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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 162 - 世界に痛みを

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 162 - 世界に痛みを

( 缶 が 転がる 音 )

( ツメ ) 牙 通 牙 !

( キバ ) 母ちゃん 上 だ !

わかって る 。

死体 を 盾 に し や がった か …。

フンッ やっぱり だ ね 。

コイツ は 情報 どおり 物理 攻撃 を 相手 に する の は 苦手の ようだ わ 。

ヘッ ! だったら 俺 たち 犬塚 一族 に とって は ➡

有利な 相手 だ な 。

母ちゃん ! 一気に 片づける ぜ !

待ち な キバ 。 コイツ は あの 自 来 也様 を 倒した 6 人 の うち の 1 人 だ 。

ここ は 慎重に かつ 大胆に 。

子 犬 たち の 護衛 に 向かった ハナ の 分 まで 働いて もらう から ね 。

オ オウ …。

シノ 全力 で 駆除 する ぞ 。

( シノ ) ああ 。

( テンテン ) も ~ お腹 減った !

少し 休んで いこう よ 。 任務 で 疲れて る んだ しさ 。

( リ ー ) どう なさった んです か ? ガイ 先生 。

( ガイ ) さっき から 鳥 たち が やけに ➡

里 側 から 飛んで きて る と は 思わ ない か ?

それ も 逃げる ように な 。

( ネジ ) 俺 も イヤ な 胸騒ぎ が する 。

ここ は まっすぐ 里 へ 向かった ほう が いい 。

( テンテン ) え ~!

( ガイ ) 行く ぞ ! みんな !

ん っ もう !

後ろ !

鼻 に 六 つ 。 耳 に 七 つ の ピアス …。 コイツ か !

( 綱 手 ) お前 は !

お 久しぶりです 綱 手 様 。

三 忍 も 今や あなた だけ だ 。

少し アナタ と 話 が し たい 。

キバ あれ で いくよ 。

ああ わかって る 。

いく ぜ 赤 丸 。

ワン !

ダイナミックマ ー キング !

逃がす か !

( カツユ ) ここ は もう 大丈夫です 。

私 が この 2 人 を 。

( キバ ) ああ 頼んだ ぜ 。

《 赤 丸 の マ ー キング が ついて いる 以上 ➡

どこ に も 逃げきれ ねえ ぜ 》

( シノ ) コイツ は ペイン じゃ ない 。

なぜなら ➡

我々 が 聞いた 特徴 と 違って いる 。

油断 する な 。

もちろん だ 。 どんな ヤツ に も 手 は 抜か ない 。

紙 分身 か 。

いくら 分身 して いよう と も ➡

蟲 たち が すべて を くらい つくす 。

この におい …。

離れろ シノ !

《 最初 から 紙 分身 に 起爆 札 を …》

本体 に は すでに 水 が 染み込ま せて ある の か 。

自分 の 弱点 を 逆手 に とった 戦術 。

強い ぞ コイツ は 。

お前 は 確か …。

あの とき の ガキ 。

覚えて いた ようだ な 。

知っている のです か ?

少し な 。

何者 です ?

秩序 を 正す 神 だ 。

どうやら 正気で は な さ そうだ 。

うずまき ナルト … 九 尾 は どこ だ ?

さあ ね 。

人 柱 力 は ほぼ 狩り 終えた 。

尾 獣 に よる 忍び 里 の パワ ー バランス は ➡

今や 均衡 を 保って は い ない 。

今更 九 尾 を かばった ところ で ➡

無意味だ 。

やはり お前たち の 狙い は ナルト か 。

じきに 争い が 始まる 。

戦争 の 火種 は あちこち に くすぶって いる 。

そして 我々 が それ ら の 戦争 を コントロ ー ル する 。

我々 に 協力 すれば 助けて やる の も やぶさかで は ない 。

この 状況 …。

我々 の 力 も わかった はずだ 。

五 影 を なめる な !

我々 の 先代 たち が 求め ➡

そして 維持 しよう と 努めて きた 安定 を ➡

崩そう と する お前 ら テロリスト が ➡

何 を 言って も 無意味だ 。

驕 る な !

《 なんて チャクラ だ !》

《 これ が 輪廻 眼 の 力 か 。 今 まで の どれ と も 違う 。

イヤ な 感じ が する !》

お前たち の 平和 が 我々 へ の 暴力 な のだ 。

確かに かつて 木 ノ 葉 隠れ が やってきた こと が ➡

すべて 正しい と は 言え ない 。

だが お前たち の こんな やり 方 は 許せ ない !

言葉 に 気 を つけろ 。

これ は 神 から の 最後 の 警告 だ 。 ナルト の 居場所 を 言え 。

言え !

今 我々 は 持てる 力 の すべて を 注ぎ ➡

お前たち を たたく ! それ だけ の こと 。

それ に お前 は 一 つ 大きな 勘違い を して いる 。

お前 が 欲しがって いる もの は 手 に 入り は し ない 。

木 ノ 葉 の 忍 が ナルト を かばい きれる と 思って いる なら ➡

それ は …。 違う !

ナルト は … 強い ぞ !

( シズネ ) ペイン は 6 人 。 一 個体 一 系統 の 術 しか 使え ない 。

あの 女 は 口 寄せ を 使った 。

と いう こと は 自 来 也様 が 倒した ペイン が ➡

別の 体 で 復活 した こと に なり ます 。

( いの いち ) そして 間違い なく あの 女 は 死体 と して ➡

雨 隠れ の 塔 に 運び込ま れて いた 。

その 女 は 死体 の 時点 で これ を つけて い ました か ?

いや つけて い なかった はずだ 。

フカサク 様 も 言って いた ように ➡

ペイン に 死者 を 生き返ら せる 能力 が ある の は ➡

これ で 間違い ない 。

それ も 別の 体 で いくら でも 代用 を きかせ ➡

この 黒い チャクラ 受信 機 を 体 に 埋め込んで 行動 さ せる 。

( いの ) それ じゃ あの 6 人 の ペイン は …。

すべて 死体 だった 可能 性 が あり ます 。

そして 受信 機 が ある なら 送信 機 も ある と いう こと 。

つまり 陰 から あの 死体 を 操る ➡

チャクラ 信号 を 送信 して いる 者 が いる と いう こと か 。

はい 自 来 也様 が 遺 した 暗号 の 本物 は い ない と いう の は ➡

6 人 の ペイン の 中 に 本体 は い ない と いう ➡

意味 だった んじゃ ない でしょう か ?

そんな ! まだ 別に あんな の が いる って こと !?

( シズネ ) そう なり ます 。

《 予測 は して いた 。

だけど いちばん 考え たく ない 予測 が 当たり だ なんて …》

それ も 相当な チャクラ を 持って いる 。

チャクラ だけ で これ だけ 自由に 遠隔 操作 する んだ から な 。

山中 一族 の 転身 系 の 術 に 少し 似て る が ➡

チャクラ で 他人 を 操る の は 1 人 が 限界 だ 。

ヤツ ら ペイン は 6 人 も いる んだ ろ 。

まだ 陰に 6 人 も いる と いう こと か ?

それ は わかり ませ ん 。

( いの ) どっち に しろ 転身 系 の 術 なら ➡

チャクラ を 送信 する ため に なるべく 受信 体 の 近く に いる はず 。

でないと あれ だけ の 術 や 動き は 無理 よ !

おそらく 木 ノ 葉 の 近く に 潜んで いる はずです が ➡

すぐに 綱 手 様 に 連絡 して ➡

陰 の ペイン の 捜索 隊 を 編成 した ほう が …。

なに !?

《 気づけ なかった だ と !?》

うかつに 動く な 。

この 女 が 死ぬ ぞ 。

クソッ !

妙 木山 。

父さん と 同じ 術 !

装置 も ない のに 数 秒 で 頭 の 中 を !?

どうやら ここ に は ナルト は い ない ようだ な 。

妙 木山 。 なに !?

なに !? ひいた の か ?

どういう こと だ ?

妙 木山 … たしか ガマ の 隠れ里 だった か 。

どうやら ここ に いて も ムダ な ようだ な 。

どうして それ を …。 キサマ !

綱 手 様 ここ は いったん コイツ ら を 引か せて ➡

その 間 に 里 の 守り を 固めて おく のです 。

最後に 1 つ いい か ?

その 足 の チャクラ 俺 の 術 に 対応 する ため か 。

どうやら 俺 の 能力 は 知ら れて しまって いる ようだ が ➡

圧倒 的な 力 の 前 で は すべて が 無意味 。

お前たち 大国 が 証明 して きた こと だ 。

お前たち は この 世界 の 主役 だ と 思い上がり ➡

死 を 遠ざけて 考える 。

平和 ボケ して 浅はかだ 。

人 を 殺せば 人 に 殺さ れる 。

憎しみ が この 2 つ を 繋ぎ合わせる 。

戯れ 言 を ペラペラ と …。

戦い と は 双方 に 死 を 傷 を 痛み を 伴う もの だ 。

私 たち 大国 も 痛み を 受けて きた 。

言いがかり を つけて こんな こと を する の は やめろ !

笑 止 。

シズネ さん !

痛み を 感じろ 痛み を 考えろ 。

痛み を 受け取れ 痛み を 知れ 。

待て ペイン !

痛み を 受け取れ 痛み を 知れ 。

《 まだ 何 か する つもり か !?》

痛み を 知ら ぬ 者 に 本当の 平和 は わから ん 。

大変で ち ゅ フカサク ちゃ ま !

( フカサク ) どうした ?

連絡 役 の コウスケ 兄ちゃん が やられ まち た 。

なん じゃ って !?

名簿 から 名前 が 消えちゃ った んで ち ゅ 。

と いう こと は 木 ノ 葉 の 里 に なに か あった の か ?

え !? ナルト ちゃん イヤ な 予感 が する 。

じいちゃん 仙人 まさか 暁 が 里 に ?

幸いに も 母ちゃん が 食 材 の 調達 で ➡

木 ノ 葉 の 近く に 行 っと る 。

母ちゃん なら ワシ ら を 含め ➡

かなり の 強者 ども を 口 寄せ できる けん 。

すぐに 準備 せい 。

よし !

( サクラ ) く ぅ クソ !

これ じゃ 全員 は 診 られ ない !

シズネ さん !

なに !?

( 小南 ) どういう こと ?

あれ を やる 。 え !?

どうやら 退いた ようだ な 。

うん だ が 何 か 釈然と せ ぬ 。

シズネ さん 。

におい が 完全に 消えた な 。 この 辺り に ヤツ は い ねえ 。

ハッハッハッ 私 の 力 に 恐れ を なして 逃げた ようだ ね 。

《 さすが 母ちゃん 父ちゃん の とき と 同じだ ぜ 》

どういう こと でしょう ? ヤツ ら が ただ 退いた と は 。

《 ペイン 》

(( 痛み を 知ら ぬ 者 に 本当の 平和 は わから ん ))

ヤツ ら は まだ 何 か を やる 気 だ 。

何 か ? 何 か は わから ん 。

だが とにかく 大規模な こと だ 。

( フカサク ) 頼んだ けん の 。

母ちゃん に しっかり 伝えて くれ 。 はい 。

( 綱 手 ) カツユ 全員 を 守れ ! 綱 手 様 !

《 とんでもない こと が 起きる 。 ナルト は まだ か !?》

早く 知らせ なきゃ !

( シマ ) あれ は 木 ノ 葉 の 方向 。

なんちゅう こと じゃ 。

シマ 様 !

遠 身 水 を 通って まいり ました 。

フカサク 様 から シマ 様 に 。

口 寄せ じゃ な 。

ペイン 何 を する つもりだ !

ダメ よ あの 術 は あなた の 命 を 縮める こと に なる 。

6 人 の 力 を …。

どうしても やる の ね 長門 。

俺 は 弥彦 の 痛 み を 忘れ ない 。

ここ より 。

世界 に 痛み を 。

口 寄せ の 術 !

神 羅 天 征 。

ゴホッ ゴホッ 。

ゴホッ 。

何 な の よ これ 。

どうして こんな …。

ナルト 早く 来て よ 。

お 願い ナルト !

( ナツ ) う っ … あ 。

あ ~! 気 が つい たっす ねぇ !

ケツ !?

こら ぁ ! ケツプリ 団 だ ケツプリ 団 !

お前 ら なんの 用 だ !

おいおい ここ が どこ だ か わかって ん の か ?

え ? な なんだ ここ ?

牢屋 だ よ 牢屋 。

兄ちゃん なにやら かした んだ ?

なに って … そうだ ル ー シィ !

ル ー シィ は ! し 知ら ねえ よ !


NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 162 - 世界に痛みを naruto||しっぷう つたい|しーずん|せかい に いたみ を Naruto Shippuden - Season 8 - 162 - Pain in the World

( 缶 が 転がる 音 ) かん||ころがる|おと

( ツメ ) 牙 通 牙 ! |きば|つう|きば

( キバ ) 母ちゃん 上 だ ! |かあちゃん|うえ|

わかって る 。

死体 を 盾 に し や がった か …。 したい||たて|||||

フンッ やっぱり だ ね 。

コイツ は 情報 どおり 物理 攻撃 を 相手 に する の は 苦手の ようだ わ 。 ||じょうほう||ぶつり|こうげき||あいて|||||にがての||

ヘッ ! だったら 俺 たち 犬塚 一族 に とって は ➡ ||おれ||いぬずか|いちぞく|||

有利な 相手 だ な 。 ゆうりな|あいて||

母ちゃん ! 一気に 片づける ぜ ! かあちゃん|いっきに|かたづける|

待ち な キバ 。 コイツ は あの 自 来 也様 を 倒した 6 人 の うち の 1 人 だ 。 まち||||||じ|らい|やさま||たおした|じん||||じん|

ここ は 慎重に かつ 大胆に 。 ||しんちょうに||だいたんに

子 犬 たち の 護衛 に 向かった ハナ の 分 まで 働いて もらう から ね 。 こ|いぬ|||ごえい||むかった|||ぶん||はたらいて|||

オ オウ …。

シノ 全力 で 駆除 する ぞ 。 |ぜんりょく||くじょ||

( シノ ) ああ 。

( テンテン ) も ~ お腹 減った ! ||おなか|へった

少し 休んで いこう よ 。 任務 で 疲れて る んだ しさ 。 すこし|やすんで|||にんむ||つかれて|||し さ

( リ ー ) どう なさった んです か ? ガイ 先生 。 |||||||せんせい

( ガイ ) さっき から 鳥 たち が やけに ➡ |||ちょう|||

里 側 から 飛んで きて る と は 思わ ない か ? さと|がわ||とんで|||||おもわ||

それ も 逃げる ように な 。 ||にげる||

( ネジ ) 俺 も イヤ な 胸騒ぎ が する 。 |おれ||||むなさわぎ||

ここ は まっすぐ 里 へ 向かった ほう が いい 。 |||さと||むかった|||

( テンテン ) え ~!

( ガイ ) 行く ぞ ! みんな ! |いく||

ん っ もう !

後ろ ! うしろ

鼻 に 六 つ 。 耳 に 七 つ の ピアス …。 コイツ か ! はな||むっ||みみ||なな|||||

( 綱 手 ) お前 は ! つな|て|おまえ|

お 久しぶりです 綱 手 様 。 |ひさしぶりです|つな|て|さま

三 忍 も 今や あなた だけ だ 。 みっ|おし||いまや|||

少し アナタ と 話 が し たい 。 すこし|||はなし|||

キバ あれ で いくよ 。

ああ わかって る 。

いく ぜ 赤 丸 。 ||あか|まる

ワン !

ダイナミックマ ー キング !

逃がす か ! にがす|

( カツユ ) ここ は もう 大丈夫です 。 ||||だいじょうぶです

私 が この 2 人 を 。 わたくし|||じん|

( キバ ) ああ 頼んだ ぜ 。 ||たのんだ|

《 赤 丸 の マ ー キング が ついて いる 以上 ➡ あか|まる||||||||いじょう

どこ に も 逃げきれ ねえ ぜ 》 |||にげきれ||

( シノ ) コイツ は ペイン じゃ ない 。

なぜなら ➡

我々 が 聞いた 特徴 と 違って いる 。 われわれ||きいた|とくちょう||ちがって|

油断 する な 。 ゆだん||

もちろん だ 。 どんな ヤツ に も 手 は 抜か ない 。 ||||||て||ぬか|

紙 分身 か 。 かみ|ぶんしん|

いくら 分身 して いよう と も ➡ |ぶんしん||||

蟲 たち が すべて を くらい つくす 。 むし||||||

この におい …。

離れろ シノ ! はなれろ|

《 最初 から 紙 分身 に 起爆 札 を …》 さいしょ||かみ|ぶんしん||きばく|さつ|

本体 に は すでに 水 が 染み込ま せて ある の か 。 ほんたい||||すい||しみこま||||

自分 の 弱点 を 逆手 に とった 戦術 。 じぶん||じゃくてん||さかて|||せんじゅつ

強い ぞ コイツ は 。 つよい|||

お前 は 確か …。 おまえ||たしか

あの とき の ガキ 。

覚えて いた ようだ な 。 おぼえて|||

知っている のです か ? しっている||

少し な 。 すこし|

何者 です ? なにもの|

秩序 を 正す 神 だ 。 ちつじょ||ただす|かみ|

どうやら 正気で は な さ そうだ 。 |しょうきで||||そう だ

うずまき ナルト … 九 尾 は どこ だ ? ||ここの|お|||

さあ ね 。

人 柱 力 は ほぼ 狩り 終えた 。 じん|ちゅう|ちから|||かり|おえた

尾 獣 に よる 忍び 里 の パワ ー バランス は ➡ お|けだもの|||しのび|さと|||||

今や 均衡 を 保って は い ない 。 いまや|きんこう||たもって|||

今更 九 尾 を かばった ところ で ➡ いまさら|ここの|お||||

無意味だ 。 むいみだ

やはり お前たち の 狙い は ナルト か 。 |おまえたち||ねらい|||

じきに 争い が 始まる 。 |あらそい||はじまる

戦争 の 火種 は あちこち に くすぶって いる 。 せんそう||ひだね|||||

そして 我々 が それ ら の 戦争 を コントロ ー ル する 。 |われわれ|||||せんそう|||||

我々 に 協力 すれば 助けて やる の も やぶさかで は ない 。 われわれ||きょうりょく||たすけて||||||

この 状況 …。 |じょうきょう

我々 の 力 も わかった はずだ 。 われわれ||ちから|||

五 影 を なめる な ! いつ|かげ|||

我々 の 先代 たち が 求め ➡ われわれ||せんだい|||もとめ

そして 維持 しよう と 努めて きた 安定 を ➡ |いじ|||つとめて||あんてい|

崩そう と する お前 ら テロリスト が ➡ くずそう|||おまえ|||

何 を 言って も 無意味だ 。 なん||いって||むいみだ

驕 る な ! きょう||

《 なんて チャクラ だ !》

《 これ が 輪廻 眼 の 力 か 。 今 まで の どれ と も 違う 。 ||りんね|がん||ちから||いま||||||ちがう

イヤ な 感じ が する !》 ||かんじ||

お前たち の 平和 が 我々 へ の 暴力 な のだ 。 おまえたち||へいわ||われわれ|||ぼうりょく||

確かに かつて 木 ノ 葉 隠れ が やってきた こと が ➡ たしかに||き||は|かくれ||||

すべて 正しい と は 言え ない 。 |ただしい|||いえ|

だが お前たち の こんな やり 方 は 許せ ない ! |おまえたち||||かた||ゆるせ|

言葉 に 気 を つけろ 。 ことば||き||

これ は 神 から の 最後 の 警告 だ 。 ナルト の 居場所 を 言え 。 ||かみ|||さいご||けいこく||||いばしょ||いえ

言え ! いえ

今 我々 は 持てる 力 の すべて を 注ぎ ➡ いま|われわれ||もてる|ちから||||そそぎ

お前たち を たたく ! それ だけ の こと 。 おまえたち||||||

それ に お前 は 一 つ 大きな 勘違い を して いる 。 ||おまえ||ひと||おおきな|かんちがい|||

お前 が 欲しがって いる もの は 手 に 入り は し ない 。 おまえ||ほしがって||||て||はいり|||

木 ノ 葉 の 忍 が ナルト を かばい きれる と 思って いる なら ➡ き||は||おし|||||||おもって||

それ は …。 違う ! ||ちがう

ナルト は … 強い ぞ ! ||つよい|

( シズネ ) ペイン は 6 人 。 一 個体 一 系統 の 術 しか 使え ない 。 |||じん|ひと|こたい|ひと|けいとう||じゅつ||つかえ|

あの 女 は 口 寄せ を 使った 。 |おんな||くち|よせ||つかった

と いう こと は 自 来 也様 が 倒した ペイン が ➡ ||||じ|らい|やさま||たおした||

別の 体 で 復活 した こと に なり ます 。 べつの|からだ||ふっかつ|||||

( いの いち ) そして 間違い なく あの 女 は 死体 と して ➡ |||まちがい|||おんな||したい||

雨 隠れ の 塔 に 運び込ま れて いた 。 あめ|かくれ||とう||はこびこま||

その 女 は 死体 の 時点 で これ を つけて い ました か ? |おんな||したい||じてん|||||||

いや つけて い なかった はずだ 。

フカサク 様 も 言って いた ように ➡ |さま||いって||

ペイン に 死者 を 生き返ら せる 能力 が ある の は ➡ ||ししゃ||いきかえら||のうりょく||||

これ で 間違い ない 。 ||まちがい|

それ も 別の 体 で いくら でも 代用 を きかせ ➡ ||べつの|からだ||||だいよう||

この 黒い チャクラ 受信 機 を 体 に 埋め込んで 行動 さ せる 。 |くろい||じゅしん|き||からだ||うめこんで|こうどう||

( いの ) それ じゃ あの 6 人 の ペイン は …。 ||||じん|||

すべて 死体 だった 可能 性 が あり ます 。 |したい||かのう|せい|||

そして 受信 機 が ある なら 送信 機 も ある と いう こと 。 |じゅしん|き||||そうしん|き|||||

つまり 陰 から あの 死体 を 操る ➡ |かげ|||したい||あやつる

チャクラ 信号 を 送信 して いる 者 が いる と いう こと か 。 |しんごう||そうしん|||もの||||||

はい 自 来 也様 が 遺 した 暗号 の 本物 は い ない と いう の は ➡ |じ|らい|やさま||い||あんごう||ほんもの|||||||

6 人 の ペイン の 中 に 本体 は い ない と いう ➡ じん||||なか||ほんたい|||||

意味 だった んじゃ ない でしょう か ? いみ|||||

そんな ! まだ 別に あんな の が いる って こと !? ||べつに||||||

( シズネ ) そう なり ます 。

《 予測 は して いた 。 よそく|||

だけど いちばん 考え たく ない 予測 が 当たり だ なんて …》 ||かんがえ|||よそく||あたり||

それ も 相当な チャクラ を 持って いる 。 ||そうとうな|||もって|

チャクラ だけ で これ だけ 自由に 遠隔 操作 する んだ から な 。 |||||じゆうに|えんかく|そうさ||||

山中 一族 の 転身 系 の 術 に 少し 似て る が ➡ さんちゅう|いちぞく||てんしん|けい||じゅつ||すこし|にて||

チャクラ で 他人 を 操る の は 1 人 が 限界 だ 。 ||たにん||あやつる|||じん||げんかい|

ヤツ ら ペイン は 6 人 も いる んだ ろ 。 ||||じん||||

まだ 陰に 6 人 も いる と いう こと か ? |いんに|じん||||||

それ は わかり ませ ん 。

( いの ) どっち に しろ 転身 系 の 術 なら ➡ ||||てんしん|けい||じゅつ|

チャクラ を 送信 する ため に なるべく 受信 体 の 近く に いる はず 。 ||そうしん|||||じゅしん|からだ||ちかく|||

でないと あれ だけ の 術 や 動き は 無理 よ ! ||||じゅつ||うごき||むり|

おそらく 木 ノ 葉 の 近く に 潜んで いる はずです が ➡ |き||は||ちかく||ひそんで|||

すぐに 綱 手 様 に 連絡 して ➡ |つな|て|さま||れんらく|

陰 の ペイン の 捜索 隊 を 編成 した ほう が …。 かげ||||そうさく|たい||へんせい|||

なに !?

《 気づけ なかった だ と !?》 きづけ|||

うかつに 動く な 。 |うごく|

この 女 が 死ぬ ぞ 。 |おんな||しぬ|

クソッ !

妙 木山 。 たえ|きやま

父さん と 同じ 術 ! とうさん||おなじ|じゅつ

装置 も ない のに 数 秒 で 頭 の 中 を !? そうち||||すう|びょう||あたま||なか|

どうやら ここ に は ナルト は い ない ようだ な 。

妙 木山 。 なに !? たえ|きやま|

なに !? ひいた の か ?

どういう こと だ ?

妙 木山 … たしか ガマ の 隠れ里 だった か 。 たえ|きやま||||かくれざと||

どうやら ここ に いて も ムダ な ようだ な 。

どうして それ を …。 キサマ !

綱 手 様 ここ は いったん コイツ ら を 引か せて ➡ つな|て|さま|||||||ひか|

その 間 に 里 の 守り を 固めて おく のです 。 |あいだ||さと||まもり||かためて||

最後に 1 つ いい か ? さいごに|||

その 足 の チャクラ 俺 の 術 に 対応 する ため か 。 |あし|||おれ||じゅつ||たいおう|||

どうやら 俺 の 能力 は 知ら れて しまって いる ようだ が ➡ |おれ||のうりょく||しら|||||

圧倒 的な 力 の 前 で は すべて が 無意味 。 あっとう|てきな|ちから||ぜん|||||むいみ

お前たち 大国 が 証明 して きた こと だ 。 おまえたち|たいこく||しょうめい||||

お前たち は この 世界 の 主役 だ と 思い上がり ➡ おまえたち|||せかい||しゅやく|||おもいあがり

死 を 遠ざけて 考える 。 し||とおざけて|かんがえる

平和 ボケ して 浅はかだ 。 へいわ|||あさはかだ

人 を 殺せば 人 に 殺さ れる 。 じん||ころせば|じん||ころさ|

憎しみ が この 2 つ を 繋ぎ合わせる 。 にくしみ|||||つなぎあわせる

戯れ 言 を ペラペラ と …。 たわむれ|げん|||

戦い と は 双方 に 死 を 傷 を 痛み を 伴う もの だ 。 たたかい|||そうほう||し||きず||いたみ||ともなう||

私 たち 大国 も 痛み を 受けて きた 。 わたくし||たいこく||いたみ||うけて|

言いがかり を つけて こんな こと を する の は やめろ ! いいがかり|||||||||

笑 止 。 わら|や

シズネ さん !

痛み を 感じろ 痛み を 考えろ 。 いたみ||かんじろ|いたみ||かんがえろ

痛み を 受け取れ 痛み を 知れ 。 いたみ||うけとれ|いたみ||しれ

待て ペイン ! まて|

痛み を 受け取れ 痛み を 知れ 。 いたみ||うけとれ|いたみ||しれ

《 まだ 何 か する つもり か !?》 |なん||||

痛み を 知ら ぬ 者 に 本当の 平和 は わから ん 。 いたみ||しら||もの||ほんとうの|へいわ|||

大変で ち ゅ フカサク ちゃ ま ! たいへんで|||||

( フカサク ) どうした ?

連絡 役 の コウスケ 兄ちゃん が やられ まち た 。 れんらく|やく|||にいちゃん||||

なん じゃ って !?

名簿 から 名前 が 消えちゃ った んで ち ゅ 。 めいぼ||なまえ||きえちゃ||||

と いう こと は 木 ノ 葉 の 里 に なに か あった の か ? ||||き||は||さと||||||

え !? ナルト ちゃん イヤ な 予感 が する 。 |||||よかん||

じいちゃん 仙人 まさか 暁 が 里 に ? |せんにん||あかつき||さと|

幸いに も 母ちゃん が 食 材 の 調達 で ➡ さいわいに||かあちゃん||しょく|ざい||ちょうたつ|

木 ノ 葉 の 近く に 行 っと る 。 き||は||ちかく||ぎょう||

母ちゃん なら ワシ ら を 含め ➡ かあちゃん|||||ふくめ

かなり の 強者 ども を 口 寄せ できる けん 。 ||きょうしゃ|||くち|よせ||

すぐに 準備 せい 。 |じゅんび|

よし !

( サクラ ) く ぅ クソ !

これ じゃ 全員 は 診 られ ない ! ||ぜんいん||み||

シズネ さん !

なに !?

( 小南 ) どういう こと ? こみなみ||

あれ を やる 。 え !?

どうやら 退いた ようだ な 。 |しりぞいた||

うん だ が 何 か 釈然と せ ぬ 。 |||なん||しゃくぜんと||

シズネ さん 。

におい が 完全に 消えた な 。 この 辺り に ヤツ は い ねえ 。 ||かんぜんに|きえた|||あたり|||||

ハッハッハッ 私 の 力 に 恐れ を なして 逃げた ようだ ね 。 |わたくし||ちから||おそれ|||にげた||

《 さすが 母ちゃん 父ちゃん の とき と 同じだ ぜ 》 |かあちゃん|とうちゃん||||おなじだ|

どういう こと でしょう ? ヤツ ら が ただ 退いた と は 。 |||||||しりぞいた||

《 ペイン 》

(( 痛み を 知ら ぬ 者 に 本当の 平和 は わから ん )) いたみ||しら||もの||ほんとうの|へいわ|||

ヤツ ら は まだ 何 か を やる 気 だ 。 ||||なん||||き|

何 か ? 何 か は わから ん 。 なん||なん||||

だが とにかく 大規模な こと だ 。 ||だいきぼな||

( フカサク ) 頼んだ けん の 。 |たのんだ||

母ちゃん に しっかり 伝えて くれ 。 はい 。 かあちゃん|||つたえて||

( 綱 手 ) カツユ 全員 を 守れ ! 綱 手 様 ! つな|て||ぜんいん||まもれ|つな|て|さま

《 とんでもない こと が 起きる 。 ナルト は まだ か !?》 |||おきる||||

早く 知らせ なきゃ ! はやく|しらせ|

( シマ ) あれ は 木 ノ 葉 の 方向 。 |||き||は||ほうこう

なんちゅう こと じゃ 。

シマ 様 ! |さま

遠 身 水 を 通って まいり ました 。 とお|み|すい||かよって||

フカサク 様 から シマ 様 に 。 |さま|||さま|

口 寄せ じゃ な 。 くち|よせ||

ペイン 何 を する つもりだ ! |なん|||

ダメ よ あの 術 は あなた の 命 を 縮める こと に なる 。 |||じゅつ||||いのち||ちぢめる|||

6 人 の 力 を …。 じん||ちから|

どうしても やる の ね 長門 。 ||||ながと

俺 は 弥彦 の 痛 み を 忘れ ない 。 おれ||やひこ||つう|||わすれ|

ここ より 。

世界 に 痛み を 。 せかい||いたみ|

口 寄せ の 術 ! くち|よせ||じゅつ

神 羅 天 征 。 かみ|ら|てん|すすむ

ゴホッ ゴホッ 。

ゴホッ 。

何 な の よ これ 。 なん||||

どうして こんな …。

ナルト 早く 来て よ 。 |はやく|きて|

お 願い ナルト ! |ねがい|

( ナツ ) う っ … あ 。

あ ~! 気 が つい たっす ねぇ ! |き||||

ケツ !?

こら ぁ ! ケツプリ 団 だ ケツプリ 団 ! |||だん|||だん

お前 ら なんの 用 だ ! おまえ|||よう|

おいおい ここ が どこ だ か わかって ん の か ?

え ? な なんだ ここ ?

牢屋 だ よ 牢屋 。 ろうや|||ろうや

兄ちゃん なにやら かした んだ ? にいちゃん|||

なに って … そうだ ル ー シィ ! ||そう だ|||

ル ー シィ は ! し 知ら ねえ よ ! |||||しら||