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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン21 - 486 - 風心

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 486 - 風 心

な … なんだ !?

( サスケ ) そい つ から 離れろ !

( エン ) あれ が 写 輪 眼 。

( 大 蛇 丸 ) あの サスケ 君 が →

写 輪 眼 を 使って 人助け なんて 驚き ね 。

( 悲鳴 )

や ばい って …。

うわ ~! どうした ん だ !?

うわ …。 ヒメユリ 様 !

だから … なん な んだ よ !?

( ヤマト )1 人 は 任せて !

( ヤマト ) 救う こと は でき ない けど 被害 の 拡大 は 防げる 。

面倒くさい わ ね 。

♪♪~

( チノ ) キャ ー ッ !

チノ !

どうした ?

( チノ ) サスケ ちゃん が 助けて くれる なんて …。

ありがとう 。

( ノワキ ) チノ !

( ノワキ ) 大丈夫だった か ? ( チノ ) 平気 平気 ! イタッ …。

手当て が 必要だ な 。 アチャ ー !

今 の が 木 ノ 葉 を 襲撃 した と いう 起爆 人間 …。

やっかいな 相手 だ ね 。

彼 と 接触 する わけに は いか ない んで 僕 は 消える よ 。

御 屋 城 に は 会え そうに ない わ ね 。 なんだ と !?

言った でしょ ? 用心深い 男 だって 。

こんな 騒ぎ が あった あと で 姿 を 現す と は 考え にくい し →

試合 が 途中 で 終わった 以上 手 札 譲渡 が 行わ れる こと も ない 。

つまり サスケ 君 は 起爆 人間 を 作り出して る →

元 御 屋 城 の 護衛 団 に いた →

風 心 と か いう 男 の 情報 も 得 られ ない 。

すべて は ムダ 骨 だった って こと 。

大 蛇 丸 様 。

なんで すって ? サスケ 君 …。

御 屋 城 が あなた を 呼んで る んです って 。

行 っと い で よ 。 お前 は ?

私 は ケガ の 手当て を して もらって くる 。

俺 は チノ に 付き添う 。

わかった 。

( エン ) あ … こんち は ! 僕 御 屋 城 エン 。

よろしく ね !

本当に こいつ が 御 屋 城 エン な の か ? 間違い ない わ 。

お 久しぶり ! 大 蛇 丸 さん 。

( 大 蛇 丸 ) いつ 以来 かしら ね ? こうして 顔 を 突き合わせる の は 。

さ ぁ ? 久々 すぎて 忘れちゃ い ました 。

だけど どういう 風 の 吹き 回し ?

あなた こんなに あっさり 人前 に 顔 を 出す →

不 用心 な 人間 だ っけ ?

おもしろい もの を 見せて もらい ました から 。

( エン ) でも 人間 が 爆発 した の に は びっくり した よ 。

あれ でしょ ? 木 ノ 葉 の 里 を 襲った 起爆 人間 って 。

知っている の か ?

情報 に 疎い と この 商売 やって いけ ない から 。

あれ って キミ を 狙って 現れた んだ よ ね ?

今回 の は そう かも しれ ない 。

今回 のって こと は …。

木 ノ 葉 の 里 は 別の 目的 で 襲わ れ たって こと ?

だって そう なる よ ね ?

《 木 ノ 葉 を 襲った の も 俺 が 目的 だった ?》

起爆 人間 を 作って いる やつ が お前 の 護衛 団 に いた らしい 。

えっ ウッソ ! 風 心 と いう 。

知っている な ? へ ぇ あの 子 が 。

元 は よそ の 子 だった んだ けど ね 。

よそ の 子 ? コロシアム で 勝ち取って →

うち の 護衛 団 に 入れた んだ 。

生まれ は 水 の 国 の 小さな 島 だった はずだ よ 。

島 の 人 たち に 恐れ られて →

小さい 頃 に 売り飛ばさ れた ん だって 。

売り飛ばさ れた ?

血 継 限界 なんて そんな もん じゃ ない ?

特異な 力 なんて →

自ら を 普通 と 称する 弱者 に して みれば →

恐怖 で しか ない でしょ 。

生まれ 出た 時点 で 損して る ような もん だ よ ね 。

僕 は 好きだ けど ね 血 継 限界 。

だって ほら 強い し レア 感 が あって いい じゃ ない !

だから いろいろ 集めて 護衛 団 に 入れて た んだ 。

レア 度 を 上げる ため に 1 人 だけ 残して →

皆殺し に しちゃ った こと も ある けど ウフ !

ただ 生まれ が 生まれ だ から 反抗 的な 子 が 多かった よ 。

僕 が 医療 忍術 を 使え なかったら →

飼いならせ なかった だろう ね 。

風 心 は 比較的 従順で いい 子 だった けど →

ある 日 突然 他の 子 たち 連れて 逃げ出しちゃ った んだ 。

な ~ んで 逃げちゃ った んだろう な ?

毎日 エサ あげて たし お 小遣い も あげて た のに 。

もう いい 。 あ 。

風 心 は 赤 眼 を 持って いた か ?

( エン ) 赤 眼 ?

ああ ああ そう いえば →

あ ~ 風 心 と 逃げた 中 に そういう の 持って る 子 いた っけ な 。

風 心 と 逃げた ?

《 ならば 風 心 に は 仲間 が …。

あの 幻 術 トラップ は そい つ の 仕業 か 》

名前 は ?

う ~ ん 忘れ ちった 。

思い出せ 。 ああ 厳しい ねぇ 。

う ~ ん … ああ そうそう 。

その 子 たしか 血 之池 一族 だった っけ ?

血 之池 一族 ? なんだ それ は ?

悲しい 話 だ よ 。

構わ ない 話して くれ 。

それ は 千手 柱 間 や うち は マダラ が →

しのぎ を 削って いた とき より も 更に 前 の 話 。

赤い 血 に 濡れた 目 血 龍 眼 を 持つ 血 之池 一族 。

雷 の 国 に 住んで いた 彼ら は 特に 幻 術 に 長 け →

その 瞳 術 に 捕らわれたら 最後 →

逃れる こと は でき ない と 言わ れて いた 。

そんな 血 之池 一族 の 娘 が →

雷 の 国 の 大名 の 側室 と して 嫁ぐ こと に なった 。

気立て が よくて 美しい 娘 だった けど →

それ に 正室 が 嫉妬 した 。

不幸な こと に 大名 は 娘 を 側室 に して から ほどなく →

病 に 倒れ 死んで しまう 。

「 この 女 が 嫁いだ せい だ !」 正 妻 は すべて を 娘 の せいに した 。

そして 血 之池 一族 の 特異な 体質 を 知る →

周囲 の 者 たち は 正 妻 の 言葉 を 鵜呑み に した 。

その 結果 娘 は 一族 ごと 地獄 谷 と いう 場所 に 追放 さ れた 。

その 際 正 妻 が 雇った の が …。

どうした ?

うち は 一族 。

なんだ と ?

特殊な 瞳 術 を 持つ 血 之池 一族 に 対抗 できる の は →

写 輪 眼 を 持つ うち は 一族 しか い ない 。

血 之池 は うち は に 話し合い の 場所 を 求めた けど →

聞き入れ られ なかった らしい 。

木 ノ 葉 で 迫害 さ れ →

苦しみ 続けた うち は 一族 も また →

誰 か の 迫害 に 加担 して いたって わけ ね 。

イタチ は …。

イタチ は この こと を 知っていた の か ?

さあ … ただ →

地獄 谷 に 行けば 何 か わかる かも しれ ない わ よ 。

ん ? 地獄 谷 は どこ だ ?

湯 の 国 だ よ 。

( エン ) 行く の ?

わから ない 。

だ よね 風 心 が いる と は 思え ない し 。

けど 応援 して る よ 頑張って 。

起爆 人間 なんて 物騒な もの と っと と 始末 して ほしい から 。

意外 ね 。

武器 商人 の あなた から そんな 言葉 が 出る なんて 。

こんな 便利な 爆弾 が 流通 しちゃ ったら →

僕ら お まん ま の 食い 上げ じゃ ないで す か 。

( ドア を 強く 閉める 音 )

共犯 者 に すぎ ない 。 そう 言った な 。

( チノ ) え ?

(( 被害 者 に して みれば 加害 者 も 第三者 も 一緒 。

自分 を 救って くれ なかった 人 たち 。

それ で ひと くくり 。

ここ で 行わ れて いる 金持ち ども の 道楽 を 止める こと なく →

同情 的な 言葉 を 口 に する だけ の サスケ ちゃん だって →

共犯 者 に すぎ ない よ ))

お前 の 言う とおり だ 。 だが …。

だが ?

いや なんでもない 。

あの さ どうせ 教えて くれ ない んだろう けど →

一応 聞 いとく ね 。

今度 は どこ に 向かって ん の ?

地獄 谷 だ 。 ほら ね どうせ 教えて くれ ない 。

って … 地獄 谷 !?

そこ に 起爆 人間 を 作って る やつ が いる の か ?

おそらく いない 。

だったら 何 し に 行く の ?

見て おき たい 地獄 谷 を 。

うち は 一族 最後 の 生き残り と して 。

( チノ ) え ~ っ !

はるばる 湯 の 国 まで 来て →

温泉 入って か ない の !?

お前たち は 好きに しろ 。

ここ から は 別 行動 だ 。

別 行動 って どうして ?

起爆 人間 を 作り出して いる やつ の 狙い は →

俺 だ 。

お前たち は 一緒に い ない ほう が いい 。

ここ まで 一緒に 来 と いて →

サスケ ちゃん を 1 人 に できる と 思う ?

私 たち も 行く よ 地獄 谷 に 。

( チノ ) キャ ー ッ !

起爆 人間 。 サスケ ちゃん !

離れて いろ !

ノワキ ! こら 離せ !

《 チャクラ を … まとって い ない 》

うわ っ !

アッチ ~!

お前 風 心 で は ない な ?

な っ な に 言って や がる 。 俺 様 は 雷 光 団 の …。

俺 に は 写 輪 眼 が ある 。

これ を 使えば お前 の 記憶 を 覗 ける 。

ウソ だった 場合 命 は 保障 し ない 。

わかった よ 。

命 は 保障 し ない だ ?

その 言葉 そっくり 返さ せて もらう ぜ 。

と やらせ ねえ よ !

土 遁 土 流 壁 !

熔遁 護 謨壁 !

ゴム は 雷 遁 に 強 ぇん だ ぜ 。

熔遁 護 謨鞠 !

さ ~ て と いく ぜ !

こっか ら だ !

んだ と ! だったら 数 を 増やして やる ぜ !

天 照 !

な なんだ これ !

う っ き 消え ねえ !

熱 っ アチ ー !

な なんでも しゃべる ! しゃべり ます 。

しゃべら せて いただき ます 。

だから この 火 を 消して くれ !

加具 土 命 。

ハァ ハァ ふ ぅ 。

しゃべら なくて いい 。

(( カリュウ : 力 を 借り たい 風 心 。

待って て くれ 頭 。

その サスケ って やつ に →

俺 が 狙って る と 思い込ま せれば いい の か ?))

やはり な 。

そう だ よ 。

俺 を 狙った チャクラ 刀 は →

竹 の 村 で お前 が 投げた チャクラ 刀 と 同じ もの だった 。

正体 を 現せ 。 正体 ?

それ は お前 の 本当の 姿 で は ない 。

でなければ 竹 の 村 の イオウ 老人 の 前 に →

出 られる はず が ない 。

それ でも さすが に 御 屋 城 エン に 会う の は 怖かった か ?

クッ …。

( 風 心 ) いかにも これ が 俺 の 本当の 姿 だ よ 。

風 心 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 486 - 風 心 ||しっぷう|つたい|しーずん|かぜ|こころ Naruto Shippuden - Season 21 - 486 - Fushin

な … なんだ !?

( サスケ ) そい つ から 離れろ ! ||||はなれろ

( エン ) あれ が 写 輪 眼 。 |||うつ|りん|がん

( 大 蛇 丸 ) あの サスケ 君 が → だい|へび|まる|||きみ|

写 輪 眼 を 使って 人助け なんて 驚き ね 。 うつ|りん|がん||つかって|ひとだすけ||おどろき|

( 悲鳴 ) ひめい

や ばい って …。

うわ ~! どうした ん だ !?

うわ …。 ヒメユリ 様 ! ||さま

だから … なん な んだ よ !?

( ヤマト )1 人 は 任せて ! |じん||まかせて

( ヤマト ) 救う こと は でき ない けど 被害 の 拡大 は 防げる 。 |すくう||||||ひがい||かくだい||ふせげる

面倒くさい わ ね 。 めんどうくさい||

♪♪~

( チノ ) キャ ー ッ !

チノ !

どうした ?

( チノ ) サスケ ちゃん が 助けて くれる なんて …。 ||||たすけて||

ありがとう 。

( ノワキ ) チノ !

( ノワキ ) 大丈夫だった か ? ( チノ ) 平気 平気 ! イタッ …。 |だいじょうぶだった|||へいき|へいき|

手当て が 必要だ な 。 アチャ ー ! てあて||ひつようだ|||

今 の が 木 ノ 葉 を 襲撃 した と いう 起爆 人間 …。 いま|||き||は||しゅうげき||||きばく|にんげん

やっかいな 相手 だ ね 。 |あいて||

彼 と 接触 する わけに は いか ない んで 僕 は 消える よ 。 かれ||せっしょく|||||||ぼく||きえる|

御 屋 城 に は 会え そうに ない わ ね 。 なんだ と !? ご|や|しろ|||あえ|そう に|||||

言った でしょ ? 用心深い 男 だって 。 いった||ようじんぶかい|おとこ|

こんな 騒ぎ が あった あと で 姿 を 現す と は 考え にくい し → |さわぎ|||||すがた||あらわす|||かんがえ||

試合 が 途中 で 終わった 以上 手 札 譲渡 が 行わ れる こと も ない 。 しあい||とちゅう||おわった|いじょう|て|さつ|じょうと||おこなわ||||

つまり サスケ 君 は 起爆 人間 を 作り出して る → ||きみ||きばく|にんげん||つくりだして|

元 御 屋 城 の 護衛 団 に いた → もと|ご|や|しろ||ごえい|だん||

風 心 と か いう 男 の 情報 も 得 られ ない 。 かぜ|こころ||||おとこ||じょうほう||とく||

すべて は ムダ 骨 だった って こと 。 |||こつ|||

大 蛇 丸 様 。 だい|へび|まる|さま

なんで すって ? サスケ 君 …。 |||きみ

御 屋 城 が あなた を 呼んで る んです って 。 ご|や|しろ||||よんで||ん です|

行 っと い で よ 。 お前 は ? ぎょう|||||おまえ|

私 は ケガ の 手当て を して もらって くる 。 わたくし||||てあて||||

俺 は チノ に 付き添う 。 おれ||||つきそう

わかった 。

( エン ) あ … こんち は ! 僕 御 屋 城 エン 。 ||||ぼく|ご|や|しろ|

よろしく ね !

本当に こいつ が 御 屋 城 エン な の か ? 間違い ない わ 。 ほんとうに|||ご|や|しろ|||||まちがい||

お 久しぶり ! 大 蛇 丸 さん 。 |ひさしぶり|だい|へび|まる|

( 大 蛇 丸 ) いつ 以来 かしら ね ? こうして 顔 を 突き合わせる の は 。 だい|へび|まる||いらい||||かお||つきあわせる||

さ ぁ ? 久々 すぎて 忘れちゃ い ました 。 ||ひさびさ||わすれちゃ||

だけど どういう 風 の 吹き 回し ? ||かぜ||ふき|まわし

あなた こんなに あっさり 人前 に 顔 を 出す → |||ひとまえ||かお||だす

不 用心 な 人間 だ っけ ? ふ|ようじん||にんげん||

おもしろい もの を 見せて もらい ました から 。 |||みせて|||

( エン ) でも 人間 が 爆発 した の に は びっくり した よ 。 ||にんげん||ばくはつ|||||||

あれ でしょ ? 木 ノ 葉 の 里 を 襲った 起爆 人間 って 。 ||き||は||さと||おそった|きばく|にんげん|

知っている の か ? しっている||

情報 に 疎い と この 商売 やって いけ ない から 。 じょうほう||うとい|||しょうばい||||

あれ って キミ を 狙って 現れた んだ よ ね ? ||||ねらって|あらわれた|||

今回 の は そう かも しれ ない 。 こんかい||||||

今回 のって こと は …。 こんかい|||

木 ノ 葉 の 里 は 別の 目的 で 襲わ れ たって こと ? き||は||さと||べつの|もくてき||おそわ|||

だって そう なる よ ね ?

《 木 ノ 葉 を 襲った の も 俺 が 目的 だった ?》 き||は||おそった|||おれ||もくてき|

起爆 人間 を 作って いる やつ が お前 の 護衛 団 に いた らしい 。 きばく|にんげん||つくって||||おまえ||ごえい|だん|||

えっ ウッソ ! 風 心 と いう 。 ||かぜ|こころ||

知っている な ? へ ぇ あの 子 が 。 しっている|||||こ|

元 は よそ の 子 だった んだ けど ね 。 もと||||こ||||

よそ の 子 ? コロシアム で 勝ち取って → ||こ|||かちとって

うち の 護衛 団 に 入れた んだ 。 ||ごえい|だん||いれた|

生まれ は 水 の 国 の 小さな 島 だった はずだ よ 。 うまれ||すい||くに||ちいさな|しま|||

島 の 人 たち に 恐れ られて → しま||じん|||おそれ|

小さい 頃 に 売り飛ばさ れた ん だって 。 ちいさい|ころ||うりとばさ|||

売り飛ばさ れた ? うりとばさ|

血 継 限界 なんて そんな もん じゃ ない ? ち|つ|げんかい|||||

特異な 力 なんて → とくいな|ちから|

自ら を 普通 と 称する 弱者 に して みれば → おのずから||ふつう||しょうする|じゃくしゃ|||

恐怖 で しか ない でしょ 。 きょうふ||||

生まれ 出た 時点 で 損して る ような もん だ よ ね 。 うまれ|でた|じてん||そんして||||||

僕 は 好きだ けど ね 血 継 限界 。 ぼく||すきだ|||ち|つ|げんかい

だって ほら 強い し レア 感 が あって いい じゃ ない ! ||つよい|||かん|||||

だから いろいろ 集めて 護衛 団 に 入れて た んだ 。 ||あつめて|ごえい|だん||いれて||

レア 度 を 上げる ため に 1 人 だけ 残して → |たび||あげる|||じん||のこして

皆殺し に しちゃ った こと も ある けど ウフ ! みなごろし||||||||

ただ 生まれ が 生まれ だ から 反抗 的な 子 が 多かった よ 。 |うまれ||うまれ|||はんこう|てきな|こ||おおかった|

僕 が 医療 忍術 を 使え なかったら → ぼく||いりょう|にんじゅつ||つかえ|

飼いならせ なかった だろう ね 。 かいならせ|||

風 心 は 比較的 従順で いい 子 だった けど → かぜ|こころ||ひかくてき|じゅうじゅんで||こ||

ある 日 突然 他の 子 たち 連れて 逃げ出しちゃ った んだ 。 |ひ|とつぜん|たの|こ||つれて|にげだしちゃ||

な ~ んで 逃げちゃ った んだろう な ? ||にげちゃ|||

毎日 エサ あげて たし お 小遣い も あげて た のに 。 まいにち|||||こづかい||||

もう いい 。 あ 。

風 心 は 赤 眼 を 持って いた か ? かぜ|こころ||あか|がん||もって||

( エン ) 赤 眼 ? |あか|がん

ああ ああ そう いえば →

あ ~ 風 心 と 逃げた 中 に そういう の 持って る 子 いた っけ な 。 |かぜ|こころ||にげた|なか||||もって||こ|||

風 心 と 逃げた ? かぜ|こころ||にげた

《 ならば 風 心 に は 仲間 が …。 |かぜ|こころ|||なかま|

あの 幻 術 トラップ は そい つ の 仕業 か 》 |まぼろし|じゅつ||||||しわざ|

名前 は ? なまえ|

う ~ ん 忘れ ちった 。 ||わすれ|

思い出せ 。 ああ 厳しい ねぇ 。 おもいだせ||きびしい|

う ~ ん … ああ そうそう 。 |||そう そう

その 子 たしか 血 之池 一族 だった っけ ? |こ||ち|ゆきいけ|いちぞく||

血 之池 一族 ? なんだ それ は ? ち|ゆきいけ|いちぞく|||

悲しい 話 だ よ 。 かなしい|はなし||

構わ ない 話して くれ 。 かまわ||はなして|

それ は 千手 柱 間 や うち は マダラ が → ||せんじゅ|ちゅう|あいだ|||||

しのぎ を 削って いた とき より も 更に 前 の 話 。 ||けずって|||||さらに|ぜん||はなし

赤い 血 に 濡れた 目 血 龍 眼 を 持つ 血 之池 一族 。 あかい|ち||ぬれた|め|ち|りゅう|がん||もつ|ち|ゆきいけ|いちぞく

雷 の 国 に 住んで いた 彼ら は 特に 幻 術 に 長 け → かみなり||くに||すんで||かれら||とくに|まぼろし|じゅつ||ちょう|

その 瞳 術 に 捕らわれたら 最後 → |ひとみ|じゅつ||とらわれたら|さいご

逃れる こと は でき ない と 言わ れて いた 。 のがれる||||||いわ||

そんな 血 之池 一族 の 娘 が → |ち|ゆきいけ|いちぞく||むすめ|

雷 の 国 の 大名 の 側室 と して 嫁ぐ こと に なった 。 かみなり||くに||だいみょう||そくしつ|||とつぐ|||

気立て が よくて 美しい 娘 だった けど → きだて|||うつくしい|むすめ||

それ に 正室 が 嫉妬 した 。 ||せいしつ||しっと|

不幸な こと に 大名 は 娘 を 側室 に して から ほどなく → ふこうな|||だいみょう||むすめ||そくしつ||||

病 に 倒れ 死んで しまう 。 びょう||たおれ|しんで|

「 この 女 が 嫁いだ せい だ !」 正 妻 は すべて を 娘 の せいに した 。 |おんな||とついだ|||せい|つま||||むすめ|||

そして 血 之池 一族 の 特異な 体質 を 知る → |ち|ゆきいけ|いちぞく||とくいな|たいしつ||しる

周囲 の 者 たち は 正 妻 の 言葉 を 鵜呑み に した 。 しゅうい||もの|||せい|つま||ことば||うのみ||

その 結果 娘 は 一族 ごと 地獄 谷 と いう 場所 に 追放 さ れた 。 |けっか|むすめ||いちぞく||じごく|たに|||ばしょ||ついほう||

その 際 正 妻 が 雇った の が …。 |さい|せい|つま||やとった||

どうした ?

うち は 一族 。 ||いちぞく

なんだ と ?

特殊な 瞳 術 を 持つ 血 之池 一族 に 対抗 できる の は → とくしゅな|ひとみ|じゅつ||もつ|ち|ゆきいけ|いちぞく||たいこう|||

写 輪 眼 を 持つ うち は 一族 しか い ない 。 うつ|りん|がん||もつ|||いちぞく|||

血 之池 は うち は に 話し合い の 場所 を 求めた けど → ち|ゆきいけ|||||はなしあい||ばしょ||もとめた|

聞き入れ られ なかった らしい 。 ききいれ|||

木 ノ 葉 で 迫害 さ れ → き||は||はくがい||

苦しみ 続けた うち は 一族 も また → くるしみ|つづけた|||いちぞく||

誰 か の 迫害 に 加担 して いたって わけ ね 。 だれ|||はくがい||かたん||||

イタチ は …。

イタチ は この こと を 知っていた の か ? |||||しっていた||

さあ … ただ →

地獄 谷 に 行けば 何 か わかる かも しれ ない わ よ 。 じごく|たに||いけば|なん|||||||

ん ? 地獄 谷 は どこ だ ? |じごく|たに|||

湯 の 国 だ よ 。 ゆ||くに||

( エン ) 行く の ? |いく|

わから ない 。

だ よね 風 心 が いる と は 思え ない し 。 ||かぜ|こころ|||||おもえ||

けど 応援 して る よ 頑張って 。 |おうえん||||がんばって

起爆 人間 なんて 物騒な もの と っと と 始末 して ほしい から 。 きばく|にんげん||ぶっそうな|||||しまつ|||

意外 ね 。 いがい|

武器 商人 の あなた から そんな 言葉 が 出る なんて 。 ぶき|しょうにん|||||ことば||でる|

こんな 便利な 爆弾 が 流通 しちゃ ったら → |べんりな|ばくだん||りゅうつう||

僕ら お まん ま の 食い 上げ じゃ ないで す か 。 ぼくら|||||くい|あげ||||

( ドア を 強く 閉める 音 ) ||つよく|しめる|おと

共犯 者 に すぎ ない 。 そう 言った な 。 きょうはん|もの|||||いった|

( チノ ) え ?

(( 被害 者 に して みれば 加害 者 も 第三者 も 一緒 。 ひがい|もの||||かがい|もの||だいさんしゃ||いっしょ

自分 を 救って くれ なかった 人 たち 。 じぶん||すくって|||じん|

それ で ひと くくり 。

ここ で 行わ れて いる 金持ち ども の 道楽 を 止める こと なく → ||おこなわ|||かねもち|||どうらく||とどめる||

同情 的な 言葉 を 口 に する だけ の サスケ ちゃん だって → どうじょう|てきな|ことば||くち|||||||

共犯 者 に すぎ ない よ )) きょうはん|もの||||

お前 の 言う とおり だ 。 だが …。 おまえ||いう|||

だが ?

いや なんでもない 。

あの さ どうせ 教えて くれ ない んだろう けど → |||おしえて||||

一応 聞 いとく ね 。 いちおう|き||

今度 は どこ に 向かって ん の ? こんど||||むかって||

地獄 谷 だ 。 ほら ね どうせ 教えて くれ ない 。 じごく|たに|||||おしえて||

って … 地獄 谷 !? |じごく|たに

そこ に 起爆 人間 を 作って る やつ が いる の か ? ||きばく|にんげん||つくって||||||

おそらく いない 。

だったら 何 し に 行く の ? |なん|||いく|

見て おき たい 地獄 谷 を 。 みて|||じごく|たに|

うち は 一族 最後 の 生き残り と して 。 ||いちぞく|さいご||いきのこり||

( チノ ) え ~ っ !

はるばる 湯 の 国 まで 来て → |ゆ||くに||きて

温泉 入って か ない の !? おんせん|はいって|||

お前たち は 好きに しろ 。 おまえたち||すきに|

ここ から は 別 行動 だ 。 |||べつ|こうどう|

別 行動 って どうして ? べつ|こうどう||

起爆 人間 を 作り出して いる やつ の 狙い は → きばく|にんげん||つくりだして||||ねらい|

俺 だ 。 おれ|

お前たち は 一緒に い ない ほう が いい 。 おまえたち||いっしょに|||||

ここ まで 一緒に 来 と いて → ||いっしょに|らい||

サスケ ちゃん を 1 人 に できる と 思う ? |||じん||||おもう

私 たち も 行く よ 地獄 谷 に 。 わたくし|||いく||じごく|たに|

( チノ ) キャ ー ッ !

起爆 人間 。 サスケ ちゃん ! きばく|にんげん||

離れて いろ ! はなれて|

ノワキ ! こら 離せ ! ||はなせ

《 チャクラ を … まとって い ない 》

うわ っ !

アッチ ~!

お前 風 心 で は ない な ? おまえ|かぜ|こころ||||

な っ な に 言って や がる 。 俺 様 は 雷 光 団 の …。 ||||いって|||おれ|さま||かみなり|ひかり|だん|

俺 に は 写 輪 眼 が ある 。 おれ|||うつ|りん|がん||

これ を 使えば お前 の 記憶 を 覗 ける 。 ||つかえば|おまえ||きおく||のぞ|

ウソ だった 場合 命 は 保障 し ない 。 ||ばあい|いのち||ほしょう||

わかった よ 。

命 は 保障 し ない だ ? いのち||ほしょう|||

その 言葉 そっくり 返さ せて もらう ぜ 。 |ことば||かえさ|||

と やらせ ねえ よ !

土 遁 土 流 壁 ! つち|とん|つち|りゅう|かべ

熔遁 護 謨壁 ! ようとん|まもる|ぼかべ

ゴム は 雷 遁 に 強 ぇん だ ぜ 。 ||かみなり|とん||つよ|||

熔遁 護 謨鞠 ! ようとん|まもる|ぼまり

さ ~ て と いく ぜ !

こっか ら だ !

んだ と ! だったら 数 を 増やして やる ぜ ! |||すう||ふやして||

天 照 ! てん|あきら

な なんだ これ !

う っ き 消え ねえ ! |||きえ|

熱 っ アチ ー ! ねつ|||

な なんでも しゃべる ! しゃべり ます 。

しゃべら せて いただき ます 。

だから この 火 を 消して くれ ! ||ひ||けして|

加具 土 命 。 かぐ|つち|いのち

ハァ ハァ ふ ぅ 。

しゃべら なくて いい 。

(( カリュウ : 力 を 借り たい 風 心 。 |ちから||かり||かぜ|こころ

待って て くれ 頭 。 まって|||あたま

その サスケ って やつ に →

俺 が 狙って る と 思い込ま せれば いい の か ?)) おれ||ねらって|||おもいこま||||

やはり な 。

そう だ よ 。

俺 を 狙った チャクラ 刀 は → おれ||ねらった||かたな|

竹 の 村 で お前 が 投げた チャクラ 刀 と 同じ もの だった 。 たけ||むら||おまえ||なげた||かたな||おなじ||

正体 を 現せ 。 正体 ? しょうたい||あらわせ|しょうたい

それ は お前 の 本当の 姿 で は ない 。 ||おまえ||ほんとうの|すがた|||

でなければ 竹 の 村 の イオウ 老人 の 前 に → |たけ||むら|||ろうじん||ぜん|

出 られる はず が ない 。 だ||||

それ でも さすが に 御 屋 城 エン に 会う の は 怖かった か ? ||||ご|や|しろ|||あう|||こわかった|

クッ …。

( 風 心 ) いかにも これ が 俺 の 本当の 姿 だ よ 。 かぜ|こころ||||おれ||ほんとうの|すがた||

風 心 。 かぜ|こころ