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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン3 - 059 - 新たな敵

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 3 - 059 - 新たな 敵

( シズネ ) 綱 手 様 !

( シズネ ) 火 ノ 寺 より の 伝令 です !

4 つ の 隠し 墓 すべて 暴か れた と …!

( 綱 手 ) やられた な …。 それ で 現在 の 状況 は ?

( シズネ ) はい 今 カカシ 班 が 向かって い ます !

そう か … 敵 は ただ の 墓 荒らし で は ない らしい と いう ➡

報告 を ヤマト が よこした が … 当たった わけだ 。

( シズネ ) ええ … と する と 賊 の 狙い は …。

守護 忍 十二 士 に 選ば れた ➡

優秀な 忍 たち の 遺体 そのもの だろう な …。

先だって の 襲撃 に 続いて 嫌な 感じ です ね …。

暁 の 動き も 本格 化 して いる と いう のに ➡

行方 を くらました 大 蛇 丸 の 動向 も 気 に なり ます 。

それ に …。

ダンゾウ の こと か ?

はい … サイ を カカシ 班 に 残す こと は ➡

こちら の 要望 で も あった わけです が ➡

それ を ダンゾウ が すんなり 承諾 した の に は ➡

何 か 裏 が ある ので は ない か と …。

どこ を 向いて も 不安 材料 が てんこ 盛り と いう わけだ 。

だが 災い の 種 は 摘んで おく べきだろう 。

まずは 手 の 届く ところ から な 。

それでは …!

シズネ ! 今 すぐ 根 の 息 の かかって ない 者 を ➡

ダンゾウ に つけろ ! ( シズネ ) はい !

(( サイ :1 つ お 願い が ございます 。

( ダンゾウ ) 願い だ と ? ( サイ ) はい …。

( サイ ) この 名 の まま しばらく ➡

カカシ 班 に 身 を 置か せて は いただけ ない でしょう か ?))

《 ダンゾウ : この 笑い顔 は …》

♪♪~

《 綱 手 め … 今さら 何 を 探って おる 。

まあ いい … しょせん 我が 掌 の 中 …》

( ヤマト ) この 方向 は 隠し 墓 の ある 方向 と は 違う ので は ?

( 地 陸 ) 賊 は 重い 棺桶 ごと 遺体 を 運んで いる が ➡

火 ノ 寺 を 中心 に 玄 武 青 龍 白虎 の 方角 は 険しい 崖 に 囲ま れて いる 。

( 地 陸 ) 棺桶 を かついで 隣国 へ 抜ける と したら ➡

朱雀 の 方向 しか ない 。

なるほど !

(( ソラ : オレ の 力 が よ うっとうしい 》

(( でも な …。

うっとうしくて も この 力 を 捨てる こと は でき ねえ ))

(( オレ の 父さん を … 殺した ヤツ に 復讐 する ため に ))

おい お前 ! なに 人 の 顔 見て んだ よ !

( ナルト ) お前 さ ぁ 復讐 って 言って たな …。

チッ … ふん !

なんだ ? えらく 見晴らし の いい ところ へ 出 ち まった けど …。

( サクラ ) これ じゃ 敵 も 現れ ない わ ね 。

そう だ よ な … 隠れる ところ も ねえ し …。

ナルト ! なんだ ?

あそこ 。 うん ?

♪♪~

あ !! ソラ あれ 見ろ あれ あれ !!

うる せ ぇ !! 見え てるよ !!

間違い ない あれ は …。

え ぇ 盗ま れた ご 遺体 に 間違い なさ そうです ね 。

しかし … なぜ あんな 中途半端な 運び 方 を ?

まるで わざと 目立つ ように …。

《… 罠 か ? だ と したら ➡

狙い は おそらく …》

このまま じゃ 逃げ られ ち まう って ば よ !

( サクラ ) ヤマト 隊長 ! 地 陸 さん は ここ に 。

万が一 の 場合 火 ノ 寺 と の 連絡 を お 願い し ます 。

承知 。 ナルト と ソラ 君 は まっすぐ 追え 。

サクラ と サイ は 左手 より ボク は 右手 に 回り 援護 する 。

ちょ … なんで コイツ と !?

キミ だけ じゃ 心配だ 。

それ に ソラ 君 は なかなか 頼り に なり そうだ しね 。

《… なるほど 。

「 毒 を もって 毒 を 制す 」 か 。 本 で 読んだ 》

む ぅ … あっ !

コラッ 待て !!

待て って ば よ !

言 っと く けど オレ だって お前 みたいな バチ 当たり は ➡

願い下げ だ ぜ ! うる せ ぇよ !

ヤマト 隊長 が 決めた ん なら 仕方 ねえ だ ろ !

なら オレ の 後ろ で おとなしく して ろ !

これ は 火 ノ 寺 の 役割 だ !

この …! 減らず口 野郎 が ~!

お 先 に 。 野郎 !

( フリド ) フッ … かかった な 。

もし 罠 だ と したら ここ じゃ 防ぐ もの が ない わ !

いや 条件 は 敵 も 同じだ よ 。

近づけば 遠く から 確認 できて しまう 。

《 ヤマト :4 人 の 遺体 を 奪う こと が 目的 なら ➡

罠 を はる 意味 が ない 。

… なぜ わざわざ こんな こと を ?》

うわ っ !

さっき も 言った ろ お前 は おとなしく ➡

オレ の 後ろ で 見物 して ろ って !

またまた お 先 に 失礼 しちゃ うって ば よ !

調子 に のる な !

いって え な …。

ソラ いい加減 に …。

何 やって ん の ? 2 人 と も 。

あっ 棺桶 が 地面 の 中 に 。

バチ 当たり が 邪魔 し なきゃ 1 個 だけ でも 取り戻せた のに な 。

足 引っ張った の は テメエ だ ろ !

( ソラ ) なに ? 今度 こそ 本当に 戒名 つけて や ろうか ?

あぁ 上等だ 。 その 前 に オメエ の 戒名 選び や がれ !

アンタ たち やめ なさい よ !

今 は 仲間割れ して る とき じゃ ない でしょ !

おかしい な 。

( ヤマト ) あらゆる 気配 が 消えた 。

( フリド ) 久しぶりだ な 。 待ちわびた 火 ノ 国 の 夜明け だ 。

お前 ら 死んで る 場合 じゃ ない ぜ 。

( フリド ) 偶然 と は 粋な 計らい を して くれる もの だ な 。

( フリド ) それとも お前 ら が 呼び寄せて くれた の か な ?

フドウ フエン フウカ 。 (3 人 ) はっ !

私 は ヤツ に ちょいと 挨拶 して くる 。

お前たち は 他の ヤツ ら の 相手 を して やれ 。

( フドウ ) はっ 。 ( フエン / フウカ ) はい 。

( フエン ) これ が 設計 図 。 壊さ ず に 運んで よ 。

一世一代 の 傑作 。 完璧な でき なんだ から 。

( フドウ ) ハッ ! 偉 そうに 。

土地 を 運んで くる の は この オレ だ 。

いくら 傑作 でも 運んで こ なきゃ タダ の 落 描きだ 。

( フエン ) フフフッ … 知ら ない の ?

浮世 絵 だって 名 が 残る の は 板 彫る 人間 じゃ なくて ➡

下絵 を 描いた 絵師 な の よ 。

なに っ ?

( フウカ ) 口数 の 多い 男 は 嫌わ れる よ 。

さっさと 始め なさい 。

でないと もと 守護 忍 十二 士 の フリド に しめ られちゃ うわ よ 。

チッ 。 お ぉ 怖 っ 。

なら 頼む わ フドウ 。

あぁ やって やら ぁ !

( フドウ ) 土 遁 有為 転 変 !

これ は 何 だ ?

サイ !

忍法 超 獣 偽 画 !

これ は …!?

♪♪~

( 地 陸 ) 土 遁 で これほど の 地質 変化 が …?

♪♪~

うわ っ …。

♪♪~

どうやら 誰 かさん の せい で 仏 罰 が 当たった みたいだ な 。

そんな こと 言って る 場合 じゃ …。

サクラ ちゃん ! おい 待て !

このまま 押しつぶそう と いう 魂胆 か …。

《 上 に 登る まで は 待って は くれ ない だろう な …》

ならば …。

木 遁 の 術 。

♪♪~

ずいぶん と 大がかりな 罠 を 仕掛けて きた もん だ な …。

そう か 。 それ で サイ と 離れ離れに …。

気 が つく と ヤマト 隊長 の 姿 も なかった 。

これ だけ の 規模 の 地形 を 変化 さ せる こと の できる 土 遁 使い 。

だ と したら あなどれ ない 敵 だ わ 。

とにかく 早く みんな を 探す って ば よ 。

おい 。 うん ?

ここ … 谷 じゃ なかった か ? えっ ?

( サクラ ) 何 ? これ …。

いつの間に … 幻 術 か ?

きっと 罠 よ 。

なら 試して みる って ば よ 。

ちょっと ナルト ! うかつに 近づか ない ほう が …。

ヘッ … 大丈夫 だって ば よ 。

とりあえず 本物 の 地面 みたいだ 。 きっと マヌケ な 野郎 で ➡

ここ だけ 作り 忘れて 慌てて 作 っ …。

ナルト !!

あっさり 罠 に 引っ掛かり や が って …。

すぐに ナルト を 捜し に … ア ~ ッ !

♪♪~

《 とりあえず 上空 から 全体 を 見渡して みる か 》

《 外 に 出さ せ ない つもり か ?》

♪♪~

( フエン ) ホホホホホホ …。

( フエン ) そんな ヤワ な 術 じゃ ➡

私 の 傑作 から は 逃げ られ っこ ない よ 。

( フドウ ) しかし オレ たち の 術 から 生きのびる と は な 。

オレ の 術 は 完璧だった しな 。

フエン の 設計 施工 の つめ が 甘かった んだろう ぜ 。

まさか 木 遁 !?

何者 だ !? お前 !

何者 って それ は こっち の セリフ だ よ 。

遺体 を 盗んで どう する つもりだ ?

( フドウ ) フン … これ から 死に ゆく 者 に 話す 必要 は ない な 。

では 力ずく でも 話して もらう よ 。

フッ … オレ と 力 比べ を しよう って の か ? ムダ ムダ !

土 遁 蟻 地獄 !

( フドウ ) アハハハハ ! あっけない のう 木 遁 使い 。

始末 する に は ちょっと もったいない 気 も する が …。

面倒だ な 。 やはり オレ に は 直接 攻撃 が 性 に 合って る 。

う ぉ ~ っ !

オレ の 拳 は 避ける だけ じゃ 防ぎ きれ ない ぜ 。

どこ だ ? ここ …。

( サクラ ) わから ない けど …。 ナルト は ?

( ソラ ) 一緒に 落ちた はずな のに 気配 が ない 。

( サクラ ) とりあえず 捜し に 行か なくちゃ 。

( ソラ ) どうやら 敵 は オレ たち を バラバラ に さ せ たい らしい な 。

イテテテテ …。

サクラ ちゃん たち どこ に いる んだ って ば よ …。 ん ?

また 分かれ 道 かよ …。

う ~ ん …。

こっち だ !

ヘッ ! 二 度 も 落ちて たまる か よ 。

と いう こと は こっち の 道 が 正解 って こと か 。

( フウカ ) そっち じゃ ない よ 。 ん ?

えっ !? うわ ~ っ !!

こんな ふざけた 罠 で やられる か よっ と !

うわ ~ っ !!

ふ ぅ … 危なく ペシャンコ だった ぜ 。

( フウカ ) フフフフフ …。

フエン の 仕掛け も たいした こと が ない ね 。

( ヤマト ) 木 ノ 葉 の 強硬 武闘 派 の 指導 者 ダンゾウ 。

すでに 解体 さ れた 暗部 養成 組織 根 の 主任 だった 男 で ➡

失脚 した 今 も ご 意見 番 など に 多大な 影響 力 を 持つ 。

先だって の サスケ 暗殺 失敗 以降 ➡

表立った 動き を 見せて は い ない が ➡

前回 の ような 事態 を 避ける ため 綱 手 様 は ダンゾウ に ➡

監視 を つける こと を 決定 した 。

確かに サイ を カカシ 班 に 残した こと に は 疑問 が 残る 。

優秀な 根 の 構成 員 で その 実力 を 高く 買って いた サイ を ➡

あの ダンゾウ が ただ 手放す と は 考え にくい 。

理由 が ある と すれば 人 柱 力 である ナルト の ➡

監視 な の か それとも …。

残念だ が サイ が 再び ダンゾウ の 指令 で 動く こと も ない と は いえ ない 。

ま ぁ 当分 は ボク も 気 が 抜け そうに ない な 。

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 3 - 059 - 新たな 敵 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|あらたな|てき Naruto Shippuden Season 3-059 - New Enemies

( シズネ ) 綱 手 様 ! |つな|て|さま

( シズネ ) 火 ノ 寺 より の 伝令 です ! |ひ||てら|||でんれい|

4 つ の 隠し 墓 すべて 暴か れた と …! ||かくし|はか||あばか||

( 綱 手 ) やられた な …。 それ で 現在 の 状況 は ? つな|て|||||げんざい||じょうきょう|

( シズネ ) はい 今 カカシ 班 が 向かって い ます ! ||いま||はん||むかって||

そう か … 敵 は ただ の 墓 荒らし で は ない らしい と いう ➡ ||てき||||はか|あらし||||||

報告 を ヤマト が よこした が … 当たった わけだ 。 ほうこく||||||あたった|

( シズネ ) ええ … と する と 賊 の 狙い は …。 |||||ぞく||ねらい|

守護 忍 十二 士 に 選ば れた ➡ しゅご|おし|じゅうに|し||えらば|

優秀な 忍 たち の 遺体 そのもの だろう な …。 ゆうしゅうな|おし|||いたい|その もの||

先だって の 襲撃 に 続いて 嫌な 感じ です ね …。 せんだって||しゅうげき||つづいて|いやな|かんじ||

暁 の 動き も 本格 化 して いる と いう のに ➡ あかつき||うごき||ほんかく|か|||||

行方 を くらました 大 蛇 丸 の 動向 も 気 に なり ます 。 ゆくえ|||だい|へび|まる||どうこう||き|||

それ に …。

ダンゾウ の こと か ?

はい … サイ を カカシ 班 に 残す こと は ➡ ||||はん||のこす||

こちら の 要望 で も あった わけです が ➡ ||ようぼう|||||

それ を ダンゾウ が すんなり 承諾 した の に は ➡ |||||しょうだく||||

何 か 裏 が ある ので は ない か と …。 なん||うら|||||||

どこ を 向いて も 不安 材料 が てんこ 盛り と いう わけだ 。 ||むいて||ふあん|ざいりょう|||さかり|||

だが 災い の 種 は 摘んで おく べきだろう 。 |わざわい||しゅ||つまんで||

まずは 手 の 届く ところ から な 。 |て||とどく|||

それでは …!

シズネ ! 今 すぐ 根 の 息 の かかって ない 者 を ➡ |いま||ね||いき||||もの|

ダンゾウ に つけろ ! ( シズネ ) はい !

(( サイ :1 つ お 願い が ございます 。 |||ねがい||

( ダンゾウ ) 願い だ と ? ( サイ ) はい …。 |ねがい||||

( サイ ) この 名 の まま しばらく ➡ ||な|||

カカシ 班 に 身 を 置か せて は いただけ ない でしょう か ?)) |はん||み||おか||||||

《 ダンゾウ : この 笑い顔 は …》 ||わらいがお|

♪♪~

《 綱 手 め … 今さら 何 を 探って おる 。 つな|て||いまさら|なん||さぐって|

まあ いい … しょせん 我が 掌 の 中 …》 |||わが|てのひら||なか

( ヤマト ) この 方向 は 隠し 墓 の ある 方向 と は 違う ので は ? ||ほうこう||かくし|はか|||ほうこう|||ちがう||

( 地 陸 ) 賊 は 重い 棺桶 ごと 遺体 を 運んで いる が ➡ ち|りく|ぞく||おもい|かんおけ||いたい||はこんで||

火 ノ 寺 を 中心 に 玄 武 青 龍 白虎 の 方角 は 険しい 崖 に 囲ま れて いる 。 ひ||てら||ちゅうしん||げん|ぶ|あお|りゅう|びゃっこ||ほうがく||けわしい|がけ||かこま||

( 地 陸 ) 棺桶 を かついで 隣国 へ 抜ける と したら ➡ ち|りく|かんおけ|||りんごく||ぬける||

朱雀 の 方向 しか ない 。 すじゃく||ほうこう||

なるほど !

(( ソラ : オレ の 力 が よ うっとうしい 》 |||ちから|||

(( でも な …。

うっとうしくて も この 力 を 捨てる こと は でき ねえ )) |||ちから||すてる||||

(( オレ の 父さん を … 殺した ヤツ に 復讐 する ため に )) ||とうさん||ころした|||ふくしゅう|||

おい お前 ! なに 人 の 顔 見て んだ よ ! |おまえ||じん||かお|みて||

( ナルト ) お前 さ ぁ 復讐 って 言って たな …。 |おまえ|||ふくしゅう||いって|

チッ … ふん !

なんだ ? えらく 見晴らし の いい ところ へ 出 ち まった けど …。 ||みはらし|||||だ|||

( サクラ ) これ じゃ 敵 も 現れ ない わ ね 。 |||てき||あらわれ|||

そう だ よ な … 隠れる ところ も ねえ し …。 ||||かくれる||||

ナルト ! なんだ ?

あそこ 。 うん ?

♪♪~

あ !! ソラ あれ 見ろ あれ あれ !! |||みろ||

うる せ ぇ !! 見え てるよ !! |||みえ|

間違い ない あれ は …。 まちがい|||

え ぇ 盗ま れた ご 遺体 に 間違い なさ そうです ね 。 ||ぬすま|||いたい||まちがい|な さ|そう です|

しかし … なぜ あんな 中途半端な 運び 方 を ? |||ちゅうとはんぱな|はこび|かた|

まるで わざと 目立つ ように …。 ||めだつ|

《… 罠 か ? だ と したら ➡ わな||||

狙い は おそらく …》 ねらい||

このまま じゃ 逃げ られ ち まう って ば よ ! ||にげ||||||

( サクラ ) ヤマト 隊長 ! 地 陸 さん は ここ に 。 ||たいちょう|ち|りく||||

万が一 の 場合 火 ノ 寺 と の 連絡 を お 願い し ます 。 まんがいち||ばあい|ひ||てら|||れんらく|||ねがい||

承知 。 ナルト と ソラ 君 は まっすぐ 追え 。 しょうち||||きみ|||おえ

サクラ と サイ は 左手 より ボク は 右手 に 回り 援護 する 。 ||||ひだりて||||みぎて||まわり|えんご|

ちょ … なんで コイツ と !?

キミ だけ じゃ 心配だ 。 |||しんぱいだ

それ に ソラ 君 は なかなか 頼り に なり そうだ しね 。 |||きみ|||たより|||そう だ|

《… なるほど 。

「 毒 を もって 毒 を 制す 」 か 。 本 で 読んだ 》 どく|||どく||せいす||ほん||よんだ

む ぅ … あっ !

コラッ 待て !! |まて

待て って ば よ ! まて|||

言 っと く けど オレ だって お前 みたいな バチ 当たり は ➡ げん||||||おまえ|||あたり|

願い下げ だ ぜ ! うる せ ぇよ ! ねがいさげ|||||

ヤマト 隊長 が 決めた ん なら 仕方 ねえ だ ろ ! |たいちょう||きめた|||しかた|||

なら オレ の 後ろ で おとなしく して ろ ! |||うしろ||||

これ は 火 ノ 寺 の 役割 だ ! ||ひ||てら||やくわり|

この …! 減らず口 野郎 が ~! |へらずぐち|やろう|

お 先 に 。 野郎 ! |さき||やろう

( フリド ) フッ … かかった な 。

もし 罠 だ と したら ここ じゃ 防ぐ もの が ない わ ! |わな||||||ふせぐ||||

いや 条件 は 敵 も 同じだ よ 。 |じょうけん||てき||おなじだ|

近づけば 遠く から 確認 できて しまう 。 ちかづけば|とおく||かくにん||

《 ヤマト :4 人 の 遺体 を 奪う こと が 目的 なら ➡ |じん||いたい||うばう|||もくてき|

罠 を はる 意味 が ない 。 わな|||いみ||

… なぜ わざわざ こんな こと を ?》

うわ っ !

さっき も 言った ろ お前 は おとなしく ➡ ||いった||おまえ||

オレ の 後ろ で 見物 して ろ って ! ||うしろ||けんぶつ|||

またまた お 先 に 失礼 しちゃ うって ば よ ! ||さき||しつれい||||

調子 に のる な ! ちょうし|||

いって え な …。

ソラ いい加減 に …。 |いいかげん|

何 やって ん の ? 2 人 と も 。 なん||||じん||

あっ 棺桶 が 地面 の 中 に 。 |かんおけ||じめん||なか|

バチ 当たり が 邪魔 し なきゃ 1 個 だけ でも 取り戻せた のに な 。 |あたり||じゃま|||こ|||とりもどせた||

足 引っ張った の は テメエ だ ろ ! あし|ひっぱった|||||

( ソラ ) なに ? 今度 こそ 本当に 戒名 つけて や ろうか ? ||こんど||ほんとうに|かいみょう|||

あぁ 上等だ 。 その 前 に オメエ の 戒名 選び や がれ ! |じょうとうだ||ぜん||||かいみょう|えらび||

アンタ たち やめ なさい よ !

今 は 仲間割れ して る とき じゃ ない でしょ ! いま||なかまわれ||||||

おかしい な 。

( ヤマト ) あらゆる 気配 が 消えた 。 ||けはい||きえた

( フリド ) 久しぶりだ な 。 待ちわびた 火 ノ 国 の 夜明け だ 。 |ひさしぶりだ||まちわびた|ひ||くに||よあけ|

お前 ら 死んで る 場合 じゃ ない ぜ 。 おまえ||しんで||ばあい|||

( フリド ) 偶然 と は 粋な 計らい を して くれる もの だ な 。 |ぐうぜん|||いきな|はからい||||||

( フリド ) それとも お前 ら が 呼び寄せて くれた の か な ? ||おまえ|||よびよせて||||

フドウ フエン フウカ 。 (3 人 ) はっ ! |||じん|

私 は ヤツ に ちょいと 挨拶 して くる 。 わたくし|||||あいさつ||

お前たち は 他の ヤツ ら の 相手 を して やれ 。 おまえたち||たの||||あいて|||

( フドウ ) はっ 。 ( フエン / フウカ ) はい 。

( フエン ) これ が 設計 図 。 壊さ ず に 運んで よ 。 |||せっけい|ず|こわさ|||はこんで|

一世一代 の 傑作 。 完璧な でき なんだ から 。 いっせいちだい||けっさく|かんぺきな|||

( フドウ ) ハッ ! 偉 そうに 。 ||えら|そう に

土地 を 運んで くる の は この オレ だ 。 とち||はこんで||||||

いくら 傑作 でも 運んで こ なきゃ タダ の 落 描きだ 。 |けっさく||はこんで|||||おと|えがきだ

( フエン ) フフフッ … 知ら ない の ? ||しら||

浮世 絵 だって 名 が 残る の は 板 彫る 人間 じゃ なくて ➡ うきよ|え||な||のこる|||いた|ほる|にんげん||

下絵 を 描いた 絵師 な の よ 。 したえ||えがいた|えし|||

なに っ ?

( フウカ ) 口数 の 多い 男 は 嫌わ れる よ 。 |くちかず||おおい|おとこ||きらわ||

さっさと 始め なさい 。 |はじめ|

でないと もと 守護 忍 十二 士 の フリド に しめ られちゃ うわ よ 。 ||しゅご|おし|じゅうに|し|||||||

チッ 。 お ぉ 怖 っ 。 |||こわ|

なら 頼む わ フドウ 。 |たのむ||

あぁ やって やら ぁ !

( フドウ ) 土 遁 有為 転 変 ! |つち|とん|ゆうい|てん|へん

これ は 何 だ ? ||なん|

サイ !

忍法 超 獣 偽 画 ! にんぽう|ちょう|けだもの|ぎ|が

これ は …!?

♪♪~

( 地 陸 ) 土 遁 で これほど の 地質 変化 が …? ち|りく|つち|とん||||ちしつ|へんか|

♪♪~

うわ っ …。

♪♪~

どうやら 誰 かさん の せい で 仏 罰 が 当たった みたいだ な 。 |だれ|||||ふつ|ばち||あたった||

そんな こと 言って る 場合 じゃ …。 ||いって||ばあい|

サクラ ちゃん ! おい 待て ! |||まて

このまま 押しつぶそう と いう 魂胆 か …。 |おしつぶそう|||こんたん|

《 上 に 登る まで は 待って は くれ ない だろう な …》 うえ||のぼる|||まって|||||

ならば …。

木 遁 の 術 。 き|とん||じゅつ

♪♪~

ずいぶん と 大がかりな 罠 を 仕掛けて きた もん だ な …。 ||おおがかりな|わな||しかけて||||

そう か 。 それ で サイ と 離れ離れに …。 ||||||はなればなれに

気 が つく と ヤマト 隊長 の 姿 も なかった 。 き|||||たいちょう||すがた||

これ だけ の 規模 の 地形 を 変化 さ せる こと の できる 土 遁 使い 。 |||きぼ||ちけい||へんか||||||つち|とん|つかい

だ と したら あなどれ ない 敵 だ わ 。 |||||てき||

とにかく 早く みんな を 探す って ば よ 。 |はやく|||さがす|||

おい 。 うん ?

ここ … 谷 じゃ なかった か ? えっ ? |たに||||

( サクラ ) 何 ? これ …。 |なん|

いつの間に … 幻 術 か ? いつのまに|まぼろし|じゅつ|

きっと 罠 よ 。 |わな|

なら 試して みる って ば よ 。 |ためして||||

ちょっと ナルト ! うかつに 近づか ない ほう が …。 |||ちかづか|||

ヘッ … 大丈夫 だって ば よ 。 |だいじょうぶ|||

とりあえず 本物 の 地面 みたいだ 。 きっと マヌケ な 野郎 で ➡ |ほんもの||じめん|||||やろう|

ここ だけ 作り 忘れて 慌てて 作 っ …。 ||つくり|わすれて|あわてて|さく|

ナルト !!

あっさり 罠 に 引っ掛かり や が って …。 |わな||ひっかかり|||

すぐに ナルト を 捜し に … ア ~ ッ ! |||さがし|||

♪♪~

《 とりあえず 上空 から 全体 を 見渡して みる か 》 |じょうくう||ぜんたい||みわたして||

《 外 に 出さ せ ない つもり か ?》 がい||ださ||||

♪♪~

( フエン ) ホホホホホホ …。

( フエン ) そんな ヤワ な 術 じゃ ➡ ||||じゅつ|

私 の 傑作 から は 逃げ られ っこ ない よ 。 わたくし||けっさく|||にげ||||

( フドウ ) しかし オレ たち の 術 から 生きのびる と は な 。 |||||じゅつ||いきのびる|||

オレ の 術 は 完璧だった しな 。 ||じゅつ||かんぺきだった|

フエン の 設計 施工 の つめ が 甘かった んだろう ぜ 。 ||せっけい|せこう||||あまかった||

まさか 木 遁 !? |き|とん

何者 だ !? お前 ! なにもの||おまえ

何者 って それ は こっち の セリフ だ よ 。 なにもの||||||||

遺体 を 盗んで どう する つもりだ ? いたい||ぬすんで|||

( フドウ ) フン … これ から 死に ゆく 者 に 話す 必要 は ない な 。 ||||しに||もの||はなす|ひつよう|||

では 力ずく でも 話して もらう よ 。 |ちからずく||はなして||

フッ … オレ と 力 比べ を しよう って の か ? ムダ ムダ ! |||ちから|くらべ|||||||

土 遁 蟻 地獄 ! つち|とん|あり|じごく

( フドウ ) アハハハハ ! あっけない のう 木 遁 使い 。 ||||き|とん|つかい

始末 する に は ちょっと もったいない 気 も する が …。 しまつ||||||き|||

面倒だ な 。 やはり オレ に は 直接 攻撃 が 性 に 合って る 。 めんどうだ||||||ちょくせつ|こうげき||せい||あって|

う ぉ ~ っ !

オレ の 拳 は 避ける だけ じゃ 防ぎ きれ ない ぜ 。 ||けん||さける|||ふせぎ|||

どこ だ ? ここ …。

( サクラ ) わから ない けど …。 ナルト は ?

( ソラ ) 一緒に 落ちた はずな のに 気配 が ない 。 |いっしょに|おちた|||けはい||

( サクラ ) とりあえず 捜し に 行か なくちゃ 。 ||さがし||いか|

( ソラ ) どうやら 敵 は オレ たち を バラバラ に さ せ たい らしい な 。 ||てき|||||||||||

イテテテテ …。

サクラ ちゃん たち どこ に いる んだ って ば よ …。 ん ?

また 分かれ 道 かよ …。 |わかれ|どう|

う ~ ん …。

こっち だ !

ヘッ ! 二 度 も 落ちて たまる か よ 。 |ふた|たび||おちて|||

と いう こと は こっち の 道 が 正解 って こと か 。 ||||||どう||せいかい|||

( フウカ ) そっち じゃ ない よ 。 ん ?

えっ !? うわ ~ っ !!

こんな ふざけた 罠 で やられる か よっ と ! ||わな|||||

うわ ~ っ !!

ふ ぅ … 危なく ペシャンコ だった ぜ 。 ||あぶなく|||

( フウカ ) フフフフフ …。

フエン の 仕掛け も たいした こと が ない ね 。 ||しかけ||||||

( ヤマト ) 木 ノ 葉 の 強硬 武闘 派 の 指導 者 ダンゾウ 。 |き||は||きょうこう|ぶとう|は||しどう|もの|

すでに 解体 さ れた 暗部 養成 組織 根 の 主任 だった 男 で ➡ |かいたい|||あんぶ|ようせい|そしき|ね||しゅにん||おとこ|

失脚 した 今 も ご 意見 番 など に 多大な 影響 力 を 持つ 。 しっきゃく||いま|||いけん|ばん|||ただいな|えいきょう|ちから||もつ

先だって の サスケ 暗殺 失敗 以降 ➡ せんだって|||あんさつ|しっぱい|いこう

表立った 動き を 見せて は い ない が ➡ おもてだった|うごき||みせて||||

前回 の ような 事態 を 避ける ため 綱 手 様 は ダンゾウ に ➡ ぜんかい|||じたい||さける||つな|て|さま|||

監視 を つける こと を 決定 した 。 かんし|||||けってい|

確かに サイ を カカシ 班 に 残した こと に は 疑問 が 残る 。 たしかに||||はん||のこした||||ぎもん||のこる

優秀な 根 の 構成 員 で その 実力 を 高く 買って いた サイ を ➡ ゆうしゅうな|ね||こうせい|いん|||じつりょく||たかく|かって|||

あの ダンゾウ が ただ 手放す と は 考え にくい 。 ||||てばなす|||かんがえ|

理由 が ある と すれば 人 柱 力 である ナルト の ➡ りゆう|||||じん|ちゅう|ちから|||

監視 な の か それとも …。 かんし||||

残念だ が サイ が 再び ダンゾウ の 指令 で 動く こと も ない と は いえ ない 。 ざんねんだ||||ふたたび|||しれい||うごく|||||||

ま ぁ 当分 は ボク も 気 が 抜け そうに ない な 。 ||とうぶん||||き||ぬけ|そう に||