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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 101 - それぞれの想い

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 101 - それぞれ の 想い

( リ ー ) 目的 地 は まだ です か ?

( パックン ) このぶん だ と 到着 する の は 明日 の 昼 頃 だろう … って …➡

5 分 ごと に 同じ 質問 する の は ➡

や めんかい ! わ っ …。

( テンテン ) リ ー 焦った って しょうがない わ 。

何 を 言って いる んです !

里 の 仲間 が ボク たち の 到着 を 心待ち に して いる んです よ !

熱血 フルパワ ー で 一刻 も 早く たどり着く の が ➡

ボク ら の 使命 です ! ( パックン ) とんだ 空回り 野郎 じゃ な …。

( いの ) シズネ 先輩 。

敵 が 三尾 と 接触 し たって こと は …。

相手 に も 三尾 を 手 に 入れる 術 が ある って こと です よ ね 。

( シズネ ) そう ね 。 封印 術 か 私 たち の 知ら ない 未知の 術 か …。

こっち も 到着 次第 すぐ に 封印 に とりかから ない と …。

先 を 越さ れる わけに は いか ない わ 。

では 決まり です ね !

今 まで の 2 倍 いや 3 倍 の スピ ー ド で 飛ばし ましょう !

は ぁ … また そういう ムチャ を …。

でも その 心意気 は 買う わ 。 パックン お 願い !

仕方ない な 。 みんな 遅れる な よ !

( ヤマト ) ハッ !

まっ こんな もん でしょ … どう です ? 先輩 。

( カカシ ) うん いい んじゃ ない 。

さっき から 全然 ペ ー ジ が 進んで い ませ ん ね 。

何 か 考え ごと でも ? ん ?

まっ いろいろ と ね 。

なぁ ヤマト 。

ヤツ ら は どう やって 三 尾 を 捕まえる つもりだった んだ と 思う ?

そう です ね 。 なにぶん 相手 は 尾 獣 …。

敵 の 晶 遁 は 強力です が ➡

それ だけ で 押さえ 込める 相手 じゃ ない …。

とすると 何 か 並行 して 他の 手段 を 用意 して いた ?

( カカシ ) だが あの 時 ➡

オレ たち が 足止め さ れて いた 時間 は そう 長く なかった はずだ 。

その 間 に 連中 が 大掛かりな 術 式 の 準備 が ➡

出来た と は 考え にくい …。

確かに … そう いえば ナルト が 湖 で 子供 を 見た って …。

や っぱ 気 に なる よ ね …。

それ に あの 晶 遁使 いとも ➡

また すぐに やり合わ なきゃ いけない んだろう し …。

どちら へ ?

さし あたって 今 出来る こと を ね 。

( ヒナタ ) カカシ 先生 …。

ちょっと ジャマ する よ 。

おい 少し 話 を し たい んだ が …。

( シノ ) あぁ …。

♪♪~

(( あの ね … 紅 蓮 さん が ボク の 帰る 場所 … なんだ …))

帰る 場所 か …。

( ナルト ) アイツ … どこ に いる んだ って ば よ 。

コイツ … たしか 木 ノ 葉 の …。

これ 以上 近づか れて も 面倒だ な 。

ここ を 動く な よ 。

( キバ ) 交代 の 時間 だ ぜ 。

( サクラ ) 了解 。 今 の ところ 特に 異常 は ない わ 。

( サイ ) あの … サクラ 。

サイ ? ( キバ ) おい お前 の 担当 は ここ じゃ ないだ ろ 。

( サイ ) いえ それ は わかって いる んです が …。

ナルト 知り ませ ん か ?

え ? 持ち場 に い ない ?

それ が 姿 が 見え なくて …。

アイツ 先 に 戻った の か ?

だったら 途中 で すれ違う はずだ し …。

そう よ 。 いくら ナルト だって ➡

引き継ぎ くらい は … まさか …。

あの 波 に 流さ れた んだ 。

や っぱ 痕跡 なんて ある わけ ねえ か 。

誰 だ ! 感謝 し な 。

わざわざ こちら から 出向いて やった んだ 。

テメエ は …。 1 人 で ノコノコ と …。

偵察 の つもり だろう が 出会った 相手 が 悪かった ね 。

どうやら これ は 幻覚 じゃ ねえ みて えだ な 。

結晶 翠 晶 刀 !

死に な !

は ぁ ~ っ !

オレ は 偵察 に きた んじゃ ねえ 。 捜し に きたん だって ば よ !

お前 と 一緒に いた あの チビ を な !

答えろ ! アイツ は どこ に いる ?

紅 蓮 さん ?

ボク … 行か なくちゃ 。

なん だって !? ナルト が 消えた ?

( ヤマト ) 何者 か に 襲撃 さ れた 可能 性 は ?

現場 に 怪しい ニオイ は 残って なかった 。

どうも アイツ 勝手に 1 人 で 行 っち まった みたいで 。

そう いえば 何 か 考え込んで た みたいだった けど ➡

こんな こと する なんて …。

ナルト 君 …。 まったく …。

とにかく 早急に ナルト を 捜さ ない と 。

じゃあ みんな で …。 ( カカシ ) いや 前 に も 言った が ➡

むやみに 霧 の 中 に 入る の は 危険だ 。

捜索 に は オレ と ヤマト で 向かう 。

( カカシ ) 口 寄せ の 術 !

( ビスケ ) 珍しい な オレ が 呼ば れる なんて 。

ちょっと パックン を 使い に 出して いて ね 。

ビスケ すぐに ナルト を 追って くれ 。 わかった 。

シノ と キバ ヒナタ は 霧 の 外 から ➡

サクラ と サイ は 上空 から 探索 に あたって くれ 。

( サクラ たち ) はい ! 絶対 単独 行動 は する な 。

あの チビ は どこ に いる ? 無事な んだろう な ?

《 コイツ なぜ 幽鬼 丸 の こと を …。

そう か あれ を 見て いた の か 》

そんな こと お前 に 関係 ないだ ろ !

関係 ある って ば よ ! フン !

くだら ん !

答えろ ! オレ は アイツ を 連れ戻さ なきゃ なら ねえ んだ !

バカ じゃ ない の か ? 連れ戻す も なにも ➡

アイツ は もともと こっち の 人間 だ よ 。

違う ! アイツ が そっち に 行 っち まった の は ➡

オレ の せい な んだ 。 オレ が 余計な こと を 言 っち まった から 。

余計な こと ?

ありがとう 。 ボク に 教えて くれた よ ね 。

お前 …。 幽鬼 丸 …。

思って くれる 人 が いる ところ が 帰る 場所 なん だって 。

おい 動く な !

すごく 感謝 して る んだ ボク 。

やっと 帰る 場所 が 見つかった んだ よ 。

ねっ 紅 蓮 さん 。

ごめん な 。

幽鬼 丸 ! 動く な 。

影 分身 を 1 体 隠して いた か 。

紅 蓮 さん ! お前 幽鬼 丸 って いう んだ な 。

オレ は ナルト だ 。 ナルト …。

幽鬼 丸 お前 は オレ と 一緒に ➡

木 ノ 葉 に 帰る んだ 。 どうして ?

アイツ は お前 が 帰る 場所 なんか じゃ ねえ から だ 。

アイツ は 大 蛇 丸 の 手下 だ 。

大 蛇 丸 って ヤツ は 目的 の ため なら どんな こと だって する 。

人 の 命 だって 何とも 思わ ねえ クソ 野郎 だ 。

そんな ヤツ に ついて る ような ヤツ が ➡

まともな 人間 な わけ が ねえ !

( 幽鬼 丸 ) 紅 蓮 さん は ボク を 守って くれる 。

優しく して くれる し 思って くれる 。

そんな の お前 を 利用 しよう と して る だけ に ➡

決まって んだろう が ! うるさい !

うわ っ !

コイツ は お前 の ところ に は 帰ら ない 。 ( 幽鬼 丸 ) 紅 蓮 さん 。

《 何 か 来る …。

木 ノ 葉 の ヤツ ら か 》

腕ずく で も 連れ帰る って ば よ !

結晶 六角 手 裏 剣 乱舞 !

うわ っ ! う っ !

なに !? くらえ !

うわ っ !

逃がす か ! う っ …。

( カカシ ) ナルト ! そこ まで だ 。

フゥ … 確保 完了 。

離して くれ って ば よ ! オレ は アイツ を …。

ムダ だ 。 ヤツ ら は もう 消えた よ 。

クソッ …。

(( アイツ は 大 蛇 丸 の 手下 だ 。

人 の 命 だって 何とも 思わ ない クソ 野郎 だ ))

( 牛 頭 ) 紅 蓮 さん お ケガ は ?

余計な こと する な !

(( アイツ は お前 が 帰る 場所 なんか じゃ ねえ から だ ))

《 あの ガキ 今度 会ったら …》

( 牛 頭 ) すみ ませ ん でした 。 でも ➡

あなた が 無事で よかった 。

ハァ … ハァ …。

幽鬼 丸 !

オレ は 帰る ぞ 。 あぁ ご苦労さま 。

( ヤマト ) どういう つもり だ ? 勝手に 行動 すれば ➡

あの 晶 遁使 い と 出くわす 可能 性 が ある こと くらい ➡

わかって た ろ ? それ は …。

でも オレ どうしても アイツ を …。

言い訳 は よせ !

運 が 悪ければ 今ごろ キミ は 死んで いた かも しれ ない 。

感情 で 動いて 仲間 たち を 危険に さらして !

こんな こと で キミ を 信じて 任務 に 出して くれた 綱 手 様 に ➡

顔 向け できる の かい ?

悪かった って ば よ 。

( 足音 )

今回 の 任務 は どう 転ぶ か わから ない 危険な 代物 だ 。

個人 の 勝手な 行動 は 仲間 を 全滅 さ せる こと も ある 。

その こと を 肝 に 銘じて おけ 。 あぁ 。

じゃあ 戻り ます か 。 そうだ な 。

ところで ナルト … お前 湖 で 子供 を 見た って 言って たな 。

え … それ が ? 気 に なる こと が ある 。

その 時 の こと もう 少し 詳しく 聞か せて くれ 。

♪♪~

( 麟児 ) 紅 蓮 さん よく ご 無事で …。

す ん ませ ん 。 湖 の 近く じゃ オレ の 探索 網 が 使え なくて …。

ま ぁ いい 。

どうやら こっち の 戦力 は 欠けて ない ようだ ね 。

若干 1 名 欠けた ほう が よかった ヤツ も いる けど な 。

悪運 が 強い の は お互いさまだ ろ 。

少し 弱って いる が 許容 範囲 だ な 。

疲れて いる んだ 休ま せて やれ 。 ( カブト ) 残念だ けど ➡

ボク たち も そう のんびり 構えて い られ ない みたいで ね 。

♪♪~

どう 考えて も 連中 が 三尾 を 捕獲 する と いう 大事な 場面 に ➡

ただ の 子供 を 連れて いく と は 考え にくくて な 。

ただ の 子供 じゃ ない って …。

例えば 三尾 に 対して 何らか の 強制 力 を 持って いる と か …。

そう いえば …。

アイツ が 何 か したら 三尾 の 動き が 止まった ような …。

やはり か …。

人間 が 尾 獣 を コントロ ー ル して た って こと です か 。

どんな 手 を 使った か 知ら ない が 相手 は あの 大 蛇 丸 だ から な 。

連中 が 子供 を 使って 三 尾 を 捕獲 する 気 な の は ➡

間違い ない だろう 。

だ と する と その 子 このまま 放っておく わけに は いきま せ ん ね 。

それ って どういう 意味 だ よ ?

スキ を 見て こちら で 拘束 する 。 拘束 ?

( カカシ ) 子供 さえ い なければ ➡

連中 が 三尾 を 手 に 入れる 手段 は ない から ね 。

( ヤマト ) それ に 大 蛇 丸 が ただ 三 尾 を 手 に 入れて 満足 する と は 思え ない 。

遅かれ早かれ ➡

自分 に とって 扱い やすい 人 柱 力 を 作ろう と 考える はずだ 。

ヤツ に とって 尾 獣 と の 適応 能力 の 高い 子供 は ➡

格好の 素材 に なり かね ない 。

そんな こと さ せて た まっか よ !

当然だ 。 それ に 里 と して も 今後 の ため ➡

彼 の 能力 を 調査 して おき たい しな 。

《 ま ぁ すべて は 綱 手 様 から の 返答 が あって から だ が …》

ナルト !!

サクラ ちゃん !

クッ …。

これ が 愛 の ムチ って ヤツ か 。

オレ たち が 説教 する より よっぽど 効果 的だ な これ は 。

カカシ 先生 ナルト に は キツ く 言い聞かせ ました から 。

ちゃんと 反省 して た ?

ご … ごめんなさい 。

それ より 朗報 です 。

木 ノ 葉 の 増 援 が ?

敵 ながら 対応 が 早い 。 おそらく ヤツ ら 三 尾 を 封じ に かかる だろう 。

冗談 じゃ ない 三尾 は 大 蛇 丸 様 の もの だ !

当然だ よ 。 だ から 紅 蓮 ➡

キミ に は 幽鬼 丸 を 使って 今度 こそ 三 尾 を おさえて もらう 。

しかし まだ 幽鬼 丸 は …。

心配 ない 。 体力 を 底上げ して 少し 休ま せれば また 使える さ 。

《 また あの 薬 を 飲ま せる の か …》

だが 見た ところ 幽鬼 丸 は かなり 衰弱 して いる ようだ 。

ムリ を さ せて ホント に 大丈夫な の か ?

さ ぁ どうか な ?

そんなに 怖い 顔 を する な よ 。 キミ だって 承知 して いる はずだ 。

幽鬼 丸 は 三 尾 を 操作 する ため だけ の 道具 。

今 がんばって もらわ ない と 存在 自体 意味 が ない 。

だが 今 コイツ が ぶ っ 壊れたら 計画 は お 釈迦 に なって …。

私 の 信用 は まるつぶれ だ !

紅 蓮 ボク だって この 計画 の 成功 を 望んで いる の さ 。

だからこそ こうして …。

ムカツク ねぇ !

だいたい アンタ 人 の 仕事 に 口出し すぎ なんだ よ !

紅 蓮 … お前 …。

要は 木 ノ 葉 に 三 尾 を 封印 さ せ なきゃ いい んだ ろ 。

だったら 私 が 木 ノ 葉 の 連中 を 殲滅 して やる !

もめた んです かい ?

あの クソメガネ もともと 気 に くわ ない んだ よ った く !

幽鬼 丸 を 殺す 気 な の か ?

へ ぇ ~。

何 だ !? 意外です ねぇ 。

紅 蓮 さん が 幽鬼 丸 の 心配 を する なんて 。

ハッ バカ 言う んじゃ ない よ 。 私 は ただ 任務 の 心配 を して いる だけ だ 。

任務 の 心配 ねぇ …。

増 援 が 来た って 誰 だって ば よ ? ( サクラ ) ま ぁ 見て の お楽しみ よ 。

もう ダメ じゃ … 1 歩 も 走れ ん 。

サクラ ちゃん 援軍 って …。

( いの ) ナルト ! アンタ また ムチャ やった んだ って ?

ドンマイ です ! 青春 に ムチャ は つきもの です !

はい そこ ! 肯定 し ない !

あっ ! お前 ら !

ハァ ハァ …。 カカシ 今 戻った ぞ 。

あぁ ご 苦労 。 ご 苦労 って …。

感謝 の 気持 を 込めて 言って も バチ は 当たら んだろう 。

じゃあ 感謝 ついでに 悪い けど ➡

もう ひと っ 走り 伝令 を 頼ま れて くれ ない か ?

コラッ もっと ワシ を いたわら ん か 。

カカシ 先生 。 よかったら ボク の 超 獣 偽 画 を 使って ください 。

ボク が 墨 で 書いた 情報 は 小 動物 の ように 変化 し ➡

自分 の 身 を 守り ながら 情報 を 外 へ 持ち出して くれ ます から 。

ほ ぅ ソイツ は 便利だ な 。 で は 早速 。

ちょっと 待った ! ん ?

そんな 落書き 信用 できる か !

忍 犬 の ほう が 優れて おる ところ を 見せて やる わ い !

《 せっかく の 拙者 の 出番 ➡

あんな 墨 鳥 に 取ら れて たまる か 》

あ ~ ぁ 行っちゃ った 。

ボク なに か 悪い こと し ました ?

いや 結果 オ ー ライ って こと で 。 ん ?

《 しまった 。 渡す の 間違えた 》


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 101 - それぞれ の 想い naruto||しっぷう|つたい|しーずん|||おもい Naruto Shippuden - Season 5 - 101 - Thoughts of Each

( リ ー ) 目的 地 は まだ です か ? ||もくてき|ち||||

( パックン ) このぶん だ と 到着 する の は 明日 の 昼 頃 だろう … って …➡ ||||とうちゃく||||あした||ひる|ころ||

5 分 ごと に 同じ 質問 する の は ➡ ぶん|||おなじ|しつもん|||

や めんかい ! わ っ …。

( テンテン ) リ ー 焦った って しょうがない わ 。 |||あせった|||

何 を 言って いる んです ! なん||いって||

里 の 仲間 が ボク たち の 到着 を 心待ち に して いる んです よ ! さと||なかま|||||とうちゃく||こころまち|||||

熱血 フルパワ ー で 一刻 も 早く たどり着く の が ➡ ねっけつ||||いっこく||はやく|たどりつく||

ボク ら の 使命 です ! ( パックン ) とんだ 空回り 野郎 じゃ な …。 |||しめい||||からまわり|やろう||

( いの ) シズネ 先輩 。 ||せんぱい

敵 が 三尾 と 接触 し たって こと は …。 てき||みお||せっしょく||||

相手 に も 三尾 を 手 に 入れる 術 が ある って こと です よ ね 。 あいて|||みお||て||いれる|じゅつ|||||||

( シズネ ) そう ね 。 封印 術 か 私 たち の 知ら ない 未知の 術 か …。 |||ふういん|じゅつ||わたくし|||しら||みちの|じゅつ|

こっち も 到着 次第 すぐ に 封印 に とりかから ない と …。 ||とうちゃく|しだい|||ふういん||||

先 を 越さ れる わけに は いか ない わ 。 さき||こさ||||||

では 決まり です ね ! |きまり||

今 まで の 2 倍 いや 3 倍 の スピ ー ド で 飛ばし ましょう ! いま|||ばい||ばい||||||とばし|

は ぁ … また そういう ムチャ を …。

でも その 心意気 は 買う わ 。 パックン お 願い ! ||こころいき||かう||||ねがい

仕方ない な 。 みんな 遅れる な よ ! しかたない|||おくれる||

( ヤマト ) ハッ !

まっ こんな もん でしょ … どう です ? 先輩 。 ||||||せんぱい

( カカシ ) うん いい んじゃ ない 。

さっき から 全然 ペ ー ジ が 進んで い ませ ん ね 。 ||ぜんぜん|||||すすんで||||

何 か 考え ごと でも ? ん ? なん||かんがえ|||

まっ いろいろ と ね 。

なぁ ヤマト 。

ヤツ ら は どう やって 三 尾 を 捕まえる つもりだった んだ と 思う ? |||||みっ|お||つかまえる||||おもう

そう です ね 。 なにぶん 相手 は 尾 獣 …。 ||||あいて||お|けだもの

敵 の 晶 遁 は 強力です が ➡ てき||あき|とん||きょうりょくです|

それ だけ で 押さえ 込める 相手 じゃ ない …。 |||おさえ|こめる|あいて||

とすると 何 か 並行 して 他の 手段 を 用意 して いた ? |なん||へいこう||たの|しゅだん||ようい||

( カカシ ) だが あの 時 ➡ |||じ

オレ たち が 足止め さ れて いた 時間 は そう 長く なかった はずだ 。 |||あしどめ||||じかん|||ながく||

その 間 に 連中 が 大掛かりな 術 式 の 準備 が ➡ |あいだ||れんちゅう||おおがかりな|じゅつ|しき||じゅんび|

出来た と は 考え にくい …。 できた|||かんがえ|

確かに … そう いえば ナルト が 湖 で 子供 を 見た って …。 たしかに|||||こ||こども||みた|

や っぱ 気 に なる よ ね …。 ||き||||

それ に あの 晶 遁使 いとも ➡ |||あき|とんし|

また すぐに やり合わ なきゃ いけない んだろう し …。 ||やりあわ||||

どちら へ ?

さし あたって 今 出来る こと を ね 。 ||いま|できる|||

( ヒナタ ) カカシ 先生 …。 ||せんせい

ちょっと ジャマ する よ 。

おい 少し 話 を し たい んだ が …。 |すこし|はなし|||||

( シノ ) あぁ …。

♪♪~

(( あの ね … 紅 蓮 さん が ボク の 帰る 場所 … なんだ …)) ||くれない|はす|||||かえる|ばしょ|

帰る 場所 か …。 かえる|ばしょ|

( ナルト ) アイツ … どこ に いる んだ って ば よ 。

コイツ … たしか 木 ノ 葉 の …。 ||き||は|

これ 以上 近づか れて も 面倒だ な 。 |いじょう|ちかづか|||めんどうだ|

ここ を 動く な よ 。 ||うごく||

( キバ ) 交代 の 時間 だ ぜ 。 |こうたい||じかん||

( サクラ ) 了解 。 今 の ところ 特に 異常 は ない わ 。 |りょうかい|いま|||とくに|いじょう|||

( サイ ) あの … サクラ 。

サイ ? ( キバ ) おい お前 の 担当 は ここ じゃ ないだ ろ 。 |||おまえ||たんとう|||||

( サイ ) いえ それ は わかって いる んです が …。

ナルト 知り ませ ん か ? |しり|||

え ? 持ち場 に い ない ? |もちば|||

それ が 姿 が 見え なくて …。 ||すがた||みえ|

アイツ 先 に 戻った の か ? |さき||もどった||

だったら 途中 で すれ違う はずだ し …。 |とちゅう||すれちがう||

そう よ 。 いくら ナルト だって ➡

引き継ぎ くらい は … まさか …。 ひきつぎ|||

あの 波 に 流さ れた んだ 。 |なみ||ながさ||

や っぱ 痕跡 なんて ある わけ ねえ か 。 ||こんせき|||||

誰 だ ! 感謝 し な 。 だれ||かんしゃ||

わざわざ こちら から 出向いて やった んだ 。 |||でむいて||

テメエ は …。 1 人 で ノコノコ と …。 ||じん|||

偵察 の つもり だろう が 出会った 相手 が 悪かった ね 。 ていさつ|||||であった|あいて||わるかった|

どうやら これ は 幻覚 じゃ ねえ みて えだ な 。 |||げんかく|||||

結晶 翠 晶 刀 ! けっしょう|みどり|あき|かたな

死に な ! しに|

は ぁ ~ っ !

オレ は 偵察 に きた んじゃ ねえ 。 捜し に きたん だって ば よ ! ||ていさつ|||||さがし|||||

お前 と 一緒に いた あの チビ を な ! おまえ||いっしょに|||||

答えろ ! アイツ は どこ に いる ? こたえろ|||||

紅 蓮 さん ? くれない|はす|

ボク … 行か なくちゃ 。 |いか|

なん だって !? ナルト が 消えた ? ||||きえた

( ヤマト ) 何者 か に 襲撃 さ れた 可能 性 は ? |なにもの|||しゅうげき|||かのう|せい|

現場 に 怪しい ニオイ は 残って なかった 。 げんば||あやしい|||のこって|

どうも アイツ 勝手に 1 人 で 行 っち まった みたいで 。 ||かってに|じん||ぎょう|||

そう いえば 何 か 考え込んで た みたいだった けど ➡ ||なん||かんがえこんで|||

こんな こと する なんて …。

ナルト 君 …。 まったく …。 |きみ|

とにかく 早急に ナルト を 捜さ ない と 。 |そうきゅうに|||さがさ||

じゃあ みんな で …。 ( カカシ ) いや 前 に も 言った が ➡ |||||ぜん|||いった|

むやみに 霧 の 中 に 入る の は 危険だ 。 |きり||なか||はいる|||きけんだ

捜索 に は オレ と ヤマト で 向かう 。 そうさく|||||||むかう

( カカシ ) 口 寄せ の 術 ! |くち|よせ||じゅつ

( ビスケ ) 珍しい な オレ が 呼ば れる なんて 。 |めずらしい||||よば||

ちょっと パックン を 使い に 出して いて ね 。 |||つかい||だして||

ビスケ すぐに ナルト を 追って くれ 。 わかった 。 ||||おって||

シノ と キバ ヒナタ は 霧 の 外 から ➡ |||||きり||がい|

サクラ と サイ は 上空 から 探索 に あたって くれ 。 ||||じょうくう||たんさく|||

( サクラ たち ) はい ! 絶対 単独 行動 は する な 。 |||ぜったい|たんどく|こうどう|||

あの チビ は どこ に いる ? 無事な んだろう な ? ||||||ぶじな||

《 コイツ なぜ 幽鬼 丸 の こと を …。 ||ゆうき|まる|||

そう か あれ を 見て いた の か 》 ||||みて|||

そんな こと お前 に 関係 ないだ ろ ! ||おまえ||かんけい||

関係 ある って ば よ ! フン ! かんけい|||||

くだら ん !

答えろ ! オレ は アイツ を 連れ戻さ なきゃ なら ねえ んだ ! こたえろ|||||つれもどさ||||

バカ じゃ ない の か ? 連れ戻す も なにも ➡ |||||つれもどす||

アイツ は もともと こっち の 人間 だ よ 。 |||||にんげん||

違う ! アイツ が そっち に 行 っち まった の は ➡ ちがう|||||ぎょう||||

オレ の せい な んだ 。 オレ が 余計な こと を 言 っち まった から 。 |||||||よけいな|||げん|||

余計な こと ? よけいな|

ありがとう 。 ボク に 教えて くれた よ ね 。 |||おしえて|||

お前 …。 幽鬼 丸 …。 おまえ|ゆうき|まる

思って くれる 人 が いる ところ が 帰る 場所 なん だって 。 おもって||じん|||||かえる|ばしょ||

おい 動く な ! |うごく|

すごく 感謝 して る んだ ボク 。 |かんしゃ||||

やっと 帰る 場所 が 見つかった んだ よ 。 |かえる|ばしょ||みつかった||

ねっ 紅 蓮 さん 。 |くれない|はす|

ごめん な 。

幽鬼 丸 ! 動く な 。 ゆうき|まる|うごく|

影 分身 を 1 体 隠して いた か 。 かげ|ぶんしん||からだ|かくして||

紅 蓮 さん ! お前 幽鬼 丸 って いう んだ な 。 くれない|はす||おまえ|ゆうき|まる||||

オレ は ナルト だ 。 ナルト …。

幽鬼 丸 お前 は オレ と 一緒に ➡ ゆうき|まる|おまえ||||いっしょに

木 ノ 葉 に 帰る んだ 。 どうして ? き||は||かえる||

アイツ は お前 が 帰る 場所 なんか じゃ ねえ から だ 。 ||おまえ||かえる|ばしょ|||||

アイツ は 大 蛇 丸 の 手下 だ 。 ||だい|へび|まる||てした|

大 蛇 丸 って ヤツ は 目的 の ため なら どんな こと だって する 。 だい|へび|まる||||もくてき|||||||

人 の 命 だって 何とも 思わ ねえ クソ 野郎 だ 。 じん||いのち||なんとも|おもわ|||やろう|

そんな ヤツ に ついて る ような ヤツ が ➡

まともな 人間 な わけ が ねえ ! |にんげん||||

( 幽鬼 丸 ) 紅 蓮 さん は ボク を 守って くれる 。 ゆうき|まる|くれない|はす|||||まもって|

優しく して くれる し 思って くれる 。 やさしく||||おもって|

そんな の お前 を 利用 しよう と して る だけ に ➡ ||おまえ||りよう||||||

決まって んだろう が ! うるさい ! きまって|||

うわ っ !

コイツ は お前 の ところ に は 帰ら ない 。 ( 幽鬼 丸 ) 紅 蓮 さん 。 ||おまえ|||||かえら||ゆうき|まる|くれない|はす|

《 何 か 来る …。 なん||くる

木 ノ 葉 の ヤツ ら か 》 き||は||||

腕ずく で も 連れ帰る って ば よ ! うでずく|||つれかえる|||

結晶 六角 手 裏 剣 乱舞 ! けっしょう|ろっかく|て|うら|けん|らんぶ

うわ っ ! う っ !

なに !? くらえ !

うわ っ !

逃がす か ! う っ …。 にがす|||

( カカシ ) ナルト ! そこ まで だ 。

フゥ … 確保 完了 。 |かくほ|かんりょう

離して くれ って ば よ ! オレ は アイツ を …。 はなして||||||||

ムダ だ 。 ヤツ ら は もう 消えた よ 。 ||||||きえた|

クソッ …。

(( アイツ は 大 蛇 丸 の 手下 だ 。 ||だい|へび|まる||てした|

人 の 命 だって 何とも 思わ ない クソ 野郎 だ )) じん||いのち||なんとも|おもわ|||やろう|

( 牛 頭 ) 紅 蓮 さん お ケガ は ? うし|あたま|くれない|はす||||

余計な こと する な ! よけいな|||

(( アイツ は お前 が 帰る 場所 なんか じゃ ねえ から だ )) ||おまえ||かえる|ばしょ|||||

《 あの ガキ 今度 会ったら …》 ||こんど|あったら

( 牛 頭 ) すみ ませ ん でした 。 でも ➡ うし|あたま|||||

あなた が 無事で よかった 。 ||ぶじで|

ハァ … ハァ …。

幽鬼 丸 ! ゆうき|まる

オレ は 帰る ぞ 。 あぁ ご苦労さま 。 ||かえる|||ごくろうさま

( ヤマト ) どういう つもり だ ? 勝手に 行動 すれば ➡ ||||かってに|こうどう|

あの 晶 遁使 い と 出くわす 可能 性 が ある こと くらい ➡ |あき|とんし|||でくわす|かのう|せい||||

わかって た ろ ? それ は …。

でも オレ どうしても アイツ を …。

言い訳 は よせ ! いいわけ||

運 が 悪ければ 今ごろ キミ は 死んで いた かも しれ ない 。 うん||わるければ|いまごろ|||しんで||||

感情 で 動いて 仲間 たち を 危険に さらして ! かんじょう||うごいて|なかま|||きけんに|

こんな こと で キミ を 信じて 任務 に 出して くれた 綱 手 様 に ➡ |||||しんじて|にんむ||だして||つな|て|さま|

顔 向け できる の かい ? かお|むけ|||

悪かった って ば よ 。 わるかった|||

( 足音 ) あしおと

今回 の 任務 は どう 転ぶ か わから ない 危険な 代物 だ 。 こんかい||にんむ|||ころぶ||||きけんな|しろもの|

個人 の 勝手な 行動 は 仲間 を 全滅 さ せる こと も ある 。 こじん||かってな|こうどう||なかま||ぜんめつ|||||

その こと を 肝 に 銘じて おけ 。 あぁ 。 |||かん||めいじて||

じゃあ 戻り ます か 。 そうだ な 。 |もどり|||そう だ|

ところで ナルト … お前 湖 で 子供 を 見た って 言って たな 。 ||おまえ|こ||こども||みた||いって|

え … それ が ? 気 に なる こと が ある 。 |||き|||||

その 時 の こと もう 少し 詳しく 聞か せて くれ 。 |じ||||すこし|くわしく|きか||

♪♪~

( 麟児 ) 紅 蓮 さん よく ご 無事で …。 りんじ|くれない|はす||||ぶじで

す ん ませ ん 。 湖 の 近く じゃ オレ の 探索 網 が 使え なくて …。 ||||こ||ちかく||||たんさく|あみ||つかえ|

ま ぁ いい 。

どうやら こっち の 戦力 は 欠けて ない ようだ ね 。 |||せんりょく||かけて|||

若干 1 名 欠けた ほう が よかった ヤツ も いる けど な 。 じゃっかん|な|かけた||||||||

悪運 が 強い の は お互いさまだ ろ 。 あくうん||つよい|||おたがいさまだ|

少し 弱って いる が 許容 範囲 だ な 。 すこし|よわって|||きょよう|はんい||

疲れて いる んだ 休ま せて やれ 。 ( カブト ) 残念だ けど ➡ つかれて|||やすま||||ざんねんだ|

ボク たち も そう のんびり 構えて い られ ない みたいで ね 。 |||||かまえて|||||

♪♪~

どう 考えて も 連中 が 三尾 を 捕獲 する と いう 大事な 場面 に ➡ |かんがえて||れんちゅう||みお||ほかく||||だいじな|ばめん|

ただ の 子供 を 連れて いく と は 考え にくくて な 。 ||こども||つれて||||かんがえ||

ただ の 子供 じゃ ない って …。 ||こども|||

例えば 三尾 に 対して 何らか の 強制 力 を 持って いる と か …。 たとえば|みお||たいして|なんらか||きょうせい|ちから||もって|||

そう いえば …。

アイツ が 何 か したら 三尾 の 動き が 止まった ような …。 ||なん|||みお||うごき||とまった|

やはり か …。

人間 が 尾 獣 を コントロ ー ル して た って こと です か 。 にんげん||お|けだもの||||||||||

どんな 手 を 使った か 知ら ない が 相手 は あの 大 蛇 丸 だ から な 。 |て||つかった||しら|||あいて|||だい|へび|まる|||

連中 が 子供 を 使って 三 尾 を 捕獲 する 気 な の は ➡ れんちゅう||こども||つかって|みっ|お||ほかく||き|||

間違い ない だろう 。 まちがい||

だ と する と その 子 このまま 放っておく わけに は いきま せ ん ね 。 |||||こ||ほうっておく||||||

それ って どういう 意味 だ よ ? |||いみ||

スキ を 見て こちら で 拘束 する 。 拘束 ? ||みて|||こうそく||こうそく

( カカシ ) 子供 さえ い なければ ➡ |こども|||

連中 が 三尾 を 手 に 入れる 手段 は ない から ね 。 れんちゅう||みお||て||いれる|しゅだん||||

( ヤマト ) それ に 大 蛇 丸 が ただ 三 尾 を 手 に 入れて 満足 する と は 思え ない 。 |||だい|へび|まる|||みっ|お||て||いれて|まんぞく||||おもえ|

遅かれ早かれ ➡ おそかれはやかれ

自分 に とって 扱い やすい 人 柱 力 を 作ろう と 考える はずだ 。 じぶん|||あつかい||じん|ちゅう|ちから||つくろう||かんがえる|

ヤツ に とって 尾 獣 と の 適応 能力 の 高い 子供 は ➡ |||お|けだもの|||てきおう|のうりょく||たかい|こども|

格好の 素材 に なり かね ない 。 かっこうの|そざい||||

そんな こと さ せて た まっか よ !

当然だ 。 それ に 里 と して も 今後 の ため ➡ とうぜんだ|||さと||||こんご||

彼 の 能力 を 調査 して おき たい しな 。 かれ||のうりょく||ちょうさ||||

《 ま ぁ すべて は 綱 手 様 から の 返答 が あって から だ が …》 ||||つな|て|さま|||へんとう|||||

ナルト !!

サクラ ちゃん !

クッ …。

これ が 愛 の ムチ って ヤツ か 。 ||あい|||||

オレ たち が 説教 する より よっぽど 効果 的だ な これ は 。 |||せっきょう||||こうか|てきだ|||

カカシ 先生 ナルト に は キツ く 言い聞かせ ました から 。 |せんせい||||||いいきかせ||

ちゃんと 反省 して た ? |はんせい||

ご … ごめんなさい 。

それ より 朗報 です 。 ||ろうほう|

木 ノ 葉 の 増 援 が ? き||は||ぞう|えん|

敵 ながら 対応 が 早い 。 おそらく ヤツ ら 三 尾 を 封じ に かかる だろう 。 てき||たいおう||はやい||||みっ|お||ほうじ|||

冗談 じゃ ない 三尾 は 大 蛇 丸 様 の もの だ ! じょうだん|||みお||だい|へび|まる|さま|||

当然だ よ 。 だ から 紅 蓮 ➡ とうぜんだ||||くれない|はす

キミ に は 幽鬼 丸 を 使って 今度 こそ 三 尾 を おさえて もらう 。 |||ゆうき|まる||つかって|こんど||みっ|お|||

しかし まだ 幽鬼 丸 は …。 ||ゆうき|まる|

心配 ない 。 体力 を 底上げ して 少し 休ま せれば また 使える さ 。 しんぱい||たいりょく||そこあげ||すこし|やすま|||つかえる|

《 また あの 薬 を 飲ま せる の か …》 ||くすり||のま|||

だが 見た ところ 幽鬼 丸 は かなり 衰弱 して いる ようだ 。 |みた||ゆうき|まる|||すいじゃく|||

ムリ を さ せて ホント に 大丈夫な の か ? ||||||だいじょうぶな||

さ ぁ どうか な ?

そんなに 怖い 顔 を する な よ 。 キミ だって 承知 して いる はずだ 。 |こわい|かお|||||||しょうち|||

幽鬼 丸 は 三 尾 を 操作 する ため だけ の 道具 。 ゆうき|まる||みっ|お||そうさ|||||どうぐ

今 がんばって もらわ ない と 存在 自体 意味 が ない 。 いま|||||そんざい|じたい|いみ||

だが 今 コイツ が ぶ っ 壊れたら 計画 は お 釈迦 に なって …。 |いま|||||こぼれたら|けいかく|||しゃか||

私 の 信用 は まるつぶれ だ ! わたくし||しんよう|||

紅 蓮 ボク だって この 計画 の 成功 を 望んで いる の さ 。 くれない|はす||||けいかく||せいこう||のぞんで|||

だからこそ こうして …。

ムカツク ねぇ !

だいたい アンタ 人 の 仕事 に 口出し すぎ なんだ よ ! ||じん||しごと||くちだし|||

紅 蓮 … お前 …。 くれない|はす|おまえ

要は 木 ノ 葉 に 三 尾 を 封印 さ せ なきゃ いい んだ ろ 。 ようは|き||は||みっ|お||ふういん||||||

だったら 私 が 木 ノ 葉 の 連中 を 殲滅 して やる ! |わたくし||き||は||れんちゅう||せんめつ||

もめた んです かい ?

あの クソメガネ もともと 気 に くわ ない んだ よ った く ! |||き|||||||

幽鬼 丸 を 殺す 気 な の か ? ゆうき|まる||ころす|き|||

へ ぇ ~。

何 だ !? 意外です ねぇ 。 なん||いがいです|

紅 蓮 さん が 幽鬼 丸 の 心配 を する なんて 。 くれない|はす|||ゆうき|まる||しんぱい|||

ハッ バカ 言う んじゃ ない よ 。 私 は ただ 任務 の 心配 を して いる だけ だ 。 ||いう||||わたくし|||にんむ||しんぱい|||||

任務 の 心配 ねぇ …。 にんむ||しんぱい|

増 援 が 来た って 誰 だって ば よ ? ( サクラ ) ま ぁ 見て の お楽しみ よ 。 ぞう|えん||きた||だれ|||||||みて||おたのしみ|

もう ダメ じゃ … 1 歩 も 走れ ん 。 |||ふ||はしれ|

サクラ ちゃん 援軍 って …。 ||えんぐん|

( いの ) ナルト ! アンタ また ムチャ やった んだ って ?

ドンマイ です ! 青春 に ムチャ は つきもの です ! ||せいしゅん|||||

はい そこ ! 肯定 し ない ! ||こうてい||

あっ ! お前 ら ! |おまえ|

ハァ ハァ …。 カカシ 今 戻った ぞ 。 |||いま|もどった|

あぁ ご 苦労 。 ご 苦労 って …。 ||くろう||くろう|

感謝 の 気持 を 込めて 言って も バチ は 当たら んだろう 。 かんしゃ||きもち||こめて|いって||||あたら|

じゃあ 感謝 ついでに 悪い けど ➡ |かんしゃ||わるい|

もう ひと っ 走り 伝令 を 頼ま れて くれ ない か ? |||はしり|でんれい||たのま||||

コラッ もっと ワシ を いたわら ん か 。

カカシ 先生 。 よかったら ボク の 超 獣 偽 画 を 使って ください 。 |せんせい||||ちょう|けだもの|ぎ|が||つかって|

ボク が 墨 で 書いた 情報 は 小 動物 の ように 変化 し ➡ ||すみ||かいた|じょうほう||しょう|どうぶつ|||へんか|

自分 の 身 を 守り ながら 情報 を 外 へ 持ち出して くれ ます から 。 じぶん||み||まもり||じょうほう||がい||もちだして|||

ほ ぅ ソイツ は 便利だ な 。 で は 早速 。 ||||べんりだ||||さっそく

ちょっと 待った ! ん ? |まった|

そんな 落書き 信用 できる か ! |らくがき|しんよう||

忍 犬 の ほう が 優れて おる ところ を 見せて やる わ い ! おし|いぬ||||すぐれて||||みせて|||

《 せっかく の 拙者 の 出番 ➡ ||せっしゃ||でばん

あんな 墨 鳥 に 取ら れて たまる か 》 |すみ|ちょう||とら|||

あ ~ ぁ 行っちゃ った 。 ||おこなっちゃ|

ボク なに か 悪い こと し ました ? |||わるい|||

いや 結果 オ ー ライ って こと で 。 ん ? |けっか|||||||

《 しまった 。 渡す の 間違えた 》 |わたす||まちがえた