Naruto Episode 135
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ 少年 よ 聞い て くれ
♪ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ
♪ 明日 なんて もう いら ない から
♪ 握った 拳 を 隠す な よ
♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど
♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ
♪ 少年 よ 心 の 銃 の
♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♪ ~
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ どう しよ も なく くだらない
♪ この 素晴らしい 世界 に
♪ たった 今 生き て いる から
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ すべて の 本当 と 嘘 を
♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う
♪ しらけ た 面 が 並 ん でる
♪ からっぽ の この 街 で
♪ すべて の 若者 は 行った
♪ 風 の 無い この 夜 に
♪ 何 か を 変えよ う と し てる から
♪ ~
( ナルト ) ん … 。
カカシ 先生 … 。
サスケ は … ?
( 忍 1 ) カカシ さん 。
うずまき ナルト の 容体 は ? ( カカシ ) 大丈夫 だ 。
( 忍 1 ) サスケ は … うち は サスケ は どこ です か ?
( カカシ ) ほか の 下 忍 たち の 状況 は ? ( 忍 1 ) はい 。
火影 様 の 命 に より 第 一 第 二 医療 班 が 出動 。
すでに 負傷 者 を 各地 で 回収 。
緊急 治療 を 施し た あ と 護送 し まし た 。
( カカシ ) 状態 は ? ( 忍 1 ) はい 。
奈良 シカマル は 軽傷 犬塚 キバ は
傷 が 深い です が 命 に 別状 は あり ませ ん 。
( 忍 2 ) 日向 ネジ そして 秋 道 チョウジ の 2 名 は 重体 。
今 の ところ 予測 が つき ませ ん 。
《 みんな … 》
♪ ~
( 綱 手 ) 《 薬 の 成分 と 効果 … 。
よく 調べ て ある 。
さすが だ な 》
( 綱 手 ) あと 鹿 の 角 持って き な 。 ( 看護 師 ) はい 。
♪ ~
( キバ ) どう だ ? 姉ちゃん 。
♪ ~
( ハナ ) 当分 は 散歩 も なし だ 手足 の 筋 が 切れ ち まっ てる 。
姉ちゃん 獣医 だ ろ 何とか … 。 ( ハナ ) 大丈夫 。
時間 は かかる けど 命 に 別状 は ない ん だ から 安心 し な 。
うん … う っ … 痛 て … 。
( ハナ ) あんた も 当分 散歩 は 無理 だ から ね 。
エッヘヘ … ああ 分かって る よ 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
♪ ~
( 忍 1 ) そろそろ 3 時間 だ 交代 し て くれ 。
( 忍 2 ) よし 。
( シズネ ) この 子 の 髪 を 媒体 に し て いる と は いえ
欠損 部分 の 細胞 比率 を 間違え ない で ください !
( 忍 2 ) はい 。
( シズネ ) チャクラ コントロール は 針 を 通す つもり で !
( 忍 2 ) 分かり まし た 。
♪ ~
( ネジ ) あっ … 。
♪ ~
( テマリ ) お前 が イライラ し て も しかたない だ ろ う 。
任務 に 犠牲 は 付き物 だ 。
精神 訓練 は 受け た ん だ ろ ?
( シカマル ) 訓練 と 実践 は 違う だ ろ 。
任務 が どう いう もんか は 分かって る し
忍 の 世界 が こう いう もん だ って の も 分かって た つもり だ 。
( シカマル ) 俺 は よ 今回 の 任務 で 初めて 小 隊長 に 就 い た 。
それ で 分かった 。
俺 は 忍 に ゃ 向 い て ねえ 。
案外 もろい ん だ な 男 の くせ し や が って 。
( シカマル ) 今回 俺 が 小 隊長 と し て でき た こと と い や
みんな を 信じる こと だけ だった 。
俺 が 甘かった … 力 が 足ら なかった … 。
全部 俺 の せい だ 。
傷つく の が 怖い の か ?
( シカク ) シカマル よ ぉ 。
女の子 に 言い 負かさ れ て 逃げ ん の か ? あぁ ?
めん どくせ ぇ 。
口 げんか なんか し た か ねえ ん だ よ 。
俺 は 女 じゃ ねえ から よ 。
ああ … けど 男 でも ねえ 。
て め ぇ は ただ の 腰抜け だ 。
お前 が 忍 を やめ て も 任務 は 続く 。
誰 か が やら なきゃ な ん ねえ ん だ 。
お前 の 仲間 は また 別 の 隊長 の 下
出動 する だけ だ 。
そこ で お前 の 仲間 は 死ぬ かも しれ ねえ 。
だが もし その とき 隊長 が お前 だったら …
仲間 は そう なら ず に 済む かも しれ ねえ 。
今回 を 反省 し 経験 を 生かし て 学べ ば
任務 を より 完璧 に こな せる かも しれ ねえ 。
( シカク ) 本当 に 仲間 を 大切 に 思う なら な
逃げる こと を 考える 前 に
仲間 の ため に て め ぇ が より 優秀 に なる こと を 考え や がれ 。
それ が 本当 の 仲間 って もん だ ろ う が 。
この 腰抜け が !
( 綱 手 ) は ぁ … 。
もう 大丈夫 だ 。
( 綱 手 ) 薬 の 副 作用 で 進行 し 続け て い た 細胞 の 死滅 を
調合 し た 解毒 薬 が 止め た 。
今回 は 助かった ぞ シカク 。
奈良 一族 秘伝 の 薬剤 調合 の マニュアル が 役 に 立った 。
あれ だけ の もの を 作り上げる の は 大変 だった ろ う 。
日頃 の 研さん の たまもの だ な 。
どう も 。
( シズネ ) 綱 手 様 ! ( 綱 手 ) ん ?
ハァ ハァ … 。
日向 ネジ 安全 ライン 確保 し まし た !
( シズネ ) それ と 情報 です つい いましがた
はたけ カカシ と うずまき ナルト の 2 名 が 帰還 。
重傷 を 負って は いる もの の 命 に 別状 は ない そう です 。
♪ ~
は ぁ … 2 人 か … 。
シカマル どうやら 任務 失敗 の よう だ ね 。
♪ ~
でも みんな 生き てる それ が 何より だ 。
♪ ~
次 こそ は … 完璧 に こなし て みせ ます … !
( 大 蛇 丸 ) フフフ … サスケ 君 。
君 は 選ば れ た 人間 よ 。
( サスケ ) どう で も いい さっさと 力 を くれ 。
( カブト ) 姿形 は 違え ども
目 の 前 に いる の は あの 大 蛇 丸 様 だ 。
死に たく なけ れ ば もう 少し 口 を 慎む こと だ よ 。
はっ !
( カブト ) 《 な … 何 だ ! ? この チャクラ の 質 は … 》
( 大 蛇 丸 ) 《 あぁ … 私 の 未来 は この 子 の 中 に ある 》
< 俺 は 大 蛇 丸 の 所 へ 行く >
( サクラ ) < サスケ 君 を … サスケ 君 を 連れ戻し て ! >
< サスケ は 絶対 俺 が 連れ て 帰る !
一生 の 約束 だって ば よ ! >
( 戸 が 開く 音 )
何 だ 起き て た の か 。
シカマル !
( いの ) あたし は チョウジ の とこ 先 に 行く わ !
あんた は ?
私 は 先 に ナルト と サスケ 君 の 所 に 。
そ っか ぁ みんな 無事 だった ん だ な 。
よかった 。
ん じゃ サスケ は … 。
ああ … 。
行 っち まっ た … 。 あっ … 。
( いの ) じゃあ まだ 面会 でき ない ん だ … 。
( チョウザ ) ああ … けど すぐ に 意識 が 戻る って
綱 手 様 が 言って くれ た 。
あぁ … よかった ぁ 。
( チョウザ ) 綱 手 様 が 木 ノ 葉 に 戻って くださって
ホント に 助かった 。
で なけりゃ 今頃 チョウジ は … 。
( いの ) 《 五 代 目 火影 様 … 》
( 綱 手 ) 見舞い か ? あっ 。
情報 が 早い な 。
( シカマル ・ ナルト ) あっ 。
《 サクラ ちゃん … 》
ナルト … 。
かなり の 深手 を 負った と 聞い て い た が
その わり に 元気 そう だ な 。
ごめん サクラ ちゃん … 。
あっ … 。
何で あんた が 謝る の よ 。
あんた の こと だ から また むちゃ し た ん でしょ !
全く ミイラ 男 みたい じゃ ない 。
ごめん … 俺 って ば … 。
ほら きょう は いい 天気 だ から さ
カーテン 開け て 。
サクラ ちゃん ! 俺
約束 は 絶対 守る って ば よ !
一生 の 約束 だって 言った から な 俺 って ば !
いい の よ ナルト もう … 。
( シカマル ) サクラ こいつ は な … 。 いつも …
言って た から な 俺 。
まっすぐ 自分 の こと ば は 曲げ ねえ !
それ が 俺 の 忍 道 だ から よ !
♪ ~
フッ 。
フフ … 。
♪ ~
ヘヘ ヘヘ … 。
♪ ~
ナルト 。
ハハ … ハハハ 。
《 ありがとう ナルト … 》
《 こんな ケガ とっとと 治し て
サスケ を 連れ戻し に 行か なきゃ な ん ねえ ! 》
≪ ( 衝撃 音 ) お っ 。
な … 何 だって ば よ ?
エ … エロ 仙人 ! ?
( 自 来 也 ) よう 。
( 自 来 也 ) きょう は お前 に 大事 な こと を 言い に 来 た 。
これ から わし の 正式 な 弟子 と し て
3 年 間 で お前 を 一 人 前 に 育てる 。
3 年 間 … ?
( 自 来 也 ) ある 筋 から 暁 に 関する 確か な 情報 が 入った 。
《 暁 … 》
ヤツ ら が 次 お前 を 狙って くる の は
これ から 3 ~ 4 年 先 の 話 だ そう だ 。
ん な の どう だって いい 。 ( 自 来 也 ) ん ?
そんな 先 の 話し て
ちん たら 修業 し てる 暇 なんて ね え ん だって ば よ !
どう いう こと だ ?
すぐ に でも サスケ を 追わ ねえ と !
サスケ は 大 蛇 丸 に 殺さ れ ち まう かも しれ ねえ ん だ !
( 君 麻 呂 ) < 不 死 と いって も
肉体 が そのまま 保ち 続ける わけ で は ない 。
体 が 朽ちる 前 に
強く 新しい 肉体 を 魂 の 器 に する >
フン 。
どうやら 大 蛇 丸 が サスケ を 求める 真 の 目的 を 知った らしい な 。
えっ … って こと は エロ 仙人 も ?
( 自 来 也 ) わし は 大 蛇 丸 の 不 死 の 術 を 調べ て いた ん だ が のう 。
ヤツ の 術 は 3 年 以上 の 間 を 空け なけ れ ば
次 の 体 に 転生 は でき ない らしい 。
それ に ヤツ は サスケ を 待ち き れ ず
最近 転生 し た ばかり 。
今 から 3 年 間 は 大丈夫 だ 。
時間 は ある 。
それ うそ じゃ ない よ な ?
うそ じゃ ない よ な ! ?
ああ 。
は ぁ … 。
ただ なぁ … 。 ん ?
( 自 来 也 ) サスケ の こと は もう 忘れろ 。
サスケ は 己 から 進んで 大 蛇 丸 の 所 へ 行った 。
お前 が 何 を しよ う と あいつ は 変わら ん 。
多く の 忍 を 見 て き た から 分かる 。
サスケ は 大 蛇 丸 と 同じ タイプ だ 。
( 自 来 也 ) あいつ を 連れ戻し て やる と か 思って ん なら やめ とけ 。
そう いう の は 思い上がった バカ の する こと だ 。
エロ 仙人 に は 何でも ねえ かも しん ねえ けど
俺 に とって あいつ は 友達 な ん だ よ !
友達 が 仲間 を 傷つける の か ! ?
今 の お前 の その ありさま を 見 て みろ !
これ は … 。
( 自 来 也 ) < 何で だ … 何で お前 が … 。
俺 たち は 三 忍 と 呼ば れ
ガキ の 頃 から の 同志 じゃ なかった の か ? >
( 大 蛇 丸 ) < フフ … 。
どこまでも めでたい ヤツ ね 自 来 也 。
何 を する に も 考え が 足り ない 。
そんな ん だ から 私 の やって い た こと に も 気 が 付か ない の よ >
< もう 考え 直し て は くれ ない の か ? 大 蛇 丸 >
( 大 蛇 丸 ) < 笑 止 !
バカ に も 程 が ある >
( 自 来 也 ) 《 どんな に 求め た ところ で
結局 ヤツ が 戻って くる はず も なかった 。
苦し ん だ あげく 残った の は 己 の 無力 さ と 後悔 。
わし と 同じ 道 を 歩ま せ たく ない ん だ 。
お前 に … 》
( 自 来 也 ) サスケ を 追う なら 修業 の 話 は なし だ 。
お前 を 暗部 に 見張ら せ 事 に よって は
木 ノ 葉 から の 外出 を 禁ずる 。
あっ 。
( 自 来 也 ) お前 は ただ の ガキ で は ない 。
暁 が つけ狙う 九 尾 を 持 っと る 。
事 が 事 だ わし の 言う こと を 聞か ず 勝手 な こと を する と いう なら
そう する しか ない 。
いずれ お前 は 大 蛇 丸 より やっかい な ヤツ ら を
相 手 に し なきゃ なら なく なる ん だ 。
サスケ の こと は 諦める ん だ の 。
遅かれ早かれ こう なる 運命 だった ん だ 。
もう 苦しむ な 忘れ て 切り捨てろ 。
術 や 力 だけ じゃ ない 。
忍 なら 正しい 判断 や 選択 を する 目 を 養え 。
忍 と し て 生きる なら もっと 賢く なれ 。
バカ の まま じゃ この 世界 生き づらい の が 現実 だ ぞ 。
分かった よ 。
賢い って の が そう いう こと なら
俺 は 一生 バカ で いい 。
1 人 でも もっと すげ ぇ 術 編み出し て
サスケ は 絶対 助ける !
そん で … そん で 暁 だって ぶ っ 飛ばす !
♪ ~
( 自 来 也 ) お前 み たい な の が 1 人 で やって も
どうせ くだら ん エロ 忍術 を 思いつく の が 関の山 だ のう 。
♪ ~
( 自 来 也 ) バカ は バカ でも
大 バカ だったら 何とか なる かも な 。
退院 し たら 覚悟 し と け のう 。
この 大 バカ 者 が 。
じゃあ の 。
オッス !
( 男 1 ) フフ … 全員 が こう し て そろう の は … 。
( 男 2 ) 7 年 前 大 蛇 丸 が 組織 を 抜け た 時 以来 だ な 。
( 男 3 ) ソノ 大 蛇 丸 ガ 写 輪 眼 ヲ 手 ニシタ 。
( 男 4 ) イタチ お前 の 弟 か 。
( 男 5 ) 焦 ん な うん 。
いずれ 大 蛇 丸 は ぶ っ 殺す うん 。
そい よ か あと 3 年 しか ねえ ぞ ?
全員 ノルマ の 達成 でき ん の かい ? うん ?
( 男 6 ) そう われわれ の 目的 は
例の 九 尾 を 含め
すべて を 手 に する こと だ 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 一つ一つ 思い出せ ば
♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに
♪ 色褪せ た 言葉 は
♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった
♪ 答え の 出 ない 夜 と
♪ 一片 の 温もり と
♪ 遥か 彼方 の 憧れ と
♪ ただ それ だけ を
♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる
♪ ~
♪ この 両手 に 抱え て いる もの
♪ 時 の しずく
♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶
♪ 失 くし た 言葉
♪ ~
♪ この 思い は
〈 サクラ ちゃん サスケ が 行 っち まっ て から
ずっと 変 な ん だ よ な うまく 言 え ねえ けど
暗 い っつ うか 思い詰め てる っ つう か 。
おまけに 今度 は 自分 が 頑張る って 。
一体 どう いう こと な ん だ ?
あぁ … 気 に なる 気 に なる !
俺 って ば のんびり 入院 し てる 場合 じゃ ねえ って ば よ ! 〉