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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 455 - 月夜

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 455 - 月夜

( ナルト ) まだ 光 は 収ま ん ねえ の かよ !

( サスケ ) 落ち着け う すら トンカチ 。

落ち着 けっか よ !

外 の みんな が どう なる か わかん ねえ んだ ぞ !

今 は 待つ しか ない 。

無限 月 読 が 収まる まで は 外 に 出 られ ん 。

( フガク ) さすが 俺 の 子 だ 。

暗部 入り 心から 頼もしく 思う ぞ 。

( フガク ) しかし これ は 肝 に 銘じて おけ 。

お前 は 木 ノ 葉 の 暗部 である 前 に うち は 一族 の イタチ である と な 。

( イタチ ) はい 。

( シスイ ) 頼める の は 親友 の お前 だけ だ 。

( シスイ ) この 里 を うち は の 名 を 守って くれ 。

( シスイ ) 俺 が 死ねば いく つ も 状況 が 変わる だろう 。

遺書 も 残して きた 。

( イタチ ) シスイ !

止める な よ イタチ 。 俺 の 友 ならば 。

シスイ !

( ヤシロ ) ゆうべ 南 賀 ノ 川 に 身投げ した →

うち は シスイ に ついて だ 。

もっと 直接 的に 言ったら どう です ?

( イタチ ) 俺 を 疑って る って わけ か 。

( イナビ ) ああ そう だ クソガキ 。

( ヤシロ ) いい か イタチ 。 一族 を 裏切る ような 真似 を して みろ 。

ただ じゃ すま さ ねえ ぞ 。

一族 一族 そういう アンタ ら は 己 の 器 の 大き さ を 計り 違え →

俺 の 器 の 深 さ を 知ら ぬ から 今 そこ に 這い つ くばって る 。

( フガク ) やめろ イタチ !

どうした と いう のだ いったい …。

俺 の 器 は この 下ら ぬ 一族 に 絶望 して いる 。

兄さん もう やめて よ !

《 イタチ : その 目 で よく 見て おけ サスケ 。

この 一族 の 器 の 浅 さ を 》

( ダンゾウ ) 本日 より お前 は 暗部 の 分 隊長 だ 。

根 と いう わけで は ない が 任務 は 基本 的に わし が 出す 。

それ は ヒルゼン たち に 報告 の 必要 は ない 。

はっ 。 早速 だ が 任務 に ついて もらおう 。

なに 単なる 暗殺 だ 。

( ダンゾウ ) 後ろ の 2 人 を 部下 に つける 。

今日 から あなた の 部下 と なり ます 。

よろしく お 願い し ます 。

う っ !

( ダンゾウ ) ご 苦労 。

ところで だ お前 の 留守 の 間 に →

うち は 地区 の 監視 員 から →

警務 部隊 が 武装 を 強化 して いる と いう 報告 が あがって きた 。

これ の 意味 する ところ は 何 だ ?

うち は の 里 へ の 不満 が 再び 高まって い ます 。

このまま で は いかん か 。

はい 。

♪♪~

兄さん お かえり 。

これ から 修業 に 行く んだ 。 つきあって よ 。

任務 明け で 疲れて いる 。

兄さん が 疲れる なんて ない でしょ 。

いて っ !

許せ サスケ また 今度 だ 。

もう …。

3 日 後 一族 の 会合 が ある こと は 知っている な ?

いいえ 。

会合 の あと 南 賀 ノ 神社 に 1 人 で 入って こい 。

暗部 の 部下 は なし だ 。

俺 は 明日 から 任務 で 里 の 外 に 出る 。

逃げる な 。 逃げる ?

俺 が 何 から ?

うち は と いう お前 の 運命 から だ 。

いい な ? 待って いる ぞ 。

( イタチ ) お前たち は 待機 だ 。 しかし 隊長 …。

ダンゾウ 様 に は そのまま を 報告 しろ 。

( フガク ) 一族 の なか でも →

写 輪 眼 を 持つ 者 だけ が 読める 碑 石 だ な 。

それ も 途中 まで だ 。

万華鏡 写 輪 眼 を 持つ お前 なら もっと 先 を 読める だろう 。

内容 を 教えろ と いう の か ?

それ に は 及ば ん 。

万華鏡 ? 父さん も …。

第 三 次 忍 界 大戦 の とき だ 。

俺 の 友 が 命 を 捨てて 俺 を 助けて くれた 。

血 の 涙 と ともに 万華鏡 が 生じた 。

この 碑 石 に は うち は 一族 の 救い の 道 が 記さ れて いる 。

だが 万華鏡 写 輪 眼 を もって して も →

後ろ の ほう は 読め ない 。

俺 たち に は まだ 先 が ある らしい な 。

だが 途中 まで と は いえ 読んだ 以上 は わかる はずだ イタチ 。

うち は 一族 が 置か れて いる 今 の 状況 の 間違い が 。

だから とはいえ それ を 力 で 覆す と いう の は …。

里 の 上層 部 は 俺 たち を 恐れて いる 。

だから 迫害 する のだ 。

この 写 輪 眼 の 力 を 恐れて な 。

( イタチ ) 確かに 。

うち は が 写 輪 眼 の 力 で 九 尾 を 操る ので は ない か と 。

それ は うち は マダラ の 伝説 だ 。

以来 誰 も そんな こと は やって い ない 。

できる か どう か さえ わから ん 。

なのに 上層 部 は かつて の 亡霊 に おびえ →

俺 たち を 恐れて 隔離 して いる 。

恐れる と いう のならば 俺 たち が 君臨 する ほか ない 。

父さん が 力 づく で 火影 に なる の か ?

一族 が それ を 望む から だ 。

俺 に は 皆 を 止め られ ない 。

だが 力 づく を 避ける ため →

万華鏡 写 輪 眼 を 持って いる こと を 隠して いる 。

なぜ ?

万華鏡 写 輪 眼 ならば 九 尾 を 操 れる 。

それ を 知れば 一族 が 更 なる こと を 望む から だ 。

見ろ !!

(( ヤシロ : 人 柱 力 を 連れて き ました 。 ( イナビ ) やり ましょう !

( テッカ ) 隊長 なら やれ ます 。 隊長 !

お 願い し ます !! ( ヤシロ ) うち は の 力 を !))

♪♪~

そんな …。

( フガク ) 一族 の なか に は 里 に 恨み を 持つ 者 も 多い 。

追い詰め られれば ここ まで やる 。

双方 に おびただしい 血 が 流れる だろう 。

だが イタチ お前 が いて くれれば …。

ふい を ついて 上層 部 を 拘束 する のだ 。

わずかな 戦闘 は 起きる だろう が →

暗部 の お前 の 協力 が あれば →

無血 革命 が 成功 する 。

無血 革命 ?

( フガク ) イタチ お前 は 俺 の 子 だ 。 頼む 。 一族 を 助けて くれ 。

隊長 ?

ご 指示 を 。

うち は 一族 は 木 ノ 葉 に 革命 を 起こす 決意 です 。

( ダンゾウ ) 事態 は 一刻 を 争う 。

ヤツ ら が 事 を 起こす 前 に こちら から 先手 を 打つ のだ 。

( ヒルゼン ) うち は は かつて の 戦友 。

( ヒルゼン ) 力 で は なく 言葉 で 話しかけ たい 。

わし が 策 を 考える 。

( ダンゾウ ) 三 代 目 は ああ 言って いる が →

いざ と なれば 木 ノ 葉 を 守る ため 動く 。

選択 して ほしい のだ 。

うち は 側 に つき ク ー デタ ー を 起こして 家族 と ともに 全滅 する か →

我ら 木 ノ 葉 側 に つき →

ク ー デタ ー 前 に 弟 だけ を 残して うち は 全滅 に 協力 する か 。

《 うち は 全滅 !》

( ダンゾウ ) 里 を 守る ため に は →

混乱 を 生む 前 に なんと して も 事 を おさめ なければ なら ん 。

この 任務 を 任せ られる 忍 は →

うち は と 木 ノ 葉 の 二 重 スパイ である イタチ お前 を おいて 他 に ない 。

この 任務 引き受けて くれる か ?

《 イタチ : 里 一族 忍 。

戦い は 生まれる べく して 生まれる の か 》

《 里 か 一族 か …。

俺 は どう すれば いい ?》

今 の は 本気じゃ ねえ から な 。 本気だった ろ う すら トンカチ 。

本気だったら オメエ なんか 追いつか ねえ よ !

今度 は 高跳び で 勝負 だ 。 俺 と じゃ 勝負 に なら ない 。

なんだ と !?

( イタチ ) おい 。

アンタ に 協力 して もらい たい こと が ある 。

なんだ キサマ !

う お っ !

♪♪~

( フガク ) イタチ 。 この 殺戮 の 先 に 何 が ある ?

俺 が 見せた 一族 の 将来 と →

違う 結果 を お前 は 見せて くれる の か ?

これ を …。

うわ ~!

( マダラ ) ほう いい 眼 だ な 。

( イズミ ) ハッ !

そんな …。

あっ ! う っ …。

助けて イタチ 君 。

助けて !

これ が 俺 が 見る 里 の 先 。

一族 の 先 だ 。

そう か サスケ か …。

影 分身 …。

《 父さん が 俺 に とって 最大 の 敵 。

万華鏡 写 輪 眼 同士 の 戦い に なる 》

( フガク ) こっち だ 。

罠 など ない 。 入って こい 。

( イタチ ) 父さん …。

俺 の 子 と 殺し 合い は し たく ない 。

そう か お前 は 向こう へ ついた か 。

( イタチ ) 父さん 母さん … 俺 は …。

( ミコト ) わかって いる わ イタチ 。

イタチ 最後に 約束 しろ 。

サスケ の こと は 頼んだ ぞ 。

わかって る …。

( フガク ) 恐れる な 。 それ が お前 の 決めた 道 だ ろ 。

お前 に 比べれば 我ら の 痛み は 一瞬 で 終わる 。

考え 方 は 違って も お前 を 誇り に 思う 。

( フガク ) お前 は 本当に 優しい 子 だ 。

♪♪~

終わった な 。 お前 は …。

いや 行く か 。

( イタチ ) 先 に 行って くれ 木 ノ 葉 の 上層 部 に 念 を おして おく 。

( ヒルゼン ) まずは 礼 を 言う 。

これ で 木 ノ 葉 は 内戦 を 免れた 。

里 の 平和 は 守ら れた のだ 。 ( イタチ ) はい 。

しかし 他の 手段 は なかった もの か と →

今 も 残念に 思って おる 。

申し訳 あり ませ ん 。

( ヒルゼン ) 謝る の は わし だ 。

これ より 木 ノ 葉 は お前 を 一族 殺し の 抜け 忍 と し →

ビンゴブック に 載せ 生死 を 問わ ず 捜索 する 。

( イタチ ) 当然です 。

これ から どう する ?

暁 と 名乗る 者 の 手 を 借り ました 。

その者 が 約束 を 違え ぬ ように →

そば に 身 を おく こと に し ます 。

今更 な んだ ?

隊長 は ビンゴブック に 載った 抜け 忍 です から ね 。

しかも S クラス 。 根 と して は →

追撃 した と いう 体裁 を 整え たい んです 。

(2 人 ) どうか おてやわらかに !

体裁 を 整える だけ の 太刀 筋 で は ない な 。

写 輪 眼 なら 通用 し ませ ん 。

俺 たち は 隊長 の 目 を 見 ませ ん から 。

ぐ っ …。

幻 術 …。

なんで …。

お前たち が 俺 の 分隊 に 配属 さ れた とき だ …。

(( 今日 から あなた の 部下 と なり ます ))

俺 に 刃 を 向けた とき の 暗示 を 仕込んで おいた 。

最初 から 信用 して い なかった の か …。

俺 は 二 重 スパイ だった 。

木 ノ 葉 の 目 であり うち は の 目 であった んだ 。

本当 は どちら の スパイ だった の か 今 でも わから ない …。

( マダラ ) 組織 の 中 で 俺 は トビ と いう 名 で 呼ば れて いる 。

正式な メンバ ー で は ない 。

たいした 術 も 持た ない 暁 の 見習い 小僧 と いった ところ だ 。

お前 も 今後 そう 接しろ 。

なぜ 正体 を 隠す ?

( マダラ ) うち は マダラ が 生きて いる と 知ら れたら →

いろいろ と 面倒だ から な 。

これ から 会わ せる 暁 の リ ー ダ ー は 俺 の 正体 を 知っている 。

( 大 蛇 丸 ) あら イタチ 君 じゃ ない の 。 お 久しぶり 。

大 蛇 丸 さん …。

( トビ ) あぁ ~ そう いえば お 二 人 は 同郷 でした ね 。

懐かし の 再会 っす か 。

( 大 蛇 丸 ) 噂 は 聞いた わ 。

やっぱり あなた も こちら 側 の 忍 だった の ね 。

こちら 側 ?

( 大 蛇 丸 ) 里 と か 一族 と か 仲間 と か →

そういう 縛り を 邪魔だ と 思う 忍 よ 。

( ペイン ) 暁 の 目指す もの は 忍 の 世 の 真 の 平和だ 。

忍 五 大国 に 代わり 暁 が 世界 を 支配 する 。

大きな 望み だ な 。

その ため に 里 も 経歴 も 問わ ず →

優秀な 忍 を 集めて いる 。

木 ノ 葉 の イタチ お前 を 暁 は 歓迎 する 。

今 より 木 ノ 葉 を 否定 しろ 。

( ペイン ) これ より お前 は 暁 の イタチ だ 。

( ペイン ) 世界 に 痛み を …。

十 蔵 。 ( 十 蔵 ) あ ?

お前 が イタチ と ツ ー マンセル を 組め 。

ヘッ !

ついてき な 新 入り 。 はい 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 455 - 月夜 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|つきよ Naruto Shippuden - Season 20 - 455 - Moonlight Night 火影忍者 Shippuden - 第 20 季 - 455 - 月夜 火影忍者 Shippuden - 第 20 季 - 455 - 月代

( ナルト ) まだ 光 は 収ま ん ねえ の かよ ! ||ひかり||おさま||||

( サスケ ) 落ち着け う すら トンカチ 。 |おちつけ|||

落ち着 けっか よ ! おちつ||

外 の みんな が どう なる か わかん ねえ んだ ぞ ! がい||||||||||

今 は 待つ しか ない 。 いま||まつ||

無限 月 読 が 収まる まで は 外 に 出 られ ん 。 むげん|つき|よ||おさまる|||がい||だ||

( フガク ) さすが 俺 の 子 だ 。 ||おれ||こ|

暗部 入り 心から 頼もしく 思う ぞ 。 あんぶ|はいり|こころから|たのもしく|おもう|

( フガク ) しかし これ は 肝 に 銘じて おけ 。 ||||かん||めいじて|

お前 は 木 ノ 葉 の 暗部 である 前 に うち は 一族 の イタチ である と な 。 おまえ||き||は||あんぶ||ぜん||||いちぞく|||||

( イタチ ) はい 。

( シスイ ) 頼める の は 親友 の お前 だけ だ 。 |たのめる|||しんゆう||おまえ||

( シスイ ) この 里 を うち は の 名 を 守って くれ 。 ||さと|||||な||まもって|

( シスイ ) 俺 が 死ねば いく つ も 状況 が 変わる だろう 。 |おれ||しねば||||じょうきょう||かわる|

遺書 も 残して きた 。 いしょ||のこして|

( イタチ ) シスイ !

止める な よ イタチ 。 俺 の 友 ならば 。 とどめる||||おれ||とも|

シスイ !

( ヤシロ ) ゆうべ 南 賀 ノ 川 に 身投げ した → ||みなみ|が||かわ||みなげ|

うち は シスイ に ついて だ 。

もっと 直接 的に 言ったら どう です ? |ちょくせつ|てきに|いったら||

( イタチ ) 俺 を 疑って る って わけ か 。 |おれ||うたがって||||

( イナビ ) ああ そう だ クソガキ 。

( ヤシロ ) いい か イタチ 。 一族 を 裏切る ような 真似 を して みろ 。 ||||いちぞく||うらぎる||まね|||

ただ じゃ すま さ ねえ ぞ 。

一族 一族 そういう アンタ ら は 己 の 器 の 大き さ を 計り 違え → いちぞく|いちぞく|||||おのれ||うつわ||おおき|||はかり|ちがえ

俺 の 器 の 深 さ を 知ら ぬ から 今 そこ に 這い つ くばって る 。 おれ||うつわ||ふか|||しら|||いま|||はい|||

( フガク ) やめろ イタチ !

どうした と いう のだ いったい …。

俺 の 器 は この 下ら ぬ 一族 に 絶望 して いる 。 おれ||うつわ|||くだら||いちぞく||ぜつぼう||

兄さん もう やめて よ ! にいさん|||

《 イタチ : その 目 で よく 見て おけ サスケ 。 ||め|||みて||

この 一族 の 器 の 浅 さ を 》 |いちぞく||うつわ||あさ||

( ダンゾウ ) 本日 より お前 は 暗部 の 分 隊長 だ 。 |ほんじつ||おまえ||あんぶ||ぶん|たいちょう|

根 と いう わけで は ない が 任務 は 基本 的に わし が 出す 。 ね|||||||にんむ||きほん|てきに|||だす

それ は ヒルゼン たち に 報告 の 必要 は ない 。 |||||ほうこく||ひつよう||

はっ 。 早速 だ が 任務 に ついて もらおう 。 |さっそく|||にんむ|||

なに 単なる 暗殺 だ 。 |たんなる|あんさつ|

( ダンゾウ ) 後ろ の 2 人 を 部下 に つける 。 |うしろ||じん||ぶか||

今日 から あなた の 部下 と なり ます 。 きょう||||ぶか|||

よろしく お 願い し ます 。 ||ねがい||

う っ !

( ダンゾウ ) ご 苦労 。 ||くろう

ところで だ お前 の 留守 の 間 に → ||おまえ||るす||あいだ|

うち は 地区 の 監視 員 から → ||ちく||かんし|いん|

警務 部隊 が 武装 を 強化 して いる と いう 報告 が あがって きた 。 けいむ|ぶたい||ぶそう||きょうか|||||ほうこく|||

これ の 意味 する ところ は 何 だ ? ||いみ||||なん|

うち は の 里 へ の 不満 が 再び 高まって い ます 。 |||さと|||ふまん||ふたたび|たかまって||

このまま で は いかん か 。

はい 。

♪♪~

兄さん お かえり 。 にいさん||

これ から 修業 に 行く んだ 。 つきあって よ 。 ||しゅぎょう||いく|||

任務 明け で 疲れて いる 。 にんむ|あけ||つかれて|

兄さん が 疲れる なんて ない でしょ 。 にいさん||つかれる|||

いて っ !

許せ サスケ また 今度 だ 。 ゆるせ|||こんど|

もう …。

3 日 後 一族 の 会合 が ある こと は 知っている な ? ひ|あと|いちぞく||かいごう|||||しっている|

いいえ 。

会合 の あと 南 賀 ノ 神社 に 1 人 で 入って こい 。 かいごう|||みなみ|が||じんじゃ||じん||はいって|

暗部 の 部下 は なし だ 。 あんぶ||ぶか|||

俺 は 明日 から 任務 で 里 の 外 に 出る 。 おれ||あした||にんむ||さと||がい||でる

逃げる な 。 逃げる ? にげる||にげる

俺 が 何 から ? おれ||なん|

うち は と いう お前 の 運命 から だ 。 ||||おまえ||うんめい||

いい な ? 待って いる ぞ 。 ||まって||

( イタチ ) お前たち は 待機 だ 。 しかし 隊長 …。 |おまえたち||たいき|||たいちょう

ダンゾウ 様 に は そのまま を 報告 しろ 。 |さま|||||ほうこく|

( フガク ) 一族 の なか でも → |いちぞく|||

写 輪 眼 を 持つ 者 だけ が 読める 碑 石 だ な 。 うつ|りん|がん||もつ|もの|||よめる|ひ|いし||

それ も 途中 まで だ 。 ||とちゅう||

万華鏡 写 輪 眼 を 持つ お前 なら もっと 先 を 読める だろう 。 まんげきょう|うつ|りん|がん||もつ|おまえ|||さき||よめる|

内容 を 教えろ と いう の か ? ないよう||おしえろ||||

それ に は 及ば ん 。 |||およば|

万華鏡 ? 父さん も …。 まんげきょう|とうさん|

第 三 次 忍 界 大戦 の とき だ 。 だい|みっ|つぎ|おし|かい|たいせん|||

俺 の 友 が 命 を 捨てて 俺 を 助けて くれた 。 おれ||とも||いのち||すてて|おれ||たすけて|

血 の 涙 と ともに 万華鏡 が 生じた 。 ち||なみだ|||まんげきょう||しょうじた

この 碑 石 に は うち は 一族 の 救い の 道 が 記さ れて いる 。 |ひ|いし|||||いちぞく||すくい||どう||しるさ||

だが 万華鏡 写 輪 眼 を もって して も → |まんげきょう|うつ|りん|がん||||

後ろ の ほう は 読め ない 。 うしろ||||よめ|

俺 たち に は まだ 先 が ある らしい な 。 おれ|||||さき||||

だが 途中 まで と は いえ 読んだ 以上 は わかる はずだ イタチ 。 |とちゅう|||||よんだ|いじょう||||

うち は 一族 が 置か れて いる 今 の 状況 の 間違い が 。 ||いちぞく||おか|||いま||じょうきょう||まちがい|

だから とはいえ それ を 力 で 覆す と いう の は …。 ||||ちから||くつがえす||||

里 の 上層 部 は 俺 たち を 恐れて いる 。 さと||じょうそう|ぶ||おれ|||おそれて|

だから 迫害 する のだ 。 |はくがい||

この 写 輪 眼 の 力 を 恐れて な 。 |うつ|りん|がん||ちから||おそれて|

( イタチ ) 確かに 。 |たしかに

うち は が 写 輪 眼 の 力 で 九 尾 を 操る ので は ない か と 。 |||うつ|りん|がん||ちから||ここの|お||あやつる|||||

それ は うち は マダラ の 伝説 だ 。 ||||||でんせつ|

以来 誰 も そんな こと は やって い ない 。 いらい|だれ|||||||

できる か どう か さえ わから ん 。

なのに 上層 部 は かつて の 亡霊 に おびえ → |じょうそう|ぶ||||ぼうれい||

俺 たち を 恐れて 隔離 して いる 。 おれ|||おそれて|かくり||

恐れる と いう のならば 俺 たち が 君臨 する ほか ない 。 おそれる||||おれ|||くんりん|||

父さん が 力 づく で 火影 に なる の か ? とうさん||ちから|||ほかげ||||

一族 が それ を 望む から だ 。 いちぞく||||のぞむ||

俺 に は 皆 を 止め られ ない 。 おれ|||みな||とどめ||

だが 力 づく を 避ける ため → |ちから|||さける|

万華鏡 写 輪 眼 を 持って いる こと を 隠して いる 。 まんげきょう|うつ|りん|がん||もって||||かくして|

なぜ ?

万華鏡 写 輪 眼 ならば 九 尾 を 操 れる 。 まんげきょう|うつ|りん|がん||ここの|お||みさお|

それ を 知れば 一族 が 更 なる こと を 望む から だ 。 ||しれば|いちぞく||こう||||のぞむ||

見ろ !! みろ

(( ヤシロ : 人 柱 力 を 連れて き ました 。 ( イナビ ) やり ましょう ! |じん|ちゅう|ちから||つれて|||||

( テッカ ) 隊長 なら やれ ます 。 隊長 ! |たいちょう||||たいちょう

お 願い し ます !! ( ヤシロ ) うち は の 力 を !)) |ねがい|||||||ちから|

♪♪~

そんな …。

( フガク ) 一族 の なか に は 里 に 恨み を 持つ 者 も 多い 。 |いちぞく|||||さと||うらみ||もつ|もの||おおい

追い詰め られれば ここ まで やる 。 おいつめ||||

双方 に おびただしい 血 が 流れる だろう 。 そうほう|||ち||ながれる|

だが イタチ お前 が いて くれれば …。 ||おまえ|||

ふい を ついて 上層 部 を 拘束 する のだ 。 |||じょうそう|ぶ||こうそく||

わずかな 戦闘 は 起きる だろう が → |せんとう||おきる||

暗部 の お前 の 協力 が あれば → あんぶ||おまえ||きょうりょく||

無血 革命 が 成功 する 。 むけつ|かくめい||せいこう|

無血 革命 ? むけつ|かくめい

( フガク ) イタチ お前 は 俺 の 子 だ 。 頼む 。 一族 を 助けて くれ 。 ||おまえ||おれ||こ||たのむ|いちぞく||たすけて|

隊長 ? たいちょう

ご 指示 を 。 |しじ|

うち は 一族 は 木 ノ 葉 に 革命 を 起こす 決意 です 。 ||いちぞく||き||は||かくめい||おこす|けつい|

( ダンゾウ ) 事態 は 一刻 を 争う 。 |じたい||いっこく||あらそう

ヤツ ら が 事 を 起こす 前 に こちら から 先手 を 打つ のだ 。 |||こと||おこす|ぜん||||せんて||うつ|

( ヒルゼン ) うち は は かつて の 戦友 。 ||||||せんゆう

( ヒルゼン ) 力 で は なく 言葉 で 話しかけ たい 。 |ちから||||ことば||はなしかけ|

わし が 策 を 考える 。 ||さく||かんがえる

( ダンゾウ ) 三 代 目 は ああ 言って いる が → |みっ|だい|め|||いって||

いざ と なれば 木 ノ 葉 を 守る ため 動く 。 |||き||は||まもる||うごく

選択 して ほしい のだ 。 せんたく|||

うち は 側 に つき ク ー デタ ー を 起こして 家族 と ともに 全滅 する か → ||がわ||||||||おこして|かぞく|||ぜんめつ||

我ら 木 ノ 葉 側 に つき → われら|き||は|がわ||

ク ー デタ ー 前 に 弟 だけ を 残して うち は 全滅 に 協力 する か 。 ||||ぜん||おとうと|||のこして|||ぜんめつ||きょうりょく||

《 うち は 全滅 !》 ||ぜんめつ

( ダンゾウ ) 里 を 守る ため に は → |さと||まもる|||

混乱 を 生む 前 に なんと して も 事 を おさめ なければ なら ん 。 こんらん||うむ|ぜん|||||こと|||||

この 任務 を 任せ られる 忍 は → |にんむ||まかせ||おし|

うち は と 木 ノ 葉 の 二 重 スパイ である イタチ お前 を おいて 他 に ない 。 |||き||は||ふた|おも||||おまえ|||た||

この 任務 引き受けて くれる か ? |にんむ|ひきうけて||

《 イタチ : 里 一族 忍 。 |さと|いちぞく|おし

戦い は 生まれる べく して 生まれる の か 》 たたかい||うまれる|||うまれる||

《 里 か 一族 か …。 さと||いちぞく|

俺 は どう すれば いい ?》 おれ||||

今 の は 本気じゃ ねえ から な 。 本気だった ろ う すら トンカチ 。 いま|||ほんきじゃ||||ほんきだった||||

本気だったら オメエ なんか 追いつか ねえ よ ! ほんきだったら|||おいつか||

今度 は 高跳び で 勝負 だ 。 俺 と じゃ 勝負 に なら ない 。 こんど||たかとび||しょうぶ||おれ|||しょうぶ|||

なんだ と !?

( イタチ ) おい 。

アンタ に 協力 して もらい たい こと が ある 。 ||きょうりょく||||||

なんだ キサマ !

う お っ !

♪♪~

( フガク ) イタチ 。 この 殺戮 の 先 に 何 が ある ? |||さつりく||さき||なん||

俺 が 見せた 一族 の 将来 と → おれ||みせた|いちぞく||しょうらい|

違う 結果 を お前 は 見せて くれる の か ? ちがう|けっか||おまえ||みせて|||

これ を …。

うわ ~!

( マダラ ) ほう いい 眼 だ な 。 |||がん||

( イズミ ) ハッ !

そんな …。

あっ ! う っ …。

助けて イタチ 君 。 たすけて||きみ

助けて ! たすけて

これ が 俺 が 見る 里 の 先 。 ||おれ||みる|さと||さき

一族 の 先 だ 。 いちぞく||さき|

そう か サスケ か …。

影 分身 …。 かげ|ぶんしん

《 父さん が 俺 に とって 最大 の 敵 。 とうさん||おれ|||さいだい||てき

万華鏡 写 輪 眼 同士 の 戦い に なる 》 まんげきょう|うつ|りん|がん|どうし||たたかい||

( フガク ) こっち だ 。

罠 など ない 。 入って こい 。 わな|||はいって|

( イタチ ) 父さん …。 |とうさん

俺 の 子 と 殺し 合い は し たく ない 。 おれ||こ||ころし|あい||||

そう か お前 は 向こう へ ついた か 。 ||おまえ||むこう|||

( イタチ ) 父さん 母さん … 俺 は …。 |とうさん|かあさん|おれ|

( ミコト ) わかって いる わ イタチ 。

イタチ 最後に 約束 しろ 。 |さいごに|やくそく|

サスケ の こと は 頼んだ ぞ 。 ||||たのんだ|

わかって る …。

( フガク ) 恐れる な 。 それ が お前 の 決めた 道 だ ろ 。 |おそれる||||おまえ||きめた|どう||

お前 に 比べれば 我ら の 痛み は 一瞬 で 終わる 。 おまえ||くらべれば|われら||いたみ||いっしゅん||おわる

考え 方 は 違って も お前 を 誇り に 思う 。 かんがえ|かた||ちがって||おまえ||ほこり||おもう

( フガク ) お前 は 本当に 優しい 子 だ 。 |おまえ||ほんとうに|やさしい|こ|

♪♪~

終わった な 。 お前 は …。 おわった||おまえ|

いや 行く か 。 |いく|

( イタチ ) 先 に 行って くれ 木 ノ 葉 の 上層 部 に 念 を おして おく 。 |さき||おこなって||き||は||じょうそう|ぶ||ねん|||

( ヒルゼン ) まずは 礼 を 言う 。 ||れい||いう

これ で 木 ノ 葉 は 内戦 を 免れた 。 ||き||は||ないせん||まぬがれた

里 の 平和 は 守ら れた のだ 。 ( イタチ ) はい 。 さと||へいわ||まもら||||

しかし 他の 手段 は なかった もの か と → |たの|しゅだん|||||

今 も 残念に 思って おる 。 いま||ざんねんに|おもって|

申し訳 あり ませ ん 。 もうしわけ|||

( ヒルゼン ) 謝る の は わし だ 。 |あやまる||||

これ より 木 ノ 葉 は お前 を 一族 殺し の 抜け 忍 と し → ||き||は||おまえ||いちぞく|ころし||ぬけ|おし||

ビンゴブック に 載せ 生死 を 問わ ず 捜索 する 。 ||のせ|せいし||とわ||そうさく|

( イタチ ) 当然です 。 |とうぜん です

これ から どう する ?

暁 と 名乗る 者 の 手 を 借り ました 。 あかつき||なのる|もの||て||かり|

その者 が 約束 を 違え ぬ ように → そのもの||やくそく||ちがえ||よう に

そば に 身 を おく こと に し ます 。 ||み||||||

今更 な んだ ? いまさら||

隊長 は ビンゴブック に 載った 抜け 忍 です から ね 。 たいちょう||||のった|ぬけ|おし|||

しかも S クラス 。 根 と して は → |s||ね|||

追撃 した と いう 体裁 を 整え たい んです 。 ついげき||||ていさい||ととのえ||ん です

(2 人 ) どうか おてやわらかに ! じん||

体裁 を 整える だけ の 太刀 筋 で は ない な 。 ていさい||ととのえる|||たち|すじ||||

写 輪 眼 なら 通用 し ませ ん 。 うつ|りん|がん||つうよう|||

俺 たち は 隊長 の 目 を 見 ませ ん から 。 おれ|||たいちょう||め||み|||

ぐ っ …。

幻 術 …。 まぼろし|じゅつ

なんで …。

お前たち が 俺 の 分隊 に 配属 さ れた とき だ …。 おまえたち||おれ||ぶんたい||はいぞく||||

(( 今日 から あなた の 部下 と なり ます )) きょう||||ぶか|||

俺 に 刃 を 向けた とき の 暗示 を 仕込んで おいた 。 おれ||は||むけた|||あんじ||しこんで|

最初 から 信用 して い なかった の か …。 さいしょ||しんよう|||||

俺 は 二 重 スパイ だった 。 おれ||ふた|おも||

木 ノ 葉 の 目 であり うち は の 目 であった んだ 。 き||は||め|||||め||

本当 は どちら の スパイ だった の か 今 でも わから ない …。 ほんとう||||||||いま|||

( マダラ ) 組織 の 中 で 俺 は トビ と いう 名 で 呼ば れて いる 。 |そしき||なか||おれ|||||な||よば||

正式な メンバ ー で は ない 。 せいしきな|||||

たいした 術 も 持た ない 暁 の 見習い 小僧 と いった ところ だ 。 |じゅつ||もた||あかつき||みならい|こぞう||||

お前 も 今後 そう 接しろ 。 おまえ||こんご||せっしろ

なぜ 正体 を 隠す ? |しょうたい||かくす

( マダラ ) うち は マダラ が 生きて いる と 知ら れたら → |||||いきて|||しら|

いろいろ と 面倒だ から な 。 ||めんどうだ||

これ から 会わ せる 暁 の リ ー ダ ー は 俺 の 正体 を 知っている 。 ||あわ||あかつき|||||||おれ||しょうたい||しっている

( 大 蛇 丸 ) あら イタチ 君 じゃ ない の 。 お 久しぶり 。 だい|へび|まる|||きみ|||||ひさしぶり

大 蛇 丸 さん …。 だい|へび|まる|

( トビ ) あぁ ~ そう いえば お 二 人 は 同郷 でした ね 。 |||||ふた|じん||どうきょう||

懐かし の 再会 っす か 。 なつかし||さいかい||

( 大 蛇 丸 ) 噂 は 聞いた わ 。 だい|へび|まる|うわさ||きいた|

やっぱり あなた も こちら 側 の 忍 だった の ね 。 ||||がわ||おし|||

こちら 側 ? |がわ

( 大 蛇 丸 ) 里 と か 一族 と か 仲間 と か → だい|へび|まる|さと|||いちぞく|||なかま||

そういう 縛り を 邪魔だ と 思う 忍 よ 。 |しばり||じゃまだ||おもう|おし|

( ペイン ) 暁 の 目指す もの は 忍 の 世 の 真 の 平和だ 。 |あかつき||めざす|||おし||よ||まこと||へいわだ

忍 五 大国 に 代わり 暁 が 世界 を 支配 する 。 おし|いつ|たいこく||かわり|あかつき||せかい||しはい|

大きな 望み だ な 。 おおきな|のぞみ||

その ため に 里 も 経歴 も 問わ ず → |||さと||けいれき||とわ|

優秀な 忍 を 集めて いる 。 ゆうしゅうな|おし||あつめて|

木 ノ 葉 の イタチ お前 を 暁 は 歓迎 する 。 き||は|||おまえ||あかつき||かんげい|

今 より 木 ノ 葉 を 否定 しろ 。 いま||き||は||ひてい|

( ペイン ) これ より お前 は 暁 の イタチ だ 。 |||おまえ||あかつき|||

( ペイン ) 世界 に 痛み を …。 |せかい||いたみ|

十 蔵 。 ( 十 蔵 ) あ ? じゅう|くら|じゅう|くら|

お前 が イタチ と ツ ー マンセル を 組め 。 おまえ||||||||くめ

ヘッ !

ついてき な 新 入り 。 はい 。 ||しん|はいり|