( 崇 宮 真 那 ( たかみ や ま な ) ) 潔し
嫌い じゃ ねえ です そう いう の
ムラ クモ ソード スタイル
( 鳶 一 折紙 ( と び いち おりがみ ) ) 今
( 真 那 ) 甘 ( あめ ) え です
( 折紙 ) あっ
フゥ 残念 チェック です
( アナウンス ) セット 崇 宮 真 那 三 尉 の 勝利 です
( 日下部 燎子 ( くさ かべ りょう こ ) ) 1 対 10 で この ザマ と は ね
さすが …
“ 精霊 を 殺し た 少女 ” と 言った ところ かしら
♪ ~
( ナレーション ) ギマイ ジツマイ
甘く 背 徳 に 満ち た その 響き
食べ物 で は ない 呪文 で も ない
それ は …
~ ♪
それ じゃ 改めて 自己 紹介 を …
崇 宮 真 那 三 尉 で あり ます
以後 お 見 知り おき を
はい よく でき まし … た
痛 ( い て ) っ
う っ …
あん たら ねえ
模擬 戦 で 何 貴重 な 装備 潰し て くれ てん の
( 折紙 ) 申し訳ない ( 真 那 ) 申し訳 ねえ です
( 隊員 ) こんな 子供 が …
陸 自 の トップ エース
今後 気 を つける よう に
この 前 の ハーミット 戦 の 映像 流す から
空 い て いる 席 に 座り なさい
( 真 那 ) はい です
隊長 も み みっ ちい です ね
そんな こと だ から ―
精霊 に いい よう に さ れ ち まい や がる ん です よ
( 折紙 ) 同感
( 真 那 ) おお 気 が 合い ます ね
あなた は 精霊 を 殺し た こと が ある と 聞い た
詳しい 話 を 聞き たい
“ 精霊 を 殺し た ” です か …
うん ちょっと あれ に 関し て は ―
他 の 精霊 と 同列 に 扱わ ねえ ほう が いい と いう か …
( 折紙 ) うん ?
( 真 那 ) まっ 近い うち に ―
直接 見る 機会 が 巡って き や がる と 思い ます よ
その ため 私 が 配属 さ れ た わけ です し
えっ 兄 様 ?
うん ?
( 隊員 1 ) 今日 の ブリーフィング も しぼら れ た わ ねえ
( 隊員 2 ) まあ いつも どおり 我々 は ―
バックアップ する しか ない ん だ けど ね
( 真 那 ) あっ
どう いう こと ?
士 道 ( しどう ) に こんな 妹 が いる と は 聞い て い ない
( 真 那 ) 兄 様 と お 知り合い な の です か ?
知り合い ?
恋人
へ ?
( 岡 峰 珠恵 ( おかみ ね たまえ ) ) はい 皆さん おはよう ございます
ウフッ 今日 は なんと です ねえ
この クラス に 転校 生 が 来る の です
( 五 河 ( いつか ) 士 道 ) ん ?
この 前 十 香 ( と おか ) が 来 た ばかり じゃ ない か
( 珠恵 ) さあ 入って き て
( 時 崎 狂 三 ( と きさき くるみ ) ) 時 崎 狂 三 と 申し ます わ
ウフッ
( 男子 生徒 の 歓声 )
私 ( わたくし ) 精霊 です の よ
う えっ … え ?
( 夜 刀 神 ( や と が み ) 十 香 ) あ ?
えっ ええ と …
はい とっても 個性 的 な 自己 紹介 で し た ね
それ じゃあ 空 い てる 席 に …
( 狂 三 ) その 前 に 1 つ よろしい でしょ う か ?
な … 何 でしょ う ?
私 ( わたくし ) まだ こ の 学校 に 不慣れ な もの で …
放 課 後 に でも かまい ませ ん から
どなた か に 校舎 の 案内 を し て いただき たい の です けど
( 殿町 宏人 ( と の まち ひろ と ) ) お 任せ ください
結構 です
えっ …
お 願い でき ませ ん こと ?
士 道 さん
えっ お … 俺 ?
間違い ない の ? これ は …
( 蘆村 ) はい
( 燎子 ) 高校 に 精霊 が 転入 ?
笑え ない ジョーク だ わ
( 真 那 ) ただ の 精霊 じゃ ねえ です
あっ …
こいつ は 空間 震 と は 別 に ―
直接 その 手 で 1 万 人 以上 の 人間 を 殺し て き た
最悪 の 精霊 です
( 燎子 ) 何で すって ?
( 五 河 琴 里 ( ことり ) ) こちら でも 確認 し た わ
まさか 本当 に 精霊 だ なんて ね
まあ でも 好都合 よ
AST が ちょっか い 出し て こ ない うち に
好感 度 上げ て デレ さ せ ちゃ い なさい
( 狂 三 ) 士 道 さん
よろしく お 願い し ます わ
( 士 道 ) お … おう
どこ から 案内 し て ください ます の ?
ああ …
各自 選択 5 秒 以内
屋上 が 一 番 人気 か … この 3 は 誰 が 入れ た の ?
( 村雨 令 音 ( むらさめ れい ね ) ) 私 だ
理由 を 聞い て いい かしら ?
単なる 消去 法 だ 保健 室 に は 養護 教諭 が いる
屋上 は どうせ なら 夕日 が 差し て から の ほう が …
ステキ じゃあ ない か
なかなか ロマンチスト じゃ ない
士 道 聞こえる ?
じゃあ … 食堂 と 購買 でも 見 て おく か
はい
む う 何 な の だ あいつ は …
( 折紙 ) これ 以上 悪い 虫 が つく の は 勘弁
( 士 道 ) ここ の 人気 は やきそば パン
定番 中 の 定番 だ な
そう です の …
だけど 俺 の オススメ は …
これ だ ドリアン パン
食べ た あ と は 歯磨き 必須 な
( 狂 三 ) そう です の …
ん っ ちゃん と 聞い て …
う わ あっ
( 狂 三 ) あら あら
な っ 何 を …
申し訳 あり ませ ん
士 道 さん の 横顔 に 見とれ て しまって おり まし た わ
( 士 道 ) え ? 見 と っ …
( 琴 里 ) あなた が 口説か れ て どう する の よ
わ っ 悪 ( わり ) い
今 まで に ない タイプ の 精霊 だ ね
( 琴 里 ) せっかく だ から
いろいろ 情報 を 探り 出し たい ところ ね
あ …
あっ ちょうど 選択肢 が 出 た わ
( 神無月 恭平 ( かんなづき きょうへい ) ) 3 に し ま しょ う
理由 は ?
黒 タイツ の 越し の パンツ は 人類 の 至宝 です
司令 お 慈悲 を お 慈悲 を ー !
ハア … ( 神無月 ) 司令 ー っ
( 琴 里 ) “ 狂 三 は 今 ― ”
“ どんな パンツ を はい てる ん だ ? ”
何 な の ? この 選択肢 …
( 士 道 ) な っ なあ
あ あっ
狂 三 は 今 どんな パンツ を はい て いる ん だ ?
( 琴 里 ) え えっ
あっ !
パンツ … です の ?
( 琴 里 ) バカ 今 の は 指示 じゃ ない わ
本当 は 精霊 の こと を 聞く つもり だった の
ああ もう … とにかく ごまかし なさい
は あ ? いまさら 言わ れ て も …
( 狂 三 ) 見 たい … ん です の ?
え ?
いい … です わ よ 士 道 さん なら
( 琴 里 ) え えっ ? ( 士 道 ) えっ !
あっ …
いっ …
いい から も う っ
ウッフフッ 照れ 屋 さん です の ね
あの さ … 朝 言って た 精霊 って 何 の こと な ん だ ?
ウッフフッ
とぼけ なく て も いい ん です の よ
士 道 さん は ちゃんと 知って いる の でしょ う ?
精霊 の こと を …
あっ ?
な っ なんで 俺 の こと 知って る ん だ ?
それ は 秘密 です わ 今 お 伝え できる こと は 1 つ だけ
私 ( わたくし ) は 士 道 さん の こと を 知って から ずっと 焦がれ て い まし た わ
だから 今 こう し て 一緒に い られ て すごく 幸せ です わ
あ …
ねえ 士 道 さん
あ …
私 ( わたくし ) 士 道 さん に お 願い が あり ます の
聞い て ください まし て ?
あ … ああ
( ドア が 開く 音 )
( ドア が 開く 音 )
( 十 香 ) ぬわ あ あっ ( 士 道 ) お っ
( 十 香 ) ぐ っ う う っ …
と … 十 香 折紙 !
あら あら
お 二 人 し て 何 を なさって おら れ ます の ?
そ … それ は こっち の セリフ だ
( 折紙 ) 学校 で 手 を 握る 必要 は ない はず 今 すぐ 離す べき
あ …
実は 私 ( わたくし ) ひどい 貧血 持ち です の
そこ で 優しい 士 道 さん が ―
私 ( わたくし ) に 手 を 貸し て くださった の です わ
( 十 香 ) う う う … ( 折紙 ) あっ
貧血 …
ああ …
何 だ 2 人 と も 情けない な
ハッ
シドー 実は 私 も “ ヒン ケツ ” な の だ
( 士 道 ) そう な の か ?
( 十 香 ) うむ 実は あまり お しり の 肉づき が よく ない の だ
“ ヒン ケツ ” って そう いう 意味 じゃ ない ぞ
( 亜衣 ( あい ) ) や だ … 修羅場 よ 修羅場
( 麻衣 ( まい ) ) 五 河 君 ったら 転校 し た ばかり の 女の子 まで
と ん だ お 猿 さん ね
( 美 衣 ( みい ) ) マジ 引く わ ー
いろいろ と 案内 し て ください まし て
本当 に 感謝 いたし ます わ 士 道 さん
本当 は 2 人 きり が よかった の です けど …
( 士 道 ) ハッ ハハッ …
それでは 私 ( わたくし ) は ここ で 失礼 し ます わ
( 士 道 ) 十 香 たち が い て くれ て 助かった かも な
俺 1 人 じゃ どう なって た か …
あれ 折紙 は ?
うん ? よく 分から ん が 途中 から い なく なって い た ぞ
( 狂 三 の 鼻歌 )
あ あっ ああ … あっ
ウフフッ いけ ませ ん わ もう 少し 我慢 し ない と
お楽しみ は 最後 まで …
キャッ ( 男 1 ) 痛 ( い て ) っ
( 狂 三 ) あら あら 申し訳 あり ませ ん わ
( 男 1 ) おい 待て よ お 嬢ちゃん
ぶつかって き と い て それ で 終わり は ねえ だ ろ う よ
( 男 2 ) おい マジ で かわいい じゃ ん
( 男 3 ) 名前 な ん て ー の ? 仲良く しよ う よ
あら あら
ああ …
お 兄さん 方 も しか して 私 ( わたくし ) と 交わり たい ん です の ?
“ 交わり たい ” って キャー 露骨 !
い ー じゃ ん 話 早く って
( 男 2 ) 君 も そう いう の 好き な の ?
まあ 人並み に は …
ここ で は 人目 に つい て しまい ます わ
こちら へ …
( 男 1 ) お ほ ほっ 積極 的 だ ねえ お 嬢ちゃん
( 男 2 ) 助 けっ … う わ っ あ あっ
( 男 たち の 悲鳴 )
ごちそうさま
( 真 那 ) 一足 遅かった です か
あら あら あなた は …
( 真 那 ) また 派手 に 食い 散らかし て くれ た よう です ね
“ ナイトメア ”
シドー 今夜 は ハンバーグ か ?
( 琴 里 ) あ … 私 も それ に 1 票
( 士 道 ) ハハッ
ああ どう す っか なあ
うん ?
鳶 一 じゃ なく て 義姉 様 ( ねえ さま ) に 教え て もらった とおり
知り合い か ?
いや あ …
に …
に ? ( 琴 里 ) に ?
兄 様 ー !
は あっ ? ( 琴 里 ) は あっ ?
( 真 那 ) おお ここ が 兄 様 の 今 の 家 で いやがり ます か っ
はじめ まして です
お うち の 方 で いらっしゃい や がり ます か ?
うち の 兄 様 が お 世話 に なって いやがり ます
しかし 驚 い た ぞ
シドー に もう 1 人 妹 が いる と は …
( よし の ん ) 隠し 子 なら ぬ 隠し 妹 … やる ねえ
人 聞き の 悪い 言い 方 は やめろ
… て いう か なんで 四 糸 乃 ( よしの ) たち まで いる ん だ ?
( 四 糸 乃 ) あの えと … すいません
いや 別に 謝る こと は …
( よし の ん ) で も 確か に そっくり だ よ ね
当然 です 妹 で いやがり ます から
それ は おかしい わ ねえ 私 も 士 道 の 妹 な の だ けれど
( 真 那 ) え ?
と いう こと は … まさか 姉 様 ( ねえ さま ) ?
( 琴 里 ) 違う わ っ
士 道 は ずっと 前 に 五 河 家 に 養子 に 来 た の
私 は 義理 の 妹 よ
なるほど そう いう ご 関係 で …
ええ と 真 那 質問 いい か ?
はい 何 でしょ う 兄 様
( 琴 里 ) フンッ
その … すま ん
俺 は 君 の こと を 覚え て ない ん だ が …
無理 も ねえ です
実は 私 も 昔 の 記憶 が スパーン と 抜け て ます から
( 士 道 ・ 琴 里 ) は あ ?
何で すって ? 昔 の って 一体 どれ くらい ?
ここ 2 ~ 3 年 の こと は 覚え て や がる ん です が
それ 以前 は ちょっと …
じゃあ 母親 の こと も …
( 真 那 ) アハハッ 面目 ねえ です
それ で なんで 士 道 が 自分 の 兄 だ なんて 分かる の よ
( 士 道 ) これ … 俺 か ?
( 琴 里 ) 他人 の そら 似 じゃ ない の ?
( 真 那 ) いえ 兄 様 は 兄 様 です
ぼんやり し た 記憶 で は あり ます が
兄 様 が どこ か へ 行った こと だけ は 覚え て い ます
寂しかった です が それ 以上 に 兄 様 の こと が 心配 で し た
だから こう し て ―
元気 な 兄 様 と 会 え て …
私 は 私 は …
真 那 …
( 真 那 ) 兄 様 ー っ
( 琴 里 ) う う っ
離れ なさい よ ! ( 士 道 ) ぐ ぼ へ っ
( 真 那 ) 何 し や がる ん です か
( 士 道 ) なぜ 俺 を 蹴った ?
( 琴 里 ) 士 道 は うち の 家族 な の
それ を いまさら 連れ て い こ う だ なんて さ せ ない わ
( 真 那 ) そんな つもり は ねえ です よ
え ?
兄 様 が 幸せ に 暮らし て いる なら それ だけ で 真 那 は 満足 です
こんなに かわいらしい 義妹 ( いもうと ) さん も いやがる よう です し
な っ 何 よ 一応 は 分かって る みたい じゃ ない
( 真 那 ) まあ もちろん 実の 妹 に は かなわ ねえ です けども
( 琴 里 ) へ え そう かしら ?
いや そりゃ そう でしょ う 血 に 勝る 縁 は ねえ です から
( 琴 里 ) でも 遠い 親戚 より 近く の 他人 と も 言う わ よ ね
いやいや …
しょせん 義妹 ( ぎ ま い ) は 他人 です し
その 点 実 妹 ( じ つ まい ) は 血 を 分け て ます から ね
何 わざわざ 強調 し てん の よ
ギマイ ジツマイ … 何 の こと だ ?
お 米 です か ?
( 四 糸 乃 ) ピンポン ピンポーン
ちなみに 丼 ぶり に する と
それはそれは 禁断 の 果実 の よう な 味 が する と か …
おお それ は ぜひ 食べ て み たい ぞ
シドー 作って くれ
俺 を 犯罪 者 に する つもり か
血縁 が なんぼ の もん よ
実 妹 じゃ 結婚 だって でき ない じゃ ない
( 士 道 ・ 十 香 ・ 四 糸 乃 ) えっ ?
あっ ああ …
と っ とにかく 今 の 妹 は 私 な の
( 真 那 ) 実の 妹 の ほう が 強 ( つえ ) え に 決まって いやがり ます
それ は もう 妹 関係ない じゃ ない
ま … まあ 落ち着け って
士 道 あなた は …
実 妹 義妹 どっち 派 で いやがる の です か ?
え … え えっ
あっ そう だ 真 那 お前 今 どこ に 住 ん でる ん だ ?
へ っ ?
お 世話 に なって る 人 が いる なら 俺 も 会う 必要 が ある かも しれ ない し
それ は ちょっと …
人 に 言 え ない よう な 所 な わけ ?
そんな こと … 特殊 な 全 寮 制 の 職場 と いう か
職場 ? 働 い て いる の か ?
いや そう いう こと じゃ なく て …
う う う …
また お邪魔 し ます
( 士 道 ) えっ ちょ 待 っ …
何 な ん だ ?
( 琴 里 ) ん ん …
( チャイム )
島田 ( しま だ ) さん ( 島田 ) はい
鈴木 ( すずき ) 君 ( 鈴木 ) はい
時 崎 さん
時 崎 さん ?
時 崎 さ ー ん ?
あれ ?
む う 狂 三 の 奴 転校 2 日 目 で 遅刻 と は …
( 折紙 ) 来 ない ( 士 道 ) え ?
時 崎 狂 三 は もう 学校 に は 来 ない
( 珠恵 ) もう 欠席 する 時 は ―
“ ちゃんと 連絡 入れ て ください ” って
言って おい た のに …
言って おい た のに …
( ドア が 開く 音 )
( ドア が 開く 音 )
( ドア が 開く 音 )
( 狂 三 ) はい ( 珠恵 ) うん ?
( 狂 三 ) はい ( 珠恵 ) うん ?
時 崎 さん 遅刻 です よ
申し訳 あり ませ ん わ
登校 中 に 少し 気分 が 悪く なって しまい まし た の
( 珠恵 ) え … だっ 大丈夫 です か ?
なん だ ちゃんと 来 た じゃ ねえ か
ん っ 折紙 ?
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 琴 里 の 声 ) 昼 休み に なったら 物理 準備 室 へ 来 なさい
見せ たい もの が ある わ
それ で 見せ たい もの って ?
続編 ?
ああ … 間違え た こっち だ
昨日 の 映像 だ
( 士 道 ) これ って 狂 三 と 真 那 …
折紙 に … AST なんで ?
そりゃ あ 精霊 が いる から でしょ う よ
霊 装 ( れ い そう ) …
( レーザー の 発射 音 )
え ?
( 首 を 切断 する 音 )
( 士 道 ) これ って …
( 令 音 ) 見 て の とおり だ
昨日 時 崎 狂 三 は AST 崇 宮 真 那 に 殺害 さ れ た
完全 に 完璧 に 一 分 ( いち ぶ ) の 疑い を 抱く 余地 も なく
そんな …
でも 狂 三 は 今日 普通 に 学校 に …
どうやら その よう ね
我々 も … そこ が 分から ない ん だ
( 狂 三 ) ええ と … 何 か ご用 です の ?
私 ( わたくし ) まだ お 昼 を 食べ て い ない の です けど …
( 折紙 ) あなた は 昨日 死 ん だ はず
ああ … ああ あなた
昨日 真 那 さん と 一緒に いらっしゃった 方 です の ?
あっ
う っ ぐ ふ っ か は …
キッヒヒッ ヒヒッ ダメ です わ よう
そんな こと し て も …
昨日 は お 世話 に なり まし た わ ね
きちんと 片づけ て ください まし て ?
私 ( わたくし ) の … カ ラ ダ
ぐ う っ
あなた は … 何 が 目的 ?
一 度 学校 に 行って み たかった
… と いう の も ウソ で は あり ませ ん の よ
でも そう です わ ね 一 番 と なる と やはり …
“ 士 道 さん ” で すわ ね
( 折紙 ) ハッ
知って い ます わ よ
あなた も 彼 に 劣 情 を 抱 い て いる の でしょ う ?
でも 残念 …
私 ( わたくし ) の ほう が ずっと … ずーっと 彼 を 思って い ます わ
彼 は ステキ です わ 彼 は 最高 です わ
彼 は 本当 に …
おいし そう です わ
ああ ああ …
焦がれ ます わ 焦がれ ます わ
私 ( わたくし ) は 彼 が 欲しい
彼 の 力 が 欲しい 彼 を 手 に 入れる ため に …
彼 と 1 つ に なる ため に …
ヒヒッ
キヒッ
ヒッ
キヒヒヒヒッ
キッ ヒヒヒヒッ
♪ ~
~ ♪