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べるぜバブ, Beelzebub Episode 24

Beelzebub Episode 24

♪ ~

~ ♪

( 怪 鳥 の 鳴き声 )

( 古市 ( ふるい ち ) ) お っす オレ 古市 !

魔 界 です ! オレ 今 ここ 魔 界 です マジ !

えっ ? 何で こんなに テンション 高い か って ?

いや ~ 高く ない です よ 別に 普通 です !

至って 普通 に 前回 の あらすじ !

( 古市 ) アランドロン の 娘 が かわいい …

かわいい ぞ ~ !

( ラミア ) キモイ ん です けど … 何 ? 今 の 絵

あの その マジ 引き やめ て もら える ?

まだ 冷ややか な ほう が …

だって キモイ ん だ もん

( 男 鹿 ( お が ) ) ああ キモイ な ( 古市 ) おい !

( ベル 坊 ( ぼう ) ) アイアイ ( 古市 ) ベル 坊 まで

ひ っ !

( 古市 ) いや いや いや だって 見ろ よ これ !

あの お っ さん の 娘 と は 思え ねえ ほど 美人 だ ぞ !

おい 見ろ よ ベル 坊 も !

( 男 鹿 ) 分かった から どう どう

( 古市 ) いい や 分かって ない ね この すばらしき 美貌 が !

( 通信 機 の 着信 音 ) ( ラミア ) あ …

( ヒルダ ) おい お前 ら もう その 辺 に し て おけ

事態 は 一刻 を 争う の だ くだら ん 話 を し て いる ヒマ は ない ぞ

ヒルダ さん !

( ヒルダ ) それ に 古市 が キモイ の は 最初 から だ

あ … ああ … そう …

( ガレ ) アジト まで 連れ て け ? おいおい ナメ てん じゃ ねえ ぞ

オレ たち が 仲間 を 売る と でも 思って ん の か ?

( エッダ ) ヘッ ! そう いう こった

魔 獣 に 食わ れ て 死ね カス が

王族 の 権力 なんて 関係 ねえ

どんな 拷問 さ れよ う と 口 を 割る わけ ねえ だ ろ ボケ !

ヘッ ! そう いう こった 魔 獣 に 食わ れ て 死ね カス が

( 男 鹿 ) うん ?

あそこ か

間違い ねえ ん だ ろ う な ?

はっ はい ! そりゃ あ もう !

あ … あの 一 番 大きな 建物 に 幽閉 さ れ てる はず です から

何 さ れ た の かしら

ああ オレ こう いう の 見 た こと ある

( ヒルダ ) 街 ? ああ それ なら 聞い た こと が ある

ヴラド の 盗賊 街 古代 の 遺跡 に 住み着き ―

魔 境 の 魔 獣 を 乱獲 し て いる 連中 だ

ヒルダ さん ! そんな こと より 1 つ 聞い て いい っす か ! ?

何 だ ?

( 古市 ) あ あの … お っ さん の 娘 さん の お 名前 な ん です が !

名前 ? ああ そう だった な アランドロン の 娘 の 名 は …

( 古市 ) 娘 の 名 は ?

( ヒルダ ) アンジ …

( ノイズ 音 )

えっ ! ? 切れ た ! 何で ! ?

ヒルダ さん ちょっと ! アンジ … 何 です か ! ?

そこ 重要 な ん です け ど ~ ! う わ っ ! ここ 圏 外 ?

アン じいさん じゃ ね ? ( ベル 坊 ) ダ

て いう か ! これ から どう する ん です か ~ !

( お かしら ) クックッ クック …

( お かしら ) くく 81

( 手下 ) おい ! ( ザンガ ) 笑え !

( 手下 たち の 笑い声 ) ( 手下 ) あざ ~ っす !

( 手下 ) お かしら もう 最高 !

( お かしら ) フフン どう だ ? 少し は 協力 する 気 に なった か ?

アンジェリカ 君

( アンジェリカ ) 何 度 言わ れ て も 同じ です

泥棒 の 片 棒 を 担ぐ 気 は あり ませ ん 捕らえ た 魔 獣 を 放し なさい

( お かしら ) フン ! あんな もの 二束三文 に しか なら ん

お前 が ひと言 協力 する と 言え ば いつ でも …

( 手下 たち の 笑い声 )

うる せ え ~ っ !

やめろ ~ !

( お かしら ) いい か ね ? アンジェリカ 君

君 たち 次元 転送 悪魔 と いう の は ね 私ら 盗賊 の 夢 だ

どこ へ でも 忍び込み 人知れず 去って いく

どんな 難 攻 不 落 の 宝物 庫 も 空き家 同然

まさに 神出鬼没

そう です ね この 手錠 さえ なけ れ ば ―

今 すぐ 消え て さしあげ ます

フフン

( 手下 ) お かしら ! ガレ と エッダ から 通達 です

王族 の 者 だ と ! ?

はい !

ここ の 場所 が 割れ た か … フン ! まあ いい

何 を し て いる 警備 を 固めろ ! ( 手下 ) へい !

( アンジェリカ ) は ぁ …

父さん 今日 帰る って 言って た けど ―

心配 し てる かな

最悪 の 誕生 日 … どうせ 忘れ てる ん だ ろ う けど

( 古市 ) そんな こと は ない !

ドレス を 買って あげる って 言って まし た よ

( アンジェリカ ) あっ …

あなた は ?

ちょっと 待って ください ね 今 そちら に 行き ます

( アンジェリカ ) えっ … 父 の お 知り合い の 方 です か ?

( 古市 ) ええ まあ … 人間 です けど ね

( アンジェリカ ) 人間 ! ?

ちょっと … 何で 私 が こんな こと …

古市 様 … も しか して あなた 古市 様 じゃ ?

( 古市 ) 古市 … 様 ?

( アンジェリカ ) 父 から いつも お 話 を 伺って おり ます

ええ あなた を 助け に 来 まし た 古市 です

( アンジェリカ ) やっぱり

逃げ て ください ! ( 古市 ) え ?

魔 獣 です ! 魔 獣 が 来る ん です ! ものすごく 大きな …

魔 獣 ?

( 地響き ) ( ベル 坊 ) ダワワワ ! キー !

( 怪 鳥 の 鳴き声 )

( 住民 ) あ あっ !

( アンジェリカ ) ここ の 人 たち は 魔 境 を 荒らし すぎ まし た

ヴラド の 主 ( ぬ し ) が 怒って る 私 に は 声 が 聞こえる ん です

何 だ ? あれ は

( ヴラド の 主 の うなり 声 )

( ラミア ) キャー !

( 古市 ) う … う う …

う っ う ~ ん ぐ !

ふん ! ふん ~ が が ! ぐ っ …

あの ~ … 助け て ください

( 男 鹿 ) え え ~ ? ( ラミア ) は あ ?

( ヴラド の 主 の うなり 声 )

( ラミア ・ 男 鹿 ) あ …

( お かしら ・ 手下 ) ああ … ああ …

( 古市 ) ヴラド の … 主 ?

( アンジェリカ ) はい

( ヴラド の 主 の うなり 声 )

( うなり 声 )

( アンジェリカ ) 身 の 丈 が 山 より も 大きな 魔 獣 です

( 住民 ) あ ああ …

( アンジェリカ ) ここ の 連中 は 魔 獣 を 殺し すぎ まし た

主 は 怒って い ます

( 雄 たけ び )

( ベル 坊 ) キャー !

( 住民 たち の 悲鳴 )

じょ … 冗談 じゃ ない ぞ あんな 化け物

( 手下 ) あっ ! ( 手下 ) お かしら !

ちょ っ … どこ 行く ん です お かしら !

決まって る だ ろ う ! アンジェリカ を 連れ て 逃げる ん だ

あの 娘 だけ は 手放 せ ん !

( 足音 )

はっ ! 逃げ て ください 古市 様 ! おかし ら が 帰って き ます !

逃げる ? あなた を 置 い て どこ へ 逃げる と いう の です ?

と いう か これ もう 逃げ られ ませ ん から

かっこよく ね え ん だ よ ! バカ 古市 !

ただ 挟まって 抜け ねえ だけ だ ろ う が !

逃げ ない と ペシャンコ に さ れる わ よ !

( 古市 ) アハ ! 大丈夫 大丈夫

( うなり 声 )

全然 大丈夫 じゃ ねえ ん だ よ ! ボケ ~ !

はっ ! 頭 が 抜け ない の です ね ? ちょっと お 待ち を !

え ?

あの … 何 を … ( アンジェリカ ) いき ます !

ちょ っ … ご っ !

( アンジェリカ ) ふん ! ふん ! ふん !

( 打撃 音 )

( 打撃 音 )

( 打撃 音 )

あ … ( 古市 ) ちょ っ …

( 打撃 音 )

う う … あ … あ …

ハァ ハァ … 抜け ませ ん わ ね

どう しよ う このまま じゃ あなた が ひどい 目 に …

( 古市 ) この 人 天然 だ … 殺さ れる

( アンジェリカ ) はっ ( お かしら ) アンジェリカ !

何 を し て いる 逃げる ぞ ここ は もう ダメ だ

とんで も ねえ 化け物 が こっち に 来 て や がる

うん ?

フン 例 の 王族 の 契約 者 と か いう 人間 か

娘 を 助け に 来 た ん だ ろ う が 残念 だった な

回り込 ん で や っち まえ 油断 する な 仲間 も いる はず だ

( 手下 たち ) は っ ! くせ者 だ !

出合 え ~ !

おいおい おい こりゃ あ 大 ピンチ って やつ じゃ ねえ か ?

何で そんなに うれし そう な の よ

( 男 鹿 ) ワクワク し て き た ぞ !

( ラミア ) し ない わ よ ! どこ の 戦闘 民族 よ !

( 男 鹿 ) 楽し め よ

男 って いう の は な ピンチ の 時 ほど 笑う もん だ

そう すりゃ 自然 と 力 も 湧 い て くる

私 は 女 よ !

なあ ベル 坊

あ ? ベル 坊 ?

あ … ベルゼ 様 ?

( ヴラド の 主 の うなり 声 )

ああ ?

( ザンガ ) 何 を 突っ立って おる !

( 手下 ) ザンガ 様 !

え えい の け ! わし が やる !

王族 の 者 と やら ! わし は 目 付け 役 の ザンガ と 申す !

いざ 尋常 に ~ しょう …

( ベル 坊 ) ダア ! ( ザンガ ) ぶ っ !

はっ な っ なんと ~ !

ベル 坊 君 これ は 一体 …

力 が … 湧き出し て らっしゃる の で は …

( ベル 坊 ) ア ~ ッ !

( うなり 声 )

ダ ~ ッ !

( うなり 声 )

ダ ~ ブ ~ !

( 手下 たち ) おお … ああ …

( 雄 たけ び )

ア ~ ッ !

( 古市 ) あ ? ( お かしら ) 何 だ ?

( ベル 坊 ) ア ~ ッ !

( 古市 ) ぎ ゃ あー ! ( ザンガ たち ) あ あ ~ !

( ベル 坊 ) ダ ~ ッ !

ベ … ベル 坊 ! ?

( ザンガ たち ) で っか く なっちゃ っ た ~ !

( 古市 ) あっ と れ たっ ! ラミア

何 だ ? あれ 男 鹿 は ! ? う っ

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ( ベル 坊 ) ダー ブー

( 男 鹿 ) ぬぐ っ ! う う …

( 2 人 ) 乗って る ~ !

化け物 が 2 匹 ! 何 な ん だ ? これ は !

( 男 鹿 ) よっ … う っ …

う う … あ ?

ダー ブー !

( うなり 声 )

( ベル 坊 ) ブル ルルル …

ゆ けっ ! ベツ 人 28 号 !

ダ ~ ブッ !

ダーッ !

( うなり 声 )

( 古市 ) 何 だ … これ

( ベル 坊 ) ウウー

( 住民 ) 来る ぞ ! ( 住民 ) 逃げろ ~ !

( うなり 声 )

ベツ 人 キック だ !

ダッ ! ( 男 鹿 ) ベツ 人 ~ キーック !

( ベル 坊 ) アーチャー !

( うなり 声 )

( 住民 ) おいおい ( 住民 ) まさか …

( 住民 たち ) う わ ー っ !

ハハハハ ! 見 た か 巨大 怪獣 ! おっと っと … あっ 危 ねえ

( ラミア ) あ ~ ( 古市 ) む … むちゃくちゃ だ …

( ヴラド の 主 の うなり 声 )

( ベル 坊 ) ブル ルルル …

ハァ ハァ … ふ ~ や べ

何 か 楽しく なって き ちゃ った ぞ

よ ~ し ベル 坊 ! お 次 は ベツ 人 ボン バー だ !

ベル 坊 ?

ンダッ !

う お ~ ! 怖 ( こえ ) え ~

ベツ 人 ~ ボンバー !

ベツ 人 ~ エルボー !

ハハハハッ よ ~ し とどめ だ !

( ラミア ・ 古市 ) あ … あ ああ …

( 男 鹿 ) ベツ 人 ~ 逆 エビ 固め !

( 男 鹿 ) ベツ 人 ~ 逆 エビ 固め !

( ヴラド の 主 の うめき声 )

( 住民 たち の どよめき )

( ベル 坊 ) ダーッ !

( 住民 ) う お ~ っ ! やり や がった !

( 住民 ) あの 赤ん坊 っぽい の 怪物 を 倒し た ぞ !

( 住民 ) すげ え ! オレ たち を 守って くれ た の か ?

( 住民 ) すげ え ぞ !

( 住民 ) 街 は ほぼ 全壊 だ けど …

ダー ブー !

ア ~ ッ !

ア ~ ッ !

( 住民 たち ) 何 が し たい ん だ !

う っ う ぬう … なんて こと だ わし の 街 が …

( 古市 ) おっと そこ まで だ

その 子 を 放し て もら お う か ヒゲ メーン

それとも オレ と 踊る かい ?

古市 様 ! ( お かしら ) う う っ 小僧

バカ だ ! 本物 の バカ だ ! あんた 弱い ん でしょ う ?

刃物 か … やめ とき な そんな の

( 古市 ) う ~ わ っ ナイフ 出 て き ちゃ った よ !

( 古市 ) ケガ する ぜ

( 古市 ) オレ が

何 だ と ? どう いう 意味 だ ?

( 古市 ) クソ ~ ! 弱 そう だ と 思った のに …

( 古市 ) なぜ って … それ は あれ だ

( お かしら ) どれ だ ?

( 古市 ) え ~ つまり 一子 相 伝 の 暗殺 拳 が だ な …

長男 と 三男 の 間 で …

何 の 話 ~ ! ?

( ベル 坊 ) ダッ !

( アンジェリカ ・ ラミア ) は っ !

( 古市 ) え ~ っと つまり …

こう なる って こと さ ! フッ

無理やり 決め た ~ !

( ベル 坊 ) ア ~ ッ !

アー イー !

フフ フフ … フフ フフ …

つう か お いっ ! 危 ねえ だ ろ 男 鹿 !

今 の オレ 指 の 隙間 だった ぞ !

たまたま うまく いった から よかった もの の !

聞い て ん の か お いっ !

( 足音 ) ( 古市 ) お … え ? ちょ っ …

ブル ルルル …

( 古市 たち ) う わ ー っ !

ウッウッ アー アイアイ !

( 住民 ) う わ ~ ! ( 住民 ) ちょ っ あぶ … 危 な っ !

( 住民 ) ひ い っ ! 主 より たち が 悪い !

おいおい お いっ 何 だ これ !

ベルゼ 様 暴走 ?

男 鹿 は 何 してん だ よ !

( 男 鹿 ) お っす

… って なぜ か 前 に い た !

振り落とさ れ まし た

よく 生き て た な !

興奮 し てる ん だ わ どう に かし て 止め ない と …

そんな こと 言って も どう やって ?

キャアッ !

あっ ラミア !

え いっ

ダ ~ …

止まれ ! ベル 坊 !

はっ !

… って 無理 か

キャアーッ ! ( 男 鹿 ) くっ …

ご飯 です よ ~ っ !

アーッ !

戻った …

犬 か

( ベル 坊 ) ア ~ ダブー ! ダ ~ ブ …

った く 面倒 かけ や がって

( 古市 ) こう し て オレ たち の 冒険 は 終わり を 迎え た

かしら を 失った 盗賊 たち は 三々五々 散り 散り に 消え た

誰 も い なく なった アジト に 幽閉 さ れ て い た 魔 獣 たち も ―

逃がし た

驚 い た の は アンジェリカ さん

あの 大きな ヴラド の 主 を 説得 し て 魔 境 へ と 帰し て しまった

そして 別れ の 時 が やって き た

( ラミア の すすり泣き )

ベルゼ 様 ~

( 男 鹿 ) おいおい 泣く な よ

( ラミア ) だって ~

( 男 鹿 ) った く や っぱ ガキ だ な

そんなに オレ たち と 離れ ん の が 嫌 か ?

( ラミア ) あんた は 入って ない わ よ !

( ラミア ) あんた は 入って ない わ よ !

( 男 鹿 ) う お っ ! くっ …

( 男 鹿 ) う お っ ! くっ …

私 は ベルゼ 様 と 離れ ん の が 悲しい の ! さみしい の !

誰 が あんた なんか で 泣く もん です か ! 失礼 な !

( 男 鹿 ) また これ か よ …

( ラミア ) まあ … さっき 助けよ う と し て くれ た こと は ―

お 礼 言 っと く わ よ 一応

( 男 鹿 ) ああ ?

( ラミア ) と … とにかく ―

ベルゼ 様 の こと しっかり 頼む わ よ

また 病気 に なんて さ せ たら 許さ ない から !

ああ そん ときゃ また お前 を 呼ぶ よ

あっ …

早く … 行き なさい よ

( 古市 ) どう で も いい けど ―

アンジェリカ さん に 転送 し て もらう と いう こと は ―

彼女 も 割れる の だ ろ う か ?

( アンジェリカ ) パカッ

( 古市 ) そして その 中 に … 何 か エロ い ぞ !

( アンジェリカ ) で は 参り ま しょ う か

( 古市 ) はっ きた ー !

あっ 父 が …

どう も ~

( 一同 ) あ …

あの … 黙って て すみません 少し 前 に 来 て た ん です けど ―

言いだす タイミング が なく て …

皆さん ご 無事 の よう で … 何より です な

( 男 鹿 たち ) アランドロン !

( アランドロン ) はい

( 男 鹿 たち ) 生き て た の ! ? ( ベル 坊 ) ダブ ダダダ ! ?

ハッ ハッハッハ あれ しき の こと で 死に ませ ん よ

て め え ふ ざ けん な よ ! 今 まで どこ に !

傷 を 癒 やす ため に 健康 ランド へ

( アランドロン ) あ ~ あ あ ~ …

まっ そんな こと は 置 い と い て …

パカーッ ! ( 古市 ・ 男 鹿 ) う っ う う う っ !

( 男 鹿 ) う わ あ ! ( 古市 ) 嫌 だ ~ !

アンジェリカ さん に 転送 し て もらう ん だ ~ !

( アランドロン ) ハッ ハッハッハ ほ ~ れ 古市 殿

( アランドロン ) ハッ ハッハッハ ほ ~ れ 古市 殿

( 古市 ) あ あ ~ っ !

( セミ の 鳴き声 )

とりあえず こう 言って おこ う

( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ …

お かえり なさい ませ

( 2 人 ) ただいま

( 古市 ) こう し て オレ たち の 長い 長い 夏 休み は 終わった

♪ ~

~ ♪

( 男性 ) フーッ

( 古市 ) 夏 休み も 終わり 来週 から 新 学期 !

( 男 鹿 ) つって も 石 矢 魔 ( いし やま ) の 校舎 は ―

壊れ た まま だ ろ う

( 古市 ) 聖 ( セント ) 石 矢 魔 学園 に 転校 だ そう だ

( 古市 ) フフフ …

( 古市 ) フフフ … ( 男 鹿 ) つう か 何 不気味 に 笑い ながら ―

トースト に バター 塗って ん だ ?

( 古市 ) 転校 初日 と いえ ば ―

トースト くわえ て 遅刻 遅刻 !

曲がり角 で ぶつかって フォーリンラブ だ !

( 男 鹿 ) 次回 の 「 べ る ぜ バブ 」

( 古市 ) あ ~ 遅刻 だ 遅刻 が はっ !

( 古市 ) あ ~ 遅刻 だ 遅刻 が はっ ! ( アランドロン ) あ あっ 古市 殿 ~

( アランドロン ) あ あっ 古市 殿 ~

( 古市 ) や … や っぱ そう なる よ ねえ

( アランドロン ) パカッ


Beelzebub Episode 24

♪ ~

~ ♪

( 怪 鳥 の 鳴き声 ) かい|ちょう||なきごえ

( 古市 ( ふるい ち ) ) お っす オレ 古市 ! ふるいち|||||おれ|ふるいち Wazzap! Furuichi here!

魔 界 です ! オレ 今 ここ 魔 界 です マジ ! ま|かい||おれ|いま||ま|かい|| This is the Demon World! We're here, in the Demon World! Seriously!

えっ ? 何で こんなに テンション 高い か って ? |なんで||てんしょん|たかい|| Oh? Why am I so high strung?

いや ~ 高く ない です よ 別に 普通 です ! |たかく||||べつに|ふつう|

至って 普通 に 前回 の あらすじ ! いたって|ふつう||ぜんかい||

( 古市 ) アランドロン の 娘 が かわいい … ふるいち|||むすめ|| Alaindelon's daughter is... cute!

かわいい ぞ ~ ! She's damn cute!

( ラミア ) キモイ ん です けど … 何 ? 今 の 絵 |||||なん|いま||え You're creeping me out.

あの その マジ 引き やめ て もら える ? |||ひき|||| Um, would you stop shying away from me like that?

まだ 冷ややか な ほう が … |ひややか||| I'd even prefer cold stares to that.

だって キモイ ん だ もん Cause you're creepy.

( 男 鹿 ( お が ) ) ああ キモイ な ( 古市 ) おい ! おとこ|しか||||||ふるいち| Yeah, creepy.

( ベル 坊 ( ぼう ) ) アイアイ ( 古市 ) ベル 坊 まで べる|ぼう|||ふるいち|べる|ぼう|

ひ っ !

( 古市 ) いや いや いや だって 見ろ よ これ ! ふるいち|||||みろ|| Wait, wait! Look at this!

あの お っ さん の 娘 と は 思え ねえ ほど 美人 だ ぞ ! |||||むすめ|||おもえ|||びじん|| That old guy's daughter is more beautiful than you'd think!

おい 見ろ よ ベル 坊 も ! |みろ||べる|ぼう| Look at her! You too, Baby Beel!

( 男 鹿 ) 分かった から どう どう おとこ|しか|わかった||| I get it, so down boy!

( 古市 ) いい や 分かって ない ね この すばらしき 美貌 が ! ふるいち|||わかって|||||びぼう| You don't get it! This amazing beauty...

( 通信 機 の 着信 音 ) ( ラミア ) あ … つうしん|き||ちゃくしん|おと||

( ヒルダ ) おい お前 ら もう その 辺 に し て おけ ||おまえ||||ほとり|||| Stop it, people. Drop the subject.

事態 は 一刻 を 争う の だ くだら ん 話 を し て いる ヒマ は ない ぞ じたい||いっこく||あらそう|||||はなし|||||ひま||| You're in a battle against time.

ヒルダ さん ! Hilda-san!

( ヒルダ ) それ に 古市 が キモイ の は 最初 から だ |||ふるいち|||||さいしょ|| And besides...

あ … ああ … そう … Is that so?

( ガレ ) アジト まで 連れ て け ? おいおい ナメ てん じゃ ねえ ぞ |||つれ|||||||| Lead you to our base?

オレ たち が 仲間 を 売る と でも 思って ん の か ? おれ|||なかま||うる|||おもって||| You really think we'd sell out our buddies?

( エッダ ) ヘッ ! そう いう こった

魔 獣 に 食わ れ て 死ね カス が ま|けだもの||くわ|||しね|| Get eaten by a Demon Beast and die, scum!

王族 の 権力 なんて 関係 ねえ おうぞく||けんりょく||かんけい| Royal power doesn't matter here.

どんな 拷問 さ れよ う と 口 を 割る わけ ねえ だ ろ ボケ ! |ごうもん|||||くち||わる||||| No matter what torture you try, our mouths'll stay shut, pinheads!

ヘッ ! そう いう こった 魔 獣 に 食わ れ て 死ね カス が ||||ま|けだもの||くわ|||しね||

( 男 鹿 ) うん ? おとこ|しか|

あそこ か Over there?

間違い ねえ ん だ ろ う な ? まちがい|||||| This is the place, right?

はっ はい ! そりゃ あ もう ! R-Right! So can you...

あ … あの 一 番 大きな 建物 に 幽閉 さ れ てる はず です から ||ひと|ばん|おおきな|たてもの||ゆうへい|||||| She should be kept locked up in that highest tower!

何 さ れ た の かしら なん||||| What did he do to them?

ああ オレ こう いう の 見 た こと ある |おれ||||み|||

( ヒルダ ) 街 ? ああ それ なら 聞い た こと が ある |がい||||ききい|||| A city? Yes, I've heard of it.

ヴラド の 盗賊 街 古代 の 遺跡 に 住み着き ― ||とうぞく|がい|こだい||いせき||すみつき Vlad's Den of Thieves.

魔 境 の 魔 獣 を 乱獲 し て いる 連中 だ ま|さかい||ま|けだもの||らんかく||||れんちゅう| and poach the Demon Beasts in the Haunt.

ヒルダ さん ! そんな こと より 1 つ 聞い て いい っす か ! ? ||||||ききい|||| Hilda-san! Anyway, can I ask you something?

何 だ ? なん| What is it?

( 古市 ) あ あの … お っ さん の 娘 さん の お 名前 な ん です が ! ふるいち|||||||むすめ||||なまえ|||| U-Um... What's the name of the big guy's daughter?

名前 ? ああ そう だった な アランドロン の 娘 の 名 は … なまえ|||||||むすめ||な| Her name? Oh, yes...

( 古市 ) 娘 の 名 は ? ふるいち|むすめ||な| Her name is...

( ヒルダ ) アンジ … Ang...

( ノイズ 音 ) |おと

えっ ! ? 切れ た ! 何で ! ? |きれ||なんで It cut off! Why?

ヒルダ さん ちょっと ! アンジ … 何 です か ! ? ||||なん|| Hilda-san, wait! Ang-what?

そこ 重要 な ん です け ど ~ ! う わ っ ! ここ 圏 外 ? |じゅうよう||||||||||けん|がい That's really important!

アン じいさん じゃ ね ? ( ベル 坊 ) ダ ||||べる|ぼう| She'd be Angie-san, right?

て いう か ! これ から どう する ん です か ~ ! And anyway, what'll we do now?!

( お かしら ) クックッ クック …

( お かしら ) くく 81 9(ku) times 9(ku) equals 81.

( 手下 ) おい ! ( ザンガ ) 笑え ! てした|||わらえ Come on!

( 手下 たち の 笑い声 ) ( 手下 ) あざ ~ っす ! てした|||わらいごえ|てした||

( 手下 ) お かしら もう 最高 ! てした||||さいこう You're the best, Boss!

( お かしら ) フフン どう だ ? 少し は 協力 する 気 に なった か ? |||||すこし||きょうりょく||き|||

アンジェリカ 君 |きみ

( アンジェリカ ) 何 度 言わ れ て も 同じ です |なん|たび|いわ||||おなじ| My answer is the same, no matter what you say.

泥棒 の 片 棒 を 担ぐ 気 は あり ませ ん 捕らえ た 魔 獣 を 放し なさい どろぼう||かた|ぼう||かつぐ|き|||||とらえ||ま|けだもの||はなし| I have no intention of aiding thieves.

( お かしら ) フン ! あんな もの 二束三文 に しか なら ん ||ふん|||にそくさんもん||||

お前 が ひと言 協力 する と 言え ば いつ でも … おまえ||ひとこと|きょうりょく|||いえ||| If you say that you'll help us, whenever you like...

( 手下 たち の 笑い声 ) てした|||わらいごえ

うる せ え ~ っ !

やめろ ~ ! Stop!

( お かしら ) いい か ね ? アンジェリカ 君 ||||||きみ Listen well, Angelica-kun.

君 たち 次元 転送 悪魔 と いう の は ね 私ら 盗賊 の 夢 だ きみ||じげん|てんそう|あくま||||||わたしら|とうぞく||ゆめ| You people are dimensional transfer demons, yes?

どこ へ でも 忍び込み 人知れず 去って いく |||しのびこみ|ひとしれず|さって| Sneak in anywhere and leave before anyone notices.

どんな 難 攻 不 落 の 宝物 庫 も 空き家 同然 |なん|おさむ|ふ|おと||たからもの|こ||あきや|どうぜん No matter how impregnable the treasure room, cracking it open would be a cinch!

まさに 神出鬼没 |しんしゅつきぼつ A true phantom thief.

そう です ね この 手錠 さえ なけ れ ば ― ||||てじょう|||| That's right!

今 すぐ 消え て さしあげ ます いま||きえ|||

フフン

( 手下 ) お かしら ! ガレ と エッダ から 通達 です てした|||||||つうたつ| Boss!

王族 の 者 だ と ! ? おうぞく||もの|| Royalty?

はい ! Right!

ここ の 場所 が 割れ た か … フン ! まあ いい ||ばしょ||われ|||ふん|| Our location here is blown?

何 を し て いる 警備 を 固めろ ! ( 手下 ) へい ! なん|||||けいび||かためろ|てした| What do you think you're doing? Stiffen the guard!

( アンジェリカ ) は ぁ …

父さん 今日 帰る って 言って た けど ― とうさん|きょう|かえる||いって||

心配 し てる かな しんぱい||| I wonder if he's worried...

最悪 の 誕生 日 … どうせ 忘れ てる ん だ ろ う けど さいあく||たんじょう|ひ||わすれ|||||| This is the worst birthday ever...

( 古市 ) そんな こと は ない ! ふるいち|||| That's not true!

ドレス を 買って あげる って 言って まし た よ どれす||かって|||いって||| He said that he bought you a dress.

( アンジェリカ ) あっ …

あなた は ? You're...

ちょっと 待って ください ね 今 そちら に 行き ます |まって|||いま|||いき| Wait for a moment. I'll head there now.

( アンジェリカ ) えっ … 父 の お 知り合い の 方 です か ? ||ちち|||しりあい||かた|| Are you a friend of my father's?

( 古市 ) ええ まあ … 人間 です けど ね ふるいち|||にんげん||| Yes! Well, I'm a human though.

( アンジェリカ ) 人間 ! ? |にんげん Human?!

ちょっと … 何で 私 が こんな こと … |なんで|わたくし||| Hey! Why do I have to do this?

古市 様 … も しか して あなた 古市 様 じゃ ? ふるいち|さま|||||ふるいち|さま| Furuichi-sama? Could you be Furuichi-sama?

( 古市 ) 古市 … 様 ? ふるいち|ふるいち|さま Furuichi...-sama?

( アンジェリカ ) 父 から いつも お 話 を 伺って おり ます |ちち||||はなし||うかがって|| My father always speaks of you!

ええ あなた を 助け に 来 まし た 古市 です |||たすけ||らい|||ふるいち| Yes. I have come to rescue you.

( アンジェリカ ) やっぱり I knew it!

逃げ て ください ! ( 古市 ) え ? にげ|||ふるいち| Please, escape!

魔 獣 です ! 魔 獣 が 来る ん です ! ものすごく 大きな … ま|けだもの||ま|けだもの||くる||||おおきな A Demon Beast... A Demon Beast is coming!

魔 獣 ? ま|けだもの Demon Beast?

( 地響き ) ( ベル 坊 ) ダワワワ ! キー ! じひびき|べる|ぼう||きー

( 怪 鳥 の 鳴き声 ) かい|ちょう||なきごえ

( 住民 ) あ あっ ! じゅうみん||

( アンジェリカ ) ここ の 人 たち は 魔 境 を 荒らし すぎ まし た |||じん|||ま|さかい||あらし||| The people here have done too much damage to the Haunt.

ヴラド の 主 ( ぬ し ) が 怒って る 私 に は 声 が 聞こえる ん です ||おも||||いかって||わたくし|||こえ||きこえる|| Vlad's Guardian is angry.

何 だ ? あれ は なん||| What the heck is that?

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ||おも|||こえ

( ラミア ) キャー !

( 古市 ) う … う う … ふるいち|||

う っ う ~ ん ぐ !

ふん ! ふん ~ が が ! ぐ っ …

あの ~ … 助け て ください |たすけ|| Um... Please help.

( 男 鹿 ) え え ~ ? ( ラミア ) は あ ? おとこ|しか|||||

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ||おも|||こえ

( ラミア ・ 男 鹿 ) あ … |おとこ|しか|

( お かしら ・ 手下 ) ああ … ああ … ||てした||

( 古市 ) ヴラド の … 主 ? ふるいち|||おも Vlad's Guardian?

( アンジェリカ ) はい

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ||おも|||こえ Right.

( うなり 声 ) |こえ

( アンジェリカ ) 身 の 丈 が 山 より も 大きな 魔 獣 です |み||たけ||やま|||おおきな|ま|けだもの| A Demon Beast bigger than even the mountains!

( 住民 ) あ ああ … じゅうみん||

( アンジェリカ ) ここ の 連中 は 魔 獣 を 殺し すぎ まし た |||れんちゅう||ま|けだもの||ころし||| The people here have killed too many Demon Beasts...

主 は 怒って い ます おも||いかって|| The Guardian is angry!

( 雄 たけ び ) おす||

( ベル 坊 ) キャー ! べる|ぼう|

( 住民 たち の 悲鳴 ) じゅうみん|||ひめい

じょ … 冗談 じゃ ない ぞ あんな 化け物 |じょうだん|||||ばけもの

( 手下 ) あっ ! ( 手下 ) お かしら ! てした||てした|| Boss!

ちょ っ … どこ 行く ん です お かしら ! |||いく|||| Where are you going, Boss?

決まって る だ ろ う ! アンジェリカ を 連れ て 逃げる ん だ きまって|||||||つれ||にげる|| I'm taking Angelica with me and getting out of here!

あの 娘 だけ は 手放 せ ん ! |むすめ|||てばな|| She's the only one I won't let out of my grasp!

( 足音 ) あしおと

はっ ! 逃げ て ください 古市 様 ! おかし ら が 帰って き ます ! |にげ|||ふるいち|さま||||かえって||

逃げる ? あなた を 置 い て どこ へ 逃げる と いう の です ? にげる|||お|||||にげる|||| Escape? You're saying to run and leave you behind?

と いう か これ もう 逃げ られ ませ ん から |||||にげ|||| But you see... I can no longer escape from here.

かっこよく ね え ん だ よ ! バカ 古市 ! ||||||ばか|ふるいち You think that's cool? Furuichi, you idiot!

ただ 挟まって 抜け ねえ だけ だ ろ う が ! |はさまって|ぬけ|||||| Your damn head's just stuck, you jerk!

逃げ ない と ペシャンコ に さ れる わ よ ! にげ|||||||| If we don't get out of here we'll be stomped flat!

( 古市 ) アハ ! 大丈夫 大丈夫 ふるいち||だいじょうぶ|だいじょうぶ It's okay. It's okay!

( うなり 声 ) |こえ

全然 大丈夫 じゃ ねえ ん だ よ ! ボケ ~ ! ぜんぜん|だいじょうぶ|||||| It's not "okay" in the slightest!

はっ ! 頭 が 抜け ない の です ね ? ちょっと お 待ち を ! |あたま||ぬけ|||||||まち|

え ?

あの … 何 を … ( アンジェリカ ) いき ます ! |なん|||| Um, what are you...

ちょ っ … ご っ ! Wai...

( アンジェリカ ) ふん ! ふん ! ふん !

( 打撃 音 ) だげき|おと

( 打撃 音 ) だげき|おと

( 打撃 音 ) だげき|おと

あ … ( 古市 ) ちょ っ … |ふるいち||

( 打撃 音 ) だげき|おと

う う … あ … あ …

ハァ ハァ … 抜け ませ ん わ ね ||ぬけ||||

どう しよ う このまま じゃ あなた が ひどい 目 に … ||||||||め| What shall we do?

( 古市 ) この 人 天然 だ … 殺さ れる ふるいち||じん|てんねん||ころさ| She's oblivious!

( アンジェリカ ) はっ ( お かしら ) アンジェリカ !

何 を し て いる 逃げる ぞ ここ は もう ダメ だ なん|||||にげる|||||だめ| What are you doing? We're getting out of here!

とんで も ねえ 化け物 が こっち に 来 て や がる |||ばけもの||||らい|||

うん ?

フン 例 の 王族 の 契約 者 と か いう 人間 か ふん|れい||おうぞく||けいやく|もの||||にんげん|

娘 を 助け に 来 た ん だ ろ う が 残念 だった な むすめ||たすけ||らい|||||||ざんねん|| Guess you came to rescue her, but it's too bad for you.

回り込 ん で や っち まえ 油断 する な 仲間 も いる はず だ まわりこ||||||ゆだん|||なかま|||| Circle around and get him!

( 手下 たち ) は っ ! くせ者 だ ! てした||||くせもの| Yes, sir!

出合 え ~ ! であ|

おいおい おい こりゃ あ 大 ピンチ って やつ じゃ ねえ か ? ||||だい|ぴんち|||||

何で そんなに うれし そう な の よ なんで|||||| Why do you seem so happy about it?

( 男 鹿 ) ワクワク し て き た ぞ ! おとこ|しか|わくわく||||| I'm all excited!

( ラミア ) し ない わ よ ! どこ の 戦闘 民族 よ ! |||||||せんとう|みんぞく| Well, I'm not!

( 男 鹿 ) 楽し め よ おとこ|しか|たのし|| It'll be fun.

男 って いう の は な ピンチ の 時 ほど 笑う もん だ おとこ||||||ぴんち||じ||わらう|| A man, see... The harder the situation, the more a man laughs!

そう すりゃ 自然 と 力 も 湧 い て くる ||しぜん||ちから||わ||| And when he does, power comes flowing up naturally.

私 は 女 よ ! わたくし||おんな| Well I'm a woman!

なあ ベル 坊 |べる|ぼう Isn't that right, Baby Beel?

あ ? ベル 坊 ? |べる|ぼう

あ … ベルゼ 様 ? ||さま

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ||おも|||こえ

ああ ?

( ザンガ ) 何 を 突っ立って おる ! |なん||つったって| What're you standin' there for?

( 手下 ) ザンガ 様 ! てした||さま Master Zanga!

え えい の け ! わし が やる ! Stand aside!

王族 の 者 と やら ! わし は 目 付け 役 の ザンガ と 申す ! おうぞく||もの|||||め|つけ|やく||||もうす Royal stooges, you now face the fearsome Zanga!

いざ 尋常 に ~ しょう … |じんじょう|| Fight me fair and...

( ベル 坊 ) ダア ! ( ザンガ ) ぶ っ ! べる|ぼう||||

はっ な っ なんと ~ !

ベル 坊 君 これ は 一体 … べる|ぼう|きみ|||いったい Baby Beel... What exactly are you...

力 が … 湧き出し て らっしゃる の で は … ちから||わきだし||||| Power is overflowing from him!

( ベル 坊 ) ア ~ ッ ! べる|ぼう||

( うなり 声 ) |こえ

ダ ~ ッ !

( うなり 声 ) |こえ

ダ ~ ブ ~ !

( 手下 たち ) おお … ああ … てした|||

( 雄 たけ び ) おす||

ア ~ ッ !

( 古市 ) あ ? ( お かしら ) 何 だ ? ふるいち||||なん| What's that?

( ベル 坊 ) ア ~ ッ ! べる|ぼう||

( 古市 ) ぎ ゃ あー ! ( ザンガ たち ) あ あ ~ ! ふるいち|||||||

( ベル 坊 ) ダ ~ ッ ! べる|ぼう||

ベ … ベル 坊 ! ? |べる|ぼう B-Baby Beel?!

( ザンガ たち ) で っか く なっちゃ っ た ~ ! Baby got big!

( 古市 ) あっ と れ たっ ! ラミア ふるいち||||| I'm free! Lamia, what's wrong?! Where's Oga?

何 だ ? あれ 男 鹿 は ! ? う っ なん|||おとこ|しか|||

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ( ベル 坊 ) ダー ブー ||おも|||こえ|べる|ぼう||

( 男 鹿 ) ぬぐ っ ! う う … おとこ|しか||||

( 2 人 ) 乗って る ~ ! じん|のって| Oga's on him!

化け物 が 2 匹 ! 何 な ん だ ? これ は ! ばけもの||ひき|なん||||| There are two monsters! What's going on?!

( 男 鹿 ) よっ … う っ … おとこ|しか|||

う う … あ ?

ダー ブー !

( うなり 声 ) |こえ

( ベル 坊 ) ブル ルルル … べる|ぼう|ぶる|

ゆ けっ ! ベツ 人 28 号 ! |||じん|ごう

ダ ~ ブッ !

ダーッ !

( うなり 声 ) |こえ

( 古市 ) 何 だ … これ ふるいち|なん|| What the heck.

( ベル 坊 ) ウウー べる|ぼう|

( 住民 ) 来る ぞ ! ( 住民 ) 逃げろ ~ ! じゅうみん|くる||じゅうみん|にげろ Here it comes!

( うなり 声 ) |こえ

ベツ 人 キック だ ! |じん|きっく| Do a Giant Beelbo Kick!

ダッ ! ( 男 鹿 ) ベツ 人 ~ キーック ! |おとこ|しか||じん| Giant Beelbo Kick!

( ベル 坊 ) アーチャー ! べる|ぼう|

( うなり 声 ) |こえ

( 住民 ) おいおい ( 住民 ) まさか … じゅうみん||じゅうみん| Gimme a...

( 住民 たち ) う わ ー っ ! じゅうみん||||-|

ハハハハ ! 見 た か 巨大 怪獣 ! おっと っと … あっ 危 ねえ |み|||きょだい|かいじゅう||||き|

( ラミア ) あ ~ ( 古市 ) む … むちゃくちゃ だ … ||ふるいち|||

( ヴラド の 主 の うなり 声 ) ||おも|||こえ

( ベル 坊 ) ブル ルルル … べる|ぼう|ぶる|

ハァ ハァ … ふ ~ や べ

何 か 楽しく なって き ちゃ った ぞ なん||たのしく||||| Things have really gotten fun!

よ ~ し ベル 坊 ! お 次 は ベツ 人 ボン バー だ ! ||べる|ぼう||つぎ|||じん|ぼん|ばー| Ready, Baby Beel? Next up, do a Giant Beelbo Clothesline!

ベル 坊 ? べる|ぼう Baby Beel?

ンダッ !

う お ~ ! 怖 ( こえ ) え ~ ||こわ||

ベツ 人 ~ ボンバー ! |じん| Giant Beelbo... Clothesline!

ベツ 人 ~ エルボー ! |じん| Giant Beelbo... Elbow!

ハハハハッ よ ~ し とどめ だ !

( ラミア ・ 古市 ) あ … あ ああ … |ふるいち|||

( 男 鹿 ) ベツ 人 ~ 逆 エビ 固め ! おとこ|しか||じん|ぎゃく|えび|かため Giant Beelbo...

( 男 鹿 ) ベツ 人 ~ 逆 エビ 固め ! おとこ|しか||じん|ぎゃく|えび|かため

( ヴラド の 主 の うめき声 ) ||おも||うめきごえ

( 住民 たち の どよめき ) じゅうみん|||

( ベル 坊 ) ダーッ ! べる|ぼう|

( 住民 ) う お ~ っ ! やり や がった ! じゅうみん||||||

( 住民 ) あの 赤ん坊 っぽい の 怪物 を 倒し た ぞ ! じゅうみん||あかんぼう|||かいぶつ||たおし|| That big baby-looking thing beat the monster!

( 住民 ) すげ え ! オレ たち を 守って くれ た の か ? じゅうみん|||おれ|||まもって|||| Wow! Was it protecting us?

( 住民 ) すげ え ぞ ! じゅうみん|||

( 住民 ) 街 は ほぼ 全壊 だ けど … じゅうみん|がい|||ぜんかい|| I mean, most of the city is destroyed, but hey...

ダー ブー !

ア ~ ッ !

ア ~ ッ !

( 住民 たち ) 何 が し たい ん だ ! じゅうみん||なん||||| What is it trying to do?!

う っ う ぬう … なんて こと だ わし の 街 が … |||||||||がい|

( 古市 ) おっと そこ まで だ ふるいち|||| Hold it. That's as far as you go.

その 子 を 放し て もら お う か ヒゲ メーン |こ||はなし||||||ひげ|めーん Would you do me a favor and let her go... my fine-bearded friend?

それとも オレ と 踊る かい ? |おれ||おどる| Or maybe you'd like to dance with me?

古市 様 ! ( お かしら ) う う っ 小僧 ふるいち|さま||||||こぞう Furuichi-sama!

バカ だ ! 本物 の バカ だ ! あんた 弱い ん でしょ う ? ばか||ほんもの||ばか|||よわい||| Idiot! You're actually a complete idiot!

刃物 か … やめ とき な そんな の はもの|||||| A dagger, is it?

( 古市 ) う ~ わ っ ナイフ 出 て き ちゃ った よ ! ふるいち||||ないふ|だ|||||

( 古市 ) ケガ する ぜ ふるいち|けが|| Someone's gonna get hurt...

( 古市 ) オレ が ふるいち|おれ| ...like me!

何 だ と ? どう いう 意味 だ ? なん|||||いみ| Huh? What do you mean?

( 古市 ) クソ ~ ! 弱 そう だ と 思った のに … ふるいち|くそ|じゃく||||おもった| Crap! I thought he looked weak!

( 古市 ) なぜ って … それ は あれ だ ふるいち|||||| What? Well, you know... that.

( お かしら ) どれ だ ? What?

( 古市 ) え ~ つまり 一子 相 伝 の 暗殺 拳 が だ な … ふるいち|||いちこ|そう|つたい||あんさつ|けん||| You see, there's this death move passed down through the generations...

長男 と 三男 の 間 で … ちょうなん||さんなん||あいだ| Between the eldest and third to eldest son...

何 の 話 ~ ! ? なん||はなし What are you talking about?!

( ベル 坊 ) ダッ ! べる|ぼう|

( アンジェリカ ・ ラミア ) は っ !

( 古市 ) え ~ っと つまり … ふるいち||| Um...

こう なる って こと さ ! フッ This happens!

無理やり 決め た ~ ! むりやり|きめ| As if you caused that coincidence!

( ベル 坊 ) ア ~ ッ ! べる|ぼう||

アー イー !

フフ フフ … フフ フフ …

つう か お いっ ! 危 ねえ だ ろ 男 鹿 ! ||||き||||おとこ|しか I mean, whoa, that was close, Oga!

今 の オレ 指 の 隙間 だった ぞ ! いま||おれ|ゆび||すきま|| I was in the crack between his toes!

たまたま うまく いった から よかった もの の ! I'm glad I sounded kind of cool, but...

聞い て ん の か お いっ ! ききい||||||

( 足音 ) ( 古市 ) お … え ? ちょ っ … あしおと|ふるいち||||

ブル ルルル … ぶる|

( 古市 たち ) う わ ー っ ! ふるいち||||-|

ウッウッ アー アイアイ !

( 住民 ) う わ ~ ! ( 住民 ) ちょ っ あぶ … 危 な っ ! じゅうみん|||じゅうみん||||き||

( 住民 ) ひ い っ ! 主 より たち が 悪い ! じゅうみん||||おも||||わるい Whoa there!

おいおい お いっ 何 だ これ ! |||なん||

ベルゼ 様 暴走 ? |さま|ぼうそう Beelze-sama's out of control!

男 鹿 は 何 してん だ よ ! おとこ|しか||なん||| What are you doing, Oga?

( 男 鹿 ) お っす おとこ|しか|| Yo.

… って なぜ か 前 に い た ! |||ぜん|||

振り落とさ れ まし た ふりおとさ||| He threw me off.

よく 生き て た な ! |いき||| You're damn lucky you survived!

興奮 し てる ん だ わ どう に かし て 止め ない と … こうふん||||||||||とどめ|| He's overly excited! We have to calm him somehow!

そんな こと 言って も どう やって ? ||いって||| Sure, but how?

キャアッ !

あっ ラミア !

え いっ Lamia!

ダ ~ …

止まれ ! ベル 坊 ! とどまれ|べる|ぼう Stop, Baby Beel!

はっ !

… って 無理 か |むり| I-It's no use!

キャアーッ ! ( 男 鹿 ) くっ … |おとこ|しか|

ご飯 です よ ~ っ ! ごはん||| It's dinner time!

アーッ !

戻った … もどった He turned back.

犬 か いぬ| What is he, a dog?

( ベル 坊 ) ア ~ ダブー ! ダ ~ ブ … べる|ぼう||||

った く 面倒 かけ や がって ||めんどう||| What a pain you are...

( 古市 ) こう し て オレ たち の 冒険 は 終わり を 迎え た ふるいち||||おれ|||ぼうけん||おわり||むかえ| And like that, our adventure headed to its conclusion.

かしら を 失った 盗賊 たち は 三々五々 散り 散り に 消え た ||うしなった|とうぞく|||さんさんごご|ちり|ちり||きえ| Without their boss, the poachers left gradually a few at a time.

誰 も い なく なった アジト に 幽閉 さ れ て い た 魔 獣 たち も ― だれ|||||||ゆうへい||||||ま|けだもの|| And with no one there, the Demon Beasts imprisoned in the hideout all escaped.

逃がし た にがし|

驚 い た の は アンジェリカ さん おどろ|||||| But most surprising was Angelica-san.

あの 大きな ヴラド の 主 を 説得 し て 魔 境 へ と 帰し て しまった |おおきな|||おも||せっとく|||ま|さかい|||かえし|| She explained the situation to that giant, Vlad's Guardian,

そして 別れ の 時 が やって き た |わかれ||じ|||| And so... the time has come to say goodbye.

( ラミア の すすり泣き ) ||すすりなき

ベルゼ 様 ~ |さま Beelze-sama!

( 男 鹿 ) おいおい 泣く な よ おとこ|しか||なく|| Hey, don't cry...

( ラミア ) だって ~ But!

( 男 鹿 ) った く や っぱ ガキ だ な おとこ|しか|||||がき|| Man, you're such a little kid.

そんなに オレ たち と 離れ ん の が 嫌 か ? |おれ|||はなれ||||いや| Are you really so upset we have to leave?

( ラミア ) あんた は 入って ない わ よ ! |||はいって||| Who said anything about you?

( ラミア ) あんた は 入って ない わ よ ! |||はいって|||

( 男 鹿 ) う お っ ! くっ … おとこ|しか||||

( 男 鹿 ) う お っ ! くっ … おとこ|しか||||

私 は ベルゼ 様 と 離れ ん の が 悲しい の ! さみしい の ! わたくし|||さま||はなれ||||かなしい||| I'm sad and depressed about having to leave Beelze-sama!

誰 が あんた なんか で 泣く もん です か ! 失礼 な ! だれ|||||なく||||しつれい| Who'd give a lick about you, huh? So rude!

( 男 鹿 ) また これ か よ … おとこ|しか|||| This again?

( ラミア ) まあ … さっき 助けよ う と し て くれ た こと は ― |||たすけよ|||||||| Well... You did try to save me back there...

お 礼 言 っと く わ よ 一応 |れい|げん|||||いちおう I'll give you my thanks for that.

( 男 鹿 ) ああ ? おとこ|しか|

( ラミア ) と … とにかく ―

ベルゼ 様 の こと しっかり 頼む わ よ |さま||||たのむ||

また 病気 に なんて さ せ たら 許さ ない から ! |びょうき||||||ゆるさ|| If you let him get sick again, I'll never forgive you!

ああ そん ときゃ また お前 を 呼ぶ よ ||||おまえ||よぶ| Yeah. If that happens again, I'll call you.

あっ …

早く … 行き なさい よ はやく|いき|| Hurry up and go.

( 古市 ) どう で も いい けど ― ふるいち||||| It doesn't really matter, but transferring in Angelica-san would be...

アンジェリカ さん に 転送 し て もらう と いう こと は ― |||てんそう|||||||

彼女 も 割れる の だ ろ う か ? かのじょ||われる||||| I wonder if she splits, too?

( アンジェリカ ) パカッ

( 古市 ) そして その 中 に … 何 か エロ い ぞ ! ふるいち|||なか||なん|||| And then... inside her...

( アンジェリカ ) で は 参り ま しょ う か |||まいり|||| Well then, shall we go?

( 古市 ) はっ きた ー ! ふるいち|||- Here I go!

あっ 父 が … |ちち| Actually, my father will...

どう も ~ Hello!

( 一同 ) あ … いちどう|

あの … 黙って て すみません 少し 前 に 来 て た ん です けど ― |だまって|||すこし|ぜん||らい||||| Sorry about not saying anything... He just came a moment ago.

言いだす タイミング が なく て … いいだす|たいみんぐ||| There wasn't really a time to tell you...

皆さん ご 無事 の よう で … 何より です な みなさん||ぶじ||||なにより|| Everyone looks like they are safe and sound.

( 男 鹿 たち ) アランドロン ! おとこ|しか|| Alaindelon!

( アランドロン ) はい Yes?

( 男 鹿 たち ) 生き て た の ! ? ( ベル 坊 ) ダブ ダダダ ! ? おとこ|しか||いき||||べる|ぼう|| You're still alive?!

ハッ ハッハッハ あれ しき の こと で 死に ませ ん よ |||||||しに|||

て め え ふ ざ けん な よ ! 今 まで どこ に ! ||||||||いま||| Screw you! Where have you been?

傷 を 癒 やす ため に 健康 ランド へ きず||いや||||けんこう||

( アランドロン ) あ ~ あ あ ~ …

まっ そんな こと は 置 い と い て … ||||お|||| Leaving that aside.

パカーッ ! ( 古市 ・ 男 鹿 ) う っ う う う っ ! |ふるいち|おとこ|しか||||||

( 男 鹿 ) う わ あ ! ( 古市 ) 嫌 だ ~ ! おとこ|しか||||ふるいち|いや|

アンジェリカ さん に 転送 し て もらう ん だ ~ ! |||てんそう||||| I wanted to be transferred by Angelica-san!

( アランドロン ) ハッ ハッハッハ ほ ~ れ 古市 殿 |||||ふるいち|しんがり

( アランドロン ) ハッ ハッハッハ ほ ~ れ 古市 殿 |||||ふるいち|しんがり

( 古市 ) あ あ ~ っ ! ふるいち|||

( セミ の 鳴き声 ) せみ||なきごえ

とりあえず こう 言って おこ う ||いって|| I will say this... for now.

( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ … じん|||

お かえり なさい ませ Welcome home.

( 2 人 ) ただいま じん| We're back.

( 古市 ) こう し て オレ たち の 長い 長い 夏 休み は 終わった ふるいち||||おれ|||ながい|ながい|なつ|やすみ||おわった And, like this, our long, long summer vacation was over.

♪ ~

~ ♪

( 男性 ) フーッ だんせい|

( 古市 ) 夏 休み も 終わり 来週 から 新 学期 ! ふるいち|なつ|やすみ||おわり|らいしゅう||しん|がっき Summer vacation's over, and it's a new term!

( 男 鹿 ) つって も 石 矢 魔 ( いし やま ) の 校舎 は ― おとこ|しか|||いし|や|ま||||こうしゃ| But wait, Ishiyama's still destroyed, right?

壊れ た まま だ ろ う こぼれ|||||

( 古市 ) 聖 ( セント ) 石 矢 魔 学園 に 転校 だ そう だ ふるいち|せい|せんと|いし|や|ま|がくえん||てんこう||| Looks like we're transferring to St. Ishiyama Academy.

( 古市 ) フフフ … ふるいち|

( 古市 ) フフフ … ( 男 鹿 ) つう か 何 不気味 に 笑い ながら ― ふるいち||おとこ|しか|||なん|ぶきみ||わらい| So why are you laughing like a creep and spreading butter on toast?

トースト に バター 塗って ん だ ? とーすと||ばたー|ぬって||

( 古市 ) 転校 初日 と いえ ば ― ふるいち|てんこう|しょにち||| First day, new transfer;

トースト くわえ て 遅刻 遅刻 ! とーすと|||ちこく|ちこく "I'm late, I'm late"; toast in mouth; round the corner; bam; fall in love!

曲がり角 で ぶつかって フォーリンラブ だ ! まがりかど||||

( 男 鹿 ) 次回 の 「 べ る ぜ バブ 」 おとこ|しか|じかい||||| On the next Beelzebub: The New Term Has Started!

( 古市 ) あ ~ 遅刻 だ 遅刻 が はっ ! ふるいち||ちこく||ちこく|| Oh, I'm late! I'm late!

( 古市 ) あ ~ 遅刻 だ 遅刻 が はっ ! ( アランドロン ) あ あっ 古市 殿 ~ ふるいち||ちこく||ちこく||||||ふるいち|しんがり

( アランドロン ) あ あっ 古市 殿 ~ |||ふるいち|しんがり Furuichi-dono...

( 古市 ) や … や っぱ そう なる よ ねえ ふるいち||||||| I knew it'd turn out like this...

( アランドロン ) パカッ