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ナルト, Naruto Episode 75

Naruto Episode 75

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に

♪ 自分 らし さ を 力 に

♪ 迷い ながら で も いい

♪ 歩き 出し て

♪ もう 一 回

♪ ~

♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え

♪ 誉め られる の が 好き な の です か

♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も

♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か

♪ 始まり だけ

♪ 夢見 て 起きる

♪ その 先 なら

♪ いつか 自分 の 腕 で

♪ そう だ 大事 な 物 は いつも

♪ 形 の ない もの だけ

♪ 手 に 入れ て も なくし て も

♪ 気付か ぬ まま

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に

♪ 自分 らし さ を 力 に

♪ 迷い ながら で も いい

♪ 歩き 出し て

♪ もう 一 回

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) そこ か ! う ~ あ ~ !

♪ ~

( サスケ ) ここ だ !

♪ ~

ヘッヘヘヘ … 。

♪ ~

チッ 。

( 我 愛 羅 ) 返す ぞ 。

♪ ~

( 我 愛 羅 ) ん ! ?

( 我 愛 羅 ) 分身 か … 。

♪ ~

野郎 … 。

♪ ~

( 我 愛 羅 ) うち は サスケ ~ !

なぜ 向かって こ ない ! ?

う っ ! が ぁ ~ !

あ ~ ! あぁ … !

ハァ ハァ … なぜ …

逃げる ! ?

( 男の子 1 ) < いい ぞ こっち こっち ! >

( 男の子 1 ) < こっち だ って ! 回せ よ ! >

( 男の子 2 ) < パス ! >

( 男の子 3 ) < いい ぞ いい ぞ 行け 行け 行け … ! >

( 男の子 たち の はしゃぐ 声 )

( 男の子 4 ) < シュート ! >

< あっ >

( 男の子 5 ) < どう する ? >

( 男の子 6 ) < 俺 たち まだ 壁 登り の 術 なんて でき ねえ し >

( 男の子 5 ・ 男の子 6 ) < あっ >

( 男の子 6 ) < お … お前 は … >

( 我 愛 羅 ) < これ … >

( 男の子 5 ) < 我 愛 羅 だ … > ( 男の子 6 ) < 砂 の 我 愛 羅 … >

( 男の子 5 ) < に … 逃げろ ~ ! > ( 男の子 たち ) < う わ ~ ! >

( 我 愛 羅 ) < あっ >

( 男の子 たち ) < ハァ ハァ … あぁ ! >

< 待って ! > ( 我 愛 羅 ) 《 1 人 に し ない で ! 》

( 男の子 6 ) < う わ ~ ! 助け て ! >

( 我 愛 羅 ) 《 もう …

1 人 は 嫌 だ 》

( 男の子 5 ) < う わ ~ ! う わ ~ ! >

( 我 愛 羅 ) 《 もう … 》

( 男の子 5 ) < 嫌 だ ~ ! >

< あっ >

( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 落ち着 い て ください ! >

< 夜叉 丸 … >

( 男の子 5 ) < う っ … う … >

♪ ~

( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ !

逃がし は し ない !

逃がし は し ない ぞ !

うち は サスケ ~ !

う あ ~ !

フッ ハハハハ … !

ハッ ハハハハ … !

フッ ハハハハ … !

《 ふざけ ん な ! 何 だ あの ばか 力 は ! 》

この 俺 が 怖い か ?

《 圧倒 的 すぎる … 》

うち は サスケ !

怖い か ? この 俺 の 存在 が !

( 我 愛 羅 ) < 忘れる な 。

お前 は 俺 の 獲物 だ >

< 待て ! >

< なぜ そこ まで 俺 に こだわる ? >

( 我 愛 羅 ) < 本当 の 孤独 を 知る 目 >

( 我 愛 羅 ) < そして

それ が この世 の 最大 の 苦しみ で ある こと を 知って いる 目 。

言った はず だ 。

お前 は 俺 と 同じ 目 を し て いる と 。

力 を 求め

憎しみ と 殺意 に 満ち満ち て いる 目 。

俺 と 同じ

己 を 孤独 と いう 地獄 に 追い込 ん だ 者 を

殺し たく て ウズウズ し て いる 目 だ >

< はっ ! >

( 我 愛 羅 ) < その 目 だ >

( カカシ ) < はい 待った >

( カカシ ) < 我 愛 羅 と か いった な 。

お前 が サスケ の 何 を 知って る か は 知ら ない けど ね

サスケ の すべて を 見透かす よう な 言い 方 は ダメ でしょ 。

本選 前 に こんな とこ まで 嗅ぎつけ て き て

一体 何 が 言い たい の ? >

< 戦い と は

他者 と 自分 の 存在 を 懸け

殺し 合う こと だ >

< 勝った 者 だけ が 己 の 存在 価値 を 実感 できる >

( カカシ ) < つまり 言い たい の は

試合 で は なく て 殺し 合い を しよ う ぜ って こと かな ? >

( 我 愛 羅 ) < うち は お前 も 本当 は 望 ん で いる はず だ 。

心 の 奥底 で

自分 の 存在 価値 を 確かめ たい 。

果たして 自分 は 本当 に 強い の か ?

その 殺意 に 満ち た 目 を 向ける 相手 より

本当 に 強い 存在 な の か ? >

♪ ~

( 我 愛 羅 ) どう し た ! ?

うち は サスケ !

この 俺 が 怖い か ?

( 我 愛 羅 ) 憎しみ も 殺意 も

その 恐怖 に すく ん だ の か ?

お前 は その 程度 の 存在 だった の か ?

俺 と 戦え そして 確かめろ 。

お前 の 価値 を 存在 を

実感 しろ !

答え が 欲し けれ ば

来い

《 俺 は 生かさ れ た 。

わざわざ たった 一 人 。

何 の ため に だ ? 》

《 いや その 理由 は 分かって る 。

あいつ が 俺 を 生かし た の は

一族 殺し の 罪悪 感 に さいなま れ ぬ ため の 存在 と し て

イタチ は

自分 を 殺さ せる ため の 復しゅう 者 と いう 存在 と し て

俺 を 選 ん だ ん だ ! 》

♪ ~

( テマリ ) はっ !

ハハハハ … さ ぁ 楽しま せ て くれ 。

うち は サスケ !

一撃 で 決める !

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) ハァ ハァ ハァ … 。

♪ ~

う ぅ … 。

( 猿 飛 ) う ぅ … 。

♪ ~

早く 死 ん で 楽 に お なり なさい 。

この 老 いぼ れ め が 。

( 猿 飛 ) 言った はず じゃ 。

お前 も 死ぬ と 。

( 大 蛇 丸 ) この !

( 猿 魔 ) あっ 。

う あっ 。

う ぅ … が はっ !

手 を 放せ 老 いぼ れ !

( 猿 飛 ) 放さ ぬ ! 断じて 放さ ぬ !

お前 の 魂 を 抜き出す まで は な !

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) 《 このまま で は … 》

♪ ~

( テマリ ) あっ !

( サスケ ・ 我 愛 羅 ) う あ ~ !

♪ ~

う あ ~

( テマリ ) 我 愛 羅 !

♪ ~

《 手応え は あった 》

あっ 。

( 我 愛 羅 ) ハァ … ヘッヘヘヘ … 。

ハッ ハハ アハ ハハ … !

ア ~ ッハハハ … !

ハ ~ ッハハハ … !

そう か そう だった の か 。

ばか な あの 状態 で 我 愛 羅 の 攻撃 を

カウンター で 合わせ た だ と ?

なぜ こんなに 楽しい の か

今 分かった 。

この 痛み 。

俺 を 傷つける ほど の ヤツ を 倒し

そい つ の すべて を 奪い 去る こと は

俺 に より 強い 生 の 実感 を 与え て くれる !

( テマリ ) 《 今 まで 傷 一 つ 負った こと の ない 我 愛 羅 に

二 度 まで も … 。

あいつ 化け物 か … 。

いや … しかし 本当 の 化け物 は … 。

何せ 我 愛 羅 が 変身 し て いる の は

まだ 右腕 だけ だ 》

あぁ … 。

もっと もっと だ !

何 ! ?

( 我 愛 羅 ) う ぅ … あ ぅ ~ … 。

う ~ !

《 一体 何 な ん だ ? こいつ !

次 から 次 へ と 》

( 我 愛 羅 ) う ~ !

《 さらに 速い ! 》

♪ ~

う っ !

♪ ~

《 動き を 先 読み し なきゃ かわせ も し ねえ 。

この 眼 が なけりゃ とっくに 死 ん でる ぜ 》

う あ ~ !

《 もう 千鳥 は … 。

火豪 火 球 の 術 !

♪ ~

ハハハ … !

《 砂 に 火 は ダメ か 。

それ に この 程度 の 術 じゃ … 》

死 ね ~ !

《 やはり 千鳥 じゃ ねえ と ! 》

♪ ~

ヘッ 。

ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) < まっ お前 の 限界 は 2 発 。

こんな ところ だ >

< チッ 。

ハァ ハァ ハァ … >

( カカシ ) < 今 の チャクラ で 一 日 に 撃 てる 千鳥 は

ここ まで だ よ 。

何せ この 千鳥 は

実戦 じゃ 写 輪 眼 と 併用 し なきゃ 使え ない 術 だ 。

だけど 写 輪 眼 と ほか の 術 を 同時に 使う と いう こと は

体 内 の チャクラ を 一気に 爆発 さ せ

使い切る よう な もの だ >

( カカシ ) < まっ でも やっぱり お前 は すごい ほう だ よ 。

俺 でも 千鳥 … ま ぁ つまり 雷 切 は 日 に 4 発 使え ば

チャクラ を フル に 使い切っちゃ う から なぁ >

< 2 発 以上 使 お う と すれ ば どう なる ? >

( カカシ ) < 3 発 目 は 発動 し ない 。

よく 覚え とけ 。

無理 に 術 を 発動 しよ う と すれ ば

術 は うまく 発動 し ない うえ に チャクラ は ゼロ に なり

下手 し たら 死ぬ ぞ >

( カカシ ) < たとえ 生き残った と し て も

お前 に とって 決して ろくな こと に は なら ない よ 。

特に お前 は な >

♪ ~

( 我 愛 羅 ) どう し た ?

お前 の 存在 価値 は この 程度 か ?

はっきり 言 お う 。

お前 は 弱い !

( 我 愛 羅 ) お前 は 甘い 。

憎しみ が 弱い から だ 。

( 我 愛 羅 ) 憎しみ の 力 は 殺意 の 力 。

殺意 の 力 は 復しゅう の 力 !

( 我 愛 羅 ) お前 の 憎しみ は 俺 より 弱い !

黙れ 。

( 我 愛 羅 ) この 意味 が 分かる か ! ?

黙れ !

( 我 愛 羅 ) それ は お前 が

俺 より 弱い と いう こと だ !

《 イタチ は 自分 を 殺さ せる ため の

復しゅう 者 と いう 存在 と し て 俺 を 選 ん だ ん だ 》

《 俺 は 復しゅう 者 だ ! 》

( 我 愛 羅 ) ハァ ~。

ハァ ~~ !

ヘッヘッヘッ ハァ !

う っ !

う お ~ ~ ( 我 愛 羅 ) う ~ ~

♪ ~

ぐ っ ! う お ~ ! あ ~ !

♪ ~

あっ !

♪ ~

ハッ !

《 また 呪 印 が … 》

が っ !

( 我 愛 羅 ) ん !

う あ ~ !

《 くそ ! 体 が … 》

う ~ あ ~ !

( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。 ( サクラ ) サスケ 君 !

ハァ ハァ ハァ … 。

う ぅ ~ !

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で

♪ 笑って 歩 けれ ば いい

♪ ~

♪ そう 静か な 空気 吸い込み

♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み

♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み

♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に

♪ たくさん の まとって る 後悔

♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない

♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい

♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で

♪ 笑って 歩 けれ ば いい

♪ 悲しみ も 風 に 変え て

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 〈 ねぇ 夜叉 丸 痛い って どんな 感じ ?

僕 一 度 も 傷 と か 出来 た こと が ない から

一体 どんな 感じ な の か なぁ って 。

ねぇ 僕 もしかしたら ケガ を し てる の か な ?

血 は 出 ない けど この 胸 の 所 が ずっと おかしい ん だ 。

何だか 苦しく て すごく すごく

痛い ん だ 〉


Naruto Episode 75 Naruto Episode 75

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に ||かなし|||||

♪ 自分 らし さ を 力 に じぶん||||ちから|

♪ 迷い ながら で も いい まよい||||

♪ 歩き 出し て あるき|だし|

♪ もう 一 回 |ひと|かい

♪ ~

♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え だれ|||きたい|||こたえ

♪ 誉め られる の が 好き な の です か ほめ||||すき||||

♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も ||じぶん||すり||かえ||

♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か えがお||||すてき||

♪ 始まり だけ はじまり|

♪ 夢見 て 起きる ゆめみ||おきる

♪ その 先 なら |さき|

♪ いつか 自分 の 腕 で |じぶん||うで|

♪ そう だ 大事 な 物 は いつも ||だいじ||ぶつ||

♪ 形 の ない もの だけ かた||||

♪ 手 に 入れ て も なくし て も て||いれ|||||

♪ 気付か ぬ まま きづか||

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に ||かなし|||||

♪ 自分 らし さ を 力 に じぶん||||ちから|

♪ 迷い ながら で も いい まよい||||

♪ 歩き 出し て あるき|だし|

♪ もう 一 回 |ひと|かい

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) そこ か ! う ~ あ ~ ! われ|あい|ら||||

♪ ~

( サスケ ) ここ だ !

♪ ~

ヘッヘヘヘ … 。

♪ ~

チッ 。

( 我 愛 羅 ) 返す ぞ 。 われ|あい|ら|かえす|

♪ ~

( 我 愛 羅 ) ん ! ? われ|あい|ら|

( 我 愛 羅 ) 分身 か … 。 われ|あい|ら|ぶんしん|

♪ ~

野郎 … 。 やろう

♪ ~

( 我 愛 羅 ) うち は サスケ ~ ! われ|あい|ら|||さすけ

なぜ 向かって こ ない ! ? |むかって||

う っ ! が ぁ ~ !

あ ~ ! あぁ … !

ハァ ハァ … なぜ …

逃げる ! ? にげる

( 男の子 1 ) < いい ぞ こっち こっち ! > おとこのこ||||

( 男の子 1 ) < こっち だ って ! 回せ よ ! > おとこのこ||||まわせ|

( 男の子 2 ) < パス ! > おとこのこ|ぱす

( 男の子 3 ) < いい ぞ いい ぞ 行け 行け 行け … ! > おとこのこ|||||いけ|いけ|いけ

( 男の子 たち の はしゃぐ 声 ) おとこのこ||||こえ

( 男の子 4 ) < シュート ! > おとこのこ|しゅーと

< あっ >

( 男の子 5 ) < どう する ? > おとこのこ||

( 男の子 6 ) < 俺 たち まだ 壁 登り の 術 なんて でき ねえ し > おとこのこ|おれ|||かべ|のぼり||じゅつ||||

( 男の子 5 ・ 男の子 6 ) < あっ > おとこのこ|おとこのこ|

( 男の子 6 ) < お … お前 は … > おとこのこ||おまえ|

( 我 愛 羅 ) < これ … > われ|あい|ら|

( 男の子 5 ) < 我 愛 羅 だ … > ( 男の子 6 ) < 砂 の 我 愛 羅 … > おとこのこ|われ|あい|ら||おとこのこ|すな||われ|あい|ら

( 男の子 5 ) < に … 逃げろ ~ ! > ( 男の子 たち ) < う わ ~ ! > おとこのこ||にげろ|おとこのこ|||

( 我 愛 羅 ) < あっ > われ|あい|ら|

( 男の子 たち ) < ハァ ハァ … あぁ ! > おとこのこ||||

< 待って ! > ( 我 愛 羅 ) 《 1 人 に し ない で ! 》 まって|われ|あい|ら|じん||||

( 男の子 6 ) < う わ ~ ! 助け て ! > おとこのこ|||たすけ|

( 我 愛 羅 ) 《 もう … われ|あい|ら|

1 人 は 嫌 だ 》 じん||いや|

( 男の子 5 ) < う わ ~ ! う わ ~ ! > おとこのこ||||

( 我 愛 羅 ) 《 もう … 》 われ|あい|ら|

( 男の子 5 ) < 嫌 だ ~ ! > おとこのこ|いや|

< あっ >

( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 落ち着 い て ください ! > やしゃ|まる|われ|あい|ら|さま|おちつ|||

< 夜叉 丸 … > やしゃ|まる

( 男の子 5 ) < う っ … う … > おとこのこ|||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ ! われ|あい|ら||

逃がし は し ない ! にがし|||

逃がし は し ない ぞ ! にがし||||

うち は サスケ ~ ! ||さすけ

う あ ~ !

フッ ハハハハ … !

ハッ ハハハハ … !

フッ ハハハハ … !

《 ふざけ ん な ! 何 だ あの ばか 力 は ! 》 |||なん||||ちから|

この 俺 が 怖い か ? |おれ||こわい|

《 圧倒 的 すぎる … 》 あっとう|てき|

うち は サスケ ! ||さすけ

怖い か ? この 俺 の 存在 が ! こわい|||おれ||そんざい|

( 我 愛 羅 ) < 忘れる な 。 われ|あい|ら|わすれる|

お前 は 俺 の 獲物 だ > おまえ||おれ||えもの|

< 待て ! > まて

< なぜ そこ まで 俺 に こだわる ? > |||おれ||

( 我 愛 羅 ) < 本当 の 孤独 を 知る 目 > われ|あい|ら|ほんとう||こどく||しる|め

( 我 愛 羅 ) < そして われ|あい|ら|

それ が この世 の 最大 の 苦しみ で ある こと を 知って いる 目 。 ||このよ||さいだい||くるしみ|||||しって||め

言った はず だ 。 いった||

お前 は 俺 と 同じ 目 を し て いる と 。 おまえ||おれ||おなじ|め|||||

力 を 求め ちから||もとめ

憎しみ と 殺意 に 満ち満ち て いる 目 。 にくしみ||さつい||みちみち|||め

俺 と 同じ おれ||おなじ

己 を 孤独 と いう 地獄 に 追い込 ん だ 者 を おのれ||こどく|||じごく||おいこ|||もの|

殺し たく て ウズウズ し て いる 目 だ > ころし|||||||め|

< はっ ! >

( 我 愛 羅 ) < その 目 だ > われ|あい|ら||め|

( カカシ ) < はい 待った > ||まった

( カカシ ) < 我 愛 羅 と か いった な 。 |われ|あい|ら||||

お前 が サスケ の 何 を 知って る か は 知ら ない けど ね おまえ||さすけ||なん||しって||||しら|||

サスケ の すべて を 見透かす よう な 言い 方 は ダメ でしょ 。 さすけ||||みすかす|||いい|かた||だめ|

本選 前 に こんな とこ まで 嗅ぎつけ て き て ほんせん|ぜん|||||かぎつけ|||

一体 何 が 言い たい の ? > いったい|なん||いい||

< 戦い と は たたかい||

他者 と 自分 の 存在 を 懸け たしゃ||じぶん||そんざい||かけ

殺し 合う こと だ > ころし|あう||

< 勝った 者 だけ が 己 の 存在 価値 を 実感 できる > かった|もの|||おのれ||そんざい|かち||じっかん|

( カカシ ) < つまり 言い たい の は ||いい|||

試合 で は なく て 殺し 合い を しよ う ぜ って こと かな ? > しあい|||||ころし|あい|||||||

( 我 愛 羅 ) < うち は お前 も 本当 は 望 ん で いる はず だ 。 われ|あい|ら|||おまえ||ほんとう||のぞみ|||||

心 の 奥底 で こころ||おくそこ|

自分 の 存在 価値 を 確かめ たい 。 じぶん||そんざい|かち||たしかめ|

果たして 自分 は 本当 に 強い の か ? はたして|じぶん||ほんとう||つよい||

その 殺意 に 満ち た 目 を 向ける 相手 より |さつい||みち||め||むける|あいて|

本当 に 強い 存在 な の か ? > ほんとう||つよい|そんざい|||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) どう し た ! ? われ|あい|ら|||

うち は サスケ ! ||さすけ

この 俺 が 怖い か ? |おれ||こわい|

( 我 愛 羅 ) 憎しみ も 殺意 も われ|あい|ら|にくしみ||さつい|

その 恐怖 に すく ん だ の か ? |きょうふ||||||

お前 は その 程度 の 存在 だった の か ? おまえ|||ていど||そんざい|||

俺 と 戦え そして 確かめろ 。 おれ||たたかえ||たしかめろ

お前 の 価値 を 存在 を おまえ||かち||そんざい|

実感 しろ ! じっかん|

答え が 欲し けれ ば こたえ||ほし||

来い こい

《 俺 は 生かさ れ た 。 おれ||いかさ||

わざわざ たった 一 人 。 ||ひと|じん

何 の ため に だ ? 》 なん||||

《 いや その 理由 は 分かって る 。 ||りゆう||わかって|

あいつ が 俺 を 生かし た の は ||おれ||いかし|||

一族 殺し の 罪悪 感 に さいなま れ ぬ ため の 存在 と し て いちぞく|ころし||ざいあく|かん|||||||そんざい|||

イタチ は いたち|

自分 を 殺さ せる ため の 復しゅう 者 と いう 存在 と し て じぶん||ころさ||||ふくしゅう|もの|||そんざい|||

俺 を 選 ん だ ん だ ! 》 おれ||せん||||

♪ ~

( テマリ ) はっ !

ハハハハ … さ ぁ 楽しま せ て くれ 。 |||たのしま|||

うち は サスケ ! ||さすけ

一撃 で 決める ! いちげき||きめる

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) ハァ ハァ ハァ … 。 だい|へび|まる|||

♪ ~

う ぅ … 。

( 猿 飛 ) う ぅ … 。 さる|と||

♪ ~

早く 死 ん で 楽 に お なり なさい 。 はやく|し|||がく||||

この 老 いぼ れ め が 。 |ろう||||

( 猿 飛 ) 言った はず じゃ 。 さる|と|いった||

お前 も 死ぬ と 。 おまえ||しぬ|

( 大 蛇 丸 ) この ! だい|へび|まる|

( 猿 魔 ) あっ 。 さる|ま|

う あっ 。

う ぅ … が はっ !

手 を 放せ 老 いぼ れ ! て||はなせ|ろう||

( 猿 飛 ) 放さ ぬ ! 断じて 放さ ぬ ! さる|と|はなさ||だんじて|はなさ|

お前 の 魂 を 抜き出す まで は な ! おまえ||たましい||ぬきだす|||

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) 《 このまま で は … 》 だい|へび|まる|||

♪ ~

( テマリ ) あっ !

( サスケ ・ 我 愛 羅 ) う あ ~ ! |われ|あい|ら||

♪ ~

う あ ~

( テマリ ) 我 愛 羅 ! |われ|あい|ら

♪ ~

《 手応え は あった 》 てごたえ||

あっ 。

( 我 愛 羅 ) ハァ … ヘッヘヘヘ … 。 われ|あい|ら||

ハッ ハハ アハ ハハ … !

ア ~ ッハハハ … !

ハ ~ ッハハハ … !

そう か そう だった の か 。

ばか な あの 状態 で 我 愛 羅 の 攻撃 を |||じょうたい||われ|あい|ら||こうげき|

カウンター で 合わせ た だ と ? かうんたー||あわせ|||

なぜ こんなに 楽しい の か ||たのしい||

今 分かった 。 いま|わかった

この 痛み 。 |いたみ

俺 を 傷つける ほど の ヤツ を 倒し おれ||きずつける|||やつ||たおし

そい つ の すべて を 奪い 去る こと は |||||うばい|さる||

俺 に より 強い 生 の 実感 を 与え て くれる ! おれ|||つよい|せい||じっかん||あたえ||

( テマリ ) 《 今 まで 傷 一 つ 負った こと の ない 我 愛 羅 に |いま||きず|ひと||おった||||われ|あい|ら|

二 度 まで も … 。 ふた|たび||

あいつ 化け物 か … 。 |ばけもの|

いや … しかし 本当 の 化け物 は … 。 ||ほんとう||ばけもの|

何せ 我 愛 羅 が 変身 し て いる の は なにせ|われ|あい|ら||へんしん|||||

まだ 右腕 だけ だ 》 |みぎうで||

あぁ … 。

もっと もっと だ !

何 ! ? なん

( 我 愛 羅 ) う ぅ … あ ぅ ~ … 。 われ|あい|ら||||

う ~ !

《 一体 何 な ん だ ? こいつ ! いったい|なん||||

次 から 次 へ と 》 つぎ||つぎ||

( 我 愛 羅 ) う ~ ! われ|あい|ら|

《 さらに 速い ! 》 |はやい

♪ ~

う っ !

♪ ~

《 動き を 先 読み し なきゃ かわせ も し ねえ 。 うごき||さき|よみ||||||

この 眼 が なけりゃ とっくに 死 ん でる ぜ 》 |がん||||し|||

う あ ~ !

《 もう 千鳥 は … 。 |ちどり|

火豪 火 球 の 術 ! ひ たけし|ひ|たま||じゅつ Fire-powerful fireball technique!

♪ ~

ハハハ … !

《 砂 に 火 は ダメ か 。 すな||ひ||だめ| 《Is it bad to put fire on sand?

それ に この 程度 の 術 じゃ … 》 |||ていど||じゅつ|

死 ね ~ ! し|

《 やはり 千鳥 じゃ ねえ と ! 》 |ちどり|||

♪ ~

ヘッ 。

ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) < まっ お前 の 限界 は 2 発 。 ||おまえ||げんかい||はつ

こんな ところ だ >

< チッ 。

ハァ ハァ ハァ … >

( カカシ ) < 今 の チャクラ で 一 日 に 撃 てる 千鳥 は |いま||||ひと|ひ||う||ちどり|

ここ まで だ よ 。

何せ この 千鳥 は なにせ||ちどり|

実戦 じゃ 写 輪 眼 と 併用 し なきゃ 使え ない 術 だ 。 じっせん||うつ|りん|がん||へいよう|||つかえ||じゅつ|

だけど 写 輪 眼 と ほか の 術 を 同時に 使う と いう こと は |うつ|りん|がん||||じゅつ||どうじに|つかう||||

体 内 の チャクラ を 一気に 爆発 さ せ からだ|うち||||いっきに|ばくはつ||

使い切る よう な もの だ > つかいきる||||

( カカシ ) < まっ でも やっぱり お前 は すごい ほう だ よ 。 ||||おまえ|||||

俺 でも 千鳥 … ま ぁ つまり 雷 切 は 日 に 4 発 使え ば おれ||ちどり||||かみなり|せつ||ひ||はつ|つかえ|

チャクラ を フル に 使い切っちゃ う から なぁ > ||ふる||つかいきっちゃ|||

< 2 発 以上 使 お う と すれ ば どう なる ? > はつ|いじょう|つか|||||||

( カカシ ) < 3 発 目 は 発動 し ない 。 |はつ|め||はつどう||

よく 覚え とけ 。 |おぼえ|

無理 に 術 を 発動 しよ う と すれ ば むり||じゅつ||はつどう|||||

術 は うまく 発動 し ない うえ に チャクラ は ゼロ に なり じゅつ|||はつどう|||||||||

下手 し たら 死ぬ ぞ > へた|||しぬ|

( カカシ ) < たとえ 生き残った と し て も ||いきのこった||||

お前 に とって 決して ろくな こと に は なら ない よ 。 おまえ|||けっして|||||||

特に お前 は な > とくに|おまえ||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) どう し た ? われ|あい|ら|||

お前 の 存在 価値 は この 程度 か ? おまえ||そんざい|かち|||ていど|

はっきり 言 お う 。 |げん||

お前 は 弱い ! おまえ||よわい

( 我 愛 羅 ) お前 は 甘い 。 われ|あい|ら|おまえ||あまい

憎しみ が 弱い から だ 。 にくしみ||よわい||

( 我 愛 羅 ) 憎しみ の 力 は 殺意 の 力 。 われ|あい|ら|にくしみ||ちから||さつい||ちから

殺意 の 力 は 復しゅう の 力 ! さつい||ちから||ふくしゅう||ちから

( 我 愛 羅 ) お前 の 憎しみ は 俺 より 弱い ! われ|あい|ら|おまえ||にくしみ||おれ||よわい

黙れ 。 だまれ

( 我 愛 羅 ) この 意味 が 分かる か ! ? われ|あい|ら||いみ||わかる|

黙れ ! だまれ

( 我 愛 羅 ) それ は お前 が われ|あい|ら|||おまえ|

俺 より 弱い と いう こと だ ! おれ||よわい||||

《 イタチ は 自分 を 殺さ せる ため の いたち||じぶん||ころさ|||

復しゅう 者 と いう 存在 と し て 俺 を 選 ん だ ん だ 》 ふくしゅう|もの|||そんざい||||おれ||せん||||

《 俺 は 復しゅう 者 だ ! 》 おれ||ふくしゅう|もの|

( 我 愛 羅 ) ハァ ~。 われ|あい|ら|

ハァ ~~ !

ヘッヘッヘッ ハァ !

う っ !

う お ~ ~ ( 我 愛 羅 ) う ~ ~ ||われ|あい|ら|

♪ ~

ぐ っ ! う お ~ ! あ ~ !

♪ ~

あっ !

♪ ~

ハッ !

《 また 呪 印 が … 》 |まじない|いん|

が っ !

( 我 愛 羅 ) ん ! われ|あい|ら|

う あ ~ !

《 くそ ! 体 が … 》 |からだ|

う ~ あ ~ !

( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。 ( サクラ ) サスケ 君 ! |||||さすけ|きみ

ハァ ハァ ハァ … 。

う ぅ ~ !

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ だれ||しっぱい||||

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない はずかしい|||

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で |きず||むだ||||

♪ 笑って 歩 けれ ば いい わらって|ふ|||

♪ ~

♪ そう 静か な 空気 吸い込み |しずか||くうき|すいこみ

♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み ひろき|から||かお|あげ|とびこみ

♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み じ||あめ||ふったら|ひとやすみ

♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に |ゆくさき||かぜ|ふく||

♪ たくさん の まとって る 後悔 ||||こうかい

♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない |きず||むだ|||||

♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい むね||くんしょう|きざみ|ぎょう|||

♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time しょうがい||||||

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ だれ||しっぱい||||

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない はずかしい|||

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で |きず||むだ||||

♪ 笑って 歩 けれ ば いい わらって|ふ|||

♪ 悲しみ も 風 に 変え て かなしみ||かぜ||かえ|

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい つよく|すすんで|いけ|||

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい つよく|すすんで|いけ|||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 〈 ねぇ 夜叉 丸 痛い って どんな 感じ ? われ|あい|ら||やしゃ|まる|いたい|||かんじ

僕 一 度 も 傷 と か 出来 た こと が ない から ぼく|ひと|たび||きず|||でき|||||

一体 どんな 感じ な の か なぁ って 。 いったい||かんじ|||||

ねぇ 僕 もしかしたら ケガ を し てる の か な ? |ぼく||けが||||||

血 は 出 ない けど この 胸 の 所 が ずっと おかしい ん だ 。 ち||だ||||むね||しょ|||||

何だか 苦しく て すごく すごく なんだか|くるしく|||

痛い ん だ 〉 いたい||