Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episode 3 shingeki||kyojin|season|attack||titan|season|episode

コニー

生存 者 は いた か せいぞん|もの|||

い ない

い ねぇ よ

もう おしまい だ

俺 の 故郷 は もう どこ に も なくな っち まっ た おれ||こきょう|||||||||

おい 何 か 妙 だ ぞ |なん||たえ||

誰 か 死体 を 見 た か だれ||したい||み||

いいえ

見 て ませ ん み|||

そんな こと は ある の か 巨人 が 一 滴 の 血 も 残さ ず に 集落 を … ||||||きょじん||ひと|しずく||ち||のこさ|||しゅうらく|

全員 逃げ た ん だ よ ぜんいん|にげ||||

誰 も 食わ れ て ない って こと だ 家族 も 村 の 人 も だれ||くわ|||||||かぞく||むら||じん|

そう か

そう です よ ね

ああ だって 巨人 に 食わ れ て 一切 痕跡 が 残ら ない なんて あり え ない よ ||きょじん||くわ|||いっさい|こんせき||のこら||||||

あり え ない 点 は 他 に も ある |||てん||た|||

村人 の 避難 が 本当 に 完了 し て い た と いう の なら むらびと||ひなん||ほんとう||かんりょう||||||||

巨人 が 誰 も い ない はず の 空き家 を こう も 徹底 的 に 壊し た り する もん か きょじん||だれ||||||あきや||||てってい|てき||こわし|||||

それ に 何より 不可解 な の は あの 馬 小屋 だ ||なにより|ふかかい|||||うま|こや|

馬 無し で 逃げ て も 生存 の 可能 性 は 相当 薄い だ ろ う に うま|なし||にげ|||せいぞん||かのう|せい||そうとう|うすい||||

松明 は もう 揃った な たいまつ|||そろった|

行く ぞ いく|

これ より 壁 の 破壊 箇所 を 特定 し に 行く ||かべ||はかい|かしょ||とくてい|||いく

はい

才 … アエリ さい|

今 … いま

おい コニー 急げ ||いそげ

ゲル ガー たち に 遅れ ち まう ぞ ||||おくれ|||

ライナー 聞い た か らいなー|ききい||

今 あいつ が … いま||

俺 に は 何も 聞こえ て ない おれ|||なにも|きこえ||

とにかく 喋って ない で 任務 に 集中 しろ |しゃべって|||にんむ||しゅうちゅう|

なんか あいつ さ あり え ない ん だ けど …

なんか 母ちゃん に … |かあちゃん|

コニー お前 は 今 が どんな 状態 か わかって ん の か |おまえ||いま|||じょうたい|||||

俺 たち の 働き が 何 十 万 人 も の 命 に 直接 影響 し て ん だ ぞ おれ|||はたらき||なん|じゅう|よろず|じん|||いのち||ちょくせつ|えいきょう|||||

考える なら 今 避難 し てる お前 の 家族 の こと だ ろ かんがえる||いま|ひなん|||おまえ||かぞく||||

兵士 なら 今 最善 を 尽くせ へいし||いま|さいぜん||つくせ

ああ そう だ な

その 通り だ |とおり|

これ 以上 の 地獄 は ない だ ろ う と 信じ たかった |いじょう||じごく|||||||しんじ|

長雨 ながあめ

日 听 ひ|きん

暁 叔 叔 あかつき|しゅく|しゅく 日 校 ひ|こう

されど 人類 最悪 の 日 は いつも 唐突 に |じんるい|さいあく||ひ|||とうとつ|

多 米 おお|べい

扉 を 叩く 音 は 絶え ず 酷 く 無 作法 で とびら||たたく|おと||たえ||こく||む|さほう|

長雨 ながあめ

歪 歪 ひずみ|ひずみ

招か れ た 最悪 の 日 は 悪夢 の よう に まねか|||さいあく||ひ||あくむ|||

過ぎ し 日 を 裏切る 者 すぎ||ひ||うらぎる|もの

奴 等 は 駆逐 す べき 敵 だ やつ|とう||くちく|||てき|

あの 日 どんな 顔 に 瞳 で |ひ||かお||ひとみ|

俺 達 を 見つめ て い た おれ|さとる||みつめ|||

何 を 捨て れ ば 悪魔 を 凌げ る なん||すて|||あくま||しのげ|

命 さえ 魂 さえ 決して 惜しく など は ない いのち||たましい||けっして|おしく|||

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ ささげよ|ささげよ|しんぞう||ささげよ

全て の 犠牲 は 今 この 時 の ため に すべて||ぎせい||いま||じ|||

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ ささげよ|ささげよ|しんぞう||ささげよ

叔 叔 しゅく|しゅく

進む べき 未来 を その 手 で 切り 拓 け すすむ||みらい|||て||きり|たく|

もう この 辺 は 壁 に 近い ので 人 が 住 ん で いる 地域 で は あり ませ ん ||ほとり||かべ||ちかい||じん||じゅう||||ちいき|||||

そう 思った より 早く 済 ん だ ね |おもった||はやく|す|||

よし このまま 南下 しよ う ||なんか||

なぜ です か

これ より 南 に 人 は い ない はず で は ？ ||みなみ||じん||||||

破壊 さ れ た 壁 の 位置 を 特定 し なけ れ ば なら ない はかい||||かべ||いち||とくてい||||||

西側 から 壁 沿い に 走って 探 そ う にしがわ||かべ|ぞい||はしって|さが||

私 と クリスタ は 戦闘 装備 が ない ん です よ わたくし||||せんとう|そうび|||||

これ より 南 に は 巨人 が うじゃうじゃ いる はず ||みなみ|||きょじん||||

私 たち は 奴 ら の おやつ に なる 可能 性 が 高い わたくし|||やつ||||||かのう|せい||たかい

一旦 前線 から 引か せ て ください いったん|ぜんせん||ひか|||

ユミル

ダメ だ だめ|

連絡 要員 は 一 人 でも 確保 し て おき たい れんらく|よういん||ひと|じん||かくほ||||

気持ち は わかる が きもち|||

兵士 を 選 ん だ 以上 は 覚悟 し て くれ へいし||せん|||いじょう||かくご|||

ユミル 私 は ここ で 最善 を 尽くし たい |わたくし||||さいぜん||つくし|

だって 私 は 自分 で 調査 兵 団 を 選 ん だ ん だ から |わたくし||じぶん||ちょうさ|つわもの|だん||せん|||||

でも あなた は そう じゃ ない でしょ う

あの 時 調査 兵 団 を 選 ん だ の は 私 … |じ|ちょうさ|つわもの|だん||せん|||||わたくし

お前 の ため に と でも 言い たい の か おまえ||||||いい|||

じゃあ なんで 今 ここ に いる の ？ ||いま||||

あなた は 私 に 憲兵 団 を 目指す よう 促す ばかり か ||わたくし||けんぺい|だん||めざす||うながす||

その 権利 さえ 渡 そ う と し た |けんり||と|||||

私 の 実力 が 今期 の 10 番 以内 に 見合う はず が ない わたくし||じつりょく||こんき||ばん|いない||みあう|||

誰 に 聞い たって 10 番 以内 は あなた だ と 答える はず だれ||ききい||ばん|いない|||||こたえる|

どう やった の か わから ない けど

なんで 私 に そこ まで する の ？ |わたくし|||||

私 の … わたくし|

生まれ た 家 と 関係 ある ？ うまれ||いえ||かんけい|

ああ ある

クリスタ 安心 し て くれよ |あんしん|||

私 が ここ に いる の は すべて 自分 の ため な ん だ わたくし||||||||じぶん|||||

そ っか

よかった

目標 射程 内 に 入り まし た もくひょう|しゃてい|うち||はいり||

全 砲 砲撃 準備 よ ー し ぜん|ほう|ほうげき|じゅんび||-|

まだ だ 引きつけろ ||ひきつけろ

はっ

撃て うて

やった か

やって ます よ リコ 班長 ||||はんちょう

この 調子 なら この 防衛 線 も 維持 でき ます |ちょうし|||ぼうえい|せん||いじ||

いや 巨人 の 恐ろし さ は 数 の 力 だ |きょじん||おそろし|||すう||ちから|

集団 で 来 られ たら ここ も 突破 さ れ て しまう だ ろ う しゅうだん||らい|||||とっぱ|||||||

ただ 何 だ ろ う |なん|||

なに か …

おかしい

ハン ネス 隊長 どうか さ れ まし た か ||たいちょう||||||

未 だに 一 匹 も 巨人 と 遭遇 し ない み||ひと|ひき||きょじん||そうぐう||

壁 の 穴 に は かなり 近づ い た はず だ かべ||あな||||ちかづ||||

なのに まだ 随分 と 静か じゃ ねぇ か ||ずいぶん||しずか|||

願わくば このまま 穏やか な まま と は いか ねぇ もん だ ろ う か ねがわくば||おだやか|||||||||||

いつ だ

いつ 現れる ？ |あらわれる

いつ どの 瞬間 ||しゅんかん

あいつ ら が 暗闇 から 飛び出し て き た って おかしく ねぇ |||くらやみ||とびだし||||||

いや このまま 穴 に 近づ い て いけ ば ||あな||ちかづ||||

その 瞬間 は 必ず 訪れる |しゅんかん||かならず|おとずれる

ちく しょ う おかしく なり そうだ |||||そう だ

お前 ら も 壁 に 沿って き た の か おまえ|||かべ||そって||||

ああ それ で 穴 は どこ に ？ |||あな|||

は あ ？

ここ から 西 に 異常 は 見つから なかった ||にし||いじょう||みつから|

そっち が 見つけ た ん じゃ ない の ？ ||みつけ|||||

いや

こちら も 穴 など 見 て ない ||あな||み||

見落とし た 可能 性 は ？ みおとし||かのう|せい|

あり え ない

巨人 が 通れ る ほど の 破壊 跡 だ ぞ きょじん||とおれ||||はかい|あと||

もう 一 度 確認 し て みる か |ひと|たび|かくにん||||

そう す べき だ が さすが に 馬 も 我々 も 疲労 が 限界 に 来 てる |||||||うま||われわれ||ひろう||げんかい||らい|

せめて 月 明かり でも … |つき|あかり|

あれ は ？

城跡 か しろあと|

多少 荒れ てる が 一晩 休む 分 に は 問題 な さ そう だ な たしょう|あれ|||ひとばん|やすむ|ぶん|||もんだい|||||

ああ 今夜 は 月 が ある ね |こんや||つき|||

ハンジ

おい クソ メガネ |くそ|めがね

お前 は ただ の 石ころ で 遊ぶ 暗い 趣味 なんて あった か おまえ||||いしころ||あそぶ|くらい|しゅみ|||

ああ そう だ よ

これ は ただ の 石 じゃ ない ||||いし||

女 型 の 巨人 が 残し た 硬い 皮膚 の 破片 だ おんな|かた||きょじん||のこし||かたい|ひふ||はへん|

消え て ない ？ きえ||

そう アニ が 巨人 化 を 解 い て 体 から 切り離さ れ て も この とおり |||きょじん|か||かい|||からだ||きりはなさ|||||

蒸発 し ない 消え ない ん だ じょうはつ|||きえ|||

もしかしたら と 思って ね ||おもって|

壁 の 破片 と 見比べ たら かべ||はへん||みくらべ|

その 模様 の 配列 や 構造 まで よく 似 て いた ん だ |もよう||はいれつ||こうぞう|||に||||

つまり あの 壁 は 大型 巨人 が 一 周 に なって い て ||かべ||おおがた|きょじん||ひと|しゅう||||

その 表層 は 硬化 し た 皮膚 で 形成 さ れ て いる と 考え て いい |ひょうそう||こうか|||ひふ||けいせい||||||かんがえ||

本当 に アルミン も 言って た とおり ほんとう||||いって||

じゃ じゃ …

待った 言わ せ て くれ アルミン まった|いわ||||

このまま じゃ 破壊 さ れ た ウォール ・ ローゼ を 塞ぐ の は 困難 だ ろ う ||はかい|||||||ふさぐ|||こんなん|||

穴 を 塞ぐ のに 適 し た 岩 で も 無い 限り は ね あな||ふさぐ||てき|||いわ|||ない|かぎり||

でも もし …

巨人 化 し た エレン が きょじん|か||||

硬化 する 巨人 の 能力 で 壁 の 穴 を 塞げ る の だ と し たら … こうか||きょじん||のうりょく||かべ||あな||ふさげ||||||

オレ で … おれ|

穴 を 塞ぐ あな||ふさぐ

元 の 材質 は 同じ はず な ん だ もと||ざいしつ||おなじ||||

巨人 化 を 解 い た 後 も 蒸発 せ ず に 石 化 し た 巨像 を 残せ る の なら きょじん|か||かい|||あと||じょうはつ||||いし|か|||きょぞう||のこせ|||

あるいは …

賭ける 価値 は 大いに ある と 思い ます かける|かち||おおいに|||おもい|

それ に その やり 方 が 可能 なら ||||かた||かのう|

ウォール ・ マリア の 奪還 も 明るい です よ ね |まりあ||だっかん||あかるい|||

従来 の やり 方 だ と 大量 の 資材 を 運ぶ 必要 が あった から じゅうらい|||かた|||たいりょう||しざい||はこぶ|ひつよう|||

壁 外 に 補給 地 点 を 設け ながら 進む しか なかった かべ|がい||ほきゅう|ち|てん||もうけ||すすむ||

でも 荷 馬車 を 護送 する 必要 が ない と なる と |に|ばしゃ||ごそう||ひつよう|||||

シガンシナ 区 まで 最 速 で 向かえ ます |く||さい|はや||むかえ|

それ を 夜間 に 決行 する の は どう でしょう か ||やかん||けっこう||||||

夜 に ？ よ|

はい 巨人 が 動か ない 夜 に です |きょじん||うごか||よ||

なるほど

少数 だけ なら 一気に ウォール ・ マリア まで 行ける かも しれ ない の か しょうすう|||いっきに||まりあ||いける|||||

状況 は 絶望 の どん底 な のに じょうきょう||ぜつぼう||どんぞこ||

それ でも 希望 は ある もん な ん だ ね ||きぼう|||||||

ええ ただし 全て は ||すべて|

エレン が 穴 を 塞げ る か どう か に 懸かって いる ん です が ||あな||ふさげ||||||かかって||||

こんな こと を 聞か れ て も 困る と 思う ん だ けど |||きか||||こまる||おもう|||

それ って でき そう ？

で きそう か どう か じゃ ねぇ だ ろ う

やれ やる しか ねぇ だ ろ う

こんな 状況 だ |じょうきょう|

兵 団 も それ に 死力 を 尽くす 以外 に やる こと は ねぇ はず だ つわもの|だん||||しりょく||つくす|いがい|||||||

必ず 成功 さ せろ かならず|せいこう||

はい

オレ が 必ず 穴 を 塞ぎ ます おれ||かならず|あな||ふさぎ|

必ず … かならず

地下 室 俺 ん ち の 地下 室 だ ちか|しつ|おれ||||ちか|しつ|

親父 の 言葉 が 本当 なら おやじ||ことば||ほんとう|

そこ に 全て の 答え が ある はず だ ||すべて||こたえ||||

エルミハ 区 だ |く|

おい 止まる な |とまる|

迷子 に な っち まう ん だ ろ う が まいご|||||||||

これ は …

そりゃ あ こう なる に 決まって る |||||きまって|

壁 が 破壊 さ れ ち まって ん だ から な かべ||はかい||||||||

お 母 さま お 父さん |はは|||とうさん

おい 何 の つもり だ |なん|||

住 処 を 失った 人 の 表情 が よく 拝め る な じゅう|しょ||うしなった|じん||ひょうじょう|||おがめ||

あれ が お前 ら が 切り捨てよ う と し てる 顔 だ ||おまえ|||きりすてよ|||||かお|

お前 ら の 望み が 叶って 壁 の 中 を 巨人 で 満たす こと に 成功 すれ ば おまえ|||のぞみ||かなって|かべ||なか||きょじん||みたす|||せいこう||

皆 巨人 の 臭 ぇ 口 の 中 で みな|きょじん||くさ||くち||なか|

人生 最悪 の 気分 を 味わい その 生涯 を 終える じんせい|さいあく||きぶん||あじわい||しょうがい||おえる

人類 全員 仲良く な じんるい|ぜんいん|なかよく|

エルミハ 区 を 出 たら もう 巨人 の 領域 に なる よ |く||だ|||きょじん||りょういき|||

エレン 馬 に は 乗れ そう か |うま|||のれ||

ええ 体 の 力 が 戻って き まし た |からだ||ちから||もどって|||

西側 の リフト に 用意 し て ある 急ぐ ぞ にしがわ||りふと||ようい||||いそぐ|

はい

分 隊長 急ぎ ま しょ う ぶん|たいちょう|いそぎ|||

モブリット ちょっと 待って ||まって

何 か 気持ち の 変化 は あり まし た か なん||きもち||へんか|||||

時間 が ない 分かる だ ろ じかん|||わかる||

話す か 黙る か ハッキリ しろ よ お 願い です から はなす||だまる||はっきり||||ねがい||

私 は 話せ ない わたくし||はなせ|

他の 教徒 も それ は 同じ で 変わる こと は ない だ ろ う たの|きょうと||||おなじ||かわる||||||

それ は ど ー も |||-|

わざわざ 教え て くれ て 助かった よ |おしえ||||たすかった|

それ は 自分 で 決める に は あまり に も 大きな こと だ から だ ||じぶん||きめる||||||おおきな||||

我々 ウォール 教 は 大いなる 意思 に 従って いる だけ の 存在 だ われわれ||きょう||おおいなる|いし||したがって||||そんざい|

ここ だ

はっ あり が どう ござい ます

誰 の 意思 ？ 神様 って 奴 ？ だれ||いし|かみさま||やつ

我々 は 話せ ない われわれ||はなせ|

だが その 大いなる 意思 に より ||おおいなる|いし||

監視 する よう 命じ られ た 人物 の 名 なら 教える こと が できる かんし|||めいじ|||じんぶつ||な||おしえる|||

監視 ？ かんし

その 人物 は 今年 調査 兵 団 に 入団 し た と 聞い た |じんぶつ||ことし|ちょうさ|つわもの|だん||にゅうだん||||ききい|

その 子 の 名 は … |こ||な|

失礼 し ます しつれい||

104 期 調査 兵 サシャ ・ ブラウス です き|ちょうさ|つわもの||ぶらうす|

あいつ …

誰 ？ だれ

あの 分 隊長 殿 これ を … |ぶん|たいちょう|しんがり||

とにかく 彼女 を 連れ て こい |かのじょ||つれ||

彼女 なら 我々 の 知り 得 ない 真相 さえ 知る こと が できる だ ろ う かのじょ||われわれ||しり|とく||しんそう||しる||||||

私 が できる 情報 は ここ まで だ わたくし|||じょうほう||||

後 は お前 たち に 委ねる あと||おまえ|||ゆだねる

その 子 104 期 だ から 今 は 最 前線 に いる ん じゃ |こ|き|||いま||さい|ぜんせん||||

行き ま しょ う とにかく 急が ない と いき|||||いそが||

待って まって

サシャ

こんな ところ で 何 やって る の ？ |||なん|||

先ほど 兵 団 支部 に 事後 報告 に 行った ところ さきほど|つわもの|だん|しぶ||じご|ほうこく||おこなった|

上官 殿 から 分 隊長 宛 の 書類 を お 預かり し まし た じょうかん|しんがり||ぶん|たいちょう|あて||しょるい|||あずかり|||

書類 ？ しょるい

分かった ご 苦労 さん わかった||くろう|

それ で その 104 期 の 子 は 誰 な の ？ |||き||こ||だれ||

あの 一 番 小さい 子 です よ |ひと|ばん|ちいさい|こ||

金髪 の 長い 髪 で きんぱつ||ながい|かみ|

えっ と あと は …

可愛い かわいい

ユミル と いつも 一緒 に いる 子 です |||いっしょ|||こ|

ユミル ？

どういう こと だ

ユミル お前 … |おまえ

全員 起きろ ぜんいん|おきろ

屋上 に 来 て くれ すぐに だ おくじょう||らい||||

月 明り が 出 て き て 気付 い たら … つき|あかり||だ||||きづ||

何で だ よ 何で まだ 動 い て ん だ なんで|||なんで||どう||||

日没 から かなり 時間 が 経って る のに にちぼつ|||じかん||たって||

どう なって いる の ？

おい あれ を 見ろ |||みろ

で け ぇ 何 だ あいつ は 巨人 ？ |||なん||||きょじん

てい うか 何 か ありゃ あ ||なん|||

獣 じゃ ねぇ か けだもの|||

なぁ ー |-

あっ あいつ 壁 の 方 に … ||かべ||かた|

全員 分かった ね ぜんいん|わかった|

はい

とにかく 前線 に |ぜんせん|

落ち着け エレン おちつけ|

お前 ら も 聞け おまえ|||きけ

ここ から は 別 行動 だ 後 は 任せ た ぜ |||べつ|こうどう||あと||まかせ||

お前 ら は エル ヴィン が 決め た 即席 の 班 だ が おまえ||||||きめ||そくせき||はん||

今 は お前 ら だけ が 頼り だ いま||おまえ||||たより|

分かって る な アルミン わかって|||

お前 は 今後 も ハンジ と 知恵 を 絞れ おまえ||こんご||||ちえ||しぼれ

はい

ミカサ お前 が なぜ エレン に 執着 し てる か は 知ら ん が |おまえ|||||しゅうちゃく|||||しら||

お前 の 能力 の 全て が エレン を 守る こと に 使え おまえ||のうりょく||すべて||||まもる|||つかえ

はい もちろん です

それ から な

エレン

おい 待て |まて

待って 待って 待って くれ まって|まって|まって|

何 入って き て ん だ よ なん|はいって|||||

ふざけ ん じゃ ねぇ ふざけ ん じゃ ねぇ ぞ

酒 も 飲め ねぇ じゃ ねぇ か 俺 は さけ||のめ|||||おれ|

て め えら の ため に よ ぉ

新 兵 下がって いる ん だ よ しん|つわもの|さがって||||

ここ から は …

立体 機動 装置 の 出番 だ りったい|きどう|そうち||でばん|

行く よ いく|

それ から な エレン

お前 は 自分 を 抑制 しろ おまえ||じぶん||よくせい|

怒り に おぼれ て 本質 を 見失う な いかり||||ほんしつ||みうしなう|

今度 こそ しくじる な よ こんど||||

はい

ここ の 塔 から なら 壁 が 見渡せ そうだ ||とう|||かべ||みわたせ|そう だ

南西 の 壁 近く に ある 古城 を なんせい||かべ|ちかく|||こじよう|

ウトガルド 城 を 目指 そ う |しろ||まなざし||

巨人 の 侵入 地点 を 探す 調査 兵 団 は きょじん||しんにゅう|ちてん||さがす|ちょうさ|つわもの|だん|

ウトガルド 城 へ と 到着 する |しろ|||とうちゃく|

束の間 の 休息 を 破った の は つかのま||きゅうそく||やぶった||

夜 に も かかわら ず 活動 する 巨人 たち だった よ|||||かつどう||きょじん||

奮戦 する 調査 兵 団 ふんせん||ちょうさ|つわもの|だん

城 内 へ と 侵入 し た 巨人 に 襲わ れ た ライナー の 脳裏 に しろ|うち|||しんにゅう|||きょじん||おそわ|||らいなー||のうり|

過去 の 思い出 が 蘇る かこ||おもいで||よみがえる

次回 「 兵士 」 じかい|へいし