Naruto Episode 142
♬~
♬ 少年 よ 聞いて くれ
♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ
♬ 明日 なんて もう いら ない から
♬ 握った 拳 を 隠す な よ
♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど
♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ
♬ 少年 よ 心 の 銃 の
♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♬~
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ どうし よ も なく くだらない
♬ この 素晴らしい 世界 に
♬ たった今 生きて いる から
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ すべて の 本当 と 嘘 を
♬ 決して 忘れて しまわ ない ように
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう
♬ しらけた 面 が 並んで る
♬ からっぽの この 街 で
♬ すべて の 若者 は 行った
♬ 風 の 無い この 夜 に
♬ 何 か を 変えよう と して る から
♬~
( ナルト ) よし !
修業 開始 だって ば よ !
♬~
( サクラ ) ハァハァハァ …。
ハッ !
ん ~!
♬~
は ぁ 。
《 今 私 に できる こと は これ しか ない んだ 。
負けて らん ない !》
ハッ !
♬~
( 赤 丸 の ほえ 声 )
( キバ ) どうした ん だ ? お前 が わざわざ 迎え に 来る なんて よ 。
この あと どうせ 紅 先生 ん とこ に 集合 だろう が 。
( シノ ) たまに は ゆっくり 話し合う 。
これ も また チームワーク と いう もの だ 。
お前たち の 任務 が どんな もの だった か
聞いて おこう 。( キバ ) ヘッ そりゃ すごかった ぜ 。
っつ って も 口 で 言って も 分か ん ねえ よ な 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
( キバ )《 もう 赤 丸 に あんな 思い は さ せ ねえ 。
その ため に は もっと もっと 術 を 磨いて …》
( シノ ) いや ちゃん と 聞いて おこう 。
なぜなら それ が チームワーク と いう もの だ から だ 。
( キバ ) お前 1 人 だけ 外れて た の スネ てん の か ?
( キバ ) スネ てん だ な …。
( ネジ ) ハァ ! ホッ !
ハァハァハァ …。
( ネジ )《 まだまだ 先 が ある はずだ それ が 見える まで …》
( ヒアシ ) ハァハァハァ …。
( キバ ) 朝 から よく やる な 。( ヒナタ ) あっ 。
( 赤 丸 の ほえ 声 )
ネジ 休憩 に しよう 。( ネジ ) はい 。
( キバ ) 行く ぞ ヒナタ 。( ヒナタ ) はい 。
お 父 様 行って まいり ます 。( ヒアシ ) うむ 。
( 赤 丸 の ほえ 声 )
( アスマ ) 朝 から 焼き肉 ねぇ 。
( いの ) 退院 した 時 に は 痩せて て いい 感じ に なって た のに 。
見事な リバウンド か ました わ ね 。
こん だけ 食欲 が ありゃ もう 体 は 心配 ねえ な 。
( チョウジ ) これ 食い 終わったら 早速 修業 つきあって よ ね
アスマ 先生 。( いの ) ちょっと あんた ばか !?
いくら 何でも 病み上がり な んだ から ね !
全く もう !( アスマ ) ふ ~ ん 。
( リー ) セイ ! ハッ ! ハッ ! ハッ !
( テンテン ) ハァハァハァ …。
ハァハァハァ …。( リー ) ハイハイセイヤッ !
( ガイ ) リ … リー よ 。
ティティ … ティータイム だ 。
どうした ん です ? ガイ 先生 。
青春 は 待って なんか くれ ませ ん よ 。
は ぁ … 青春 の 時速 も キツ いもん だ な あぁ …。
ホリャ ! ハイ ! ハッハッ !
ハッハッ !( テンテン ) ウフフフフ 。
( 一同 ) ありがとう ございました !
( テマリ ) 頑張れよ お前 ら 。
( 木 ノ 葉 丸 ) 今度 来る とき まで に は 手 裏 剣 術 マスター し とく ぞ コレ !
( ウドン ) ぼ … 僕 も 。( モエギ ) あたし は
テマリ さん みたいな く の 一 に なり たい な 。
それ は 光栄だ な 。
( シカマル ) 悪 ぃな 人手 不足 と は いえ
アカデミー の 教官 まで さ せ ち まって よ 。
ホント は ゆっくり 観光 でも して …。
な ~ に 好きで やって た だけ だ 。
( カンクロウ ) ああ それ に 木 ノ 葉 の 将来 の 戦力 が どの 程度 の もんか
調査 も できた じゃ ん 。( シカマル ) ヘッ 。
じゃ気 付けて 帰れよ 。( カンクロウ ) ああ 。
また 何 か あったら 助けて やる 。
そん とき は 言い な 泣き虫 君 。
ひと言 多い ぜ これ だ から 女 って ヤツ は 。
アッハハ …。
♬~
( キバ ) きょう も かます ぜ 赤 丸 !
( ほえ 声 )
( 紅 ) よし そろった な 。
そう 硬く なる な ヒナタ 。
( ヒナタ ) は … はい 。
( 紅 ) よし 全員 構え !
( ヒナタ )《 私 だって ナルト 君 に 負けて られ ない から 》
( ヒナタ ) ハッ !
よ ~ し 準備 完了 !
あと は ~ エロ 仙人 が 来る の を …。
( 衝撃 音 ) あ ?
来た !
ん ? ん ? ん ? ん ?
修業 は よう …。
( 自 来 也 ) そう むくれる な ナルト 。
急に 一仕事 入 っち まったん だ しか た ある まい 。
ふ ~ ん どうせ また いやらしい 本 の 取材 とか なんだ ろ ?
そんな ん は 仕事 じゃ ねえ って ば よ 。
( 自 来 也 )《 暁 の 情報 収集 任務 だ が の
そんな こと を 言えば こいつ の 場合
俺 も 連れて け と か 言いかね ん から のう 》
フン 。
( 自 来 也 ) その 代わり と 言っちゃ 何 だ が …。
あ ? あっ 。
何 だ ? これ 。
わし が 留守 の 間 お前 が 1 人 でも 退屈 せ ん ように
特別に 組んだ 修業 の メニュー だ 。
お ぉ ~! あ ~ 待て 待て !
それ に は わし 直 伝 の 取って置き の 修業 法 が 書か れて おる 。
そう 簡単に 人目 に つく 所 で 見る で ない 。
ウッス !
ま ぁ 頑張れ の 。
俺 って ば これ で しっかり 修業 する から よ 。
サンキュー な エロ 仙人 。
ハァハァハァ …。
壁 に 耳 あり 障子 に 目 ありか 。
( ドア の 開閉 音 )( 鍵 を 掛ける 音 )
グフエヘヘ …。
アハハ …。
エロ 仙人 直 伝 の …。
あ ?
あ ?
え ?
何 ~!?
エロ 仙人 ‼
( 綱 手 )《 あなた たち の 築いた 木 ノ 葉 隠れ と いう 大樹 を 託さ れた 以上
この 里 を どんな 危機 が 襲おう と も
守る の が あたし の 役目 》
( 綱 手 ) 火影 は 大変だ な フフ …。
≪( シズネ ) 本当に 大変です よ 。
( 綱 手 ) シズネ か 入れ 。
( シズネ ) 木 ノ 葉 も いろいろ あった と は いえ
その 間 に 里 内部 の 報告 書 が こんなに たまって いる と は …。
片っ端から 行く しか ない みたいだ ね 。
「 木 ノ 葉 厳重 警戒 施設 」。
ここ 名前 変わった の か ?
ええ 昔 で いう 重 犯罪 忍者 専門 刑務所 の こと です 。
( シズネ ) 幸い 今 は 重 犯罪 を 犯す 忍 も 減少 傾向 に ある ため
施設 の 規模 縮小 と ともに 名称 も 変更 さ れた そうです 。
収容 さ れて いる の は
殺人 や 機密 情報 の 漏えい に 関わった 者 など
犯罪 忍者 ばかり です が ここ 数 年 は 目立った 混乱 も なく
施設 は 比較的 安定 して いる ようです ね 。
( ホイッスル )
( 男 ) ふ ぅ ~。
( 雷神 ・ 風神 ) 飯 飯 !
( 雷神 ) や … やっと 飯 だ な あん ちゃん 。
( 風神 ) お ~! 楽しみだ なぁ 。
( 忍 ) おい 風神 雷神 。
静かに し ない と 飯 抜き だ ぞ !
った く ヤツ ら と きたら 。
( 忍 ) 行って よし 。
おい 待て !( 男 ) う …。
ケガ して る じゃ ない か 。
後 で 医務 室 で 診て もらえ 。( 男 ) ああ 。
( 忍 ) よし 次 !
な … なぁ あん ちゃん 。
あん ?( 雷神 ) な … 何で 小指 って の は
み … 短くて 弱 そうな んだ ?
そりゃ あれよ 雷神 小指 が 太くて 強そうだったら
親指 の 立場 って もん が ねえ から な 。
そそ そ … そ っか 。
あ … あん ちゃん あん ちゃん !( 風神 ) あ ?
( 雷神 ) トカゲ 。
雷神 は 昔 っ から オシャレ さん だ なぁ 。
エッヘヘヘ …。( おなか が 鳴る 音 )
く … 食い 足り ねえ な あん ちゃん 。
ああ 。
( 風神 ・ 雷神 ) ん よ ~ っと 。
( コテツ ) あっ 。
( コテツ ) また 勝手に … どうした ? 今度 は 何 だ ?
( 風神 ) 腹 減 っち まって よ 。( 雷神 ) く … 食い物 くれろ 。
( コテツ )《 マ … マズ い 俺 が 何も 持って ない って 知ったら
こいつ ら …》
( コテツ ) あ … あぁ その 何 だ 今 は …。
( 雷神 ・ 風神 ) ん ~!
まさか 貴 様 われら 風神 雷神 兄弟 に …。
供え 物 の 一 つ も 持ち合わせて おら ぬ と な ?
( コテツ ) ま ぁ 待て 待て 。
( イズモ ) どう だ ? うま い だ ろ ?( 風神 ・ 雷神 ) うん 。
( イズモ ) 後 で 何 か 持っていって やる から
今 は それ で 我慢 しろ 。( 風神 ・ 雷神 ) は ~ い 。
( イズモ ) 大丈夫 か ?( コテツ ) ああ … ハッ 。
食い物 が あれば おとなしい ヤツ ら な んだ が
怒った とき は 手 が つけ られ ねえ 。
ああ 任務 中 に たかが 食い物 の こと で 仲間 を 全滅 さ せ
周り の 者 が やっと の 思い で 取り押さえた らしい 。
( 風神 ) ん ?( に おい を 嗅ぐ 音 )
うま そうな におい が …。
ああ 。
こっち だ 。
( 雷神 ・ 風神 ) 飯 飯 飯 飯 …!
ふ ぅ ~ 事務 作業 は どうも 好きに なれ ない ねぇ 。
( シズネ ) まだまだ あり ます よ 綱 手 様 。
( 綱 手 ) あっ … ん ?
( シズネ ) 何 でしょう ? 何 か 薬 の 調合 表 の ようです が …。
調合 表 …。
今 すぐ 手 の 空いて る 上 忍 を ここ へ 。
は ?
( 綱 手 ) 早く !( シズネ ) あっ はい !
( ドア の 開閉 音 )
♬~
( 男 ) どう だ ? うまい か ?
そう か そう か … まだ ある から な 。
や っぱ いい に おい が する と 思ったら 兄貴 ん とこ だ 。
ああ あ … 兄 ぃは いつも うまい 食い物 持って っ から な 。
( 男 ) 看守 の 目 を 盗んで 調達 した かい が あった って もんだ 。
かわいい お前 ら が 腹 ぺこ じゃあ かわいそうだ から な 。
兄貴 。
トカゲ 。
( 男 ) フッフフフ … そう か そう か うれしい か 。
どう だ ? お前 ら 。
これ より もっと おいしい もの を 食 いたく は ない か ?
( 風神 ・ 雷神 ) えっ !?
そ … それ は どこ に ある んだ ? 兄貴 。
フッ … 俺 の 古くから の 知り合い の 所 に 行けば
ここ より もっと うまい もん に たらふく ありつける ぞ 。
フッハハハ …。
そい つって 兄貴 がま ~ え に 言って た ヤツ の こと か ?
お ~ おお おお …。
ああ 大 蛇 丸 様 だ 。
った く 冗談 じゃ ない って ば よ !
俺 の 修業 ほっといて エロ 仙人 の ヤツ は よ !
( イルカ ) ま ぁ そう 言う な ナルト 。
自 来 也様 も お 仕事 な んだ 。 ヘッ !
自 来 也様 で ない と と 綱 手 様 が 判断 さ れた ほど の 仕事 なんだろう 。
しかたない さ 。
く っそ ~! や っぱ 綱 手 の ばあちゃん かよ ~。
まっ 俺 に して やれる こと は
こうして ラーメン を おごって やる くらい だ けど な 。
機嫌 直せ … ん ?
ぷぅ ~!
俺 綱 手 の ばあちゃん にち っと 文句 言って くるって ば よ !
そんじゃ ごちそう さん ! イルカ 先生 !
ナ … ナルト !
( チョウジ ) ハッフッホッ !
( 鳥 の 鳴き声 )( アスマ ) ん ?
( 鳥 の 鳴き声 )
チッ また やっかいな こと に 。
ハァハァハァ …。
( 鳥 の 鳴き声 )
( 紅 ) え ? 特別 警戒 施設 ?
( アスマ ) これ は 今 から 1 年 前 に
アカデミー 職員 の 中 忍 が ナルト を 利用 して
封印 の 書 を 外部 に 持ち出そう と した 事件 です ね 。
報告 書 で は ミズキ の 単独 犯行
事件 は 解決 した と なって い ます が ?
ああ 本当に 単独 犯 なら ね 。
この 事件 の 背後 に
もっと 大きな 黒幕 が 存在 して いる 可能 性 が 出て きて ね 。
その 手がかり が それ だ 。
それ は 当時 ミズキ が 厳重 警戒 施設 に 収容 さ れた 時 に
隠し持って いた もの だ 。
当時 は いたずら 書き 程度 に しか 思わ れ なかった らしい が …。
綱 手 様 それ は 一体 …。
分から ない ただ …
大 蛇 丸 が 人体 実験 を 行って いた 施設 から 押収 さ れた 資料 と
筆跡 が 酷似 して いる 。
じゃま さ か 大 蛇 丸 が この 件 に ?
可能 性 は ゼロ じゃ ない 。
封印 の 書 を 中 忍 一 人 が どうこう しよう った って
どうにか なる 代物 で も ある まい 。
だが それ も
大 蛇 丸 が 裏 で 糸 を 操って いた と すれば
納得 できる 話 だ 。
アスマ 紅 。
直ちに 厳重 警戒 施設 に 行き
ミズキ の 尋問 に 当たれ 。
大 蛇 丸 …。
♬~
あっ … 気 を 付けて 様子 が おかしい わ 。
ああ 静か すぎる 。
行く ぞ !
( アスマ ) ほう 泣けて くる ねぇ 。
歓迎 会 まで 開いて くれちゃ って 。
( 雷神 ) ああ 大 歓迎 だ よ な あん ちゃん 。
( 風神 ) ああ 。
ヘヘヘヘ …。( 風神 ) ベェ ~。
アスマ こいつ ら まさか …。
ああ 伝説 の バカ 兄弟
風神 と 雷神 だ 。
( 雷神 ・ 風神 ) ん ~!
( 紅 ) あっ 。
アスマ 。
歓迎 会 に しちゃ はしゃぎ 過ぎ だ こら !
( 男 ) ま ぁ そう 焦る な 。
歓迎 会 は 始まった ばかりだろう 。
( 紅 ・ アスマ ) ん ?
♬~
フン すっかり キャラ まで 変わ っち まって や がる 。
貴 様 ら 全員 …。
われら の 供え 物 に して くれる わ !
( 男 ) ヘッヘヘヘ …。
やれ 。
♬~
《 大 蛇 丸 !》
♬~
な っ !
う … あっ …。
う ぅ …。
アスマ 先生 … 紅 先生 …。
♬( エンディングテ ー マ )
♬~
♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて
♬ 君 は 言葉 を 無くす
♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて
♬ 君 は 返事 も し ない
♬ 君 が 泣いて る
♬ ひと り で 泣いて る
♬ 僕 は どう する ?
♬ 僕 も 泣いて る の さ 。
♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』
♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ つんざく ギター と オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ 傾く 世界 も わるい や つら も
♬ けちらして く Yeah
♬~
( トントン )〈 ブ ~ ブ ~!〉
〈 どうした ん だって ば よ ? トントン 〉( トントン )〈 ブ ~ ブ ~!〉
〈 お前 何 が 言い たい んだ ?〉( トントン )〈 ブ ~! ブ ~ ブ ~ ブ ~!〉
〈 あれ ? そう いや お前 シズネ 姉ちゃん と 一緒だった よ な ?〉
( トントン )〈 ブ ~ ブ ~!〉〈 まさか 姉ちゃん に 何 か …〉
( トントン )〈 ブ ~!〉〈 何 が あった か 知ら ねえ が
案内 しろ トントン ! 俺 って ば 何 か 嫌な 予感 が する って ば よ 〉