( ウルカヌス ) 家 に 帰れ ?
( 桂 馬 ( け いま ) ) そう だ
ヴィンテージ ども の 力 が まだ 分から ん
ここ に 固まって いっぺん に やら れ たら ヤダ から な
月夜 ( つきよ ) は 今 まで どおり 生活 しろ ただし ウルカヌス は 外 へ 出る な
お前 の 左手 に つけ た それ は 羽衣 で 作った タグ だ
何 か あったら 切れ 僕 に 分かる よう に なって いる
お前 は どう する ?
残り の 女神 を 捜す
お前 頼り で すま ぬ な
時に 桂木 ( かつらぎ )
まさか 我々 姉妹 の 宿主 は 全員 お前 の 恋人
… なんて こと は ある まい な ?
さあ まだ 他 の 女神 に 会った こと ない から な
( ウルカヌス ) しか し 分から ない
どう し て 月夜 は この よう な 不潔 で 不気味 な
え たい の 知れ ない 男 を 好 い て いる の か
( 桂 馬 ) ど いつ も こいつ も …
月夜 に 好か れる の だ 分かった な ?
( 月夜 ) は … 離す の です ね !
( 桂 馬 ) 月夜 !
気 を つけろ
桂 馬 も 気 を つけ て
ああ
( 桂 馬 ) あと 3 人
♪ ~
~ ♪
( ハクア ) 女神 捜し も 少し 余裕 が でき た わ ね
( 桂 馬 ) なぜ ? ( ハクア ) だって ―
か の ん の 呪い は とりあえず 解け た ん だ し
もっと じっくり やって も …
( 桂 馬 ) いや
少なくとも 1 人
すぐ に 攻略 し ない と いけ ない ヤツ が いる
( 桂 馬 ) あっ … ( 結 ( ゆい ) ) や あ 桂木 君 !
いい 天気 だ ね
( ドア が 閉まる 音 ) ( ハクア ) キャッ !
う う …
( 桂 馬 ) 結 …
どこ か に 遊び に 行か ない ?
( 桂 馬 ) ここ は …
ひとまず …
( 桂 馬 ) 家 まで 来る な よ !
強引 な 人 って 僕 嫌い だ よ
( ドア の 開閉 音 ) あっ …
ちょっと ! 何 す ん の よ !
静粛 に
すでに 攻略 は 始まって いる
ん … は あ ?
( 桂 馬 ) 今 攻略 し ない と いけ ない の は 結 だ
なんで ?
( 桂 馬 ) 今 の 結 は 本人 で は なく
中 の 女神 と 入れ 代わった 状況 な の かも しれ ない
( ハクア ) それ って …
( 桂 馬 ) ああ
天理 ( てん り ) が ディアナ と 入れ 代わって る 時 と 同じ だ な
もともと 結 は ―
なんでも 親 の 言いなり の お 嬢 様 キャラ だった
それ が いきなり あそこ まで 変わって しまった
可能 性 は 十分 ある
今 の 結 が ―
女神 の 状態 だ と すれ ば …
ヴィンテージ に 見つかって しまう かも しれ ない
( 桂 馬 ) そう だ 早く なんとか し ない と …
( ハクア ) で も 結 は お前 の 天敵 じゃ ない の ?
そう な ん だ よ な ~
今 も 自分 から 家 に 来る なんて 行動 が 完全 に プレーヤー キャラ だ
今 すぐ 攻略 と か 適当 な こ と 言わ れ て も な ~
お前 が 言った ん でしょ
思い切った イベント が 必要 だ な 結 の 意表 を 突く よう な
( ちひろ ) 朝 から 体育 なんて かったり い ね
( 歩美 ( あゆみ ) ) でも さ 結
さすが に 体育 は 女 な ん だ
何度 も 言う けど 僕 は 男 に なった ん じゃ ない よ
( ちひろ ) で も ジャージ は 男 物
僕 は 女 だって …
( ちひろ ) いや もう どっち で も いい
( 笑い声 )
ひどい な ~ もう
( 歩美 ) ああ それ で さ 今日 練習 何 時 に する ?
( ちひろ ) そう だ な ~ ( 京 ( みやこ ) ) 舞 校 ( まい こう ) 祭 近い し ね
( 京 ) あれ ? 結 ~ !
ハァ ハァ … ねえ きみ !
あっ !
あっ !
待って !
( 桂 馬 ) あ あっ ! ( 倒れる 音 )
( 結 ) 痛 ( い て ) え …
か … 桂木 君 ?
な … 何 し てる ん だい ?
( 桂 馬 ) い … いや その …
さ … 最近 変 な ん だ
胸 が モヤモヤ し て
自分 でも こんな の 変って 分かって る ん だ けど …
アハッ かわい い ~ !
これ で 僕 たち お 似合い に なった ね !
な … 何 言って ん だ ! こんな の 変 だ よ !
僕 胸 が ズキッ て し ちゃ った よ
とっても かわいい から ずっと そのまま で い て よ !
フフッ
食いつ い た わ ね ガッツリ と
結 は 強力 な プレーヤー タイプ だ
こっち も プレーヤー で いく と いつ まで たって も 平行 線 だ
( 京 ) 結 どこ 行って た の ? ( 結 ) 別 に !
( 桂 馬 ) 要 は 早く エンディング に たどり着け ば いい
僕 が ヒロイン に なって 結 に 攻略 さ れ て も 結果 は 同じ だ
僕 に は 何 万 人 も の ヒロイン の データ が ある
それ を 駆使 し て 結 に 落とさ れる
“ 落とさ れ 神 ” に 僕 は なる !
ホント に 大丈夫 な の ? それ で
( ハクア ) に … に ー さ まで す か ? ( 結 ) うん
どこ か に 行っちゃ っ た みたい です け ど ~
そう
( 結 ) どこ 行った ん だ ろ う ?
( 桂 馬 ) あっ ! ( 結 ) う わ っ !
( 桂 馬 ) あっ … ( 結 ) 桂木 君 !
( 結 ) かわい い ~ ! ( 桂 馬 ) え … えっ と
教え て ほしい こと が ある ん だ けど
( 結 ) フフフ …
トイレ は 僕 も 困る から いつも ここ 使って る ん だ よ ね
( 桂 馬 ) 誰 か 来 ない か 見張って て くれ
は ~ …
あっ …
( 結 ) 男 の 人 の やり 方 知り ませ ん
ん ?
( 結 ) ねえ 桂木 君
下着 どっち の 着け てる ?
男 の だ よ
桂木 君 前 に 僕 たち の 間 に 何 か なかった かな ?
さあ … 知ら ない
そ … そう
( 桂 馬 ) それ より 結
( 結 ) ん ?
今日 の 放 課 後 僕 と デート し ない ?
えっ ?
もっと 結 と 仲よく なり たい
えっ ! ちょ … ちょっと …
考え させ て !
( 桂 馬 ) 昨日 は 自分 から 誘い に 来 た のに 今日 は 誘ったら 逃げ た
変化 が 起こって る な
何 ? 説明 し て よ
今 の 結 は 本人 だ 女神 じゃ ない
結 は 再会 し た 時 自己 紹介 し て き た
攻略 は 覚え て ない が 僕 へ の 好意 は 残って いる
この 無意識 の 好意 に 理由 を つけ て やる
僕 と 結 は 攻略 の 時 互い の 中身 が 入れ 代わって い た
その 時 に 男 の 体 で 体験 し た こと を 思い出さ せる よう に しむける ん だ
それ が 刺激 に なって 記憶 が 戻る 可能 性 が ある
うまく いく かしら ?
すでに 反応 は あった
ともすると 今頃 女神 が 目覚め てる かも しれ ない
結 お前 は なかなか の プレーヤー キャラ だ
しかし 僕 も その 筋 で は 鳴らし た 男
放 課 後 の デート で 雌雄 を 決して やる !
結 覚悟 ! ハハハハ …
ワ ~ ッハッハッハッ …
今日 の 桂木 君 いつも と 違う な
女装 の せい かな ?
同じ 桂木 君 な の に …
あっ !
う っ 頭 が …
クラクラ する …
( マルス の せき込み ) ( マルス ) ん ?
う わ っ ! なん だ ?
( マルス ) 何者 だ 貴 様 ! ここ は どこ だ ?
( 結 ) あっ … ああ …
( マルス ) 私 は 天 界 の 住人
邪 を 罰する 戦い の 女神 名 は マルス で ある !
ああ … 僕 疲れ て いる の か な ?
ここ は 人間 界 か ? なぜ 私 が 生き返った ?
封印 が 解け た と いう こと か ?
( 結 ) 僕 そんな 話 より デート の こと で 頭 いっぱい !
デート ?
( 結 ) 桂木 君 と 夕方 5 時 デゼニーシー !
デゼニー … ? なん だ それ は ?
よ ~ し いく ぞ ~ !
話 を 聞け !
どう も イヤ な 予感 が する
ともかく 武器 の 一 つ は 持っていけ
変わった 人 だ ね きみ
この 世界 全体 的 に 緊張 感 が 足りない ぞ
大体 貴 様 男 の くせ に 男 が 好き と は 何事 だ !
( 結 ) 僕 は 女 だって 言って る でしょ !
初耳 だ が
これ で よし !
よく やる わ ね お前 も
これ は 主導 権 争い だ 相手 の 想像 を 上回ら ない と 攻略 …
( 結 ) 桂木 く ~ ん !
あっ …
ご め ~ ん ! ちょっと 遅れ ちゃ った !
タ … タキシード ?
( 結 ) 桂木 君 すごく ステキ だ ね ( 桂 馬 ) う っ …
いつも より ず ~ っと かわいい よ !
( 桂 馬 ) しまった 先 に やら れ た
( 結 ) 僕 服 持って き た ん だ ( 桂 馬 ) あっ …
着 て くれ ない か な ?
( スタッフ ) よう こそ スター ジェッター へ 何 名 様 …
はい 2 枚
おい ! なん だ この 格好
かわいい よ !
( スタッフ ) パレード の キャスト ?
どうぞ お 嬢 様
( 桂 馬 ) まさか の 執事 設定 ! 敵 ながら あっぱれ の 展開 力
しかし このまま 流さ れ て しまって は
結 の 恋心 は 増え ない
もっと 僕 に 惚 ( ほ ) れ させ ない と …
目覚めよ 僕 の 内 なる 魔 性 の 女 の 部分 !
( 結 ) キャ ~ ! ハハハッ
( 結 ) お 弁当 ? 桂木 君 の 手作り ?
そう … 料理 は 得意 な ん だ
うれしい !
わ あ …
( 桂 馬 ) 結 は お 嬢 様 だ
単純 に おいしい 料理 じゃ 逆 に 印象 に 残ら ない
だから あえて 下手くそ に 作る !
さあ 不器用 な 僕 に 萌 ( も ) えろ
頑張って 作った けど ど … どう かな ?
( 結 ) 僕 の 家 父さん も 母 さん も 忙しく て
手作り の ごはん なんて …
うれしく て 涙 出 そう だ よ
ねえ また 作って くれる ?
考え とく …
僕 飲み物 買って くる
( ハクア ) まったく !
守り に 回る と 全然 ダメ な ん だ から
しかたない だ ろ !
攻略 さ れる 側 は 不慣れ な ん だ よ
あれ だけ 大口 たた い た くせ に
( 桂 馬 ) フン
うれしい な … 桂木 君 が 心 を 開 い て くれ て
( マルス ) あれ が お前 の 思い 人 か ? ( 結 ) あっ …
( マルス ) なかなか 美しい 娘 じゃ ない か
また か
きみ の 話 は 後 で 聞く から さ 今 は 引っ込 ん で て よ
それ に 桂木 君 は 男 だ よ !
何 ? う う …
人間 界 は いつ から 男女 の 服 が 逆 に なった ?
複雑怪奇 だ
しかし 私 は お前 を 気 に 入った
お前 は 美しい 瞳 そして 強い 意志 を 持って いる
私 は 戦い の 女神 だ
お前 が この 恋 でも 勝利 できる よう 応援 しよ う !
( 桂 馬 ) わ っ 何 ?
あっ !
( リョー ) ねえ ねえ 1 人 ?
俺 たち と 遊ば ない ?
( 不良 1 ) う お ~ かわいい !
( 桂 馬 ) ナンパ か … しかも 平凡 な
少し は 出会い 方 を 考え た ほう が いい
最低 でも 空 から 降って くる ぐらい は し て みろ !
あん ? なんの 話 よ ?
( 不良 2 ) 要 は 断って ん の ? ( 結 ) きみ たち !
( 不良 たち ) ん ?
僕 の 大事 な 人 を 怖 がら せ ない で くれる かな ?
( 不良 1 ) ああ ?
何 彼 氏 い ん の ?
彼 氏 じゃ ない
じゃあ 関係ない じゃ ん
怖 がら せ てる わけ じゃ ねえ し
僕 は 女 ! ど い て よ !
う わ っ !
( 不良 1 ) ああ ! ( 不良 2 ) リョー 君 !
( 桂 馬 ) あ … えっ と
あ … ありがとう 怖かった
ごめん 一 人 に し ちゃ って
( 桂 馬 ) あ …
べ … 別に 大丈夫
( 結 ) あっ !
( 結 ) なん だ ろ う ? さっき から …
何 か が 喉 の ところ まで 出 てる ん だ けど …
( 桂 馬 ) どう し た ? ( 結 ) ん ? いや なんでも ない よ
( スタッフ ) お 城 が 悪魔 に 乗っ取ら れ た わ !
誰 か 助け て ~ ! 平和 を 取り戻し て ~ !
ようこそ !
みんな ~ !
( 結 ) わ あ 服 も 着替える ん だ ! 凝って る ~ !
ふむ 改めて 見る と
お前 なかなか の 美男 子 ぶり じゃ ない か
また 出 て き た
あの 娘 も 心 を 動かさ れ て いる よう だ ぞ
( 結 ) 桂木 君 は 男 ! 僕 は 女 !
( マルス ) しかし この よう な 恋愛 成就 施設 が ある と は
天 界 も かなわ ぬ すばらし さ だ
きみ は 恋愛 は し ない の ?
あっ … ざ … 残念 ながら 縁 が ない
戦い の 先頭 に いつも 立って い た から な
戦い って ?
まあ もう 昔 の こと だ
それ より うまく やれ
あの 娘 の 心 に 致命 傷 を 与える ん だ !
殺伐 と し た 幽霊 だ な
アハハ …
う ~ ん アハッ お っ …
おお ~ !
お姫様 ! かわい い ~ !
うるさい うるさい !
( 結 ) 結構 暗い な
( 桂 馬 ) 怖い の ?
( 結 ) えっ まさか ~
( トラップ ) 侵入 者 だ ! ( 結 ) キャ ~ !
あ ~ 驚 い た
やっぱり 怖 がって る
しかたない じゃ ない か
僕 だって この 間 まで お 嬢 様 だった ん だ から
( 悪魔 ) ワハハハ !
う っ ! う わ ~ !
アモン 様 ~ !
( 妖精 ) おめでとう ! これ で 最上 階 に 上れる わ !
な ~ んだ 思った より 簡単 だ
ねっ 桂木 君
あ …
あれ ?
桂木 君 ! ど こ ~ ?
桂木 く ~ ん !
あっ !
桂木 君 !
えっ ? 何 この アトラクション !
( マルス ) 結 ! 気 を つけろ ! この 術 は 地獄 の 魔術 だ !
地獄 ?
( 悪魔 ) 女神 … こんな ところ に い た か
なんの 話 ?
( 悪魔 ) 仲間 は どこ だ ? 知って いる こと を 全て 話せ !
そう すれ ば この 娘 は 返し て やる
桂木 君 に 何 する ん だ !
( マルス ) やめよ ! 人間 に 危害 を 加え て は なら ん !
( 悪魔 ) もう 遅い
誰 も が 傷つく 時 が 近づ い て いる
( マルス ) どう なって いる ? 邪悪 は 我々 が 封印 し た はず だ !
( 悪魔 ) 間もなく 世 は 暗闇 に 包ま れる
旧 地獄 の 復活 と ともに !
やめろ ~ !
( 悪魔 ) う っ ! ( 結 ) 桂木 君 から 離れろ !
( 悪魔 ) 人間 の 分 際 で 私 に 触れる な !
( 結 ) う わ っ !
( マルス ) 人間 が 恋 に うつつ を 抜かす 平和 な 世界
誠に 結構 で は ない か
邪魔 を する な !
我が 友 の デート の 妨害 は この マルス が 許さ ん !
( 悪魔 ) お前 …
は あ ~ !
えっ …
あっ ! う っ …
う う …
覚え て なさい よ !
お前 は 特に 覚え とけ !
結 の 女神 が 出 始め て いる なら こっち で 裏付け を し て やる
地獄 の 世界 観 で 両方 の 心 に 訴える ん だ
だから って 冗談 の ピンチ なんて 悪 趣味 よ
冗談 で 済む なら いい じゃ ない か
ホント の ピンチ より ずっと マシ だ
( 桂 馬 ) それ でも ―
逃げ て ほしかった よ
ヒロイン に 助け られる なんて 僕 は イヤ な ん だ よ !
( 結 ) そんな こと ない よ
か弱い 男の子 を 守る の が 女 の 役目 さ !
( 結 ) 本当 に ―
王子 様 は いたん だ
うれし い ~ !
待て 待て !
ヴァイス が また 逃げ出し た と は 早く たたか ね ば !
やめろ やめろ !
どこ で 誰 が 見 てる か 分か ん ない だ ろ !
歯がゆい こと だ 待つ ほか ない と は !
( 桂 馬 ) この タグ を 持って て くれ
これ を 切れ ば 僕 に すぐ 知らせ が 来る
マルス お前 たち に は 昔 ほど の 力 は ない ん だ
自重 し て くれよ
うん
分かった おとなしく し てる よ
その 代わり
これ から 桂 馬 君 って 呼 ん で いい かな ?
また 学校 で ね ! 桂 馬 君
( ハクア ) どう し て か の ん の 話 は し なかった の ?
女神 と ヴィンテージ の こと は 話し た のに
あの コンビ は 威勢 が よ すぎ て 怖い
特攻 でも さ れ たら 困る
今日 は 冗談 で 済 ん だ が
いつ 本当 に 危ない ヤツ が 現れる か …
( ハクア ) 桂木 ~ !
( エルシィ ) あ ~ 1 年 も 漬け て た の に まだ 生き て まし た ~ ! あっ …
( 桂 馬 ) う っ … なん だ ?
わ あ … に ー さ ま !
( 桂 馬 ) わ っ !
( エルシィ ) ラジオ の 収録 が なくなった ので 晩 ごはん 作り に 帰って き た ん です
( 桂 馬 ) どっち が どっち を 作った か 一目瞭然 だ な
えっ そう です か ?
でも もう 3 人 も 女神 を 見つけ た なんて
さすが に ー さ まで す !
お前 が い ない おかげ だ よ
( エルシィ ) そんな ~ !
に ー さ ま ! 私 の 料理 も 食べ て ください !
イヤ だ
( エルシィ ) に ー さ ま ! 久しぶり に 帰って き た の に 冷たい です
( 桂 馬 ) まだ 5 日 しか たって ない ぞ
( エルシィ ) も う ~ !
あっ ハクア 後 で 一緒に お 風呂 入 ろ
( ハクア ) え ~ !
♪ ~
~ ♪
( 桂 馬 ) 汐宮 ( しお み や ) 栞 ( しおり ) は 本 好き だ
小説 を 書か せ て
本心 を 引き出 そ う と し てる ん だ が
どう も 予定 どおり に 進ま ない
( 栞 ) す … すみ ませ ぬ !
もう 頭 の 中 で は 書き 上がって いる の です が …
( 桂 馬 ) そう いう 時 は 大抵
頭 の 外 で は 何一つ 出来 て ない ん だ よ な ~ !