NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン８ - 172 - 出逢い naruto||しっぷう つたい|しーずん|であい Naruto Shippuden - Season 8 - 172 - Encounter

( ｶﾞﾏ 仙人 ) 目 を 覚ました か ｡ |せんにん|め||さました|

ｶﾞﾏ 仙人 ？ |せんにん

あの まま で は 命 が 危ない と 思う て な ｡ ||||いのち||あぶない||おもう||

世話 かけ ました ｡ せわ||

ｹｶﾞ 人 の くせ に 早速 か ｡ |じん||||さっそく|

これ が いちばん の 薬 じゃけん ｡ ||||くすり|

それ で 小僧 は ？ ||こぞう|

ﾍﾟｲﾝ の 本体 と 話 を して おる ｡ ||ほんたい||はなし|||

あぁ !? ﾍﾟｲﾝ と ？

( ｶﾞﾏ 仙人 ) ２ 人 の 予言 の 子 が 巡りあった ｡ |せんにん|じん||よげん||こ||めぐりあった

さ ぁ どう 決着 する かのう …｡ |||けっちゃく||

( ﾅﾙﾄ ) 話 を 聞いて それ から 答え を 出し たい ｡ |はなし||きいて|||こたえ||だし|

( 長門 ) いい だろう ｡ 俺 たち の 痛 み を 教えて やる ｡ ながと|||おれ|||つう|||おしえて|

( 小南 ) 長門 時間 の 無駄だ ｡ こみなみ|ながと|じかん||むだだ

今 すぐ こいつ を ！ いま|||

待て 小南 ｡ 俺 は こいつ の 答え を 知り たい ｡ まて|こみなみ|おれ||||こたえ||しり|

それ に こいつ は そう 簡単に 倒 せる やつで も ない ｡ |||||かんたんに|たお||||

６ 人 の ﾍﾟｲﾝ を 倒し １ 人 で ここ まで 来た んだ から な ｡ じん||||たおし|じん||||きた|||

俺 の 最大 の 痛み は ２ つ ある ｡ おれ||さいだい||いたみ|||

その うち の １ つ が 両親 の 死 ｡ |||||りょうしん||し

かつて 大国 に 巻き込ま れ 戦場 と なった 雨 隠れ で の こと …｡ |たいこく||まきこま||せんじょう|||あめ|かくれ|||

( 雷鳴 ) らいめい

(( 何 か あった か ？ あぁ 缶詰 だ ｡ なん|||||かんづめ|

４ 日 ぶり に 食事 に ありつける ｡ ひ|||しょくじ||

いや ３ 日 ぶり だ ｡ どうでも いい ！ |ひ||||

早く 食 っち ま おうぜ もう 限界 だ ｡ はやく|しょく|||||げんかい|

あと で 別の ところ も 調べて みる か ｡ まだ 何 か ある かも しれ ない ｡ ||べつの|||しらべて||||なん|||||

今 の うち に 外 へ 逃げよう ｡ いま||||がい||にげよう

見つかったら どう する の ？ みつかったら|||

怖い よ ｡ こわい|

大丈夫 ｡ 静かに 物音 を 立て ない ように ｡ だいじょうぶ|しずかに|ものおと||たて||

うめ え ！

誰 だ !? だれ|

う お ～ っ ！

ｸｿｯ ！ 敵 か !? |てき|

今 の うち に 逃げろ ！ いま||||にげろ

長門 行く の よ ！ ながと|いく||

うわ っ ！

長門 … 早く 逃げて …｡ ながと|はやく|にげて

ｸｯ … 逃げろ 長門 ！ |にげろ|ながと

逃げる んだ 早く ！ ぐ あっ ！ にげる||はやく||

あっ … あぁ …｡

こ これ は ｶﾞｷ ？

なんて こった … こいつ ら 忍 じゃ ない ぞ ！ ||||おし|||

どう すんだ よ !? なんで こんな こと に ！

敵 と 見 間違える なんて !! てき||み|まちがえる|

ｸｿｯ ！

まさか こんな 戦闘 区域 に ➡ ||せんとう|くいき|

まだ 一般 の 人間 が いる なんて 思って なかった んだ ｡ |いっぱん||にんげん||||おもって||

すまない … ﾎﾞｳｽﾞ ｡

うわ ぁ ～!!

何 ？ どう なった の ？ なん|||

父さん ？ 母さん ？ あっ ｡ とうさん|かあさん|

うわ ぁ ～!!))

父 と 母 は お前たち 木 ノ 葉 の 始めた 戦争 で 死んだ ｡ ちち||はは||おまえたち|き||は||はじめた|せんそう||しんだ

あの 時 の 痛み は 忘れる こと は ない ｡ |じ||いたみ||わすれる|||

それ は 今に 至る まで 痛み 続けて いる ｡ ||いまに|いたる||いたみ|つづけて|

この 痛み は 憎しみ に 変わり 俺 の 力 を 開花 さ せた ｡ |いたみ||にくしみ||かわり|おれ||ちから||かいか||

この 時 ２ 人 の 忍 を 殺した の は 俺 だった と ➡ |じ|じん||おし||ころした|||おれ||

あと に なって 気づいた ｡ |||きづいた

(( さよなら … 父さん 母さん )) |とうさん|かあさん

( 長門 ) 食料 も わずかに なり 俺 は １ 人 家 を 離れた ｡ ながと|しょくりょう||||おれ||じん|いえ||はなれた

(( これ で 最後 か …)) ||さいご|

《 お腹 が 空き すぎて 足 もと が …》 おなか||あき||あし||

( 咳き込む 声 ) せきこむ|こえ

ありがとう ｡ 起こして くれ なかったら ➡ |おこして||

死んで た かも ｡ しんで||

ごめん な 僕 に ついてきて も 何も あげ られ ない よ ｡ ||ぼく||||なにも||||

もう 食べる 物 は 何も ない んだ ｡ |たべる|ぶつ||なにも||

すみません 何 か 食べ物 を 分けて いただけ ませ ん か ？ |なん||たべもの||わけて||||

もう …｡

もう ずいぶん と 何も 食べて い なくて …｡ |||なにも|たべて||

すまない ね 君 に あげ られる もの は ない ｡ ||きみ||||||

こんな ご 時世 だ 自分 たち だけ で やっと な んだ ｡ ||じせい||じぶん||||||

悪い が 他 を あたって くれ ｡ わるい||た|||

ここ が 最後 な のに …｡ ||さいご||

♪♪～

行こう ｡ いこう

♪♪～

《 もう 駄目だ …｡ |だめだ

ここ で 僕 は 死んじゃ う の か ？》 ||ぼく||しんじゃ|||

これ … 食べて ｡ |たべて

いい の ？ うん ｡

( 吠え 声 ) ほえ|こえ

ほら 少しずつ 食べる んだ よ ｡ |すこしずつ|たべる||

♪♪～

( 弥彦 ) 小南 な んだ よ そい つら は ｡ やひこ|こみなみ||||||

ごめん 死に かけて た から ｡ |しに|||

犬 まで 拾って きた の か よ った く …｡ いぬ||ひろって||||||

名前 は ？ ﾁﾋﾞ …｡ なまえ||

変わった 名前 だ な お前 ｡ かわった|なまえ|||おまえ

いや それ は 犬 の …)) |||いぬ|

その とき 俺 は 今 そこ に いる 小南 と ➡ ||おれ||いま||||こみなみ|

弥彦 と いう 少年 に 出会った ｡ やひこ|||しょうねん||であった

どちら も 戦争 孤児 だった が ➡ ||せんそう|こじ||

２ 人 は 力強く 生き抜こう と 必死だった ｡ じん||ちからづよく|いきぬこう||ひっしだった

俺 は ２ 人 の 仲間 に 加わる こと に なった ｡ おれ||じん||なかま||くわわる|||

(( すごい ！ こんなに 食べ物 が ！ ||たべもの|

ここ に いる つもり なら お前 に も 食料 の 調達 を して もらう ぜ ｡ |||||おまえ|||しょくりょう||ちょうたつ||||

調達 ？ どう やって ？ ちょうたつ||

盗む んだ よ ｡ 盗む ？ ぬすむ|||ぬすむ

でも それ は 悪い こと じゃ …｡ ﾊﾞｶ じゃ ねえ の ！ |||わるい||||||

この ご 時世 俺 たち は 自分 たち だけ で ➡ ||じせい|おれ|||じぶん|||

食って いか なきゃ いけ ねえ んだ ぞ ｡ くって||||||

きれいごと 言って られる かよ ｡ きれいごと …｡ |いって|||

盗み だろう が 何 だろう が ➡ ぬすみ|||なん||

やら なきゃ 生きて いけ ない んだ よ ｡ ||いきて||||

わかった な ？ うん わかった …｡

何 か 恵んで くれ ませ ん か ？ なん||めぐんで||||

ほんの 少し で いい の ｡ お 願い し ます ！ |すこし|||||ねがい||

お前たち に やる 魚 なんて ある か ！ あっ ち 行け ！ おまえたち|||ぎょ||||||いけ

( 小南 ) なに よ ｹﾁ ！ なんだ と この ｸｿｶﾞｷ ！ こみなみ|||||||

あっ こら ！ この 野良犬 ！ |||のらいぬ

待ち なさい ！ まったく …｡ まち||

あっ ！ ちょっと ！

った く … どこ 行った !? |||おこなった

よく やった ぞ ﾁﾋﾞ ！

ほら 買わ ない なら とっとと ど っか 行け ！ |かわ||||||いけ

あっ ！

うわ っ ！

ふて え 野郎 だ ！ 今度 やったら ➡ ||やろう||こんど|

こんな もん じゃ 済ま ねえ ぞ ！ ﾌﾝ ！)) |||すま|||

( 長門 ) 乱れた 小国 に 孤児 を 支援 する 施設 など 皆無だ ｡ ながと|みだれた|しょうこく||こじ||しえん||しせつ||かいむだ

身寄り の ない 子供 たち が 生きて いく に は ➡ みより|||こども|||いきて|||

それ しか なかった ｡

そんな 状況 の 中 でも 弥彦 は 希望 を 捨て なかった ｡ |じょうきょう||なか||やひこ||きぼう||すて|

弥彦 は 希望 を 捨て なかった ｡ やひこ||きぼう||すて|

(( 弥彦 :２ 人 と も 大丈夫 か ？ やひこ|じん|||だいじょうぶ|

ま ぁ たま に は こんな こと も ある さ ｡ そうだ ね ｡ ||||||||||そう だ|

長門 お前 夢 は ある か ？ 夢 ？ ながと|おまえ|ゆめ||||ゆめ

僕 は こんな ところ で 終わる つもり は ねえ んだ ｡ ぼく|||||おわる||||

僕 に は で かい 夢 が ある んだ ！ ぼく|||||ゆめ|||

世界 征服 だ ！ 世界 … 征服 ？ せかい|せいふく||せかい|せいふく

そう だ ！ 世界 の てっぺん と ったら ➡ ||せかい||||

もう こんな 思い は し なくて 済む だ ろ ？ ||おもい||||すむ||

そう かな …｡

それ に このまま くたばったら ➡

僕 を 生んで くれた 父ちゃん と 母ちゃん が 浮かば れ ねえ ｡ ぼく||うんで||とうちゃん||かあちゃん||うかば||

そう だ ろ ？ 小南 ｡ うん ｡ |||こみなみ|

てっぺん と ったら 何もかも 思い の まま だ ！ |||なにもかも|おもい|||

それ じゃ まるで 神様 みたいな もん だ ね ｡ |||かみさま||||

戦い も なくす こと が できる かな ？ たたかい||||||

(３ 人 ) うわ ぁっ ！ じん||

大丈夫 か !? うん …｡ だいじょうぶ||

う ぅっ ！

ｸｿｯ ！ 何 だ !? |なん|

こんな 近く で 忍 が 戦って や がる ！ |ちかく||おし||たたかって||

しかも 半 蔵 と … 木 ノ 葉 の 忍 …)) |はん|くら||き||は||おし

そこ で 戦って いた の が 自 来 也 先生 たち ｡ ||たたかって||||じ|らい|や|せんせい|

のち に 木 ノ 葉 の 三 忍 と 呼ば れる 忍 たち だった ｡ ||き||は||みっ|おし||よば||おし||

相手 は 雨 隠れ の 長 半 蔵 ｡ あいて||あめ|かくれ||ちょう|はん|くら

戦い は 熾烈 を 極めて いた ｡ そして …｡ たたかい||しれつ||きわめて||

(( ﾁﾋﾞ ！

ﾁﾋﾞ が ！

弥彦 どうし よう ！ ﾁﾋﾞ が 息 して ない よ ！ やひこ|どう し||||いき|||

ﾁﾋﾞ は あと だ ！ ここ から いったん 離れる ぞ ｡ |||||||はなれる|

ﾁﾋﾞ …｡

ｸｿｯ ！ ｸｿｯ ｸｿｯ ！ ｸｿ ～ ｯ ！

なん だって んだ ！

こんな 戦い の 続く 世界 なら …｡ |たたかい||つづく|せかい|

僕 が この 世界 の 神様 に なって やる ！)) ぼく|||せかい||かみさま|||

( 長門 ) この とき 弥彦 の 夢 が 俺 の 夢 に なった …｡ ながと|||やひこ||ゆめ||おれ||ゆめ||

(( 長門 ！ いつまでも 泣いて る んじゃ ない ！ ながと||ないて|||

やられて いつまでも 泣いて る だけ じゃ ➡ ||ないて|||

何も 変わら ねえ ！ この 国 と 同じだ ！ なにも|かわら|||くに||おなじだ

僕 は この 国 を 変えて やる ｡ ぼく|||くに||かえて|

それ に は 口 だけ じゃ なくて 力 が いる ｡ |||くち||||ちから||

力 って …？ ちから|

忍術 を 学ぶ ｡ 忍術 … 誰 に ？ にんじゅつ||まなぶ|にんじゅつ|だれ|

半 蔵 と 戦って た 木 ノ 葉 の 忍 たち だ ｡ はん|くら||たたかって||き||は||おし||

今 さっき の 場所 に 行って きた ｡ いま|||ばしょ||おこなって|

あそこ に あいつ ら の 死体 は なかった ｡ |||||したい||

やつ ら は 半 蔵 と やり合って 生き残って る んだ ｡ |||はん|くら||やりあって|いきのこって||

きっと あいつ ら は とんでもなく 強 え ｡ |||||つよ|

でも …｡

僕 は 半 蔵 が 嫌いだ ｡ ぼく||はん|くら||きらいだ

やつ が 雨 隠れ を こんな 戦場 に 変え ち まったん だ ！ ||あめ|かくれ|||せんじょう||かえ|||

とにかく 僕 は 強い やつ の 弟子 に なる ｡ |ぼく||つよい|||でし||

あいつ ら を 追う ぞ ｡ |||おう|

追って 行って も その 人 たち が やられて たら ？ おって|おこなって|||じん||||

その とき は そい つら を 倒した や つら を 探せば いい ｡ ||||||たおした||||さがせば|

とにかく 俺 は 決めた ｡ |おれ||きめた

食い物 は 長く もつ もの だけ に しろ よ ｡ くいもの||ながく||||||

他 は 捨てる の ？ いい や ｡ た||すてる|||

ﾁﾋﾞ じゃ あね ｡

なんだ ？ お前たち ｡ これ あんた と ➡ |おまえたち|||

八百屋 の おやじ と 果物 屋 の おばさん と で 分けて くれ ｡ やおや||||くだもの|や|||||わけて|

ある 意味 あんた ら に は 世話に なった から な ｡ |いみ|||||せわに|||

じゃあ 元気で ｡ ごめんなさい ｡ |げんきで|

は ぁ ？))

( 長門 ) しかし 木 ノ 葉 の 三 忍 を 追う こと は ➡ ながと||き||は||みっ|おし||おう||

我々 に とって 決して 簡単で は なかった ｡ われわれ|||けっして|かんたんで||

戦闘 中 の 忍者 を 追う こと は 子供 だった 俺 たち が ➡ せんとう|なか||にんじゃ||おう|||こども||おれ||

戦場 の 奥深く に 踏み 入って うろつく こと に 他なら ない から な ｡ せんじょう||おくふかく||ふみ|はいって||||ほかなら|||

(( 絶対 に ﾏｽｸ を 取る な よ ｡ ぜったい||||とる||

霧 に 混ざって 毒 が あったら 一 巻 の 終わり だ から な ｡ きり||まざって|どく|||ひと|かん||おわり|||

大丈夫 ？ だいじょうぶ

よせ ｡

ﾌﾞ ｰ ﾋﾞ ｰ ﾄﾗｯﾌﾟ だ ｡

どう だ ？ かっこいい か ？

俺 たち は 強く なる んだ ！ ( 小南 / 長門 ) おう ！)) おれ|||つよく|||こみなみ|ながと|

( 長門 ) 忍者 が 自分 の 痕跡 を 残す はず も なく ➡ ながと|にんじゃ||じぶん||こんせき||のこす|||

木 ノ 葉 の 三 忍 は 簡単に は 見つから なかった ｡ き||は||みっ|おし||かんたんに||みつから|

だが 弥彦 は あきらめ なかった ｡ |やひこ|||

俺 たち は より 戦地 の 奥 に 向かった ｡ おれ||||せんち||おく||むかった

激しい 戦い の 場所 で あれば ある ほど ➡ はげしい|たたかい||ばしょ||||

三 忍 たち は 活躍 して いる と 思った から だ ｡ みっ|おし|||かつやく||||おもった||

(( ほら がんばれ 小南 ｡ うん ｡ ||こみなみ|

なんか 爆発 の 音 が やんだ ね ｡ |ばくはつ||おと|||

ここ は や ばい ！

うわ ぁ ！

うわ ぁ ！

弥彦 弥彦 ｡ ここ は ？ やひこ|やひこ||

やつ ら を 見つけた よ ｡ え ？)) |||みつけた||

( 長門 ) 運命 は 俺 たち を 木 ノ 葉 の 三 忍 の もと に 運んだ ｡ ながと|うんめい||おれ|||き||は||みっ|おし||||はこんだ

俺 たち は ついに 見つけた ｡ 自 来 也 先生 を …｡ おれ||||みつけた|じ|らい|や|せんせい|

＜ 年 に 一 度 開催 さ れる 大 魔 闘 演 武 ｡ とし||ひと|たび|かいさい|||だい|ま|たたか|えん|ぶ

７ 年間 の ﾌﾞﾗﾝｸ を 埋める べく ﾅﾂ たち 天 狼 組 は → ねんかん||||うずめる||||てん|おおかみ|くみ|

３ か月間 の 合宿 を 開始 した ｡ そして …＞ かげつかん||がっしゅく||かいし||