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デート・ア・ライブ, Date A Live Episode 7

( 崇 宮 真 那 ( たかみ や ま な ) ) 潔し

嫌い じゃ ねえ です そう いう の

ムラ クモ ソード スタイル

( 鳶 一 折紙 ( と び いち おりがみ ) ) 今

( 真 那 ) 甘 ( あめ ) え です

( 折紙 ) あっ

フゥ 残念 チェック です

( アナウンス ) セット 崇 宮 真 那 三 尉 の 勝利 です

( 日下部 燎子 ( くさ かべ りょう こ ) ) 1 対 10 で この ザマ と は ね

さすが …

“ 精霊 を 殺し た 少女 ” と 言った ところ かしら

♪ ~

( ナレーション ) ギマイ ジツマイ

甘く 背 徳 に 満ち た その 響き

食べ物 で は ない 呪文 で も ない

それ は …

~ ♪

それ じゃ 改めて 自己 紹介 を …

崇 宮 真 那 三 尉 で あり ます

以後 お 見 知り おき を

はい よく でき まし … た

痛 ( い て ) っ

う っ …

あん たら ねえ

模擬 戦 で 何 貴重 な 装備 潰し て くれ てん の

( 折紙 ) 申し訳ない ( 真 那 ) 申し訳 ねえ です

( 隊員 ) こんな 子供 が …

陸 自 の トップ エース

今後 気 を つける よう に

この 前 の ハーミット 戦 の 映像 流す から

空 い て いる 席 に 座り なさい

( 真 那 ) はい です

隊長 も み みっ ちい です ね

そんな こと だ から ―

精霊 に いい よう に さ れ ち まい や がる ん です よ

( 折紙 ) 同感

( 真 那 ) おお 気 が 合い ます ね

あなた は 精霊 を 殺し た こと が ある と 聞い た

詳しい 話 を 聞き たい

“ 精霊 を 殺し た ” です か …

うん ちょっと あれ に 関し て は ―

他 の 精霊 と 同列 に 扱わ ねえ ほう が いい と いう か …

( 折紙 ) うん ?

( 真 那 ) まっ 近い うち に ―

直接 見る 機会 が 巡って き や がる と 思い ます よ

その ため 私 が 配属 さ れ た わけ です し

えっ 兄 様 ?

うん ?

( 隊員 1 ) 今日 の ブリーフィング も しぼら れ た わ ねえ

( 隊員 2 ) まあ いつも どおり 我々 は ―

バックアップ する しか ない ん だ けど ね

( 真 那 ) あっ

どう いう こと ?

士 道 ( しどう ) に こんな 妹 が いる と は 聞い て い ない

( 真 那 ) 兄 様 と お 知り合い な の です か ?

知り合い ?

恋人

へ ?

( 岡 峰 珠恵 ( おかみ ね たまえ ) ) はい 皆さん おはよう ございます

ウフッ 今日 は なんと です ねえ

この クラス に 転校 生 が 来る の です

( 五 河 ( いつか ) 士 道 ) ん ?

この 前 十 香 ( と おか ) が 来 た ばかり じゃ ない か

( 珠恵 ) さあ 入って き て

( 時 崎 狂 三 ( と きさき くるみ ) ) 時 崎 狂 三 と 申し ます わ

ウフッ

( 男子 生徒 の 歓声 )

私 ( わたくし ) 精霊 です の よ

う えっ … え ?

( 夜 刀 神 ( や と が み ) 十 香 ) あ ?

えっ ええ と …

はい とっても 個性 的 な 自己 紹介 で し た ね

それ じゃあ 空 い てる 席 に …

( 狂 三 ) その 前 に 1 つ よろしい でしょ う か ?

な … 何 でしょ う ?

私 ( わたくし ) まだ こ の 学校 に 不慣れ な もの で …

放 課 後 に でも かまい ませ ん から

どなた か に 校舎 の 案内 を し て いただき たい の です けど

( 殿町 宏人 ( と の まち ひろ と ) ) お 任せ ください

結構 です

えっ …

お 願い でき ませ ん こと ?

士 道 さん

えっ お … 俺 ?

間違い ない の ? これ は …

( 蘆村 ) はい

( 燎子 ) 高校 に 精霊 が 転入 ?

笑え ない ジョーク だ わ

( 真 那 ) ただ の 精霊 じゃ ねえ です

あっ …

こいつ は 空間 震 と は 別 に ―

直接 その 手 で 1 万 人 以上 の 人間 を 殺し て き た

最悪 の 精霊 です

( 燎子 ) 何で すって ?

( 五 河 琴 里 ( ことり ) ) こちら でも 確認 し た わ

まさか 本当 に 精霊 だ なんて ね

まあ でも 好都合 よ

AST が ちょっか い 出し て こ ない うち に

好感 度 上げ て デレ さ せ ちゃ い なさい

( 狂 三 ) 士 道 さん

よろしく お 願い し ます わ

( 士 道 ) お … おう

どこ から 案内 し て ください ます の ?

ああ …

各自 選択 5 秒 以内

屋上 が 一 番 人気 か … この 3 は 誰 が 入れ た の ?

( 村雨 令 音 ( むらさめ れい ね ) ) 私 だ

理由 を 聞い て いい かしら ?

単なる 消去 法 だ 保健 室 に は 養護 教諭 が いる

屋上 は どうせ なら 夕日 が 差し て から の ほう が …

ステキ じゃあ ない か

なかなか ロマンチスト じゃ ない

士 道 聞こえる ?

じゃあ … 食堂 と 購買 でも 見 て おく か

はい

む う 何 な の だ あいつ は …

( 折紙 ) これ 以上 悪い 虫 が つく の は 勘弁

( 士 道 ) ここ の 人気 は やきそば パン

定番 中 の 定番 だ な

そう です の …

だけど 俺 の オススメ は …

これ だ ドリアン パン

食べ た あ と は 歯磨き 必須 な

( 狂 三 ) そう です の …

ん っ ちゃん と 聞い て …

う わ あっ

( 狂 三 ) あら あら

な っ 何 を …

申し訳 あり ませ ん

士 道 さん の 横顔 に 見とれ て しまって おり まし た わ

( 士 道 ) え ? 見 と っ …

( 琴 里 ) あなた が 口説か れ て どう する の よ

わ っ 悪 ( わり ) い

今 まで に ない タイプ の 精霊 だ ね

( 琴 里 ) せっかく だ から

いろいろ 情報 を 探り 出し たい ところ ね

あ …

あっ ちょうど 選択肢 が 出 た わ

( 神無月 恭平 ( かんなづき きょうへい ) ) 3 に し ま しょ う

理由 は ?

黒 タイツ の 越し の パンツ は 人類 の 至宝 です

司令 お 慈悲 を お 慈悲 を ー !

ハア … ( 神無月 ) 司令 ー っ

( 琴 里 ) “ 狂 三 は 今 ― ”

“ どんな パンツ を はい てる ん だ ? ”

何 な の ? この 選択肢 …

( 士 道 ) な っ なあ

あ あっ

狂 三 は 今 どんな パンツ を はい て いる ん だ ?

( 琴 里 ) え えっ

あっ !

パンツ … です の ?

( 琴 里 ) バカ 今 の は 指示 じゃ ない わ

本当 は 精霊 の こと を 聞く つもり だった の

ああ もう … とにかく ごまかし なさい

は あ ? いまさら 言わ れ て も …

( 狂 三 ) 見 たい … ん です の ?

え ?

いい … です わ よ 士 道 さん なら

( 琴 里 ) え えっ ? ( 士 道 ) えっ !

あっ …

いっ …

いい から も う っ

ウッフフッ 照れ 屋 さん です の ね

あの さ … 朝 言って た 精霊 って 何 の こと な ん だ ?

ウッフフッ

とぼけ なく て も いい ん です の よ

士 道 さん は ちゃんと 知って いる の でしょ う ?

精霊 の こと を …

あっ ?

な っ なんで 俺 の こと 知って る ん だ ?

それ は 秘密 です わ 今 お 伝え できる こと は 1 つ だけ

私 ( わたくし ) は 士 道 さん の こと を 知って から ずっと 焦がれ て い まし た わ

だから 今 こう し て 一緒に い られ て すごく 幸せ です わ

あ …

ねえ 士 道 さん

あ …

私 ( わたくし ) 士 道 さん に お 願い が あり ます の

聞い て ください まし て ?

あ … ああ

( ドア が 開く 音 )

( ドア が 開く 音 )

( 十 香 ) ぬわ あ あっ ( 士 道 ) お っ

( 十 香 ) ぐ っ う う っ …

と … 十 香 折紙 !

あら あら

お 二 人 し て 何 を なさって おら れ ます の ?

そ … それ は こっち の セリフ だ

( 折紙 ) 学校 で 手 を 握る 必要 は ない はず 今 すぐ 離す べき

あ …

実は 私 ( わたくし ) ひどい 貧血 持ち です の

そこ で 優しい 士 道 さん が ―

私 ( わたくし ) に 手 を 貸し て くださった の です わ

( 十 香 ) う う う … ( 折紙 ) あっ

貧血 …

ああ …

何 だ 2 人 と も 情けない な

ハッ

シドー 実は 私 も “ ヒン ケツ ” な の だ

( 士 道 ) そう な の か ?

( 十 香 ) うむ 実は あまり お しり の 肉づき が よく ない の だ

“ ヒン ケツ ” って そう いう 意味 じゃ ない ぞ

( 亜衣 ( あい ) ) や だ … 修羅場 よ 修羅場

( 麻衣 ( まい ) ) 五 河 君 ったら 転校 し た ばかり の 女の子 まで

と ん だ お 猿 さん ね

( 美 衣 ( みい ) ) マジ 引く わ ー

いろいろ と 案内 し て ください まし て

本当 に 感謝 いたし ます わ 士 道 さん

本当 は 2 人 きり が よかった の です けど …

( 士 道 ) ハッ ハハッ …

それでは 私 ( わたくし ) は ここ で 失礼 し ます わ

( 士 道 ) 十 香 たち が い て くれ て 助かった かも な

俺 1 人 じゃ どう なって た か …

あれ 折紙 は ?

うん ? よく 分から ん が 途中 から い なく なって い た ぞ

( 狂 三 の 鼻歌 )

あ あっ ああ … あっ

ウフフッ いけ ませ ん わ もう 少し 我慢 し ない と

お楽しみ は 最後 まで …

キャッ ( 男 1 ) 痛 ( い て ) っ

( 狂 三 ) あら あら 申し訳 あり ませ ん わ

( 男 1 ) おい 待て よ お 嬢ちゃん

ぶつかって き と い て それ で 終わり は ねえ だ ろ う よ

( 男 2 ) おい マジ で かわいい じゃ ん

( 男 3 ) 名前 な ん て ー の ? 仲良く しよ う よ

あら あら

ああ …

お 兄さん 方 も しか して 私 ( わたくし ) と 交わり たい ん です の ?

“ 交わり たい ” って キャー 露骨 !

い ー じゃ ん 話 早く って

( 男 2 ) 君 も そう いう の 好き な の ?

まあ 人並み に は …

ここ で は 人目 に つい て しまい ます わ

こちら へ …

( 男 1 ) お ほ ほっ 積極 的 だ ねえ お 嬢ちゃん

( 男 2 ) 助 けっ … う わ っ あ あっ

( 男 たち の 悲鳴 )

ごちそうさま

( 真 那 ) 一足 遅かった です か

あら あら あなた は …

( 真 那 ) また 派手 に 食い 散らかし て くれ た よう です ね

“ ナイトメア ”

シドー 今夜 は ハンバーグ か ?

( 琴 里 ) あ … 私 も それ に 1 票

( 士 道 ) ハハッ

ああ どう す っか なあ

うん ?

鳶 一 じゃ なく て 義姉 様 ( ねえ さま ) に 教え て もらった とおり

知り合い か ?

いや あ …

に …

に ? ( 琴 里 ) に ?

兄 様 ー !

は あっ ? ( 琴 里 ) は あっ ?

( 真 那 ) おお ここ が 兄 様 の 今 の 家 で いやがり ます か っ

はじめ まして です

お うち の 方 で いらっしゃい や がり ます か ?

うち の 兄 様 が お 世話 に なって いやがり ます

しかし 驚 い た ぞ

シドー に もう 1 人 妹 が いる と は …

( よし の ん ) 隠し 子 なら ぬ 隠し 妹 … やる ねえ

人 聞き の 悪い 言い 方 は やめろ

… て いう か なんで 四 糸 乃 ( よしの ) たち まで いる ん だ ?

( 四 糸 乃 ) あの えと … すいません

いや 別に 謝る こと は …

( よし の ん ) で も 確か に そっくり だ よ ね

当然 です 妹 で いやがり ます から

それ は おかしい わ ねえ 私 も 士 道 の 妹 な の だ けれど

( 真 那 ) え ?

と いう こと は … まさか 姉 様 ( ねえ さま ) ?

( 琴 里 ) 違う わ っ

士 道 は ずっと 前 に 五 河 家 に 養子 に 来 た の

私 は 義理 の 妹 よ

なるほど そう いう ご 関係 で …

ええ と 真 那 質問 いい か ?

はい 何 でしょ う 兄 様

( 琴 里 ) フンッ

その … すま ん

俺 は 君 の こと を 覚え て ない ん だ が …

無理 も ねえ です

実は 私 も 昔 の 記憶 が スパーン と 抜け て ます から

( 士 道 ・ 琴 里 ) は あ ?

何で すって ? 昔 の って 一体 どれ くらい ?

ここ 2 ~ 3 年 の こと は 覚え て や がる ん です が

それ 以前 は ちょっと …

じゃあ 母親 の こと も …

( 真 那 ) アハハッ 面目 ねえ です

それ で なんで 士 道 が 自分 の 兄 だ なんて 分かる の よ

( 士 道 ) これ … 俺 か ?

( 琴 里 ) 他人 の そら 似 じゃ ない の ?

( 真 那 ) いえ 兄 様 は 兄 様 です

ぼんやり し た 記憶 で は あり ます が

兄 様 が どこ か へ 行った こと だけ は 覚え て い ます

寂しかった です が それ 以上 に 兄 様 の こと が 心配 で し た

だから こう し て ―

元気 な 兄 様 と 会 え て …

私 は 私 は …

真 那 …

( 真 那 ) 兄 様 ー っ

( 琴 里 ) う う っ

離れ なさい よ ! ( 士 道 ) ぐ ぼ へ っ

( 真 那 ) 何 し や がる ん です か

( 士 道 ) なぜ 俺 を 蹴った ?

( 琴 里 ) 士 道 は うち の 家族 な の

それ を いまさら 連れ て い こ う だ なんて さ せ ない わ

( 真 那 ) そんな つもり は ねえ です よ

え ?

兄 様 が 幸せ に 暮らし て いる なら それ だけ で 真 那 は 満足 です

こんなに かわいらしい 義妹 ( いもうと ) さん も いやがる よう です し

な っ 何 よ 一応 は 分かって る みたい じゃ ない

( 真 那 ) まあ もちろん 実の 妹 に は かなわ ねえ です けども

( 琴 里 ) へ え そう かしら ?

いや そりゃ そう でしょ う 血 に 勝る 縁 は ねえ です から

( 琴 里 ) でも 遠い 親戚 より 近く の 他人 と も 言う わ よ ね

いやいや …

しょせん 義妹 ( ぎ ま い ) は 他人 です し

その 点 実 妹 ( じ つ まい ) は 血 を 分け て ます から ね

何 わざわざ 強調 し てん の よ

ギマイ ジツマイ … 何 の こと だ ?

お 米 です か ?

( 四 糸 乃 ) ピンポン ピンポーン

ちなみに 丼 ぶり に する と

それはそれは 禁断 の 果実 の よう な 味 が する と か …

おお それ は ぜひ 食べ て み たい ぞ

シドー 作って くれ

俺 を 犯罪 者 に する つもり か

血縁 が なんぼ の もん よ

実 妹 じゃ 結婚 だって でき ない じゃ ない

( 士 道 ・ 十 香 ・ 四 糸 乃 ) えっ ?

あっ ああ …

と っ とにかく 今 の 妹 は 私 な の

( 真 那 ) 実の 妹 の ほう が 強 ( つえ ) え に 決まって いやがり ます

それ は もう 妹 関係ない じゃ ない

ま … まあ 落ち着け って

士 道 あなた は …

実 妹 義妹 どっち 派 で いやがる の です か ?

え … え えっ

あっ そう だ 真 那 お前 今 どこ に 住 ん でる ん だ ?

へ っ ?

お 世話 に なって る 人 が いる なら 俺 も 会う 必要 が ある かも しれ ない し

それ は ちょっと …

人 に 言 え ない よう な 所 な わけ ?

そんな こと … 特殊 な 全 寮 制 の 職場 と いう か

職場 ? 働 い て いる の か ?

いや そう いう こと じゃ なく て …

う う う …

また お邪魔 し ます

( 士 道 ) えっ ちょ 待 っ …

何 な ん だ ?

( 琴 里 ) ん ん …

( チャイム )

島田 ( しま だ ) さん ( 島田 ) はい

鈴木 ( すずき ) 君 ( 鈴木 ) はい

時 崎 さん

時 崎 さん ?

時 崎 さ ー ん ?

あれ ?

む う 狂 三 の 奴 転校 2 日 目 で 遅刻 と は …

( 折紙 ) 来 ない ( 士 道 ) え ?

時 崎 狂 三 は もう 学校 に は 来 ない

( 珠恵 ) もう 欠席 する 時 は ―

“ ちゃんと 連絡 入れ て ください ” って

言って おい た のに …

言って おい た のに …

( ドア が 開く 音 )

( ドア が 開く 音 )

( ドア が 開く 音 )

( 狂 三 ) はい ( 珠恵 ) うん ?

( 狂 三 ) はい ( 珠恵 ) うん ?

時 崎 さん 遅刻 です よ

申し訳 あり ませ ん わ

登校 中 に 少し 気分 が 悪く なって しまい まし た の

( 珠恵 ) え … だっ 大丈夫 です か ?

なん だ ちゃんと 来 た じゃ ねえ か

ん っ 折紙 ?

( 携帯 電話 の バイブ 音 )

( 琴 里 の 声 ) 昼 休み に なったら 物理 準備 室 へ 来 なさい

見せ たい もの が ある わ

それ で 見せ たい もの って ?

続編 ?

ああ … 間違え た こっち だ

昨日 の 映像 だ

( 士 道 ) これ って 狂 三 と 真 那 …

折紙 に … AST なんで ?

そりゃ あ 精霊 が いる から でしょ う よ

霊 装 ( れ い そう ) …

( レーザー の 発射 音 )

え ?

( 首 を 切断 する 音 )

( 士 道 ) これ って …

( 令 音 ) 見 て の とおり だ

昨日 時 崎 狂 三 は AST 崇 宮 真 那 に 殺害 さ れ た

完全 に 完璧 に 一 分 ( いち ぶ ) の 疑い を 抱く 余地 も なく

そんな …

でも 狂 三 は 今日 普通 に 学校 に …

どうやら その よう ね

我々 も … そこ が 分から ない ん だ

( 狂 三 ) ええ と … 何 か ご用 です の ?

私 ( わたくし ) まだ お 昼 を 食べ て い ない の です けど …

( 折紙 ) あなた は 昨日 死 ん だ はず

ああ … ああ あなた

昨日 真 那 さん と 一緒に いらっしゃった 方 です の ?

あっ

う っ ぐ ふ っ か は …

キッヒヒッ ヒヒッ ダメ です わ よう

そんな こと し て も …

昨日 は お 世話 に なり まし た わ ね

きちんと 片づけ て ください まし て ?

私 ( わたくし ) の … カ ラ ダ

ぐ う っ

あなた は … 何 が 目的 ?

一 度 学校 に 行って み たかった

… と いう の も ウソ で は あり ませ ん の よ

でも そう です わ ね 一 番 と なる と やはり …

“ 士 道 さん ” で すわ ね

( 折紙 ) ハッ

知って い ます わ よ

あなた も 彼 に 劣 情 を 抱 い て いる の でしょ う ?

でも 残念 …

私 ( わたくし ) の ほう が ずっと … ずーっと 彼 を 思って い ます わ

彼 は ステキ です わ 彼 は 最高 です わ

彼 は 本当 に …

おいし そう です わ

ああ ああ …

焦がれ ます わ 焦がれ ます わ

私 ( わたくし ) は 彼 が 欲しい

彼 の 力 が 欲しい 彼 を 手 に 入れる ため に …

彼 と 1 つ に なる ため に …

ヒヒッ

キヒッ

ヒッ

キヒヒヒヒッ

キッ ヒヒヒヒッ

♪ ~

~ ♪


( 崇 宮 真 那 ( たかみ や ま な ) ) 潔し

嫌い じゃ ねえ です そう いう の

ムラ クモ ソード スタイル

( 鳶 一 折紙 ( と び いち おりがみ ) ) 今

( 真 那 ) 甘 ( あめ ) え です

( 折紙 ) あっ

フゥ 残念 チェック です

( アナウンス ) セット 崇 宮 真 那 三 尉 の 勝利 です

( 日下部 燎子 ( くさ かべ りょう こ ) ) 1 対 10 で この ザマ と は ね

さすが …

“ 精霊 を 殺し た 少女 ” と 言った ところ かしら

♪ ~

( ナレーション ) ギマイ ジツマイ

甘く 背 徳 に 満ち た その 響き

食べ物 で は ない 呪文 で も ない

それ は …

~ ♪

それ じゃ 改めて 自己 紹介 を …

崇 宮 真 那 三 尉 で あり ます

以後 お 見 知り おき を

はい よく でき まし … た

痛 ( い て ) っ

う っ …

あん たら ねえ

模擬 戦 で 何 貴重 な 装備 潰し て くれ てん の

( 折紙 ) 申し訳ない ( 真 那 ) 申し訳 ねえ です

( 隊員 ) こんな 子供 が …

陸 自 の トップ エース

今後 気 を つける よう に

この 前 の ハーミット 戦 の 映像 流す から

空 い て いる 席 に 座り なさい

( 真 那 ) はい です

隊長 も み みっ ちい です ね

そんな こと だ から ―

精霊 に いい よう に さ れ ち まい や がる ん です よ

( 折紙 ) 同感

( 真 那 ) おお 気 が 合い ます ね

あなた は 精霊 を 殺し た こと が ある と 聞い た

詳しい 話 を 聞き たい

“ 精霊 を 殺し た ” です か …

うん ちょっと あれ に 関し て は ―

他 の 精霊 と 同列 に 扱わ ねえ ほう が いい と いう か …

( 折紙 ) うん ?

( 真 那 ) まっ 近い うち に ―

直接 見る 機会 が 巡って き や がる と 思い ます よ

その ため 私 が 配属 さ れ た わけ です し

えっ 兄 様 ?

うん ?

( 隊員 1 ) 今日 の ブリーフィング も しぼら れ た わ ねえ

( 隊員 2 ) まあ いつも どおり 我々 は ―

バックアップ する しか ない ん だ けど ね

( 真 那 ) あっ

どう いう こと ?

士 道 ( しどう ) に こんな 妹 が いる と は 聞い て い ない

( 真 那 ) 兄 様 と お 知り合い な の です か ?

知り合い ?

恋人

へ ?

( 岡 峰 珠恵 ( おかみ ね たまえ ) ) はい 皆さん おはよう ございます

ウフッ 今日 は なんと です ねえ

この クラス に 転校 生 が 来る の です

( 五 河 ( いつか ) 士 道 ) ん ?

この 前 十 香 ( と おか ) が 来 た ばかり じゃ ない か

( 珠恵 ) さあ 入って き て

( 時 崎 狂 三 ( と きさき くるみ ) ) 時 崎 狂 三 と 申し ます わ

ウフッ

( 男子 生徒 の 歓声 )

私 ( わたくし ) 精霊 です の よ

う えっ … え ?

( 夜 刀 神 ( や と が み ) 十 香 ) あ ?

えっ ええ と …

はい とっても 個性 的 な 自己 紹介 で し た ね

それ じゃあ 空 い てる 席 に …

( 狂 三 ) その 前 に 1 つ よろしい でしょ う か ?

な … 何 でしょ う ?

私 ( わたくし ) まだ こ の 学校 に 不慣れ な もの で …

放 課 後 に でも かまい ませ ん から

どなた か に 校舎 の 案内 を し て いただき たい の です けど

( 殿町 宏人 ( と の まち ひろ と ) ) お 任せ ください

結構 です

えっ …

お 願い でき ませ ん こと ?

士 道 さん

えっ お … 俺 ?

間違い ない の ? これ は …

( 蘆村 ) はい

( 燎子 ) 高校 に 精霊 が 転入 ?

笑え ない ジョーク だ わ

( 真 那 ) ただ の 精霊 じゃ ねえ です

あっ …

こいつ は 空間 震 と は 別 に ―

直接 その 手 で 1 万 人 以上 の 人間 を 殺し て き た

最悪 の 精霊 です

( 燎子 ) 何で すって ?

( 五 河 琴 里 ( ことり ) ) こちら でも 確認 し た わ

まさか 本当 に 精霊 だ なんて ね

まあ でも 好都合 よ

AST が ちょっか い 出し て こ ない うち に

好感 度 上げ て デレ さ せ ちゃ い なさい

( 狂 三 ) 士 道 さん

よろしく お 願い し ます わ

( 士 道 ) お … おう

どこ から 案内 し て ください ます の ?

ああ …

各自 選択 5 秒 以内

屋上 が 一 番 人気 か … この 3 は 誰 が 入れ た の ?

( 村雨 令 音 ( むらさめ れい ね ) ) 私 だ

理由 を 聞い て いい かしら ?

単なる 消去 法 だ 保健 室 に は 養護 教諭 が いる

屋上 は どうせ なら 夕日 が 差し て から の ほう が …

ステキ じゃあ ない か

なかなか ロマンチスト じゃ ない

士 道 聞こえる ?

じゃあ … 食堂 と 購買 でも 見 て おく か

はい

む う 何 な の だ あいつ は …

( 折紙 ) これ 以上 悪い 虫 が つく の は 勘弁

( 士 道 ) ここ の 人気 は やきそば パン

定番 中 の 定番 だ な

そう です の …

だけど 俺 の オススメ は …

これ だ ドリアン パン

食べ た あ と は 歯磨き 必須 な

( 狂 三 ) そう です の …

ん っ ちゃん と 聞い て …

う わ あっ

( 狂 三 ) あら あら

な っ 何 を …

申し訳 あり ませ ん

士 道 さん の 横顔 に 見とれ て しまって おり まし た わ

( 士 道 ) え ? 見 と っ …

( 琴 里 ) あなた が 口説か れ て どう する の よ

わ っ 悪 ( わり ) い

今 まで に ない タイプ の 精霊 だ ね

( 琴 里 ) せっかく だ から

いろいろ 情報 を 探り 出し たい ところ ね

あ …

あっ ちょうど 選択肢 が 出 た わ

( 神無月 恭平 ( かんなづき きょうへい ) ) 3 に し ま しょ う

理由 は ?

黒 タイツ の 越し の パンツ は 人類 の 至宝 です

司令 お 慈悲 を お 慈悲 を ー !

ハア … ( 神無月 ) 司令 ー っ

( 琴 里 ) “ 狂 三 は 今 ― ”

“ どんな パンツ を はい てる ん だ ? ”

何 な の ? この 選択肢 …

( 士 道 ) な っ なあ

あ あっ

狂 三 は 今 どんな パンツ を はい て いる ん だ ?

( 琴 里 ) え えっ

あっ !

パンツ … です の ?

( 琴 里 ) バカ 今 の は 指示 じゃ ない わ

本当 は 精霊 の こと を 聞く つもり だった の

ああ もう … とにかく ごまかし なさい

は あ ? いまさら 言わ れ て も …

( 狂 三 ) 見 たい … ん です の ?

え ?

いい … です わ よ 士 道 さん なら

( 琴 里 ) え えっ ? ( 士 道 ) えっ !

あっ …

いっ …

いい から も う っ

ウッフフッ 照れ 屋 さん です の ね

あの さ … 朝 言って た 精霊 って 何 の こと な ん だ ?

ウッフフッ

とぼけ なく て も いい ん です の よ

士 道 さん は ちゃんと 知って いる の でしょ う ?

精霊 の こと を …

あっ ?

な っ なんで 俺 の こと 知って る ん だ ?

それ は 秘密 です わ 今 お 伝え できる こと は 1 つ だけ

私 ( わたくし ) は 士 道 さん の こと を 知って から ずっと 焦がれ て い まし た わ

だから 今 こう し て 一緒に い られ て すごく 幸せ です わ

あ …

ねえ 士 道 さん

あ …

私 ( わたくし ) 士 道 さん に お 願い が あり ます の

聞い て ください まし て ?

あ … ああ

( ドア が 開く 音 )

( ドア が 開く 音 )

( 十 香 ) ぬわ あ あっ ( 士 道 ) お っ

( 十 香 ) ぐ っ う う っ …

と … 十 香 折紙 !

あら あら

お 二 人 し て 何 を なさって おら れ ます の ?

そ … それ は こっち の セリフ だ

( 折紙 ) 学校 で 手 を 握る 必要 は ない はず 今 すぐ 離す べき

あ …

実は 私 ( わたくし ) ひどい 貧血 持ち です の

そこ で 優しい 士 道 さん が ―

私 ( わたくし ) に 手 を 貸し て くださった の です わ

( 十 香 ) う う う … ( 折紙 ) あっ

貧血 …

ああ …

何 だ 2 人 と も 情けない な

ハッ

シドー 実は 私 も “ ヒン ケツ ” な の だ

( 士 道 ) そう な の か ?

( 十 香 ) うむ 実は あまり お しり の 肉づき が よく ない の だ

“ ヒン ケツ ” って そう いう 意味 じゃ ない ぞ

( 亜衣 ( あい ) ) や だ … 修羅場 よ 修羅場

( 麻衣 ( まい ) ) 五 河 君 ったら 転校 し た ばかり の 女の子 まで

と ん だ お 猿 さん ね

( 美 衣 ( みい ) ) マジ 引く わ ー

いろいろ と 案内 し て ください まし て

本当 に 感謝 いたし ます わ 士 道 さん

本当 は 2 人 きり が よかった の です けど …

( 士 道 ) ハッ ハハッ …

それでは 私 ( わたくし ) は ここ で 失礼 し ます わ

( 士 道 ) 十 香 たち が い て くれ て 助かった かも な

俺 1 人 じゃ どう なって た か …

あれ 折紙 は ?

うん ? よく 分から ん が 途中 から い なく なって い た ぞ

( 狂 三 の 鼻歌 )

あ あっ ああ … あっ

ウフフッ いけ ませ ん わ もう 少し 我慢 し ない と

お楽しみ は 最後 まで …

キャッ ( 男 1 ) 痛 ( い て ) っ

( 狂 三 ) あら あら 申し訳 あり ませ ん わ

( 男 1 ) おい 待て よ お 嬢ちゃん

ぶつかって き と い て それ で 終わり は ねえ だ ろ う よ

( 男 2 ) おい マジ で かわいい じゃ ん

( 男 3 ) 名前 な ん て ー の ? 仲良く しよ う よ

あら あら

ああ …

お 兄さん 方 も しか して 私 ( わたくし ) と 交わり たい ん です の ?

“ 交わり たい ” って キャー 露骨 !

い ー じゃ ん 話 早く って

( 男 2 ) 君 も そう いう の 好き な の ?

まあ 人並み に は …

ここ で は 人目 に つい て しまい ます わ

こちら へ …

( 男 1 ) お ほ ほっ 積極 的 だ ねえ お 嬢ちゃん

( 男 2 ) 助 けっ … う わ っ あ あっ

( 男 たち の 悲鳴 )

ごちそうさま

( 真 那 ) 一足 遅かった です か

あら あら あなた は …

( 真 那 ) また 派手 に 食い 散らかし て くれ た よう です ね

“ ナイトメア ”

シドー 今夜 は ハンバーグ か ?

( 琴 里 ) あ … 私 も それ に 1 票

( 士 道 ) ハハッ

ああ どう す っか なあ

うん ?

鳶 一 じゃ なく て 義姉 様 ( ねえ さま ) に 教え て もらった とおり

知り合い か ?

いや あ …

に …

に ? ( 琴 里 ) に ?

兄 様 ー !

は あっ ? ( 琴 里 ) は あっ ?

( 真 那 ) おお ここ が 兄 様 の 今 の 家 で いやがり ます か っ

はじめ まして です

お うち の 方 で いらっしゃい や がり ます か ?

うち の 兄 様 が お 世話 に なって いやがり ます

しかし 驚 い た ぞ

シドー に もう 1 人 妹 が いる と は …

( よし の ん ) 隠し 子 なら ぬ 隠し 妹 … やる ねえ

人 聞き の 悪い 言い 方 は やめろ

… て いう か なんで 四 糸 乃 ( よしの ) たち まで いる ん だ ?

( 四 糸 乃 ) あの えと … すいません

いや 別に 謝る こと は …

( よし の ん ) で も 確か に そっくり だ よ ね

当然 です 妹 で いやがり ます から

それ は おかしい わ ねえ 私 も 士 道 の 妹 な の だ けれど

( 真 那 ) え ?

と いう こと は … まさか 姉 様 ( ねえ さま ) ?

( 琴 里 ) 違う わ っ

士 道 は ずっと 前 に 五 河 家 に 養子 に 来 た の

私 は 義理 の 妹 よ

なるほど そう いう ご 関係 で …

ええ と 真 那 質問 いい か ?

はい 何 でしょ う 兄 様

( 琴 里 ) フンッ

その … すま ん

俺 は 君 の こと を 覚え て ない ん だ が …

無理 も ねえ です

実は 私 も 昔 の 記憶 が スパーン と 抜け て ます から

( 士 道 ・ 琴 里 ) は あ ?

何で すって ? 昔 の って 一体 どれ くらい ?

ここ 2 ~ 3 年 の こと は 覚え て や がる ん です が

それ 以前 は ちょっと …

じゃあ 母親 の こと も …

( 真 那 ) アハハッ 面目 ねえ です

それ で なんで 士 道 が 自分 の 兄 だ なんて 分かる の よ

( 士 道 ) これ … 俺 か ?

( 琴 里 ) 他人 の そら 似 じゃ ない の ?

( 真 那 ) いえ 兄 様 は 兄 様 です

ぼんやり し た 記憶 で は あり ます が

兄 様 が どこ か へ 行った こと だけ は 覚え て い ます

寂しかった です が それ 以上 に 兄 様 の こと が 心配 で し た

だから こう し て ―

元気 な 兄 様 と 会 え て …

私 は 私 は …

真 那 …

( 真 那 ) 兄 様 ー っ

( 琴 里 ) う う っ

離れ なさい よ ! ( 士 道 ) ぐ ぼ へ っ

( 真 那 ) 何 し や がる ん です か

( 士 道 ) なぜ 俺 を 蹴った ?

( 琴 里 ) 士 道 は うち の 家族 な の

それ を いまさら 連れ て い こ う だ なんて さ せ ない わ

( 真 那 ) そんな つもり は ねえ です よ

え ?

兄 様 が 幸せ に 暮らし て いる なら それ だけ で 真 那 は 満足 です

こんなに かわいらしい 義妹 ( いもうと ) さん も いやがる よう です し

な っ 何 よ 一応 は 分かって る みたい じゃ ない

( 真 那 ) まあ もちろん 実の 妹 に は かなわ ねえ です けども

( 琴 里 ) へ え そう かしら ?

いや そりゃ そう でしょ う 血 に 勝る 縁 は ねえ です から

( 琴 里 ) でも 遠い 親戚 より 近く の 他人 と も 言う わ よ ね

いやいや …

しょせん 義妹 ( ぎ ま い ) は 他人 です し

その 点 実 妹 ( じ つ まい ) は 血 を 分け て ます から ね

何 わざわざ 強調 し てん の よ

ギマイ ジツマイ … 何 の こと だ ?

お 米 です か ?

( 四 糸 乃 ) ピンポン ピンポーン

ちなみに 丼 ぶり に する と

それはそれは 禁断 の 果実 の よう な 味 が する と か …

おお それ は ぜひ 食べ て み たい ぞ

シドー 作って くれ

俺 を 犯罪 者 に する つもり か

血縁 が なんぼ の もん よ

実 妹 じゃ 結婚 だって でき ない じゃ ない

( 士 道 ・ 十 香 ・ 四 糸 乃 ) えっ ?

あっ ああ …

と っ とにかく 今 の 妹 は 私 な の

( 真 那 ) 実の 妹 の ほう が 強 ( つえ ) え に 決まって いやがり ます

それ は もう 妹 関係ない じゃ ない

ま … まあ 落ち着け って

士 道 あなた は …

実 妹 義妹 どっち 派 で いやがる の です か ?

え … え えっ

あっ そう だ 真 那 お前 今 どこ に 住 ん でる ん だ ?

へ っ ?

お 世話 に なって る 人 が いる なら 俺 も 会う 必要 が ある かも しれ ない し

それ は ちょっと …

人 に 言 え ない よう な 所 な わけ ?

そんな こと … 特殊 な 全 寮 制 の 職場 と いう か

職場 ? 働 い て いる の か ?

いや そう いう こと じゃ なく て …

う う う …

また お邪魔 し ます

( 士 道 ) えっ ちょ 待 っ …

何 な ん だ ?

( 琴 里 ) ん ん …

( チャイム )

島田 ( しま だ ) さん ( 島田 ) はい

鈴木 ( すずき ) 君 ( 鈴木 ) はい

時 崎 さん

時 崎 さん ?

時 崎 さ ー ん ?

あれ ?

む う 狂 三 の 奴 転校 2 日 目 で 遅刻 と は …

( 折紙 ) 来 ない ( 士 道 ) え ?

時 崎 狂 三 は もう 学校 に は 来 ない

( 珠恵 ) もう 欠席 する 時 は ―

“ ちゃんと 連絡 入れ て ください ” って

言って おい た のに …

言って おい た のに …

( ドア が 開く 音 )

( ドア が 開く 音 )

( ドア が 開く 音 )

( 狂 三 ) はい ( 珠恵 ) うん ?

( 狂 三 ) はい ( 珠恵 ) うん ?

時 崎 さん 遅刻 です よ

申し訳 あり ませ ん わ

登校 中 に 少し 気分 が 悪く なって しまい まし た の

( 珠恵 ) え … だっ 大丈夫 です か ?

なん だ ちゃんと 来 た じゃ ねえ か

ん っ 折紙 ?

( 携帯 電話 の バイブ 音 )

( 琴 里 の 声 ) 昼 休み に なったら 物理 準備 室 へ 来 なさい

見せ たい もの が ある わ

それ で 見せ たい もの って ?

続編 ?

ああ … 間違え た こっち だ

昨日 の 映像 だ

( 士 道 ) これ って 狂 三 と 真 那 …

折紙 に … AST なんで ?

そりゃ あ 精霊 が いる から でしょ う よ

霊 装 ( れ い そう ) …

( レーザー の 発射 音 )

え ?

( 首 を 切断 する 音 )

( 士 道 ) これ って …

( 令 音 ) 見 て の とおり だ

昨日 時 崎 狂 三 は AST 崇 宮 真 那 に 殺害 さ れ た

完全 に 完璧 に 一 分 ( いち ぶ ) の 疑い を 抱く 余地 も なく

そんな …

でも 狂 三 は 今日 普通 に 学校 に …

どうやら その よう ね

我々 も … そこ が 分から ない ん だ

( 狂 三 ) ええ と … 何 か ご用 です の ?

私 ( わたくし ) まだ お 昼 を 食べ て い ない の です けど …

( 折紙 ) あなた は 昨日 死 ん だ はず

ああ … ああ あなた

昨日 真 那 さん と 一緒に いらっしゃった 方 です の ?

あっ

う っ ぐ ふ っ か は …

キッヒヒッ ヒヒッ ダメ です わ よう

そんな こと し て も …

昨日 は お 世話 に なり まし た わ ね

きちんと 片づけ て ください まし て ?

私 ( わたくし ) の … カ ラ ダ

ぐ う っ

あなた は … 何 が 目的 ?

一 度 学校 に 行って み たかった

… と いう の も ウソ で は あり ませ ん の よ

でも そう です わ ね 一 番 と なる と やはり …

“ 士 道 さん ” で すわ ね

( 折紙 ) ハッ

知って い ます わ よ

あなた も 彼 に 劣 情 を 抱 い て いる の でしょ う ?

でも 残念 …

私 ( わたくし ) の ほう が ずっと … ずーっと 彼 を 思って い ます わ

彼 は ステキ です わ 彼 は 最高 です わ

彼 は 本当 に …

おいし そう です わ

ああ ああ …

焦がれ ます わ 焦がれ ます わ

私 ( わたくし ) は 彼 が 欲しい

彼 の 力 が 欲しい 彼 を 手 に 入れる ため に …

彼 と 1 つ に なる ため に …

ヒヒッ

キヒッ

ヒッ

キヒヒヒヒッ

キッ ヒヒヒヒッ

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