ り し ちゃ ダメ じゃ ない
め っ !
あ … ああ …
ほら ごめんなさい は ?
ご っ ごめんなさい で し た 阿 良 々 木 さん
( 阿 良 々 木 ) え ?
( 羽 川 ) それ に 阿 良 々 木 くん も ダメ だ よ
( 阿 良 々 木 ) ダメ だ よ って や っぱ 暴力 ?
( 羽 川 ) もちろん 暴力 も ダメ だ けれど ね
でも 子供 を たた い たら
たたか れ た こと を 納得 できる だけ の 理由 を
話し て あげ なく ちゃ ダメ
お前 と 話す と ホント 勉強 に なる な
フフ フッ
で 迷子 な ん だ っけ ? この 辺 な の ?
何なら 案内 できる と 思う けど
( 阿 良 々 木 ) えっ と いや 今
戦場 ヶ 原 に 人 を 呼び に いって もらって る ところ だ から
( 羽 川 ) あれ 阿 良 々 木 くん 戦場 ヶ 原 さん と 一緒 だった の ?
ん ? あっ
この 前 阿 良 々 木 くん
戦場 ヶ 原 さん の こと に つい て 私 に あれこれ 聞い て き た よ ね
ん ?
ん …
( 手 を 打った 音 )
ああ そ っ か そう いう こと
お前 の そう いう 妄想 力 って
や おい 好き の 女子 も そこ の け だ よ な
や おい ? 何 それ
( 阿 良 々 木 ) “ やま ナシ おち ナシ 意味深長 ” の 頭文字 だ
( 羽 川 ) ウソ っぽい ね いい わ 今度 調べ て みる
( 阿 良 々 木 ) 真面目 だ な
( 羽 川 ) じゃ 邪魔 する の も なん だ し 私 もう 行く ね
お邪魔 し まし た 戦場 ヶ 原 さん に よろしく ね
( 阿 良 々 木 ) だ から 誤解 し てる ぞ
あっ そう だ 羽 川 一応 1 つ だけ 聞か せ て くれる か
この 辺 で 綱 手 さん って いう 家 知って る ?
綱 手 さん ?
う ~ ん えっ と
( 羽 川 ) いや 知ら ない わ
( 阿 良 々 木 ) 羽 川 でも 知ら ない こと が ある ん だ な
( 羽 川 ) 言った でしょ ?
私 が 知って る の は 私 が 知って いる こと だけ な の
他 の こと は からきし ね
ああ そう
期待 に 添え ず 申し訳ない ね
( 阿 良 々 木 ) いやいや
( 羽 川 ) じゃ 今度 こそ バイバイ
( 着信 音 )
( 阿 良 々 木 ) お っ
( 着信 音 )
戦場 ヶ 原 の 携帯 番 号 を 入手 し た 瞬間 だった
( 忍野 ) まったく 日曜日 の 朝 の 惰眠 を 邪魔 する なんて
ツンデレ ちゃん は ひどい 子 だ よ
( 阿 良 々 木 ) ツンデレ ちゃん ? ああ 戦場 ヶ 原 の こと か
( 電話 : 忍野 ) しっか し よく も まあ こんな 短 期間 に
そう も いろいろ な 怪 異 に 出 遭 える もん だ よ 阿 良 々 木 くん は
行き 遭った の は 僕 じゃ ない よ
( 電話 : 忍野 ) ん ? そう な の かい ?
( 阿 良 々 木 ) 蝸牛 に 行き 遭った の は 八九 寺 真 宵 って 名前 の 子供 だ よ
( 電話 : 忍野 ) ああ 八九 寺 真 宵 か
ハハッ なるほど ね 見え て き た 見え て き た
八九 寺 つ ったら あれ 「 東雲 物語 」 の 第 5 節
羽 川 も そんな こと 言って た な
( 電話 : 忍野 ) ん ? 何 だい ツンデレ ちゃん
どう し た 忍野 ?
( 電話 : 忍野 ) あ ~ ふ ~ ん …
( 阿 良 々 木 ) は あ ?
( 電話 : 忍野 ) ハア ~ 阿 良 々 木 くん は 本当 に 甲斐 性 なし だ な
あ ? 何 だ よ いきなり
( 電話 : 忍野 ) ツンデレ ちゃん に こんなに 気 を 遣わ せ ちゃ って
ツンデレ ちゃん が 責任 を 感じ ちゃ って る じゃ ない か
ああ いや 戦場 ヶ 原 を 巻き込 ん だ の は 悪かった と 思って る
( 電話 : 忍野 ) そう いう 意味 じゃ ない よ った く
阿 良 々 木 くん 自分 の こと と 委員 長 ちゃん と ツンデレ ちゃん と
3 つ 立て続け に 怪 異 を 解決 し ちゃ った もん だ から
ちょっと 調子 こい ちゃ った ん じゃ ない の ?
( 阿 良 々 木 ) 別 に そんな つもり は ない よ
( 電話 : 忍野 ) それ に 怪 異 に 遭った とき
僕 み たい な の が そば に いる ケース なんて
普通 は あり え ない ん だ から
まして 電話 で 要件 を 済ま さ れる と は
思い も よら なかった よ
( 阿 良 々 木 ) まあ 安易 だった と は 思う よ
( 電話 : 忍野 ) あと 年頃 の 女の子 を 1 人 で
怪しい 男 が 寝泊まり し て いる 場所 に 送り込む なんて の も 感心 し ない よ
でも お前 は 別に 何 も し ない だ ろ ?
( 電話 : 忍野 ) 信頼 は 普通 に ありがたい けれど
阿 良 々 木 くん が 僕 を 信頼 し て くれ て いる ほど に は
ツンデレ ちゃん は 僕 を
信頼 し て くれ て いる わけ じゃ ない ん だ から
う わ !
何 も し ない 何 も し ない って !
ホッチキス を 構える の を やめ て くれ ツンデレ ちゃん
ホッチキス ?
( 電話 : 忍野 ) ハア びっくり し た
ツンデレ ちゃん は 怖い ツンデレ ちゃん だった ん だ な
えっ と じゃあ …
ああ もう や っぱ 電話 は 苦手 だ な 話し にくい や
話し にくい って そんな …
( 電話 : 忍野 ) じゃあ こう しよ う
迷い 牛 対策 は ツンデレ ちゃん に 伝え て おく から さ
阿 良 々 木 くん は そこ で そのまま じっと し て て よ
対策 って 人づて で 大丈夫 な の か
あの 戦場 ヶ 原 の とき の あの 儀式 みたい な の は 必要 ない の か
( 電話 : 忍野 ) ない よ 蝸牛 は 蟹 ( か に ) ほど 厄介 じゃ ない
だって 神様 じゃ ない もん
お化け だ な どっち か って 言う と 幽霊 と か そっち の 類
( 阿 良 々 木 ) 幽霊 ?
( 電話 : 忍野 ) ああ それ から 阿 良 々 木 くん は 知って る かな
四国 八十八 か所 と か 西 国 三十三 所 と か
( 阿 良 々 木 ) ああ まあ それ くらい なら さすが に
( 電話 : 忍野 ) まあ 八九 寺 って の も いわば その 一種 だ ね
( 阿 良 々 木 ) ふ ~ ん
ある じゃ ない
そう いう 解釈 が 広がっちゃ っ て
八九 寺 と いう くくり は その うち に 廃れ ちゃ った
( 阿 良 々 木 ) うん
( 電話 : 忍野 ) で そう いう 経緯 歴史 を 理解 し た うえ で
改めて 八九 寺 真 宵 って 名前 を 見る と どう だ ろ う
妙に 意味 あり げ で 困っちゃ う よ ね 普通 は
意味 あり げ ?
( 電話 : 忍野 ) 阿 良 々 木 くん が 最初 の 段階 で
それ を 感じ て くれ て い た なら よかった ん だ けれど ね
よかった って 何 が だ よ
( 電話 : 忍野 ) じゃ 詳細 は ツンデレ ちゃん に 言 っと く から
( 阿 良 々 木 ) あ … ああ
( 電話 : 忍野 ) もっとも ツンデレ ちゃん が
それ を 素直 に 教え て くれ れ ば いい けど ね
え ?
( 不通 音 )
( 阿 良 々 木 ) どう いう こと だ よ
ハア と いう わけ だ 八九 寺 何とか なり そう だ ぞ
( 八九 寺 ) 印象 と し て は
あまり 何とか なり そう な 会話 で は あり ませ ん でし た が
それ は ともかく 阿 良 々 木 さん
何 だ よ
私 は おなか が すい て い ます よ
♪ ~
~ ♪
( 火 憐 ) 火 憐 だ ぜ ( 月 火 ( つき ひ ) ) 月 火 だ よ
火 憐 ちゃん 剣道 の 試合 じゃ ガッツ ポーズ 禁止 って 本当 ?
( 火 憐 ) そう らしい ぜ 応援 も 禁止 だ
( 月 火 ) 握手 する の も 禁止 ?
( 火 憐 ) 禁止 禁止 試合 後 の ハグ なんて あり え ねえ
( 月 火 ) 厳しい ね
( 火 憐 ) まあ 武器 持っちゃ っ てる し な
( 月 火 ) だ けど 私 に 言わ せ れ ば 武器 より も 防 具 の ほう が 怖い よ
( 火 憐 ) に ゃ ?
( 月 火 ) 面 胴 小手 あそこ まで 守り を 固め なく と も
( 火 憐 ) 守り すぎ て 逆 に 怖い ?
( 月 火 ) で は ここ で 初めて の 予告 編 クイズ !
( 火 憐 ) 4 回 目 だ ぜ ?
( 月 火 ) ケータリング と いえ ば 出前 です が
( 火 憐 ) 出前 だ な
( 月 火 ) これ 携帯 電話 っぽい よ ね ( 火 憐 ) ん ん ?
( 月 火 ) そこ で 私 は 携帯 電話 の 使用 を
ケータリング と 名付ける こと を 提唱 し ます
( 火 憐 ) ん ん ん ?
( 月 火 ) コラ 電車 の 中 で は ケータリング 禁止 !
( 火 憐 ) そりゃ 禁止 だ ろ
( 月 火 ) いつ まで も ケータリング し て ない で お 風呂 入っちゃ い なさい
( 火 憐 ) クイズ 出し ちゃ い なさい
( 火 憐 ・ 月 火 ) 次回 「 まよい マイ マイ 其 ノ 参 ( その さん ) 」
( 月 火 ) ケータリング でも 見 れる かな ( 火 憐 ) ワンセグ も なん だ