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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 190 - ナルトと老兵

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 190 - ナルト と 老 兵

( コスケ ) おもしろい で す のう … うずまき ナルト と いう 小僧 は 。

この 里 の 危機 を なんとか して くれ ました わ 。

~ ハヤマ : 今日 隊 を 率いる ハヤマ だ 。 よろしく 諸君 。 ( テクノ ) 任務 待って たっす よ ハヤマ 隊長 。

( ナルト ) う ~ っす !

あの なぁ じいちゃん 俺 たち 今 任務 の 前 の 作戦 会議 だ から →

邪魔な んで ほら あっ ち あっ ち !

( ハヤマ ) ナルト 。 うん ?

( ハヤマ ) その 人 も この 隊 の メンバー だ 。

い ぃ ~ っ !?

この じいちゃん も 忍者 !? ( コスケ ) ハッハッハ …。

( テクノ ) 万 年 下 忍 の コスケ の こと お前 知ら ない の か ?

万 年 下 忍 ?

何 年 やって る ?

今年 で 50 年 に なり ます な はい 。

50 年 !? ある 意味 す っげ ~。

ハヤマ 隊長 もう 少し マシ な 下 忍 は い なかった んです か ?

コスケ さん は 俺 が 頼んで 入れて もらった 。

何かと 助かる 人 だ と 聞いて いる 。

俺 は !? 俺 は !?

( ハヤマ ) 特に 頼んで い ない 。

もう 一 人 下 忍 を と 申請 したら お前 だった 。

任務 は 北 の 国境 パトロール だ 。

パトロール ? ハッ ! のんきな 任務 だって ば よ 。

( ハヤマ ) そうだ 。 何も なければ C ランク の ラク な 任務 だ 。

だが 今 何も ない わけ が ない と いう こと で 我々 が 派遣 さ れる 。

木 ノ 葉 崩し の 後 だ 。 他国 の 忍 が 見逃す わけ が ない って こと っす ね 。

( ハヤマ ) その とおり だ テクノ 。

そして 我々 の 任務 は 敵 に 対する 牽制 で も ある 。

木 ノ 葉 の 忍 は →

警戒 を 怠って は い ない と いう こと を 示す のだ 。

な ~ ん も わかん ねえ って ば よ !

ハッハッハ … きのこ が 見つかり まして のう 。

だ ~ っ ! ちょっと じいちゃん !

その あたり は ちらかしたら ダメ だって ば よ !

敵 の 足跡 を 調べろ って ハヤマ 隊長 が 言って た ろ !

この 周囲 に 敵 の 痕跡 は ない 。 です な 。

です な って … じいちゃん きのこ 採って た だけ じゃ ねぇ か 。

罠 の 設置 終わった っす 。

コスケ さん 野営 に 適した 場所 は あり ませ ん か ?

は いはい 。

この あたり なら 二 代 目 様 の 洞窟 が 近い でしょう 。

二 代 目 ?

二 代 目 火影 様 の 配下 と して →

この あたり に 来た とき に 見つけた 洞窟 です 。

いつ の 時代 の 話 だ よ 。

下 忍 も 50 年 やって おり ます と な →

歴代 の 達人 と の 任務 も いろいろ あり まして のう 。

三 忍 と 称え られた 自 来 也様 と か →

白い 牙 と 呼ば れた サクモ 様 ら が 若い 頃 →

一緒に なった こと も あり ます なぁ はい 。

話 が すご すぎて ウソ くせ えよ 。

ナルト 君 それ で カニ と か 魚 と か 捕まえて くれ ん かのう 。

ダメ ! 俺 は 流れて くる もん を 調べる 係 だって ば よ 。

ついで じゃ つい で 。

ダメ だって ば よ !

敵 の 痕跡 が 流れて こ ない か 見つける んだ って →

隊長 が そう 言って … ん ?

おお っ !?

おお やる のう 。

罠 の 設置 終わった っす 。

あっ うま そうな 匂い 。

うめ ぇ !

確かに うめ ぇ ! ( コスケ ) ホッ ホッ ホッ 。

どれ わし は 寝床 を こしらえて き ます か 。

コスケ さん が いる と 助かる だろう 。

ホント 便利 っす ね 。

《 俺 だって 魚 捕った んだ かんな 》

貴 様 このまま 一生 を 下 忍 の まま で おくる 気 か ?

どう です ? あ … いえ なにも 。

敵 が 来 ない なら それ に こした こと は あり ませ ん 。

見張り を 交代 し ましょう 。

ふ ぁ …。 寝る な よ 。

寝て ねえ って ば よ !

ああ もう ! じいちゃん ダメ だって ば よ 。

この 辺り に は 敵 は おら ん よ 。

なんで そんな こと が わかん だ よ 。

ほれ この 鳥 。

人 の 気配 に まったく 警戒 して おら なんだ 。

うめ え !

うめ え な これ !

あ ~ そう か よかった よかった 。

~ たしか この あたり の はずです が 。 昔 三 代 目 と 一緒に 見つけた 泉 です 。

( テクノ ) いつ の 時代 の 話 だ よ 。

ここ で 三 代 目 から お 叱り を 受け ました わ 。

えっ 三 代 目 の じいちゃん から ?

どんな ?

火 の 意志 は ない の か と 問わ れ まして のう 。

火 の 意志 ?

隊長 。 風 が 変わった 警戒 態勢 に 入る 。

お前 ら どこ の 忍 だ ?

答え なければ 火 の 国 へ の 敵対 行為 と みなし このまま …。

テクノ 吹き飛ばせ 。

まだ 20 人 以上 は いる ようだ 。

小 隊 に よる 偵察 行動 … なんて もんじゃ ない っす ね 。

ハヤマ 様 。

挟ま れた って ば よ 。 左右 は 陽動 上 だ 。

真空 剣 !

~ 作戦 を 変更 する 。 木 ノ 葉 の 里 へ 1 人 でも 逃げ 帰り この こと を 報告 しろ 。

隊長 ! テクノ 指揮 を とれ 。

はい 。 行く ぞ 。

さ ぁ ナルト 君 。

《 土 ?》

~ 木 ノ 葉 上 忍 白雲 ハヤマ 。 お前たち ただ で は 帰れ ぬ と 思え !

隊長 1 人 で 大丈夫な の か よ 。 俺 は 信じて る ぜ 。

敵 は かなり の 数 の ようです な 。

隊長 が 引きつけて も なお こっち に 戦力 を 割ける の か ?

どう する よ テクノ の あん ちゃん !

時間 を 稼げれば 第 二 警戒 ライン の 中 に 逃げ こめる んだ が …。

時間 だ な 。 任せろ って ば よ 。 多重 影 分身 の 術 !

いけ ~!

あ … あぁ ~! どうした ? ナルト 君 。

俺 の 影 分身 が もう みんな やられた !

敵 は すぐ そば だって ば よ !

2 人 は 先 に 行け 。 だけど …。

お前 ら じゃ 足止め に も なら ねえ や !

テクノ の あん ちゃん !

行け !

かかって こい や !

また 足 の 速い 忍 を 集めた もの だ のう 。

うわ っ !

( コスケ ) 木 ノ 葉 流 …。

柳 。

~ う っ ! 強 ぇ …。 じいちゃん ! なんだ よ ? さっき の 術 。

下 忍 も 50 年 やって おれば この くらい は な 。

んな わけ ねえ だ ろ ! さっき の が 下 忍 の 術 の はず が ねえ 。

ホホホ … ナルト 君 の 影 分身 だって 下 忍 の 術 で は ない じゃ ろう ?

そりゃ いろいろ あって …。

わし も 昔 いろいろ あって のう 。 えっ ?

コスケ : 俺 の … 俺 の せい な んだ 。

( コスケ ) 俺 の …。

忍 に 死 は つきもの だ 。 お前 だけ の 責任 で は ない 。

2 人 が 死んだ の は 俺 が 無 茶 な 命令 を 出した から だ !

俺 が 中 忍 に なり たくて 功 を 焦った から …

~ ナルト 君 ね 君 1 人 で 里 に 事態 を 伝えて くれ ん か 。 えっ ?

そんで じいちゃん は ?

ヤツ ら に 木 ノ 葉 の 戦力 が 落ちて は おら ぬ と いう こと を →

見せて やら ねば のう 。 そんだったら 俺 も …。

誰 か が 里 に 伝え ねば なら ん 。

行く んじゃ 。

頼んだ よ ナルト 君 。

~ 土 土 柱 爆 ! 爆 !

生涯 下 忍 で いる と いう 決意 は わかった 。

しかし 緩む こと は 許さ ん 。

来い 。 俺 の 術 を 叩き込んで やる

水 水 陣 壁 。

岩 雪崩 の 陣 !

《 手 裏 剣 影 分身 の 術 !》

う っ … ああ っ …。

ぎ … 義足 …。

辛 そう ね お じいちゃん 。

ハア … ハア … ハア …。

まったく 手間 を かけ させて 。

手間 ? 手間 だ と ?

下 忍 たち を 捨て石 に し おって 。

これ が 貴 様 ら の やり 方 か !

命令 さ れれば 命 も 捨てる 。 それ が 下 忍 の 有り様 でしょう ?

お じいちゃん だって 部下 を 2 人 足止め に 使った じゃ ない 。

クッ … クックックックッ …。

足止め を して くださった お 二 人 が 上 忍 じゃ よ 。

我ら が 下 忍 を 逃がす ため に のう 。

な っ …。

木 ノ 葉 に は 下 の 者 を 使い捨て に する ような 忍 など →

1 人 も おら ん わ !!

げ … 下 忍 に 我ら が ここ まで やられた だ と ?

許せ ない … 許さ れる こと で は ない !

ラク に 死ねる と は 思わ ないで ね 。

その 体 …。

寸 刻み に 刻んで あげる 。

死んだ 仲間 へ の 償い なら もう 十分だろう ?

コスケ 上 忍 に なれ 。

ですが 三 代 目 … 俺 は まだ …。

ならば 今後 は 下 忍 に 見合った 軽い 任務 しか 与え ん 。

わし の 目 の 黒い うち は 死に に 行く ような マネ は さ せ ん 。

お前 も 木 ノ 葉 の 忍 なら 火 の 意志 を 持て 。

その 命 ムダ に 燃やす な

《 二 代 目 三 代 目 … わし に も 火 の 意志 は あり ました かのう …》

ナルト 君 どうして ?

逃げる 必要 なんか ねえ 。 な っ …。

俺 は こんな ところ で 死な ねえ から な 。

なに を …。

俺 は … 火影 に なる !

あっ ! 火影 に なる 男 が →

仲間 が 自分 の ため に 死ぬ の を 許す わけに は いか ねえ !

まったく ムチャ なんだ から 。 うわ ぁ ~!

そりゃ あ 痛い でしょう よ 。

もう 二度と し ないで ください よ 。

俺 は 仲間 が 俺 の ため に 死ぬ の は 許さ ない

フフフフフッ 。

わし の 目 の 黒い うち は 死に に 行く ような 真似 は させ ん !

償い は 生き抜いた その先 で しろ

じいちゃん ?

わし は まだまだ 死ね ん らしい 。

ちょっと ! アンタ ら いい加減に …。

これ が 木 ノ 葉 の 忍 じゃ ! あぁ !?

キサマ など に 木 ノ 葉 は 散らせ やせん !

散れ よ じ じい ! 散らん わ !

土 土 石 龍 !

水 水 龍 弾 !

( コスケ ) ナルト 君 。 はい !

ハハハハ …。

《 蛙 の 子 は 蛙 と いう こと かのう 》

俺 は 火影 に なる !

ハヤマ 隊長 と テクノ 君 を 迎え に 行か ねば な 。

おう !

( テクノ ) そこ に 迫り 来る 敵 の 忍 たち !

そして 俺 は 里 を 救った 木 ノ 葉 の 英雄 に 向かって →

叫んだ んだ !

いけ ! ここ は 任せろ ! って な 。

話 が すご すぎて ウソ くせ ぇよ 。

ハヤマ 隊長 何とか 言って ください よ 。

ああ そう だ な 。 もう !

ハッハッハ 。

《 コスケ : いい 子 を 残さ れ ました のう 四 代 目 》

( くも じい ) もしもし ? そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?

今回 は 東急 大井 町 線 の 摩 訶 不思議な もの や →

更に は この 時期 ならでは の →

冬 の イルミネーション も たっぷり と 見て いく ぞ 。

( くも み ) あれ ? これ は もし かして 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 190 - ナルト と 老 兵 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|||ろう|つわもの Naruto Shippuden - Season 9 - 190 - Naruto and the Old Soldier

( コスケ ) おもしろい で す のう … うずまき ナルト と いう 小僧 は 。 |||||||||こぞう|

この 里 の 危機 を なんとか して くれ ました わ 。 |さと||きき||||||

~ ハヤマ : 今日   隊 を 率いる   ハヤマ だ 。 よろしく   諸君 。 |きょう|たい||ひきいる||||しょくん ( テクノ ) 任務 待って たっす よ ハヤマ 隊長 。 てくの|にんむ|まって||||たいちょう

( ナルト ) う ~ っす !

あの なぁ   じいちゃん   俺 たち 今 任務 の 前 の 作戦 会議 だ から → |||おれ||いま|にんむ||ぜん||さくせん|かいぎ||

邪魔な んで   ほら   あっ ち   あっ ち ! じゃまな||||||

( ハヤマ ) ナルト 。 うん ?

( ハヤマ ) その 人 も   この 隊 の メンバー だ 。 ||じん|||たい||めんばー|

い ぃ ~ っ !?

この じいちゃん も 忍者 !? ( コスケ ) ハッハッハ …。 |||にんじゃ||

( テクノ ) 万 年 下 忍 の コスケ の こと お前   知ら ない の か ? てくの|よろず|とし|した|おし|||||おまえ|しら|||

万 年 下 忍 ? よろず|とし|した|おし

何 年 やって る ? なん|とし||

今年 で  50 年 に なり ます な   はい 。 ことし||とし|||||

50 年 !?  ある 意味   す っげ ~。 とし||いみ||

ハヤマ 隊長   もう 少し マシ な 下 忍 は い なかった んです か ? |たいちょう||すこし|||した|おし||||ん です|

コスケ さん は   俺 が 頼んで 入れて もらった 。 |||おれ||たのんで|いれて|

何かと 助かる 人 だ と 聞いて いる 。 なにかと|たすかる|じん|||きいて|

俺 は !?  俺 は !? おれ||おれ|

( ハヤマ ) 特に 頼んで い ない 。 |とくに|たのんで||

もう 一 人   下 忍 を と 申請 したら お前 だった 。 |ひと|じん|した|おし|||しんせい||おまえ|

任務 は   北 の 国境 パトロール だ 。 にんむ||きた||くにざかい|ぱとろーる|

パトロール ?  ハッ ! のんきな 任務 だって ば よ 。 ぱとろーる|||にんむ|||

( ハヤマ ) そうだ 。  何も なければ C ランク の ラク な 任務 だ 。 |そう だ|なにも||c|らんく||||にんむ|

だが 今   何も ない わけ が ない と いう こと で   我々 が 派遣 さ れる 。 |いま|なにも|||||||||われわれ||はけん||

木 ノ 葉 崩し の 後 だ 。  他国 の 忍 が 見逃す わけ が ない って こと っす ね 。 き||は|くずし||あと||たこく||おし||みのがす|||||||

( ハヤマ ) その とおり だ   テクノ 。 ||||てくの

そして   我々 の 任務 は 敵 に 対する 牽制 で も ある 。 |われわれ||にんむ||てき||たいする|けんせい|||

木 ノ 葉 の 忍 は → き||は||おし|

警戒 を 怠って は い ない と いう こと を 示す のだ 。 けいかい||おこたって||||||||しめす|

な ~ ん も   わかん ねえ って ば よ !

ハッハッハ …  きのこ が 見つかり まして のう 。 |||みつかり||

だ ~ っ !  ちょっと   じいちゃん !

その あたり は   ちらかしたら ダメ だって ば よ ! ||||だめ|||

敵 の 足跡 を 調べろ って ハヤマ 隊長 が 言って た ろ ! てき||あしあと||しらべろ|||たいちょう||いって||

この 周囲 に   敵 の 痕跡 は ない 。 です な 。 |しゅうい||てき||こんせき||||

です な   って …  じいちゃん きのこ 採って た だけ じゃ ねぇ か 。 |||||とって|||||

罠 の 設置   終わった っす 。 わな||せっち|おわった|

コスケ さん   野営 に 適した 場所 は あり ませ ん か ? ||やえい||てきした|ばしょ|||||

は いはい 。

この あたり なら 二 代 目 様 の 洞窟 が 近い でしょう 。 |||ふた|だい|め|さま||どうくつ||ちかい|

二 代 目 ? ふた|だい|め

二 代 目 火影 様 の 配下 と して → ふた|だい|め|ほかげ|さま||はいか||

この あたり に 来た とき に 見つけた 洞窟 です 。 |||きた|||みつけた|どうくつ|

いつ の 時代 の 話 だ よ 。 ||じだい||はなし||

下 忍 も 50 年 やって おり ます と な → した|おし||とし|||||

歴代 の 達人 と の 任務 も いろいろ あり まして のう 。 れきだい||たつじん|||にんむ|||||

三 忍 と 称え られた 自 来 也様 と か → みっ|おし||たたえ||じ|らい|やさま||

白い 牙 と 呼ば れた サクモ 様 ら が 若い 頃 → しろい|きば||よば|||さま|||わかい|ころ

一緒に なった こと も あり ます なぁ はい 。 いっしょに|||||||

話 が すご すぎて   ウソ くせ えよ 。 はなし||||うそ||

ナルト 君   それ で カニ と か 魚 と か 捕まえて くれ ん かのう 。 |きみ|||かに|||ぎょ|||つかまえて|||

ダメ !  俺 は   流れて くる もん を 調べる 係 だって ば よ 。 だめ|おれ||ながれて||||しらべる|かかり|||

ついで じゃ   つい で 。

ダメ だって ば よ ! だめ|||

敵 の 痕跡 が 流れて こ ない か 見つける んだ って → てき||こんせき||ながれて||||みつける||

隊長 が   そう 言って …  ん ? たいちょう|||いって|

おお っ !?

おお   やる のう 。

罠 の 設置   終わった っす 。 わな||せっち|おわった|

あっ   うま そうな 匂い 。 ||そう な|におい

うめ ぇ !

確かに   うめ ぇ ! ( コスケ ) ホッ   ホッ   ホッ 。 たしかに||||ほっ|ほっ|ほっ

どれ   わし は 寝床 を こしらえて き ます か 。 |||ねどこ|||||

コスケ さん が いる と 助かる だろう 。 |||||たすかる|

ホント   便利 っす ね 。 ほんと|べんり||

《 俺 だって 魚   捕った んだ かんな 》 おれ||ぎょ|とった||

貴 様   このまま 一生 を 下 忍 の まま で おくる 気 か ? とうと|さま||いっしょう||した|おし|||||き|

どう です ? あ …  いえ   なにも 。

敵 が 来 ない なら それ に   こした こと は あり ませ ん 。 てき||らい||||||||||

見張り を 交代 し ましょう 。 みはり||こうたい||

ふ ぁ …。 寝る な よ 。 ||ねる||

寝て ねえ って ば よ ! ねて||||

ああ   もう ! じいちゃん   ダメ だって ば よ 。 |||だめ|||

この 辺り に は   敵 は おら ん よ 。 |あたり|||てき||||

なんで   そんな こと が わかん だ よ 。

ほれ   この 鳥 。 ||ちょう

人 の 気配 に まったく 警戒 して おら なんだ 。 じん||けはい|||けいかい|||

うめ え !

うめ え な   これ !

あ ~  そう か   よかった よかった 。

~ たしか   この あたり の はずです が 。 昔   三 代 目 と 一緒に 見つけた 泉 です 。 むかし|みっ|だい|め||いっしょに|みつけた|いずみ|

( テクノ ) いつ の 時代 の 話 だ よ 。 てくの|||じだい||はなし||

ここ で 三 代 目 から お 叱り を 受け ました わ 。 ||みっ|だい|め|||しかり||うけ||

えっ   三 代 目 の じいちゃん から ? |みっ|だい|め|||

どんな ?

火 の 意志 は ない の か   と 問わ れ まして のう 。 ひ||いし||||||とわ|||

火 の 意志 ? ひ||いし

隊長 。 風 が 変わった   警戒 態勢 に 入る 。 たいちょう|かぜ||かわった|けいかい|たいせい||はいる

お前 ら   どこ の 忍 だ ? おまえ||||おし|

答え なければ   火 の 国 へ の 敵対 行為 と みなし   このまま …。 こたえ||ひ||くに|||てきたい|こうい|||

テクノ   吹き飛ばせ 。 てくの|ふきとばせ

まだ  20 人 以上 は いる ようだ 。 |じん|いじょう|||

小 隊 に よる 偵察 行動 … なんて もんじゃ ない っす ね 。 しょう|たい|||ていさつ|こうどう|||||

ハヤマ 様 。 |さま

挟ま れた って ば よ 。 左右 は 陽動   上 だ 。 はさま|||||さゆう||ようどう|うえ|

真空 剣 ! しんくう|けん

~ 作戦 を 変更 する 。 さくせん||へんこう| 木 ノ 葉 の 里 へ  1 人 でも 逃げ 帰り   この こと を 報告 しろ 。 き||は||さと||じん||にげ|かえり||||ほうこく|

隊長 ! テクノ   指揮 を とれ 。 たいちょう|てくの|しき||

はい 。  行く ぞ 。 |いく|

さ ぁ   ナルト 君 。 |||きみ

《 土 ?》 つち

~ 木 ノ 葉 上 忍   白雲 ハヤマ 。 き||は|うえ|おし|はくうん| お前たち   ただ で は 帰れ ぬ と 思え ! おまえたち||||かえれ|||おもえ

隊長  1 人 で 大丈夫な の か よ 。 俺 は 信じて る ぜ 。 たいちょう|じん||だいじょうぶな||||おれ||しんじて||

敵 は   かなり の 数 の ようです な 。 てき||||すう|||

隊長 が 引きつけて も なお こっち に 戦力 を 割ける の か ? たいちょう||ひきつけて|||||せんりょく||さける||

どう する よ   テクノ の あん ちゃん ! |||てくの|||

時間 を 稼げれば 第 二 警戒 ライン の 中 に 逃げ こめる んだ が …。 じかん||かせげれば|だい|ふた|けいかい|らいん||なか||にげ|||

時間 だ な 。  任せろ って ば よ 。 多重 影 分身 の 術 ! じかん|||まかせろ||||たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

いけ ~!

あ …  あぁ ~! どうした ?  ナルト 君 。 ||||きみ

俺 の 影 分身 が もう   みんな   やられた ! おれ||かげ|ぶんしん||||

敵 は   すぐ   そば だって ば よ ! てき||||||

2 人 は   先 に 行け 。 だけど …。 じん||さき||いけ|

お前 ら じゃ 足止め に も なら ねえ や ! おまえ|||あしどめ|||||

テクノ の あん ちゃん ! てくの|||

行け ! いけ

かかって こい や !

また   足 の 速い 忍 を 集めた もの だ のう 。 |あし||はやい|おし||あつめた|||

うわ っ !

( コスケ ) 木 ノ 葉 流 …。 |き||は|りゅう

柳 。 やなぎ

~ う っ !  強 ぇ …。 ||つよ| じいちゃん ! なんだ よ ?  さっき の 術 。 |||||じゅつ

下 忍 も  50 年 やって おれば この くらい は な 。 した|おし||とし||||||

んな わけ ねえ だ ろ ! さっき の が 下 忍 の 術 の はず が ねえ 。 ||||||||した|おし||じゅつ||||

ホホホ …  ナルト 君 の 影 分身 だって 下 忍 の 術 で は ない じゃ ろう ? ||きみ||かげ|ぶんしん||した|おし||じゅつ|||||

そりゃ   いろいろ あって …。

わし も   昔   いろいろ あって のう 。 えっ ? ||むかし||||

コスケ : 俺 の …  俺 の せい な んだ 。 |おれ||おれ||||

( コスケ ) 俺 の …。 |おれ|

忍 に   死 は つきもの だ 。 お前 だけ の 責任 で は ない 。 おし||し||||おまえ|||せきにん|||

2 人 が 死んだ の は 俺 が 無 茶 な 命令 を 出した から だ ! じん||しんだ|||おれ||む|ちゃ||めいれい||だした||

俺 が   中 忍 に なり たくて 功 を 焦った から … おれ||なか|おし||||いさお||あせった|

~ ナルト 君 ね   君 1 人 で 里 に 事態 を 伝えて くれ ん か 。 |きみ||きみ|じん||さと||じたい||つたえて||| えっ ?

そんで   じいちゃん は ?

ヤツ ら に   木 ノ 葉 の 戦力 が 落ちて は おら ぬ と いう こと を → やつ|||き||は||せんりょく||おちて|||||||

見せて やら ねば のう 。 そんだったら   俺 も …。 みせて|||||おれ|

誰 か が   里 に 伝え ねば なら ん 。 だれ|||さと||つたえ|||

行く んじゃ 。 いく|

頼んだ よ   ナルト 君 。 たのんだ|||きみ

~ 土   土 柱 爆 ! つち|つち|ちゅう|ばく 爆 ! ばく

生涯   下 忍 で いる と いう 決意 は   わかった 。 しょうがい|した|おし|||||けつい||

しかし   緩む こと は 許さ ん 。 |ゆるむ|||ゆるさ|

来い 。  俺 の 術 を 叩き込んで やる こい|おれ||じゅつ||たたきこんで|

水   水 陣 壁 。 すい|すい|じん|かべ

岩 雪崩 の 陣 ! いわ|なだれ||じん

《 手 裏 剣 影 分身 の 術 !》 て|うら|けん|かげ|ぶんしん||じゅつ

う っ …  ああ っ …。

ぎ …  義足 …。 |ぎそく

辛 そう ね   お じいちゃん 。 しん||||

ハア …  ハア …  ハア …。

まったく   手間 を かけ させて 。 |てま|||さ せて

手間 ?  手間 だ と ? てま|てま||

下 忍 たち を 捨て石 に し おって 。 した|おし|||すていし|||

これ が   貴 様 ら の やり 方 か ! ||とうと|さま||||かた|

命令 さ れれば   命 も 捨てる 。 それ が   下 忍 の 有り様 でしょう ? めいれい|||いのち||すてる|||した|おし||ありさま|

お じいちゃん だって   部下 を 2 人 足止め に 使った じゃ ない 。 |||ぶか||じん|あしどめ||つかった||

クッ …  クックックックッ …。

足止め を して くださった お 二 人 が   上 忍 じゃ よ 。 あしどめ|||||ふた|じん||うえ|おし||

我ら が 下 忍 を 逃がす ため に のう 。 われら||した|おし||にがす|||

な っ …。

木 ノ 葉 に は   下 の 者 を 使い捨て に する ような 忍 など → き||は|||した||もの||つかいすて||||おし|

1 人 も おら ん わ !! じん||||

げ …  下 忍 に   我ら が ここ まで   やられた だ と ? |した|おし||われら||||||

許せ ない … 許さ れる こと で は ない ! ゆるせ||ゆるさ|||||

ラク に 死ねる と は 思わ ないで ね 。 ||しねる|||おもわ||

その 体 …。 |からだ

寸 刻み に 刻んで あげる 。 すん|きざみ||きざんで|

死んだ 仲間 へ の 償い なら もう 十分だろう ? しんだ|なかま|||つぐない|||じゅうぶんだろう

コスケ   上 忍 に なれ 。 |うえ|おし||

ですが   三 代 目 …  俺 は   まだ …。 |みっ|だい|め|おれ||

ならば 今後 は   下 忍 に 見合った 軽い 任務 しか 与え ん 。 |こんご||した|おし||みあった|かるい|にんむ||あたえ|

わし の 目 の 黒い うち は 死に に 行く ような マネ は   さ せ ん 。 ||め||くろい|||しに||いく||まね||||

お前 も 木 ノ 葉 の 忍 なら 火 の 意志 を 持て 。 おまえ||き||は||おし||ひ||いし||もて

その 命   ムダ に 燃やす な |いのち|むだ||もやす|

《 二 代 目   三 代 目 …  わし に も 火 の 意志 は あり ました かのう …》 ふた|だい|め|みっ|だい|め||||ひ||いし||||

ナルト 君   どうして ? |きみ|

逃げる 必要 なんか ねえ 。 な っ …。 にげる|ひつよう||||

俺 は   こんな ところ で 死な ねえ から な 。 おれ|||||しな|||

なに を …。

俺 は …  火影 に なる ! おれ||ほかげ||

あっ ! 火影 に なる 男 が → |ほかげ|||おとこ|

仲間 が 自分 の ため に 死ぬ の を 許す わけに は いか ねえ ! なかま||じぶん||||しぬ|||ゆるす||||

まったく ムチャ なんだ から 。 うわ ぁ ~!

そりゃ あ   痛い でしょう よ 。 ||いたい||

もう 二度と し ないで ください よ 。 |にどと||||

俺 は   仲間 が 俺 の ため に 死ぬ の は 許さ ない おれ||なかま||おれ||||しぬ|||ゆるさ|

フフフフフッ 。

わし の 目 の 黒い うち は 死に に 行く ような 真似 は させ ん ! ||め||くろい|||しに||いく||まね||さ せ|

償い は   生き抜いた その先 で しろ つぐない||いきぬいた|そのさき||

じいちゃん ?

わし は   まだまだ 死ね ん らしい 。 |||しね||

ちょっと !  アンタ ら   いい加減に …。 |||いいかげんに

これ が   木 ノ 葉 の 忍 じゃ ! あぁ !? ||き||は||おし||

キサマ など に 木 ノ 葉 は   散らせ やせん ! |||き||は||ちらせ|

散れ よ   じ じい ! 散らん わ ! ちれ||||さんらん|

土   土 石 龍 ! つち|つち|いし|りゅう

水   水 龍 弾 ! すい|すい|りゅう|たま

( コスケ ) ナルト 君 。 はい ! ||きみ|

ハハハハ …。

《 蛙 の 子 は   蛙 と いう こと かのう 》 かえる||こ||かえる||||

俺 は   火影 に なる ! おれ||ほかげ||

ハヤマ 隊長 と テクノ 君 を 迎え に 行か ねば な 。 |たいちょう||てくの|きみ||むかえ||いか||

おう !

( テクノ ) そこ に 迫り 来る 敵 の 忍 たち ! てくの|||せまり|くる|てき||おし|

そして   俺 は 里 を 救った 木 ノ 葉 の 英雄 に 向かって → |おれ||さと||すくった|き||は||えいゆう||むかって

叫んだ んだ ! さけんだ|

いけ !  ここ は 任せろ !  って な 。 |||まかせろ||

話 が   すご すぎて ウソ くせ ぇよ 。 はなし||||うそ||

ハヤマ 隊長   何とか 言って ください よ 。 |たいちょう|なんとか|いって||

ああ   そう だ な 。 もう !

ハッハッハ 。

《 コスケ : いい 子 を 残さ れ ました のう 四 代 目 》 ||こ||のこさ||||よっ|だい|め

( くも じい ) もしもし ? そこ の あなた 。

たまに は   空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は   どう じゃ ろう ? ||から||にっぽん||ながめて||||||||

今回 は   東急 大井 町 線 の 摩 訶 不思議な もの や → こんかい||とうきゅう|おおい|まち|せん||さす|か|ふしぎな||

更に は   この 時期 ならでは の → さらに|||じき||

冬 の イルミネーション も たっぷり と 見て いく ぞ 。 ふゆ||||||みて||

( くも み ) あれ ? これ は   もし かして 。