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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン7 - 146 - 継承者の想い

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 7 - 146 - 継承 者 の 想い

( ホタル ) ナルト さん …。

あの …。

( ナルト ) 大丈夫 。

ありがとう …。

♪♪~

( ヤマト ) どうした ? ナルト 。

ヤマト 隊長 … 悪い けど 先 に 行って て くれ ねえ か ?

オレ は あの 里 に 戻る 。

( サイ ) 戻る ?

どうしても … 気 に なる んだ 。

《 村人 たち の あの 視線 …》

おい ! 待つ んだ !

♪♪~

《 クソッ ! 何 か 嫌な 感じ が する !》

遠路 はるばる 疲れた だろう ? ホタル 。

さ ぁ …。

あの …。

ついてき なさい 。

頭領 の ヤツ どういう つもり だ !

本当に ここ で かくまう の か ?

冗談 だ ろ ! もし 何 か あったら オレ たち まで …。

シッ ! 言いすぎ だ よ !

私 … 戻って きて は いけなかった んでしょう か ?

そんな こと ない 。

せっかく 帰って きた んだ 。 ゆっくり 休み なさい 。

ありがとう ございます 。

うむ で は 。

やっと 会えた な 。

役行者 の 孫娘 。

何者 です !?

♪♪~

( アカボシ ) お前 が この 里 を 頼る の は わかって いた から な 。

あなた たち 砦 を 襲った …!?

助けて ください ! 賊 です !

おじさん ! ここ を 開けて ください !!

おじさん ! 誰 か ~!!

ムダ だ !

さ ぁ 禁 術 を 渡して もらおう か 。

イヤ です !

♪♪~

( ナンゴウ ) 手間 とら せる な !

( ベンテン ) おいおい … 女性 は もう 少し 優しく 扱え 。

( チュウシン ) ヘヘヘヘ ! テメエ の 吐く 言葉 じゃ ねえ だ ろ 。

兄貴 !

これ が 例の 秘術 か …。

♪♪~

ゴホッ ゴホッ !

ウヘヘヘ ! 仕込み か よ 。

チッ ! ナマイキ な !

追え ! 娘 を 逃がす な !

《 まさか 土 蜘蛛 の 里 に まで 手 が 回って いた なんて …。

とにかく この 場 を 離れ ない と …》

森 に 逃げた か …。

♪♪~

ヘヘヘヘ ! 見つけた ぜ お 嬢ちゃん 。

水 遁 水 乱 波 !

ハッ ! そんな チンケ な 術 に やられて んな よ チュウシン 。

うる せ え ! ちょっと 驚いた だけ だ !

さて 忍者 ごっこ は ここ まで だ 。

教えろ 。 禁 術 は どこ に ある ?

う ぜ え な 。 ヘヘ 。

今 の うち に 吐いた ほう が いい ぜ 。

その ベンテン … ツラ は 女 みて えだ が よ 切れる と 怖い ぜ 。

言え ませ ん ! あれ は 私 たち の 最後 の 希望 な んです !

あ ~ もう めん どくせ え や !

どうしても 言い たく ねえ なら ➡

しゃべり たく なる ように 手伝って やる よ 。

殺す な よ 。 ヘヘ …。

ソイツ は この 小 娘 次第 だ 。

なに !?

( ウタカタ ) 騒がしい なぁ 。 これ じゃ 居眠り も でき やし ねえ 。

ウタカタ 様 !

キサマ 生きて や がった の か 。

あの とき 確かに …。

フフ … ご 期待 に そえ ず 悪かった な 。

別に アンタ ら と やりあい たい わけじゃ ない が ➡

コイツ に は オレ も 用 が あって ね 。

え ? あの 子がい なくなった ? どういう こと だって ば よ !

私 ども に も よく わから ん のです 。

ここ に ホタル を かくまって いた んです が ➡

突然 大きな 音 が して ➡

駆けつけた とき に は もう 。

わかった 。 オレ も 捜す 。

捜索 が 終わった ところ を 教えて くれ 。

あぁ いや … その …。

捜索 を する の は 実は これ から でして 。

えっ …。

なんで すぐ 捜さ ねえ んだ ?

建物 が こんなん なって 何 か あった に 決まって ん のに !

ええ … ですが …。

何 考えて んだ !

あの 子 は 里 の 仲間 じゃ ねえ の かよ !

( ヤマト ) よさ ない か ナルト 。

ここ で もめて も しかたがない だろう 。

ヤマト 隊長 … どうして ?

ボク ら も 気 に なって ね 。 追いかけて きた んだ が ➡

正解 だった ようだ 。

最後に 彼女 を 見た の は いつ です ?

あぁ … 少し 前 です 。

あなた 方 が ホタル を 連れて きて から すぐ ここ に 案内 して …。

だ と する と まだ そう 時間 は 経って い ない な 。

急ごう 。 ナルト 。 けど !

今 は 彼女 の 保護 が 優先 だ よ 。

ウタカタ 様 助け に 来て くれた んです ね 。

そう いう わけじゃ ない んだ が ➡

とりあえず この 場 を なんとか し ない と な 。

なんだ コイツ …。

あん 時 オレ ら の 術 を くらった はずな のに …。

性懲り も なく お 宝 を かすめ 取ろう って 魂胆 かよ 。

さ せる か 。

酸 藤 花 !

ナンゴウ 戻れ !

ありゃ 外した か 。

この !

囲め ! 今度 こそ ヤツ を しとめる !

陣 の 外 に !

あば よ 。 さ せる か 。

ウタカタ 様 !

逃げ足 が 速い な 。

連中 まだ 遠く へ は 行って ねえ はずだ 。

すぐに 追いかけて 。 やめて おけ 。

頭 。 なぜ です ?

お 宝 を みすみす 逃す 気 です か 。

これ は 霧 の ビンゴ ・ ブック 。

なかなか おもしろい ヤツ が 絡んで きた もん だ ぜ 。

って こと は アイツ これ に のる ような 賞金 首 って こと か 。

すげ え 5,000万 両 。

こりゃ ついて る 。

小 娘 の 術 だけ でも すげ え の に 唸る ほど の カネ が 入って くる ぜ 。

でも こん だけ の 値 が ついて る って こと は ➡

アイツ 相当な やり手 な んじゃ …。

ハッ ! 怖気づいて んじゃ ねえ 。

せっかく の チャンス だって のに よ 。 なんだ と … オレ は ただ 。

おい ! 少し 黙ら ない か 。 それ で どう し ます ? 頭 。

そう だ な 。

《 オレ の せい だ … あの 時 …》

《 オレ が すぐに 戻って れば …》

1 つ 聞いて も いい です か ?

ボク たち の 任務 は ➡

彼女 を 土 蜘蛛 の 里 まで 警護 する こと でした よ ね 。

その つもり だった んだ けど ね 。

でも 正確に いえば ➡

きちんと 彼女 の 身 の 安全 が 確保 でき なければ ➡

意味 が ない んだ よ 。

この 任務 は もともと 3 代 目 火影 と ➡

土 蜘蛛 一族 の 役行者 の 間 で 結ばれた ➡

ある 盟約 に よる もの だ 。

だから もし 今 の 土 蜘蛛 一族 に 彼女 を 護 る 力 が ない の なら ➡

こちら で 保護 する しか ない 。

サイ この 辺り で 広域 探索 を かけて くれる か 。

わかり ました 。

忍法 超 獣 偽 画 。

《 待って ろ 必ず 見つけて やる 》

ウタカタ 様 … ここ は ?

うわ ~!

高い !

♪♪~

この 辺 で いい か 。

もう ダメ か と 思い ました 。

やっぱり ウタカタ 様 は すごい です 。 勘違い する な 。

オレ は 別に お前 を 助けた わけじゃ ない 。

では なぜ 来て くれた のです ? そりゃ ➡

ヤツ ら が しつこく 欲しがる その 禁 術 って のに ➡

興味 が 出て きた から さ 。

ウソ です ウタカタ 様 は そんな 方 じゃ あり ませ ん 。

わから ない ぜ 。

カネ の 匂い が 嫌いな ヤツ は い ない から な 。

今更 悪 ぶって も ムダ です 。

は ぁ …。

どうも お前 と いる と 調子 が 狂う な 。

しかし これ から どう する 気 だ ?

その 術 を 狙う の は 連中 だけ じゃ ない 。

この先 も きっと わんさ か 現れる ぞ 。

そう です ね 。

その ため に も もっと 強く なら なくっちゃ 。

だから 私 を 弟子 に …。 おっと 。

その 話 なら ごめん だ 。

だいたい ジイ さん の 形見 だ か 何だか 知ら ねえ が なぁ ➡

何で そう まで して 守ろう と する 。

それ は …。

師匠 の 思い に こたえる ため です 。

お じい 様 は 私 の 最初の 師匠 で も あり ました 。

師匠 と 弟子 は 互いに 思い 合う もの 。

だから お じい 様 が 果たせ なかった 夢 ➡

土 蜘蛛 一族 を 復興 さ せる ため に ➡

私 は この 術 を 失う わけに は いか ない んです 。

ふ っ 思い 合う か 。

くだら ねえ 妄想 だ な 。

あの どちら へ 。

これ 以上 お前 に 付き合う 義理 は ない から な 。

師弟 ごっこ なら よそ で やって くれ 。

ごっこ じゃ あり ませ ん 。

私 本気 で あなた を 思って ます !

ウタカタ 様 を 師匠 と 呼び たい んです !

お前 に は 止め られ ない ぜ 。

わかって い ます でも 私 の 気持 は 変わり ませ ん 。

だから …。

え …。

バッ バカ ! お前 いきなり 何 を !?

ウタカタ 様 に 見て いただき たい のです 。

私 の すべて を …。

♪♪~

ホタル お前 …。

なんて こと を !

この こと は 誰 も 知り ませ ん 。

でも ウタカタ 様 に は 隠し たく なかった 。

お 願い です ウタカタ 様 。 私 …。

言う な !

( ウタカタ ) チクショウ …。

秘術 切 雨 。

♪♪~

しまった !

この 雨 やはり 切 雨 か 。

ウタカタ 。

もはや お前 に 逃げ道 は ない 。

何で すか !?

これ 以上 里 を 待た せる わけに は いか ない 。

アンタ ら も ホント に しつこい な 。 下がれ ホタル 。

水 遁 水流 鞭 !

キャ ! ホタル !

もう 一 度 言う 。 抵抗 を やめて 我々 と 来い 。

おかしな マネ を すれば この 娘 の 命 は ない ぞ 。

ウタカタ 様 …。

いっと く が ソイツ は 関係ない 赤 の 他人 だ 。

どう なろう と オレ の 知った こっちゃ ない 。

そう か なら 試して みよう 。

効果 は それなり に ある ようだ な 。

我ら と ともに 里 に 戻れ 。

何 回 聞いて も 答え は 同じだ 。

では しかたがない 。

雷 遁 地 走り 。

ぐ わ っ !!

ウタカタ 様 ! 悪く 思う な 。

我々 は どうしても ヤツ を 連れ帰ら ねば なら ん のだ 。

こんな ひどい こと やめて ください !

どうせ この 程度 で 死に は し ない 。

少し 力 を そいで おく だけ だ 。

もう やめて ! いったい ウタカタ 様 が ➡

何 を したって 言う んです か !

ヤツ は 師匠 殺し の ウタカタ 。

里 を 抜けた 大 罪人 だ 。

これ より ヤツ を 拘束 する 。 準備 に かかれ !

はっ !

螺旋 丸 !

なに っ !?

《 何 だ ?》

人質 とる なんて 汚 ねえ ヤツ ら だ !

ナルト さん !

待た せて 悪かった って ば よ 。

プハ ー ! 食った 食った !

( キバ ) や っぱ 冬 は 鍋 だ よ な 。 ( シノ ) 白菜 が うまかった 。

んじゃ そろそろ シメ の ラ ー メン と いく か 。

あっ ゴキブリ ! そこ だ !!

な に すんだ よ 。 一 寸 の 蟲 に も 五 分 の 魂 。

むやみに 殺生 を する な 。

それ に あれ が 出る の は ➡

この 部屋 を 不潔に した 住人 の せい だ と いえる 。

でも 放っとく の は ごめん だ ぜ 。

だ な 。 1 匹 見つける と ➡

仲間 が 100 匹 いる って 言う し 。

わかった 。 オレ が ひと 肌 脱ごう 。

今 から 蟲寄 せ の 秘術 を 行い ➡

彼ら を 正しく 森 に 帰す 。

ああ 。 んじゃ ひと つ よろしく 。

いい だろう 。

秘術 蟲寄 せ !

( ミッシェル ) ル ー シィ 姉さん どう ? 古代 文字 見つかった ?

( ル ー シィ ) う うん 全然 駄目 。

( エルザ ) ル ー シィ 仕事 だ 。

( グレイ ) 金塊 を 奪った や つら を 捕まえ に 行く んだ って よ 。

もし かして また ケツプリ 団 ? さあ な 行きゃ わかん だ ろ 。

ごめん 今回 は パス 。

鉄 の 棒 から 浮かび上がった 文字 の 解読 が 進ま ない の 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 7 - 146 - 継承 者 の 想い naruto||しっぷう|つたい|しーずん|けいしょう|もの||おもい Naruto Shippuden - Season 7 - 146 - Thoughts of the Inheritors

( ホタル ) ナルト さん …。

あの …。

( ナルト ) 大丈夫 。 |だいじょうぶ

ありがとう …。

♪♪~

( ヤマト ) どうした ? ナルト 。

ヤマト 隊長 … 悪い けど 先 に 行って て くれ ねえ か ? |たいちょう|わるい||さき||おこなって||||

オレ は あの 里 に 戻る 。 |||さと||もどる

( サイ ) 戻る ? |もどる

どうしても … 気 に なる んだ 。 |き|||

《 村人 たち の あの 視線 …》 むらびと||||しせん

おい ! 待つ んだ ! |まつ|

♪♪~

《 クソッ ! 何 か 嫌な 感じ が する !》 |なん||いやな|かんじ||

遠路 はるばる 疲れた だろう ? ホタル 。 えんろ||つかれた||

さ ぁ …。

あの …。

ついてき なさい 。

頭領 の ヤツ どういう つもり だ ! とうりょう|||||

本当に ここ で かくまう の か ? ほんとうに|||||

冗談 だ ろ ! もし 何 か あったら オレ たち まで …。 じょうだん||||なん|||||

シッ ! 言いすぎ だ よ ! |いいすぎ||

私 … 戻って きて は いけなかった んでしょう か ? わたくし|もどって|||||

そんな こと ない 。

せっかく 帰って きた んだ 。 ゆっくり 休み なさい 。 |かえって||||やすみ|

ありがとう ございます 。

うむ で は 。

やっと 会えた な 。 |あえた|

役行者 の 孫娘 。 えんのぎょうじゃ||まごむすめ

何者 です !? なにもの|

♪♪~

( アカボシ ) お前 が この 里 を 頼る の は わかって いた から な 。 |おまえ|||さと||たよる||||||

あなた たち 砦 を 襲った …!? ||とりで||おそった

助けて ください ! 賊 です ! たすけて||ぞく|

おじさん ! ここ を 開けて ください !! |||あけて|

おじさん ! 誰 か ~!! |だれ|

ムダ だ !

さ ぁ 禁 術 を 渡して もらおう か 。 ||きん|じゅつ||わたして||

イヤ です !

♪♪~

( ナンゴウ ) 手間 とら せる な ! |てま|||

( ベンテン ) おいおい … 女性 は もう 少し 優しく 扱え 。 ||じょせい|||すこし|やさしく|あつかえ

( チュウシン ) ヘヘヘヘ ! テメエ の 吐く 言葉 じゃ ねえ だ ろ 。 ||||はく|ことば||||

兄貴 ! あにき

これ が 例の 秘術 か …。 ||れいの|ひじゅつ|

♪♪~

ゴホッ ゴホッ !

ウヘヘヘ ! 仕込み か よ 。 |しこみ||

チッ ! ナマイキ な !

追え ! 娘 を 逃がす な ! おえ|むすめ||にがす|

《 まさか 土 蜘蛛 の 里 に まで 手 が 回って いた なんて …。 |つち|くも||さと|||て||まわって||

とにかく この 場 を 離れ ない と …》 ||じょう||はなれ||

森 に 逃げた か …。 しげる||にげた|

♪♪~

ヘヘヘヘ ! 見つけた ぜ お 嬢ちゃん 。 |みつけた|||じょうちゃん

水 遁 水 乱 波 ! すい|とん|すい|らん|なみ

ハッ ! そんな チンケ な 術 に やられて んな よ チュウシン 。 ||||じゅつ|||||

うる せ え ! ちょっと 驚いた だけ だ ! ||||おどろいた||

さて 忍者 ごっこ は ここ まで だ 。 |にんじゃ|||||

教えろ 。 禁 術 は どこ に ある ? おしえろ|きん|じゅつ||||

う ぜ え な 。 ヘヘ 。

今 の うち に 吐いた ほう が いい ぜ 。 いま||||はいた||||

その ベンテン … ツラ は 女 みて えだ が よ 切れる と 怖い ぜ 。 ||||おんな|||||きれる||こわい|

言え ませ ん ! あれ は 私 たち の 最後 の 希望 な んです ! いえ|||||わたくし|||さいご||きぼう||

あ ~ もう めん どくせ え や !

どうしても 言い たく ねえ なら ➡ |いい|||

しゃべり たく なる ように 手伝って やる よ 。 ||||てつだって||

殺す な よ 。 ヘヘ …。 ころす|||

ソイツ は この 小 娘 次第 だ 。 |||しょう|むすめ|しだい|

なに !?

( ウタカタ ) 騒がしい なぁ 。 これ じゃ 居眠り も でき やし ねえ 。 |さわがしい||||いねむり||||

ウタカタ 様 ! |さま

キサマ 生きて や がった の か 。 |いきて||||

あの とき 確かに …。 ||たしかに

フフ … ご 期待 に そえ ず 悪かった な 。 ||きたい||||わるかった|

別に アンタ ら と やりあい たい わけじゃ ない が ➡ べつに||||||||

コイツ に は オレ も 用 が あって ね 。 |||||よう|||

え ? あの 子がい なくなった ? どういう こと だって ば よ ! ||こがい||||||

私 ども に も よく わから ん のです 。 わたくし|||||||

ここ に ホタル を かくまって いた んです が ➡

突然 大きな 音 が して ➡ とつぜん|おおきな|おと||

駆けつけた とき に は もう 。 かけつけた||||

わかった 。 オレ も 捜す 。 |||さがす

捜索 が 終わった ところ を 教えて くれ 。 そうさく||おわった|||おしえて|

あぁ いや … その …。

捜索 を する の は 実は これ から でして 。 そうさく|||||じつは|||

えっ …。

なんで すぐ 捜さ ねえ んだ ? ||さがさ||

建物 が こんなん なって 何 か あった に 決まって ん のに ! たてもの||||なん||||きまって||

ええ … ですが …。

何 考えて んだ ! なん|かんがえて|

あの 子 は 里 の 仲間 じゃ ねえ の かよ ! |こ||さと||なかま||||

( ヤマト ) よさ ない か ナルト 。 |よ さ|||

ここ で もめて も しかたがない だろう 。

ヤマト 隊長 … どうして ? |たいちょう|

ボク ら も 気 に なって ね 。 追いかけて きた んだ が ➡ |||き||||おいかけて|||

正解 だった ようだ 。 せいかい||

最後に 彼女 を 見た の は いつ です ? さいごに|かのじょ||みた||||

あぁ … 少し 前 です 。 |すこし|ぜん|

あなた 方 が ホタル を 連れて きて から すぐ ここ に 案内 して …。 |かた||||つれて||||||あんない|

だ と する と まだ そう 時間 は 経って い ない な 。 ||||||じかん||たって|||

急ごう 。 ナルト 。 けど ! いそごう||

今 は 彼女 の 保護 が 優先 だ よ 。 いま||かのじょ||ほご||ゆうせん||

ウタカタ 様 助け に 来て くれた んです ね 。 |さま|たすけ||きて|||

そう いう わけじゃ ない んだ が ➡

とりあえず この 場 を なんとか し ない と な 。 ||じょう||||||

なんだ コイツ …。

あん 時 オレ ら の 術 を くらった はずな のに …。 |じ||||じゅつ||||

性懲り も なく お 宝 を かすめ 取ろう って 魂胆 かよ 。 しょうこり||||たから|||とろう||こんたん|

さ せる か 。

酸 藤 花 ! さん|ふじ|か

ナンゴウ 戻れ ! |もどれ

ありゃ 外した か 。 |はずした|

この !

囲め ! 今度 こそ ヤツ を しとめる ! かこめ|こんど||||

陣 の 外 に ! じん||がい|

あば よ 。 さ せる か 。

ウタカタ 様 ! |さま

逃げ足 が 速い な 。 にげあし||はやい|

連中 まだ 遠く へ は 行って ねえ はずだ 。 れんちゅう||とおく|||おこなって||

すぐに 追いかけて 。 やめて おけ 。 |おいかけて||

頭 。 なぜ です ? あたま||

お 宝 を みすみす 逃す 気 です か 。 |たから|||のがす|き||

これ は 霧 の ビンゴ ・ ブック 。 ||きり|||

なかなか おもしろい ヤツ が 絡んで きた もん だ ぜ 。 ||||からんで||||

って こと は アイツ これ に のる ような 賞金 首 って こと か 。 ||||||||しょうきん|くび|||

すげ え 5,000万 両 。 ||よろず|りょう

こりゃ ついて る 。

小 娘 の 術 だけ でも すげ え の に 唸る ほど の カネ が 入って くる ぜ 。 しょう|むすめ||じゅつ|||||||うなる|||||はいって||

でも こん だけ の 値 が ついて る って こと は ➡ ||||あたい||||||

アイツ 相当な やり手 な んじゃ …。 |そうとうな|やりて||

ハッ ! 怖気づいて んじゃ ねえ 。 |おじけづいて||

せっかく の チャンス だって のに よ 。 なんだ と … オレ は ただ 。

おい ! 少し 黙ら ない か 。 それ で どう し ます ? 頭 。 |すこし|だまら||||||||あたま

そう だ な 。

《 オレ の せい だ … あの 時 …》 |||||じ

《 オレ が すぐに 戻って れば …》 |||もどって|

1 つ 聞いて も いい です か ? |きいて||||

ボク たち の 任務 は ➡ |||にんむ|

彼女 を 土 蜘蛛 の 里 まで 警護 する こと でした よ ね 。 かのじょ||つち|くも||さと||けいご|||||

その つもり だった んだ けど ね 。

でも 正確に いえば ➡ |せいかくに|

きちんと 彼女 の 身 の 安全 が 確保 でき なければ ➡ |かのじょ||み||あんぜん||かくほ||

意味 が ない んだ よ 。 いみ||||

この 任務 は もともと 3 代 目 火影 と ➡ |にんむ|||だい|め|ほかげ|

土 蜘蛛 一族 の 役行者 の 間 で 結ばれた ➡ つち|くも|いちぞく||えんのぎょうじゃ||あいだ||むすばれた

ある 盟約 に よる もの だ 。 |めいやく||||

だから もし 今 の 土 蜘蛛 一族 に 彼女 を 護 る 力 が ない の なら ➡ ||いま||つち|くも|いちぞく||かのじょ||まもる||ちから||||

こちら で 保護 する しか ない 。 ||ほご|||

サイ この 辺り で 広域 探索 を かけて くれる か 。 ||あたり||こういき|たんさく||||

わかり ました 。

忍法 超 獣 偽 画 。 にんぽう|ちょう|けだもの|ぎ|が

《 待って ろ 必ず 見つけて やる 》 まって||かならず|みつけて|

ウタカタ 様 … ここ は ? |さま||

うわ ~!

高い ! たかい

♪♪~

この 辺 で いい か 。 |ほとり|||

もう ダメ か と 思い ました 。 ||||おもい|

やっぱり ウタカタ 様 は すごい です 。 勘違い する な 。 ||さま||||かんちがい||

オレ は 別に お前 を 助けた わけじゃ ない 。 ||べつに|おまえ||たすけた||

では なぜ 来て くれた のです ? そりゃ ➡ ||きて|||

ヤツ ら が しつこく 欲しがる その 禁 術 って のに ➡ ||||ほしがる||きん|じゅつ||

興味 が 出て きた から さ 。 きょうみ||でて|||

ウソ です ウタカタ 様 は そんな 方 じゃ あり ませ ん 。 |||さま|||かた||||

わから ない ぜ 。

カネ の 匂い が 嫌いな ヤツ は い ない から な 。 ||におい||きらいな||||||

今更 悪 ぶって も ムダ です 。 いまさら|あく||||

は ぁ …。

どうも お前 と いる と 調子 が 狂う な 。 |おまえ||||ちょうし||くるう|

しかし これ から どう する 気 だ ? |||||き|

その 術 を 狙う の は 連中 だけ じゃ ない 。 |じゅつ||ねらう|||れんちゅう|||

この先 も きっと わんさ か 現れる ぞ 。 このさき|||||あらわれる|

そう です ね 。

その ため に も もっと 強く なら なくっちゃ 。 |||||つよく||

だから 私 を 弟子 に …。 おっと 。 |わたくし||でし||

その 話 なら ごめん だ 。 |はなし|||

だいたい ジイ さん の 形見 だ か 何だか 知ら ねえ が なぁ ➡ ||||かたみ|||なんだか|しら|||

何で そう まで して 守ろう と する 。 なんで||||まもろう||

それ は …。

師匠 の 思い に こたえる ため です 。 ししょう||おもい||||

お じい 様 は 私 の 最初の 師匠 で も あり ました 。 ||さま||わたくし||さいしょの|ししょう||||

師匠 と 弟子 は 互いに 思い 合う もの 。 ししょう||でし||たがいに|おもい|あう|

だから お じい 様 が 果たせ なかった 夢 ➡ |||さま||はたせ||ゆめ

土 蜘蛛 一族 を 復興 さ せる ため に ➡ つち|くも|いちぞく||ふっこう||||

私 は この 術 を 失う わけに は いか ない んです 。 わたくし|||じゅつ||うしなう|||||

ふ っ 思い 合う か 。 ||おもい|あう|

くだら ねえ 妄想 だ な 。 ||もうそう||

あの どちら へ 。

これ 以上 お前 に 付き合う 義理 は ない から な 。 |いじょう|おまえ||つきあう|ぎり||||

師弟 ごっこ なら よそ で やって くれ 。 してい||||||

ごっこ じゃ あり ませ ん 。

私 本気 で あなた を 思って ます ! わたくし|ほんき||||おもって|

ウタカタ 様 を 師匠 と 呼び たい んです ! |さま||ししょう||よび||

お前 に は 止め られ ない ぜ 。 おまえ|||とどめ|||

わかって い ます でも 私 の 気持 は 変わり ませ ん 。 ||||わたくし||きもち||かわり||

だから …。

え …。

バッ バカ ! お前 いきなり 何 を !? ||おまえ||なん|

ウタカタ 様 に 見て いただき たい のです 。 |さま||みて|||

私 の すべて を …。 わたくし|||

♪♪~

ホタル お前 …。 |おまえ

なんて こと を !

この こと は 誰 も 知り ませ ん 。 |||だれ||しり||

でも ウタカタ 様 に は 隠し たく なかった 。 ||さま|||かくし||

お 願い です ウタカタ 様 。 私 …。 |ねがい|||さま|わたくし

言う な ! いう|

( ウタカタ ) チクショウ …。

秘術 切 雨 。 ひじゅつ|せつ|あめ

♪♪~

しまった !

この 雨 やはり 切 雨 か 。 |あめ||せつ|あめ|

ウタカタ 。

もはや お前 に 逃げ道 は ない 。 |おまえ||にげみち||

何で すか !? なんで|

これ 以上 里 を 待た せる わけに は いか ない 。 |いじょう|さと||また|||||

アンタ ら も ホント に しつこい な 。 下がれ ホタル 。 |||||||さがれ|

水 遁 水流 鞭 ! すい|とん|すいりゅう|むち

キャ ! ホタル !

もう 一 度 言う 。 抵抗 を やめて 我々 と 来い 。 |ひと|たび|いう|ていこう|||われわれ||こい

おかしな マネ を すれば この 娘 の 命 は ない ぞ 。 |||||むすめ||いのち|||

ウタカタ 様 …。 |さま

いっと く が ソイツ は 関係ない 赤 の 他人 だ 。 |||||かんけいない|あか||たにん|

どう なろう と オレ の 知った こっちゃ ない 。 |||||しった||

そう か なら 試して みよう 。 |||ためして|

効果 は それなり に ある ようだ な 。 こうか||||||

我ら と ともに 里 に 戻れ 。 われら|||さと||もどれ

何 回 聞いて も 答え は 同じだ 。 なん|かい|きいて||こたえ||おなじだ

では しかたがない 。

雷 遁 地 走り 。 かみなり|とん|ち|はしり

ぐ わ っ !!

ウタカタ 様 ! 悪く 思う な 。 |さま|わるく|おもう|

我々 は どうしても ヤツ を 連れ帰ら ねば なら ん のだ 。 われわれ|||||つれかえら||||

こんな ひどい こと やめて ください !

どうせ この 程度 で 死に は し ない 。 ||ていど||しに|||

少し 力 を そいで おく だけ だ 。 すこし|ちから|||||

もう やめて ! いったい ウタカタ 様 が ➡ ||||さま|

何 を したって 言う んです か ! なん|||いう||

ヤツ は 師匠 殺し の ウタカタ 。 ||ししょう|ころし||

里 を 抜けた 大 罪人 だ 。 さと||ぬけた|だい|ざいにん|

これ より ヤツ を 拘束 する 。 準備 に かかれ ! ||||こうそく||じゅんび||

はっ !

螺旋 丸 ! らせん|まる

なに っ !?

《 何 だ ?》 なん|

人質 とる なんて 汚 ねえ ヤツ ら だ ! ひとじち|||きたな||||

ナルト さん !

待た せて 悪かった って ば よ 。 また||わるかった|||

プハ ー ! 食った 食った ! ||くった|くった

( キバ ) や っぱ 冬 は 鍋 だ よ な 。 ( シノ ) 白菜 が うまかった 。 |||ふゆ||なべ|||||はくさい||

んじゃ そろそろ シメ の ラ ー メン と いく か 。

あっ ゴキブリ ! そこ だ !!

な に すんだ よ 。 一 寸 の 蟲 に も 五 分 の 魂 。 ||||ひと|すん||むし|||いつ|ぶん||たましい

むやみに 殺生 を する な 。 |せっしょう|||

それ に あれ が 出る の は ➡ ||||でる||

この 部屋 を 不潔に した 住人 の せい だ と いえる 。 |へや||ふけつに||じゅうにん|||||

でも 放っとく の は ごめん だ ぜ 。 |ほっとく|||||

だ な 。 1 匹 見つける と ➡ ||ひき|みつける|

仲間 が 100 匹 いる って 言う し 。 なかま||ひき|||いう|

わかった 。 オレ が ひと 肌 脱ごう 。 ||||はだ|ぬごう

今 から 蟲寄 せ の 秘術 を 行い ➡ いま||むしより|||ひじゅつ||おこない

彼ら を 正しく 森 に 帰す 。 かれら||まさしく|しげる||きす

ああ 。 んじゃ ひと つ よろしく 。

いい だろう 。

秘術 蟲寄 せ ! ひじゅつ|むしより|

( ミッシェル ) ル ー シィ 姉さん どう ? 古代 文字 見つかった ? ||||ねえさん||こだい|もじ|みつかった

( ル ー シィ ) う うん 全然 駄目 。 |||||ぜんぜん|だめ

( エルザ ) ル ー シィ 仕事 だ 。 ||||しごと|

( グレイ ) 金塊 を 奪った や つら を 捕まえ に 行く んだ って よ 。 |きんかい||うばった||||つかまえ||いく|||

もし かして また ケツプリ 団 ? さあ な 行きゃ わかん だ ろ 。 ||||だん|||いきゃ|||

ごめん 今回 は パス 。 |こんかい||

鉄 の 棒 から 浮かび上がった 文字 の 解読 が 進ま ない の 。 くろがね||ぼう||うかびあがった|もじ||かいどく||すすま||