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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン6 - 122 - 探索

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 122 - 探索

♪♪~

( カカシ ) よし これ より 我々 は イタチ 捜索 及び ➡

その 捕獲 を 主 と する 任務 に 入る 。

( ナルト ) おう ! ( カカシ ) 暁 の 目的 は 尾 獣 集め 。

すでに 三尾 も 手 に した もの と 思わ れる 。

自 来 也様 の 情報 に よる と タ ー ゲット の ナルト を 狙い ➡

すでに 火 ノ 国 に 入って きて いて も おかしく ない 。

特に イタチ は 木 ノ 葉 の 出身 だ 。

3 年 前 に も ナルト を 狙って 里 に 潜入 した こと も ある 。

( サイ ) 今回 も 木 ノ 葉 に 向かって る と 考え られる って こと です ね 。

( サクラ ) その うち は イタチ を 狙って サスケ 君 も …。

あぁ 必ず サスケ に たどり着いて みせる 。

( ヤマト ) ま ぁ そう 欲張ら ず 一歩一歩 いき ましょう 。

( カカシ ) 捜索 の 手順 を 言う 。

とりあえず ここ を 中心 ポイント に して 近辺 5 キロ 四方 を 探索 する 。

もし 何も なければ ➡

中心 ポイント を 移動 して また そこ から 5 キロ 四方 を …。

ま … それ を 繰り返す わけだ 。

5 キロ って …。

そんなに 離れたら 無線 も 使え ない じゃ ないで す か !

それ に 単独 で そこ まで 離れたら 危険です 。

パトロ ー ル は 最低で も ➡

ツ ー マンセル が 原則 です 。 敵 に 遭遇 した 場合 …。

( ヤマト ) サクラ そう 焦ら ない 。 ( カカシ ) ま ぁ 見て な 。

( パックン ) 拙者 たち の 声 は 無線 より 遠く こだま し ➡

鼻 で 危険 を いち早く 察知 し 援護 する 。

パックン !

じゃあ パトロ ー ル 隊 の チ ー ム 編成 を 説明 する 。

今回 は 用心 して 忍 犬 を 1 人 に 2 匹 つける から 。

2 匹 ? えっ でも …。

それ じゃあ 仲よく して あげて ちょうだい 。

( シバ ) よろしく サクラ ちゃん 。

( ビスケ ) アンタ 口うるさい メス だ な いつも 。

( アキノ ) オレ は シノ に つく ワン 。 ( グルコ ) ん … 虫 くさい な 。

( シノ ) 犬 くさい …。

よろしく 。 ( ウ ー ヘイ ) ひと つ 仲よく いこう ぜ 。

( ウルシ ) 和気あいあい と な ヘヘヘ 。

《 犬 と 友達 に … なれる かな ?》

じゃあ オレ は ?

ナルト は 人 柱 力 で 狙わ れて いる 。

襲わ れた 場合 の こと を 考えて ➡

ヤマト と 感知 タイプ の ヒナタ を 同行 さ せる 。

それ に 大声 の ブル も だ 。

( ブル ) ワン !

( ヒナタ ) よ よろしく ね ナルト 君 。 おう 。

で 忍 犬 使い の オレ と キバ は 1 匹 ずつ 。

( キバ ) これ で 準備 オッケ ー だ ぜ !

( カカシ ) いい か みんな 。

とにかく イタチ サスケ この 2 人 のに おい を 追う 。

そして いずれ か を 見つけた と して も ➡

場所 を 把握 して いった ん この ポイント まで 戻る こと 。

特に ナルト 先走る な よ 。

わかった って ば よ 。

じゃあ いき ます か 。

散 !

( 水 月 ) じゃ 行って くる よ 。

( 重 吾 ) うち は イタチ か 。 うまく 見つかる と いい が 。

( 香 燐 ) よし !

サスケ ~ ウチ は ~ サスケ と 2 人 で …。

( サスケ ) お前 も さっさと 行け 。

チェッ !

( デイダラ ) もう 問題 ない な うん 。

( トビ ) で どっち に 行く んです か ? サスケ か 九 尾 か 。

さて どっち に しよう か な …。

あっ ちょっと あら ら ら ! ちょ … ちょっと デイダラ 先輩 !

待って ください よ ~!

誰 だ ? テメエ は 。

下っ端 なら いい か 。

( 衝撃 音 )

ちょっと 様子 見て こい 。 はい 。

誰 だ テメエ ?

アンタ 暁 の … 何て 言った っけ な ?

カク … カクタ 。 カクサ … カクシ …。

か 角 都 。

そう そう 。 アンタ その 角 都 って 男 の 部下 で 帳簿 係 だ よ ね ?

な なんでも 言う 。 だ だ から 命 だけ は …。

その 調子 で 続け な 。

キミ ら に 聞く か 。

赤 丸 他 の 忍 犬 に 負ける な よ 。

オレ たち が 最初に サスケ の 。 イタチ の に おい を 突き止める んだ 。

( 赤 丸 ) ワン 。

遅い ぞ シノ 。 モタモタ する な ワン 。

虫 が 好か ない 。

いくよ 。 ポチ タマ 。

ポチ って 。 タマ って 。

勝手に あだ名 つけ んで くれる かな 。

《 サスケ 》

そんな 思いつめた 顔 で いたら 男 は 逃げる ばかりだ ぜ 。

なに よ 。 追えば 追う ほど オス は 逃げる 。

アンタ 押し っぱなし の メス だった ろ 。 押して ダメ なら 引いて みな 。

変な こと 言わ ないで よ 。

私 と サスケ 君 は そんな ん じゃ ない んだ から 。

コラ お前 さん 口 が 悪い ぞ 。 フン 。

ただ 私 は サスケ 君 に 私 の … みんな の 言葉 を 伝え たい だけ 。

みんな サスケ 君 が 帰って くる の を 待って る って 。 ただ それ だけ 。

わかった よ 。 じゃあ 引いて ダメ なら 吸って みよう 。

どうした の ? かすかだ が うち は サスケ の に おい が する 。

なんで すって ?

どう ? に おい が はっきり し ない 。

だが どんどん 近づいて くる 。

な に やって る 。

こちら が 見つける 前 に 見つか っち まう ぜ 。

慎重に いく ぞ 。

近い ぞ 。

サクラ ちゃん 。 近く に い ない か サスケ が ?

ダメ だ 。 に おい が 離れて いく 。

《 ひと 回り した けど これといった チャクラ も 感じ なかった 。

戻っちゃ おうか な サスケ の とこ 。

あの 2 人 は まだ 帰って ない だろう し 》

♪♪~

見つけた ぞ トビ … うん 。

マジ っす か !? 速 っ !

で どっち っす か ? 九 尾 か サスケ か 。

こりゃ 都合 が いい 。 2 人 で いく ぞ トビ 。

だから どっち ? フッ … ついてこい !

( トビ ) はい 。

♪♪~

ナルト ヒナタ … わかって る ね ?

はい 。 あぁ 。

お前 は …。

出て こい 。 何者 だ ?

( カブト ) やっぱり バレ ました か 。

薬 師 カブト …。

自分 から 近づいて くる と は いい 度胸 だ な 。

ナルト 君 と 少し 話 が し たくて ね 。

今度 は 逃がさ ない 。 お前 を 拘束 する 。

おい カブト ! お前 なら 知って んだ ろ 。 サスケ は どこ に いる ?

フッ … 相変わらず サスケ サスケ かい ?

サスケ が 大 蛇 丸 を やった って いう の は 本当な の か ?

あぁ 本当だ よ 。

そんな こと より 今日 は ナルト 君 に プレゼント を 持ってきた んだ よ 。

その 装束 … お前 は ?

キミ が サスケ 君 か ぁ 。

やっぱり 似て る わ イタチ さん と 。

怖 っ !

《 喝 !》

ヘッ !

何 だ それ は ?

かつて ボク たち の 組織 が 集めて た 暁 に 関する 情報 だ よ 。

何で そんな もん …。

あげる よ キミ たち に 。

大 蛇 丸 なき 今 ➡

それ で 木 ノ 葉 と 取り引き しよう と でも いう の か ?

( カブト ) いや … こんな もの で 取り引き できる ほど ➡

甘く ない でしょ 木 ノ 葉 は 特に 。

なら 何 だ ? お前 は 大 蛇 丸 と 違って ➡

暁 に 追わ れて る わけで も ない んだ ろ ?

ナルト 君 に 感謝 を 込めて 。 ただ の プレゼント さ 。

キミ は 暁 に 狙わ れて る し ね 。

感謝 ?

ボク は 大 蛇 丸 様 が 死んで から ➡

自分 が 何者 か また わから なく なった 。

親 も 知ら ず 国 も 知ら ず ➡

敵 に 拾わ れ 幼い 頃 から スパイ と して ➡

国 や 里 を 転々 と して いた ボク に とって ➡

国 や 里 と いった もの は 曖昧な もの で しか なかった 。

大 蛇 丸 様 の 部下 に なる まで は ね …。

だが また なく なって しまった 。

自分 は いったい 何者 な の か …。

アイデンティティ ー の ない この 苦しみ ➡

キミ なら わかって くれる よね ナルト 君 。

お前 の 言う こと なんか わかる か !

フッ … そう かな 。

自分 は うずまき ナルト な の か それとも 九 尾 な の か …。

かつて キミ は 他人 の 冷たい 視線 に さらさ れ ➡

いったい 自分 が 何 な の か わから なく なって た はずだ 。

しかし キミ は 自分 の 力 を 信じ ➡

自分 は うずまき ナルト なんだ と ➡

九 尾 に 対する 視線 を 力強く 乗り越えて きた 。

あの 人 は ナルト 君 を どう しよう と …。

ヤツ の 出方 が 見え ない 。

だから キミ は 自分 の アイデンティティ ー も よく 知って る し ➡

キミ を 認めて くれる 仲間 も 出来た 。

だが ボク は 大 蛇 丸 様 を 超えよう と せ ず ➡

ただ その 力 に すがりついて た だけ だ 。

今 なら キミ の 気持 が 本当に わかる よ 。 ボク は キミ に 気づか さ れた 。

ボク も キミ の ように なり たい と 思えた 。 だ から 今度 は …。

この 体 に 取り込んだ 大 蛇 丸 様 を 超え ➡

新たな 強い 自分 を 見つける よ 。

新たな 自分 を 見つける … キミ は その ヒント を くれた 。

だから 感謝 して る の さ … ナルト 君 。

大 蛇 丸 様 は 再生 の 象徴 。

ボク の 超える べき 存在 と して ボク の 中 で 生き 続ける 。

取り込んだ だ と !? なに …。

サスケ 君 が 倒した 大 蛇 丸 様 の 亡骸 の 一部 を ➡

少し ばかり この 体 に 移植 した だけ さ 。

とはいえ すさまじい ほど の 生命 力 だ よ 。

逆に ボク の 体 を どんどん 取り込もう と する んだ 。 これ が ね 。

バカ な こと を …。

《 何 ? あれ …。

白 眼 !!

もう 体 の 3 割 は 取り込ま れて る 》

取り込ま れ まい と 必死に 抵抗 する 自分 が いる 。

大 蛇 丸 様 を 超えよう と して いる 自分 の 存在 を 実感 できる !

言い たい こと は それ だけ かよ 。

へ っ 。

せいぜい がんばれ って ば よ ! 木 ノ 葉 の 檻 の 中 で な !!

木 遁 !

よっ しゃ ! 捕まえた !!

後ろ !

ハハハハ !

クッソ !

この 大 蛇 丸 様 の 力 を 完全に コントロ ー ル できる ように なったら ➡

ちゃんと 戦って あげる よ ナルト 君 。

でも キミ は あと だ 。

まずは 大 蛇 丸 様 を 倒した サスケ 君 が 優先 だ 。

お前 サスケ を どう しよう と !?

また 会おう 。

やった ぜ ! サスケ を 倒した ぜ うん 。

さすが 先輩 !

♪♪~

さすが 先輩 。 うる せ え !

でも 少し はやる よう っす ね この 人 。

ケッ ! こんな ガキ に あの 大 蛇 丸 が やられた と は な 。

いまだに 信じ られ ねえ ぜ うん 。

いい 目 で にらみ や がって る ぜ トビ ! うん !

張り切っちゃ って る なぁ 先輩 。 イタチ さん に あと で 謝ら なきゃ 。

♪♪~

( ハデス ) 思いがけず 古 なじみ と ➡

再会 する 羽目 に なった もの よ 。

だが フェアリ ー テイル を 壊滅 さ せる の は ➡

本来 の 目的 の ついで に すぎ ん 。

我ら の 狙い は 伝説 の 黒 魔 導 士 ゼレフ 。

七 眷属 よ よい 報告 を 待って おる ぞ 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 122 - 探索 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|たんさく Naruto Shippuden - Season 6 - 122 - Exploration

♪♪~

( カカシ ) よし これ より 我々 は イタチ 捜索 及び ➡ ||||われわれ|||そうさく|および

その 捕獲 を 主 と する 任務 に 入る 。 |ほかく||おも|||にんむ||はいる

( ナルト ) おう ! ( カカシ ) 暁 の 目的 は 尾 獣 集め 。 |||あかつき||もくてき||お|けだもの|あつめ

すでに 三尾 も 手 に した もの と 思わ れる 。 |みお||て|||||おもわ|

自 来 也様 の 情報 に よる と タ ー ゲット の ナルト を 狙い ➡ じ|らい|やさま||じょうほう||||||||||ねらい

すでに 火 ノ 国 に 入って きて いて も おかしく ない 。 |ひ||くに||はいって|||||

特に イタチ は 木 ノ 葉 の 出身 だ 。 とくに|||き||は||しゅっしん|

3 年 前 に も ナルト を 狙って 里 に 潜入 した こと も ある 。 とし|ぜん|||||ねらって|さと||せんにゅう||||

( サイ ) 今回 も 木 ノ 葉 に 向かって る と 考え られる って こと です ね 。 |こんかい||き||は||むかって|||かんがえ|||||

( サクラ ) その うち は イタチ を 狙って サスケ 君 も …。 ||||||ねらって||きみ|

あぁ 必ず サスケ に たどり着いて みせる 。 |かならず|||たどりついて|

( ヤマト ) ま ぁ そう 欲張ら ず 一歩一歩 いき ましょう 。 ||||よくばら||いっぽいっぽ||

( カカシ ) 捜索 の 手順 を 言う 。 |そうさく||てじゅん||いう

とりあえず ここ を 中心 ポイント に して 近辺 5 キロ 四方 を 探索 する 。 |||ちゅうしん||||きんぺん||しほう||たんさく|

もし 何も なければ ➡ |なにも|

中心 ポイント を 移動 して また そこ から 5 キロ 四方 を …。 ちゅうしん|||いどう||||||しほう|

ま … それ を 繰り返す わけだ 。 |||くりかえす|

5 キロ って …。

そんなに 離れたら 無線 も 使え ない じゃ ないで す か ! |はなれたら|むせん||つかえ|||||

それ に 単独 で そこ まで 離れたら 危険です 。 ||たんどく||||はなれたら|きけんです

パトロ ー ル は 最低で も ➡ ||||さいていで|

ツ ー マンセル が 原則 です 。 敵 に 遭遇 した 場合 …。 ||||げんそく||てき||そうぐう||ばあい

( ヤマト ) サクラ そう 焦ら ない 。 ( カカシ ) ま ぁ 見て な 。 |||あせら|||||みて|

( パックン ) 拙者 たち の 声 は 無線 より 遠く こだま し ➡ |せっしゃ|||こえ||むせん||とおく||

鼻 で 危険 を いち早く 察知 し 援護 する 。 はな||きけん||いちはやく|さっち||えんご|

パックン !

じゃあ パトロ ー ル 隊 の チ ー ム 編成 を 説明 する 。 ||||たい|||||へんせい||せつめい|

今回 は 用心 して 忍 犬 を 1 人 に 2 匹 つける から 。 こんかい||ようじん||おし|いぬ||じん||ひき||

2 匹 ? えっ でも …。 ひき||

それ じゃあ 仲よく して あげて ちょうだい 。 ||なかよく|||

( シバ ) よろしく サクラ ちゃん 。

( ビスケ ) アンタ 口うるさい メス だ な いつも 。 ||くちうるさい||||

( アキノ ) オレ は シノ に つく ワン 。 ( グルコ ) ん … 虫 くさい な 。 |||||||||ちゅう||

( シノ ) 犬 くさい …。 |いぬ|

よろしく 。 ( ウ ー ヘイ ) ひと つ 仲よく いこう ぜ 。 ||||||なかよく||

( ウルシ ) 和気あいあい と な ヘヘヘ 。 |わきあいあい|||

《 犬 と 友達 に … なれる かな ?》 いぬ||ともだち|||

じゃあ オレ は ?

ナルト は 人 柱 力 で 狙わ れて いる 。 ||じん|ちゅう|ちから||ねらわ||

襲わ れた 場合 の こと を 考えて ➡ おそわ||ばあい||||かんがえて

ヤマト と 感知 タイプ の ヒナタ を 同行 さ せる 。 ||かんち|||||どうこう||

それ に 大声 の ブル も だ 。 ||おおごえ||||

( ブル ) ワン !

( ヒナタ ) よ よろしく ね ナルト 君 。 おう 。 |||||きみ|

で 忍 犬 使い の オレ と キバ は 1 匹 ずつ 。 |おし|いぬ|つかい||||||ひき|

( キバ ) これ で 準備 オッケ ー だ ぜ ! |||じゅんび||||

( カカシ ) いい か みんな 。

とにかく イタチ サスケ この 2 人 のに おい を 追う 。 ||||じん||||おう

そして いずれ か を 見つけた と して も ➡ ||||みつけた|||

場所 を 把握 して いった ん この ポイント まで 戻る こと 。 ばしょ||はあく|||||||もどる|

特に ナルト 先走る な よ 。 とくに||さきばしる||

わかった って ば よ 。

じゃあ いき ます か 。

散 !

( 水 月 ) じゃ 行って くる よ 。 すい|つき||おこなって||

( 重 吾 ) うち は イタチ か 。 うまく 見つかる と いい が 。 おも|われ||||||みつかる|||

( 香 燐 ) よし ! かおり|りん|

サスケ ~ ウチ は ~ サスケ と 2 人 で …。 |||||じん|

( サスケ ) お前 も さっさと 行け 。 |おまえ|||いけ

チェッ !

( デイダラ ) もう 問題 ない な うん 。 ||もんだい|||

( トビ ) で どっち に 行く んです か ? サスケ か 九 尾 か 。 ||||いく|||||ここの|お|

さて どっち に しよう か な …。

あっ ちょっと あら ら ら ! ちょ … ちょっと デイダラ 先輩 ! ||||||||せんぱい

待って ください よ ~! まって||

誰 だ ? テメエ は 。 だれ|||

下っ端 なら いい か 。 したっぱ|||

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

ちょっと 様子 見て こい 。 はい 。 |ようす|みて||

誰 だ テメエ ? だれ||

アンタ 暁 の … 何て 言った っけ な ? |あかつき||なんて|いった||

カク … カクタ 。 カクサ … カクシ …。

か 角 都 。 |かど|と

そう そう 。 アンタ その 角 都 って 男 の 部下 で 帳簿 係 だ よ ね ? ||||かど|と||おとこ||ぶか||ちょうぼ|かかり|||

な なんでも 言う 。 だ だ から 命 だけ は …。 ||いう||||いのち||

その 調子 で 続け な 。 |ちょうし||つづけ|

キミ ら に 聞く か 。 |||きく|

赤 丸 他 の 忍 犬 に 負ける な よ 。 あか|まる|た||おし|いぬ||まける||

オレ たち が 最初に サスケ の 。 イタチ の に おい を 突き止める んだ 。 |||さいしょに||||||||つきとめる|

( 赤 丸 ) ワン 。 あか|まる|

遅い ぞ シノ 。 モタモタ する な ワン 。 おそい||||||

虫 が 好か ない 。 ちゅう||すか|

いくよ 。 ポチ タマ 。

ポチ って 。 タマ って 。

勝手に あだ名 つけ んで くれる かな 。 かってに|あだな||||

《 サスケ 》

そんな 思いつめた 顔 で いたら 男 は 逃げる ばかりだ ぜ 。 |おもいつめた|かお|||おとこ||にげる||

なに よ 。 追えば 追う ほど オス は 逃げる 。 ||おえば|おう||||にげる

アンタ 押し っぱなし の メス だった ろ 。 押して ダメ なら 引いて みな 。 |おし||||||おして|||ひいて|

変な こと 言わ ないで よ 。 へんな||いわ||

私 と サスケ 君 は そんな ん じゃ ない んだ から 。 わたくし|||きみ|||||||

コラ お前 さん 口 が 悪い ぞ 。 フン 。 |おまえ||くち||わるい||

ただ 私 は サスケ 君 に 私 の … みんな の 言葉 を 伝え たい だけ 。 |わたくし|||きみ||わたくし||||ことば||つたえ||

みんな サスケ 君 が 帰って くる の を 待って る って 。 ただ それ だけ 。 ||きみ||かえって||||まって|||||

わかった よ 。 じゃあ 引いて ダメ なら 吸って みよう 。 |||ひいて|||すって|

どうした の ? かすかだ が うち は サスケ の に おい が する 。

なんで すって ?

どう ? に おい が はっきり し ない 。

だが どんどん 近づいて くる 。 ||ちかづいて|

な に やって る 。

こちら が 見つける 前 に 見つか っち まう ぜ 。 ||みつける|ぜん||みつか|||

慎重に いく ぞ 。 しんちょうに||

近い ぞ 。 ちかい|

サクラ ちゃん 。 近く に い ない か サスケ が ? ||ちかく||||||

ダメ だ 。 に おい が 離れて いく 。 |||||はなれて|

《 ひと 回り した けど これといった チャクラ も 感じ なかった 。 |まわり||||||かんじ|

戻っちゃ おうか な サスケ の とこ 。 もどっちゃ|||||

あの 2 人 は まだ 帰って ない だろう し 》 |じん|||かえって|||

♪♪~

見つけた ぞ トビ … うん 。 みつけた|||

マジ っす か !? 速 っ ! |||はや|

で どっち っす か ? 九 尾 か サスケ か 。 ||||ここの|お|||

こりゃ 都合 が いい 。 2 人 で いく ぞ トビ 。 |つごう|||じん||||

だから どっち ? フッ … ついてこい !

( トビ ) はい 。

♪♪~

ナルト ヒナタ … わかって る ね ?

はい 。 あぁ 。

お前 は …。 おまえ|

出て こい 。 何者 だ ? でて||なにもの|

( カブト ) やっぱり バレ ました か 。

薬 師 カブト …。 くすり|し|

自分 から 近づいて くる と は いい 度胸 だ な 。 じぶん||ちかづいて|||||どきょう||

ナルト 君 と 少し 話 が し たくて ね 。 |きみ||すこし|はなし||||

今度 は 逃がさ ない 。 お前 を 拘束 する 。 こんど||にがさ||おまえ||こうそく|

おい カブト ! お前 なら 知って んだ ろ 。 サスケ は どこ に いる ? ||おまえ||しって|||||||

フッ … 相変わらず サスケ サスケ かい ? |あいかわらず|||

サスケ が 大 蛇 丸 を やった って いう の は 本当な の か ? ||だい|へび|まる|||||||ほんとうな||

あぁ 本当だ よ 。 |ほんとうだ|

そんな こと より 今日 は ナルト 君 に プレゼント を 持ってきた んだ よ 。 |||きょう|||きみ||||もってきた||

その 装束 … お前 は ? |しょうぞく|おまえ|

キミ が サスケ 君 か ぁ 。 |||きみ||

やっぱり 似て る わ イタチ さん と 。 |にて|||||

怖 っ ! こわ|

《 喝 !》 かつ

ヘッ !

何 だ それ は ? なん|||

かつて ボク たち の 組織 が 集めて た 暁 に 関する 情報 だ よ 。 ||||そしき||あつめて||あかつき||かんする|じょうほう||

何で そんな もん …。 なんで||

あげる よ キミ たち に 。

大 蛇 丸 なき 今 ➡ だい|へび|まる||いま

それ で 木 ノ 葉 と 取り引き しよう と でも いう の か ? ||き||は||とりひき||||||

( カブト ) いや … こんな もの で 取り引き できる ほど ➡ |||||とりひき||

甘く ない でしょ 木 ノ 葉 は 特に 。 あまく|||き||は||とくに

なら 何 だ ? お前 は 大 蛇 丸 と 違って ➡ |なん||おまえ||だい|へび|まる||ちがって

暁 に 追わ れて る わけで も ない んだ ろ ? あかつき||おわ|||||||

ナルト 君 に 感謝 を 込めて 。 ただ の プレゼント さ 。 |きみ||かんしゃ||こめて||||

キミ は 暁 に 狙わ れて る し ね 。 ||あかつき||ねらわ||||

感謝 ? かんしゃ

ボク は 大 蛇 丸 様 が 死んで から ➡ ||だい|へび|まる|さま||しんで|

自分 が 何者 か また わから なく なった 。 じぶん||なにもの|||||

親 も 知ら ず 国 も 知ら ず ➡ おや||しら||くに||しら|

敵 に 拾わ れ 幼い 頃 から スパイ と して ➡ てき||ひろわ||おさない|ころ||||

国 や 里 を 転々 と して いた ボク に とって ➡ くに||さと||てんてん||||||

国 や 里 と いった もの は 曖昧な もの で しか なかった 。 くに||さと|||||あいまいな||||

大 蛇 丸 様 の 部下 に なる まで は ね …。 だい|へび|まる|さま||ぶか|||||

だが また なく なって しまった 。

自分 は いったい 何者 な の か …。 じぶん|||なにもの|||

アイデンティティ ー の ない この 苦しみ ➡ |||||くるしみ

キミ なら わかって くれる よね ナルト 君 。 ||||||きみ

お前 の 言う こと なんか わかる か ! おまえ||いう||||

フッ … そう かな 。

自分 は うずまき ナルト な の か それとも 九 尾 な の か …。 じぶん||||||||ここの|お|||

かつて キミ は 他人 の 冷たい 視線 に さらさ れ ➡ |||たにん||つめたい|しせん|||

いったい 自分 が 何 な の か わから なく なって た はずだ 。 |じぶん||なん||||||||

しかし キミ は 自分 の 力 を 信じ ➡ |||じぶん||ちから||しんじ

自分 は うずまき ナルト なんだ と ➡ じぶん|||||

九 尾 に 対する 視線 を 力強く 乗り越えて きた 。 ここの|お||たいする|しせん||ちからづよく|のりこえて|

あの 人 は ナルト 君 を どう しよう と …。 |じん|||きみ||||

ヤツ の 出方 が 見え ない 。 ||でかた||みえ|

だから キミ は 自分 の アイデンティティ ー も よく 知って る し ➡ |||じぶん||||||しって||

キミ を 認めて くれる 仲間 も 出来た 。 ||みとめて||なかま||できた

だが ボク は 大 蛇 丸 様 を 超えよう と せ ず ➡ |||だい|へび|まる|さま||こえよう|||

ただ その 力 に すがりついて た だけ だ 。 ||ちから|||||

今 なら キミ の 気持 が 本当に わかる よ 。 ボク は キミ に 気づか さ れた 。 いま||||きもち||ほんとうに|||||||きづか||

ボク も キミ の ように なり たい と 思えた 。 だ から 今度 は …。 ||||||||おもえた|||こんど|

この 体 に 取り込んだ 大 蛇 丸 様 を 超え ➡ |からだ||とりこんだ|だい|へび|まる|さま||こえ

新たな 強い 自分 を 見つける よ 。 あらたな|つよい|じぶん||みつける|

新たな 自分 を 見つける … キミ は その ヒント を くれた 。 あらたな|じぶん||みつける||||||

だから 感謝 して る の さ … ナルト 君 。 |かんしゃ||||||きみ

大 蛇 丸 様 は 再生 の 象徴 。 だい|へび|まる|さま||さいせい||しょうちょう

ボク の 超える べき 存在 と して ボク の 中 で 生き 続ける 。 ||こえる||そんざい|||||なか||いき|つづける

取り込んだ だ と !? なに …。 とりこんだ|||

サスケ 君 が 倒した 大 蛇 丸 様 の 亡骸 の 一部 を ➡ |きみ||たおした|だい|へび|まる|さま||なきがら||いちぶ|

少し ばかり この 体 に 移植 した だけ さ 。 すこし|||からだ||いしょく|||

とはいえ すさまじい ほど の 生命 力 だ よ 。 ||||せいめい|ちから||

逆に ボク の 体 を どんどん 取り込もう と する んだ 。 これ が ね 。 ぎゃくに|||からだ|||とりこもう||||||

バカ な こと を …。

《 何 ? あれ …。 なん|

白 眼 !! しろ|がん

もう 体 の 3 割 は 取り込ま れて る 》 |からだ||わり||とりこま||

取り込ま れ まい と 必死に 抵抗 する 自分 が いる 。 とりこま||||ひっしに|ていこう||じぶん||

大 蛇 丸 様 を 超えよう と して いる 自分 の 存在 を 実感 できる ! だい|へび|まる|さま||こえよう||||じぶん||そんざい||じっかん|

言い たい こと は それ だけ かよ 。 いい||||||

へ っ 。

せいぜい がんばれ って ば よ ! 木 ノ 葉 の 檻 の 中 で な !! |||||き||は||おり||なか||

木 遁 ! き|とん

よっ しゃ ! 捕まえた !! ||つかまえた

後ろ ! うしろ

ハハハハ !

クッソ !

この 大 蛇 丸 様 の 力 を 完全に コントロ ー ル できる ように なったら ➡ |だい|へび|まる|さま||ちから||かんぜんに||||||

ちゃんと 戦って あげる よ ナルト 君 。 |たたかって||||きみ

でも キミ は あと だ 。

まずは 大 蛇 丸 様 を 倒した サスケ 君 が 優先 だ 。 |だい|へび|まる|さま||たおした||きみ||ゆうせん|

お前 サスケ を どう しよう と !? おまえ|||||

また 会おう 。 |あおう

やった ぜ ! サスケ を 倒した ぜ うん 。 ||||たおした||

さすが 先輩 ! |せんぱい

♪♪~

さすが 先輩 。 うる せ え ! |せんぱい|||

でも 少し はやる よう っす ね この 人 。 |すこし||||||じん

ケッ ! こんな ガキ に あの 大 蛇 丸 が やられた と は な 。 |||||だい|へび|まる|||||

いまだに 信じ られ ねえ ぜ うん 。 |しんじ||||

いい 目 で にらみ や がって る ぜ トビ ! うん ! |め||||||||

張り切っちゃ って る なぁ 先輩 。 イタチ さん に あと で 謝ら なきゃ 。 はりきっちゃ||||せんぱい||||||あやまら|

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( ハデス ) 思いがけず 古 なじみ と ➡ |おもいがけず|ふる||

再会 する 羽目 に なった もの よ 。 さいかい||はめ||||

だが フェアリ ー テイル を 壊滅 さ せる の は ➡ |||||かいめつ||||

本来 の 目的 の ついで に すぎ ん 。 ほんらい||もくてき|||||

我ら の 狙い は 伝説 の 黒 魔 導 士 ゼレフ 。 われら||ねらい||でんせつ||くろ|ま|みちび|し|

七 眷属 よ よい 報告 を 待って おる ぞ 。 なな|けんぞく|||ほうこく||まって||