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ナルト, Naruto Episode 80

Naruto Episode 80

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て

♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず

♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に

♪ Oli Oli Oli Oh - ! Just go my way !

♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー !

♪ Right here Right now ( Burn ! )

♪ 険しい 修羅 の 道 の 中

♪ 他人 の 地図 を 広げ て 何 処 へ 行く ?

♪ 極彩色 の カラス が

♪ それ を 奪い取って 破り 捨て た

♪ さ ぁ 心 の 目 見開 い て

♪ しか と 真実 を 見極めろ ! ( Yeah ! )

♪ 失う モノ なんて ない さ

♪ いざ 参ろう !

♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て

♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず

♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に

♪ Oli Oli Oli Oh - ! Just go my way !

♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー !

♪ Right here Right now ( Burn ! ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire !

♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー !

♪ Right here Right now ( Burn ! ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire !

♪ ~

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) う ぅ … 。

あぁ … 。

♪ ~

( 猿 魔 ) 猿 飛 … 。

( 猿 魔 ) 《 せめて この 剣 だけ でも … 》

( 猿 魔 ) 《 忍 の 道 を 極め た

まさに お前 らしい 最期 だった 》

( 大 蛇 丸 ) う ぅ … 腕 が 焼ける よう だ … 。

( 左 近 ) 大 蛇 丸 様 !

作戦 は ここ まで よ 。

結 界 は もう いい 帰る わ 。

( 一同 ) はっ ! 解 !

( カブト ・ バキ ) あっ !

( ガイ ) 結 界 が … 。 ( カカシ ) 解け た !

( ゲンマ ) 火影 様 は ?

( 暗部 1 ) 行く ぞ !

逃がす か !

( 鬼 童 丸 ) 《 忍法 蜘蛛 縛り ! 》

( 暗部 たち ) あっ ! あ ~ !

( 暗部 2 ) チャクラ を 流し込 ん だ 粘着 性 の 糸 か … 。

( ガイ ) カカシ ヤツ ら 動 い た ぞ ! 追う か ?

( カカシ ) いや 待て ガイ 。

( カブト ) そう 上 の 状況 情報 が ない 状態 で 動き回る と

敵 の わな に はまり ます よ 。

( ガイ ) そんな こと は 百 も 承知 の うえ だ わな が あ ろ う と なか ろ う と

こんな とき に 敵 を 見逃す わけ に は いか ん !

それ が 木 ノ 葉 の 忍 だ 。

( カカシ ) で お前 は 結局 見 てる だけ か ?

カブト 。

( カブト ) やっぱり バレ て た 。

( バキ ) おい どう する ?

( カブト ) そろそろ 引き ま しょ う か 。

( カカシ ) また 俺 から 逃げる の か ?

( カブト ) 今 は ね うかつ に 手の内 を 見せる と

コピー さ れ ちゃ う の が 関の山 です から 。

ま ぁ もっとも うち は 一族 ほど 完璧 に

その 眼 を 使いこな せ て は い ない よう です が 。

♪ ~

では 。

≪ ( カンクロウ ) テマリ 。

( テマリ ) はっ ! カン クロウ !

( サスケ ) ハァ ハァ ハァ … 。

サクラ を 頼む 。

( パックン ) お … おい !

ん ~。

( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。

( 我 愛 羅 ) 《 なぜ こいつ は これほど に 強い ?

ぐ っ !

俺 の 存在 は 消え ない 。

消え ない … 消え て たまる か ! 》

くっ … !

ハァ ハァ … ぐ っ !

ハァ ハァ ハァ … 。

♪ ~

( 子ども 1 ) < あいつ と は 口 利く な っ つ っ た ろ ! >

( 子ども 2 ) < 行 こ う ぜ >

♪ ~

( 子ども 3 ) < あっ い た !

あれ か >

( 子ども 4 ) < い なく なれ ! >

♪ ~

( 子ども たち ) < 化け物 ! 化け物 ! 化け物 … ! >

♪ ~

( 子ども 5 ) < 化け物 ! 死ね ! >

♪ ~

( 子ども 6 ) < それ か … 関わる な バカ ! >

♪ ~

( 子ども 7 ) < 見る な って >

♪ ~

( 子ども 8 ) < ど っか 行け ! >

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) < ヤツ ら に とって 消し去り たい 過去 の 遺物 だ 。

では 俺 は 何 の ため に 存在 し 生き て いる の か ? >

( 白 ) < 自分 の こと を こう 思った 。

いや そう 思わ ざる を え なかった 。

そして それ が いちばん つらい こと だ と 知った 。

自分 が この世 に

まるで 必要 と さ れ ない 存在 だ と いう こと です >

( 我 愛 羅 ) く … 来る な !

♪ ~

独りぼっち の あの 苦しみ は

半端 じゃ ねえ よ な … 。

お前 の 気持ち は

何で かな ? 痛い ほど 分かる ん だって ば よ 。

けど 俺 に は もう

大切 な 人 たち が でき た ん だ 。

俺 の 大切 な 人 たち

傷つけ させ ねえ 。

で なけりゃ お 前 殺し て でも

俺 は お前 を 止める ぞ !

何で …

何で お前 は 他人 の ため に ここ まで 。

独りぼっち の あの 地獄 から 救って くれ た …

俺 の 存在 を 認め て くれ た

大切 な みんな だ から 。

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < 愛情 は 自分 の 身近 に いる

大切 な 人 に 尽くし て あげ たい と 慈しみ 見守る 心 >

( 我 愛 羅 ) 愛情 … 。

( 我 愛 羅 ) 《 だから こいつ は 強い の か … 》

ぐ っ … 。

もう いい ナルト 。 あっ 。

サクラ は 大丈夫 だ 。

こいつ も チャクラ が 尽き た ん だ ろ 。

とっくに サクラ の 砂 は 崩れ た よ 。

そ っか 。

もう いい やめ だ 。

( カンクロウ ) 我 愛 羅 … 。

( カンクロウ ) 《 こんなに 弱りきった 我 愛 羅 は

初めて 見る じゃ ん 》

( カンクロウ ) 分かった よ 。

( 我 愛 羅 ) う … 。

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 うずまき ナルト か … 》

( 我 愛 羅 ) 《 いつか 俺 に も … 》

( 我 愛 羅 ) テマリ カン クロウ 。

( テマリ ・ カンクロウ ) ん ?

( 我 愛 羅 ) すまない 。 ( テマリ ) あっ 。

( カンクロウ ) べ … 別に いい って 。

( 秒 を 刻む 音 )

( 秒 を 刻む 音 )

あっ 。 ( 秒 を 刻む 音 )

( 秒 を 刻む 音 )

( 遠 雷 )

♪ ~

♪ ~

( 紅 ) 雨 … 。

( アスマ ) 空 も 泣きだし た か 。

( ホムラ ) この たび の 戦闘 で 命 を 落とし た 三 代 目 火影

ならびに その 犠牲 者 を 弔う ため の

葬儀 を 行う 。

( 暗部 ) 始まった か 結局 われわれ は

ただ 見 て いる こと しか でき なかった な 。

♪ ~

《 何で だって ば よ 。

何で 火影 の じいちゃん が 死な なきゃ いけ ねえ ん だ 》

( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 )

《 何で … 》 ( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 )

( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 )

♪ ~

( イルカ の 泣き声 )

( 猿 飛 ) < もう 一 年 に なる か > ( イルカ ) < あっ >

( 猿 飛 ) < 悲し み を 隠し て 笑う の は

簡単 な こと で は ない な 。

お前 は いつも 笑い の 中心 に なって いる と

担任 から 聞い た が >

( イルカ ) < 僕 は 悲しく なんか ない ん だ !

忍 が 任務 で 死ぬ の は 名誉 な こと な ん だ !

父ちゃん も 母ちゃん も

化け ぎ つね から この 里 を 命懸け で 守った 英雄 だ ぞ !

僕 は その 英雄 の 子ども だ !

一 人 に なった って 悲しく なんか ない ん だ 。

これ だって … うれし涙 … >

( 猿 飛 ) < もう いい >

( 猿 飛 ) < お前 が いつも

一 人 ひざ を 抱え て い た こと は 知 っと る 。

しかし お前 は 一 人 で は ない >

< えっ >

( 猿 飛 ) < 木 ノ 葉 隠れ の 忍 たち は

皆 火 の 意志 を 持って おる >

( イルカ ) < 火 の 意志 ? >

( 猿 飛 ) < 木 ノ 葉 を 守 ろ う と する 強い 意志 の こと じゃ 。

この 火 の 意志 を 持って おる かぎり

この 里 に いる 者 は すべて 家族 その もの な ん じゃ 。

イルカ よ お前 は 持って おる か の う >

( イルカ ) < うん >

♪ ~

( カカシ ) ハヤテ へ か ?

( カカシ ) 三 代 目 の 葬儀 が もう 始まって る 。

急げ よ 。

( 夕顔 ) カカシ 先輩 こそ オビト さん へ です か ?

( 夕顔 ) いつも 遅刻 の 理由 を 考える くらい なら

もっと 早く 来 て あげ れ ば いい のに 。

( カカシ ) 来 てる よ 朝 早く 。

( カカシ ) ただ ここ に 来る と 昔 の バカ だった 自分 を

いつ まで も 戒め たく なる 。

( 自 来 也 ) フン 。

♪ ~

♪ ~

《 忍 は どの よう な 状況 に おい て も

感情 を 表 に 出す べ から ず 。

任務 を 第 一 と し

何事 に も 涙 を 見せ ぬ べし 》

♪ ~

♪ ~

♪ ~

イルカ 先生 。 ( イルカ ) ん ?

何で 人 は

人 の ため に 命 を 懸け た り する の か な ?

人間 が 一 人 死ぬ 亡くなる 。

過去 や 今 の 生活 そして その 未来 と 一緒に な 。

たくさん の 人 が 任務 や 戦争 で 死 ん で ゆく 。

それ も 驚く ほど あっさり と 簡単 に だ 。

ハヤテ だって その 一 人 だ よ 。

死 に ゆく 者 に も 夢 や 目指す もの は ある 。

しかし 誰 に も それ と 同じ くらい 大切 な もの が ある ん だ 。

両親 兄弟 友達 や 恋人

自分 に とって 大切 な 人 たち 。

互いに 信頼 し 合い 助け合う 。

生まれ落ち た 時 から

ずっと 大切 に 思って き た 人 たち と の つながり 。

そして その つながった 糸 は

時 を 経る に 従い 太く 強く なって いく 。

理屈 じゃ ない の さ 。

その 糸 を 持 っち まっ た ヤツ は そう し ち まう ん だ 。

大切 だ から 。

うん 何となく は 俺 に も 分かる って ば よ 。

でも … 。

死ぬ の は つらい よ 。

( カカシ ) 三 代 目 だって ただ で 死 ん だ わけ じゃ ない よ 。

ちゃんと 俺 たち に 大切 な もの を 残し て くれ てる 。

まっ いずれ お前 に も 分かる よう に なる さ 。

うん それ も 何となく 分かる って ば よ 。

( サクラ ) 雨 や ん だ ね 。

♪ ~

じゃあ ね イルカ 先生 。

( イルカ ) ああ 。

( イルカ ) 《 木 ノ 葉 隠れ の 小さな 木 ノ 葉 たち に

三 代 目 あなた の 言う 火 の 意志 は

どうやら ちゃん と 受け継が れ て いる よう です 。

木 ノ 葉 に つい た その 小さな 火種 は

やがて 強く 大きく 燃え て

また この 里 を 照らし 守る の でしょ う 。

( イルカ ) 《 いつ の 日 か

新た な 火影 と なって … 》

( 男 1 ) とりあえず 壊滅 は 免れ た もの の

被害 は 甚大 の よう です ね 。

( 男 2 ) 栄華 を 極め た あの 里 が

あわれ だ な 。

( 男 1 ) 柄 に も ない 。

故郷 は やはり 未練 が あり ます か ?

あなた でも 。

( 男 2 ) いい や まるで ない よ 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 我慢 の 連続 だった ろ

♪ 心 で 泣 い て いた ん だ ろ

♪ 自分 で 決め た その 夢 だけ は

♪ ゆず れ ない ん だ ろ ?

♪ 脇役 だ けど

♪ ~

♪ かげ の 人 だ けど

♪ 夢 と 向き合う 時 くらい

♪ 真ん中 に い させ て 正直 に い させ て

♪ 今 まで 何度 も なんとか あきらめ ず に

♪ 今 まで 何度 も 立ち上がって き た じゃ ない か

♪ 今 まで 何度 も 僕ら 何度 も 信じ て

♪ 何度 も 夢見 て 何度 も …

♪ 今 まで 何度 も バカ を 見 て き た じゃ ない か

♪ 何度 も 人 の かげ に 立って き た じゃ ない か

♪ さ ぁ 主役 だ よ

♪ 自分 の 夢 くらい

♪ わがまま で い させ て

♪ ~

( カカシ ) 〈 祭事 は 終わり 朝もや は やがて すべて を 包み込む 。

静寂 … その 白い 霧 の 中 で

影 は 静か に 牙 を 研ぐ 。

よみがえる 幼き 日 の 記憶 。

絶望 いらだち そして 決意 。

宿命 と いう 名 の 歯車 が

今 静か に 回り 出す 〉

♪ ~

Naruto Episode 80 Naruto Episodio 80

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て ||||たか|||まなざし|

♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず |||かまわ|

♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に ||しんじる|||

♪ Oli Oli Oli Oh - ! Just go my way !

♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー ! ||||||っぱなせ|||だんがん|らいなー

♪ Right here Right now ( Burn ! )

♪ 険しい 修羅 の 道 の 中 けわしい|しゅら||どう||なか

♪ 他人 の 地図 を 広げ て 何 処 へ 行く ? たにん||ちず||ひろげ||なん|しょ||いく

♪ 極彩色 の カラス が ごくさいしき||からす|

♪ それ を 奪い取って 破り 捨て た ||うばいとって|やぶり|すて|

♪ さ ぁ 心 の 目 見開 い て ||こころ||め|みひら||

♪ しか と 真実 を 見極めろ ! ( Yeah ! ) ||しんじつ||みきわめろ|

♪ 失う モノ なんて ない さ うしなう|もの|||

♪ いざ 参ろう ! |まいろう

♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て ||||たか|||まなざし|

♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず |||かまわ|

♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に ||しんじる|||

♪ Oli Oli Oli Oh - ! Just go my way !

♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー ! ||||||っぱなせ|||だんがん|らいなー

♪ Right here Right now ( Burn ! ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire ! ||||||きって|||||

♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー ! ||||||っぱなせ|||だんがん|らいなー

♪ Right here Right now ( Burn ! ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire ! ||||||きって|||||

♪ ~

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) う ぅ … 。 だい|へび|まる||

あぁ … 。

♪ ~

( 猿 魔 ) 猿 飛 … 。 さる|ま|さる|と

( 猿 魔 ) 《 せめて この 剣 だけ でも … 》 さる|ま|||けん||

( 猿 魔 ) 《 忍 の 道 を 極め た さる|ま|おし||どう||きわめ|

まさに お前 らしい 最期 だった 》 |おまえ||さいご|

( 大 蛇 丸 ) う ぅ … 腕 が 焼ける よう だ … 。 だい|へび|まる|||うで||やける||

( 左 近 ) 大 蛇 丸 様 ! ひだり|ちか|だい|へび|まる|さま

作戦 は ここ まで よ 。 さくせん||||

結 界 は もう いい 帰る わ 。 けつ|かい||||かえる|

( 一同 ) はっ ! 解 ! いちどう||かい

( カブト ・ バキ ) あっ !

( ガイ ) 結 界 が … 。 ( カカシ ) 解け た ! |けつ|かい|||とけ|

( ゲンマ ) 火影 様 は ? |ほかげ|さま|

( 暗部 1 ) 行く ぞ ! あんぶ|いく|

逃がす か ! にがす|

( 鬼 童 丸 ) 《 忍法 蜘蛛 縛り ! 》 おに|わらべ|まる|にんぽう|くも|しばり

( 暗部 たち ) あっ ! あ ~ ! あんぶ|||

( 暗部 2 ) チャクラ を 流し込 ん だ 粘着 性 の 糸 か … 。 あんぶ|||ながしこ|||ねんちゃく|せい||いと|

( ガイ ) カカシ ヤツ ら 動 い た ぞ ! 追う か ? ||やつ||どう||||おう|

( カカシ ) いや 待て ガイ 。 ||まて|

( カブト ) そう 上 の 状況 情報 が ない 状態 で 動き回る と ||うえ||じょうきょう|じょうほう|||じょうたい||うごきまわる|

敵 の わな に はまり ます よ 。 てき||||||

( ガイ ) そんな こと は 百 も 承知 の うえ だ わな が あ ろ う と なか ろ う と ||||ひゃく||しょうち|||||||||||||

こんな とき に 敵 を 見逃す わけ に は いか ん ! |||てき||みのがす|||||

それ が 木 ノ 葉 の 忍 だ 。 ||き||は||おし|

( カカシ ) で お前 は 結局 見 てる だけ か ? ||おまえ||けっきょく|み|||

カブト 。

( カブト ) やっぱり バレ て た 。

( バキ ) おい どう する ?

( カブト ) そろそろ 引き ま しょ う か 。 ||ひき||||

( カカシ ) また 俺 から 逃げる の か ? ||おれ||にげる||

( カブト ) 今 は ね うかつ に 手の内 を 見せる と |いま|||||てのうち||みせる|

コピー さ れ ちゃ う の が 関の山 です から 。 こぴー|||||||せきのやま||

ま ぁ もっとも うち は 一族 ほど 完璧 に |||||いちぞく||かんぺき|

その 眼 を 使いこな せ て は い ない よう です が 。 |がん||つかいこな||||||||

♪ ~

では 。

≪ ( カンクロウ ) テマリ 。

( テマリ ) はっ ! カン クロウ ! ||かん|

( サスケ ) ハァ ハァ ハァ … 。

サクラ を 頼む 。 さくら||たのむ

( パックン ) お … おい !

ん ~。

( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。

( 我 愛 羅 ) 《 なぜ こいつ は これほど に 強い ? われ|あい|ら||||||つよい

ぐ っ !

俺 の 存在 は 消え ない 。 おれ||そんざい||きえ|

消え ない … 消え て たまる か ! 》 きえ||きえ|||

くっ … !

ハァ ハァ … ぐ っ !

ハァ ハァ ハァ … 。

♪ ~

( 子ども 1 ) < あいつ と は 口 利く な っ つ っ た ろ ! > こども||||くち|きく||||||

( 子ども 2 ) < 行 こ う ぜ > こども|ぎょう|||

♪ ~

( 子ども 3 ) < あっ い た ! こども|||

あれ か >

( 子ども 4 ) < い なく なれ ! > こども|||

♪ ~

( 子ども たち ) < 化け物 ! 化け物 ! 化け物 … ! > こども||ばけもの|ばけもの|ばけもの

♪ ~

( 子ども 5 ) < 化け物 ! 死ね ! > こども|ばけもの|しね

♪ ~

( 子ども 6 ) < それ か … 関わる な バカ ! > こども|||かかわる||ばか

♪ ~

( 子ども 7 ) < 見る な って > こども|みる||

♪ ~

( 子ども 8 ) < ど っか 行け ! > こども|||いけ

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) < ヤツ ら に とって 消し去り たい 過去 の 遺物 だ 。 われ|あい|ら|やつ||||けしさり||かこ||いぶつ|

では 俺 は 何 の ため に 存在 し 生き て いる の か ? > |おれ||なん||||そんざい||いき||||

( 白 ) < 自分 の こと を こう 思った 。 しろ|じぶん|||||おもった

いや そう 思わ ざる を え なかった 。 ||おもわ||||

そして それ が いちばん つらい こと だ と 知った 。 ||||||||しった

自分 が この世 に じぶん||このよ|

まるで 必要 と さ れ ない 存在 だ と いう こと です > |ひつよう|||||そんざい|||||

( 我 愛 羅 ) く … 来る な ! われ|あい|ら||くる|

♪ ~

独りぼっち の あの 苦しみ は ひとりぼっち|||くるしみ|

半端 じゃ ねえ よ な … 。 はんぱ||||

お前 の 気持ち は おまえ||きもち|

何で かな ? 痛い ほど 分かる ん だって ば よ 。 なんで||いたい||わかる||||

けど 俺 に は もう |おれ|||

大切 な 人 たち が でき た ん だ 。 たいせつ||じん||||||

俺 の 大切 な 人 たち おれ||たいせつ||じん|

傷つけ させ ねえ 。 きずつけ|さ せ|

で なけりゃ お 前 殺し て でも |||ぜん|ころし||

俺 は お前 を 止める ぞ ! おれ||おまえ||とどめる|

何で … なんで

何で お前 は 他人 の ため に ここ まで 。 なんで|おまえ||たにん|||||

独りぼっち の あの 地獄 から 救って くれ た … ひとりぼっち|||じごく||すくって||

俺 の 存在 を 認め て くれ た おれ||そんざい||みとめ|||

大切 な みんな だ から 。 たいせつ||||

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < 愛情 は 自分 の 身近 に いる やしゃ|まる|あいじょう||じぶん||みぢか||

大切 な 人 に 尽くし て あげ たい と 慈しみ 見守る 心 > たいせつ||じん||つくし|||||いつくしみ|みまもる|こころ

( 我 愛 羅 ) 愛情 … 。 われ|あい|ら|あいじょう

( 我 愛 羅 ) 《 だから こいつ は 強い の か … 》 われ|あい|ら||||つよい||

ぐ っ … 。

もう いい ナルト 。 あっ 。

サクラ は 大丈夫 だ 。 さくら||だいじょうぶ|

こいつ も チャクラ が 尽き た ん だ ろ 。 ||||つき||||

とっくに サクラ の 砂 は 崩れ た よ 。 |さくら||すな||くずれ||

そ っか 。

もう いい やめ だ 。

( カンクロウ ) 我 愛 羅 … 。 |われ|あい|ら

( カンクロウ ) 《 こんなに 弱りきった 我 愛 羅 は ||よわりきった|われ|あい|ら|

初めて 見る じゃ ん 》 はじめて|みる||

( カンクロウ ) 分かった よ 。 |わかった|

( 我 愛 羅 ) う … 。 われ|あい|ら|

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 うずまき ナルト か … 》 われ|あい|ら|||

( 我 愛 羅 ) 《 いつか 俺 に も … 》 われ|あい|ら||おれ||

( 我 愛 羅 ) テマリ カン クロウ 。 われ|あい|ら||かん|

( テマリ ・ カンクロウ ) ん ?

( 我 愛 羅 ) すまない 。 ( テマリ ) あっ 。 われ|あい|ら||| (Aira) I'm sorry. (Temari) Ah.

( カンクロウ ) べ … 別に いい って 。 ||べつに||

( 秒 を 刻む 音 ) びょう||きざむ|おと

( 秒 を 刻む 音 ) びょう||きざむ|おと

あっ 。 ( 秒 を 刻む 音 ) |びょう||きざむ|おと

( 秒 を 刻む 音 ) びょう||きざむ|おと

( 遠 雷 ) とお|かみなり

♪ ~

♪ ~

( 紅 ) 雨 … 。 くれない|あめ

( アスマ ) 空 も 泣きだし た か 。 |から||なきだし||

( ホムラ ) この たび の 戦闘 で 命 を 落とし た 三 代 目 火影 ||||せんとう||いのち||おとし||みっ|だい|め|ほかげ

ならびに その 犠牲 者 を 弔う ため の ||ぎせい|もの||とむらう||

葬儀 を 行う 。 そうぎ||おこなう

( 暗部 ) 始まった か 結局 われわれ は あんぶ|はじまった||けっきょく||

ただ 見 て いる こと しか でき なかった な 。 |み|||||||

♪ ~

《 何で だって ば よ 。 なんで|||

何で 火影 の じいちゃん が 死な なきゃ いけ ねえ ん だ 》 なんで|ほかげ||||しな|||||

( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 ) き||は|まる||なきごえ

《 何で … 》 ( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 ) なんで|き||は|まる||なきごえ

( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 ) き||は|まる||なきごえ

♪ ~

( イルカ の 泣き声 ) ||なきごえ

( 猿 飛 ) < もう 一 年 に なる か > ( イルカ ) < あっ > さる|と||ひと|とし|||||

( 猿 飛 ) < 悲し み を 隠し て 笑う の は さる|と|かなし|||かくし||わらう||

簡単 な こと で は ない な 。 かんたん||||||

お前 は いつも 笑い の 中心 に なって いる と おまえ|||わらい||ちゅうしん||||

担任 から 聞い た が > たんにん||ききい||

( イルカ ) < 僕 は 悲しく なんか ない ん だ ! |ぼく||かなしく||||

忍 が 任務 で 死ぬ の は 名誉 な こと な ん だ ! おし||にんむ||しぬ|||めいよ|||||

父ちゃん も 母ちゃん も とうちゃん||かあちゃん|

化け ぎ つね から この 里 を 命懸け で 守った 英雄 だ ぞ ! ばけ|||||さと||いのちがけ||まもった|えいゆう||

僕 は その 英雄 の 子ども だ ! ぼく|||えいゆう||こども|

一 人 に なった って 悲しく なんか ない ん だ 。 ひと|じん||||かなしく||||

これ だって … うれし涙 … > ||うれしなみだ

( 猿 飛 ) < もう いい > さる|と||

( 猿 飛 ) < お前 が いつも さる|と|おまえ||

一 人 ひざ を 抱え て い た こと は 知 っと る 。 ひと|じん|||かかえ||||||ち||

しかし お前 は 一 人 で は ない > |おまえ||ひと|じん|||

< えっ >

( 猿 飛 ) < 木 ノ 葉 隠れ の 忍 たち は さる|と|き||は|かくれ||おし||

皆 火 の 意志 を 持って おる > みな|ひ||いし||もって|

( イルカ ) < 火 の 意志 ? > |ひ||いし

( 猿 飛 ) < 木 ノ 葉 を 守 ろ う と する 強い 意志 の こと じゃ 。 さる|と|き||は||しゅ|||||つよい|いし|||

この 火 の 意志 を 持って おる かぎり |ひ||いし||もって||

この 里 に いる 者 は すべて 家族 その もの な ん じゃ 。 |さと|||もの|||かぞく|||||

イルカ よ お前 は 持って おる か の う > いるか||おまえ||もって||||

( イルカ ) < うん >

♪ ~

( カカシ ) ハヤテ へ か ?

( カカシ ) 三 代 目 の 葬儀 が もう 始まって る 。 |みっ|だい|め||そうぎ|||はじまって|

急げ よ 。 いそげ|

( 夕顔 ) カカシ 先輩 こそ オビト さん へ です か ? ゆうがお||せんぱい||||||

( 夕顔 ) いつも 遅刻 の 理由 を 考える くらい なら ゆうがお||ちこく||りゆう||かんがえる||

もっと 早く 来 て あげ れ ば いい のに 。 |はやく|らい||||||

( カカシ ) 来 てる よ 朝 早く 。 |らい|||あさ|はやく

( カカシ ) ただ ここ に 来る と 昔 の バカ だった 自分 を ||||くる||むかし||ばか||じぶん|

いつ まで も 戒め たく なる 。 |||いましめ||

( 自 来 也 ) フン 。 じ|らい|や|ふん

♪ ~

♪ ~

《 忍 は どの よう な 状況 に おい て も おし|||||じょうきょう||||

感情 を 表 に 出す べ から ず 。 かんじょう||ひょう||だす|||

任務 を 第 一 と し にんむ||だい|ひと||

何事 に も 涙 を 見せ ぬ べし 》 なにごと|||なみだ||みせ||

♪ ~

♪ ~

♪ ~

イルカ 先生 。 ( イルカ ) ん ? いるか|せんせい||

何で 人 は なんで|じん|

人 の ため に 命 を 懸け た り する の か な ? じん||||いのち||かけ||||||

人間 が 一 人 死ぬ 亡くなる 。 にんげん||ひと|じん|しぬ|なくなる

過去 や 今 の 生活 そして その 未来 と 一緒に な 。 かこ||いま||せいかつ|||みらい||いっしょに|

たくさん の 人 が 任務 や 戦争 で 死 ん で ゆく 。 ||じん||にんむ||せんそう||し|||

それ も 驚く ほど あっさり と 簡単 に だ 。 ||おどろく||||かんたん||

ハヤテ だって その 一 人 だ よ 。 |||ひと|じん||

死 に ゆく 者 に も 夢 や 目指す もの は ある 。 し|||もの|||ゆめ||めざす|||

しかし 誰 に も それ と 同じ くらい 大切 な もの が ある ん だ 。 |だれ|||||おなじ||たいせつ||||||

両親 兄弟 友達 や 恋人 りょうしん|きょうだい|ともだち||こいびと

自分 に とって 大切 な 人 たち 。 じぶん|||たいせつ||じん|

互いに 信頼 し 合い 助け合う 。 たがいに|しんらい||あい|たすけあう

生まれ落ち た 時 から うまれおち||じ|

ずっと 大切 に 思って き た 人 たち と の つながり 。 |たいせつ||おもって|||じん||||

そして その つながった 糸 は |||いと|

時 を 経る に 従い 太く 強く なって いく 。 じ||へる||したがい|ふとく|つよく||

理屈 じゃ ない の さ 。 りくつ||||

その 糸 を 持 っち まっ た ヤツ は そう し ち まう ん だ 。 |いと||じ||||やつ|||||||

大切 だ から 。 たいせつ||

うん 何となく は 俺 に も 分かる って ば よ 。 |なんとなく||おれ|||わかる|||

でも … 。

死ぬ の は つらい よ 。 しぬ||||

( カカシ ) 三 代 目 だって ただ で 死 ん だ わけ じゃ ない よ 。 |みっ|だい|め||||し||||||

ちゃんと 俺 たち に 大切 な もの を 残し て くれ てる 。 |おれ|||たいせつ||||のこし|||

まっ いずれ お前 に も 分かる よう に なる さ 。 ||おまえ|||わかる||||

うん それ も 何となく 分かる って ば よ 。 |||なんとなく|わかる|||

( サクラ ) 雨 や ん だ ね 。 |あめ||||

♪ ~

じゃあ ね イルカ 先生 。 ||いるか|せんせい

( イルカ ) ああ 。

( イルカ ) 《 木 ノ 葉 隠れ の 小さな 木 ノ 葉 たち に |き||は|かくれ||ちいさな|き||は||

三 代 目 あなた の 言う 火 の 意志 は みっ|だい|め|||いう|ひ||いし|

どうやら ちゃん と 受け継が れ て いる よう です 。 |||うけつが|||||

木 ノ 葉 に つい た その 小さな 火種 は き||は|||||ちいさな|ひだね|

やがて 強く 大きく 燃え て |つよく|おおきく|もえ|

また この 里 を 照らし 守る の でしょ う 。 ||さと||てらし|まもる|||

( イルカ ) 《 いつ の 日 か |||ひ|

新た な 火影 と なって … 》 あらた||ほかげ||

( 男 1 ) とりあえず 壊滅 は 免れ た もの の おとこ||かいめつ||まぬがれ|||

被害 は 甚大 の よう です ね 。 ひがい||じんだい||||

( 男 2 ) 栄華 を 極め た あの 里 が おとこ|えいが||きわめ|||さと|

あわれ だ な 。

( 男 1 ) 柄 に も ない 。 おとこ|え|||

故郷 は やはり 未練 が あり ます か ? こきょう|||みれん||||

あなた でも 。

( 男 2 ) いい や まるで ない よ 。 おとこ|||||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 我慢 の 連続 だった ろ がまん||れんぞく||

♪ 心 で 泣 い て いた ん だ ろ こころ||なき||||||

♪ 自分 で 決め た その 夢 だけ は じぶん||きめ|||ゆめ||

♪ ゆず れ ない ん だ ろ ?

♪ 脇役 だ けど わきやく||

♪ ~

♪ かげ の 人 だ けど ||じん||

♪ 夢 と 向き合う 時 くらい ゆめ||むきあう|じ|

♪ 真ん中 に い させ て 正直 に い させ て まんなか|||さ せ||しょうじき|||さ せ|

♪ 今 まで 何度 も なんとか あきらめ ず に いま||なんど|||||

♪ 今 まで 何度 も 立ち上がって き た じゃ ない か いま||なんど||たちあがって|||||

♪ 今 まで 何度 も 僕ら 何度 も 信じ て いま||なんど||ぼくら|なんど||しんじ|

♪ 何度 も 夢見 て 何度 も … なんど||ゆめみ||なんど|

♪ 今 まで 何度 も バカ を 見 て き た じゃ ない か いま||なんど||ばか||み||||||

♪ 何度 も 人 の かげ に 立って き た じゃ ない か なんど||じん||||たって|||||

♪ さ ぁ 主役 だ よ ||しゅやく||

♪ 自分 の 夢 くらい じぶん||ゆめ|

♪ わがまま で い させ て |||さ せ|

♪ ~

( カカシ ) 〈 祭事 は 終わり 朝もや は やがて すべて を 包み込む 。 |さいじ||おわり|あさもや|||||つつみこむ

静寂 … その 白い 霧 の 中 で せいじゃく||しろい|きり||なか|

影 は 静か に 牙 を 研ぐ 。 かげ||しずか||きば||とぐ

よみがえる 幼き 日 の 記憶 。 |おさなき|ひ||きおく

絶望 いらだち そして 決意 。 ぜつぼう|||けつい

宿命 と いう 名 の 歯車 が しゅくめい|||な||はぐるま|

今 静か に 回り 出す 〉 いま|しずか||まわり|だす

♪ ~