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勇者ヨシヒコと導かれし七人, 勇者ヨシヒコと導かれし七人#11

勇者 ヨシヒコ と 導か れ し 七人 #11

< 監督 の 福田 で ~ す 。 あと 2 回 だ よ !>

ここ が 魔 王 の 城 …。

( メレブ ) なんという か …。

初めて で は ない か ? こういう の 。

( ムラサキ ) 何 が だ よ ?

わりと 今 まで っぽく なかった じゃ ん 。

え ? こんな とこ に 魔 王 い ます ? 的な 風 な 場所 だった でしょう 。

でも なんか 今回 は …。

ちゃんと い そう … 魔 王 。

( 雷鳴 )

お っ そうだ な 。 ここ で 仏 の お告げ だ わな 。

そう だ わな 。

パシフィコ ~! パシフィコ ~!

仏 お告げ を !

あ ~ パシフィコ って 言った のに ~ 返事 した ~!

ニュアンス は 似て る けど ~ 横浜 の 建物 な のに ~ 返事 した ~。

おい 仏 ! おい おい おい 仏 ! おい おい 仏 ! おい 仏 !

ん ? どうした ? ん ? なんだ よ ? どうした ?

ん ? うるさい ! どうした ?

俺 たち 今 魔 王 の 大神 殿 なう な わけ 。

あっ ! 今 と なう が ~ ダブ り ました ~!

そんな こと どうでも いい んだ よ !

とにかく この 状況 で なぜ パシフィコ を 繰り出して こ れる ?

えっ なんで って さ …。

なんか 楽しい … おもしろい か な と 思って 。

いや おもしろく ねえ だろう よ 。 いや みんな が 笑う か な と …。

笑って くれる か な と … 笑顔 に なって くれる か な と 思った の 。

仏 ! 我々 は ここ まで たどり着き ました 。

ここ から どう すれば ?

ごめん … ちょっと ごめんなさい 。

ちょっと それ は いい んだ けども 。 よくも ない けど さ …。

それ は ちょっと ごめん 。 それ より も ちょっと ➡

仏 ちゃん ちょっと 気 に なる こと が ある 。

ヨ … ヨッ 君 ? ヨシ 君 … ヨッ 君 は その メガネ さ ➡

いよいよ … いよいよ ハンズ …。

ハンズフリ ー … の 領域 に 達して る ? ねぇ ?

このまま 大 神殿 に 入り 魔 王 の 対峙 した とき ➡

七 つ の 玉 で 玉 人 を 召還 すれば 勝てる のです か ?

はい じゃあ お告げ を 言わ せて もらい ましょう 。

お 願い し ます 。

もちろん 七 人 の 助け 人 は 魔 王 の 弱点 を 突く こと は できる 。

しかし 魔 王 の 最後 の 弱点 を 突く の は ➡

お前 な のだ ヨシヒコ よ 。

最後 の 弱点 ?

そう だ 。 文字どおり ➡

トドメ は お前 が 刺さ なければ なら ない 。

わかり ました 。 うん 。 その ため に は ➡

魔 王 大神 殿 から 三 つ の 宝 を 奪わ なければ なら ない 。

まず 一 つ が 賢 者 の 石 。

ハリ ー ポッタ ー !

ええ これ は です ね 魔法使い が 持てば ➡

すべて の 呪文 を 手 に 入れる こと が できる と いう 宝 だ 。

それ じゃ 私 が 。

なんで ? それ が よかろう 。

ムラサキ が 持つ の が よかろう 。 なんで ?

うん 。 そして 二 つ 目 が 炎 の 刃 。

炎 の 刃 ?

うん 。 これ を 持てば ああ …。

誰 より も 強く 剣 を 操る こと が できる 。

それ ならば 俺 が 持とう 。

うん それ が よかろう 。

そして 最後 が 文字どおり トドメ の 剣 。

わ っ かり やすい 名前 だ な 。

うん 。 これ を ヨシヒコ が 持ち 魔 王 に トドメ を 刺す のだ 。

トドメ の 剣 … 必ずや 手 に 入れ ます 。

うん 。 さあ 行く のだ 。

今 大神 殿 は いまだかつて ない ほど の ➡

厳しい ダンジョン に なって いる 。 それ を すべて クリア し …。

おいおい 仏 ! おい ! 仏 ! おい ! おいおい おいおい 仏 …。

お前 ちょっと やめろ ホント いいかげんに しろ バカ 野郎 。

そんな こと で 時間 かけ ん な バカ !

俺 は ? ん ? 何 が ? ん 何 ?

いや 俺 の アイテム は よ ? って 。

ない ね 。

えっ ? おい どうした ? 仏 どうした ? おい どうした ?

いや なんで だ よ だって お前 は さ お前 って ば さ ➡

やっ ぱさ ~ そのまま の お前 が いい よ 。

お ぉ ~ いや それ 結婚 決める 女 か ➡

決めた 女 に 言わ れたら 嬉しい けども よ ➡

そんな ボツボツ 頭 の ペヤングフェイス ペヤング 星 人 に 言わ れて も よ ぉ 。

ごめん わかった わかった 。 あった あった !

そう だ あった わ ! お ぉ な んだ なんだ なに なに ?

最後 の 宝 は 鼻 と 口 の 間 に 装備 する ブラックダイヤモンド と いう 宝 。

ある わ ! もう それ ある わ ! ブラックダイヤモンド ある わ !

ウソ どこ に どこ に あん の ?

お っ ! すでに 持って おった か !

ならば お前 は すでに 無敵 !

適当な こと 言って んじゃ ねえ よ !

この ホクロ で 人生 一 度 も 得した こと ねえ よ !

まあ ステキ で は ある けども 。

はい 。 で は この 3 つ の 宝 を 手 に 入れ ➡

魔 王 を 倒す のだ !

パシフィコ 横浜 !

おうおう な んだ よ 。 なんで 最後 横浜 つけた ?

アイツ また 言 いやがって 。 行き ましょう 。

まずは 3 つ の 宝 を 手 に 入れ なければ 。

なんで 俺 だけ ない か なぁ 。

何 だ ここ は ? この先 の 険し さ に 即効 気づか さ れる 神殿 だ な 。

現れる 魔物 も 強そうだ 。 気 が 抜け ん な こりゃ 。

宝 箱 3 つ って 案外 ちょ ろ い と 思って た けど ➡

こんな 感じ だ と 厳しい な 。

なにしろ 魔 王 を 倒す ため の 武器 だ 。 そう 簡単に 手 に 入る わけ が ない 。

っと 言った 途端 に ? えっ きた ?

どう する ?

何 を 躊躇 して る んだ 。 さっさと 開ける ぞ 。

待て !

宝 箱 は ときに 命 を 奪う 呪文 を 持つ 魔物 だったり する 。

私 の 記憶 が 正しければ その 名 は ミミック 。

ヤツ は 見た目 は 普通の 宝 箱 …。

開けた 。

石 だ 。 石 が 入って い ます !

え ぇ ? 入って すぐ ? ゲット ?

えっ そんな ダンジョン あり ます ?

これ って 賢 者 の 石 だ よ ! 私 に ちょうだい !

う お ~! 呪文 入って きた ~!

すごい ! えっ 俺 も ! 俺 も !

俺 も 魔法使い です ! 僕 に も ください !

は いはい は いはい 。 はい !

(3 人 ) あっ !

割れた ?

割れ ました ね 。

何 か 呪文 は 入って き ました か ?

いいえ ひと つ も 。

あっ まあ 気 に する な 。 呪文 は 私 に 任せて ➡

ち み は 使え ない おかっぱ 君 と して 頑張り たまえ 。

ブラズ ー レ 。

おい もう 何 す んだ よ !

フフフ 。 ブラズ ー レ を 解く 呪文 は 持って い ない ようだ な 。

使え ない 魔法使い め 。

とにかく ムラサキ が すべて の 呪文 を 手 に 入れた の は 心強い 。

案外 残り の 2 つ も 簡単に 手 に 入る かも な 。 ハハハ 。

ハハハ 行き ましょう 。 おい 解けよ !

解いて ほしく ば メレブ 様 すみません と 言え 。

う ~ ん メレブ 様 …。

( メレブ ) ヨシヒコ 階段 が ある 。

どうやら ここ は 上 に 伸びる ダンジョン の ようだ 。

( ムラサキ ) ん ? でも 階段 しか ねえ じゃ ん 。

上 に 何も ねえ じゃ ん 。

( メレブ ) そういう もの な のだ 。

わかり ました 上り ましょう 。

ん ? ん ? 何 が 起こった ?

う ~ ん なんか 連れて かれた よ ね ? 我々 の 意思 と は 裏腹に 。

わから ない 感じ で も って かれた よ ね 。

何 か 気のせい でしょう 。 さあ 上り ましょう 。

ん ? 何 な んだ これ は ?

おかしい 。 どうして 階段 に 上がれ ない んだ ?

あり え ん こんな こと あり え ん !

あぁ ヨシヒコ 目 が 回った 限界 だ 。

クソッ 何 な んだ !?

あの 階段 を 上ら ない と 魔 王 の もと に たどり着け ない 。

あぁ それ よく ない ね 。 階段 上れ ない から ➡

魔 王 倒す の 諦め ました って それ 絶対 言え ない ね 。

何 な んだ よ この 滑る 床 。

おい おい 待て 。

この 床 模様 が まるで 矢印 の ようだ 。

何 だ と ? って こと は ?

矢印 の 方向 に 勝手に 進め られて いる と いう こと か 。

うむ その よう だ 。

何という こと だ !

それ で は 永遠に あの 階段 に たどり着け ない 。

冒険 は ここ まで か 。

それ は 違う ぞ ヨシヒコ 。 これ ぞ ダンジョン の 醍醐味 ぞ 。

ゴダイゴ ? 醍醐味 。

モンキ ー マジック じゃ ない 醍醐味 ぞ 。 いい か ヨシヒコ よく 聞け 。

どこ から 乗って どこ で 降りる か で ➡

この 床 は 階段 に たどり着ける ように なって る 。

その 証拠 に 階段 の あの 横 の 床 あれ は 階段 の ほう を 向いて いる 。

本当だ !

よく 見て よく 考えよ !

は はい …。

( メレブ ) お ~ ん ヨシヒコ 用心 して 用心 して !

ヨシヒコ が ひと り 乗る と みんな もって かれる システム だ から これ 。

私 ひと り が 乗って も 皆さん まで ?

うむ そういう もの な のだ !

考えよ !

( ムラサキ ) こう 行っちゃ う でしょ …。

( メレブ ) これ っ これ っ よく 考えよ !

ち 近かった ので …。 ( メレブ ) 近 か っ … 近 か …。

こっち 向いて おる で は ない か 矢印 が ~。 よく 考えよ 。

( ムラサキ ) ここ から 行く わけだ から …。 ここ で こう …。

あっ ! ねぇ ここ じゃ ね ?

この 入り口 じゃ ね ?

これ 。 そう な の か 。

うん うん 。

で ここ じゃ ね ?

( 一同 ) う お ~!

でか した ぞ ムラサキ !

( メレブ ) これ ヨシヒコ ! ケアレス ケアレス ! ノ ー ッ !

すみません 。

さすが 魔 王 の 大神 殿 だ 。 ああいった 罠 やら トリック やら が ➡

多数 仕掛け られて いる に 違いない 。

なるほど 。 慎重に 進ま なくて は いけ ませ ん ね 。

あぁ …。

おお この 廊下 に は 何の 模様 も ついて い ない 。

大丈夫だ 。 見て ください あそこ に 宝 箱 が !

( メレブ ) 確かに だ が こういった ところ に も ➡

罠 やら トリック やら が …。 取って き ます !

(3 人 ) ヨシヒコ !

ムラサキ 生き返ら せろ 。 ザオリク !

私 は …。 死んだ よ 。 なんだ と !

用心 して 進ま なければ と 自分 が 言った ばかりであろう 。

何 が どう なった のです か …。

あの 竜 の 置物 から 火 が 出て 直撃 した 。

一撃 で か ? うん 。

かなり 強い 力 な んだ と 思わ れる 。

メラゾ ー マ の 何 倍 も の 威力 な のだろう 。

よ ~ し 俺 は そこそこ 暑い の に 強い 。

行って くる 。 待て やめ れ !

「 俺 暑い の 得意な んで 夏 でも ス ー ツ っす 」➡

ぐらい の 暑 さ で は ない のだ ぞ 。 馬鹿 者 !

俺 は でき たて の 小 籠 包 を 丸ごと 食う こと が できる んだ !

ハハハ … ま ぁ 見て な ! ハハハ !

ダンジョ ー さん ! なん な んだ よ お っ さん !

ねえ なんで ? なんで 猫舌 じゃ ないで す レベル で ➡

超 絶 メラゾ ー マ に 勝てる と 思った の ?

でき たて の 小 籠 包 を 食べ られて も ダメ な の か 。

うん ダメ だ よ 。

しかし 私 は 激辛 の カレ ー でも 我慢 でき ます 。

行か ないで 。

軽い 気持 で 行か ないで 。

ザオリク !

あれ ? 俺 は 死んだ の か ? ハハッ 。

もう こっち 来て 危ない から そこ は !

あの さ マジックポイント も 無限に ある わけじゃ ない んで ➡

軽率に 死な ないで もらえ ます ?

ハァ … もう 何 か ある はずだ 。

この 火炎 放射 を くぐり抜け あの 宝 箱 に たどり着く 方法 が 。

わかった 。 簡単な こと です よ 。

下 を くぐれば いい んです よ 。 そんな 簡単じゃ …。

( メレブ / ムラサキ ) おい ~。

ザオリク !

私 …。 死んだ よ 。

なぜ だ ! もっと 慎重に 考え れ !

まさか 次 飛び越えよう と か 思って ない よ な ?

どうして わかった んです ? 無理だ ! メッ !

しかし ここ に は 大きな 岩 が ある 程度 で …。

これ だ ! ん ?

ほら 石 5 個 あんじゃ ん !

だから なんだ ?

竜 も 5 個 って こと は …。

ん ? え ? なんで わかん ない の ?

で 石 を 動かして 竜 の 口 を 塞げば い いって こと でしょう よ !

そう か ! まあ それ は そう かもし れ ん けど ➡

確かに 画面 上 と いう か ディスプレイ 上 で は ➡

大きな 岩 を ゴ ー ゴ ー っと 動かして ➡

まあ 落としたり 塞いだり して いた … 気 は する 。

なん なんだ ディスプレイ と か 画面 上 と か 。

う ~ ん まあ けど あれ よく 見て み ?

リアル だ と あれ だ ぜ ? はい 。

はい で なくて 。 ゲ ー ム で は 動かせる かも しれ ない けど ➡

リアル で は あれ だ ぜ ? って 。 なん な んだ よ ゲ ー ム って 。

あれ 動かせる ? 余裕 で トン ある よ 何 トン ある ? あれ 。

動かし ます 動かして 竜 の 口 を 塞ぎ ます 。

いや ヨシヒコ さすが の お前 でも 無理だ これ は 。

トン ある 岩 ぞ ! で そして 4 人 がかり でも 無理だ これ は 。

う っ ぬ ぅ ~ っ !

すげ え ヨシヒコ ! お ぉ マジ か !

さすが 勇者 。 これ で 竜 の 口 塞げ る や ん !

う ~ っ !

( メレブ ) おっと 行き 過ぎた 。 ( メレブ / ムラサキ ) おい ~。

う ~ っ !

( ムラサキ ) やった ぞ ヨシヒコ !

うむ うむ …。

そして ここ に は 仏 の 言って いた 炎 の 刃 が 入って いる に 違いない 。

炎 つながり で な 。

なるほど そう です ね 。

( メレブ たち ) うそ ~ ん 。

ここ まで 苦労 して ミミック は ない わ ~。

なに げ に よく ある ぞ 。

あの さ みんな バカ すぎて さ ザオリク 使い すぎて さ ➡

ほぼ マジックポイント 残って ない ん す けど 。

確かに 。 魔 王 の 城 は 一 度 の 攻略 で は 落とせ ん 。

何度 か 外 に 出て また 戻る の が 常 套 手段 だ 。

しかし 外 に 出て も また 魔物 に 会って ➡

体力 を 消耗 する ぞ 。

ムラサキ は もはや リレミト の 呪文 を 持って いる 。

リレミト ? ダンジョン を 脱出 できる 呪文 だ 。

それとも … それとも 私 の 呪文 で 戦い抜く か ?

魔 王 の ダンジョン で 使える 呪文 なんて 持って ない やろ が 。

しかし 神殿 の 外 に 宿屋 なんか ある か ?

そこ だ 。 問題 は そこ だ 。

確かに なかった 気 が する 。

え ~ っ ! じゃあ どこ で マジックポイント 回復 す んだ よ 。

ムラサキ あれ を 見ろ 。 ん ?

あれ ? 魔 王 の ダンジョン に 宿屋 なんて あん の ?

はい いらっしゃい 。 はっ !

お 一 人 1万 ゴ ー ルド だ よ 。 泊まる かい ?

あ ~ っ ! とうとう メ って 名前 に さ れる ~。

レブ が ファファファファ ー って 飛んで メ って 名前 に さ れる ~。

で かい 赤ちゃん の 世話 を さ せ られる ~。

お前 何 言って ん の ? おばあ さん メレブ さん を ➡

メ って 名前 に し ます か ? 何 言って んだ か さっぱり 。

私 は 徹子 って いう 名前 の ただ の おばさん だ から ね 。

徹子 殿 ここ は 本物 の 宿屋 か ?

どうして 魔 王 の 大神 殿 の 中 に ある ?

ん ? いや お前 すげ ぇ 儲か んだ よ 。

ここ に 来る 勇者 たち が どんどん 使って くれる から さ 。

もう 泊まっちゃ あ 出て って ボロボロ に なって 帰って きて ➡

また 高い 金 出して 泊まる から さ 。

お ~ 隙間 産業 だ な 。 よく目 を つけた な 。

徹子 さん 魔 王 は それ ほど まで に 強い のです か ?

ま ぁ 強い んでしょう ね 。

ま ぁ 今 まで 生きて 帰って きた 勇者 は ➡

い ない から ね 。 ヤツ に やられたら 生き返れ ない 。

今 まで の ように 教会 で 生き返れ ない から ね 。

それ は 本当だった の か 。

どう す ん だい ? 泊 まん の かい 泊 まん ない の かい 。

泊まる よ 。 はい 毎度 。

それ じゃあ 休む 前 に 私 の 部屋 で ➡

今 まで の 苦労 話 を たっぷり 聞く から ね 。

用意 して おきな ! ( ヨシヒコ たち ) は ぁ …。

あと 病気 に なって ね あの 入院 経験 ある 人 いる ?

あぁ ソイツ から はね 重点 的に 病気 の 話 を 聞く から ね 。

用意 して おきな ! ( ヨシヒコ たち ) は ぁ …。

あと ね 私 は 芸人 に は 厳しい よ 。

あ ~ お前 お前 お前 は 何 年 目 の 芸人 だ ?

ああ 僕 は 芸人 さん じゃ ないで す ぽい って 言わ れ ます けど ➡

芸人 さん で は ないで す 。 あ ~ ん 。

聞いて ます ?

永遠に 命 を 奪う … 魔 王 。

♬~

お ~! きた !

宝 箱 きた !

1 つ 目 見つかって から 長かった !

今度 こそ 宝 に 違いない 取って き ます 。

待て 。

どう し ました ? 床 の 色 が 違う の が 気 に なる 。

いや いける っ しょ 。

確か 毒 沼 って 紫色 だった じゃ ん 。

ああ そうだ 入る と どんどん 元気 が なくなる やつ だ 。

う ~ む ~。

そう です よ メレブ さん これ は 爽 や かな 青色 じゃ ないで す か 。

きっと 水分 を 含んで いる のでしょう 。

そう だ な おそらく そう だ 。

やっと 2 つ 目 の 宝 が 手 に 入る … う っ !

どうした ? ヨシヒコ 。

やっ べ ぇ 死に そう 顔 が 今にも 死に そう !

なん じゃ この 床 は 。

い 今 … 2 歩 歩き ました 。

あと 1 歩 歩いたら 死ぬ 予感 が し ます 。

いかん ! どう したら いい よ ?

あ ~ む ~ そうだ ムラサキ リレミト を 唱えろ 。

そ したら ここ から 脱出 できる 。 わかった リレミト !

く ~ リレミト は 使え ん の か 。

ル ー ラ だ ! ル ー ラ で ど っか の 村 に 飛ぼう !

それ だ ! ル ー ラ !

( 一同 ) あ ~ あ 。

( メレブ ) いって ~。

私 は …。 死んだ よ 。

やはり 。 おかげ さま で またもや ➡

マジックポイント を たくさん 使わ せて いただき ました 。

しかし 見て みろ 。

炎 の 刃 を 手 に 入れた ぞ 。

すごい !

しかし どう やって あそこ まで ?

う ~ ん それ は …。 どう やって ?

あの それ は だ から その 何て いう の ? あの ほら ➡

キミ が そこ に 棺桶 に なって くれた おかげ で ちょうど あの ➡

何て いう んだ ? あの こっか ら ちょうど 助走 を つけて ➡

バ ー ッ つ って ブワ ー ッ つ って パカッ つって ガッ テシッ バ ー っつ って 。

その もうそう だ ね あの 悪い な と 思った んだ けど 。

靴 は 脱いだ 靴 は 脱いだ うん よし 行こう 。 行こう 。

この 床 靴 を 脱いで …。 いい から 気 に す んな 。

ほら ほら はい 。

ヒャダルコ !

うりゃ ~!

すごい 。 ダンジョ ー さん が 格段に 強く なって いる 。

チョヒャド 。 あっ カ ー ディガン が 欲しい 。

強く なって る 。

とりゃ ~!

ふ ぅ ~。

さて さて あと は ヨシヒコ の トドメ の 剣 だけ だ な 。

そんな 大詰め を 思わ せる そんな 展開 の なか ➡

大詰め を 思わ せる 呪文 を 獲得 した 私 だ 。

あの さ いら ない 。 私 が すべて 持って る から ね 。

フフフッ お前 に イマサ ー ラ を 手 に 入れ られる の か ?

フタメガンテ を 手 に 入れ られる の か ?

だから それ が 必要な いっ つって ん の 。

しかし 魔 王 が どうしても 開け たい 瓶詰め を 持って いれば …。

持って い ない 可能 性 が 高い 。

そう ! です から !

今回 の 呪文 は 確実に 魔 王 に 効く 。

ホント かよ 。 すごい 。

今回 の 呪文 の 名 は …。

アサダ 。

今回 の 呪文 の 名 は アサダ 。

この 呪文 に かかった 者 は もう ジャンプ して 回転 する 。

もう 3 回転 3 回転 半 4 回転 と 。

そして この 呪文 は アサダ だけ に 魔 王 に 効く 。

アサダ 魔 王 に 効く 。

ダジャレ ? えっ 嘘 だ ろ ? ここ に 来て ダジャレ ?

魔 王 は もう 回転 回転 ステップ 回転 フィニッシュ !

もう 段取り だらけ で 戦い どころ で は ないで す ぞい 。

勝て ます ね 。 本当に 魔 王 に 効く の か ?

アサダ が 魔 王 に 効か ぬ わけ が ない 。

かけて ください 。 私 に アサダ を かけて ください !

よかろう ヨシヒコ 。

アサダ !

う っ …。

いい です よ 。 ヨシヒコ 選手 いい で すね 。

ヨシヒコ 選手 あっ いい です ね 。 これ いき ます か ?

シングルサルコ ー お ~ お ~! そして ?

そして ここ から シングルトゥル ー プ 。 お っ シングルトゥル ー プ 来 ました ね 。

こっち に 宝 箱 が ある 。

しかし なにやら 宝 箱 の 前 に 守り神 が ついて いる 。

守り神 。

あんなに も かわいい 猫 が 守り神 な の か 。

我々 は この パタ ー ン で 何度 も 痛い 目 に 遭って いる 。

あんな かわいい 猫 でも 魔 王 に トドメ を 刺す 剣 を 守って いる ヤツ だ 。

何 か ある に 違いない 。 そう かな 。

大丈夫だ よ 。 一緒に 遊んで やれば ご機嫌に なる さ 。

そう やって ダンジョ ー は また ~。

は ~ い 。 ニャンニャン 。 ニャンニャン しよう よ ~。

ダンジョ ー また ほら ~。

ひ ゃく れつ 肉 球 !

に ゃ に ゃ に ゃ に ゃ …。 うわ ~ に ゃ ~!

そら 言わ ん こっちゃ ない !

おのれ やはり キラ ー キャット だった か !

ひ ゃく れつ 肉 球 !

に ゃ に ゃ に ゃ に ゃ …。 ああ …。

に ゃ ~! に ゃ に ゃ に ゃ …。 ああ …。

に ゃ ~! に ゃ に ゃ に ゃ …。 つ ぁ つ ぁ …。

ダメ だ 敵 わ ない 。

に ゃ ~ もう だるい ニャン 。 チョコボ ー 食べ たい ニャン 。

あら ? アイツ もしや 怠け者 な ので は …。

ヨシヒコ 斬る なら 今 だ !

しかし ヤツ は 強い ぞ 。 気 を つけろ !

はい 。

ああ そう ニャン ! ニャ ー ケ ー ビ ー の ライブ が 始まる ニャン !

よっ と !

なに っ 。 自ら 去った ね 。

うん 用事 で も あった の か な 。

用事 が あって ど いて くれる 守り神 って いる ?

まあ いい じゃ ん 。 これ で 貰える んだ し 。

( メレブ / ムラサキ / ダンジョ ー ) お ~!

これ が …。

トドメ の 剣 か 。

これ で 装備 は 揃った な 。

うむ 私 の ブラックダイヤモンド も な 。

ヨシヒコ …。

行き ましょう 。

魔 王 の もと へ 。

♬~

ここ だ 。

ここ に 魔 王 が いる 。

♬~

魔 王 …。


勇者 ヨシヒコ と 導か れ し 七人 #11 ゆうしゃ|||みちびか|||なな り

< 監督 の 福田 で ~ す 。 あと 2 回 だ よ !> かんとく||ふくた||||かい||

ここ が 魔 王 の 城 …。 ||ま|おう||しろ

( メレブ ) なんという か …。

初めて で は ない か ? こういう の 。 はじめて||||||

( ムラサキ ) 何 が だ よ ? |なん|||

わりと 今 まで っぽく なかった じゃ ん 。 |いま|||||

え ? こんな とこ に 魔 王 い ます ? 的な 風 な 場所 だった でしょう 。 ||||ま|おう|||てきな|かぜ||ばしょ||

でも なんか 今回 は …。 ||こんかい|

ちゃんと い そう … 魔 王 。 |||ま|おう

( 雷鳴 ) らいめい

お っ そうだ な 。 ここ で 仏 の お告げ だ わな 。 ||そう だ||||ふつ||おつげ||

そう だ わな 。

パシフィコ ~! パシフィコ ~!

仏 お告げ を ! ふつ|おつげ|

あ ~ パシフィコ って 言った のに ~ 返事 した ~! |||いった||へんじ|

ニュアンス は 似て る けど ~ 横浜 の 建物 な のに ~ 返事 した ~。 ||にて|||よこはま||たてもの|||へんじ|

おい 仏 ! おい おい おい 仏 ! おい おい 仏 ! おい 仏 ! |ふつ||||ふつ|||ふつ||ふつ

ん ? どうした ? ん ? なんだ よ ? どうした ?

ん ? うるさい ! どうした ?

俺 たち 今 魔 王 の 大神 殿 なう な わけ 。 おれ||いま|ま|おう||おおがみ|しんがり|||

あっ ! 今 と なう が ~ ダブ り ました ~! |いま||||||

そんな こと どうでも いい んだ よ !

とにかく この 状況 で なぜ パシフィコ を 繰り出して こ れる ? ||じょうきょう|||||くりだして||

えっ なんで って さ …。

なんか 楽しい … おもしろい か な と 思って 。 |たのしい|||||おもって

いや おもしろく ねえ だろう よ 。 いや みんな が 笑う か な と …。 ||||||||わらう|||

笑って くれる か な と … 笑顔 に なって くれる か な と 思った の 。 わらって|||||えがお|||||||おもった|

仏 ! 我々 は ここ まで たどり着き ました 。 ふつ|われわれ||||たどりつき|

ここ から どう すれば ?

ごめん … ちょっと ごめんなさい 。

ちょっと それ は いい んだ けども 。 よくも ない けど さ …。

それ は ちょっと ごめん 。 それ より も ちょっと ➡

仏 ちゃん ちょっと 気 に なる こと が ある 。 ふつ|||き|||||

ヨ … ヨッ 君 ? ヨシ 君 … ヨッ 君 は その メガネ さ ➡ ||きみ||きみ||きみ||||

いよいよ … いよいよ ハンズ …。

ハンズフリ ー … の 領域 に 達して る ? ねぇ ? |||りょういき||たっして||

このまま 大 神殿 に 入り 魔 王 の 対峙 した とき ➡ |だい|しんでん||はいり|ま|おう||たいじ||

七 つ の 玉 で 玉 人 を 召還 すれば 勝てる のです か ? なな|||たま||たま|じん||しょうかん||かてる|の です|

はい じゃあ お告げ を 言わ せて もらい ましょう 。 ||おつげ||いわ|||

お 願い し ます 。 |ねがい||

もちろん 七 人 の 助け 人 は 魔 王 の 弱点 を 突く こと は できる 。 |なな|じん||たすけ|じん||ま|おう||じゃくてん||つく|||

しかし 魔 王 の 最後 の 弱点 を 突く の は ➡ |ま|おう||さいご||じゃくてん||つく||

お前 な のだ ヨシヒコ よ 。 おまえ||||

最後 の 弱点 ? さいご||じゃくてん

そう だ 。 文字どおり ➡ ||もじどおり

トドメ は お前 が 刺さ なければ なら ない 。 ||おまえ||ささ|||

わかり ました 。 うん 。 その ため に は ➡

魔 王 大神 殿 から 三 つ の 宝 を 奪わ なければ なら ない 。 ま|おう|おおがみ|しんがり||みっ|||たから||うばわ|||

まず 一 つ が 賢 者 の 石 。 |ひと|||かしこ|もの||いし

ハリ ー ポッタ ー !

ええ これ は です ね 魔法使い が 持てば ➡ |||||まほうつかい||もてば

すべて の 呪文 を 手 に 入れる こと が できる と いう 宝 だ 。 ||じゅもん||て||いれる||||||たから|

それ じゃ 私 が 。 ||わたくし|

なんで ? それ が よかろう 。

ムラサキ が 持つ の が よかろう 。 なんで ? ||もつ||||

うん 。 そして 二 つ 目 が 炎 の 刃 。 ||ふた||め||えん||は

炎 の 刃 ? えん||は

うん 。 これ を 持てば ああ …。 |||もてば|

誰 より も 強く 剣 を 操る こと が できる 。 だれ|||つよく|けん||あやつる|||

それ ならば 俺 が 持とう 。 ||おれ||もとう

うん それ が よかろう 。

そして 最後 が 文字どおり トドメ の 剣 。 |さいご||もじどおり|||けん

わ っ かり やすい 名前 だ な 。 ||||なまえ||

うん 。 これ を ヨシヒコ が 持ち 魔 王 に トドメ を 刺す のだ 。 |||||もち|ま|おう||||さす|

トドメ の 剣 … 必ずや 手 に 入れ ます 。 ||けん|かならずや|て||いれ|

うん 。 さあ 行く のだ 。 ||いく|

今 大神 殿 は いまだかつて ない ほど の ➡ いま|おおがみ|しんがり|||||

厳しい ダンジョン に なって いる 。 それ を すべて クリア し …。 きびしい|||||||||

おいおい 仏 ! おい ! 仏 ! おい ! おいおい おいおい 仏 …。 |ふつ||ふつ||||ふつ

お前 ちょっと やめろ ホント いいかげんに しろ バカ 野郎 。 おまえ|||||||やろう

そんな こと で 時間 かけ ん な バカ ! |||じかん||||

俺 は ? ん ? 何 が ? ん 何 ? おれ|||なん|||なん

いや 俺 の アイテム は よ ? って 。 |おれ|||||

ない ね 。

えっ ? おい どうした ? 仏 どうした ? おい どうした ? |||ふつ|||

いや なんで だ よ だって お前 は さ お前 って ば さ ➡ |||||おまえ|||おまえ|||

やっ ぱさ ~ そのまま の お前 が いい よ 。 ||||おまえ|||

お ぉ ~ いや それ 結婚 決める 女 か ➡ ||||けっこん|きめる|おんな|

決めた 女 に 言わ れたら 嬉しい けども よ ➡ きめた|おんな||いわ||うれしい||

そんな ボツボツ 頭 の ペヤングフェイス ペヤング 星 人 に 言わ れて も よ ぉ 。 ||あたま||||ほし|じん||いわ||||

ごめん わかった わかった 。 あった あった !

そう だ あった わ ! お ぉ な んだ なんだ なに なに ?

最後 の 宝 は 鼻 と 口 の 間 に 装備 する ブラックダイヤモンド と いう 宝 。 さいご||たから||はな||くち||あいだ||そうび|||||たから

ある わ ! もう それ ある わ ! ブラックダイヤモンド ある わ !

ウソ どこ に どこ に あん の ?

お っ ! すでに 持って おった か ! |||もって||

ならば お前 は すでに 無敵 ! |おまえ|||むてき

適当な こと 言って んじゃ ねえ よ ! てきとうな||いって|||

この ホクロ で 人生 一 度 も 得した こと ねえ よ ! |||じんせい|ひと|たび||とくした|||

まあ ステキ で は ある けども 。

はい 。 で は この 3 つ の 宝 を 手 に 入れ ➡ ||||||たから||て||いれ

魔 王 を 倒す のだ ! ま|おう||たおす|

パシフィコ 横浜 ! |よこはま

おうおう な んだ よ 。 なんで 最後 横浜 つけた ? |||||さいご|よこはま|

アイツ また 言 いやがって 。 行き ましょう 。 ||げん||いき|

まずは 3 つ の 宝 を 手 に 入れ なければ 。 |||たから||て||いれ|

なんで 俺 だけ ない か なぁ 。 |おれ||||

何 だ ここ は ? この先 の 険し さ に 即効 気づか さ れる 神殿 だ な 。 なん||||このさき||けわし|||そっこう|きづか|||しんでん||

現れる 魔物 も 強そうだ 。 気 が 抜け ん な こりゃ 。 あらわれる|まもの||きょうそうだ|き||ぬけ|||

宝 箱 3 つ って 案外 ちょ ろ い と 思って た けど ➡ たから|はこ|||あんがい|||||おもって||

こんな 感じ だ と 厳しい な 。 |かんじ|||きびしい|

なにしろ 魔 王 を 倒す ため の 武器 だ 。 そう 簡単に 手 に 入る わけ が ない 。 |ま|おう||たおす|||ぶき|||かんたんに|て||はいる|||

っと 言った 途端 に ? えっ きた ? |いった|とたん|||

どう する ?

何 を 躊躇 して る んだ 。 さっさと 開ける ぞ 。 なん||ちゅうちょ|||||あける|

待て ! まて

宝 箱 は ときに 命 を 奪う 呪文 を 持つ 魔物 だったり する 。 たから|はこ|||いのち||うばう|じゅもん||もつ|まもの||

私 の 記憶 が 正しければ その 名 は ミミック 。 わたくし||きおく||ただしければ||な||

ヤツ は 見た目 は 普通の 宝 箱 …。 ||みため||ふつうの|たから|はこ

開けた 。 あけた

石 だ 。 石 が 入って い ます ! いし||いし||はいって||

え ぇ ? 入って すぐ ? ゲット ? ||はいって||

えっ そんな ダンジョン あり ます ?

これ って 賢 者 の 石 だ よ ! 私 に ちょうだい ! ||かしこ|もの||いし|||わたくし||

う お ~! 呪文 入って きた ~! ||じゅもん|はいって|

すごい ! えっ 俺 も ! 俺 も ! ||おれ||おれ|

俺 も 魔法使い です ! 僕 に も ください ! おれ||まほうつかい||ぼく|||

は いはい は いはい 。 はい !

(3 人 ) あっ ! じん|

割れた ? われた

割れ ました ね 。 われ||

何 か 呪文 は 入って き ました か ? なん||じゅもん||はいって|||

いいえ ひと つ も 。

あっ まあ 気 に する な 。 呪文 は 私 に 任せて ➡ ||き||||じゅもん||わたくし||まかせて

ち み は 使え ない おかっぱ 君 と して 頑張り たまえ 。 |||つかえ|||きみ|||がんばり|

ブラズ ー レ 。

おい もう 何 す んだ よ ! ||なん|||

フフフ 。 ブラズ ー レ を 解く 呪文 は 持って い ない ようだ な 。 |||||とく|じゅもん||もって||||

使え ない 魔法使い め 。 つかえ||まほうつかい|

とにかく ムラサキ が すべて の 呪文 を 手 に 入れた の は 心強い 。 |||||じゅもん||て||いれた|||こころづよい

案外 残り の 2 つ も 簡単に 手 に 入る かも な 。 ハハハ 。 あんがい|のこり||||かんたんに|て||はいる|||

ハハハ 行き ましょう 。 おい 解けよ ! |いき|||とけよ

解いて ほしく ば メレブ 様 すみません と 言え 。 といて||||さま|||いえ

う ~ ん メレブ 様 …。 |||さま

( メレブ ) ヨシヒコ 階段 が ある 。 ||かいだん||

どうやら ここ は 上 に 伸びる ダンジョン の ようだ 。 |||うえ||のびる|||

( ムラサキ ) ん ? でも 階段 しか ねえ じゃ ん 。 |||かいだん||||

上 に 何も ねえ じゃ ん 。 うえ||なにも|||

( メレブ ) そういう もの な のだ 。

わかり ました 上り ましょう 。 ||のぼり|

ん ? ん ? 何 が 起こった ? ||なん||おこった

う ~ ん なんか 連れて かれた よ ね ? 我々 の 意思 と は 裏腹に 。 |||つれて||||われわれ||いし|||うらはらに

わから ない 感じ で も って かれた よ ね 。 ||かんじ||||||

何 か 気のせい でしょう 。 さあ 上り ましょう 。 なん||きのせい|||のぼり|

ん ? 何 な んだ これ は ? |なん||||

おかしい 。 どうして 階段 に 上がれ ない んだ ? ||かいだん||あがれ||

あり え ん こんな こと あり え ん !

あぁ ヨシヒコ 目 が 回った 限界 だ 。 ||め||まわった|げんかい|

クソッ 何 な んだ !? |なん||

あの 階段 を 上ら ない と 魔 王 の もと に たどり着け ない 。 |かいだん||のぼら|||ま|おう||||たどりつけ|

あぁ それ よく ない ね 。 階段 上れ ない から ➡ |||||かいだん|のぼれ||

魔 王 倒す の 諦め ました って それ 絶対 言え ない ね 。 ま|おう|たおす||あきらめ||||ぜったい|いえ||

何 な んだ よ この 滑る 床 。 なん|||||すべる|とこ

おい おい 待て 。 ||まて

この 床 模様 が まるで 矢印 の ようだ 。 |とこ|もよう|||やじるし||

何 だ と ? って こと は ? なん|||||

矢印 の 方向 に 勝手に 進め られて いる と いう こと か 。 やじるし||ほうこう||かってに|すすめ||||||

うむ その よう だ 。

何という こと だ ! なんという||

それ で は 永遠に あの 階段 に たどり着け ない 。 |||えいえんに||かいだん||たどりつけ|

冒険 は ここ まで か 。 ぼうけん||||

それ は 違う ぞ ヨシヒコ 。 これ ぞ ダンジョン の 醍醐味 ぞ 。 ||ちがう|||||||だいごみ|

ゴダイゴ ? 醍醐味 。 |だいごみ

モンキ ー マジック じゃ ない 醍醐味 ぞ 。 いい か ヨシヒコ よく 聞け 。 |||||だいごみ||||||きけ

どこ から 乗って どこ で 降りる か で ➡ ||のって|||おりる||

この 床 は 階段 に たどり着ける ように なって る 。 |とこ||かいだん||たどりつける|よう に||

その 証拠 に 階段 の あの 横 の 床 あれ は 階段 の ほう を 向いて いる 。 |しょうこ||かいだん|||よこ||とこ|||かいだん||||むいて|

本当だ ! ほんとうだ

よく 見て よく 考えよ ! |みて||かんがえよ

は はい …。

( メレブ ) お ~ ん ヨシヒコ 用心 して 用心 して ! ||||ようじん||ようじん|

ヨシヒコ が ひと り 乗る と みんな もって かれる システム だ から これ 。 ||||のる||||||||

私 ひと り が 乗って も 皆さん まで ? わたくし||||のって||みなさん|

うむ そういう もの な のだ !

考えよ ! かんがえよ

( ムラサキ ) こう 行っちゃ う でしょ …。 ||おこなっちゃ||

( メレブ ) これ っ これ っ よく 考えよ ! ||||||かんがえよ

ち 近かった ので …。 ( メレブ ) 近 か っ … 近 か …。 |ちかかった|||ちか|||ちか|

こっち 向いて おる で は ない か 矢印 が ~。 よく 考えよ 。 |むいて||||||やじるし|||かんがえよ

( ムラサキ ) ここ から 行く わけだ から …。 ここ で こう …。 |||いく|||||

あっ ! ねぇ ここ じゃ ね ?

この 入り口 じゃ ね ? |いりぐち||

これ 。 そう な の か 。

うん うん 。

で ここ じゃ ね ?

( 一同 ) う お ~! いちどう||

でか した ぞ ムラサキ !

( メレブ ) これ ヨシヒコ ! ケアレス ケアレス ! ノ ー ッ !

すみません 。

さすが 魔 王 の 大神 殿 だ 。 ああいった 罠 やら トリック やら が ➡ |ま|おう||おおがみ|しんがり|||わな||||

多数 仕掛け られて いる に 違いない 。 たすう|しかけ||||ちがいない

なるほど 。 慎重に 進ま なくて は いけ ませ ん ね 。 |しんちょうに|すすま||||||

あぁ …。

おお この 廊下 に は 何の 模様 も ついて い ない 。 ||ろうか|||なんの|もよう||||

大丈夫だ 。 見て ください あそこ に 宝 箱 が ! だいじょうぶだ|みて||||たから|はこ|

( メレブ ) 確かに だ が こういった ところ に も ➡ |たしかに||||||

罠 やら トリック やら が …。 取って き ます ! わな|||||とって||

(3 人 ) ヨシヒコ ! じん|

ムラサキ 生き返ら せろ 。 ザオリク ! |いきかえら||

私 は …。 死んだ よ 。 なんだ と ! わたくし||しんだ|||

用心 して 進ま なければ と 自分 が 言った ばかりであろう 。 ようじん||すすま|||じぶん||いった|

何 が どう なった のです か …。 なん||||の です|

あの 竜 の 置物 から 火 が 出て 直撃 した 。 |りゅう||おきもの||ひ||でて|ちょくげき|

一撃 で か ? うん 。 いちげき|||

かなり 強い 力 な んだ と 思わ れる 。 |つよい|ちから||||おもわ|

メラゾ ー マ の 何 倍 も の 威力 な のだろう 。 ||||なん|ばい|||いりょく||

よ ~ し 俺 は そこそこ 暑い の に 強い 。 ||おれ|||あつい|||つよい

行って くる 。 待て やめ れ ! おこなって||まて||

「 俺 暑い の 得意な んで 夏 でも ス ー ツ っす 」➡ おれ|あつい||とくいな||なつ|||||

ぐらい の 暑 さ で は ない のだ ぞ 。 馬鹿 者 ! ||あつ|||||||ばか|もの

俺 は でき たて の 小 籠 包 を 丸ごと 食う こと が できる んだ ! おれ|||||しょう|かご|つつ||まるごと|くう||||

ハハハ … ま ぁ 見て な ! ハハハ ! |||みて||

ダンジョ ー さん ! なん な んだ よ お っ さん !

ねえ なんで ? なんで 猫舌 じゃ ないで す レベル で ➡ |||ねこじた|||||

超 絶 メラゾ ー マ に 勝てる と 思った の ? ちょう|た|||||かてる||おもった|

でき たて の 小 籠 包 を 食べ られて も ダメ な の か 。 |||しょう|かご|つつ||たべ||||||

うん ダメ だ よ 。

しかし 私 は 激辛 の カレ ー でも 我慢 でき ます 。 |わたくし||げきから|||||がまん||

行か ないで 。 いか|

軽い 気持 で 行か ないで 。 かるい|きもち||いか|

ザオリク !

あれ ? 俺 は 死んだ の か ? ハハッ 。 |おれ||しんだ|||

もう こっち 来て 危ない から そこ は ! ||きて|あぶない|||

あの さ マジックポイント も 無限に ある わけじゃ ない んで ➡ ||||むげんに||||

軽率に 死な ないで もらえ ます ? けいそつに|しな|||

ハァ … もう 何 か ある はずだ 。 ||なん|||

この 火炎 放射 を くぐり抜け あの 宝 箱 に たどり着く 方法 が 。 |かえん|ほうしゃ||くぐりぬけ||たから|はこ||たどりつく|ほうほう|

わかった 。 簡単な こと です よ 。 |かんたんな|||

下 を くぐれば いい んです よ 。 そんな 簡単じゃ …。 した||||ん です|||かんたんじゃ

( メレブ / ムラサキ ) おい ~。

ザオリク !

私 …。 死んだ よ 。 わたくし|しんだ|

なぜ だ ! もっと 慎重に 考え れ ! |||しんちょうに|かんがえ|

まさか 次 飛び越えよう と か 思って ない よ な ? |つぎ|とびこえよう|||おもって|||

どうして わかった んです ? 無理だ ! メッ ! ||ん です|むりだ|

しかし ここ に は 大きな 岩 が ある 程度 で …。 ||||おおきな|いわ|||ていど|

これ だ ! ん ?

ほら 石 5 個 あんじゃ ん ! |いし|こ||

だから なんだ ?

竜 も 5 個 って こと は …。 りゅう||こ|||

ん ? え ? なんで わかん ない の ?

で 石 を 動かして 竜 の 口 を 塞げば い いって こと でしょう よ ! |いし||うごかして|りゅう||くち||ふさげば|||||

そう か ! まあ それ は そう かもし れ ん けど ➡

確かに 画面 上 と いう か ディスプレイ 上 で は ➡ たしかに|がめん|うえ|||||うえ||

大きな 岩 を ゴ ー ゴ ー っと 動かして ➡ おおきな|いわ|||||||うごかして

まあ 落としたり 塞いだり して いた … 気 は する 。 |おとしたり|ふさいだり|||き||

なん なんだ ディスプレイ と か 画面 上 と か 。 |||||がめん|うえ||

う ~ ん まあ けど あれ よく 見て み ? ||||||みて|

リアル だ と あれ だ ぜ ? はい 。

はい で なくて 。 ゲ ー ム で は 動かせる かも しれ ない けど ➡ ||||||||うごかせる||||

リアル で は あれ だ ぜ ? って 。 なん な んだ よ ゲ ー ム って 。

あれ 動かせる ? 余裕 で トン ある よ 何 トン ある ? あれ 。 |うごかせる|よゆう|||||なん|||

動かし ます 動かして 竜 の 口 を 塞ぎ ます 。 うごかし||うごかして|りゅう||くち||ふさぎ|

いや ヨシヒコ さすが の お前 でも 無理だ これ は 。 ||||おまえ||むりだ||

トン ある 岩 ぞ ! で そして 4 人 がかり でも 無理だ これ は 。 ||いわ||||じん|||むりだ||

う っ ぬ ぅ ~ っ !

すげ え ヨシヒコ ! お ぉ マジ か !

さすが 勇者 。 これ で 竜 の 口 塞げ る や ん ! |ゆうしゃ|||りゅう||くち|ふさげ|||

う ~ っ !

( メレブ ) おっと 行き 過ぎた 。 ( メレブ / ムラサキ ) おい ~。 ||いき|すぎた|||

う ~ っ !

( ムラサキ ) やった ぞ ヨシヒコ !

うむ うむ …。

そして ここ に は 仏 の 言って いた 炎 の 刃 が 入って いる に 違いない 。 ||||ふつ||いって||えん||は||はいって|||ちがいない

炎 つながり で な 。 えん|||

なるほど そう です ね 。

( メレブ たち ) うそ ~ ん 。

ここ まで 苦労 して ミミック は ない わ ~。 ||くろう|||||

なに げ に よく ある ぞ 。

あの さ みんな バカ すぎて さ ザオリク 使い すぎて さ ➡ |||||||つかい||

ほぼ マジックポイント 残って ない ん す けど 。 ||のこって||||

確かに 。 魔 王 の 城 は 一 度 の 攻略 で は 落とせ ん 。 たしかに|ま|おう||しろ||ひと|たび||こうりゃく|||おとせ|

何度 か 外 に 出て また 戻る の が 常 套 手段 だ 。 なんど||がい||でて||もどる|||とわ|とう|しゅだん|

しかし 外 に 出て も また 魔物 に 会って ➡ |がい||でて|||まもの||あって

体力 を 消耗 する ぞ 。 たいりょく||しょうもう||

ムラサキ は もはや リレミト の 呪文 を 持って いる 。 |||||じゅもん||もって|

リレミト ? ダンジョン を 脱出 できる 呪文 だ 。 |||だっしゅつ||じゅもん|

それとも … それとも 私 の 呪文 で 戦い抜く か ? ||わたくし||じゅもん||たたかいぬく|

魔 王 の ダンジョン で 使える 呪文 なんて 持って ない やろ が 。 ま|おう||||つかえる|じゅもん||もって|||

しかし 神殿 の 外 に 宿屋 なんか ある か ? |しんでん||がい||やどや|||

そこ だ 。 問題 は そこ だ 。 ||もんだい|||

確かに なかった 気 が する 。 たしかに||き||

え ~ っ ! じゃあ どこ で マジックポイント 回復 す んだ よ 。 ||||||かいふく|||

ムラサキ あれ を 見ろ 。 ん ? |||みろ|

あれ ? 魔 王 の ダンジョン に 宿屋 なんて あん の ? |ま|おう||||やどや|||

はい いらっしゃい 。 はっ !

お 一 人 1万 ゴ ー ルド だ よ 。 泊まる かい ? |ひと|じん|よろず||||||とまる|

あ ~ っ ! とうとう メ って 名前 に さ れる ~。 |||||なまえ|||

レブ が ファファファファ ー って 飛んで メ って 名前 に さ れる ~。 |||||とんで|||なまえ|||

で かい 赤ちゃん の 世話 を さ せ られる ~。 ||あかちゃん||せわ||||

お前 何 言って ん の ? おばあ さん メレブ さん を ➡ おまえ|なん|いって|||||||

メ って 名前 に し ます か ? 何 言って んだ か さっぱり 。 ||なまえ|||||なん|いって|||

私 は 徹子 って いう 名前 の ただ の おばさん だ から ね 。 わたくし||てつこ|||なまえ|||||||

徹子 殿 ここ は 本物 の 宿屋 か ? てつこ|しんがり|||ほんもの||やどや|

どうして 魔 王 の 大神 殿 の 中 に ある ? |ま|おう||おおがみ|しんがり||なか||

ん ? いや お前 すげ ぇ 儲か んだ よ 。 ||おまえ|||もうか||

ここ に 来る 勇者 たち が どんどん 使って くれる から さ 。 ||くる|ゆうしゃ||||つかって|||

もう 泊まっちゃ あ 出て って ボロボロ に なって 帰って きて ➡ |とまっちゃ||でて|||||かえって|

また 高い 金 出して 泊まる から さ 。 |たかい|きむ|だして|とまる||

お ~ 隙間 産業 だ な 。 よく目 を つけた な 。 |すきま|さんぎょう|||よくめ|||

徹子 さん 魔 王 は それ ほど まで に 強い のです か ? てつこ||ま|おう||||||つよい|の です|

ま ぁ 強い んでしょう ね 。 ||つよい||

ま ぁ 今 まで 生きて 帰って きた 勇者 は ➡ ||いま||いきて|かえって||ゆうしゃ|

い ない から ね 。 ヤツ に やられたら 生き返れ ない 。 |||||||いきかえれ|

今 まで の ように 教会 で 生き返れ ない から ね 。 いま|||よう に|きょうかい||いきかえれ|||

それ は 本当だった の か 。 ||ほんとうだった||

どう す ん だい ? 泊 まん の かい 泊 まん ない の かい 。 ||||はく||||はく||||

泊まる よ 。 はい 毎度 。 とまる|||まいど

それ じゃあ 休む 前 に 私 の 部屋 で ➡ ||やすむ|ぜん||わたくし||へや|

今 まで の 苦労 話 を たっぷり 聞く から ね 。 いま|||くろう|はなし|||きく||

用意 して おきな ! ( ヨシヒコ たち ) は ぁ …。 ようい||||||

あと 病気 に なって ね あの 入院 経験 ある 人 いる ? |びょうき|||||にゅういん|けいけん||じん|

あぁ ソイツ から はね 重点 的に 病気 の 話 を 聞く から ね 。 ||||じゅうてん|てきに|びょうき||はなし||きく||

用意 して おきな ! ( ヨシヒコ たち ) は ぁ …。 ようい||||||

あと ね 私 は 芸人 に は 厳しい よ 。 ||わたくし||げいにん|||きびしい|

あ ~ お前 お前 お前 は 何 年 目 の 芸人 だ ? |おまえ|おまえ|おまえ||なん|とし|め||げいにん|

ああ 僕 は 芸人 さん じゃ ないで す ぽい って 言わ れ ます けど ➡ |ぼく||げいにん|||||||いわ|||

芸人 さん で は ないで す 。 あ ~ ん 。 げいにん|||||||

聞いて ます ? きいて|

永遠に 命 を 奪う … 魔 王 。 えいえんに|いのち||うばう|ま|おう

♬~

お ~! きた !

宝 箱 きた ! たから|はこ|

1 つ 目 見つかって から 長かった ! |め|みつかって||ながかった

今度 こそ 宝 に 違いない 取って き ます 。 こんど||たから||ちがいない|とって||

待て 。 まて

どう し ました ? 床 の 色 が 違う の が 気 に なる 。 |||とこ||いろ||ちがう|||き||

いや いける っ しょ 。

確か 毒 沼 って 紫色 だった じゃ ん 。 たしか|どく|ぬま||むらさきいろ|||

ああ そうだ 入る と どんどん 元気 が なくなる やつ だ 。 |そう だ|はいる|||げんき||||

う ~ む ~。

そう です よ メレブ さん これ は 爽 や かな 青色 じゃ ないで す か 。 |||||||そう|||あおいろ||||

きっと 水分 を 含んで いる のでしょう 。 |すいぶん||ふくんで||

そう だ な おそらく そう だ 。

やっと 2 つ 目 の 宝 が 手 に 入る … う っ ! ||め||たから||て||はいる||

どうした ? ヨシヒコ 。

やっ べ ぇ 死に そう 顔 が 今にも 死に そう ! |||しに||かお||いまにも|しに|

なん じゃ この 床 は 。 |||とこ|

い 今 … 2 歩 歩き ました 。 |いま|ふ|あるき|

あと 1 歩 歩いたら 死ぬ 予感 が し ます 。 |ふ|あるいたら|しぬ|よかん|||

いかん ! どう したら いい よ ?

あ ~ む ~ そうだ ムラサキ リレミト を 唱えろ 。 ||そう だ||||となえろ

そ したら ここ から 脱出 できる 。 わかった リレミト ! ||||だっしゅつ|||

く ~ リレミト は 使え ん の か 。 |||つかえ|||

ル ー ラ だ ! ル ー ラ で ど っか の 村 に 飛ぼう ! |||||||||||むら||とぼう

それ だ ! ル ー ラ !

( 一同 ) あ ~ あ 。 いちどう||

( メレブ ) いって ~。

私 は …。 死んだ よ 。 わたくし||しんだ|

やはり 。 おかげ さま で またもや ➡

マジックポイント を たくさん 使わ せて いただき ました 。 |||つかわ|||

しかし 見て みろ 。 |みて|

炎 の 刃 を 手 に 入れた ぞ 。 えん||は||て||いれた|

すごい !

しかし どう やって あそこ まで ?

う ~ ん それ は …。 どう やって ?

あの それ は だ から その 何て いう の ? あの ほら ➡ ||||||なんて||||

キミ が そこ に 棺桶 に なって くれた おかげ で ちょうど あの ➡ ||||かんおけ|||||||

何て いう んだ ? あの こっか ら ちょうど 助走 を つけて ➡ なんて|||||||じょそう||

バ ー ッ つ って ブワ ー ッ つ って パカッ つって ガッ テシッ バ ー っつ って 。

その もうそう だ ね あの 悪い な と 思った んだ けど 。 |もう そう||||わるい|||おもった||

靴 は 脱いだ 靴 は 脱いだ うん よし 行こう 。 行こう 。 くつ||ぬいだ|くつ||ぬいだ|||いこう|いこう

この 床 靴 を 脱いで …。 いい から 気 に す んな 。 |とこ|くつ||ぬいで|||き|||

ほら ほら はい 。

ヒャダルコ !

うりゃ ~!

すごい 。 ダンジョ ー さん が 格段に 強く なって いる 。 |||||かくだんに|つよく||

チョヒャド 。 あっ カ ー ディガン が 欲しい 。 ||||||ほしい

強く なって る 。 つよく||

とりゃ ~!

ふ ぅ ~。

さて さて あと は ヨシヒコ の トドメ の 剣 だけ だ な 。 ||||||||けん|||

そんな 大詰め を 思わ せる そんな 展開 の なか ➡ |おおづめ||おもわ|||てんかい||

大詰め を 思わ せる 呪文 を 獲得 した 私 だ 。 おおづめ||おもわ||じゅもん||かくとく||わたくし|

あの さ いら ない 。 私 が すべて 持って る から ね 。 ||||わたくし|||もって|||

フフフッ お前 に イマサ ー ラ を 手 に 入れ られる の か ? |おまえ||||||て||いれ|||

フタメガンテ を 手 に 入れ られる の か ? ||て||いれ|||

だから それ が 必要な いっ つって ん の 。 |||ひつような||||

しかし 魔 王 が どうしても 開け たい 瓶詰め を 持って いれば …。 |ま|おう|||あけ||びんづめ||もって|

持って い ない 可能 性 が 高い 。 もって|||かのう|せい||たかい

そう ! です から !

今回 の 呪文 は 確実に 魔 王 に 効く 。 こんかい||じゅもん||かくじつに|ま|おう||きく

ホント かよ 。 すごい 。

今回 の 呪文 の 名 は …。 こんかい||じゅもん||な|

アサダ 。

今回 の 呪文 の 名 は アサダ 。 こんかい||じゅもん||な||

この 呪文 に かかった 者 は もう ジャンプ して 回転 する 。 |じゅもん|||もの|||||かいてん|

もう 3 回転 3 回転 半 4 回転 と 。 |かいてん|かいてん|はん|かいてん|

そして この 呪文 は アサダ だけ に 魔 王 に 効く 。 ||じゅもん|||||ま|おう||きく

アサダ 魔 王 に 効く 。 |ま|おう||きく

ダジャレ ? えっ 嘘 だ ろ ? ここ に 来て ダジャレ ? ||うそ|||||きて|

魔 王 は もう 回転 回転 ステップ 回転 フィニッシュ ! ま|おう|||かいてん|かいてん||かいてん|

もう 段取り だらけ で 戦い どころ で は ないで す ぞい 。 |だんどり|||たたかい||||||

勝て ます ね 。 本当に 魔 王 に 効く の か ? かて|||ほんとうに|ま|おう||きく||

アサダ が 魔 王 に 効か ぬ わけ が ない 。 ||ま|おう||きか||||

かけて ください 。 私 に アサダ を かけて ください ! ||わたくし|||||

よかろう ヨシヒコ 。

アサダ !

う っ …。

いい です よ 。 ヨシヒコ 選手 いい で すね 。 ||||せんしゅ|||

ヨシヒコ 選手 あっ いい です ね 。 これ いき ます か ? |せんしゅ||||||||

シングルサルコ ー お ~ お ~! そして ?

そして ここ から シングルトゥル ー プ 。 お っ シングルトゥル ー プ 来 ました ね 。 |||||||||||らい||

こっち に 宝 箱 が ある 。 ||たから|はこ||

しかし なにやら 宝 箱 の 前 に 守り神 が ついて いる 。 ||たから|はこ||ぜん||まもりがみ|||

守り神 。 まもりがみ

あんなに も かわいい 猫 が 守り神 な の か 。 |||ねこ||まもりがみ|||

我々 は この パタ ー ン で 何度 も 痛い 目 に 遭って いる 。 われわれ|||||||なんど||いたい|め||あって|

あんな かわいい 猫 でも 魔 王 に トドメ を 刺す 剣 を 守って いる ヤツ だ 。 ||ねこ||ま|おう||||さす|けん||まもって|||

何 か ある に 違いない 。 そう かな 。 なん||||ちがいない||

大丈夫だ よ 。 一緒に 遊んで やれば ご機嫌に なる さ 。 だいじょうぶだ||いっしょに|あそんで||ごきげんに||

そう やって ダンジョ ー は また ~。

は ~ い 。 ニャンニャン 。 ニャンニャン しよう よ ~。

ダンジョ ー また ほら ~。

ひ ゃく れつ 肉 球 ! |||にく|たま

に ゃ に ゃ に ゃ に ゃ …。 うわ ~ に ゃ ~!

そら 言わ ん こっちゃ ない ! |いわ|||

おのれ やはり キラ ー キャット だった か !

ひ ゃく れつ 肉 球 ! |||にく|たま

に ゃ に ゃ に ゃ に ゃ …。 ああ …。

に ゃ ~! に ゃ に ゃ に ゃ …。 ああ …。

に ゃ ~! に ゃ に ゃ に ゃ …。 つ ぁ つ ぁ …。

ダメ だ 敵 わ ない 。 ||てき||

に ゃ ~ もう だるい ニャン 。 チョコボ ー 食べ たい ニャン 。 |||||||たべ||

あら ? アイツ もしや 怠け者 な ので は …。 |||なまけもの|||

ヨシヒコ 斬る なら 今 だ ! |きる||いま|

しかし ヤツ は 強い ぞ 。 気 を つけろ ! |||つよい||き||

はい 。

ああ そう ニャン ! ニャ ー ケ ー ビ ー の ライブ が 始まる ニャン ! ||||||||||||はじまる|

よっ と !

なに っ 。 自ら 去った ね 。 ||おのずから|さった|

うん 用事 で も あった の か な 。 |ようじ||||||

用事 が あって ど いて くれる 守り神 って いる ? ようじ||||||まもりがみ||

まあ いい じゃ ん 。 これ で 貰える んだ し 。 ||||||もらえる||

( メレブ / ムラサキ / ダンジョ ー ) お ~!

これ が …。

トドメ の 剣 か 。 ||けん|

これ で 装備 は 揃った な 。 ||そうび||そろった|

うむ 私 の ブラックダイヤモンド も な 。 |わたくし||||

ヨシヒコ …。

行き ましょう 。 いき|

魔 王 の もと へ 。 ま|おう|||

♬~

ここ だ 。

ここ に 魔 王 が いる 。 ||ま|おう||

♬~

魔 王 …。 ま|おう