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ナルト, Naruto Episode 66

Naruto Episode 66

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に

♪ 自分 らし さ を 力 に

♪ 迷い ながら で も いい

♪ 歩き 出し て

♪ もう 一 回

♪ ~

♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え

♪ 誉め られる の が 好き な の です か

♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も

♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か

♪ 始まり だけ

♪ 夢見 て 起きる

♪ その 先 なら

♪ いつか 自分 の 腕 で

♪ そう だ 大事 な 物 は いつも

♪ 形 の ない もの だけ

♪ 手 に 入れ て も なくし て も

♪ 気付か ぬ まま

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に

♪ 自分 らし さ を 力 に

♪ 迷い ながら で も いい

♪ 歩き 出し て

♪ もう 一 回

♪ ~

( ゲンマ ) ルール は 予選 の 時 と 同じ 。

どちら か 一方 が 死ぬ か 負け を 認める まで 行う 。

勝負 あった と 見なし た 場合

途中 で 試合 を 止める こと も ある が

それ は 俺 の 判断 だ 。

( 我 愛 羅 ) フッフ フフ … 。

( サクラ ) ん ? ( ガイ ) ん ?

( カカシ ) よう ガイ 。

リー 君 も もう 体 は いい の か な ?

( ガイ ) カカシ 。 カカシ 先生 !

( カカシ ) あっ すま ん すま ん 。

お前 心配 し て た だ ろ う 。

何 も 連絡 し なく て 悪かった な 。

( いの ) 《 あ ~ あ 怒る わ よ サクラ 》

そんな こと は もう いい の 。

( いの ) え ?

《 やっぱり ここ から じゃ よく 見え ない 》

《 サスケ 君 … 》

カカシ 先生 。

( カカシ ) ん ?

サスケ 君 の 首 に は アザ が あった でしょ ?

あれ は … 。

( カカシ ) 心配 ない よ 。

えっ … 。

( いの ) 《 アザ ? 》

( カカシ ) まっ そう いう こと だ 。

うん !

( カカシ ) 《 1 2

3 4

5 6

7 8 。

8 人 … 》

( カカシ ) この 広い 会場 に 暗部 8 人 。

2 小 隊 と は 少な すぎる 。

火影 様 は どう いう つもり だ ?

いや 相手 の 出方 が 分から ん 以上

暗部 は 里 の 主要 部 に 分散 し

配備 せ ざる を え ない の だ ろ う 。

( カカシ ) ん ? ( ガイ ) 始まる ぞ 。

油断 する わけ に は いかん だ ろ う が

今 は この 試合 注目 だ な 。

カカシ お前 が 彼 に どんな 修業 を し て き た の か

ばっ ちり チェック さ せ て もらう ぞ 。

永遠 の ライバル と し て な 。

( カカシ ) ん ? 何 か 言った ?

ノー ! ナウ い ぞ カカシ !

どう し て お前 は いつも そう アバンギャルド な ん だ ~ !

( ゲンマ ) 両者 中央 へ 。

♪ ~

フッ 。

♪ ~

♪ ~ ( 唾 を 飲み込む 音 )

♪ ~

♪ ~

( ゲンマ ) 始め !

♪ ~

( サスケ ) あっ … 。

《 カカシ が 言って た これ が 砂 か 》

う っ !

う っ う ぅ ~ !

ん ?

( 我 愛 羅 ) そんなに … 怒ら ない で よ … 。

母 さん … 。

《 何 言って や がる こいつ … 》

さっき は …

さっき は まずい 血 を 吸わ せ た ね 。

ごめん よ 。

でも

今度 は きっと

おいしい から 。

( カンクロウ ) ついに 会話 が 始まった 。

こりゃ ヤベェ じゃ ん 。

( テマリ ) 戦う 前 から あそこ まで なった 我 愛 羅 は 初めて 見 た 。

そこ まで の 相手 と いう こと か

あいつ 。

う あっ ! う っ !

( バキ ) どうやら 治まった よう だ な 。

( 我 愛 羅 ) ハァ … ハァ … 。

来い … 。

( シカマル ) なぁ 。

きのう の あいつ の ことば 覚え てっ か ?

( ナルト ) あっ 。

あいつ あの 時 … 。

< お前 たち は 必ず 俺 が 殺す 。

待って いろ >

… って 言って た ろ 。

でも そう し なかった 。

絶好 の チャンス だった のに だ 。

俺 たちゃ ヤツ の 目 に も 入って なかった 。

( 我 愛 羅 ) < さ ぁ 感じ させ て くれ ! >

俺 たち じゃ も の 足り ねえ ん だ 。

今 あいつ を 感じ させる こと が できる ヤツ … 。

サスケ だけ だって ば よ 。

< 自分 の ため に だけ 戦い 自分 を 愛し て 生きる 。

他人 は すべて それ を 感じ させ て くれる ため に

存在 し て いる と 思え ば

これほど すばらしい 世界 は ない >

( シカマル ) 《 ナルト … 》

行く ぞ !

ハッ !

♪ ~

砂 の 盾 が 砂 分身 に … 。

♪ ~

♪ ~

フッ 。

( リー ) あっ ! ( 我 愛 羅 ) あっ 。

( 我 愛 羅 ) 《 速い ! こいつ あいつ と … 》

♪ ~

♪ ~

( ガイ ) 《 速い ! リー の 標準 スピード と

ほぼ 同じ だ そして … 》

( リー ) 《 僕 の 体 術 の イメージ と

重なる 》

それ が 砂 の よろい か 。

来い 。

( キバ ) サンキュー な 暗部 の お っ さん 。

とりあえず ヒナタ は 安静 に し て い れ ば 大丈夫 だ って さ 。

( カブト ) ああ そうかい 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) ん ?

あ ? この 人 知って る ?

何 言って ん だ よ この 人 は 暗部 だ ぜ 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

( ほえ 声 )

そう じゃ なく て 試験 で って そりゃ どう いう … 。

あっ !

( カブト ) ま ぁ こう いう こと さ 。

来い 。

来 ない なら こちら から 行く !

♪ ~

( リー ) 速い 。

あっ … 。

♪ ~

どう し た よ ? そんな もん か ?

♪ ~

( いの ) 《 す … すごい … 》

♪ ~

その よろい 剥ぎ取って やる 。

♪ ~

( ガイ ) 《 おもり を 外し た リー と

ほぼ 同じ スピード 》

《 何 か リー さん の 体 術 と そっくり 。

スピード も 昔 と 全然 違う 》

♪ ~

( リー ) 《 サスケ 君 君 は やっぱり

想像 を 絶する 天才 だ 。

僕 が その スピード を 手 に 入れる のに

一体 何 年 かかった か … 。

それ を … それ を 君 は たった ひと つき で … 》

♪ ~

ハァ … 。

( リー ) 《 しかし やはり あの 動き を 続ける に は

かなり の スタミナ を 消耗 する よう です ね 》

( カンクロウ ) 《 どう する つもり だ ? 我 愛 羅 。

砂 の よろい は チャクラ を 使い 過ぎる 。

あんまり 長く は もた ねえ じゃ ん 》

一体 どんな 修業 を し た ? ( カカシ ) ん ?

たった 1 か月 で あそこ まで 。

( カカシ ) サスケ は リー 君 の 体 術 を 写 輪 眼 で まね た こと も ある 。

だから 俺 は 体 術 の 修業 中

サスケ に リー 君 の 動き を イメージ さ せ た 。

( カカシ ) サスケ は リー 君 を 知って い た から こそ

あの 動き を 手 に 入れる こと が でき た 。

もちろん すごく 苦労 は し た けど ね 。

( リー ) 《 けど それ だけ で は …

体 術 だけ で は 砂 の 彼 は 倒 せ ない 》

( ガイ ) 《 カカシ の ヤツ 憎らしい 我 愛 羅 と

かわいい リー の 一 戦 を 目 に し て い た はず 》

( ガイ ) 《 リー で すら 倒 せ なかった ヤツ に

にわか 仕込み の 体 術 が 通用 し ない の は

百 も 承知 の はず 。

だ と し たら

体 術 ばかり を 極め させ た の は なぜ だ ? 》

< 何 の ため に 存在 し 生き て いる の か ? >

( 我 愛 羅 ) < 生き てる 間 は その 理由 が 必要 な ん だ 。

で なけ れ ば 死 ん で いる の と 同じ だ >

< 何 言って ん だ こいつ … >

< そして 俺 は こう 結論 し た 。

俺 は 俺 以外 の 人間 を 殺す ため に 存在 し て いる 。

いつ 暗殺 さ れる かも 分から ぬ 死 の 恐怖 の 中 で

ようやく 安ど し た >

( シカマル ) お ?

シカマル 。

すぐ に カカシ 先生 ん とこ 行く って ば よ 。

どう する つもり だ ? おい !

この 試合 を

止める !

( カンクロウ ) 《 我 愛 羅 の ヤツ まさか あの 術 を … 》

♪ ~

♪ ~

♪ ~

《 砂 を すべて ガード に 回し や がった か 。

砂 の 密度 の 違い で

ここ まで 硬度 に 差 が 出る と は な 》

♪ ~

絶対 防御 って やつ か 。

♪ ~

砂 が 体中 を 覆った 。

( ガイ ) 《 これ は 少々 やっかい だ な 。

さて サスケ は どう する ? 》

カカシ 先生 ! ( カカシ ) ん ?

あっ 。 ( いの ) あ ?

ナルト 君 !

( シカマル ・ ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) ん ~ ? 何 な の よ ?

先生 今 すぐ この 試合 を 止め て くれ って ば よ 。

( カカシ ) え ? あっ … 。

あいつ は 俺 たち と 全然 違う ん だって ば よ 。

普通 じゃ ねえ ん だって ば よ !

( いの ) ナルト あんた 何 言って ん の ?

あいつ は 人 を 殺す ため に 生き てる 。

とにかく このまま じゃ サスケ 死 ん じ まう ぞ !

( 我 愛 羅 ) 壬 申 巳 申 酉 辰

子 申 … 。

( テマリ ) 《 間違い ない あの 術 だ 。

マズ い ! 我 愛 羅 の 頭 の 中 に は

もはや 計画 の こと は … 》

( カンクロウ ) チッ !

カカシ 先生 !

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) フフッ 。

♪ ~

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で

♪ 笑って 歩 けれ ば いい

♪ ~

♪ そう 静か な 空気 吸い込み

♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み

♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み

♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に

♪ たくさん の まとって る 後悔

♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない

♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい

♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で

♪ 笑って 歩 けれ ば いい

♪ 悲しみ も 風 に 変え て

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい

♪ ~

( リー ) 〈 サスケ 君 以前 君 と やり合った 時

僕 は 言った 目 で 分かって い て も

体 が 動か ない ん じゃ どう しよう も ない と 。

優越 感 に 浸って ね 。

でも 君 は 今 僕 と 同じ 高速 の 体 を 手 に 入れ た 。

そして 君 に は 写 輪 眼 が ある 〉

( リー ) 〈 本当 に 君 が 羨ま し い よ サスケ 君 〉

( ナレ ー ション ) 〈 異 世界 から の 侵略 者 ネイバー と

界 境 防衛 機関 ボーダー が 激しい 衝突 を 繰り返す 三 門 市 〉

〈 ボーダー 所属 の 三雲 修 は

自ら を ネイバー と 名乗る 少年 空 閑 遊 真 と 出会う 〉

〈 2 人 は 雨 取 千 佳 と


Naruto Episode 66 Naruto Episode 66

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に ||かなし|||||

♪ 自分 らし さ を 力 に じぶん||||ちから|

♪ 迷い ながら で も いい まよい||||

♪ 歩き 出し て あるき|だし|

♪ もう 一 回 |ひと|かい

♪ ~

♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え だれ|||きたい|||こたえ

♪ 誉め られる の が 好き な の です か ほめ||||すき||||

♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も ||じぶん||すり||かえ||

♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か えがお||||すてき||

♪ 始まり だけ はじまり|

♪ 夢見 て 起きる ゆめみ||おきる

♪ その 先 なら |さき|

♪ いつか 自分 の 腕 で |じぶん||うで|

♪ そう だ 大事 な 物 は いつも ||だいじ||ぶつ||

♪ 形 の ない もの だけ かた||||

♪ 手 に 入れ て も なくし て も て||いれ|||||

♪ 気付か ぬ まま きづか||

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に ||かなし|||||

♪ 自分 らし さ を 力 に じぶん||||ちから|

♪ 迷い ながら で も いい まよい||||

♪ 歩き 出し て あるき|だし|

♪ もう 一 回 |ひと|かい

♪ ~

( ゲンマ ) ルール は 予選 の 時 と 同じ 。 |るーる||よせん||じ||おなじ

どちら か 一方 が 死ぬ か 負け を 認める まで 行う 。 ||いっぽう||しぬ||まけ||みとめる||おこなう

勝負 あった と 見なし た 場合 しょうぶ|||みなし||ばあい

途中 で 試合 を 止める こと も ある が とちゅう||しあい||とどめる||||

それ は 俺 の 判断 だ 。 ||おれ||はんだん|

( 我 愛 羅 ) フッフ フフ … 。 われ|あい|ら||

( サクラ ) ん ? ( ガイ ) ん ?

( カカシ ) よう ガイ 。

リー 君 も もう 体 は いい の か な ? |きみ|||からだ|||||

( ガイ ) カカシ 。 カカシ 先生 ! |||せんせい

( カカシ ) あっ すま ん すま ん 。

お前 心配 し て た だ ろ う 。 おまえ|しんぱい||||||

何 も 連絡 し なく て 悪かった な 。 なん||れんらく||||わるかった|

( いの ) 《 あ ~ あ 怒る わ よ サクラ 》 |||いかる|||さくら

そんな こと は もう いい の 。

( いの ) え ?

《 やっぱり ここ から じゃ よく 見え ない 》 |||||みえ|

《 サスケ 君 … 》 さすけ|きみ

カカシ 先生 。 |せんせい

( カカシ ) ん ?

サスケ 君 の 首 に は アザ が あった でしょ ? さすけ|きみ||くび||||||

あれ は … 。

( カカシ ) 心配 ない よ 。 |しんぱい||

えっ … 。

( いの ) 《 アザ ? 》

( カカシ ) まっ そう いう こと だ 。

うん !

( カカシ ) 《 1 2

3 4

5 6

7 8 。

8 人 … 》 じん

( カカシ ) この 広い 会場 に 暗部 8 人 。 ||ひろい|かいじょう||あんぶ|じん

2 小 隊 と は 少な すぎる 。 しょう|たい|||すくな|

火影 様 は どう いう つもり だ ? ほかげ|さま|||||

いや 相手 の 出方 が 分から ん 以上 |あいて||でかた||わから||いじょう

暗部 は 里 の 主要 部 に 分散 し あんぶ||さと||しゅよう|ぶ||ぶんさん|

配備 せ ざる を え ない の だ ろ う 。 はいび|||||||||

( カカシ ) ん ? ( ガイ ) 始まる ぞ 。 |||はじまる|

油断 する わけ に は いかん だ ろ う が ゆだん|||||||||

今 は この 試合 注目 だ な 。 いま|||しあい|ちゅうもく||

カカシ お前 が 彼 に どんな 修業 を し て き た の か |おまえ||かれ|||しゅぎょう|||||||

ばっ ちり チェック さ せ て もらう ぞ 。 ||ちぇっく|||||

永遠 の ライバル と し て な 。 えいえん||らいばる||||

( カカシ ) ん ? 何 か 言った ? ||なん||いった

ノー ! ナウ い ぞ カカシ ! のー||||

どう し て お前 は いつも そう アバンギャルド な ん だ ~ ! |||おまえ|||||||

( ゲンマ ) 両者 中央 へ 。 |りょうしゃ|ちゅうおう|

♪ ~

フッ 。

♪ ~

♪ ~ ( 唾 を 飲み込む 音 ) つば||のみこむ|おと

♪ ~

♪ ~

( ゲンマ ) 始め ! |はじめ

♪ ~

( サスケ ) あっ … 。

《 カカシ が 言って た これ が 砂 か 》 ||いって||||すな|

う っ !

う っ う ぅ ~ !

ん ?

( 我 愛 羅 ) そんなに … 怒ら ない で よ … 。 われ|あい|ら||いから|||

母 さん … 。 はは|

《 何 言って や がる こいつ … 》 なん|いって|||

さっき は …

さっき は まずい 血 を 吸わ せ た ね 。 |||ち||すわ|||

ごめん よ 。

でも

今度 は きっと こんど||

おいしい から 。

( カンクロウ ) ついに 会話 が 始まった 。 ||かいわ||はじまった

こりゃ ヤベェ じゃ ん 。

( テマリ ) 戦う 前 から あそこ まで なった 我 愛 羅 は 初めて 見 た 。 |たたかう|ぜん|||||われ|あい|ら||はじめて|み|

そこ まで の 相手 と いう こと か |||あいて||||

あいつ 。

う あっ ! う っ !

( バキ ) どうやら 治まった よう だ な 。 ||おさまった|||

( 我 愛 羅 ) ハァ … ハァ … 。 われ|あい|ら||

来い … 。 こい

( シカマル ) なぁ 。

きのう の あいつ の ことば 覚え てっ か ? |||||おぼえ||

( ナルト ) あっ 。

あいつ あの 時 … 。 ||じ

< お前 たち は 必ず 俺 が 殺す 。 おまえ|||かならず|おれ||ころす

待って いろ > まって|

… って 言って た ろ 。 |いって||

でも そう し なかった 。

絶好 の チャンス だった のに だ 。 ぜっこう||ちゃんす|||

俺 たちゃ ヤツ の 目 に も 入って なかった 。 おれ||やつ||め|||はいって|

( 我 愛 羅 ) < さ ぁ 感じ させ て くれ ! > われ|あい|ら|||かんじ|さ せ||

俺 たち じゃ も の 足り ねえ ん だ 。 おれ|||||たり|||

今 あいつ を 感じ させる こと が できる ヤツ … 。 いま|||かんじ|||||やつ

サスケ だけ だって ば よ 。 さすけ||||

< 自分 の ため に だけ 戦い 自分 を 愛し て 生きる 。 じぶん|||||たたかい|じぶん||あいし||いきる

他人 は すべて それ を 感じ させ て くれる ため に たにん|||||かんじ|さ せ||||

存在 し て いる と 思え ば そんざい|||||おもえ|

これほど すばらしい 世界 は ない > ||せかい||

( シカマル ) 《 ナルト … 》

行く ぞ ! いく|

ハッ !

♪ ~

砂 の 盾 が 砂 分身 に … 。 すな||たて||すな|ぶんしん|

♪ ~

♪ ~

フッ 。

( リー ) あっ ! ( 我 愛 羅 ) あっ 。 ||われ|あい|ら|

( 我 愛 羅 ) 《 速い ! こいつ あいつ と … 》 われ|あい|ら|はやい|||

♪ ~

♪ ~

( ガイ ) 《 速い ! リー の 標準 スピード と |はやい|||ひょうじゅん|すぴーど|

ほぼ 同じ だ そして … 》 |おなじ||

( リー ) 《 僕 の 体 術 の イメージ と |ぼく||からだ|じゅつ||いめーじ|

重なる 》 かさなる

それ が 砂 の よろい か 。 ||すな|||

来い 。 こい

( キバ ) サンキュー な 暗部 の お っ さん 。 |さんきゅー||あんぶ||||

とりあえず ヒナタ は 安静 に し て い れ ば 大丈夫 だ って さ 。 |||あんせい|||||||だいじょうぶ|||

( カブト ) ああ そうかい 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) ん ? あか|まる|||こえ||

あ ? この 人 知って る ? ||じん|しって|

何 言って ん だ よ この 人 は 暗部 だ ぜ 。 なん|いって|||||じん||あんぶ||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

( ほえ 声 ) |こえ

そう じゃ なく て 試験 で って そりゃ どう いう … 。 ||||しけん|||||

あっ !

( カブト ) ま ぁ こう いう こと さ 。

来い 。 こい

来 ない なら こちら から 行く ! らい|||||いく

♪ ~

( リー ) 速い 。 |はやい

あっ … 。

♪ ~

どう し た よ ? そんな もん か ?

♪ ~

( いの ) 《 す … すごい … 》

♪ ~

その よろい 剥ぎ取って やる 。 ||はぎとって|

♪ ~

( ガイ ) 《 おもり を 外し た リー と |||はずし|||

ほぼ 同じ スピード 》 |おなじ|すぴーど

《 何 か リー さん の 体 術 と そっくり 。 なん|||||からだ|じゅつ||

スピード も 昔 と 全然 違う 》 すぴーど||むかし||ぜんぜん|ちがう

♪ ~

( リー ) 《 サスケ 君 君 は やっぱり |さすけ|きみ|きみ||

想像 を 絶する 天才 だ 。 そうぞう||ぜっする|てんさい|

僕 が その スピード を 手 に 入れる のに ぼく|||すぴーど||て||いれる|

一体 何 年 かかった か … 。 いったい|なん|とし||

それ を … それ を 君 は たった ひと つき で … 》 ||||きみ|||||

♪ ~

ハァ … 。

( リー ) 《 しかし やはり あの 動き を 続ける に は ||||うごき||つづける||

かなり の スタミナ を 消耗 する よう です ね 》 ||すたみな||しょうもう||||

( カンクロウ ) 《 どう する つもり だ ? 我 愛 羅 。 |||||われ|あい|ら

砂 の よろい は チャクラ を 使い 過ぎる 。 すな||||||つかい|すぎる

あんまり 長く は もた ねえ じゃ ん 》 |ながく|||||

一体 どんな 修業 を し た ? ( カカシ ) ん ? いったい||しゅぎょう|||||

たった 1 か月 で あそこ まで 。 |かげつ|||

( カカシ ) サスケ は リー 君 の 体 術 を 写 輪 眼 で まね た こと も ある 。 |さすけ|||きみ||からだ|じゅつ||うつ|りん|がん||||||

だから 俺 は 体 術 の 修業 中 |おれ||からだ|じゅつ||しゅぎょう|なか

サスケ に リー 君 の 動き を イメージ さ せ た 。 さすけ|||きみ||うごき||いめーじ|||

( カカシ ) サスケ は リー 君 を 知って い た から こそ |さすけ|||きみ||しって||||

あの 動き を 手 に 入れる こと が でき た 。 |うごき||て||いれる||||

もちろん すごく 苦労 は し た けど ね 。 ||くろう|||||

( リー ) 《 けど それ だけ で は …

体 術 だけ で は 砂 の 彼 は 倒 せ ない 》 からだ|じゅつ||||すな||かれ||たお||

( ガイ ) 《 カカシ の ヤツ 憎らしい 我 愛 羅 と |||やつ|にくらしい|われ|あい|ら|

かわいい リー の 一 戦 を 目 に し て い た はず 》 |||ひと|いくさ||め||||||

( ガイ ) 《 リー で すら 倒 せ なかった ヤツ に ||||たお|||やつ|

にわか 仕込み の 体 術 が 通用 し ない の は |しこみ||からだ|じゅつ||つうよう||||

百 も 承知 の はず 。 ひゃく||しょうち||

だ と し たら

体 術 ばかり を 極め させ た の は なぜ だ ? 》 からだ|じゅつ|||きわめ|さ せ|||||

< 何 の ため に 存在 し 生き て いる の か ? > なん||||そんざい||いき||||

( 我 愛 羅 ) < 生き てる 間 は その 理由 が 必要 な ん だ 。 われ|あい|ら|いき||あいだ|||りゆう||ひつよう|||

で なけ れ ば 死 ん で いる の と 同じ だ > ||||し||||||おなじ|

< 何 言って ん だ こいつ … > なん|いって|||

< そして 俺 は こう 結論 し た 。 |おれ|||けつろん||

俺 は 俺 以外 の 人間 を 殺す ため に 存在 し て いる 。 おれ||おれ|いがい||にんげん||ころす|||そんざい|||

いつ 暗殺 さ れる かも 分から ぬ 死 の 恐怖 の 中 で |あんさつ||||わから||し||きょうふ||なか|

ようやく 安ど し た > |あんど||

( シカマル ) お ?

シカマル 。

すぐ に カカシ 先生 ん とこ 行く って ば よ 。 |||せんせい|||いく|||

どう する つもり だ ? おい !

この 試合 を |しあい|

止める ! とどめる

( カンクロウ ) 《 我 愛 羅 の ヤツ まさか あの 術 を … 》 |われ|あい|ら||やつ|||じゅつ|

♪ ~

♪ ~

♪ ~

《 砂 を すべて ガード に 回し や がった か 。 すな|||がーど||まわし|||

砂 の 密度 の 違い で すな||みつど||ちがい|

ここ まで 硬度 に 差 が 出る と は な 》 ||こうど||さ||でる|||

♪ ~

絶対 防御 って やつ か 。 ぜったい|ぼうぎょ|||

♪ ~

砂 が 体中 を 覆った 。 すな||たいちゅう||おおった

( ガイ ) 《 これ は 少々 やっかい だ な 。 |||しょうしょう|||

さて サスケ は どう する ? 》 |さすけ|||

カカシ 先生 ! ( カカシ ) ん ? |せんせい||

あっ 。 ( いの ) あ ?

ナルト 君 ! |きみ

( シカマル ・ ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) ん ~ ? 何 な の よ ? ||なん|||

先生 今 すぐ この 試合 を 止め て くれ って ば よ 。 せんせい|いま|||しあい||とどめ|||||

( カカシ ) え ? あっ … 。

あいつ は 俺 たち と 全然 違う ん だって ば よ 。 ||おれ|||ぜんぜん|ちがう||||

普通 じゃ ねえ ん だって ば よ ! ふつう||||||

( いの ) ナルト あんた 何 言って ん の ? |||なん|いって||

あいつ は 人 を 殺す ため に 生き てる 。 ||じん||ころす|||いき|

とにかく このまま じゃ サスケ 死 ん じ まう ぞ ! |||さすけ|し||||

( 我 愛 羅 ) 壬 申 巳 申 酉 辰 われ|あい|ら|じん|さる|み|さる|とり|たつ

子 申 … 。 こ|さる

( テマリ ) 《 間違い ない あの 術 だ 。 |まちがい|||じゅつ|

マズ い ! 我 愛 羅 の 頭 の 中 に は ||われ|あい|ら||あたま||なか||

もはや 計画 の こと は … 》 |けいかく|||

( カンクロウ ) チッ !

カカシ 先生 ! |せんせい

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) フフッ 。 われ|あい|ら|

♪ ~

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ だれ||しっぱい||||

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない はずかしい|||

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で |きず||むだ||||

♪ 笑って 歩 けれ ば いい わらって|ふ|||

♪ ~

♪ そう 静か な 空気 吸い込み |しずか||くうき|すいこみ

♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み ひろき|から||かお|あげ|とびこみ

♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み じ||あめ||ふったら|ひとやすみ

♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に |ゆくさき||かぜ|ふく||

♪ たくさん の まとって る 後悔 ||||こうかい

♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない |きず||むだ|||||

♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい むね||くんしょう|きざみ|ぎょう|||

♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time しょうがい||||||

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ だれ||しっぱい||||

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない はずかしい|||

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で |きず||むだ||||

♪ 笑って 歩 けれ ば いい わらって|ふ|||

♪ 悲しみ も 風 に 変え て かなしみ||かぜ||かえ|

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい つよく|すすんで|いけ|||

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい つよく|すすんで|いけ|||

♪ ~

( リー ) 〈 サスケ 君 以前 君 と やり合った 時 |さすけ|きみ|いぜん|きみ||やりあった|じ

僕 は 言った 目 で 分かって い て も ぼく||いった|め||わかって|||

体 が 動か ない ん じゃ どう しよう も ない と 。 からだ||うごか||||||||

優越 感 に 浸って ね 。 ゆうえつ|かん||ひたって|

でも 君 は 今 僕 と 同じ 高速 の 体 を 手 に 入れ た 。 |きみ||いま|ぼく||おなじ|こうそく||からだ||て||いれ|

そして 君 に は 写 輪 眼 が ある 〉 |きみ|||うつ|りん|がん||

( リー ) 〈 本当 に 君 が 羨ま し い よ サスケ 君 〉 |ほんとう||きみ||うらやま||||さすけ|きみ

( ナレ ー ション ) 〈 異 世界 から の 侵略 者 ネイバー と |||い|せかい|||しんりゃく|もの||

界 境 防衛 機関 ボーダー が 激しい 衝突 を 繰り返す 三 門 市 〉 かい|さかい|ぼうえい|きかん|||はげしい|しょうとつ||くりかえす|みっ|もん|し

〈 ボーダー 所属 の 三雲 修 は |しょぞく||みくも|おさむ|

自ら を ネイバー と 名乗る 少年 空 閑 遊 真 と 出会う 〉 おのずから||||なのる|しょうねん|から|ひま|あそ|まこと||であう

〈 2 人 は 雨 取 千 佳 と じん||あめ|と|せん|か|