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ナルト, Naruto Episode 127

Naruto Episode 127

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で

♪ それ でも 僕等 シンプル な

♪ 想い を 伝え たい だけ な の

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ

♪ それ でも あの 出来事 が

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ

♪ このまま 何 も 残ら ず に

♪ あなた と 分かち合う だけ

♪ やがて 僕等 は

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って

♪ 涙 の 河 に なる だけ

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって

♪ 溶け合う の よ

( リー ) 《 あの 姿 は ! ? 》

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) ぐ お っ !

♪ ~

( 君 麻 呂 ) うわさ に 聞い た 絶対 防御 と やら が

その 程度 か 。

♪ ~

興ざめ だ 。

♪ ~

なるほど 砂 を まとって い た か 。

( リー ) 相手 は 彼 だけ じゃ ない 。

僕 も いる ん です !

あっ 。

( リー ) う あ ~ !

♪ ~

( リー ) 《 今 の 一撃 …

砂 に 守って もらわ なかったら 危なかった … 》

( リー ) 《 ま … まだ 体 が … 。

これ じゃ かえって 僕 は 足手まとい だ 》

邪魔 な 砂 だ 。

まず は お前 だ 我 愛 羅 。

♪ ~

( リー ) 《 脊柱 を 引きずり出し た ! 》

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 鉄線 花 の 舞 。

蔓 !

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 花 !

♪ ~

最強 硬化 し た 骨 … 。

砂 の 防御 ごと

お前 を 貫 い て … 。

( 君 麻 呂 ) 《 時間 が ない か … 》

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 最 硬 絶対 防 御 守 鶴 の 盾 ! 》

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) カブト 君 麻 呂 は あと どれ くらい もつ ?

( カブト ) まだ 当分 は 大丈夫 か と 。

( カブト ) 治療 に も 手 を 尽くし た の です が

彼 の 体 に 関する 情報 が あまり に も 少なく て 。

彼 の 一族 の 病 歴 や 治療 データ など が あれ ば

だいぶ 違う と は 思う の です が 。

( カブト ) 調べ て 出 て き た の は

かぐ や 一族 が なぜ 彼 一 人 に なって しまった の か … 。

そこ に 至る まで の 血生臭い 歴史 だけ でし た から 。

( カブト ) 霧 隠れ と いう 大国 に 一族 だけ で 戦い を 挑み

絶滅 し た 愚か しい 者 たち 。

( 大 蛇 丸 ) かぐ や 一族 は 能 なし の 戦い 好き な 一族 だった わ 。

唯一 戦場 だけ が 彼ら の 安ら げ る 場所 だった の よ 。

けど 殺りく を 楽しむ だけ の 単純 な 連中 が 通用 し た の は

とう の 昔 。

今 は 時代 が 違う 。

霧 の よう な 統率 さ れ た 組織 を 相手 に

力 だけ で やり合う など

死 に 急ぐ バカ 者 ども と しか いえ ない 行い を 。

( カブト ) そして そんな かぐ や 一族 の 中 でも

最も 優秀 で 幼かった 彼 だけ を

あなた は 救った 。

( 大 蛇 丸 ) あの 子 は 戦闘 一族 の ヤツ ら で さえ も

恐れる 力 を 持って い た 。

だから ずっと ろう 獄 の 中 に 入れ られ て た そう よ 。

死な せる の は もったいない と 。

( 大 蛇 丸 ) フン … あの 希少 な 血 継 限界 を

欲しく ない 者 が あ ろ う か 。

強く 硬い 骨格 を 持ち

あらゆる 物理 的 攻撃 を 寄せつけ ぬ 防御 力 。

そして いったん 攻撃 に 回れ ば

その 骨 は 最強 の 矛 と 化す 。

( リー ) 《 一 度 戦った から こそ 分かる 。

彼 の あの 砂 の 盾 は まさしく 絶対 防御 。

それ に あの 異様 な 姿形 。

大丈夫 です 破ら れる わけ が … 》

♪ ~

♪ ~

硬い な 。

( 我 愛 羅 ) 地 中 に ある 硬度 の 高い 鉱物 を 集め

チャクラ で 圧力 を かけ 砂 に 混ぜ 込 ん だ 。

♪ ~

お前 … その 特異 な 術

血 継 限界 だ な ?

かぐ や 一族 。

今や 僕 だけ の 能力 だ 。

( 我 愛 羅 ) 一族 最後 の 一 人 か 。

なら きょう ここ で 今 から 滅びる 。

( 君 麻 呂 ) 確か に そう なる かも しれ ない 。

僕 の 体 は 病 で そう 長く ない 。

だが …

滅び は し ない 。

それ に 一 人 で は ない 。

( 君 麻 呂 ) < これ が 地 の 呪 印 … 。

これ で 大 蛇 丸 様 の 一部 に な れる >

( 大 蛇 丸 ) < すべて を 手 に 入れ ま しょ う 君 麻 呂 。

そして この世 の 真理 を 一緒に 見る の よ >

< はい >

< あなた は 私 の 夢 の 器 。

期待 し てる わ よ 。

私 から の 贈り物 よ 。

気 に 入って くれる と いい ん だ けど … >

♪ ~

< どっち が いい ?

死ぬ か ? 従う か ? >

( 左 近 ) < 従う … て め ぇ が な ! >

( 戦闘 音 )

♪ ~

< 4 人 がかり で この 程度 か >

< もう 一 度 だけ 聞い て やる 。

どっち が いい ? >

♪ ~

< いい だ ろ う 今 から 僕 たち は 五 人 衆 だ >

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 一 人 で は ない だ と ? ( 君 麻 呂 ) そう だ 。

大 蛇 丸 様 の 野望 の 一部 を 担った 存在 と し て … 。

僕 は 大 蛇 丸 様 の 心 の 中 に 未来 永 ごう

とどまる 。

大 蛇 丸 の 洗脳 か 。

むなしい ヤツ だ 。

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 大技 を 使い 過ぎ た な チャクラ も そう ない 。

これ で 最後 だ ! 》

♪ ~

何て チャクラ の 量 だ 。

♪ ~

大した ヤツ だ 。

♪ ~

地中 200 m まで 沈め 閉じ込める 。

体 に 密着 し た 砂 の 圧力 で

じき 指 一 本 動か せ なく なる 。

♪ ~

やった … 今度 こそ やった ん です ね 。

( 君 麻 呂 ) 舞え 。

早 蕨 の 舞 。 ( 我 愛 羅 ) う っ !

( 大 蛇 丸 ) イライラ する わ 。

欲しい もの を 待ちわびる とき は

長く 感じる もの です 。

( 大 蛇 丸 ) カブト

ガキ を あやす よう な 物言い は やめ なさい 。

すみません 。

ただ 大 蛇 丸 様 が いちばん ご存じ の はず 。

どんな 邪魔 が 入った と し て も

君 麻 呂 に 勝 てる ヤツ は い ませ ん よ 。

( リー ) 助かり まし た さすが です ね 。

こんな こと も できる なんて 。

いつも 動かし て いる 砂 に 乗った だけ だ 。

要 は 使い よう だ 。

( 鼓動 ) ( 君 麻 呂 ) 大 蛇 丸 様 。

すみません 大 蛇 丸 様 … 。

♪ ~

< いよいよ です ね 木 ノ 葉 崩し >

< 三 代 目 目 に 物 を 見せ て やる わ >

♪ ~

< お 待た せ し まし た 。

が っ … >

♪ ~

< どう し たんだい ? 君 麻 呂 君 >

< いえ 何でも あり ませ ん >

( 風 影 ) < う あ ~ ! >

♪ ~

< 砂 隠れ の 風 影 も

われわれ の 手 に かかれ ば 敵 で は あり ませ ん ね >

< 当然 よ 。

君 麻 呂 あなた の おかげ よ >

( せきこみ )

( カブト ) < 君 麻 呂 君 ! > ( 大 蛇 丸 ) < 君 麻 呂

もう 限界 です か ね >

< すみません 大 蛇 丸 様 … >

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 役 に 立て ない なら … 》

( 君 麻 呂 ) 《 生き て いる 意味 が ない 》

( カブト ) < 容体 は どう だい ? 君 麻 呂 君 。

木 ノ 葉 崩し は 惜しい 結果 に 終わった けど

今 四 人 衆 が 新しい 器 を 迎え に 行って る >

< 大 蛇 丸 様 の 新た な 夢 の 器 だ >

( 鼓動 ) ( 我 愛 羅 ) < 大 蛇 丸 の 洗脳 か 。

むなしい ヤツ だ >

違う ! 断じて 違う !

< きっと

生き てる こと に 意味 なんて ない の よ 。

でも 生き 続ける こと で

おもしろい こと を 見つけ られる かも ね 。

あなた が その 花 を 見 つ け た よう に 。

私 が あなた を 見つけ た よう に >

< これ が 地 の 呪 印 … 。

これ で 大 蛇 丸 様 の 一部 に な れる >

< すべて を 手 に 入れ ま しょ う 君 麻 呂 。

そして この世 の 真理 を 一緒に 見る の よ >

( 鼓動 )

( 君 麻 呂 ) 《 僕 は この世 の 真理 を 見つける ん だ ! 》

大 蛇 丸 様 と 共に

しぶとい ヤツ だった が これ で 終わり だ 。

二 度 と 出 て これ は し ない 。

え … ええ 。

( 我 愛 羅 ) ぐ っ … 。

限界 だ … 下りる ぞ 。

( 君 麻 呂 ) 洗脳 で は ない 。

あの 方 は …

大 蛇 丸 様 は 僕 の 理解 者 だ !

お前 ら に 何 が 分かる ~ !

( 鼓動 )

えっ ?

( リー ) 死 ん でる … 。

まさか 君 麻 呂 が … 。

( 大 蛇 丸 ) 今 は もう 君 麻 呂 なんて どう で も いい の よ 。

( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 … 。

彼 が 待ち遠しい 。

彼 なら 一 人 でも ここ へ 来る 。

( 我 愛 羅 ) 完全 に やら れ て た な 。

そんな こと は あり ませ ん 。

僕 の 先生 が よく 言って まし た 。

運 も 実力 の うち だって 。

あの おせっかい 焼き か 。

おせっかい 焼き で は あり ませ ん !

あの 時 は … 。

( リー ) 僕 が ふがいなかった から です 。

助け て もらった こと に は 感謝 し て ます が

僕 の 先生 に そんな 言い 方 は し ない で ください !

お前 も そう か 。

己 が 崇拝 する 者 の 名誉 が 傷つけ られ た と 感じる と

己 が ひどく 傷 つい て 激怒 する 。

崇拝 する 者 が 大切 で あれ ば 大切 で ある ほど 。

( 君 麻 呂 ) < 滅び は し ない 一 人 で は ない 。

僕 は 大 蛇 丸 様 の 心 の 中 に 永 ごう とどまる 。

あの 方 は …

大 蛇 丸 様 は 僕 の 理解 者 だ !

お前 ら に 何 が 分かる ~ ! >

その 大切 な 者 の ため に 戦う 。

あいつ も …

うずまき ナルト と 同じ だった な 。

あっ … 。

( 我 愛 羅 ) ただ 己 に とって 大切 な 者 が

必ずしも 善 で ある と は 限ら ない 。

そう でしょ う か ? 悪い 人 を

大切 な 人 と 思う なんて あり え ませ ん 。

いや たとえ それ が 悪 だ と 分かって い て も … 。

( 我 愛 羅 ) 人 は 孤独 に は 勝 て ない 。

♪ ~

( ナルト ) サスケ ~ !

ハァ ハァ … 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 は 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら

♪ 迷惑 に 思う か な

♪ そんな 不安 を 抱え て

♪ 勇気 を 出し て み た よ

♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の

♪ 不器用 な 話

♪ 君 は 耳 を そらさ ず に

♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ

♪ それ だけ で 僕 は

♪ 浮かれ て しまう の さ

♪ だけど 君 は 僕 なんて

♪ 何 と も 思って ない よ ね

♪ 切ない よ だ けど

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 は 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 が 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ ~

〈 ふざけ ん な ! 何 が 目的 達成 の ため だ !

大 蛇 丸 の 野郎 は

ただ の 器 と し て お前 を 欲し がって る だけ な ん だ ぞ !

ん な とこ に みすみす お前 を 行か せ ら れっか よ !

冗談 じゃ ねえ … どう し て も 行く って 言う ん なら な

力ずく で 俺 が お前 を 連れ戻し て やる って ば よ ! 〉

Naruto Episode 127 naruto|episode Naruto - Folge 127 Naruto Episode 127 Naruto Episodio 127 火影忍者 第 127 集

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で ||ことば||||

♪ それ でも 僕等 シンプル な ||ぼくら|しんぷる|

♪ 想い を 伝え たい だけ な の おもい||つたえ||||

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は ふきぬける|||||ひ||かぜ|

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て きのう||はいきょ||うちすて|

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ きみ||わらう|いま||いきる||

♪ それ でも あの 出来事 が |||できごと|

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ? きみ||くるしめる||

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ |||さよなら|||

♪ このまま 何 も 残ら ず に |なん||のこら||

♪ あなた と 分かち合う だけ ||わかちあう|

♪ やがて 僕等 は |ぼくら|

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て ||すべて|||き|||

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って かなしみ||ほお||つたって

♪ 涙 の 河 に なる だけ なみだ||かわ|||

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって ゆれる|おもい||つよい|うず||

♪ 溶け合う の よ とけあう||

( リー ) 《 あの 姿 は ! ? 》 ||すがた|

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) ぐ お っ ! われ|あい|ら|||

♪ ~

( 君 麻 呂 ) うわさ に 聞い た 絶対 防御 と やら が きみ|あさ|ろ|||ききい||ぜったい|ぼうぎょ|||

その 程度 か 。 |ていど|

♪ ~

興ざめ だ 。 きょうざめ|

♪ ~

なるほど 砂 を まとって い た か 。 |すな|||||

( リー ) 相手 は 彼 だけ じゃ ない 。 |あいて||かれ|||

僕 も いる ん です ! ぼく||||

あっ 。

( リー ) う あ ~ !

♪ ~

( リー ) 《 今 の 一撃 … |いま||いちげき

砂 に 守って もらわ なかったら 危なかった … 》 すな||まもって|||あぶなかった

( リー ) 《 ま … まだ 体 が … 。 |||からだ|

これ じゃ かえって 僕 は 足手まとい だ 》 |||ぼく||あしでまとい|

邪魔 な 砂 だ 。 じゃま||すな|

まず は お前 だ 我 愛 羅 。 ||おまえ||われ|あい|ら

♪ ~

( リー ) 《 脊柱 を 引きずり出し た ! 》 |せきちゅう||ひきずりだし|

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 鉄線 花 の 舞 。 きみ|あさ|ろ|てっせん|か||まい

蔓 ! つる

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 花 ! きみ|あさ|ろ|か

♪ ~

最強 硬化 し た 骨 … 。 さいきょう|こうか|||こつ

砂 の 防御 ごと すな||ぼうぎょ|

お前 を 貫 い て … 。 おまえ||つらぬ||

( 君 麻 呂 ) 《 時間 が ない か … 》 きみ|あさ|ろ|じかん|||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 最 硬 絶対 防 御 守 鶴 の 盾 ! 》 われ|あい|ら|さい|かた|ぜったい|ふせ|ご|しゅ|つる||たて

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) カブト 君 麻 呂 は あと どれ くらい もつ ? だい|へび|まる||きみ|あさ|ろ|||||

( カブト ) まだ 当分 は 大丈夫 か と 。 ||とうぶん||だいじょうぶ||

( カブト ) 治療 に も 手 を 尽くし た の です が |ちりょう|||て||つくし||||

彼 の 体 に 関する 情報 が あまり に も 少なく て 。 かれ||からだ||かんする|じょうほう|||||すくなく|

彼 の 一族 の 病 歴 や 治療 データ など が あれ ば かれ||いちぞく||びょう|れき||ちりょう|でーた||||

だいぶ 違う と は 思う の です が 。 |ちがう|||おもう|||

( カブト ) 調べ て 出 て き た の は |しらべ||だ|||||

かぐ や 一族 が なぜ 彼 一 人 に なって しまった の か … 。 ||いちぞく|||かれ|ひと|じん|||||

そこ に 至る まで の 血生臭い 歴史 だけ でし た から 。 ||いたる|||ちなまぐさい|れきし||||

( カブト ) 霧 隠れ と いう 大国 に 一族 だけ で 戦い を 挑み |きり|かくれ|||たいこく||いちぞく|||たたかい||いどみ

絶滅 し た 愚か しい 者 たち 。 ぜつめつ|||おろか||もの|

( 大 蛇 丸 ) かぐ や 一族 は 能 なし の 戦い 好き な 一族 だった わ 。 だい|へび|まる|||いちぞく||のう|||たたかい|すき||いちぞく||

唯一 戦場 だけ が 彼ら の 安ら げ る 場所 だった の よ 。 ゆいいつ|せんじょう|||かれら||やすら|||ばしょ|||

けど 殺りく を 楽しむ だけ の 単純 な 連中 が 通用 し た の は |さつりく||たのしむ|||たんじゅん||れんちゅう||つうよう||||

とう の 昔 。 ||むかし

今 は 時代 が 違う 。 いま||じだい||ちがう

霧 の よう な 統率 さ れ た 組織 を 相手 に きり||||とうそつ||||そしき||あいて|

力 だけ で やり合う など ちから|||やりあう|

死 に 急ぐ バカ 者 ども と しか いえ ない 行い を 。 し||いそぐ|ばか|もの||||||おこない|

( カブト ) そして そんな かぐ や 一族 の 中 でも |||||いちぞく||なか|

最も 優秀 で 幼かった 彼 だけ を もっとも|ゆうしゅう||おさなかった|かれ||

あなた は 救った 。 ||すくった

( 大 蛇 丸 ) あの 子 は 戦闘 一族 の ヤツ ら で さえ も だい|へび|まる||こ||せんとう|いちぞく||やつ||||

恐れる 力 を 持って い た 。 おそれる|ちから||もって||

だから ずっと ろう 獄 の 中 に 入れ られ て た そう よ 。 |||ごく||なか||いれ|||||

死な せる の は もったいない と 。 しな|||||

( 大 蛇 丸 ) フン … あの 希少 な 血 継 限界 を だい|へび|まる|ふん||きしょう||ち|つ|げんかい|

欲しく ない 者 が あ ろ う か 。 ほしく||もの|||||

強く 硬い 骨格 を 持ち つよく|かたい|こっかく||もち

あらゆる 物理 的 攻撃 を 寄せつけ ぬ 防御 力 。 |ぶつり|てき|こうげき||よせつけ||ぼうぎょ|ちから

そして いったん 攻撃 に 回れ ば ||こうげき||まわれ|

その 骨 は 最強 の 矛 と 化す 。 |こつ||さいきょう||ほこ||かす

( リー ) 《 一 度 戦った から こそ 分かる 。 |ひと|たび|たたかった|||わかる

彼 の あの 砂 の 盾 は まさしく 絶対 防御 。 かれ|||すな||たて|||ぜったい|ぼうぎょ

それ に あの 異様 な 姿形 。 |||いよう||すがたかたち

大丈夫 です 破ら れる わけ が … 》 だいじょうぶ||やぶら|||

♪ ~

♪ ~

硬い な 。 かたい|

( 我 愛 羅 ) 地 中 に ある 硬度 の 高い 鉱物 を 集め われ|あい|ら|ち|なか|||こうど||たかい|こうぶつ||あつめ

チャクラ で 圧力 を かけ 砂 に 混ぜ 込 ん だ 。 ||あつりょく|||すな||まぜ|こみ||

♪ ~

お前 … その 特異 な 術 おまえ||とくい||じゅつ

血 継 限界 だ な ? ち|つ|げんかい||

かぐ や 一族 。 ||いちぞく

今や 僕 だけ の 能力 だ 。 いまや|ぼく|||のうりょく|

( 我 愛 羅 ) 一族 最後 の 一 人 か 。 われ|あい|ら|いちぞく|さいご||ひと|じん|

なら きょう ここ で 今 から 滅びる 。 ||||いま||ほろびる

( 君 麻 呂 ) 確か に そう なる かも しれ ない 。 きみ|あさ|ろ|たしか||||||

僕 の 体 は 病 で そう 長く ない 。 ぼく||からだ||びょう|||ながく|

だが …

滅び は し ない 。 ほろび|||

それ に 一 人 で は ない 。 ||ひと|じん|||

( 君 麻 呂 ) < これ が 地 の 呪 印 … 。 きみ|あさ|ろ|||ち||まじない|いん

これ で 大 蛇 丸 様 の 一部 に な れる > ||だい|へび|まる|さま||いちぶ|||

( 大 蛇 丸 ) < すべて を 手 に 入れ ま しょ う 君 麻 呂 。 だい|へび|まる|||て||いれ||||きみ|あさ|ろ

そして この世 の 真理 を 一緒に 見る の よ > |このよ||しんり||いっしょに|みる||

< はい >

< あなた は 私 の 夢 の 器 。 ||わたくし||ゆめ||うつわ

期待 し てる わ よ 。 きたい||||

私 から の 贈り物 よ 。 わたくし|||おくりもの|

気 に 入って くれる と いい ん だ けど … > き||はいって||||||

♪ ~

< どっち が いい ?

死ぬ か ? 従う か ? > しぬ||したがう|

( 左 近 ) < 従う … て め ぇ が な ! > ひだり|ちか|したがう|||||

( 戦闘 音 ) せんとう|おと

♪ ~

< 4 人 がかり で この 程度 か > じん||||ていど|

< もう 一 度 だけ 聞い て やる 。 |ひと|たび||ききい||

どっち が いい ? >

♪ ~

< いい だ ろ う 今 から 僕 たち は 五 人 衆 だ > ||||いま||ぼく|||いつ|じん|しゅう|

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 一 人 で は ない だ と ? ( 君 麻 呂 ) そう だ 。 われ|あい|ら|ひと|じん||||||きみ|あさ|ろ||

大 蛇 丸 様 の 野望 の 一部 を 担った 存在 と し て … 。 だい|へび|まる|さま||やぼう||いちぶ||になった|そんざい|||

僕 は 大 蛇 丸 様 の 心 の 中 に 未来 永 ごう ぼく||だい|へび|まる|さま||こころ||なか||みらい|なが|

とどまる 。

大 蛇 丸 の 洗脳 か 。 だい|へび|まる||せんのう|

むなしい ヤツ だ 。 |やつ|

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 大技 を 使い 過ぎ た な チャクラ も そう ない 。 われ|あい|ら|おおわざ||つかい|すぎ||||||

これ で 最後 だ ! 》 ||さいご|

♪ ~

何て チャクラ の 量 だ 。 なんて|||りょう|

♪ ~

大した ヤツ だ 。 たいした|やつ|

♪ ~

地中 200 m まで 沈め 閉じ込める 。 ちちゅう|||しずめ|とじこめる

体 に 密着 し た 砂 の 圧力 で からだ||みっちゃく|||すな||あつりょく|

じき 指 一 本 動か せ なく なる 。 |ゆび|ひと|ほん|うごか|||

♪ ~

やった … 今度 こそ やった ん です ね 。 |こんど|||||

( 君 麻 呂 ) 舞え 。 きみ|あさ|ろ|まえ

早 蕨 の 舞 。 ( 我 愛 羅 ) う っ ! はや|わらび||まい|われ|あい|ら||

( 大 蛇 丸 ) イライラ する わ 。 だい|へび|まる|いらいら||

欲しい もの を 待ちわびる とき は ほしい|||まちわびる||

長く 感じる もの です 。 ながく|かんじる||

( 大 蛇 丸 ) カブト だい|へび|まる|

ガキ を あやす よう な 物言い は やめ なさい 。 がき|||||ものいい|||

すみません 。

ただ 大 蛇 丸 様 が いちばん ご存じ の はず 。 |だい|へび|まる|さま|||ごぞんじ||

どんな 邪魔 が 入った と し て も |じゃま||はいった||||

君 麻 呂 に 勝 てる ヤツ は い ませ ん よ 。 きみ|あさ|ろ||か||やつ|||||

( リー ) 助かり まし た さすが です ね 。 |たすかり|||||

こんな こと も できる なんて 。

いつも 動かし て いる 砂 に 乗った だけ だ 。 |うごかし|||すな||のった||

要 は 使い よう だ 。 かなめ||つかい||

( 鼓動 ) ( 君 麻 呂 ) 大 蛇 丸 様 。 こどう|きみ|あさ|ろ|だい|へび|まる|さま

すみません 大 蛇 丸 様 … 。 |だい|へび|まる|さま

♪ ~

< いよいよ です ね 木 ノ 葉 崩し > |||き||は|くずし

< 三 代 目 目 に 物 を 見せ て やる わ > みっ|だい|め|め||ぶつ||みせ|||

♪ ~

< お 待た せ し まし た 。 |また||||

が っ … >

♪ ~

< どう し たんだい ? 君 麻 呂 君 > |||きみ|あさ|ろ|きみ

< いえ 何でも あり ませ ん > |なんでも|||

( 風 影 ) < う あ ~ ! > かぜ|かげ||

♪ ~

< 砂 隠れ の 風 影 も すな|かくれ||かぜ|かげ|

われわれ の 手 に かかれ ば 敵 で は あり ませ ん ね > ||て||||てき||||||

< 当然 よ 。 とうぜん|

君 麻 呂 あなた の おかげ よ > きみ|あさ|ろ||||

( せきこみ )

( カブト ) < 君 麻 呂 君 ! > ( 大 蛇 丸 ) < 君 麻 呂 |きみ|あさ|ろ|きみ|だい|へび|まる|きみ|あさ|ろ

もう 限界 です か ね > |げんかい|||

< すみません 大 蛇 丸 様 … > |だい|へび|まる|さま

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 役 に 立て ない なら … 》 きみ|あさ|ろ|やく||たて||

( 君 麻 呂 ) 《 生き て いる 意味 が ない 》 きみ|あさ|ろ|いき|||いみ||

( カブト ) < 容体 は どう だい ? 君 麻 呂 君 。 |ようだい||||きみ|あさ|ろ|きみ

木 ノ 葉 崩し は 惜しい 結果 に 終わった けど き||は|くずし||おしい|けっか||おわった|

今 四 人 衆 が 新しい 器 を 迎え に 行って る > いま|よっ|じん|しゅう||あたらしい|うつわ||むかえ||おこなって|

< 大 蛇 丸 様 の 新た な 夢 の 器 だ > だい|へび|まる|さま||あらた||ゆめ||うつわ|

( 鼓動 ) ( 我 愛 羅 ) < 大 蛇 丸 の 洗脳 か 。 こどう|われ|あい|ら|だい|へび|まる||せんのう|

むなしい ヤツ だ > |やつ|

違う ! 断じて 違う ! ちがう|だんじて|ちがう

< きっと

生き てる こと に 意味 なんて ない の よ 。 いき||||いみ||||

でも 生き 続ける こと で |いき|つづける||

おもしろい こと を 見つけ られる かも ね 。 |||みつけ|||

あなた が その 花 を 見 つ け た よう に 。 |||か||み|||||

私 が あなた を 見つけ た よう に > わたくし||||みつけ|||

< これ が 地 の 呪 印 … 。 ||ち||まじない|いん

これ で 大 蛇 丸 様 の 一部 に な れる > ||だい|へび|まる|さま||いちぶ|||

< すべて を 手 に 入れ ま しょ う 君 麻 呂 。 ||て||いれ||||きみ|あさ|ろ

そして この世 の 真理 を 一緒に 見る の よ > |このよ||しんり||いっしょに|みる||

( 鼓動 ) こどう

( 君 麻 呂 ) 《 僕 は この世 の 真理 を 見つける ん だ ! 》 きみ|あさ|ろ|ぼく||このよ||しんり||みつける||

大 蛇 丸 様 と 共に だい|へび|まる|さま||ともに

しぶとい ヤツ だった が これ で 終わり だ 。 |やつ|||||おわり|

二 度 と 出 て これ は し ない 。 ふた|たび||だ|||||

え … ええ 。

( 我 愛 羅 ) ぐ っ … 。 われ|あい|ら||

限界 だ … 下りる ぞ 。 げんかい||おりる|

( 君 麻 呂 ) 洗脳 で は ない 。 きみ|あさ|ろ|せんのう|||

あの 方 は … |かた|

大 蛇 丸 様 は 僕 の 理解 者 だ ! だい|へび|まる|さま||ぼく||りかい|もの|

お前 ら に 何 が 分かる ~ ! おまえ|||なん||わかる

( 鼓動 ) こどう

えっ ?

( リー ) 死 ん でる … 。 |し||

まさか 君 麻 呂 が … 。 |きみ|あさ|ろ|

( 大 蛇 丸 ) 今 は もう 君 麻 呂 なんて どう で も いい の よ 。 だい|へび|まる|いま|||きみ|あさ|ろ|||||||

( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 … 。 だい|へび|まる|さすけ|きみ

彼 が 待ち遠しい 。 かれ||まちどおしい

彼 なら 一 人 でも ここ へ 来る 。 かれ||ひと|じん||||くる

( 我 愛 羅 ) 完全 に やら れ て た な 。 われ|あい|ら|かんぜん||||||

そんな こと は あり ませ ん 。

僕 の 先生 が よく 言って まし た 。 ぼく||せんせい|||いって||

運 も 実力 の うち だって 。 うん||じつりょく|||

あの おせっかい 焼き か 。 ||やき|

おせっかい 焼き で は あり ませ ん ! |やき|||||

あの 時 は … 。 |じ|

( リー ) 僕 が ふがいなかった から です 。 |ぼく||||

助け て もらった こと に は 感謝 し て ます が たすけ||||||かんしゃ||||

僕 の 先生 に そんな 言い 方 は し ない で ください ! ぼく||せんせい|||いい|かた|||||

お前 も そう か 。 おまえ|||

己 が 崇拝 する 者 の 名誉 が 傷つけ られ た と 感じる と おのれ||すうはい||もの||めいよ||きずつけ||||かんじる|

己 が ひどく 傷 つい て 激怒 する 。 おのれ|||きず|||げきど|

崇拝 する 者 が 大切 で あれ ば 大切 で ある ほど 。 すうはい||もの||たいせつ||||たいせつ|||

( 君 麻 呂 ) < 滅び は し ない 一 人 で は ない 。 きみ|あさ|ろ|ほろび||||ひと|じん|||

僕 は 大 蛇 丸 様 の 心 の 中 に 永 ごう とどまる 。 ぼく||だい|へび|まる|さま||こころ||なか||なが||

あの 方 は … |かた|

大 蛇 丸 様 は 僕 の 理解 者 だ ! だい|へび|まる|さま||ぼく||りかい|もの|

お前 ら に 何 が 分かる ~ ! > おまえ|||なん||わかる

その 大切 な 者 の ため に 戦う 。 |たいせつ||もの||||たたかう

あいつ も …

うずまき ナルト と 同じ だった な 。 |||おなじ||

あっ … 。

( 我 愛 羅 ) ただ 己 に とって 大切 な 者 が われ|あい|ら||おのれ|||たいせつ||もの|

必ずしも 善 で ある と は 限ら ない 。 かならずしも|ぜん|||||かぎら|

そう でしょ う か ? 悪い 人 を ||||わるい|じん|

大切 な 人 と 思う なんて あり え ませ ん 。 たいせつ||じん||おもう|||||

いや たとえ それ が 悪 だ と 分かって い て も … 。 ||||あく|||わかって|||

( 我 愛 羅 ) 人 は 孤独 に は 勝 て ない 。 われ|あい|ら|じん||こどく|||か||

♪ ~

( ナルト ) サスケ ~ ! |さすけ

ハァ ハァ … 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 は 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら ぼく|||||

♪ 迷惑 に 思う か な めいわく||おもう||

♪ そんな 不安 を 抱え て |ふあん||かかえ|

♪ 勇気 を 出し て み た よ ゆうき||だし||||

♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の ||||ぼく|

♪ 不器用 な 話 ぶきよう||はなし

♪ 君 は 耳 を そらさ ず に きみ||みみ||||

♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ |ききい||||

♪ それ だけ で 僕 は |||ぼく|

♪ 浮かれ て しまう の さ うかれ||||

♪ だけど 君 は 僕 なんて |きみ||ぼく|

♪ 何 と も 思って ない よ ね なん|||おもって|||

♪ 切ない よ だ けど せつない|||

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 は 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 が 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ ~

〈 ふざけ ん な ! 何 が 目的 達成 の ため だ ! |||なん||もくてき|たっせい|||

大 蛇 丸 の 野郎 は だい|へび|まる||やろう|

ただ の 器 と し て お前 を 欲し がって る だけ な ん だ ぞ ! ||うつわ||||おまえ||ほし|||||||

ん な とこ に みすみす お前 を 行か せ ら れっか よ ! |||||おまえ||いか||||

冗談 じゃ ねえ … どう し て も 行く って 言う ん なら な じょうだん|||||||いく||いう|||

力ずく で 俺 が お前 を 連れ戻し て やる って ば よ ! 〉 ちからずく||おれ||おまえ||つれもどし|||||