NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン ２０ - 443 - 力 の 差 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|ちから||さ

ﾊﾞｶ な ！ 俺 たち が たった 一撃 で …｡ ||おれ||||いちげき|

盗賊 ども が ｡ とうぞく||

この 区域 に 逃げ込んだ の が 運 の ﾂｷ だった な ｡ |くいき||にげこんだ|||うん||||

( ﾀｲｺ ) 俺 たち の ﾄｯﾌﾟ は いまや 組織 一 の 実力 を 誇る 副 隊長 だ ｡ |おれ||||||そしき|ひと||じつりょく||ほこる|ふく|たいちょう|

逃げき れる わけ が ないだ ろ ｡ にげき|||||

相変わらず の お 手並み です ｡ あいかわらず|||てなみ|

それ で こいつ ら は ？

( ｻｽｹ ) いつも どおり だ ｡

了解 ｡ おい お前 ら ！ りょうかい||おまえ|

見せしめ に 痛めつけて やれ ！ お ～ っ ！ みせしめ||いためつけて|||

あんなに ひどく 痛めつけ なくて も ね ｡ ||いためつけ|||

最近 の やり 方 は 目 に 余る よ ｡ さいきん|||かた||め||あまる|

風紀 を 守る ため と か 言って さ ➡ ふうき||まもる||||いって|

あっちこっち で 威張り くさって ｡ ||いばり|

何 か 言った か ？ おお 怖 っ ！ なん||いった|||こわ|

下手に 関わったら こっち まで し ょっ 引か れる ｡ へたに|かかわったら|||||ひか|

ﾌﾝｯ ｡

( ｻｸﾗ ) ｻｽｹ 君 …｡ ||きみ

最初 は 過激だ と 思った が ➡ さいしょ||かげきだ||おもった|

結果 的に いい ｱｲﾃﾞｱ だった よ な ｡ けっか|てきに|||||

あれ だけ 痛めつければ 罪人 は 二度と 悪 さ は し ない ｡ ||いためつければ|ざいにん||にどと|あく||||

それ を 見た 里 の 者 たち も 同様 ｡ ||みた|さと||もの|||どうよう

抑止 力 に なって 一石二鳥 だ ｡ よくし|ちから|||いっせきにちょう|

いや 俺 ら の ｶﾞｽ 抜き も 兼ねて 一石 三 鳥 かも な ｡ |おれ||||ぬき||かねて|いっせき|みっ|ちょう||

( 笑い声 ) わらいごえ

実のところ ｻｽｹ さん が 来る まで は ずっと ｸｻｸｻ して た ｡ じつのところ||||くる||||||

いつまでも 例の 件 は 進ま ない のに ➡ |れいの|けん||すすま||

仕事 の 量 だけ 増える んだ から な ｡ しごと||りょう||ふえる|||

火影 に 従え と ﾌｶﾞｸ 隊長 は 待つ こと ばかり を 強いて くる ｡ ほかげ||したがえ|||たいちょう||まつ||||しいて|

待って る だけ で 状況 が 変わる なら ➡ まって||||じょうきょう||かわる|

うち は の 扱い は とっくに 変わって いる ｡ |||あつかい|||かわって|

( ﾀｲｺ ) その とおり こっち から も 圧力 を かけて やら ない と な ｡ ||||||あつりょく||||||

ﾌｶﾞｸ さん の やり 方 は 甘 すぎる ｡ ||||かた||あま|

俺 たち は 副 隊長 に ついていく ぞ ！ おれ|||ふく|たいちょう|||

ﾌﾝｯ ｡

(( ﾌｶﾞｸ : 偉 そうな 口 なら 誰 に でも きける ｡ |えら|そう な|くち||だれ|||

実際 に 任務 に ついて お前 の 力 を 示して みろ )) じっさい||にんむ|||おまえ||ちから||しめして|

《 この 程度 の こと 造作 も ない 》 |ていど|||ぞうさく||

( ﾋﾙｾﾞﾝ ) 最近 の 警務 部隊 の 活動 は 目 に 余る のう ｡ |さいきん||けいむ|ぶたい||かつどう||め||あまる|

確かに 以前 より 犯罪 は 少なく なった が ➡ たしかに|いぜん||はんざい||すくなく||

里 の 者 たち の 不満 は 日ごと に 高まる ばかり ｡ さと||もの|||ふまん||ひごと||たかまる|

( ﾐﾅﾄ ) 彼ら なり の 抗議 で も ある んでしょう ｡ |かれら|||こうぎ||||

いつまでも 事態 が 動か ない こと に ｲﾗ だ ち ➡ |じたい||うごか||||||

業 を 煮やして いる ｡ ぎょう||にやして|

( ｲﾀﾁ ) 物事 が 変わって いく に は 時間 が 必要 ｡ |ものごと||かわって||||じかん||ひつよう

それ は 父 も 理解 して い ます ｡ ||ちち||りかい|||

ですが それ を もどかしく 感じる 者 たち も いる ｡ ||||かんじる|もの|||

特に 若い 世代 の 者 たち に は ｡ とくに|わかい|せだい||もの|||

その 中心 に いる の が ➡ |ちゅうしん||||

今や 一族 上 位 の 実力 を 持つ ｻｽｹ 君 か ｡ いまや|いちぞく|うえ|くらい||じつりょく||もつ||きみ|

(( ｻｽｹ 戻って いた の か ？)) |もどって|||

荒っぽく は あり ます が ➡ あらっぽく||||

彼ら は まだ 任務 の 枠 を 逸脱 して は い ない ｡ かれら|||にんむ||わく||いつだつ||||

父 は 見守る 方針 の ようです ｡ ちち||みまもる|ほうしん||

確かに 下手な 処分 は ➡ たしかに|へたな|しょぶん|

かえって 反発 を 招き かね ない か ｡ |はんぱつ||まねき|||

( ｼｶﾏﾙ ) あ ～ あ まいる よ な ｡

あいつ ら の せい で 里 の 空気 が ｷﾞｽｷﾞｽ して て よ ｡ |||||さと||くうき|||||

( ﾁｮｳｼﾞ ) いい 迷惑だ よ この へん だって ➡ ||めいわくだ||||

ちょっと 前 まで 屋台 なんか で 賑わって た のに さ ｡ |ぜん||やたい|||にぎわって|||

何でもかんでも 取り締まる から すっかり 寂れちゃ った し ｡ なんでもかんでも|とりしまる|||さびれちゃ||

( いの ) ほんと よ ね ｻｽｹ 君 何 考えて んだ ろ ？ |||||きみ|なん|かんがえて||

と は いって も 今 は 近づける 雰囲気 じゃ ない の よ ね ｡ ||||いま||ちかづける|ふんいき|||||

もう 前 みたいに は 戻れ ない の か な ？ |ぜん|||もどれ||||

( ﾅﾙﾄ ) お っか しい な ｡ (２ 人 ) ん ？ |||||じん|

この へん もっと 屋台 とか なかった っけ ？ |||やたい|と か||

この 声 って ｡ も しか して ﾅﾙﾄ !? |こえ|||||

えっ ？ ｻｸﾗ ちゃん ？

みんな ！ お前 いつ 戻って きた んだ よ ｡ |おまえ||もどって|||

つい さっき ！

ｴﾛ 仙人 は 寄る ところ が ある って 言う から さ ➡ |せんにん||よる|||||いう||

ひと 足先 に 帰って きたん だって ば よ ｡ |あしさき||かえって||||

へ ～ あんた ちょっと 立派に なった んじゃ ない ？ |||りっぱに|||

そう か ？ みんな は 全然 変わ ん ねえ な ｡ ||||ぜんぜん|かわ|||

何 言って んだ すげ え 変わった ぞ ほら ｡ なん|いって||||かわった||

あ ！ それ って ！

あんた が 旅 して る 間 に みんな 中 忍 に なった の よ ｡ ||たび|||あいだ|||なか|おし||||

ちなみに 一 つ 上 の ﾈｼﾞ さん は 上 忍 に なって る し ｡ |ひと||うえ|||||うえ|おし||||

って こと は 同期 の なか で 俺 だけ が 下 忍 な の か よ ！ |||どうき||||おれ|||した|おし||||

いや そう いえば ｻｽｹ も そう か ｡

ずっと 大名 府 に いたんだ もん ね ｡ |だいみょう|ふ||||

なんだ よ ｻｽｹ が どうかした の か ？

あぁ まあ な ｡ お前 が い ない 間 に ➡ |||おまえ||||あいだ|

ちょっと 面倒な こと に なって て よ ｡ |めんどうな|||||

( ﾀｲｺ ) おい 貴 様 ！ 誰 の 許可 を 得て 店 を 出して る ！ ||とうと|さま|だれ||きょか||えて|てん||だして|

すみません でも 今 まで は …｡ ||いま||

いい から 来い ！ ||こい

った く こんな ばあちゃん 相手 に やり すぎ だ ろ ｡ ||||あいて|||||

お前 は ！ おまえ|

あら や だ 例 の …｡ |||れい|

あいつ 帰って きや がった の か ｡ |かえって||||

戻って 早々 ﾙ ｰ ﾙ 無用 って わけ か ｡ もどって|はやばや||||むよう|||

相変わらず 進歩 が ない ｡ あいかわらず|しんぽ||

お前 は ずいぶん 変わった みて えだ けど な ｡ おまえ|||かわった||||

ﾁｮｳｼﾞ その おばあ ちゃん を ｡ 了解 ｡ |||||りょうかい

おい ！ 悪い が ➡ |わるい|

ここ は 通 さ ねえ ｡ ||つう||

どう し ます ？ 副 隊長 ｡ |||ふく|たいちょう

任務 を 妨害 さ れて 引く 道理 が どこ に ある ｡ にんむ||ぼうがい|||ひく|どうり||||

まだ そんな こと を ｡

《 この 日 を 待って いた 》 |ひ||まって|

なんだ ？ この 感じ は ｡ ||かんじ|

( ﾀﾞﾝｿﾞｳ ) 双方 控えよ 天下 の 往来 を 何と 心得る ｡ |そうほう|ひかえよ|てんか||おうらい||なんと|こころえる

あんた は ｡

ﾀﾞﾁ どうし が 拳 で 話す だけ だ ｡ |どう し||けん||はなす||

関係 ねえ おっちゃん は 下がって て くれ ｡ かんけい||||さがって||

って この ﾊﾞｶ ！ って 何 だ よ 何 だ よ ｻｸﾗ ちゃん ｡ ||||なん|||なん||||

あんた ね … とにかく ひく わ よ ｡

あいつ ら 逃げる 気 か ！ かまう な 放っておけ ｡ ||にげる|き||||ほうっておけ

だけど …｡ 命令 だ ｡ |めいれい|

お前 ら は そのまま 巡回 を 続けて おけ ｡ おまえ||||じゅんかい||つづけて|

( ﾀﾞﾝｿﾞｳ ) うずまき ﾅﾙﾄ ➡

この ３ 年 で ずいぶん 力 を つけた ようだ ｡ |とし|||ちから|||

師 である 自 来 也 に よく 導か れた と みえる ｡ し||じ|らい|や|||みちびか|||

何 が 言い たい ？ なん||いい|

純粋な 疑問 よ ｡ じゅんすいな|ぎもん|

お前 は その 程度 の 器 で は ない はず ｡ おまえ|||ていど||うつわ||||

いつまで 留まって いる つもりな の か と な ｡ |とどまって||||||

お前 ﾀﾞﾝｿﾞｳ 様 相手 に おっちゃん 呼ばわり は ねえ だ ろ ｡ おまえ||さま|あいて|||よばわり||||

知ら ねえ って ば よ 誰 だ それ ｡ しら|||||だれ||

木 ノ 葉 の 上層 部 の １ 人 ！ き||は||じょうそう|ぶ||じん

って いう か 四 代 目 や 先代 様 と 敵対 して る 人 じゃ ない ｡ |||よっ|だい|め||せんだい|さま||てきたい|||じん||

油断 なら ない から 絶対 関わっちゃ いけない って ➡ ゆだん||||ぜったい|かかわっちゃ||

綱 手 様 から も きつく 言わ れて る んだ から ｡ つな|て|さま||||いわ||||

ﾅﾙﾄ って ﾎﾝﾄ に うとい よ ね ｡

あの さっき は ありがとう ね ｡

ﾊﾊﾊ いや ～｡

別に たいした こと じゃ ねえ よ ｡ べつに|||||

当たり前の こと を した …｡ じゃあ そういう こと だ から ｡ あたりまえの||||||||

昔 から 副 隊長 様 と は 仲 が 悪かった って いう じゃ ない か ｡ むかし||ふく|たいちょう|さま|||なか||わるかった|||||

これ 以上 もめごと 起こさ ねえ で くれる と いい が ｡ |いじょう||おこさ||||||

ちょっと ！ い いって ｡

気 に したら ｷﾘ が ねえ ｡ き|||||

それ より 今 は ｻｽｹ だ ｡ ||いま|||

ｴﾛ 仙人 が 言って た んだ ｡ |せんにん||いって||

友達 が 道 を 踏み外したら 引き戻して やれ って ｡ ともだち||どう||ふみはずしたら|ひきもどして||

だから よ 次 こそ ｻｽｹ を 止め ねえ と な ｡ ||つぎ||||とどめ|||

うん ｡

なぁ 放っておいて いい の か ？ 副 隊長 ｡ |ほうっておいて||||ふく|たいちょう

あいつ 次 も ｻｽｹ さん に 盾つく 気 で ｡ |つぎ|||||たてつく|き|

うるさい ｡ 副 隊長 ！ |ふく|たいちょう

俺 は 用事 が ある ｡ おれ||ようじ||

お前 ら も うち は 警務 部隊 の 一員 なら ➡ おまえ|||||けいむ|ぶたい||いちいん|

俺 に 頼ら ず 判断 して 動け ｡ おれ||たよら||はんだん||うごけ

(( うずまき ﾅﾙﾄ … この ３ 年 で ずいぶん 力 を つけた ようだ )) |||とし|||ちから|||

《 どんな 修業 を した か 知ら ない が 昔 と は 比べ物 に なら ない ｡ |しゅぎょう||||しら|||むかし|||くらべもの|||

今 の 俺 の 力 で は 足りない ｡ どう したら …》 いま||おれ||ちから|||たりない||

( ｼﾛ ) ﾜﾝ ﾜﾝ ﾜﾝ ﾜﾝ ｡ ｸｩ ～ ﾝ ｡

あの ｻｽｹ と いう 小僧 なかなか よい 目 を して おった ｡ ||||こぞう|||め|||

そう いや 昨日 うち は 警務 部隊 と 火影 の 息子 が やりあった って ｡ ||きのう|||けいむ|ぶたい||ほかげ||むすこ|||

えっ やつ なら さっき 見かけた ぞ ｡ 普通に 歩いて た ぜ ｡ ||||みかけた||ふつうに|あるいて||

警務 部隊 ども 庶民 に は 威張って も ➡ けいむ|ぶたい||しょみん|||いばって|

権力 者 の 息子 に は 手 が 出せ ない か ｡ しょせん 火影 の 犬 だ な ｡ けんりょく|もの||むすこ|||て||だせ||||ほかげ||いぬ||

もう 噂 が 広まって る ぜ ｡ |うわさ||ひろまって||

( ﾀｲｺ ) やはり あいつ を 逃がした の は 失敗 だ な ｡ ||||にがした|||しっぱい||

今 まで 厳しく 取り締まって きた んだ ｡ いま||きびしく|とりしまって||

例外 を 認めれば 我ら の ﾒﾝﾂ に かかわる ｡ れいがい||みとめれば|われら||||

だが 副 隊長 は 放っておけ って ｡ |ふく|たいちょう||ほうっておけ|

その ｻｽｹ さん に 一任 さ れて いる の も 俺 たち だ ｡ ||||いちにん||||||おれ||

一族 の ため に も 正しい 判断 を 下さ ない と な ｡ いちぞく|||||ただしい|はんだん||くださ|||

( ｸｼﾅ ) 今日 は 腕 に より を かけちゃ うんだ から ｡ |きょう||うで||||||

( 物音 ) ものおと

あんた たち いきなり 何 な の !? |||なん||

人 の 家 に しか も 土足 で ！ じん||いえ||||どそく|

うずまき ﾅﾙﾄ を 出せ ｡ 先日 の 任務 妨害 の 件 で 話 が ある ｡ |||だせ|せんじつ||にんむ|ぼうがい||けん||はなし||

そんな の 聞いて ない ｡ 任務 妨害 ？ ||きいて||にんむ|ぼうがい

そもそも うち の 息子 が そんな こと する はずな いって ばね ｡ |||むすこ|||||||

だいたい 誰 の 許可 で こんな ことし てる わけ !? |だれ||きょか|||||

ﾐﾅﾄ に 言って しかって もらう って ばね ｡ ||いって||||

かばう なら お前 も 連行 する ぞ ！ ||おまえ||れんこう||

いきなり 押しかけて ➡ |おしかけて

なんの つもり だ ｡

( 足音 ) あしおと

失礼 し ます ｡ しつれい||

なんだ ？

隊長 が お呼び です ｡ たいちょう||および|

副 隊長 今 すぐ ご 同行 ください ｡ ふく|たいちょう|いま|||どうこう|

危惧 は して おった が まさか 警務 部隊 の 者 が ➡ きぐ||||||けいむ|ぶたい||もの|

手続き も 踏ま ず いきなり 火影 の 家 に 踏み込む と は ｡ てつづき||ふま|||ほかげ||いえ||ふみこむ||

たいへん 申し訳 あり ませ ん でした ｡ |もうしわけ||||

とにかく ｹｶﾞ 人 が 出 なかった の は 幸いだ よ ｡ ||じん||だ||||さいわいだ|

それ で ﾌｶﾞｸ さん は ？ ( ｲﾀﾁ ) 捨て 置け ない と ｡ ||||||すて|おけ||

しかるべき 処分 を 下す こと に なる でしょう ｡ |しょぶん||くだす||||

これ で 少し は 落ち着く と よい が ｡ ||すこし||おちつく|||

お前たち ｡ おまえたち

すみません 副 隊長 ｡ |ふく|たいちょう

俺 たち は ただ うち は の ため に ｡ おれ||||||||

もう いい ｡ こいつ ら は 牢 に でも 閉じ込めて おけ ｡ |||||ろう|||とじこめて|

ﾊｯ ｡

違う 道 を 行く と お前 は 言った な ｡ ちがう|どう||いく||おまえ||いった|

そして 力 を 身 に つけた ｡ |ちから||み||

あれ だけ の 口 を 叩いた のだ ➡ |||くち||たたいた|

幾分 か は もの に なった と 思い たかった が …｡ いくぶん|||||||おもい||

やはり 無駄だった ようだ な ｡ |むだだった||

結局 お前 の した こと は 愚か 者 を つけあがら せ ➡ けっきょく|おまえ|||||おろか|もの|||

ﾊﾞｶ げた 行動 へ 走ら せた だけ ｡ ||こうどう||はしら||

成し 得た こと など ひと つ も ない ｡ なし|えた||||||

兄 の ｲﾀﾁ に は 到底 及ば ぬ ｡ あに|||||とうてい|およば|

俺 の 隊 に お前 の ような 者 はいらん ｡ おれ||たい||おまえ|||もの|

ただいま を もって お前 の 副 隊長 職 を 剥奪 ｡ |||おまえ||ふく|たいちょう|しょく||はくだつ

警務 部隊 から 追放 する ｡ けいむ|ぶたい||ついほう|

警務 部隊 が そんな こと を …｡ けいむ|ぶたい||||

ｻｽｹ 君 の 処分 は どう なっちゃ う の か な ｡ |きみ||しょぶん|||||||

わから ねえ ｡ でも ➡

もし この 件 で 警務 部隊 を ｸﾋﾞ に なる って ん なら しかた ねえ ｡ ||けん||けいむ|ぶたい|||||||||

一 発 ｶﾞﾂﾝ と やって ➡ ひと|はつ|||

俺 ら の 班 に 迎え入れて やる って ば よ ｡ おれ|||はん||むかえいれて||||

うん ｡

♪♪～

《 なんだ … この ３ 年間 ｡ ||ねんかん

俺 は 何 を して きた ｡ おれ||なん|||

やつ と 何 が 違う んだ ！》 ||なん||ちがう|

《 力 だ … 力 が 欲しい ！》 ちから||ちから||ほしい

来た か ｡ きた|

あんた が 呼んだ んだ ろ 何 か 目論見 が あって ｡ ||よんだ|||なん||もくろみ||

誘えば 俺 が 乗る と 見越して 声 を かけて きた ｡ さそえば|おれ||のる||みこして|こえ|||

ﾌﾝ … 見越して なお わざわざ やってきた と ？ |みこして||||

俺 も また あんた を 利用 し たい ｡ おれ|||||りよう||

いい 話し合い に なる と 思って な ｡ |はなしあい||||おもって|

それ で お前 の 望み は ？ ||おまえ||のぞみ|

力 が 欲しい ｡ ちから||ほしい

あいつ を 倒す ほど の ｡ ||たおす||

おおよそ の 予測 は して いた が な ｡ ||よそく|||||

だが よい の か ？

うずまき ﾅﾙﾄ は 火影 の 息子 である と 同時に ➡ |||ほかげ||むすこ|||どうじに

この 里 に とって は 重要な 九 尾 の 人 柱 力 で も ある ｡ |さと||||じゅうような|ここの|お||じん|ちゅう|ちから|||

目的 を 果たせば うち は 一族 の 立場 が ➡ もくてき||はたせば|||いちぞく||たちば|

悪く なる こと も 考え られる が ｡ 関係ない ｡ わるく||||かんがえ|||かんけいない

あいつ を やる こと が 俺 の すべて ｡ |||||おれ||

うち は も 木 ノ 葉 も どう で も いい ｡ |||き||は|||||

ﾌｯ ｡ 何 が おかしい ？ |なん||

昔 似た ような こと を 言って ➡ むかし|にた||||いって

里 を 抜けた 忍 を 思い出して な ｡ さと||ぬけた|おし||おもいだして|

その者 は すべて を 裏切り 数 多く の 罪 と 引き換え に ➡ そのもの||||うらぎり|すう|おおく||ざい||ひきかえ|

恐るべき 力 を 手 に 入れた ｡ おそるべき|ちから||て||いれた

その者 の 名 は 大 蛇 丸 ｡ そのもの||な||だい|へび|まる

ﾅﾙﾄ の 師 である 自 来 也 と 同じ ➡ ||し||じ|らい|や||おなじ

伝説 の 三 忍 だ ｡ でんせつ||みっ|おし|

伝説 の 三 忍 …｡ でんせつ||みっ|おし

やつ は 禁 術 を 含む この世 の あらゆる 術 に 精通 する ｡ ||きん|じゅつ||ふくむ|このよ|||じゅつ||せいつう|

お前 が 学び を 得る 相手 と して は 申し分 なかろう ｡ おまえ||まなび||える|あいて||||もうしぶん|

ただし あやつ は 闇 の 中 で 生きて きた 男 ｡ |||やみ||なか||いきて||おとこ

それなり の 代償 は 覚悟 して おけ ｡ ||だいしょう||かくご||

望む ところ だ ｡ のぞむ||

よかろう ｡

では 日 が 昇る 前 に 国境 の 塔 へ 行け ｡ |ひ||のぼる|ぜん||くにざかい||とう||いけ

あと は 段取り を つけて おく ｡ ||だんどり|||

まだ 話 は 終わって い ない ！ |はなし||おわって||

あんた の 目的 を 聞く まで は な ｡ ||もくてき||きく|||

信じる か は 勝手だ が … わし も あの 化け物 ➡ しんじる|||かってだ|||||ばけもの

九 尾 を 快く 思わぬ 人間 の 一 人 で な ｡ ここの|お||こころよく|おもわぬ|にんげん||ひと|じん||

いつ 暴走 し 大 暴れ する かも しれ ぬ 化け物 を ➡ |ぼうそう||だい|あばれ|||||ばけもの|

野放し に して おく の も どう か と ｡ のばなし||||||||

こちら に も 抗 う 力 は 必要だ と いう こと だ ｡ |||こう||ちから||ひつようだ||||

ﾌﾝ …｡

行け ｡ いけ

これ で 契約 は 果たした ｡ あと は お前 次第 ｡ ||けいやく||はたした|||おまえ|しだい

( ｼﾛ の 鳴き声 ) ||なきごえ

ｼﾛ ｡

元気で な ｡ げんきで|

ｸ ～ ﾝ … ﾜﾝ ！

ﾌﾌﾌﾌ ！ やっぱり 夜 の おやつ は ➡ ||よ|||

ｺｯﾃﾘ 系 に 決まり だ よ ね ｡ |けい||きまり|||

ｻｽｹ ？ こんな 時間 に どこ 行く んだ ろ ？ ||じかん|||いく||

ﾍｲ 唐 揚げ ５ 人 前 おまけ つき ！ |とう|あげ|じん|ぜん||

お っ やった ぁ ！

( ｺﾃﾂ ) よっ しゃ 任務 終わり ！ |||にんむ|おわり

( ｲｽﾞﾓ ) 閉門 閉門 っと ｡ |へいもん|へいもん|

( ｲｽﾞﾓ ) この 時間 から の 外出 届 は 出て い なかった はずだ が ｡ ||じかん|||がいしゅつ|とどけ||でて||||

( ｺﾃﾂ ) おい 閉門 時間 だ ぞ ｡ ||へいもん|じかん||

( ｲｽﾞﾓ ) 待て …｡ |まて

＜ あれ から 何 年 経った かしら ｡ ||なん|とし|たった|

過ぎて みれば 懐かしい ｡ すぎて||なつかしい

泣く も 笑う も 夢 ひと つ ＞ なく||わらう||ゆめ||