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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 173 - ペイン誕生

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 173 - ペイン誕生

(( 綱 手 : はっ !

( 半 蔵 ) まだまだ 。 ( 自 来 也 ) こっち だ ))

( 長門 ) 運命 は 俺 たち を 木 ノ 葉 の 三 忍 の もと に 運んだ 。

(( 自 来 也 : なんだ ? お前 ))

( 長門 ) 俺 たち は ついに 見つけた 。 自 来 也 先生 を …。

(( ん ?

クソッ 敵 か 。

今 の うち に 逃げろ 。

長門 行く の よ 。 うわ ぁ !))

( 長門 ) だが 俺 は 木 ノ 葉 の 忍 を 受け入れ られ なかった 。

それ は お前 に も わかる はずだ 。

(( 弥彦 : 俺 たち に 忍術 を 教えて くれ 。

あんた たち 木 ノ 葉 の 忍 だ ろ ?

( 小南 ) ありがとう 。 これ お 礼 。

( 大 蛇 丸 ) 殺す ? この 子 たち 。

ずいぶん 戦争 孤児 を 見て きた けど むごい もの よ 。

いっそのこと ここ で 殺して やる の が ➡

この 子 たち に とって も …。

よせ 大 蛇 丸 ! お前 は 綱 手 と 先 に 帰って ろ 。

わし は しばらく こいつ ら の 面倒 を 見る 。 は ぁ ?

これ が せめても の 償い だ ))

( 長門 ) 両親 を 殺した の は 木 ノ 葉 の 忍 だ 。

(( みんな : いただき ます ))

( 長門 ) ただ 自 来 也 先生 は 少し 違う 感じ が した 。

(( 弥彦 : 先生 俺 釣り の コツ を 覚えた ぜ 。

そう か 。 どんどん 頼もしく なる な ))

それ から 4 人 で の 生活 が 始まり 少し して ある 事件 が 起きた 。

( ナルト ) 事件 ?

(( うわ ぁ ! 弥彦 ))

( 長門 ) 忍 の 残党 が 俺 たち を 襲って きて ➡

弥彦 が 殺さ れ かけた とき ➡

俺 が その 忍 を 返り 討ち に して しまった ))

うわ ぁ !))

( 長門 ) それ も 無意識に …。

(( 大丈夫 か ? 弥彦 ))

( 長門 ) どうやら 俺 に は 特別な 力 が あった ようだ 。

輪廻 眼 の 瞳 術 だ 。

その 件 が あり 忍 の 修業 に 乗り気で なかった 自 来 也 先生 も ➡

俺 たち に 忍術 を 教える ように なった 。

先生 は 己 の 身 を 守る ため の 忍術 だ と 言った が ➡

俺 だけ に 関して 言えば ➡

輪廻 眼 の 力 を コントロ ー ル さ せる ため だった ようだ 。

だが 俺 は 自分 の 力 が 怖かった 。

憎しみ が 己 を 暴走 さ せた 。

間違った こと を した と 思い込み 罪悪 感 に 苛 ま れた のだ 。

しかし 先生 は 俺 を そこ から 助けて くれた 。

(( この 前 の こと か ?

あの とき 弥彦 が 傷つけ られた とき ➡

ものすごく 相手 に 腹 が 立った んだ 。

頭 が 真っ白に なって 無我夢中 で ➡

それ で 気 が ついたら 相手 は 倒れて た 。

その あと すごく 怖く なった んだ 。

憎くて 我 を 忘れて 僕 が 相手 を …。

僕 の した こと は 間違って て ➡

本当 は もっと いい 方法 が …。

長門 !

わし も それ が 正しい の か 間違って いる の か ➡

よく わから ん 。

だが お前 の おかげ で 弥彦 は 死な ず に 済んだ 。

友達 を 守った 。

お前 は 正しい こと を した はずだ 。

誰 も お前 を 責め られ は し ない の ぉ ))

( 長門 ) 気 が つく と 俺 は 先生 を 認めて いた 。

(( 傷つけ られれば 憎しみ を 覚える 。

人 を 傷つければ 恨ま れ 罪悪 感 に も 苛 ま れる ))

だが そういう 痛 み を 知っている から こそ ➡

人 に 優しく できる こと も ある 。

人 は 痛み を 知る から こそ 成長 できる 。

そして 成長 と は ➡

どう する か 自分 で 考える こと だ と …。

痛み を 知り 考え どう 答え を 導き 出す の か 。

自 来 也 先生 も 自分 に 言い聞かせて いる ようだった 。

先生 に も 答え は 見つかって い なかった 。

今 の お前 が そう である ように な 。

その とき の 俺 の 答え は すぐに 見つかった 。

(( 僕 は ただ 2 人 を 守り たい 。

どんなに 痛 み が ともなう こと が あった と して も 。

そう か 。

先生 は … 先生 は いつも 何 を 考えて いる の ?

この世 は 戦い ばかりだ 。

憎しみ ばかり が はびこって いる 。

わし は それ を どうにか し たい と 考え とる 。

平和 と は 何 か … その 答え が 知り たくて の ぉ ))

それ から 3 年 ➡

修業 で 身 も 心 も 強く 成長 した 気 が した 。

だが 先生 の 言葉 が いつも 心 の 奥 で 引っかかり ➡

止まった まま だった 。

先生 は その 答え が 俺 の 輪廻 眼 に ➡

託さ れて いる 気 が する と 言って いた 。

はるか 昔 … 人々 は 常に 争い 戦争 が 絶える こと が なかった 。

今 より も ひどい 時代 だ 。

そんな 時代 に ある 1 人 の 僧侶 が 現れた 。

初めて チャクラ の 真理 を 説き明かし 世界 を 平和に 導こう と した 。

忍 宗 と いう 教え を 説いて 世界 を まわった と 伝え られる 。

時 が 経ち 忍 宗 は 忍術 と 呼ば れる ように なる 。

忍術 は 武力 で は なく 人々 を 平和に 導く ため の 教え だった 。

その 僧 は 六 道 仙人 と 呼ば れ ➡

この世 の 救世 主だ と 言わ れた 存在 だ 。

お前 と 同じ 輪廻 眼 を 持って いた 。

我 安寧 秩序 を 成す 者 それ が 仙人 の 言葉 だ そうだ 。

いつしか 人々 が 本当に 理解 し 合える 時代 が 来る と ➡

信じて いた のだろう 。

もしかすると お前 は 仙人 の 生まれ変わり かも しれ ん の ぉ 。

お前 の 目 に 仙人 の 思い が 託さ れて いる 気 が する わ い 。

俺 に 平和 を 託し ➡

そして 先生 は 俺 たち の 前 から 去って いった 。

俺 たち は 弥彦 を リ ー ダ ー と して 行動 を 始め ➡

組織 は あっという間 に 有名に なった 。

極力 武力 に 頼ら ない 平和 を 構築 しよう と した 考え に ➡

皆 が 賛同 して くれた 。

しかし 世界 は 岩 木 ノ 葉 砂 の 三 大国 間 で 戦争 を して いた 。

雨 隠れ の 長 半 蔵 は ➡

俺 たち 組織 の 噂 を 聞きつけ 近づいて きた 。

俺 たち を 無視 でき なく なって きて いた から だ 。

半 蔵 は 俺 たち を 主軸 に し ➡

三 大国 へ の 平和 交渉 を 行おう と 持ちかけて きた 。

俺 たち の 力 で 平和 の 合意 を 三 国 から 得よう と いう もの だった 。

その 考え に 協力 する こと に した 。

しかし それ が すべて の 災い の 始まり だった 。

俺 たち は 子供 だった 。

災い … 何 が あった んだ って ば よ ?

その せい で … 弥彦 は 死んだ 。

死んだ ?

それ は すべて 半 蔵 の 罠 だった 。

雨 隠れ の 主権 を 我々 に 奪わ れる ので は ない か と いう 疑念 。

それ だけ の ため に 弥彦 は …。

後日 交渉 を 行う ため 落ち合う はずだった 場所 に ➡

木 ノ 葉 の 暗部 たち を 含め 半 蔵 の 部下 が いた 。

半 蔵 は 木 ノ 葉 の ダンゾウ と いう 男 と 組み ➡

俺 たち を 抹殺 しよう と した 。

ダンゾウ は 火影 の 座 を 奪う ため 半 蔵 と 組み ➡

半 蔵 は 己 の 主権 を 守る ため に ダンゾウ と 組んだ 。

(( 俺 に とって お前たち の 組織 は 邪魔だ 。

弥彦 … リ ー ダ ー の お前 に は ここ で 死んで もらう 。

抵抗 すれば この 女 の 命 は ない 。

( 半 蔵 ) そこ の 赤い 髪 の お前 。

それ で 弥彦 を 殺せ 。

そう すれば 女 と お前 は 助けて やる 。

( 小南 ) やめて 長門 ! 私 の こと は いい から ➡

2 人 と も ここ から 逃げて !

( 弥彦 ) 長門 。

俺 を やれ 。

僕 は ただ 2 人 を 守り たい 。

どんなに 痛 み が ともなう こと が あった と して も 。

長門 ! やめて !

早く しろ ! この 女 が 死んで も いい の か ?

♪♪~

小南 …。

弥 …。

小南 と なんと して でも 生きのびろ 。

お前 は この世 の 救世 主だ 。

お前 だったら ➡

本当に …。

弥彦 !

僕 に は で っ かい 夢 が ある んだ !

やれ !

( 弥彦 ) こんな 戦い の 続く 世界 なら ➡

僕 が この 世界 の 神様 に なって やる !

はじいた だ と !? どう やって ?

♪♪~

やった か 。

♪♪~

長門 。

小南 … 弥彦 を 抱いて じっと して いろ !

やる な 小僧 。

わし の 火 遁 を くらい ながら 逃げ切る と は …。

お前 … ただ の ガキ で は ない な その 眼 。

やれ !

口 寄せ ! 外 道 魔 像 !

( みんな ) うわ っ !

これ は …!?

何 だ !? あれ は 。

長門 ! これ は 使っちゃ 駄目 !

う ぉ ~ っ !

♪♪~

うわ ぁ ~ っ !

♪♪~

あれ に 触れたら 死ぬ ぞ ! うわ ぁ ~!

う ぉ ~ っ !

( 悲鳴 )

♪♪~

お前 が 陰 の リ ー ダ ー だった ようだ な 。

輪廻 眼 を 持って いよう と は 驚か さ れた わ 。

長門 …。

う ぉ ~ っ !

瞬 身 の 術 !

♪♪~

ハァ ハァ ハァ …))

( 長門 ) 弥彦 は 死んだ 。

それ から 俺 は 弥彦 に 代わり 組織 の リ ー ダ ー と なった 。

成長 した はずな のに 前 と 何も 変わら なかった 。

両親 が 死んだ とき と 同じだ 。

俺 は 間違って いた 。

俺 の 出した かつて の 答え は クソ 以下 だ と 気づいた 。

命 の 恩人 であり 俺 の 夢 。

命 を かけて 守り たかった かけがえのない 友 … 弥彦 の 死 。

それ が 二 つ め の 痛み だ 。

( マト ー ) 大 魔 闘 演 武 予選 スカイラビリンス 開始 !

( グレイ ) 競争 っ つう なら 急 が ねえ と な 。

( ナツ ) おう ! ( エルザ ) 待て !

何 だ よ ? ゴ ー ル の 規定 が 5 人 揃って だ ぞ 。

ウェンディ が まだ いない 。 ( ル ー シィ ) あっ そう だった !

ウェンディ ! ( グレイ ) じゃあ どう すんだ よ ?

( エルフマン ) ウェンディ が い なくて も 漢 が ここ に いる !


NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 173 - ペイン誕生 naruto||しっぷう つたい|しーずん|ペイン たんじょう Naruto Shippuden - Season 8 - 173 - Birth of Pain

(( 綱 手 : はっ ! つな|て|

( 半 蔵 ) まだまだ 。 ( 自 来 也 ) こっち だ )) はん|くら||じ|らい|や||

( 長門 ) 運命 は 俺 たち を 木 ノ 葉 の 三 忍 の もと に 運んだ 。 ながと|うんめい||おれ|||き||は||みっ|おし||||はこんだ

(( 自 来 也 : なんだ ? お前 )) じ|らい|や||おまえ

( 長門 ) 俺 たち は ついに 見つけた 。 自 来 也 先生 を …。 ながと|おれ||||みつけた|じ|らい|や|せんせい|

(( ん ?

クソッ 敵 か 。 |てき|

今 の うち に 逃げろ 。 いま||||にげろ

長門 行く の よ 。 うわ ぁ !)) ながと|いく||||

( 長門 ) だが 俺 は 木 ノ 葉 の 忍 を 受け入れ られ なかった 。 ながと||おれ||き||は||おし||うけいれ||

それ は お前 に も わかる はずだ 。 ||おまえ||||

(( 弥彦 : 俺 たち に 忍術 を 教えて くれ 。 やひこ|おれ|||にんじゅつ||おしえて|

あんた たち 木 ノ 葉 の 忍 だ ろ ? ||き||は||おし||

( 小南 ) ありがとう 。 これ お 礼 。 こみなみ||||れい

( 大 蛇 丸 ) 殺す ? この 子 たち 。 だい|へび|まる|ころす||こ|

ずいぶん 戦争 孤児 を 見て きた けど むごい もの よ 。 |せんそう|こじ||みて|||||

いっそのこと ここ で 殺して やる の が ➡ |||ころして|||

この 子 たち に とって も …。 |こ||||

よせ 大 蛇 丸 ! お前 は 綱 手 と 先 に 帰って ろ 。 |だい|へび|まる|おまえ||つな|て||さき||かえって|

わし は しばらく こいつ ら の 面倒 を 見る 。 は ぁ ? ||||||めんどう||みる||

これ が せめても の 償い だ )) ||||つぐない|

( 長門 ) 両親 を 殺した の は 木 ノ 葉 の 忍 だ 。 ながと|りょうしん||ころした|||き||は||おし|

(( みんな : いただき ます ))

( 長門 ) ただ 自 来 也 先生 は 少し 違う 感じ が した 。 ながと||じ|らい|や|せんせい||すこし|ちがう|かんじ||

(( 弥彦 : 先生 俺 釣り の コツ を 覚えた ぜ 。 やひこ|せんせい|おれ|つり||||おぼえた|

そう か 。 どんどん 頼もしく なる な )) |||たのもしく||

それ から 4 人 で の 生活 が 始まり 少し して ある 事件 が 起きた 。 ||じん|||せいかつ||はじまり|すこし|||じけん||おきた

( ナルト ) 事件 ? |じけん

(( うわ ぁ ! 弥彦 )) ||やひこ

( 長門 ) 忍 の 残党 が 俺 たち を 襲って きて ➡ ながと|おし||ざんとう||おれ|||おそって|

弥彦 が 殺さ れ かけた とき ➡ やひこ||ころさ|||

俺 が その 忍 を 返り 討ち に して しまった )) おれ|||おし||かえり|うち|||

うわ ぁ !))

( 長門 ) それ も 無意識に …。 ながと|||むいしきに

(( 大丈夫 か ? 弥彦 )) だいじょうぶ||やひこ

( 長門 ) どうやら 俺 に は 特別な 力 が あった ようだ 。 ながと||おれ|||とくべつな|ちから|||

輪廻 眼 の 瞳 術 だ 。 りんね|がん||ひとみ|じゅつ|

その 件 が あり 忍 の 修業 に 乗り気で なかった 自 来 也 先生 も ➡ |けん|||おし||しゅぎょう||のりきで||じ|らい|や|せんせい|

俺 たち に 忍術 を 教える ように なった 。 おれ|||にんじゅつ||おしえる||

先生 は 己 の 身 を 守る ため の 忍術 だ と 言った が ➡ せんせい||おのれ||み||まもる|||にんじゅつ|||いった|

俺 だけ に 関して 言えば ➡ おれ|||かんして|いえば

輪廻 眼 の 力 を コントロ ー ル さ せる ため だった ようだ 。 りんね|がん||ちから|||||||||

だが 俺 は 自分 の 力 が 怖かった 。 |おれ||じぶん||ちから||こわかった

憎しみ が 己 を 暴走 さ せた 。 にくしみ||おのれ||ぼうそう||

間違った こと を した と 思い込み 罪悪 感 に 苛 ま れた のだ 。 まちがった|||||おもいこみ|ざいあく|かん||か|||

しかし 先生 は 俺 を そこ から 助けて くれた 。 |せんせい||おれ||||たすけて|

(( この 前 の こと か ? |ぜん|||

あの とき 弥彦 が 傷つけ られた とき ➡ ||やひこ||きずつけ||

ものすごく 相手 に 腹 が 立った んだ 。 |あいて||はら||たった|

頭 が 真っ白に なって 無我夢中 で ➡ あたま||まっしろに||むがむちゅう|

それ で 気 が ついたら 相手 は 倒れて た 。 ||き|||あいて||たおれて|

その あと すごく 怖く なった んだ 。 |||こわく||

憎くて 我 を 忘れて 僕 が 相手 を …。 にくくて|われ||わすれて|ぼく||あいて|

僕 の した こと は 間違って て ➡ ぼく|||||まちがって|

本当 は もっと いい 方法 が …。 ほんとう||||ほうほう|

長門 ! ながと

わし も それ が 正しい の か 間違って いる の か ➡ ||||ただしい|||まちがって|||

よく わから ん 。

だが お前 の おかげ で 弥彦 は 死な ず に 済んだ 。 |おまえ||||やひこ||しな|||すんだ

友達 を 守った 。 ともだち||まもった

お前 は 正しい こと を した はずだ 。 おまえ||ただしい||||

誰 も お前 を 責め られ は し ない の ぉ )) だれ||おまえ||せめ||||||

( 長門 ) 気 が つく と 俺 は 先生 を 認めて いた 。 ながと|き||||おれ||せんせい||みとめて|

(( 傷つけ られれば 憎しみ を 覚える 。 きずつけ||にくしみ||おぼえる

人 を 傷つければ 恨ま れ 罪悪 感 に も 苛 ま れる )) じん||きずつければ|うらま||ざいあく|かん|||か||

だが そういう 痛 み を 知っている から こそ ➡ ||つう|||しっている||

人 に 優しく できる こと も ある 。 じん||やさしく||||

人 は 痛み を 知る から こそ 成長 できる 。 じん||いたみ||しる|||せいちょう|

そして 成長 と は ➡ |せいちょう||

どう する か 自分 で 考える こと だ と …。 |||じぶん||かんがえる|||

痛み を 知り 考え どう 答え を 導き 出す の か 。 いたみ||しり|かんがえ||こたえ||みちびき|だす||

自 来 也 先生 も 自分 に 言い聞かせて いる ようだった 。 じ|らい|や|せんせい||じぶん||いいきかせて||

先生 に も 答え は 見つかって い なかった 。 せんせい|||こたえ||みつかって||

今 の お前 が そう である ように な 。 いま||おまえ|||||

その とき の 俺 の 答え は すぐに 見つかった 。 |||おれ||こたえ|||みつかった

(( 僕 は ただ 2 人 を 守り たい 。 ぼく|||じん||まもり|

どんなに 痛 み が ともなう こと が あった と して も 。 |つう|||||||||

そう か 。

先生 は … 先生 は いつも 何 を 考えて いる の ? せんせい||せんせい|||なん||かんがえて||

この世 は 戦い ばかりだ 。 このよ||たたかい|

憎しみ ばかり が はびこって いる 。 にくしみ||||

わし は それ を どうにか し たい と 考え とる 。 ||||||||かんがえ|

平和 と は 何 か … その 答え が 知り たくて の ぉ )) へいわ|||なん|||こたえ||しり|||

それ から 3 年 ➡ ||とし

修業 で 身 も 心 も 強く 成長 した 気 が した 。 しゅぎょう||み||こころ||つよく|せいちょう||き||

だが 先生 の 言葉 が いつも 心 の 奥 で 引っかかり ➡ |せんせい||ことば|||こころ||おく||ひっかかり

止まった まま だった 。 とまった||

先生 は その 答え が 俺 の 輪廻 眼 に ➡ せんせい|||こたえ||おれ||りんね|がん|

託さ れて いる 気 が する と 言って いた 。 たくさ|||き||||いって|

はるか 昔 … 人々 は 常に 争い 戦争 が 絶える こと が なかった 。 |むかし|ひとびと||とわに|あらそい|せんそう||たえる|||

今 より も ひどい 時代 だ 。 いま||||じだい|

そんな 時代 に ある 1 人 の 僧侶 が 現れた 。 |じだい|||じん||そうりょ||あらわれた

初めて チャクラ の 真理 を 説き明かし 世界 を 平和に 導こう と した 。 はじめて|||しんり||ときあかし|せかい||へいわに|みちびこう||

忍 宗 と いう 教え を 説いて 世界 を まわった と 伝え られる 。 おし|はじめ|||おしえ||といて|せかい||||つたえ|

時 が 経ち 忍 宗 は 忍術 と 呼ば れる ように なる 。 じ||たち|おし|はじめ||にんじゅつ||よば|||

忍術 は 武力 で は なく 人々 を 平和に 導く ため の 教え だった 。 にんじゅつ||ぶりょく||||ひとびと||へいわに|みちびく|||おしえ|

その 僧 は 六 道 仙人 と 呼ば れ ➡ |そう||むっ|どう|せんにん||よば|

この世 の 救世 主だ と 言わ れた 存在 だ 。 このよ||きゅうせい|おもだ||いわ||そんざい|

お前 と 同じ 輪廻 眼 を 持って いた 。 おまえ||おなじ|りんね|がん||もって|

我 安寧 秩序 を 成す 者 それ が 仙人 の 言葉 だ そうだ 。 われ|あんねい|ちつじょ||なす|もの|||せんにん||ことば||そう だ

いつしか 人々 が 本当に 理解 し 合える 時代 が 来る と ➡ |ひとびと||ほんとうに|りかい||あえる|じだい||くる|

信じて いた のだろう 。 しんじて||

もしかすると お前 は 仙人 の 生まれ変わり かも しれ ん の ぉ 。 |おまえ||せんにん||うまれかわり|||||

お前 の 目 に 仙人 の 思い が 託さ れて いる 気 が する わ い 。 おまえ||め||せんにん||おもい||たくさ|||き||||

俺 に 平和 を 託し ➡ おれ||へいわ||たくし

そして 先生 は 俺 たち の 前 から 去って いった 。 |せんせい||おれ|||ぜん||さって|

俺 たち は 弥彦 を リ ー ダ ー と して 行動 を 始め ➡ おれ|||やひこ||||||||こうどう||はじめ

組織 は あっという間 に 有名に なった 。 そしき||あっというま||ゆうめいに|

極力 武力 に 頼ら ない 平和 を 構築 しよう と した 考え に ➡ きょくりょく|ぶりょく||たよら||へいわ||こうちく||||かんがえ|

皆 が 賛同 して くれた 。 みな||さんどう||

しかし 世界 は 岩 木 ノ 葉 砂 の 三 大国 間 で 戦争 を して いた 。 |せかい||いわ|き||は|すな||みっ|たいこく|あいだ||せんそう|||

雨 隠れ の 長 半 蔵 は ➡ あめ|かくれ||ちょう|はん|くら|

俺 たち 組織 の 噂 を 聞きつけ 近づいて きた 。 おれ||そしき||うわさ||ききつけ|ちかづいて|

俺 たち を 無視 でき なく なって きて いた から だ 。 おれ|||むし|||||||

半 蔵 は 俺 たち を 主軸 に し ➡ はん|くら||おれ|||しゅじく||

三 大国 へ の 平和 交渉 を 行おう と 持ちかけて きた 。 みっ|たいこく|||へいわ|こうしょう||おこなおう||もちかけて|

俺 たち の 力 で 平和 の 合意 を 三 国 から 得よう と いう もの だった 。 おれ|||ちから||へいわ||ごうい||みっ|くに||えよう||||

その 考え に 協力 する こと に した 。 |かんがえ||きょうりょく||||

しかし それ が すべて の 災い の 始まり だった 。 |||||わざわい||はじまり|

俺 たち は 子供 だった 。 おれ|||こども|

災い … 何 が あった んだ って ば よ ? わざわい|なん||||||

その せい で … 弥彦 は 死んだ 。 |||やひこ||しんだ

死んだ ? しんだ

それ は すべて 半 蔵 の 罠 だった 。 |||はん|くら||わな|

雨 隠れ の 主権 を 我々 に 奪わ れる ので は ない か と いう 疑念 。 あめ|かくれ||しゅけん||われわれ||うばわ||||||||ぎねん

それ だけ の ため に 弥彦 は …。 |||||やひこ|

後日 交渉 を 行う ため 落ち合う はずだった 場所 に ➡ ごじつ|こうしょう||おこなう||おちあう||ばしょ|

木 ノ 葉 の 暗部 たち を 含め 半 蔵 の 部下 が いた 。 き||は||あんぶ|||ふくめ|はん|くら||ぶか||

半 蔵 は 木 ノ 葉 の ダンゾウ と いう 男 と 組み ➡ はん|くら||き||は|||||おとこ||くみ

俺 たち を 抹殺 しよう と した 。 おれ|||まっさつ|||

ダンゾウ は 火影 の 座 を 奪う ため 半 蔵 と 組み ➡ ||ほかげ||ざ||うばう||はん|くら||くみ

半 蔵 は 己 の 主権 を 守る ため に ダンゾウ と 組んだ 。 はん|くら||おのれ||しゅけん||まもる|||||くんだ

(( 俺 に とって お前たち の 組織 は 邪魔だ 。 おれ|||おまえたち||そしき||じゃまだ

弥彦 … リ ー ダ ー の お前 に は ここ で 死んで もらう 。 やひこ||||||おまえ|||||しんで|

抵抗 すれば この 女 の 命 は ない 。 ていこう|||おんな||いのち||

( 半 蔵 ) そこ の 赤い 髪 の お前 。 はん|くら|||あかい|かみ||おまえ

それ で 弥彦 を 殺せ 。 ||やひこ||ころせ

そう すれば 女 と お前 は 助けて やる 。 ||おんな||おまえ||たすけて|

( 小南 ) やめて 長門 ! 私 の こと は いい から ➡ こみなみ||ながと|わたくし|||||

2 人 と も ここ から 逃げて ! じん|||||にげて

( 弥彦 ) 長門 。 やひこ|ながと

俺 を やれ 。 おれ||

僕 は ただ 2 人 を 守り たい 。 ぼく|||じん||まもり|

どんなに 痛 み が ともなう こと が あった と して も 。 |つう|||||||||

長門 ! やめて ! ながと|

早く しろ ! この 女 が 死んで も いい の か ? はやく|||おんな||しんで||||

♪♪~

小南 …。 こみなみ

弥 …。 わたる

小南 と なんと して でも 生きのびろ 。 こみなみ|||||いきのびろ

お前 は この世 の 救世 主だ 。 おまえ||このよ||きゅうせい|おもだ

お前 だったら ➡ おまえ|

本当に …。 ほんとうに

弥彦 ! やひこ

僕 に は で っ かい 夢 が ある んだ ! ぼく||||||ゆめ|||

やれ !

( 弥彦 ) こんな 戦い の 続く 世界 なら ➡ やひこ||たたかい||つづく|せかい|

僕 が この 世界 の 神様 に なって やる ! ぼく|||せかい||かみさま|||

はじいた だ と !? どう やって ?

♪♪~

やった か 。

♪♪~

長門 。 ながと

小南 … 弥彦 を 抱いて じっと して いろ ! こみなみ|やひこ||いだいて|||

やる な 小僧 。 ||こぞう

わし の 火 遁 を くらい ながら 逃げ切る と は …。 ||ひ|とん||||にげきる||

お前 … ただ の ガキ で は ない な その 眼 。 おまえ|||||||||がん

やれ !

口 寄せ ! 外 道 魔 像 ! くち|よせ|がい|どう|ま|ぞう

( みんな ) うわ っ !

これ は …!?

何 だ !? あれ は 。 なん|||

長門 ! これ は 使っちゃ 駄目 ! ながと|||つかっちゃ|だめ

う ぉ ~ っ !

♪♪~

うわ ぁ ~ っ !

♪♪~

あれ に 触れたら 死ぬ ぞ ! うわ ぁ ~! ||ふれたら|しぬ|||

う ぉ ~ っ !

( 悲鳴 ) ひめい

♪♪~

お前 が 陰 の リ ー ダ ー だった ようだ な 。 おまえ||かげ||||||||

輪廻 眼 を 持って いよう と は 驚か さ れた わ 。 りんね|がん||もって||||おどろか|||

長門 …。 ながと

う ぉ ~ っ !

瞬 身 の 術 ! またた|み||じゅつ

♪♪~

ハァ ハァ ハァ …))

( 長門 ) 弥彦 は 死んだ 。 ながと|やひこ||しんだ

それ から 俺 は 弥彦 に 代わり 組織 の リ ー ダ ー と なった 。 ||おれ||やひこ||かわり|そしき|||||||

成長 した はずな のに 前 と 何も 変わら なかった 。 せいちょう||||ぜん||なにも|かわら|

両親 が 死んだ とき と 同じだ 。 りょうしん||しんだ|||おなじだ

俺 は 間違って いた 。 おれ||まちがって|

俺 の 出した かつて の 答え は クソ 以下 だ と 気づいた 。 おれ||だした|||こたえ|||いか|||きづいた

命 の 恩人 であり 俺 の 夢 。 いのち||おんじん||おれ||ゆめ

命 を かけて 守り たかった かけがえのない 友 … 弥彦 の 死 。 いのち|||まもり|||とも|やひこ||し

それ が 二 つ め の 痛み だ 。 ||ふた||||いたみ|

( マト ー ) 大 魔 闘 演 武 予選 スカイラビリンス 開始 ! ||だい|ま|たたか|えん|ぶ|よせん||かいし

( グレイ ) 競争 っ つう なら 急 が ねえ と な 。 |きょうそう||||きゅう||||

( ナツ ) おう ! ( エルザ ) 待て ! |||まて

何 だ よ ? ゴ ー ル の 規定 が 5 人 揃って だ ぞ 。 なん|||||||きてい||じん|そろって||

ウェンディ が まだ いない 。 ( ル ー シィ ) あっ そう だった !

ウェンディ ! ( グレイ ) じゃあ どう すんだ よ ?

( エルフマン ) ウェンディ が い なくて も 漢 が ここ に いる ! ||||||かん||||