NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン ６ - 141 - 真実 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|しんじつ Naruto Shippuden - Season 6 - 141 - Truth

刑法 に より 禁じ られた 犯罪 行為 ＞ けいほう|||きんじ||はんざい|こうい

＜５ 年 以下 の 懲役 または ➡ とし|いか||ちょうえき|

50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます ＞ よろず|えん|いか||ばっきん||しょせ||

＜ 後悔 して も 元 に は 戻せ ない ＞ こうかい|||もと|||もどせ|

不正 視聴 !? ふせい|しちょう

( ﾏﾀﾞﾗ )16 年 前 の 九 尾 の 妖狐 襲来 ｡ |とし|ぜん||ここの|お||ようきつね|しゅうらい

あら ぬ 疑い が かけ られた ｡ ||うたがい|||

うち は が 主権 を 狙って 反逆 を 起こそう と した ので は ない か と ｡ |||しゅけん||ねらって|はんぎゃく||おこそう|||||||

以降 うち は へ の 監視 は 暗部 に より 徹底 さ れ ➡ いこう|||||かんし||あんぶ|||てってい||

一族 の 居住 地 は 里 の 片隅 へ と 追いやら れ ➡ いちぞく||きょじゅう|ち||さと||かたすみ|||おいやら|

隔離 さながら の 状態 に なった ｡ かくり|||じょうたい||

ﾔﾂ ら の 不信 は わだかまり を 生み 疑い は やがて 現実 と なって いく ｡ |||ふしん||||うみ|うたがい|||げんじつ|||

うち は 一族 は ｸ ｰ ﾃﾞﾀ ｰ を 企んだ ｡ 里 を 乗っ取る ため に …｡ ||いちぞく|||||||たくらんだ|さと||のっとる||

そして 木 ノ 葉 上層 部 は ➡ |き||は|じょうそう|ぶ|

うち は 一族 の 中 に ｽﾊﾟｲ を 送り込んだ ｡ ||いちぞく||なか||||おくりこんだ

それ が お前 の 兄 うち は ｲﾀﾁ だ ｡ ||おまえ||あに||||

そこ から ｲﾀﾁ の 地獄 は 始まった のだ ｡ ||||じごく||はじまった|

( ｻｽｹ ) うち は が ｸ ｰ ﾃﾞﾀ ｰ ？ ｲﾀﾁ が … ｽﾊﾟｲ だ と !?

お前 は うち は に いながら 何も 知ら さ れて い ない ｡ おまえ||||||なにも|しら||||

まだ 幼かった から だ ｡ |おさなかった||

だが これ ら は 真実だ ｡ ||||しんじつだ

お前 の 父親 ﾌｶﾞｸ は その ｸ ｰ ﾃﾞﾀ ｰ を 率いる 首謀 者 だった ｡ おまえ||ちちおや|||||||||ひきいる|しゅぼう|もの|

そして ｲﾀﾁ は 父 の 命 に より 暗部 に 入り込んだ ｽﾊﾟｲ だった ｡ |||ちち||いのち|||あんぶ||はいりこんだ||

(( ﾌｶﾞｸ : ｲﾀﾁ … お前 は 一族 と 里 の 中枢 を つなぐ ➡ ||おまえ||いちぞく||さと||ちゅうすう||

ﾊﾟｲﾌﾟ 役 で も ある のだ ｡ それ は わかって る な ？)) |やく|||||||||

( ﾏﾀﾞﾗ ) だが それ は 逆だった ｡ ||||ぎゃくだった

ｲﾀﾁ は 里 側 に うち は の 情報 を 流して いた ｡ ||さと|がわ|||||じょうほう||ながして|

俗に 言う 二 重 ｽﾊﾟｲ と いう ﾔﾂ だ ｡ ぞくに|いう|ふた|おも|||||

それ が どれほど の 重荷 か お前 に は 想像 も でき ない だろう ｡ ||||おもに||おまえ|||そうぞう||||

なぜ … なぜ ｲﾀﾁ は うち は を 裏切る !? |||||||うらぎる

戦争 を 見て い ない お前 に は 理解 でき ない かも しれ ない な ｡ せんそう||みて|||おまえ|||りかい||||||

第 三 次 忍 界 大戦 …｡ だい|みっ|つぎ|おし|かい|たいせん

ｲﾀﾁ は わずか ４ 歳 で 多く の 人 の 死 を 目 に して しまった ｡ |||さい||おおく||じん||し||め|||

戦争 を 経験 する に は 幼 すぎた ｡ せんそう||けいけん||||おさな|

戦争 は 地獄 だ …｡ せんそう||じごく|

その ﾄﾗｳﾏ は ｲﾀﾁ を 争い を 好ま ない 平和 を 愛する 男 に した ｡ |||||あらそい||このま||へいわ||あいする|おとこ||

里 の 安定 を 第 一 に 考え 平和 の ため に 働く …｡ さと||あんてい||だい|ひと||かんがえ|へいわ||||はたらく

そういう 男 だった ｡ |おとこ|

一族 と いう しがらみ に とらわれる こと なく ➡ いちぞく|||||||

里 を 愛する 忍 …｡ 里 の 上層 部 は そこ を 利用 した ｡ さと||あいする|おし|さと||じょうそう|ぶ||||りよう|

上層 部 は ｲﾀﾁ に 極秘 任務 を 与えた ｡ じょうそう|ぶ||||ごくひ|にんむ||あたえた

目 に は 目 を …｡ うち は に 対抗 する に は 写 輪 眼 が いる ｡ め|||め|||||たいこう||||うつ|りん|がん||

そう だ その 任務 と は …｡ |||にんむ||

うち は 一族 全員 の 抹殺 ｡ ||いちぞく|ぜんいん||まっさつ

その とき の ｲﾀﾁ の 心情 は どのような もの だった の か …｡ |||||しんじょう||||||

想像 を 絶する ｡ そうぞう||ぜっする

ｲﾀﾁ は 恐るべき 選択 を 迫ら れる こと に なった ｡ ||おそるべき|せんたく||せまら||||

同胞 に 手 を かける など あり え ぬ 返答 だった はずだ ｡ どうほう||て|||||||へんとう||

だが うち は ほど の 忍 が 内戦 を 起こせば ➡ |||||おし||ないせん||おこせば

木 ノ 葉 隠れ の 里 も 火 の 国 も 大きく 揺らぐ ｡ き||は|かくれ||さと||ひ||くに||おおきく|ゆらぐ

それ を 機 に 他国 は 必ず 攻め込んで くる ｡ ||き||たこく||かならず|せめこんで|

第 四 次 忍 界 大戦 の 引き金 に も なり かね ない 事態 に なる ｡ だい|よっ|つぎ|おし|かい|たいせん||ひきがね||||||じたい||

うち は 一族 の 利己 的な 思想 で ➡ ||いちぞく||りこ|てきな|しそう|

忍 の 世界 と は 無関係な 者 たち を 含め ➡ おし||せかい|||むかんけいな|もの|||ふくめ

また 多く の 人間 が 死ぬ ｡ |おおく||にんげん||しぬ

お前 が ｲﾀﾁ なら どうした ？ おまえ||||

そこ で ｲﾀﾁ は 決めた のだ ｡ ||||きめた|

己 の 手 で 一族 の 歴史 に 幕 を 下ろす こと を ｡ おのれ||て||いちぞく||れきし||まく||おろす||

うち は を 憎み 裏切った ので は ない ｡ |||にくみ|うらぎった|||

しかたなかった のだ ｡

里 の 興 り から の 差別 そして 確執 の ﾂｹ ｡ さと||きょう||||さべつ||かくしつ||

それ を たった ひと り で 背負い込み ➡ ||||||せおいこみ

己 を 犠牲 に した ｲﾀﾁ の 決断 を 責める こと は 誰 に も でき まい ｡ おのれ||ぎせい|||||けつだん||せめる|||だれ||||

事実 あの 頃 の ｵﾚ も 戦争 の 機 を うかがって いた ｡ じじつ||ころ||||せんそう||き|||

千手 の 木 ノ 葉 に も うち は に も 恨み が あった から な ｡ せんじゅ||き||は|||||||うらみ||||

だが ｲﾀﾁ は それ すら 気づいて いた ｡ |||||きづいて|

ｵﾚ の 存在 に 唯一 気づいて いた のだ ｡ ||そんざい||ゆいいつ|きづいて||

ｲﾀﾁ は ｵﾚ に 接触 を 求め ある 条件 を 出して きた ｡ ||||せっしょく||もとめ||じょうけん||だして|

うち は 一族 の 復讐 の 手引き を する かわり に ➡ ||いちぞく||ふくしゅう||てびき||||

里 側 に は 手 を 出す な と いう もの だ ｡ さと|がわ|||て||だす|||||

同胞 を この 手 に かける 手伝い を する と …｡ どうほう|||て|||てつだい|||

だが 三 代 目 だけ は 別の 手 を 打とう と した ｡ |みっ|だい|め|||べつの|て||だとう||

うち は に 和解 案 を 打ち出して 話し合い を 持とう と した のだ ｡ |||わかい|あん||うちだして|はなしあい||もとう|||

だが 時 は 迫り それ は 失敗 する ｡ |じ||せまり|||しっぱい|

そして あの 夜 へ と つながって いく ｡ ||よ||||

任務 だった ｡ にんむ|

一族 を 殺した 犯罪 者 と して ➡ いちぞく||ころした|はんざい|もの||

汚名 を 背負った まま 抜け 忍 と なる こと ｡ おめい||せおった||ぬけ|おし|||

その すべて が 任務 だった ｡ |||にんむ|

そして ｲﾀﾁ は その 任務 を 全うした ｡ ||||にんむ||まっとうした

ただ 一 点 の 失敗 を 除いて は な ｡ |ひと|てん||しっぱい||のぞいて||

弟 だけ は 殺せ なかった ｡ おとうと|||ころせ|

その後 ｲﾀﾁ は お前 を ﾀﾞﾝｿﾞｳ や 上層 部 から ➡ そのご|||おまえ||||じょうそう|ぶ|

守って くれる よう 三 代 目 火影 に 嘆願 し ➡ まもって|||みっ|だい|め|ほかげ||たんがん|

ﾀﾞﾝｿﾞｳ を 脅して 里 を 抜けた ｡ もし ｻｽｹ に 手 を 出せば ➡ ||おどして|さと||ぬけた||||て||だせば

里 の 情報 すべて を 非 同盟 国 に 暴露 する と 言って な ｡ さと||じょうほう|||ひ|どうめい|くに||ばくろ|||いって|

お前 の こと が 何より 心配だった のだ ｡ おまえ||||なにより|しんぱいだった|

だが お前 に 本当の 思い は 言え なかった ｡ |おまえ||ほんとうの|おもい||いえ|

だから ああ 言う しか なかった んだ ｡ ||いう|||

(( ｳｿ だ ！ こんな の 兄さん じゃ ない !! だって …｡ ||||にいさん|||

( ｲﾀﾁ ) お前 が 望む ような 兄 を 演じ 続けて きた の は ➡ |おまえ||のぞむ||あに||えんじ|つづけて|||

お前 の 器 を 確かめる ため だ ｡ おまえ||うつわ||たしかめる||

お前 は ｵﾚ の 器 を 確かめる ため の 相手 に なる ｡ おまえ||||うつわ||たしかめる|||あいて||

そういう 可能 性 を 秘めて いる ｡ |かのう|せい||ひめて|

お前 は ｵﾚ を 疎 ま しく 思い 憎んで いた ｡ おまえ||||うと|||おもい|にくんで|

この ｵﾚ を 超える こと を 望み 続けて いた ｡ |||こえる|||のぞみ|つづけて|

だからこそ 生かして やる ｡ ｵﾚ の ため に ｡ |いかして|||||

愚かなる 弟 よ ｡ おろかなる|おとうと|

この ｵﾚ を 殺した くば 恨め ｡ 憎め ｡ |||ころした||うらめ|にくめ

そして 醜く 生き延びる が いい ｡ |みにくく|いきのびる||

逃げて 逃げて 生 に しがみつく が いい ｡ にげて|にげて|せい||||

そして いつか ➡

ｵﾚ と 同じ 眼 を 持って ｵﾚ の 前 に 来い !!)) ||おなじ|がん||もって|||ぜん||こい

( ﾏﾀﾞﾗ ) 自分 へ の 復讐 を 目的 と して 与え ➡ |じぶん|||ふくしゅう||もくてき|||あたえ

お前 を 強く する こと を 願った ｡ おまえ||つよく||||ねがった

うち は は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 誇り 高き 一族 だ と ➡ |||き||は|かくれ||さと||ほこり|たかき|いちぞく||

そう 信じ させて おき たかった ｡ |しんじ|さ せて||

本当の こと を 決して 知ら れ ぬ よう 火影 に 願い ➡ ほんとうの|||けっして|しら||||ほかげ||ねがい

里 を 抜けた とき より お前 と 戦い ➡ さと||ぬけた|||おまえ||たたかい

死ぬ こと を 心 に 決めて いた のだ ｡ しぬ|||こころ||きめて||

その とき お前 に 新しい 力 を 与える ため ｡ ||おまえ||あたらしい|ちから||あたえる|

これ が ｲﾀﾁ の 真実だ ｡ ||||しんじつだ

ｳｿ だ … ｳｿ だ ！

そんな の ｳｿ に 決まって る だ ろ ｡ ||||きまって|||

ﾃﾞﾀﾗﾒ だ ｡

ｵﾚ は 何度 も 殺さ れ かけた ！ ||なんど||ころさ||

ｲﾀﾁ が 本気 なら そう なって いたろう ｡ 確実に な ｡ ||ほんき|||||かくじつに|

ｱｲﾂ は 万華鏡 写 輪 眼 の 瞳 術 まで 使って ｵﾚ を 殺そう と した んだ ！ ||まんげきょう|うつ|りん|がん||ひとみ|じゅつ||つかって|||ころそう|||

(( あ ～ っ ！))

それなのに ｡ お前 の 対処 も すべて 計算 の うち だ ｡ |おまえ||たいしょ|||けいさん|||

あの 戦い で ｲﾀﾁ は お前 を 追い込む 必要 が あった ｡ |たたかい||||おまえ||おいこむ|ひつよう||

その 理由 本当 は お前 も もう 気づいて いる んじゃ ない の か ？ |りゆう|ほんとう||おまえ|||きづいて|||||

(( 出る もの が 出て きた な )) でる|||でて||

呪 印 から の 解放 ｡ まじない|いん|||かいほう

そして もっとも 親しい 者 の 死 ｡ ||したしい|もの||し

お前 に 万華鏡 を 開眼 さ せる 戦い で も あった ｡ おまえ||まんげきょう||かいげん|||たたかい|||

あれ は すべて ｲﾀﾁ が 仕組んだ 戦い だった ｡ |||||しくんだ|たたかい|

お前 の 眼 を 奪う と いう 芝居 を 最後 まで 演じ きって な ｡ おまえ||がん||うばう|||しばい||さいご||えんじ||

のみ 込めて きた ようだ な ｡ |こめて|||

お前 は ｳｿ を ついて いる ！ おまえ|||||

九 尾 に 里 を 襲わ せた の は ﾏﾀﾞﾗ ！ ここの|お||さと||おそわ||||

お前 の 仕業 だ と ｲﾀﾁ は 言った ！ おまえ||しわざ|||||いった

(( ｲﾀﾁ :16 年 前 九 尾 が 木 ノ 葉 を 襲った 事件 は ➡ |とし|ぜん|ここの|お||き||は||おそった|じけん|

ﾏﾀﾞﾗ が 起こした もの だ ｡ ||おこした||

だが それ も 四 代 目 に 阻止 さ れて しまった ｡ |||よっ|だい|め||そし|||

つまり …｡

今 の ﾏﾀﾞﾗ は 負け 犬 だ ｡ いま||||まけ|いぬ|

うち は の 本当の 高み を 手 に する の は ﾔﾂ じゃ ない ｡ |||ほんとうの|たかみ||て|||||||

あの 男 ﾏﾀﾞﾗ を 超え 本当の 高み へ と 近づく の は この ｵﾚ だ ！)) |おとこ|||こえ|ほんとうの|たかみ|||ちかづく|||||

お前 は うち は に 濡れ衣 を 着せた ！ おまえ|||||ぬれぎぬ||きせた

ｲﾀﾁ と 組んで 一族 を もてあそぶ ため に ！ ||くんで|いちぞく||||

それ は ｲﾀﾁ が ついた ｳｿ だ ｡

万が一 に も お前 に 真実 が 伝わる こと を ➡ まんがいち|||おまえ||しんじつ||つたわる||

ｲﾀﾁ は 恐れて いた のだ ｡ ||おそれて||

その 可能 性 を みじんも 残さ ぬ よう ｡ |かのう|せい|||のこさ||

お前 に ｵﾚ を 信用 さ せ ない ため に ｳｿ を つき ➡ おまえ||||しんよう||||||||

そればかりか お前 の 眼 に 天 照 を も 仕込んだ ｡ |おまえ||がん||てん|あきら|||しこんだ

信じ られる か そんな こと ！ しんじ||||

ｱｲﾂ は ｲﾀﾁ は 悪 だ ！ ||||あく|

一族 を 殺して 暁 に 染まった 犯罪 者 だ ！ いちぞく||ころして|あかつき||そまった|はんざい|もの|

ｲﾀﾁ は ただ １ 人 決して ぬぐえ ぬ 罪 を 背負い ➡ |||じん|けっして|||ざい||せおい

里 を 抜けて なお 暁 に 入り込み ➡ さと||ぬけて||あかつき||はいりこみ

里 に とって 危険な 組織 を 内部 から 見張って いた ｡ さと|||きけんな|そしき||ないぶ||みはって|

常に 木 ノ 葉 隠れ を 思い ながら ｡ とわに|き||は|かくれ||おもい|

そして 同じく お前 の こと を ｡ |おなじく|おまえ|||

お前 を 守る と 約束 して いた 三 代 目 火影 が 死んで すぐに ➡ おまえ||まもる||やくそく|||みっ|だい|め|ほかげ||しんで|

ｲﾀﾁ が 木 ノ 葉 に 姿 を 現した の は ➡ ||き||は||すがた||あらわした||

ﾀﾞﾝｿﾞｳ を 含む 里 の 上層 部 に ➡ ||ふくむ|さと||じょうそう|ぶ|

ｵﾚ は 生きて いる と 忠告 する ため だった ｡ ||いきて|||ちゅうこく|||

お前 の こと を 何より …｡ やめろ ！ おまえ||||なにより|

ｳｿ だ ！ そんな もの すべて ｡

なぜなら お前 は 生きて いる ｡ |おまえ||いきて|

(( 人 は 誰 も が 己 の 知識 や 認識 に 頼り 縛ら れ 生きて いる ｡ じん||だれ|||おのれ||ちしき||にんしき||たより|しばら||いきて|

それ を 現実 と いう 名 で 呼んで な ｡ ||げんじつ|||な||よんで|

しかし 知識 や 認識 と は あいまいな もの だ ｡ |ちしき||にんしき|||||

その 現実 は 幻 かも しれ ない ｡ |げんじつ||まぼろし|||

人 は 皆 思い込み の なか で 生きて いる ｡ じん||みな|おもいこみ||||いきて|

そう は 考え られ ない か ？ ||かんがえ|||

その 写 輪 眼 … お前 は どこ まで 見えて いる ？ |うつ|りん|がん|おまえ||||みえて|

今 の ｵﾚ の 眼 は 昔 と は 違う ！ ｵﾚ の 写 輪 眼 は 幻 術 を 見抜く ！ いま||||がん||むかし|||ちがう|||うつ|りん|がん||まぼろし|じゅつ||みぬく

ﾌｯ … あいかわらず 強気な 物言い だ な ｡ ||つよきな|ものいい||

その 言葉 とりあえず 受け取って おこう )) |ことば||うけとって|

お前 の 眼 は ｲﾀﾁ の こと を 何ひとつ 見抜けて い なかった ｡ おまえ||がん||||||なにひとつ|みぬけて||

ｲﾀﾁ が 作りだした 幻 を 何ひとつ 見抜け なかった ｡ ||つくりだした|まぼろし||なにひとつ|みぬけ|

ｲﾀﾁ は 友 を 殺し 上司 を 殺し ➡ ||とも||ころし|じょうし||ころし

恋人 を 殺し 父 を 殺し 母 を 殺した ｡ こいびと||ころし|ちち||ころし|はは||ころした

だが 殺せ なかった ｡ 弟 だけ は …｡ |ころせ||おとうと||

血 の 涙 を 流し ながら 感情 の 一切 を 殺して ➡ ち||なみだ||ながし||かんじょう||いっさい||ころして

里 の ため に 同胞 を 殺し まくった 男 が …｡ さと||||どうほう||ころし||おとこ|

どうしても お前 を 殺せ なかった ｡ |おまえ||ころせ|

その 意味 が わかる か ？ |いみ|||

ｱｲﾂ に とって お前 の 命 は 里 より も 重かった のだ ｡ |||おまえ||いのち||さと|||おもかった|

ｱｲﾂ は 死ぬ 間際 まで … いや 死んで も なお ➡ ||しぬ|まぎわ|||しんで||

お前 の ため に … お前 に 新しい 力 を 授ける ため に …｡ おまえ||||おまえ||あたらしい|ちから||さずける||

お前 に 倒さ れる こと で うち は 一族 の 敵 を 討った ｡ おまえ||たおさ||||||いちぞく||てき||うった

木 ノ 葉 の 英雄 に お前 を 仕立てあげる ため に ｡ き||は||えいゆう||おまえ||したてあげる||

病 に むしばま れ 己 に 近づく 死期 を 感じ ながら ➡ びょう||||おのれ||ちかづく|しき||かんじ|

薬 で ﾑﾘ に 延命 して でも …｡ くすり||||えんめい||

最愛 の 弟 の ため に …｡ さいあい||おとうと|||

お前 と 戦い お 前 の 前 で 死な ねば なら なかった ｡ おまえ||たたかい||ぜん||ぜん||しな|||

(( ﾏﾀﾞﾗ : 木 ノ 葉 の 里 の 平和 の ため ｡ |き||は||さと||へいわ||

そして 何より うち は ｻｽｹ … お前 の ため に 犯罪 者 と して ➡ |なにより||||おまえ||||はんざい|もの||

裏切り者 と して 死んで いく こと を 望んだ ｡ うらぎりもの|||しんで||||のぞんだ

名誉 の 代償 に 汚名 を … 愛 の 代償 に 憎しみ を 受け取り …｡ めいよ||だいしょう||おめい||あい||だいしょう||にくしみ||うけとり

それ でも なお ｲﾀﾁ は 笑って 死んで いった ｡ |||||わらって|しんで|

弟 の お前 に うち は の 名 を 託し お前 を ずっと 騙し 続けた まま …)) おとうと||おまえ|||||な||たくし|おまえ|||だまし|つづけた|

(( ｲﾀﾁ : ただいま ｡

兄さん ！ にいさん

お かえり ！ ねぇ 一緒に 遊ぼう 兄さん ｡ |||いっしょに|あそぼう|にいさん

ねぇ ねぇ ！ 何 して 遊ぶ ？ ||なん||あそぶ

ｺﾗ ｻｽｹ ！

兄さん は ｱｶﾃﾞﾐ ｰ の 宿題 が ある んだ から ➡ にいさん|||||しゅくだい||||

それ が 終わって から に し なさい ｡ え ～｡ ||おわって|||||

いい よ ｡ 宿題 は あと で する から ｡ ||しゅくだい|||||

簡単だ し ｡ もう …｡ かんたんだ||

《 兄さん どこ に 隠れた の か な ？》 にいさん|||かくれた|||

兄さん 見つけた ！ にいさん|みつけた

なかなか やる な ｻｽｹ ｡

でも … 残念 ！ |ざんねん

あ ！ ず り ぃよ ～！

あの ね 父さん ｡ うん ？ ||とうさん|

今日 兄さん と かくれんぼ した んだ けど ➡ きょう|にいさん|||||

兄さん 分身 の 術 使って 逃げた んだ よ ｡ にいさん|ぶんしん||じゅつ|つかって|にげた||

それ って ずるい よ ね ？

ほう … もう 分身 が 使える の か ｡ ||ぶんしん||つかえる||

兄さん 食後 に ｵﾚ に も 分身 の 術 教えて よ ！ にいさん|しょくご|||||ぶんしん||じゅつ|おしえて|

宿題 ！ しゅくだい

もう …｡

許せ ｻｽｹ ｡ また 今度 に しよう ｡ ゆるせ|||こんど||

ｻｽｹ そろそろ 帰ろう ｡ ||かえろう

新しい 手 裏 剣 術 を 教えて くれる って 言った だろう ！ あたらしい|て|うら|けん|じゅつ||おしえて|||いった|

( ｲﾀﾁ ) 明日 は ちょっと 大事な 任務 が あって ➡ |あした|||だいじな|にんむ||

その 準備 が ある ｡ 兄さん の ｳｿ つき ｡ |じゅんび|||にいさん|||

許せ ｻｽｹ ｡ また 今度 だ ｡ ゆるせ|||こんど|

ｲﾃｯ ！

兄さん 見て て ！ ﾄｳ ！ にいさん|みて||

ｺﾗ ！ ﾑﾁｬ したら …｡

兄さん また 今度 一緒に 修業 して くれる ？ にいさん||こんど|いっしょに|しゅぎょう||

ああ ｡

ただ ｵﾚ も 任務 を 受ける 身 だし お前 も 明日 から ｱｶﾃﾞﾐ ｰ だ ろ ？ |||にんむ||うける|み||おまえ||あした|||||

２ 人 だけ の 時間 も そう 取れ なく なる だろう けど な ｡ じん|||じかん|||とれ|||||

それ でも いい ｡ たまに 一緒に いて くれれば ｡ ||||いっしょに||

お前 と ｵﾚ は 唯一無二 の 兄弟 だ ｡ おまえ||||ゆいいつむに||きょうだい|

お前 の 超える べき 壁 と して ｵﾚ は …｡ おまえ||こえる||かべ||||

兄さん ｡ にいさん

今日 手 裏 剣 術 の 修業 に つきあって よ ｡ きょう|て|うら|けん|じゅつ||しゅぎょう|||

ｵﾚ は 忙しい んだ ｡ ||いそがしい|

父上 に でも 教われば いい だろう ｡ ちちうえ|||おそわれば||

だって 手 裏 剣 術 なら 兄さん の ほう が 上手 だって ➡ |て|うら|けん|じゅつ||にいさん||||じょうず|

子供 の ｵﾚ で も わかる よ ｡ こども||||||

ｲﾃｯ ！

許せ ｻｽｹ ｡ また 今度 だ ｡ ゆるせ|||こんど|

お前 の 超える べき 壁 と して ｵﾚ は …｡ おまえ||こえる||かべ||||

ｵﾚ は お前 と ともに あり 続ける さ ｡ ||おまえ||||つづける|

たとえ 憎ま れよう と な ｡ それ が 兄貴 って もんだ ｡ |にくま||||||あにき||

♪♪～

許せ ｻｽｹ ｡ これ で 最後 だ )) ゆるせ||||さいご|

我ら は 蛇 を 脱した ｡ われら||へび||だっした

これ より 我ら 小 隊 は 名 を 鷹 と 改め 行動 する ｡ ||われら|しょう|たい||な||たか||あらため|こうどう|

鷹 の 目的 は ただ 一 つ ｡ たか||もくてき|||ひと|

我々 は …｡ われわれ|

木 ノ 葉 を 潰す ！ き||は||つぶす

＜791 年 ﾏｸﾞﾉﾘｱ ＞ とし|

＜ ﾙ ｰ ｼｨ : 私 たち が 天 狼 島 から 戻って きたら ➡ |||わたくし|||てん|おおかみ|しま||もどって|

この 世界 ｱ ｰ ｽﾗﾝﾄﾞ で は ７ 年 も の 時 が 経って いた ｡ |せかい||||||とし|||じ||たって|

昔 そんな 童話 を 読んだ 気 が する んだ けど ➡ むかし||どうわ||よんだ|き||||

まさか 自分 が その 童話 と 同じ 体験 しちゃ う なんて ➡ |じぶん|||どうわ||おなじ|たいけん|||

思って も なかった ＞ おもって||

( みんな ) かんぱ ～ い ！

＜ あの 夜 の ﾌｪｱﾘ ｰ ﾃｲﾙ で の ひととき を ➡ |よ||||||||