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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン6 - 125 - 消失

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 125 - 消失

( デイダラ ) オイラ の 究極 芸術 だ 。

これ から オイラ は 自爆 する 。

《 サスケ : コイツ …》

死んで オイラ は 芸術 に なる 。

今 まで に ない 爆発 は この 地 に 今 まで に ない 傷跡 を 残し ➡

そして オイラ の 芸術 は 今 まで に ない 称賛 を 受ける だろう 。

《 トビ … 悪い な 》

オイラ の 称賛 の なか テメエ は 確実に 死ぬ !

半径 10 キロ が 爆発 範囲 だ 。

逃げきれ や し ねえ ぜ うん !

さ ぁ 怯えろ … 驚嘆 しろ ! 絶望 しろ !!

泣き わめけ ! オイラ の 芸術 は …。

♪♪~

( デイダラ ) 喝 ! 爆発 だ !!

( トビ ) な っ !

何 だ あれ は !?

( キバ ) 何 だ !?

( パックン ) カカシ あれ は ?

( カカシ ) この 感じ … あの チャクラ は 暁 の …。

( ヒナタ ) な 何 だろう …。

( ナルト ) 行って みる って ば よ 。 ( ヤマト ) あぁ 。

( どよめき )

《 香 燐 : サスケ … まさか …》

《 サスケ の チャクラ が 感じ られ ない !》

( 水 月 ) あの 辺り は 集合 場所 だ 。

まさか !?

って ! その まさか じゃ ない か !!

( ゼツ ) デイダラ の ヤツ 自爆 した な 。

トビ は どこ かな ?

( ゼツ ) 巻き添え だ な あの 爆発 の 中 に いた だろう から 。

( ゼツ ) デイダラ が 死んだ 。

最後 は 己 で 大 爆発 だ 。

( 鬼 鮫 ) あら ら また メンバ ー が 減っちゃ い ました ね 。

彼 は 結構 強かった と 思い ます が 。

で どっち に やられた んです ?

サスケ か 九 尾 の 人 柱 力 か ?

サスケ だ 。 ただし ね …➡

サスケ も 死んだ みたいだ よ 。

道連れ です か …。

( ペイン ) 感謝 する んだ な イタチ 。 デイダラ が 厄介 払い を して くれた んだ 。

ん ~ あと 何 か 忘れて る ような …。

トビ も 死んだ みたいだ よ 。 デイダラ の ヤツ 見境 なく 爆発 し や がった 。

そう そう トビ でした か …。 しかし あの 逃げ腰 が 逃げ遅れる と は ➡

相当 たいした 術 だった んです ね 。

ま ぁ いい 。 あの 程度 の 男 なら いくら でも 補充 は 利く 。

デイダラ は 惜しかった が …。

私 は 彼 が 好きでした よ 。

陰 鬱 な この 組織 の 場 を 和ま せる 能力 なら ➡

トビ も たいした 能力 者 でした が ね 。

オレ は 行く 。 せめて 静かに デイダラ を 弔う と しよう 。

だったら ボク は トビ の 弔い を …。 暇だ な …。

( 水 月 ) 蛇 の 紋章 が 消えたら と …

コイツ を こう やって …。

サスケ の 血 を ちょいと 垂らして …。

よし 。

口 寄せ の 術 !

コ … コイツ が 大 蛇 丸 の 口 寄せ マンダ か 。

大 蛇 丸 で さえ 手 を 焼いて いた コイツ を どう やって …。

ん ?

《 なるほど … 幻 術 か 》

なんだ ボロボロ じゃ ない か !

誰 と やり合った んだ ?

( マンダ ) この … オレ 様 を …➡

利用 しや が って … この クソガキ …。

その 目 … その 目 で オレ 様 を 操った の か …。

この オレ 様 を …。

あ ~ ぁ 死んじゃ った よ 。

マンダ って あの 大 蛇 丸 の いちばん の ペット でしょ ?

動物 は もっと 大切に し なきゃ 。 それ に ムリ やり 幻 術 かけて さ ぁ 。

ギリギリ だった から な …。 そんな 余裕 は なかった 。

( 香 燐 ) いた !

やっぱり ここ か !

急に チャクラ が 消えた から どうした の か と 思えば ➡

飛んで た の か !

マンダ の 中 に 入って ➡

時空 間 忍術 で 別 空間 へ 飛んで 逃げた … の は いい けど ➡

なんで そんなに ボロボロ な の ?

飛ぶ 寸前 に マンダ と 一緒に 爆風 を 受けた 。

相手 は 暁 だ 。 思った 以上 の やり手 で な …。

《 傷 だらけ の サスケ も かっこいい 》

とにかく 少し 休養 を とら ない と ね 。

なぁ 香 燐 ?

( 咳払い )

だ らし ねえ ! それ でも 大 蛇 丸 を やった 男 かよ !!

大 蛇 丸 は もともと 弱って いた 。 それ だけ の 話 だ 。

( 鬼 鮫 ) まだ やみ ませ ん ねぇ 。 この 時期 に この 地域 で ➡

こう も 降る の は おかしい んです が 。

お 体 に 障り ます よ 。

冷酷な あなた が 今 何 を 考えて いる の か ➡

それ は わかり ませ ん が ➡

ここ から だ と 泣いて る ように 見え ます よ 。

弟 さん の こと なら 残念でした ね 。

これ で うち は 一族 は あなた 一 人 に なって しまった 。

( イタチ ) いや …。 ん ?

アイツ は 死んで ない 。 それ に …。

どういう こと です ?

( イタチ ) 雨 が … やんだ な 。

( サクラ ) ナルト !

みんな 気 に なって 駆けつけた ようだ ね 。

何 が あった んだ !?

サスケ 君 が さっき まで ここ に いた 形跡 が ある の 。

アイツ の ニオイ が かすかだ が 漂って いる 。

それ に いく つ か 他の ニオイ も 残って る 。

どういう こと だ ?

( シノ ) この 地形 の 傷跡 から して ➡

ここ で 戦闘 が あった と 考え られる 。

やっぱり だ 。 この 他 の ニオイ の ひと つ は ➡

町 で 嗅いだ サスケ の ニオイ と 混じって た ヤツ だ 。

どうやら サスケ の 近く に ついて ➡

一緒に 行動 して いる ヤツ ら が いる ようだ 。 同伴 者 が いる 。

じゃあ あの とき …。

おそらく サスケ は 小 隊 を 組んで 移動 して たな 。

他の 5 つ の ニオイ の うち ひと つ は ➡

暁 の デイダラ と 呼ば れて いた 男 。

え … アイツ は 自爆 して ➡

カカシ 先生 の 術 で 異 空間 に 飛ばさ れた んじゃ …。

どうやら 自爆 に 見せかけて ➡

逃げて いた と いう こと の ようだ な 。

で ヤツ ら 暁 は ➡

ツ ー マンセル で 行動 する から 残り は 3 つ 。

サスケ は フォ ー マンセル で 行動 して いる 。

何 人 だろう と 関係 ねえ !

さっさと サスケ の ニオイ を 追う って ば よ !

それ が ダメ な んだ 。

は ? なんで !?

ニオイ が ここ で なく なって る 。

どういう こと だ !?

こういう 場合 は サスケ が 爆発 で 跡形 も なく 消し飛んだ か ➡

あるいは 時空 間 忍術 で 飛んだ と 考える の が 普通だ 。

時空 間 忍術 ?

( キバ ) どうやら 後者 の ようだ な 。

今 の オレ は 犬 以上 に 鼻 が 利く 。 見つけた ぜ サスケ !

《 忍 犬 以上 の 鼻 と は 成長 した な キバ 。

さすが は 犬塚 家 だ 》

キバ 案内 して くれ 。

( 小南 ) ペイン 来て 。 彼 が 来た わ 。

で サスケ の ほう は ? いい 感じ だ 。

写 輪 眼 の 力 を 十二分に 発揮 して いた 。

あれ は イタチ 以上 の 眼 に なる 。

機 は 熟した 。 ヤツ も 覚悟 は 決まって いる だろう 。

そう 長く は ない から な 。

じゃあ 九 尾 の ほう は ?

お前 が 狩れ 。

リ ー ダ ー と して 失敗 は 許さ ん 。

( セミ の 鳴き声 )

ヘッ イタチ を やる って 言って たくせ に ➡

こんな ザマ じゃ しばらく は 動け ねえ ぞ 。

ここ ん ところ 歩き づめ だった から ちょうど いい 。 休暇 が とれる 。

テメエ は 休み っぱなし だった じゃ ねえ か 。 この 貧弱 野郎 !

よし 終わり だ 。 ( 水 月 ) 北 アジト で ➡

なんにも し なかった キミ に は 言わ れ たく ない ね 。

なんだ と コラ ! テメエ や ん の か オゥ 。 ああ やって やろう じゃ ねえ か !

いいかげんに しろ 。

水 月 香 燐 。 それ より イタチ の 情報 は 集まった の か ?

ボロボロ の テメエ が 偉 そうに 言って んじゃ ねえ よ 。

暁 って ヤツ ら の 情報 は いく つ か つかんだ が ➡

イタチ に ついて の はっきり した もの は なかった よ 。

ウチ は ゼロ 。

ただ ヤツ ら は ある 特定 の 人物 ➡

特別な チャクラ を 持つ 者 たち を 狙って いる ようだ 。

特別な チャクラ 。

( 重 吾 ) オレ は 動物 に 語りかけ 暁 の アジト を いく つ か 把握 した 。

その 周辺 で は いつも 大きく イヤ な チャクラ を 感じる らしい 。

動物 たち は そう 言って る 。

へ ぇ 低 能 な 動物 たち も チャクラ を 感じ取る こと が できる の か 。

いや 低 能 だ から こそ か 。 まるで 香 燐 みたいだ ね 。

っだ と テメエ !

水 月 テメエ 今度 と いう 今度 は 絶対 許さ ねえ !

( 水 月 ) おい ちょ っ … 待て 。 おい 。

殺す 。 殺し たい 。

う ぉ ~ っ !

う ぉ ~。 や ばい 。 重 吾 の 殺人 衝動 が 。

サスケ 早く しろ 。 落ち着け 重 吾 。

ハァ ハァ 。 ハァ ハァ 。

ハァ ハァ 。

す すまない 。

香 燐 が 悪い んだ ぞ ギャ ー ギャ ー と 騒いで 。

あぁ ? お前 だって 。

香 燐 キミ は そう やって ボク を 挑発 して ➡

何 を 企んで る ん だい ?

前 に も 言った と 思う けど ➡

自分 の 目的 の ため に も サスケ から 離れる つもり は ない よ 。

べ 別に ウチ は なにも 企んで る わけじゃ なくて ➡

純粋に 水 月 お前 の 気持 を …。

オレ に は … オレ に は サスケ が 必要だ 。

君 麻 呂 の 代わり に なる の は … サスケ だけ なんだ 。

サスケ は オレ の 檻 に なる と 言って くれた 。

さっき の ように オレ の 衝動 を 止め られる の は ➡

今 は サスケ しか い ない 。

でも ね コイツ は どう あれ ➡

その 檻 って ヤツ に は 鍵 なんて かかって ない んだ よ 。

いつでも 誰 でも 抜け出せる 。 な のに な …。

間違い ない こっち だ 。

ヤツ の ニオイ は 動き を 止めて いる 。

どうやら 潜伏 して いる ようだ ぜ 。

チャンス だ な 。

《 サスケ … お前 へ の 道 が つながった って ば よ 》

うずまき ナルト … あれ は ただ の ガキ で は なく なった 。

いまや たいそうな 術 を 身 に つけ 仲間 も 多い 。

簡単に は いかん ぞ 。

一撃 で あの 角 都 の 命 を 二 つ 削った 。

タ ー ゲット を お そる べし と する 言葉 は ちり に 等しい 。

ペイン は 負けた こと が ない のだ から 。

フフッ … まっ それ も そう だ 。

話 は 終わり だ 。

他の メンバ ー に 残り の 人 柱 力 を 急が せろ 。

わかって いる 。

いよいよ だ … 我ら が 目的 を 達成 する の も あと わずか 。

( 雷鳴 )

そう なれば すべて が 本来 の 形 に 戻る のだ 。

♪♪~

写 輪 眼 の 本当の 力 が … この うち は マダラ の 力 が !

また 空 が 鳴き 出した 。

ペイン あなた …。

( カプリコ ) 開け ベルパラソ の 狩人 サマグィ 。

レイラ の 娘 を 仕留めて こい 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 125 - 消失 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|しょうしつ Naruto Shippuden - Season 6 - 125 - Disappearance 火影忍者疾风传 - 第 6 季 - 125 - 失踪 火影忍者 Shippuden - 第六季 - 125 - 消失

( デイダラ ) オイラ の 究極 芸術 だ 。 |||きゅうきょく|げいじゅつ|

これ から オイラ は 自爆 する 。 ||||じばく|

《 サスケ : コイツ …》

死んで オイラ は 芸術 に なる 。 しんで|||げいじゅつ||

今 まで に ない 爆発 は この 地 に 今 まで に ない 傷跡 を 残し ➡ いま||||ばくはつ|||ち||いま||||きずあと||のこし

そして オイラ の 芸術 は 今 まで に ない 称賛 を 受ける だろう 。 |||げいじゅつ||いま||||しょうさん||うける|

《 トビ … 悪い な 》 |わるい|

オイラ の 称賛 の なか テメエ は 確実に 死ぬ ! ||しょうさん|||||かくじつに|しぬ

半径 10 キロ が 爆発 範囲 だ 。 はんけい|||ばくはつ|はんい|

逃げきれ や し ねえ ぜ うん ! にげきれ|||||

さ ぁ 怯えろ … 驚嘆 しろ ! 絶望 しろ !! ||おびえろ|きょうたん||ぜつぼう|

泣き わめけ ! オイラ の 芸術 は …。 なき||||げいじゅつ|

♪♪~

( デイダラ ) 喝 ! 爆発 だ !! |かつ|ばくはつ|

( トビ ) な っ !

何 だ あれ は !? なん|||

( キバ ) 何 だ !? |なん|

( パックン ) カカシ あれ は ?

( カカシ ) この 感じ … あの チャクラ は 暁 の …。 ||かんじ||||あかつき|

( ヒナタ ) な 何 だろう …。 ||なん|

( ナルト ) 行って みる って ば よ 。 ( ヤマト ) あぁ 。 |おこなって||||||

( どよめき )

《 香 燐 : サスケ … まさか …》 かおり|りん||

《 サスケ の チャクラ が 感じ られ ない !》 ||||かんじ||

( 水 月 ) あの 辺り は 集合 場所 だ 。 すい|つき||あたり||しゅうごう|ばしょ|

まさか !?

って ! その まさか じゃ ない か !!

( ゼツ ) デイダラ の ヤツ 自爆 した な 。 ||||じばく||

トビ は どこ かな ?

( ゼツ ) 巻き添え だ な あの 爆発 の 中 に いた だろう から 。 |まきぞえ||||ばくはつ||なか||||

( ゼツ ) デイダラ が 死んだ 。 |||しんだ

最後 は 己 で 大 爆発 だ 。 さいご||おのれ||だい|ばくはつ|

( 鬼 鮫 ) あら ら また メンバ ー が 減っちゃ い ました ね 。 おに|さめ|||||||へっちゃ|||

彼 は 結構 強かった と 思い ます が 。 かれ||けっこう|つよかった||おもい||

で どっち に やられた んです ?

サスケ か 九 尾 の 人 柱 力 か ? ||ここの|お||じん|ちゅう|ちから|

サスケ だ 。 ただし ね …➡

サスケ も 死んだ みたいだ よ 。 ||しんだ||

道連れ です か …。 みちづれ||

( ペイン ) 感謝 する んだ な イタチ 。 デイダラ が 厄介 払い を して くれた んだ 。 |かんしゃ|||||||やっかい|はらい||||

ん ~ あと 何 か 忘れて る ような …。 ||なん||わすれて||

トビ も 死んだ みたいだ よ 。 デイダラ の ヤツ 見境 なく 爆発 し や がった 。 ||しんだ||||||みさかい||ばくはつ|||

そう そう トビ でした か …。 しかし あの 逃げ腰 が 逃げ遅れる と は ➡ |||||||にげごし||にげおくれる||

相当 たいした 術 だった んです ね 。 そうとう||じゅつ|||

ま ぁ いい 。 あの 程度 の 男 なら いくら でも 補充 は 利く 。 ||||ていど||おとこ||||ほじゅう||きく

デイダラ は 惜しかった が …。 ||おしかった|

私 は 彼 が 好きでした よ 。 わたくし||かれ||すきでした|

陰 鬱 な この 組織 の 場 を 和ま せる 能力 なら ➡ かげ|うつ|||そしき||じょう||なごま||のうりょく|

トビ も たいした 能力 者 でした が ね 。 |||のうりょく|もの|||

オレ は 行く 。 せめて 静かに デイダラ を 弔う と しよう 。 ||いく||しずかに|||とむらう||

だったら ボク は トビ の 弔い を …。 暇だ な …。 |||||とむらい||ひまだ|

( 水 月 ) 蛇 の 紋章 が 消えたら と … すい|つき|へび||もんしょう||きえたら|

コイツ を こう やって …。

サスケ の 血 を ちょいと 垂らして …。 ||ち|||たらして

よし 。

口 寄せ の 術 ! くち|よせ||じゅつ

コ … コイツ が 大 蛇 丸 の 口 寄せ マンダ か 。 |||だい|へび|まる||くち|よせ||

大 蛇 丸 で さえ 手 を 焼いて いた コイツ を どう やって …。 だい|へび|まる|||て||やいて|||||

ん ?

《 なるほど … 幻 術 か 》 |まぼろし|じゅつ|

なんだ ボロボロ じゃ ない か !

誰 と やり合った んだ ? だれ||やりあった|

( マンダ ) この … オレ 様 を …➡ |||さま|

利用 しや が って … この クソガキ …。 りよう|||||

その 目 … その 目 で オレ 様 を 操った の か …。 |め||め|||さま||あやつった||

この オレ 様 を …。 ||さま|

あ ~ ぁ 死んじゃ った よ 。 ||しんじゃ||

マンダ って あの 大 蛇 丸 の いちばん の ペット でしょ ? |||だい|へび|まる|||||

動物 は もっと 大切に し なきゃ 。 それ に ムリ やり 幻 術 かけて さ ぁ 。 どうぶつ|||たいせつに|||||||まぼろし|じゅつ|||

ギリギリ だった から な …。 そんな 余裕 は なかった 。 |||||よゆう||

( 香 燐 ) いた ! かおり|りん|

やっぱり ここ か !

急に チャクラ が 消えた から どうした の か と 思えば ➡ きゅうに|||きえた||||||おもえば

飛んで た の か ! とんで|||

マンダ の 中 に 入って ➡ ||なか||はいって

時空 間 忍術 で 別 空間 へ 飛んで 逃げた … の は いい けど ➡ じくう|あいだ|にんじゅつ||べつ|くうかん||とんで|にげた||||

なんで そんなに ボロボロ な の ?

飛ぶ 寸前 に マンダ と 一緒に 爆風 を 受けた 。 とぶ|すんぜん||||いっしょに|ばくふう||うけた

相手 は 暁 だ 。 思った 以上 の やり手 で な …。 あいて||あかつき||おもった|いじょう||やりて||

《 傷 だらけ の サスケ も かっこいい 》 きず|||||

とにかく 少し 休養 を とら ない と ね 。 |すこし|きゅうよう|||||

なぁ 香 燐 ? |かおり|りん

( 咳払い ) せきばらい

だ らし ねえ ! それ でも 大 蛇 丸 を やった 男 かよ !! |||||だい|へび|まる|||おとこ|

大 蛇 丸 は もともと 弱って いた 。 それ だけ の 話 だ 。 だい|へび|まる|||よわって|||||はなし|

( 鬼 鮫 ) まだ やみ ませ ん ねぇ 。 この 時期 に この 地域 で ➡ おに|さめ|||||||じき|||ちいき|

こう も 降る の は おかしい んです が 。 ||ふる|||||

お 体 に 障り ます よ 。 |からだ||さわり||

冷酷な あなた が 今 何 を 考えて いる の か ➡ れいこくな|||いま|なん||かんがえて|||

それ は わかり ませ ん が ➡

ここ から だ と 泣いて る ように 見え ます よ 。 ||||ないて|||みえ||

弟 さん の こと なら 残念でした ね 。 おとうと|||||ざんねんでした|

これ で うち は 一族 は あなた 一 人 に なって しまった 。 ||||いちぞく|||ひと|じん|||

( イタチ ) いや …。 ん ?

アイツ は 死んで ない 。 それ に …。 ||しんで|||

どういう こと です ?

( イタチ ) 雨 が … やんだ な 。 |あめ|||

( サクラ ) ナルト !

みんな 気 に なって 駆けつけた ようだ ね 。 |き|||かけつけた||

何 が あった んだ !? なん|||

サスケ 君 が さっき まで ここ に いた 形跡 が ある の 。 |きみ|||||||けいせき|||

アイツ の ニオイ が かすかだ が 漂って いる 。 ||||||ただよって|

それ に いく つ か 他の ニオイ も 残って る 。 |||||たの|||のこって|

どういう こと だ ?

( シノ ) この 地形 の 傷跡 から して ➡ ||ちけい||きずあと||

ここ で 戦闘 が あった と 考え られる 。 ||せんとう||||かんがえ|

やっぱり だ 。 この 他 の ニオイ の ひと つ は ➡ |||た||||||

町 で 嗅いだ サスケ の ニオイ と 混じって た ヤツ だ 。 まち||かいだ|||||まじって|||

どうやら サスケ の 近く に ついて ➡ |||ちかく||

一緒に 行動 して いる ヤツ ら が いる ようだ 。 同伴 者 が いる 。 いっしょに|こうどう||||||||どうはん|もの||

じゃあ あの とき …。

おそらく サスケ は 小 隊 を 組んで 移動 して たな 。 |||しょう|たい||くんで|いどう||

他の 5 つ の ニオイ の うち ひと つ は ➡ たの||||||||

暁 の デイダラ と 呼ば れて いた 男 。 あかつき||||よば|||おとこ

え … アイツ は 自爆 して ➡ |||じばく|

カカシ 先生 の 術 で 異 空間 に 飛ばさ れた んじゃ …。 |せんせい||じゅつ||い|くうかん||とばさ||

どうやら 自爆 に 見せかけて ➡ |じばく||みせかけて

逃げて いた と いう こと の ようだ な 。 にげて|||||||

で ヤツ ら 暁 は ➡ |||あかつき|

ツ ー マンセル で 行動 する から 残り は 3 つ 。 ||||こうどう|||のこり||

サスケ は フォ ー マンセル で 行動 して いる 。 ||||||こうどう||

何 人 だろう と 関係 ねえ ! なん|じん|||かんけい|

さっさと サスケ の ニオイ を 追う って ば よ ! |||||おう|||

それ が ダメ な んだ 。

は ? なんで !?

ニオイ が ここ で なく なって る 。

どういう こと だ !?

こういう 場合 は サスケ が 爆発 で 跡形 も なく 消し飛んだ か ➡ |ばあい||||ばくはつ||あとかた|||けしとんだ|

あるいは 時空 間 忍術 で 飛んだ と 考える の が 普通だ 。 |じくう|あいだ|にんじゅつ||とんだ||かんがえる|||ふつうだ

時空 間 忍術 ? じくう|あいだ|にんじゅつ

( キバ ) どうやら 後者 の ようだ な 。 ||こうしゃ|||

今 の オレ は 犬 以上 に 鼻 が 利く 。 見つけた ぜ サスケ ! いま||||いぬ|いじょう||はな||きく|みつけた||

《 忍 犬 以上 の 鼻 と は 成長 した な キバ 。 おし|いぬ|いじょう||はな|||せいちょう|||

さすが は 犬塚 家 だ 》 ||いぬずか|いえ|

キバ 案内 して くれ 。 |あんない||

( 小南 ) ペイン 来て 。 彼 が 来た わ 。 こみなみ||きて|かれ||きた|

で サスケ の ほう は ? いい 感じ だ 。 ||||||かんじ|

写 輪 眼 の 力 を 十二分に 発揮 して いた 。 うつ|りん|がん||ちから||じゅうにぶんに|はっき||

あれ は イタチ 以上 の 眼 に なる 。 |||いじょう||がん||

機 は 熟した 。 ヤツ も 覚悟 は 決まって いる だろう 。 き||じゅくした|||かくご||きまって||

そう 長く は ない から な 。 |ながく||||

じゃあ 九 尾 の ほう は ? |ここの|お|||

お前 が 狩れ 。 おまえ||かれ

リ ー ダ ー と して 失敗 は 許さ ん 。 ||||||しっぱい||ゆるさ|

( セミ の 鳴き声 ) ||なきごえ

ヘッ イタチ を やる って 言って たくせ に ➡ |||||いって||

こんな ザマ じゃ しばらく は 動け ねえ ぞ 。 |||||うごけ||

ここ ん ところ 歩き づめ だった から ちょうど いい 。 休暇 が とれる 。 |||あるき||||||きゅうか||

テメエ は 休み っぱなし だった じゃ ねえ か 。 この 貧弱 野郎 ! ||やすみ|||||||ひんじゃく|やろう

よし 終わり だ 。 ( 水 月 ) 北 アジト で ➡ |おわり||すい|つき|きた||

なんにも し なかった キミ に は 言わ れ たく ない ね 。 ||||||いわ||||

なんだ と コラ ! テメエ や ん の か オゥ 。 ああ やって やろう じゃ ねえ か !

いいかげんに しろ 。

水 月 香 燐 。 それ より イタチ の 情報 は 集まった の か ? すい|つき|かおり|りん|||||じょうほう||あつまった||

ボロボロ の テメエ が 偉 そうに 言って んじゃ ねえ よ 。 ||||えら|そう に|いって|||

暁 って ヤツ ら の 情報 は いく つ か つかんだ が ➡ あかつき|||||じょうほう||||||

イタチ に ついて の はっきり した もの は なかった よ 。

ウチ は ゼロ 。

ただ ヤツ ら は ある 特定 の 人物 ➡ |||||とくてい||じんぶつ

特別な チャクラ を 持つ 者 たち を 狙って いる ようだ 。 とくべつな|||もつ|もの|||ねらって||

特別な チャクラ 。 とくべつな|

( 重 吾 ) オレ は 動物 に 語りかけ 暁 の アジト を いく つ か 把握 した 。 おも|われ|||どうぶつ||かたりかけ|あかつき|||||||はあく|

その 周辺 で は いつも 大きく イヤ な チャクラ を 感じる らしい 。 |しゅうへん||||おおきく|||||かんじる|

動物 たち は そう 言って る 。 どうぶつ||||いって|

へ ぇ 低 能 な 動物 たち も チャクラ を 感じ取る こと が できる の か 。 ||てい|のう||どうぶつ|||||かんじとる|||||

いや 低 能 だ から こそ か 。 まるで 香 燐 みたいだ ね 。 |てい|のう||||||かおり|りん||

っだ と テメエ !

水 月 テメエ 今度 と いう 今度 は 絶対 許さ ねえ ! すい|つき||こんど|||こんど||ぜったい|ゆるさ|

( 水 月 ) おい ちょ っ … 待て 。 おい 。 すい|つき||||まて|

殺す 。 殺し たい 。 ころす|ころし|

う ぉ ~ っ !

う ぉ ~。 や ばい 。 重 吾 の 殺人 衝動 が 。 ||||おも|われ||さつじん|しょうどう|

サスケ 早く しろ 。 落ち着け 重 吾 。 |はやく||おちつけ|おも|われ

ハァ ハァ 。 ハァ ハァ 。

ハァ ハァ 。

す すまない 。

香 燐 が 悪い んだ ぞ ギャ ー ギャ ー と 騒いで 。 かおり|りん||わるい||||||||さわいで

あぁ ? お前 だって 。 |おまえ|

香 燐 キミ は そう やって ボク を 挑発 して ➡ かおり|りん|||||||ちょうはつ|

何 を 企んで る ん だい ? なん||たくらんで|||

前 に も 言った と 思う けど ➡ ぜん|||いった||おもう|

自分 の 目的 の ため に も サスケ から 離れる つもり は ない よ 。 じぶん||もくてき|||||||はなれる||||

べ 別に ウチ は なにも 企んで る わけじゃ なくて ➡ |べつに||||たくらんで|||

純粋に 水 月 お前 の 気持 を …。 じゅんすいに|すい|つき|おまえ||きもち|

オレ に は … オレ に は サスケ が 必要だ 。 ||||||||ひつようだ

君 麻 呂 の 代わり に なる の は … サスケ だけ なんだ 。 きみ|あさ|ろ||かわり|||||||

サスケ は オレ の 檻 に なる と 言って くれた 。 ||||おり||||いって|

さっき の ように オレ の 衝動 を 止め られる の は ➡ |||||しょうどう||とどめ|||

今 は サスケ しか い ない 。 いま|||||

でも ね コイツ は どう あれ ➡

その 檻 って ヤツ に は 鍵 なんて かかって ない んだ よ 。 |おり|||||かぎ|||||

いつでも 誰 でも 抜け出せる 。 な のに な …。 |だれ||ぬけだせる|||

間違い ない こっち だ 。 まちがい|||

ヤツ の ニオイ は 動き を 止めて いる 。 ||||うごき||とどめて|

どうやら 潜伏 して いる ようだ ぜ 。 |せんぷく||||

チャンス だ な 。

《 サスケ … お前 へ の 道 が つながった って ば よ 》 |おまえ|||どう|||||

うずまき ナルト … あれ は ただ の ガキ で は なく なった 。

いまや たいそうな 術 を 身 に つけ 仲間 も 多い 。 ||じゅつ||み|||なかま||おおい

簡単に は いかん ぞ 。 かんたんに|||

一撃 で あの 角 都 の 命 を 二 つ 削った 。 いちげき|||かど|と||いのち||ふた||けずった

タ ー ゲット を お そる べし と する 言葉 は ちり に 等しい 。 |||||||||ことば||||ひとしい

ペイン は 負けた こと が ない のだ から 。 ||まけた|||||

フフッ … まっ それ も そう だ 。

話 は 終わり だ 。 はなし||おわり|

他の メンバ ー に 残り の 人 柱 力 を 急が せろ 。 たの||||のこり||じん|ちゅう|ちから||いそが|

わかって いる 。

いよいよ だ … 我ら が 目的 を 達成 する の も あと わずか 。 ||われら||もくてき||たっせい|||||

( 雷鳴 ) らいめい

そう なれば すべて が 本来 の 形 に 戻る のだ 。 ||||ほんらい||かた||もどる|

♪♪~

写 輪 眼 の 本当の 力 が … この うち は マダラ の 力 が ! うつ|りん|がん||ほんとうの|ちから|||||||ちから|

また 空 が 鳴き 出した 。 |から||なき|だした

ペイン あなた …。

( カプリコ ) 開け ベルパラソ の 狩人 サマグィ 。 |あけ|||かりゅうど|

レイラ の 娘 を 仕留めて こい 。 ||むすめ||しとめて|