×

我们使用cookies帮助改善LingQ。通过浏览本网站,表示你同意我们的 cookie 政策.


image

ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 188 - ド根性師弟忍風録

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 188 - ド 根性 師弟 忍 風 録

カンダチ 様 !

いよいよ 本命 の おでまし の ようだ の う 。

カンダチ 様 村 に 入りこんだ 怪しい 輩 を 捕まえて まいり ました 。

ほう …。

小僧 … お前 が か ? は … はい 。

( カンダチ ) 木 ノ 葉 の 三 忍 自 来 也 を な 。

ほう … その ひねた 面 は

山椒 魚 の 半 蔵 の 右腕 と いわ れた カンダチ で は ない か 。

はて … こんな 所 に いる と は 里 抜け でも した かのう ?

雨 隠れ の 里 に 頭領 は もう い ない 。

今や 俺 たち の 里 と は 言え なく なった んだ 。

ほう …。

姿 を 隠さ なきゃ 俺 たち とて 反乱 者 ども に 殺さ れて いた だろう 。

小僧 ! 自 来 也 を 連れて きた 褒美 だ 。

望み が あれば 叶えて やろう 。

( タニシ ) ソイツ は 俺 じゃ ねえ 。 ニセ モノ だ ! いっ !?

タ … タニシ が 2 人 !? どう なって る んだ ?

誰 だ ? お前 は ! チッ …。

大事な ところ で なんで 出て くんだ よ 。

あっ … オメエ は …。

やはり な 。 そんな こと だろう と 思って いた 。

お前 が 自 来 也 を 村 に 入れた んだ な ? 小僧 。

その 代償 は 大きい ぞ 。

( 悲鳴 )

母ちゃん …。

な … 何 を する つもりだ !

約束 を 実行 する 。

お前 の 仲間 を 貝 螺王 の 生け贄 に して やる 。

あっ …。

な … なんと …。

忍法 螺貝 鞭 。

( 悲鳴 )

やめろ … やめて くれ !!

コンニャロウ … 影 分身 の 術 !

ほう … 珍しい 術 を 使う な 。

いく ぞ !!

螺旋 丸 !

なに !?

ナルト !

だから 余計な こと は する な と 言った んだ …。

頼み ます ! 村 の 仲間 たち の 命 だけ は …。

そう は いく か 。

これ が お前たち と の 約束 だ から な 。

( タニシ ) お 願い です … 仲間 を … みんな を 助けて !

クククク …。

タニシ 頼む 相手 を 間違って おる のう 。

わし ら が 来 ず と も 同じ こと よ 。

あやつ が いつか 人質 を 返す と 思える の か ?

スクネ を … 親父 を 思い出せ 。 なぜ 戦った の か 考えろ !

親父 の 死 を ムダ 死に だ と 思う なら いつまでも この 村 は 救わ れ ん ぞ !

プハッ …。

エロ 仙人 檻 の みんな を 助けて くれ !

おう ! 任せ とけ 。

さ せる か !

おっと っと …。

お前 の 相手 は こっち だ !

《 火 炎 弾 !》

いい ぞ 。 こっち は 大丈夫だ 。

よっ しゃ ! 影 分身 の 術 。

まだ 向かって くる 気 か ?

自分 の 力 を わかって い ない バカな ヤツ め 。

うる せ ぇ !! オメエ みたいな 卑怯 な ヤツ は →

ぶ っ 飛ばさ なきゃ 気 が すま ねえ んだ よ !

フン 負けおしみ を 。 螺貝 槍 !

螺旋 丸 !

螺貝 鞭 !

うわ っ !

諦めろ 木 ノ 葉 の 者 よ 。

あっ …。

う っ … いや … まだまだ だ …。

俺 は テメエ を ぶ っ 飛ばす まで ぜ って ぇ 諦め ねえ 。

自分 で 言った こと を 曲げ ち まったら →

自分 じゃ なく な っち まう から な 。

ムダ だ 。

うわ っ !

クソ …。

螺貝 槍 !

うわ っ !!

これ しき …。

うわ っ !

まだまだ … だって ば よ …。

なんで …。

なぜ だ …。

この 村 は … お前たち に は 渡せ ねえ !!

ぐ っ … グハッ …。

なぜ な んだ !

ハア … ハア …。

かなわ ぬ 相手 に がむしゃらに 向かって くる だけ と は バカな ヤツ だ 。

ああ それ が バカ だって 言う ん なら 俺 は バカで いい 。

俺 は こう と 決めたら 諦め ねえ 大 バカ もん だ 。

親父 の 死 を ムダ 死に だ と 思う なら →

いつまでも この 村 は 救わ れ ん ぞ !

クソ … クソ … クソ !

お … おい …。

俺 は … 俺 は … 俺 は …。

タニシ ! みんな を 安全な ところ に 連れて くんだ 。

それ くらい なら でき んだ ろ !

あの 野郎 は ぜ って ぇ 俺 が 倒す 。

何 して る ! 早く 行け !!

あ … ああ …。

タニシ 何 を する つもりだ ? みんな を 助ける 。

カンダチ 様 に 逆らう つもり か !?

従って たって ただ 生かさ れて た だけ じゃ ねえ か !

よくぞ 言う た 。 それ で こそ スクネ さん の 子 だ 。

あと は お前 に 任せた ぞ 。 はい !

さあ みんな 。 今 助ける から な 。

う っ … う う っ …。

った く … どう なって も 知ら ん ぞ 。

せ ~ の !

待た せた のう カンダチ 。

暇つぶし に は コイツ は もの足りなかった が のう 。

フン … 大丈夫 か ? ナルト 。

ああ まだまだ … いける って ば よ 。

さあ こっち だ 。

忍法 針 地蔵 。

なに !?

わし は 援護 に 回る 。 ナルト お前 が 決着 を つけろ 。

借り は 返さ ねば のう 。 おう !

ソイツ が 俺 に 勝てる わけない だろう 。 2 人 そろって 大 バカ 者 だ な 。

ならば とっておき の 術 で 始末 して やる !

水 幻 術 霧 幻 魔 牢 !

なんだ ?

な … な … なんと …。

エロ 仙人 ! どう なって …。

クソ !!

手 … 手 が …。

それでは 印 も 結べ まい 。

《 ダメだ …。

体 が … まるで 動か ねえ …》

なんか 盛り上がって きた って ば よ !

3 つ 目 の プレゼント 用 キーワード を 発表 する ぜ 。

ちゃんと 聞い とけよ ! 3 つ 目 の キーワード は …。

もう 少し だ 。 みんな 急いで くれ 。

どう しち まったん だ アイツ ら …。

カンダチ 様 。

ヤツ ら は 貝 螺王 の 吐く 息 に あたり 幻 術 に 落ちて いる 。

トドメ は 我々 が …。

まあ 待て 。 しかし …。

俺 たち が この 地 を 選んだ の は →

この 沼 を とりまく 樹海 の 特別な 磁場 が →

貝 螺王 の 幻 術 を 更に 強力な もの に して くれて いる から だ 。

いくら 自 来 也 と は いえ 簡単に この 幻 術 を 解く こと は でき ない 。

しかも これ から 2 人 は →

身動き の 取れ ない 状態 で 恐怖 に 襲わ れる 。

精神 崩壊 を 起こす の も 時間 の 問題 だろう 。

《 ぐ っ …》

《 クッソ … 動け ねえ 》

それ より お前たち は →

逃げた 村人 たち を 捕らえて こい 。 はっ !

ここ なら ヤツ ら に 見つから ない だろう 。

俺 が 帰る まで 待って いて くれ 。

お 兄ちゃん どこ 行く の ?

まさか オメエ … 今度 こそ 殺さ れ ち まう ぞ !

わかった んだ 俺 。

逃げて る だけ じゃ ダメ だって 。

あんな バケモノ 相手 に バカ か オメエ !

バカ ?

俺 は こう と 決めたら 諦め ねえ 大 バカ もん だ !

ああ 俺 は バカで いい 。

自分 で 言った こと を 曲げ ち まったら →

自分 じゃ なく な っち まう から な !

木 ノ 葉 の アイツ が 教えて くれた 。

きっと 父ちゃん も 同じ 気持 だった んだ 。

ヤツ ら の 言いなり に なって たら 自分 を 見失 っち まう 。

よく 言った タニシ 。

母ちゃん 。 オメエ や っぱ スクネ さん の 子 だ な 。

みんな を 頼み ます 。 わかった 。

気 を つける んだ よ ! ああ !

うん !? な … 何 だ ?

わし ら は 今 ヤツ の 幻 術 の 中 に いた 。

ん ~ ゲホッ !

ブヘッ ! ナルト トウガラシ 弾 だ 少し 目 を 閉じて ろ 。

バカな … 幻 術 を 破った だ と !?

か っ … から っ ! ペッ ペッ ペッ !

ナルト ! しっかり しろ !

お前 ! なんで 逃げ なかった んだ !?

俺 も オメエ みて ぇな 大 バカに なり たく って な !

ハハッ 上等だ !

あと は 俺 に 任せ と けって ば よ !

なら あの で かい の は お前 ひと り で 決着 を つけろ の う 。

えっ !?

影 分身 !?

なに ! 俺 の 幻 術 から どう やって 逃れた ?

( 自 来 也 ) なぁ に 幻 術 に かかった の は →

初め から 分 身体 の ほう で の う 。

エロ 仙人 !

ナルト チャクラ は 残って おる か ?

ああ ! まだまだ あり余って る って ば よ !

まず で かい の を やる ぞ !

ああ だけど 螺旋 丸 は ヤツ に は 効か ねえ って ば よ !

失敗 作 だ 。 修業 の とき を 思い出せ 。

ガマ 力 さん を 吹き飛ばした 巨大な 乱 回転 なら →

大きな 螺旋 丸 が 作れる はずだ !

そ っか ! よ ~ し !

影 分身 の 術 !

いく ぞ ! おう !

なんだ 本気 か ?

その 術 は 貝 螺王 に は 効か ない ぞ 。

《 クッソ … あの とき の 乱 回転 を 体 の 外 で …》

諦め の 悪い 大 バカ 野郎 まずは お前 から だ !

どう だ !? いけ そう か ?

もう 少し … もう 少し 時間 を くれ !

よ ~ し 足止め を する ぞ 。

乱 獅子 髪 の 術 !

うん !

フン いつまで 持ちこたえ られる か な 。

《 くっ … 急げ 》

そろそろ 疲れて きた か ?

《 ナルト !》

な なんだ あれ は !?

あ …。

エロ 仙人 。 おう !

クソ !

はじき 返せ !

は あ ~!

ああ ~!

いく ぞ !

大玉 螺旋 丸 !

ぐ ぅ …。

よく やった 。

なんで … なんで 人質 を とって 村 を 支配 しよう と して た んだ ?

みんな に 頼んで かくまって もらえりゃ →

それ で 済む こった ろ !

他人 を 信用 する ほど →

この 雨 隠れ の カンダチ バカで は ない 。

バカに なれれば もっと 楽だったろう に な !

やった …。

父さん 村 に 静けさ が 戻って き ました よ 。

また これ から 樹海 の 力 が →

私 たち を 守って くれる こと でしょう 。

父ちゃん 母ちゃん と 村 の みんな は →

父ちゃん と 同じ ように 俺 が 絶対 守って み せる 。

わし ら に 知ら れて しまった 以上 →

もう 雨 隠れ の ヤツ ら が →

この 村 に 戻って くる こと は ない だろう 。

これ で スクネ さん へ の 一 宿 一 飯 の 恩義 は 返せた かのう 。

本当に ありがとう ございました 。

礼 を 言う の は こっち だって ば よ 。

あの 時 タニシ が 来て くん なかったら →

幻 術 の 中 で やられて た かも しん ねえ から な 。

エヘヘヘ ま ぁね 。

いて っ ! すぐに 調子 に 乗って 。

バカだ ねぇ この 子 は 。 エヘヘヘ 。

《 ミナト よ 。

ナルト は 成長 して おる ぞ 。

わし が 思って た 以上 に な 。

わし に も お前 に も 負け ない くらい の →

諦め ない ド 根性 を 持って おる 》

ミナト : 先生 を 師匠 を 超え 親父 の ように 思って い ました 。

この 子 も 先生 を 身内 の ように 慕って くれる でしょう

そう する と さしずめ ナルト は →

わし の 孫 って とこ かのう 。

何 さっき から ブツブツ 言って んだ ? エロ 仙人 。

うん ? あぁ いや …。 孫 の お前 に だ な …。

孫 の お前 ? 何 言って んだ !?

ボケ ち まったん じゃ ねえ の か ?

いやいや そう 言わ ず に も そっと こっち へ 寄れ 。

孫 よ ! わ ~ なんだ !?

気持 悪い から ベタベタ す んな よ !

ちょっと あっ ち 行けよ エロ 仙人 !

ま ぁま ぁ そう 言わ ず に のう 。

よ ぉ みんな !

俺 の 活躍 楽しんで くれた かな ?

4 つ 目 の プレゼント 用 キーワード の 発表 だって ば よ 。

最後 の キーワード は …。

クフフフ …。

まだ かな まだ かな ~?

う ~ ん 。

あん ? あれ ?

あっ ああ ! 消えちゃ った じゃ ん よ 。

エロ 仙人 火 遁 の 術 で 火 を つけ なおして くれ って ば よ 。

う ~ ん 。

なぁ なぁ ! これ じゃ 生 焼け で 食え ねえ よ !

ちょっと 待て のう 。

今 アイデア が 出 そうな ところ だ から のう 。

そんな の メシ 食って から で いい だ ろ !

俺 って ば 修業 で 腹 ペコ なんだか んな 。

えっ と この キャラクター は …。 ( お腹 が 鳴る 音 )

火 ! 火 ! 火 ! 火 ! 火 を つけろ ぉ !

だ あぁ ~!

せっかく の イメージ を つかみ 損ねた で は ない か !

わし の 傑作 を 台なしに する 気 か !?

なんだ と !? どうせ 売れ もし ねえ →

ろく でも ねえ 本 ばっ か 書いて んだ から さ !

そんな クソ 本 よか メシ の ほう が 大切だ !

ああ ? ああ ? よくも 言い よった な ナルト !

わし の 本 を バカに した お前 なんか の 言う こと など 聞いて やら ん !

師匠 を バカに した 罰 と して メシ は 抜き !

会話 終わり !

わし は 集中 モード に 入る 。

もう 話しかけて も 知ら ん ぞ 。

クソ ~! こう なったら …。

フン お前 ごとき の 忍術 な ん ぞ 。

あ ~ ん エロ 仙人 様 ! 火 を つけて あ ~ ん !

ん … ぬ お ぉ !

火 遁 ! 龍 火 の 術 !

あ ~ ん 一 発 で こんがり !

《 ぬ ぅ … つい 張り切り すぎて しまった …》

やった やった !

《 惜しい … いや 実に 惜しい !

あと 少し で わし の 本 に 出て くる ヒロイン の イメージ に ピッタリ なんだ が のう 》

いただき ま ~ す !

ちょっと 待て ナルト 。 あん ?

お前 の 要望 どおり 火 を つけた 代わり に →

今度 は お前 が →

わし の 作家 魂 に 火 を つけて くれ ん かのう ?

なに 「 わし って ば うまい 事 言った 」 みたいな 顔 して →

かっこ つけて ん だって ば よ 。

どうせ ろく で も ない 本 の くせ に … 仕方 ねえ な 。

T バック T バック !

T バック ? 何 だって ば よ それ ?

T バック ! T の 字 みたいに お 尻 に 食い込んだ 。

ほら お前 も 知 っと る だ ろ ?

ほら グイッ と ! のう ?

あっ あれ ね 。 ケツ に 食い込んで る あれ だ ろ ?

おお わかって る のう ! 《 声 で け え な 》

じゃ やる って ば よ 。 カモーン T バック !

カモーン T バック !

ムハハハ …。

う お ぉ ~!

はっ ! ドスコイ !

ぬ お ぉ ~!

しかし こんな の が 見 たい なんて エロ 仙人 も ホント 変わって る って ば 。

違う 。 はっ ?

それ は まわし !

しかも 相撲 取り じゃ なくて きれいな 姉ちゃん 。

T バック T バック T バック ! T バック は いた 姉ちゃん 出せ の う !

だ ぁ ~ もう う っ さい !

お っ さん が 大声 で T バック T バック 言い過ぎ なん だって 。

T !

KO ! ドスコイ ドスコイ !

( くも じい ) もしもし そこ の あなた たま に は

空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?

今日 は 豪華 2 本 立て 。

絶景 紅葉 ローカル 鉄道 スペシャル 。

秩父 鉄道 と わら たせ 渓谷 鐡道 の 上 を 飛んで いく ぞ 。

( くも み ) いい です ね 。

この 季節 紅葉 も きれいです ね 。 うむ 。

紅葉 も バッチグー じゃ が


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 188 - ド 根性 師弟 忍 風 録 naruto||しっぷう|つたい|しーずん||こんじょう|してい|おし|かぜ|ろく

カンダチ 様 ! |さま

いよいよ 本命 の おでまし の ようだ の う 。 |ほんめい||||||

カンダチ 様   村 に 入りこんだ 怪しい 輩 を 捕まえて まいり ました 。 |さま|むら||はいりこんだ|あやしい|やから||つかまえて||

ほう …。

小僧 …  お前 が か ? は …  はい 。 こぞう|おまえ||||

( カンダチ ) 木 ノ 葉 の 三 忍   自 来 也 を な 。 |き||は||みっ|おし|じ|らい|や||

ほう …  その ひねた 面 は |||おもて|

山椒 魚 の 半 蔵 の 右腕 と いわ れた カンダチ で は ない か 。 さんしょ|ぎょ||はん|くら||みぎうで||||||||

はて …  こんな 所 に いる と は 里 抜け でも した かのう ? ||しょ|||||さと|ぬけ|||

雨 隠れ の 里 に 頭領 は   もう   い ない 。 あめ|かくれ||さと||とうりょう||||

今や   俺 たち の 里 と は 言え なく なった んだ 。 いまや|おれ|||さと|||いえ|||

ほう …。

姿 を 隠さ なきゃ   俺 たち とて 反乱 者 ども に 殺さ れて いた だろう 。 すがた||かくさ||おれ|||はんらん|もの|||ころさ|||

小僧 ! 自 来 也 を 連れて きた 褒美 だ 。 こぞう|じ|らい|や||つれて||ほうび|

望み が あれば   叶えて やろう 。 のぞみ|||かなえて|

( タニシ ) ソイツ は   俺 じゃ ねえ 。  ニセ モノ だ ! いっ !? たにし|||おれ|||にせ|もの||

タ …  タニシ が 2 人 !? どう なって る んだ ? |たにし||じん||||

誰 だ ?  お前 は ! チッ …。 だれ||おまえ||

大事な ところ で なんで 出て くんだ よ 。 だいじな||||でて||

あっ …  オメエ は …。

やはり な 。 そんな こと だろう と 思って いた 。 ||||||おもって|

お前 が   自 来 也 を 村 に 入れた んだ な ?  小僧 。 おまえ||じ|らい|や||むら||いれた|||こぞう

その 代償 は 大きい ぞ 。 |だいしょう||おおきい|

( 悲鳴 ) ひめい

母ちゃん …。 かあちゃん

な …  何 を する つもりだ ! |なん|||

約束 を 実行 する 。 やくそく||じっこう|

お前 の 仲間 を 貝 螺王 の 生け贄 に して やる 。 おまえ||なかま||かい|ねじおう||いけにえ|||

あっ …。

な …  なんと …。

忍法   螺貝 鞭 。 にんぽう|ねじかい|むち

( 悲鳴 ) ひめい

やめろ …  やめて くれ !!

コンニャロウ …  影 分身 の 術 ! |かげ|ぶんしん||じゅつ

ほう …  珍しい 術 を 使う な 。 |めずらしい|じゅつ||つかう|

いく ぞ !!

螺旋 丸 ! らせん|まる

なに !?

ナルト !

だから   余計な こと は する な と 言った んだ …。 |よけいな||||||いった|

頼み ます ! 村 の 仲間 たち の 命 だけ は …。 たのみ||むら||なかま|||いのち||

そう は   いく か 。

これ が お前たち と の 約束 だ から な 。 ||おまえたち|||やくそく|||

( タニシ ) お 願い です … 仲間 を …  みんな を 助けて ! たにし||ねがい||なかま||||たすけて

クククク …。

タニシ   頼む 相手 を 間違って おる のう 。 たにし|たのむ|あいて||まちがって||

わし ら が 来 ず と も   同じ こと よ 。 |||らい||||おなじ||

あやつ が   いつか 人質 を 返す と 思える の か ? |||ひとじち||かえす||おもえる||

スクネ を …  親父 を 思い出せ 。 なぜ 戦った の か 考えろ ! ||おやじ||おもいだせ||たたかった|||かんがえろ

親父 の 死 を   ムダ 死に だ と 思う なら いつまでも   この 村 は 救わ れ ん ぞ ! おやじ||し||むだ|しに|||おもう||||むら||すくわ|||

プハッ …。

エロ 仙人   檻 の みんな を 助けて くれ ! |せんにん|おり||||たすけて|

おう !  任せ とけ 。 |まかせ|

さ せる か !

おっと っと …。

お前 の 相手 は   こっち だ ! おまえ||あいて|||

《 火   炎 弾 !》 ひ|えん|たま

いい ぞ 。  こっち は 大丈夫だ 。 ||||だいじょうぶだ

よっ しゃ !  影 分身 の 術 。 ||かげ|ぶんしん||じゅつ

まだ 向かって くる 気 か ? |むかって||き|

自分 の 力 を わかって い ない   バカな ヤツ め 。 じぶん||ちから|||||ばかな|やつ|

うる せ ぇ !! オメエ みたいな 卑怯 な ヤツ は → |||||ひきょう||やつ|

ぶ っ 飛ばさ なきゃ 気 が すま ねえ んだ よ ! ||とばさ||き|||||

フン   負けおしみ を 。  螺貝 槍 ! ふん|まけおしみ||ねじかい|やり

螺旋 丸 ! らせん|まる

螺貝 鞭 ! ねじかい|むち

うわ っ !

諦めろ   木 ノ 葉 の 者 よ 。 あきらめろ|き||は||もの|

あっ …。

う っ …  いや …  まだまだ だ …。

俺 は   テメエ を   ぶ っ 飛ばす まで ぜ って ぇ 諦め ねえ 。 おれ||||||とばす|||||あきらめ|

自分 で 言った こと を 曲げ ち まったら → じぶん||いった|||まげ||

自分 じゃ なく な っち まう から な 。 じぶん|||||||

ムダ だ 。 むだ|

うわ っ !

クソ …。 くそ

螺貝 槍 ! ねじかい|やり

うわ っ !!

これ しき …。

うわ っ !

まだまだ …  だって ば よ …。

なんで …。

なぜ だ …。

この 村 は … お前たち に は 渡せ ねえ !! |むら||おまえたち|||わたせ|

ぐ っ …  グハッ …。

なぜ な んだ !

ハア …  ハア …。

かなわ ぬ 相手 に   がむしゃらに 向かって くる だけ と は   バカな ヤツ だ 。 ||あいて|||むかって|||||ばかな|やつ|

ああ   それ が   バカ だって 言う ん なら 俺 は   バカで いい 。 |||ばか||いう|||おれ||ばかで|

俺 は   こう と 決めたら 諦め ねえ 大 バカ もん だ 。 おれ||||きめたら|あきらめ||だい|ばか||

親父 の 死 を ムダ 死に だ と 思う なら → おやじ||し||むだ|しに|||おもう|

いつまでも この 村 は 救わ れ ん ぞ ! ||むら||すくわ|||

クソ …  クソ …  クソ ! くそ|くそ|くそ

お …  おい …。

俺 は …  俺 は …  俺 は …。 おれ||おれ||おれ|

タニシ !  みんな を 安全な ところ に 連れて くんだ 。 たにし|||あんぜんな|||つれて|

それ くらい なら   でき んだ ろ !

あの 野郎 は   ぜ って ぇ 俺 が 倒す 。 |やろう|||||おれ||たおす

何 して る !  早く 行け !! なん|||はやく|いけ

あ …  ああ …。

タニシ   何 を する つもりだ ? みんな を 助ける 。 たにし|なん||||||たすける

カンダチ 様 に 逆らう つもり か !? |さま||さからう||

従って たって   ただ 生かさ れて た だけ じゃ ねえ か ! したがって|||いかさ||||||

よくぞ 言う た 。 それ で こそ   スクネ さん の 子 だ 。 |いう||||||||こ|

あと は   お前 に 任せた ぞ 。 はい ! ||おまえ||まかせた||

さあ   みんな 。  今   助ける から な 。 ||いま|たすける||

う っ …  う う っ …。

った く …  どう なって も 知ら ん ぞ 。 |||||しら||

せ ~ の !

待た せた のう   カンダチ 。 また|||

暇つぶし に は   コイツ は もの足りなかった が のう 。 ひまつぶし|||||ものたりなかった||

フン …  大丈夫 か ?  ナルト 。 ふん|だいじょうぶ||

ああ   まだまだ …  いける って ば よ 。

さあ   こっち だ 。

忍法   針 地蔵 。 にんぽう|はり|じぞう

なに !?

わし は   援護 に 回る 。 ナルト   お前 が 決着 を つけろ 。 ||えんご||まわる||おまえ||けっちゃく||

借り は 返さ ねば のう 。 おう ! かり||かえさ|||

ソイツ が   俺 に 勝てる わけない だろう 。 2 人 そろって   大 バカ 者 だ な 。 ||おれ||かてる|||じん||だい|ばか|もの||

ならば   とっておき の 術 で 始末 して やる ! |||じゅつ||しまつ||

水 幻 術   霧 幻 魔 牢 ! すい|まぼろし|じゅつ|きり|まぼろし|ま|ろう

なんだ ?

な …  な …  なんと …。

エロ 仙人 !  どう なって …。 |せんにん||

クソ !! くそ

手 …  手 が …。 て|て|

それでは   印 も 結べ まい 。 |いん||むすべ|

《 ダメだ …。 だめだ

体 が …  まるで 動か ねえ …》 からだ|||うごか|

なんか 盛り上がって きた って ば よ ! |もりあがって||||

3 つ 目 の プレゼント 用 キーワード を 発表 する ぜ 。 |め||ぷれぜんと|よう|きーわーど||はっぴょう||

ちゃんと 聞い とけよ ! 3 つ 目 の キーワード は …。 |ききい|||め||きーわーど|

もう 少し だ 。  みんな 急いで くれ 。 |すこし|||いそいで|

どう しち まったん だ   アイツ ら …。

カンダチ 様 。 |さま

ヤツ ら は   貝 螺王 の 吐く 息 に あたり 幻 術 に 落ちて いる 。 やつ|||かい|ねじおう||はく|いき|||まぼろし|じゅつ||おちて|

トドメ は   我々 が …。 ||われわれ|

まあ   待て 。 しかし …。 |まて|

俺 たち が   この 地 を 選んだ の は → おれ||||ち||えらんだ||

この 沼 を とりまく 樹海 の 特別な 磁場 が → |ぬま|||じゅかい||とくべつな|じば|

貝 螺王 の 幻 術 を   更に 強力な もの に して くれて いる から だ 。 かい|ねじおう||まぼろし|じゅつ||さらに|きょうりょくな|||||||

いくら 自 来 也 と は いえ   簡単に この 幻 術 を 解く こと は でき ない 。 |じ|らい|や||||かんたんに||まぼろし|じゅつ||とく||||

しかも   これ から 2 人 は → |||じん|

身動き の 取れ ない 状態 で 恐怖 に 襲わ れる 。 みうごき||とれ||じょうたい||きょうふ||おそわ|

精神 崩壊 を 起こす の も 時間 の 問題 だろう 。 せいしん|ほうかい||おこす|||じかん||もんだい|

《 ぐ っ …》

《 クッソ …  動け ねえ 》 |うごけ|

それ より   お前たち は → ||おまえたち|

逃げた 村人 たち を 捕らえて こい 。 はっ ! にげた|むらびと|||とらえて||

ここ なら ヤツ ら に 見つから ない だろう 。 ||やつ|||みつから||

俺 が 帰る まで 待って いて くれ 。 おれ||かえる||まって||

お 兄ちゃん   どこ 行く の ? |にいちゃん||いく|

まさか   オメエ … 今度 こそ 殺さ れ ち まう ぞ ! ||こんど||ころさ||||

わかった んだ   俺 。 ||おれ

逃げて る だけ じゃ   ダメ だって 。 にげて||||だめ|

あんな バケモノ 相手 に   バカ か オメエ ! ||あいて||ばか||

バカ ? ばか

俺 は   こう と 決めたら 諦め ねえ   大 バカ もん だ ! おれ||||きめたら|あきらめ||だい|ばか||

ああ   俺 は バカで いい 。 |おれ||ばかで|

自分 で 言った こと を 曲げ ち まったら → じぶん||いった|||まげ||

自分 じゃ なく な っち まう から な ! じぶん|||||||

木 ノ 葉 の アイツ が 教えて くれた 。 き||は||||おしえて|

きっと 父ちゃん も 同じ 気持 だった んだ 。 |とうちゃん||おなじ|きもち||

ヤツ ら の 言いなり に なって たら 自分 を 見失 っち まう 。 やつ|||いいなり||||じぶん||みうしな||

よく 言った   タニシ 。 |いった|たにし

母ちゃん 。 オメエ   や っぱ   スクネ さん の 子 だ な 。 かあちゃん|||||||こ||

みんな を 頼み ます 。 わかった 。 ||たのみ||

気 を つける んだ よ ! ああ ! き|||||

うん !?  な …  何 だ ? ||なん|

わし ら は   今 ヤツ の 幻 術 の 中 に いた 。 |||いま|やつ||まぼろし|じゅつ||なか||

ん ~  ゲホッ !

ブヘッ !  ナルト   トウガラシ 弾 だ 少し 目 を 閉じて ろ 。 ||とうがらし|たま||すこし|め||とじて|

バカな …  幻 術 を 破った だ と !? ばかな|まぼろし|じゅつ||やぶった||

か っ …  から っ !  ペッ   ペッ   ペッ !

ナルト !  しっかり しろ !

お前 !  なんで 逃げ なかった んだ !? おまえ||にげ||

俺 も   オメエ みて ぇな 大 バカに なり たく って な ! おれ|||||だい|ばかに||||

ハハッ   上等だ ! |じょうとうだ

あと は   俺 に 任せ と けって ば よ ! ||おれ||まかせ||||

なら   あの で かい の は お前 ひと り で 決着 を つけろ の う 。 ||||||おまえ||||けっちゃく||||

えっ !?

影 分身 !? かげ|ぶんしん

なに !  俺 の 幻 術 から どう やって 逃れた ? |おれ||まぼろし|じゅつ||||のがれた

( 自 来 也 ) なぁ に 幻 術 に かかった の は → じ|らい|や|||まぼろし|じゅつ||||

初め から   分 身体 の ほう で の う 。 はじめ||ぶん|からだ|||||

エロ 仙人 ! |せんにん

ナルト   チャクラ は 残って おる か ? |||のこって||

ああ !  まだまだ あり余って る って ば よ ! ||ありあまって||||

まず   で かい の を やる ぞ !

ああ   だけど 螺旋 丸 は ヤツ に は 効か ねえ って ば よ ! ||らせん|まる||やつ|||きか||||

失敗 作 だ 。  修業 の とき を 思い出せ 。 しっぱい|さく||しゅぎょう||||おもいだせ

ガマ 力 さん を 吹き飛ばした 巨大な 乱 回転 なら → がま|ちから|||ふきとばした|きょだいな|らん|かいてん|

大きな 螺旋 丸 が 作れる はずだ ! おおきな|らせん|まる||つくれる|

そ っか !  よ ~ し !

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

いく ぞ ! おう !

なんだ   本気 か ? |ほんき|

その 術 は   貝 螺王 に は 効か ない ぞ 。 |じゅつ||かい|ねじおう|||きか||

《 クッソ …  あの とき の 乱 回転 を 体 の 外 で …》 ||||らん|かいてん||からだ||がい|

諦め の 悪い 大 バカ 野郎 まずは   お前 から だ ! あきらめ||わるい|だい|ばか|やろう||おまえ||

どう だ !?  いけ そう か ?

もう 少し …  もう 少し 時間 を くれ ! |すこし||すこし|じかん||

よ ~ し   足止め を する ぞ 。 ||あしどめ|||

乱 獅子 髪 の 術 ! らん|しし|かみ||じゅつ

うん !

フン   いつまで 持ちこたえ られる か な 。 ふん||もちこたえ|||

《 くっ …  急げ 》 |いそげ

そろそろ 疲れて きた か ? |つかれて||

《 ナルト !》

な   なんだ   あれ は !?

あ …。

エロ 仙人 。 おう ! |せんにん|

クソ ! くそ

はじき 返せ ! |かえせ

は あ ~!

ああ ~!

いく ぞ !

大玉 螺旋 丸 ! おおたま|らせん|まる

ぐ ぅ …。

よく やった 。

なんで …  なんで 人質 を とって 村 を 支配 しよう と して た んだ ? ||ひとじち|||むら||しはい|||||

みんな に 頼んで かくまって もらえりゃ → ||たのんで||

それ で 済む こった ろ ! ||すむ||

他人 を 信用 する ほど → たにん||しんよう||

この 雨 隠れ の カンダチ   バカで は ない 。 |あめ|かくれ|||ばかで||

バカに なれれば もっと 楽だったろう に な ! ばかに|||らくだったろう||

やった …。

父さん 村 に 静けさ が 戻って き ました よ 。 とうさん|むら||しずけさ||もどって|||

また   これ から 樹海 の 力 が → |||じゅかい||ちから|

私 たち を 守って くれる こと でしょう 。 わたくし|||まもって|||

父ちゃん 母ちゃん と 村 の みんな は → とうちゃん|かあちゃん||むら|||

父ちゃん と 同じ ように 俺 が   絶対 守って み せる 。 とうちゃん||おなじ|よう に|おれ||ぜったい|まもって||

わし ら に 知ら れて しまった 以上 → |||しら|||いじょう

もう 雨 隠れ の ヤツ ら が → |あめ|かくれ||やつ||

この 村 に 戻って くる こと は ない だろう 。 |むら||もどって|||||

これ で   スクネ さん へ の 一 宿 一 飯 の 恩義 は 返せた かのう 。 ||||||ひと|やど|ひと|めし||おんぎ||かえせた|

本当に ありがとう ございました 。 ほんとうに||

礼 を 言う の は こっち だって ば よ 。 れい||いう||||||

あの 時 タニシ が 来て くん なかったら → |じ|たにし||きて||

幻 術 の 中 で やられて た かも しん ねえ から な 。 まぼろし|じゅつ||なか||||||||

エヘヘヘ   ま ぁね 。

いて っ ! すぐに 調子 に 乗って 。 |||ちょうし||のって

バカだ ねぇ   この 子 は 。 エヘヘヘ 。 ばかだ|||こ||

《 ミナト よ 。 みなと|

ナルト は   成長 して おる ぞ 。 ||せいちょう|||

わし が 思って た 以上 に な 。 ||おもって||いじょう||

わし に も お前 に も 負け ない くらい の → |||おまえ|||まけ|||

諦め ない ド 根性 を 持って おる 》 あきらめ|||こんじょう||もって|

ミナト : 先生 を   師匠 を 超え 親父 の ように 思って い ました 。 みなと|せんせい||ししょう||こえ|おやじ||よう に|おもって||

この 子 も   先生 を 身内 の ように 慕って くれる でしょう |こ||せんせい||みうち||よう に|したって||

そう する と   さしずめ ナルト は →

わし の 孫 って とこ かのう 。 ||まご|||

何   さっき から ブツブツ 言って んだ ?  エロ 仙人 。 なん|||ぶつぶつ|いって|||せんにん

うん ?  あぁ   いや …。 孫 の お前 に だ な …。 |||まご||おまえ|||

孫 の お前 ?  何 言って んだ !? まご||おまえ|なん|いって|

ボケ ち まったん じゃ ねえ の か ?

いやいや   そう 言わ ず に も そっと   こっち へ 寄れ 。 ||いわ|||||||よれ

孫 よ ! わ ~  なんだ !? まご|||

気持 悪い から   ベタベタ す んな よ ! きもち|わるい||べたべた|||

ちょっと   あっ ち 行けよ   エロ 仙人 ! |||いけよ||せんにん

ま ぁま ぁ   そう 言わ ず に のう 。 ||||いわ|||

よ ぉ   みんな !

俺 の 活躍   楽しんで くれた かな ? おれ||かつやく|たのしんで||

4 つ 目 の プレゼント 用 キーワード の 発表 だって ば よ 。 |め||ぷれぜんと|よう|きーわーど||はっぴょう|||

最後 の キーワード は …。 さいご||きーわーど|

クフフフ …。

まだ かな   まだ かな ~?

う ~ ん 。

あん ?  あれ ?

あっ   ああ ! 消えちゃ った じゃ ん よ 。 ||きえちゃ||||

エロ 仙人   火 遁 の 術 で 火 を つけ なおして くれ って ば よ 。 |せんにん|ひ|とん||じゅつ||ひ|||なお して||||

う ~ ん 。

なぁ なぁ ! これ じゃ 生 焼け で 食え ねえ よ ! ||||せい|やけ||くえ||

ちょっと 待て のう 。 |まて|

今   アイデア が 出 そうな ところ だ から のう 。 いま|あいであ||だ|そう な||||

そんな の メシ 食って から で いい だ ろ ! ||めし|くって|||||

俺 って ば 修業 で 腹 ペコ なんだか んな 。 おれ|||しゅぎょう||はら|||

えっ と   この キャラクター は …。 ( お腹 が 鳴る 音 ) |||きゃらくたー||おなか||なる|おと

火 !  火 !  火 !  火 ! 火 を つけろ ぉ ! ひ|ひ|ひ|ひ|ひ|||

だ あぁ ~!

せっかく の イメージ を つかみ 損ねた で は ない か ! ||いめーじ|||そこねた||||

わし の 傑作 を 台なしに する 気 か !? ||けっさく||だいなしに||き|

なんだ と !? どうせ   売れ もし ねえ → |||うれ||

ろく でも ねえ 本 ばっ か 書いて んだ から さ ! |||ほん|||かいて|||

そんな クソ 本 よか メシ の ほう が 大切だ ! |くそ|ほん||めし||||たいせつだ

ああ ?  ああ ? よくも 言い よった な   ナルト ! |||いい|||

わし の 本 を バカに した お前 なんか の 言う こと など 聞いて やら ん ! ||ほん||ばかに||おまえ|||いう|||きいて||

師匠 を バカに した 罰 と して メシ は 抜き ! ししょう||ばかに||ばち|||めし||ぬき

会話   終わり ! かいわ|おわり

わし は   集中 モード に 入る 。 ||しゅうちゅう|もーど||はいる

もう   話しかけて も 知ら ん ぞ 。 |はなしかけて||しら||

クソ ~!  こう なったら …。 くそ||

フン   お前 ごとき の 忍術 な ん ぞ 。 ふん|おまえ|||にんじゅつ|||

あ ~ ん   エロ 仙人 様 ! 火 を つけて   あ ~ ん ! |||せんにん|さま|ひ||||

ん …  ぬ お ぉ !

火 遁 !  龍 火 の 術 ! ひ|とん|りゅう|ひ||じゅつ

あ ~ ん   一 発 で こんがり ! ||ひと|はつ||

《 ぬ ぅ … つい 張り切り すぎて しまった …》 |||はりきり||

やった   やった !

《 惜しい …  いや   実に 惜しい ! おしい||じつに|おしい

あと 少し で   わし の 本 に 出て くる ヒロイン の イメージ に   ピッタリ なんだ が のう 》 |すこし||||ほん||でて||ひろいん||いめーじ||ぴったり|||

いただき ま ~ す !

ちょっと 待て   ナルト 。 あん ? |まて||

お前 の 要望 どおり 火 を つけた 代わり に → おまえ||ようぼう||ひ|||かわり|

今度 は   お前 が → こんど||おまえ|

わし の 作家 魂 に 火 を つけて くれ ん かのう ? ||さっか|たましい||ひ|||||

なに  「 わし って ば うまい 事 言った 」 みたいな 顔 して → |||||こと|いった||かお|

かっこ つけて ん だって ば よ 。

どうせ   ろく で も ない 本 の くせ に … 仕方 ねえ な 。 |||||ほん||||しかた||

T バック   T バック ! t|ばっく|t|ばっく

T バック ?  何 だって ば よ   それ ? t|ばっく|なん||||

T バック ! T の 字 みたいに お 尻 に 食い込んだ 。 t|ばっく|t||あざ|||しり||くいこんだ

ほら   お前 も 知 っと る だ ろ ? |おまえ||ち||||

ほら   グイッ と !  のう ?

あっ   あれ ね 。 ケツ に 食い込んで る   あれ だ ろ ? |||||くいこんで||||

おお   わかって る のう ! 《 声 で け え な 》 ||||こえ||||

じゃ   やる って ば よ 。 カモーン   T バック ! ||||||t|ばっく

カモーン   T バック ! |t|ばっく

ムハハハ …。

う お ぉ ~!

はっ !  ドスコイ !

ぬ お ぉ ~!

しかし   こんな の が 見 たい なんて エロ 仙人 も   ホント   変わって る って ば 。 ||||み||||せんにん||ほんと|かわって|||

違う 。 はっ ? ちがう|

それ は   まわし !

しかも   相撲 取り じゃ なくて きれいな 姉ちゃん 。 |すもう|とり||||ねえちゃん

T バック   T バック   T バック ! T バック は いた 姉ちゃん 出せ の う ! t|ばっく|t|ばっく|t|ばっく|t|ばっく|||ねえちゃん|だせ||

だ ぁ ~  もう   う っ さい !

お っ さん が   大声 で T バック T バック 言い過ぎ なん だって 。 ||||おおごえ||t|ばっく|t|ばっく|いいすぎ||

T !

KO !  ドスコイ   ドスコイ ! ko||

( くも じい ) もしもし   そこ の あなた たま に は

空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は   どう じゃ ろう ? から||にっぽん||ながめて||||||||

今日 は   豪華 2 本 立て 。 きょう||ごうか|ほん|たて

絶景   紅葉 ローカル 鉄道 スペシャル 。 ぜっけい|こうよう|ろーかる|てつどう|すぺしゃる

秩父 鉄道 と   わら たせ 渓谷 鐡道 の 上 を 飛んで いく ぞ 。 ちちぶ|てつどう||||けいこく|てつどう||うえ||とんで||

( くも み ) いい です ね 。

この 季節   紅葉 も きれいです ね 。 うむ 。 |きせつ|こうよう||||

紅葉 も バッチグー じゃ が こうよう||||