Kobato . Episode 22
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( こば と ) ふ ふ っ … 。
・~
・ 「 どう すれ ば いい ん だ っけ 」
・ 「 あたりまえ の こと って いつも 難しい な 」
・ 「 嬉しい とき 笑って 」
・ 「 好き な とき に 歌い たい だけ な のに 」
・ 「 いつか 願い は 叶う と 」
・ 「 でも いつ かって どれ くらい ? 」
・ 「 待ち きれ ない よ 」
・ 「 123 ! の 合図 で 両手 広げ て 」
・ 「 全身 に ひかり を 集め て 」
・ 「 どこ に ある の 教え て 私 に できる こと 」
・ 「 めいっぱい 傷 つい て せい いっぱい 走って 」
・ 「 何 十 回 転 ん で 泣 い て 」
・ 「 それ でも また あきれる くらい 」
・ 「 明日 を 信じ てる 」
・~
( 小鳥 の さえずり )
ふ ふ っ 。
( いおり ょぎ ) こば と 。
何 眠り ながら 笑って ん だ ?
え ? 私 笑って まし た ?
世にも お 幸せ そう な 顔 で ニンマリ と な 。
よっぽど 良い 夢 でも 見 て た の か ? はい !
ずっと 前 に … 。
あれ … ?
あの … 。
ものすごく 幸せ な 夢 だった ん です けど 。
行き たい 場所 の 夢 だった ん じゃ ねえ の か ?
えっ ?
・ ( 扉 の 開閉 音 )
あ … 。
・~ N 回想
・~
( ため息 )
・~
( 足音 )
おはよう ござい ま ~ す !
( 清 花 ) おはよう こば と ちゃん !
今日 は どこ を 片づけ ます か ?
( 藤本 ) お 先 に 失礼 し ます 。 ( 桃 矢 ) お 疲れ さま 。
う ~ ん ふ っ !
大変 でしょ う ? 何 枚 も あって 。
大丈夫 です ! どんどん 頑張り ま ~ す !
そう ね 。 新しく なる ため に は 捨て ない と ね 。
捨て ない と … か 。
縛った 物 から 玄関 に 運び ま しょ う 。 はい !
ほ い っ !
これ が 終わったら お茶 に し ま しょ う 。 はい !
藤本 君 が い ない と ちょっと 大変 ね 。
お 仕事 が 忙しい ん です よ ね 藤本 さん 。
ありがとう ござい まし た 。
( 店主 ) バイト 無理 し て 入る 事 ねぇ ん だ ぞ 。
いえ 入れ て 下さい 。 稼ぐ 必要 は ない ん だ ろ う ?
クビ なら そう 言って 下さい 。
違う って ! そう じゃ ねぇ ん だ よ ! →
もう … 分かって ねえ な 。
ごめん ね 。 ん ?
保育 園 閉める って 決め た 事 。
えっ ? でも ね これ だけ は 分かって … 。
今 私 は これ で よかった と 思って る の 。
後悔 は し て ない わ 。 沖 浦 に 言わ れ たから じゃ なく て →
最後 の 最後 に 決め た の は 私 。
そう 思って る の よ 。
はい … 。
( ノック )
なん だ ? 保育 園 に 来 て もらえ ませ ん か ?
あの … 藤本 さん の 荷物 が 残 っ … 。
ない ! え ?
全部 捨て て くれ て かまわ ない 。 でも … 。
忙しく て 行け ない 。 ( 閉 音 )
あ … 。
・~
( ケータイ の 操作 音 )
藤本 です 。 すみません が 1 時間 ほど 入る の 遅れ ます 。
・~
( 足音 )
( 扉 の 開閉 音 ) ん ?
藤本 さん … ?
( 駆け寄る 音 )
あ … 。
・~
回想
・~
( クラクション )
( ブレーキ 音 )
( 運転手 ) 危 ねえ ぞ !
( 走り去る 音 )
( 扉 の 開閉 音 ) あれ ?
今日 遅く なる って 聞い た ん だ けど 。
早く 終わった んで 。
ふ ~ 。 なに 心 気 臭い 顔 し て ん だ よ 。
こっち まで ジメジメ ウツウツ し て くる だ ろ う が !
すみません … 。
何 を 考え てる ? 何 が し たい ?
分かり ませ ん 。 でも … 。 でも ?
ここ が 痛い ん です 。 よもぎ 保育 園 が 閉園 に なって →
それ は 清 花 先生 に は 良い 事 で … 。
なのに … 。
藤本 か ?
えっ ? 藤本 さん です か ?
何 だ よ その リアクション ! へ っ !
自覚 ねえ の か よ ?
は あ ?
やれやれ まったく よ … 。
・~
・~
( 掃く 音 )
( 千 歳 ) 清和 君 ? おはよう ございます 。
今日 も バイト な の ? そうです 。
だって 今日 は 保育 園 の 建物 の 取り壊し の 日 … 。
いって き ます 。
今日 くらい 休め ば いい のに 。
さて ! 隣 も 出かけ た 事 だ し オレ も ちょっと 行って くる か 。
お出かけ です か ? ああ 夜 に は 戻る 。
そんな 顔 す ん じゃ ねえ !
ふ ぁ い 。
お前 も 急げ 。 遅れる ぞ 。 はい 。
( 作業 員 ) オーライ ! オーライ ! オーライ …→
ストップ !
( 宮田 ) お 疲れ さん です 。
先生 荷物 は もう ? 昨日 運び出し まし た から 。
早速 作業 に かかって も いい ん だ な 。
あの 目つき の 悪い ヤツ は ? お 仕事 です 。
なん だ 愛想 ねぇ な 。 →
世話 に なった とこ だって の に 冷たい もん だ 。
冷たく あり ませ ん !
藤本 さん は お 忙しい ん です !
ああ … 悪かった よ 。
沖 浦 さん から 頼ま れ た ん だ よ くれ ぐれ もって な 。
しばらく 来 られ ない から って 。 はい 聞い て ます 。
いろいろ と 上 の 方 で あった みたい だ な 。
オレ ら み たい な 下っ端 に は 分か ん ねぇ 事 だ けど な 。
そ それ で 沖 浦 さん は ? 心配 ない うまく やる さ 。
沖 浦 さん だ もん よ 。
( 俊彦 ) 清 花 先生 ! →
こば と ちゃん ! 皆さん !
どう し た の ? 今日 で さよなら だ から 。
( 満里奈 ) 見 に 来 た の 。 ( 義男 ) お 母さん に 言って き た よ 。
そう 。 ありがとう 。
( 作業 員 ) 大将 ! 始め て いい かい ?
先生 。 始め て いい っす か ?
・~
お 願い し ます 。
さあ 危ない から 下がって い ま しょ う ね 。
( 一同 ) は ~ い !
おう やって くれ !
( エンジン 音 )
( 機械 音 )
・~
( 崩落 音 )
・~
バイバイ 。
・ ( 玄 琥 ) もう 一 度 言う ぞ 。 →
そい つ は 無理 な 相談 だ 。
あきらめろ 。
てっ !
( 瑞祥 ) 玄 琥 様 ずるい です よ ! みんな で 先 に おやつ なんて !
いただき ま ~ す ! ムシャ ムシャ … 。
( 玄 琥 ) 瑞祥 ! ムシャ ムシャ … 。 静か に しろ 。
はい ? あ ? え ?
えっ ~ うし ゃぎ さん を 捕まえる で すって ぇ ~ !
そう だ 。 うし ゃぎ さん を 人質 に あいつ に 話 を つける 。
神 が そんな 取引 に 応じる と 本気 で 考え てる の か ?
何も し ねえ より は マシ だ ろ う が 。
( 銀 生 ) オレ たち の 今 も 含め て そんな 軽い 契約 じゃ ない 。
銀 生 の 言う とおり だ 。 お 前 より よっぽど まとも な 事 を 言う 。
う っ … 。
事 の 軽 さ 重 さ な ん ざ N 後 から 幾ら でも 変え られる !
いいかげん に しろ よ ! お前 は あの 時 何も 学ば なかった の か ?
あ ~ お 二 人 と も !
また ご り 押し しよ う って の か ?
傷つく の は 誰 か 分かって ない なら 教え て や ろうか !
すま ん 。
( 瑞祥 銀 生 ) えっ
ゴホッ 。 ま ぁ いい 。
神 が お前 に 学ば せよ う と し た の は 「 待つ こと 」 かも な 。
へ っ ! そりゃ 確かに オレ の 苦手 分野 だ 。
おい !
分かった よ ! 何も し ねえ よ 。
( ドア ベル )
回想
( 泡 の 音 )
・~
オレ は い お ろ ぎ 。 これ から お前 と 共に 在る 者 だ 。
・~
( 宮田 ) 先生 。 片づけ が 終わったら 立ち入り 禁止 に なる から 。
はい 。 ご苦労さま です 。 うん 。 先生 たち も 元気 で 。
じゃあ 。 ( エンジン 音 )
それなり の 広 さ だ と 思って た けど こう やって 見る と … 。
ねっ 。
こば と ちゃん お 願い が ある の 。 いい ?
えっ … ? はい 。
藤本 君 の 力 に なって あげて 。
よもぎ 保育 園 は 藤本 君 を 縛りつけ て い た の かも しれ ない 。
縛りつけ てる って 何 に です か ?
藤本 君 が 頑張り 屋 の 藤本 君 で 居 続ける 事 に 。
あ … ?
私 も 藤本 君 に 頼って しまって 。
もっと 早く 気づ い て あげ られ れ ば よかった ん だ けど 。
回想 助かる わ 藤本 君 。
清和 先生 オルガン 弾 い て !
( ブレーキ 音 )
( 衝突 音 )
自分 の ため に 自分 の 好き な 事 を し なさい って →
言って あげ れ ば よかった 。 そんな ! 藤本 さん は 本当 に →
一生懸命 … ! ええ 。 だからこそ 余計 に ね … 。
頑張り すぎる 藤本 君 だ から こそ 。
だから こば と ちゃん 藤本 君 を お 願い ね 。
そば に い て あげて 。 清 花 先生 が … 。
それ は 私 の 役目 じゃ ない の 。 →
もう そう じゃ ない の よ 。
( 千 帆 ) ハァ ハァ … 。 こば と さ ~ ん !
( 千 世 ) こば と さ ~ ん ! ただいま です 。
こば と さ ん ! 大変 な ん です !
えっ ?
う っ … 。
堂 元 お前 … 。
( 堂 元 ) 約束 どおり よもぎ 保育 園 の 人 に は 連絡 し なかった よ 。
管理人 さん に は 言った けど 。 ち っ !
ごめん ね こば と ちゃん 。 心配 さ せ たく なかった ん だ って 。
こいつ なり の 気遣い … 。 あっ … 。
( ため息 )
( 藤本 こば と の 足音 )
あの … 腕 … 。
良かった です お ケガ が 軽く て 。
あまり 無理 は し ない で 下さい ね 。 みんな 心配 し ます 。
片手 が 使え ない と 不便 です よ ね 。
私 に 出来る 事 が あったら 是非 言って 下さい 。
最初 に よもぎ 保育 園 で 会った 時 言った はず だ よ な 。
えっ ? 同情 や 好奇心 なら やめろ って 。
オレ の 事 を かわいそう だ と 思って る なら やめ て くれ 。
違い ます ! 迷惑 な ん だ よ !
( 強風 )
違う … 藤本 … 。
( 足音 )
違う … 。
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( うし ゃぎ さん の 笑い声 ) あ … ?
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私 に … です か ?
えっ ?
次 の 満月 まで に コンペイトウ を 集めろ だ と よ 。
さも ない と 契約 に 従って お前 の 行く末 は 決まる 。
うし ゃぎ さん よ !
どう すれ ば その 期限 を 延ばせ る ん だ ?
( 銀 生 ) これ から どう なる ?
どう す べき だ と 思う ? さあ な あいつ 次第 だ 。
責任 を 感じ てる 事 は 確か でしょ う ね 。
あの 戦い が なけ れ ば あの 子 が … 。
とばっちり を 食らって あんな 事 に なら ず に 済 ん だ … か 。
オレ に 出来る 事 は 何 だって やる !
だから 季節 が もう 4 つ 巡る まで →
いや 1 つ で も いい !
この とおり だ !
ダメ だって か よ !
おい !
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・ 「 無くし た もの と 」
・ 「 集め た もの の 狭間 に 」
・ 「 あなた の 笑顔 落ち て い た の 」
・ 「 届き そう で 届か ない 」
・ 「 と ん で いける わけ じゃ ない し 」
・ 「 笑わ せ て あげ たい だけ な のに 」
・ 「 役立た ず の この 翼 」
・ 「 なんの ため に ある の だ ろ う 」
・ 「 あなた の そば で 笑う よ 」
・ 「 わたし に できる こと 」
・ 「 あたためる だけ でも いい の か な 」
・ 「 せめて つつみ たい 」
・ 「 気付く の その ため の 翼 と 」
・ 「 今 こそ わたし 笑う よ 」