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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 436 - 仮面の男

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 436 - 仮面 の 男

< 綱 手 : ネジ と ナルト が 顔 を 上げる と ➡

そこ に は 今 まで と 異なる 空間 が あった >

( ネジ ) 貴 様 が 今度 の 事件 の 仕掛け 人 か 。

( ナルト ) おい こら !

カカシ 先生 と か 木 ノ 葉 の 人 たち と か 返し や がれ !

さも ねえ と ひで え 目 に 遭わ す ぞ !

ナルト その 男 から 離れろ 。 邪魔 す ん なって ば よ !

今 こいつ と 話 を つけて る ところ な んだ から よ 。

そい つ の 眼 を 見ろ 。 え ?

白 眼 !

お前 の 手 に 負 える 相手 じゃ ない 。 くっ …。

貴 様 は 何者 だ 。

なぜ 白 眼 を 持つ ?

まさか … 日向 に 縁 ある 者 な の か ?

あの 土煙 を 見る が いい 。

お前たち の 仲間 が この 里 で 行った 所業 の 結果 だ 。

何 が あった 。

この 里 の 童 たち の 命 より 自分 たち の 掟 を 優先 する …。

相変わらず 木 ノ 葉 隠れ の 里 は ➡

昔 から 何一つ 変わって い ない んだ な 。

貴 様 に 木 ノ 葉 の 何 が わかる 。

ああ わかる さ 。

少なくとも ここ に いる 誰 より も な 。

俺 に ついてくる が いい 。

日向 ネジ 。

木 ノ 葉 隠れ の 里 が ひた隠し に して きた 真実 を ➡

知り たかったら な 。

《 何 な んだ ? 何 言って んだ よ あいつ 》

( アシタバ ) コミチ ~!

( シカマル ) 影 首 縛り の 術 成功 !

( 弥彦 ) お前 ら …。

( 長門 ) 来て くれた の か 。

早く あの 子 を !

( いの ) えっ !?

クッソ !

う っ !

コミチ ~!

いの !

忍法 心 転身 の 術 !

や だ ~!

いの !

長門 ! 捜せ !

早く あの 化け物 を 見つけ出せ ! ( シカマル ) 任せろ !

こいつ の 精神 が あの 子 の 体 に 入った 。

そんな こと が …。

いの の やつ 中 で 踊って や がる ぜ 。

小南 !

今 だ !

いや ~ っ !

( 咆哮 )

う っ 。

いの 。

( アシタバ ) コミチ ! ( コミチ ) お 兄ちゃん !

( 泣き声 )

チョウジ !

( チョウジ ) ブハ ~!

ハァ …。

うわ ~ っ ! (2 人 ) あっ !

うわ っ !

ぶ へ ~ っ 。

もう ! 危うく バラバラ に なる ところ だった じゃ ない か !

《 なんだ ? あいつ の 眼 は 》

(2 人 ) お 母 ちゃ ~ ん !

( カヤ ) アシタバ コミチ !

もう あんた たち は 。 ごめん よ ごめん ね 。

マシマ 様 が お 守り くださった んだ ね 。 あんた たち を 。

う うん 違う よ 。

あの お 兄ちゃん と お 姉ちゃん たち が 。

聞か せろ よ 。

最初 から 本気で 命 を 取り合おう ➡

って 気配 じゃ なかった 。

何 か を さ せよう と した んだ ろ ?

( 弥彦 ) お前 は 残念な 野郎 だった 。

木 ノ 葉 の 命令 に は 逆らえ ない 。

木 ノ 葉 の 掟 の 中 で しか 生き られ ない 。

そんな 野郎 だ と 俺 は 見定めた 。

だが 思い違い だった ようだ 。

お前たち は 自 来 也様 が 俺 たち に して くれた ように ➡

木 ノ 葉 の 里 以外 の 者 でも 力 に なって やる 助けて やる と ➡

行動 で 示して くれた 。

( 長門 ) 嬉しかった んだ 。 あの 時 来て くれて 。

( 小南 ) あなた たち の おかげ で 私 たち も 助かった 。

ん … 冗談 だ ろ ?

( 弥彦 ) お前たち だけ でも 一緒に やら ない か ?

どういう こと ?

こいつ ら が アスマ 先生 を さらった んじゃ ない の ?

あぁ 。

仲間 に なれ と は 言わ ない 。

木 ノ 葉 に いて も かまわ ない 。

だが 自 来 也様 の ように 国 から 国 へ 渡り ➡

くだらない 境界 線 を またいで ➡

俺 たち は 自由 だって こと を 世界 に 見せつけて やろう ぜ 。

どういう 意味 ?

そう だ ね いまいち 意味 不明だ けど …。

つまり チ ー ム ・ ジライヤ って こと だ ろ ?

志 を 1 つ に し たい んだ お前たち と 。

まだ アスマ たち の 行方 を ➡

聞か せて もらって ない この 現状 で ➡

そこ まで 無邪気に は なれ ねえ な 。

まず アスマ 先生 を 救い出す の に 協力 して くれ なきゃ 。

あぁ そう だ ね 。

その こと に 関して は 力 に なれ ない 。

お前たち 以外 に うごめいて いる 者 が いる んだ ろ ?

この 面接 試験 だって ➡

お前 ら が 段 取った もの じゃ ねえ ようだ しな 。

すまない 僕たち も 詳しく は 聞か さ れて ない んだ 。

フッ 詳しく は 知ら ない が ➡

知って る こと も ある って わけだ 。

めん どくせ えが や っぱ 俺 たち ➡

やり合わ なくちゃ なら ねえ か ?

互い の 思い が 違う のであれば それ も しかたない な 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

仲間 だ な 。

あぁ 3 人 に 1 匹 。

強 え ぞ あいつ ら 。

俺 たち が 劣勢に なる と でも …。

( あくび )

( 赤 丸 ) ワン ! ワン ! ( キバ ) シカマル ! チョウジ ! いの !

よ ぉ ! 待って たわ よ 。

遅かった じゃ ねえ か 。 ( キバ ) あぁ ちょっと あって な 。

誰 か い なかった か ? いい や 。

うん 。 ずっと 私 たち だけ 。

おかしい な 。 別の やつ の におい が いく つかして た んだ けど な 。

( シカマル ) そう か ?

( シノ ) それ より これ から どう する ? シカマル 。

そう だ !

その ため に まずは ここ に す っ 飛んで 来た んじゃ ねえ か 。

( ヒナタ ) うん シカマル 君 を リ ー ダ ー に って 。

まず 木 ノ 葉 隠れ へ の 現状 報告 を 優先 し なきゃ なら ねえ 。

四 代 目 の 指示 を 仰が ねえ と な 。

だが 当然 同時に アスマ たち を 取り戻す 手 も 打つ 。

役割 分担 の ため に 急いで カカシ 班 ガイ 班 と 合流 する 。

めん どくせ え が ちゃ っちゃ と や っち まおう ぜ 。

( サスケ ) こう なったら もう グズグズ して られ ない 。

急いで 里 に 戻って 現状 を 伝える ぞ 。

これ 以上 犠牲 者 を 増やす の は まずい から な 。

( リ ー ) 何 を 言って る んです か !

ガイ 先生 は おろか ネジ まで い なく なって しまった んです よ !?

キミ たち の 班 だって ナルト 君 が !

あいつ が 先走った から こんな こと に なった んだ 。

あれほど 動く な と 言った のに 。

僕ら は 1 個 上 だ から 彼 の こと は よく 知り ませ ん が ➡

でも キミ たち 第 七 班 に とって 大事な 仲間 な んじゃ ない です か ?

( サクラ ) 仲間 ?

( リ ー ) それ に 彼 は 四 代 目 火影 様 の 大事な 息子 で も ある 。

知る か そんな こと 。

任務 に は 関係ない こと だ 。

な … なんて 冷たい 人 たち だ !

でも 僕 に とって ガイ 先生 は 大切な 師 であり ➡

ネジ は 大事な 仲間 な んです !

このまま 放っておく こと なんて でき ませ ん !

( テンテン ) リ ー 落ち着いて !

とにかく ! 僕 は ガイ 先生 や ネジ たち を 捜し ます !

恐らく この 近く に いる の は 間違い あり ませ ん から ね …。

なのに ! それ を 放って 里 に 戻る こと なんて ➡

あり え ませ ん から ! ダメ だ 。

敵 の 出方 が わから ない 以上 ➡

戦力 を 分散 さ せる こと は でき ない 。

一緒に 行動 して もらう 。 う お ~!

( リ ー ) ネジ ! ガイ 先生 ! 今 助け に いき ます !

( テンテン ) キャア !

ちょっと リ ー わかった から ! 私 も 協力 する から !

( リ ー ) う お ~! バカ ばかり か 。

( サクラ ) でも …。 お前 は どう する んだ ?

♪♪~

うまい こと 二 班 が 合流 して た ようだ 。

でも 今 は それぞれ 逆 方向 へ 移動 し つつ ある 。

何 か あった な …。

詳しい 状況 は わかる か ? ああ 。

1 つ は 村 から 離れよう と して いる 。

もう 1 つ は 村 を メチャクチャ に 走り回って る ぜ 。

リ ー だ な …。

じゃあ 離れよう と して る の は カカシ 班 ?

木 ノ 葉 へ 連絡 に 向かった の か な ?

あり える こと だ 。 なぜなら ➡

カカシ 班 に は 超 ク ー ル な 思考 を 持つ サスケ が いる から だ 。

とにかく 近場 から 合流 して いこう 。

だ と すれば 村 の 中 だ な 。

ああ 。 アスマ たち を 奪還 する に して も ➡

旗 振って 走り回ら れて ちゃ 目立って しようがない 。

( シカマル ) まずは リ ー を なだめる か 。

さあ ついてくる が いい 。

木 ノ 葉 隠れ の 本質 を 知り たければ な 。

えっ !?

なんだ !? なんだ これ は 。

三 代 目 の じい ちゃん それ に ➡

この 人 たち は 何 な んだ って ば よ !

なあ なあ ネジ って ば よ 。 静かに しろ !

いくら 騒いで も かまわ ん 。

すべて は かつて 木 ノ 葉 隠れ の 里 で 起こった ➡

過去 の 事象 だ 。

(( ヒアシ : しかた あり ませ ん 。 私 ひと り の 命 で 里 が 救える の なら 。

ヒアシ よ そう 早まる で ない 。

日向 の 血 継 限界 は この 里 に とって 重要な 切り札 じゃ 。

永 劫 それ を 守り 続ける の が 宗 家 の お 役目 じゃ ろう 。

しかし その 役目 の 前 に ➡

里 を 絶望 的な 戦争 に 巻き込んで しまって は …。

わかって おる 。 だ から その ため に ➡

分家 が おる ので は ない か 。

よって ヒザシ の 死体 を お前 の 影 武者 と して ➡

引き渡す しか ない ))

父上 …。 あの 人 誰 だって ば よ ?

なぁ ? 知って っか ? 日向 ヒザシ 。

俺 の 父親 だ 。 な っ !?

《 ヒアシ 様 に うかがった 話 の まま だ 》

(( ヒザシ : いつも 強気な ヒアシ 様 は ➡

どこ へ いった のです ? これ は 今 まで と は ➡

事 の 大き さ が 違う 。 そう 簡単に は …。

う っ ! う ぅ …。

くっ … ヒザシ お前 …。

( ヒザシ ) 私 に 行か せて ください 。

お … お前 に は … ネジ だって いる 。

( ヒアシ ) なぜ 宗 家 の ため に 死 を 選ぶ …。

それ は 違い ます 。

私 は 宗 家 を 恨んで き ました 。

正直 今 で も 憎い 。

だからこそ あなた を 宗 家 と して で は なく ➡

私 の 兄 と して 守って 死に たい のです 。

そう なる こと が 私 に とって ➡

初めて の 選ぶ こと が できる 自由な のです 。

ネジ に は 私 の 醜い 姿 ばかり を 見せて き ました 。

だから ネジ に は こう 伝えて ください 。

私 は 宗 家 を 守る ため に 殺さ れる ので は なく ➡

ネジ や 兄弟 家族 ➡

そして 里 を 守る ため に ➡

自ら の 意志 で 死 を 選んだ のだ と 。

自ら … 死 を 選ぶ こと が ➡

自由だ と いう の か ?

兄さん 私 は 一 度 で いい 。

日向 の 運命 に 逆らって み たく なった 。

ただ それ だけ だ よ ))

わかる か ? あの とき そう 言わ ざる を え なかった ➡

あの 男 の 気持 が 。

木 ノ 葉 隠れ に おいて 彼 が 死な ねば なら ない ➡

運命 を 変える こと は でき ない 。

かろうじて 最後に 残さ れた 自由 は ➡

自分 は 愛する 者 を 守る ため に 死んだ と ➡

自分 自身 に 言い訳 する こと だけ 。

違う ! 木 ノ 葉 は そんな ふうじゃ ねえ って ば よ !

私 も それ を 期待 して いる 。 え ?

今 は 若い 忍 の 世代 に なり ➡

何 か が 変わって いる ので は ない か と 。

あっ ああ …。

しかし お前たち は すでに ➡

木 ノ 葉 隠れ の 掟 に がんじがらめ に なって いた 。

若い 忍 に も 里 の 未来 に も 。

里 の 未来 を 変える 選択 の 余地 など ない こと が わかった 。

そんな こと は ねえ って ば …。

それ が わかった と して どう する つもりだ ?

里 の 内側 から 変え られ ない の なら ➡

外 から 力ずく で 変える しか ない 。

どう だ ? 私 に ついてくる 気 は ない か ?

ネジ … まさか !

( 自 来 也 ) こんな ところ に 隠れて おる と は のう 。

ハッ 久しぶりだ のう 大 蛇 丸 。

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

今日 も 皆さん に 喜んで いただける 歌 を ➡

選んだ つもりです 。

どうぞ 最後 まで ご ゆっくり ご 覧 ください 。

今回 の オ ー プニング は 男 ・ 女 うた 世界 を テ ー マ に ➡


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 436 - 仮面 の 男 ||しっぷう|つたい|しーずん|かめん||おとこ Naruto Shippuden Season 20-436 - The Masked Man

< 綱 手 : ネジ と ナルト が 顔 を 上げる と ➡ つな|て|||||かお||あげる|

そこ に は 今 まで と 異なる 空間 が あった > |||いま|||ことなる|くうかん||

( ネジ ) 貴 様 が 今度 の 事件 の 仕掛け 人 か 。 |とうと|さま||こんど||じけん||しかけ|じん|

( ナルト ) おい こら !

カカシ 先生 と か 木 ノ 葉 の 人 たち と か 返し や がれ ! |せんせい|||き||は||じん||||かえし||

さも ねえ と ひで え 目 に 遭わ す ぞ ! |||||め||あわ||

ナルト その 男 から 離れろ 。 邪魔 す ん なって ば よ ! ||おとこ||はなれろ|じゃま|||||

今 こいつ と 話 を つけて る ところ な んだ から よ 。 いま|||はなし||||||||

そい つ の 眼 を 見ろ 。 え ? |||がん||みろ|

白 眼 ! しろ|がん

お前 の 手 に 負 える 相手 じゃ ない 。 くっ …。 おまえ||て||ふ||あいて|||

貴 様 は 何者 だ 。 とうと|さま||なにもの|

なぜ 白 眼 を 持つ ? |しろ|がん||もつ

まさか … 日向 に 縁 ある 者 な の か ? |ひゅうが||えん||もの|||

あの 土煙 を 見る が いい 。 |つちけむり||みる||

お前たち の 仲間 が この 里 で 行った 所業 の 結果 だ 。 おまえたち||なかま|||さと||おこなった|しょぎょう||けっか|

何 が あった 。 なん||

この 里 の 童 たち の 命 より 自分 たち の 掟 を 優先 する …。 |さと||わらべ|||いのち||じぶん|||おきて||ゆうせん|

相変わらず 木 ノ 葉 隠れ の 里 は ➡ あいかわらず|き||は|かくれ||さと|

昔 から 何一つ 変わって い ない んだ な 。 むかし||なにひとつ|かわって||||

貴 様 に 木 ノ 葉 の 何 が わかる 。 とうと|さま||き||は||なん||

ああ わかる さ 。

少なくとも ここ に いる 誰 より も な 。 すくなくとも||||だれ|||

俺 に ついてくる が いい 。 おれ||||

日向 ネジ 。 ひゅうが|

木 ノ 葉 隠れ の 里 が ひた隠し に して きた 真実 を ➡ き||は|かくれ||さと||ひたかくし||||しんじつ|

知り たかったら な 。 しり||

《 何 な んだ ? 何 言って んだ よ あいつ 》 なん|||なん|いって|||

( アシタバ ) コミチ ~!

( シカマル ) 影 首 縛り の 術 成功 ! |かげ|くび|しばり||じゅつ|せいこう

( 弥彦 ) お前 ら …。 やひこ|おまえ|

( 長門 ) 来て くれた の か 。 ながと|きて|||

早く あの 子 を ! はやく||こ|

( いの ) えっ !?

クッソ !

う っ !

コミチ ~!

いの !

忍法 心 転身 の 術 ! にんぽう|こころ|てんしん||じゅつ

や だ ~!

いの !

長門 ! 捜せ ! ながと|さがせ

早く あの 化け物 を 見つけ出せ ! ( シカマル ) 任せろ ! はやく||ばけもの||みつけだせ||まかせろ

こいつ の 精神 が あの 子 の 体 に 入った 。 ||せいしん|||こ||からだ||はいった

そんな こと が …。

いの の やつ 中 で 踊って や がる ぜ 。 |||なか||おどって|||

小南 ! こみなみ

今 だ ! いま|

いや ~ っ !

( 咆哮 ) ほうこう

う っ 。

いの 。

( アシタバ ) コミチ ! ( コミチ ) お 兄ちゃん ! ||||にいちゃん

( 泣き声 ) なきごえ

チョウジ !

( チョウジ ) ブハ ~!

ハァ …。

うわ ~ っ ! (2 人 ) あっ ! ||じん|

うわ っ !

ぶ へ ~ っ 。

もう ! 危うく バラバラ に なる ところ だった じゃ ない か ! |あやうく||||||||

《 なんだ ? あいつ の 眼 は 》 |||がん|

(2 人 ) お 母 ちゃ ~ ん ! じん||はは||

( カヤ ) アシタバ コミチ !

もう あんた たち は 。 ごめん よ ごめん ね 。

マシマ 様 が お 守り くださった んだ ね 。 あんた たち を 。 |さま|||まもり||||||

う うん 違う よ 。 ||ちがう|

あの お 兄ちゃん と お 姉ちゃん たち が 。 ||にいちゃん|||ねえちゃん||

聞か せろ よ 。 きか||

最初 から 本気で 命 を 取り合おう ➡ さいしょ||ほんきで|いのち||とりあおう

って 気配 じゃ なかった 。 |けはい||

何 か を さ せよう と した んだ ろ ? なん||||||||

( 弥彦 ) お前 は 残念な 野郎 だった 。 やひこ|おまえ||ざんねんな|やろう|

木 ノ 葉 の 命令 に は 逆らえ ない 。 き||は||めいれい|||さからえ|

木 ノ 葉 の 掟 の 中 で しか 生き られ ない 。 き||は||おきて||なか|||いき||

そんな 野郎 だ と 俺 は 見定めた 。 |やろう|||おれ||みさだめた

だが 思い違い だった ようだ 。 |おもいちがい||

お前たち は 自 来 也様 が 俺 たち に して くれた ように ➡ おまえたち||じ|らい|やさま||おれ|||||よう に

木 ノ 葉 の 里 以外 の 者 でも 力 に なって やる 助けて やる と ➡ き||は||さと|いがい||もの||ちから||||たすけて||

行動 で 示して くれた 。 こうどう||しめして|

( 長門 ) 嬉しかった んだ 。 あの 時 来て くれて 。 ながと|うれしかった|||じ|きて|

( 小南 ) あなた たち の おかげ で 私 たち も 助かった 。 こみなみ||||||わたくし|||たすかった

ん … 冗談 だ ろ ? |じょうだん||

( 弥彦 ) お前たち だけ でも 一緒に やら ない か ? やひこ|おまえたち|||いっしょに|||

どういう こと ?

こいつ ら が アスマ 先生 を さらった んじゃ ない の ? ||||せんせい|||||

あぁ 。

仲間 に なれ と は 言わ ない 。 なかま|||||いわ|

木 ノ 葉 に いて も かまわ ない 。 き||は|||||

だが 自 来 也様 の ように 国 から 国 へ 渡り ➡ |じ|らい|やさま||よう に|くに||くに||わたり

くだらない 境界 線 を またいで ➡ |きょうかい|せん||

俺 たち は 自由 だって こと を 世界 に 見せつけて やろう ぜ 。 おれ|||じゆう||||せかい||みせつけて||

どういう 意味 ? |いみ

そう だ ね いまいち 意味 不明だ けど …。 ||||いみ|ふめいだ|

つまり チ ー ム ・ ジライヤ って こと だ ろ ?

志 を 1 つ に し たい んだ お前たち と 。 こころざし|||||||おまえたち|

まだ アスマ たち の 行方 を ➡ ||||ゆくえ|

聞か せて もらって ない この 現状 で ➡ きか|||||げんじょう|

そこ まで 無邪気に は なれ ねえ な 。 ||むじゃきに||||

まず アスマ 先生 を 救い出す の に 協力 して くれ なきゃ 。 ||せんせい||すくいだす|||きょうりょく|||

あぁ そう だ ね 。

その こと に 関して は 力 に なれ ない 。 |||かんして||ちから|||

お前たち 以外 に うごめいて いる 者 が いる んだ ろ ? おまえたち|いがい||||もの||||

この 面接 試験 だって ➡ |めんせつ|しけん|

お前 ら が 段 取った もの じゃ ねえ ようだ しな 。 おまえ|||だん|とった|||||

すまない 僕たち も 詳しく は 聞か さ れて ない んだ 。 |ぼくたち||くわしく||きか||||

フッ 詳しく は 知ら ない が ➡ |くわしく||しら||

知って る こと も ある って わけだ 。 しって||||||

めん どくせ えが や っぱ 俺 たち ➡ ||え が|||おれ|

やり合わ なくちゃ なら ねえ か ? やりあわ||||

互い の 思い が 違う のであれば それ も しかたない な 。 たがい||おもい||ちがう|||||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

仲間 だ な 。 なかま||

あぁ 3 人 に 1 匹 。 |じん||ひき

強 え ぞ あいつ ら 。 つよ||||

俺 たち が 劣勢に なる と でも …。 おれ|||れっせいに|||

( あくび )

( 赤 丸 ) ワン ! ワン ! ( キバ ) シカマル ! チョウジ ! いの ! あか|まる||||||

よ ぉ ! 待って たわ よ 。 ||まって||

遅かった じゃ ねえ か 。 ( キバ ) あぁ ちょっと あって な 。 おそかった||||||||

誰 か い なかった か ? いい や 。 だれ||||||

うん 。 ずっと 私 たち だけ 。 ||わたくし||

おかしい な 。 別の やつ の におい が いく つかして た んだ けど な 。 ||べつの||||||||||

( シカマル ) そう か ?

( シノ ) それ より これ から どう する ? シカマル 。

そう だ !

その ため に まずは ここ に す っ 飛んで 来た んじゃ ねえ か 。 ||||||||とんで|きた|||

( ヒナタ ) うん シカマル 君 を リ ー ダ ー に って 。 |||きみ|||||||

まず 木 ノ 葉 隠れ へ の 現状 報告 を 優先 し なきゃ なら ねえ 。 |き||は|かくれ|||げんじょう|ほうこく||ゆうせん||||

四 代 目 の 指示 を 仰が ねえ と な 。 よっ|だい|め||しじ||あおが|||

だが 当然 同時に アスマ たち を 取り戻す 手 も 打つ 。 |とうぜん|どうじに||||とりもどす|て||うつ

役割 分担 の ため に 急いで カカシ 班 ガイ 班 と 合流 する 。 やくわり|ぶんたん||||いそいで||はん||はん||ごうりゅう|

めん どくせ え が ちゃ っちゃ と や っち まおう ぜ 。

( サスケ ) こう なったら もう グズグズ して られ ない 。

急いで 里 に 戻って 現状 を 伝える ぞ 。 いそいで|さと||もどって|げんじょう||つたえる|

これ 以上 犠牲 者 を 増やす の は まずい から な 。 |いじょう|ぎせい|もの||ふやす|||||

( リ ー ) 何 を 言って る んです か ! ||なん||いって||ん です|

ガイ 先生 は おろか ネジ まで い なく なって しまった んです よ !? |せんせい|||||||||ん です|

キミ たち の 班 だって ナルト 君 が ! |||はん|||きみ|

あいつ が 先走った から こんな こと に なった んだ 。 ||さきばしった||||||

あれほど 動く な と 言った のに 。 |うごく|||いった|

僕ら は 1 個 上 だ から 彼 の こと は よく 知り ませ ん が ➡ ぼくら||こ|うえ|||かれ|||||しり|||

でも キミ たち 第 七 班 に とって 大事な 仲間 な んじゃ ない です か ? |||だい|なな|はん|||だいじな|なかま|||||

( サクラ ) 仲間 ? |なかま

( リ ー ) それ に 彼 は 四 代 目 火影 様 の 大事な 息子 で も ある 。 ||||かれ||よっ|だい|め|ほかげ|さま||だいじな|むすこ|||

知る か そんな こと 。 しる|||

任務 に は 関係ない こと だ 。 にんむ|||かんけいない||

な … なんて 冷たい 人 たち だ ! ||つめたい|じん||

でも 僕 に とって ガイ 先生 は 大切な 師 であり ➡ |ぼく||||せんせい||たいせつな|し|

ネジ は 大事な 仲間 な んです ! ||だいじな|なかま||ん です

このまま 放っておく こと なんて でき ませ ん ! |ほうっておく|||||

( テンテン ) リ ー 落ち着いて ! |||おちついて

とにかく ! 僕 は ガイ 先生 や ネジ たち を 捜し ます ! |ぼく|||せんせい|||||さがし|

恐らく この 近く に いる の は 間違い あり ませ ん から ね …。 おそらく||ちかく|||||まちがい|||||

なのに ! それ を 放って 里 に 戻る こと なんて ➡ |||はなって|さと||もどる||

あり え ませ ん から ! ダメ だ 。

敵 の 出方 が わから ない 以上 ➡ てき||でかた||||いじょう

戦力 を 分散 さ せる こと は でき ない 。 せんりょく||ぶんさん||||||

一緒に 行動 して もらう 。 う お ~! いっしょに|こうどう||||

( リ ー ) ネジ ! ガイ 先生 ! 今 助け に いき ます ! ||||せんせい|いま|たすけ|||

( テンテン ) キャア !

ちょっと リ ー わかった から ! 私 も 協力 する から ! |||||わたくし||きょうりょく||

( リ ー ) う お ~! バカ ばかり か 。

( サクラ ) でも …。 お前 は どう する んだ ? ||おまえ||||

♪♪~

うまい こと 二 班 が 合流 して た ようだ 。 ||ふた|はん||ごうりゅう|||

でも 今 は それぞれ 逆 方向 へ 移動 し つつ ある 。 |いま|||ぎゃく|ほうこう||いどう|||

何 か あった な …。 なん|||

詳しい 状況 は わかる か ? ああ 。 くわしい|じょうきょう||||

1 つ は 村 から 離れよう と して いる 。 ||むら||はなれよう|||

もう 1 つ は 村 を メチャクチャ に 走り回って る ぜ 。 |||むら||||はしりまわって||

リ ー だ な …。

じゃあ 離れよう と して る の は カカシ 班 ? |はなれよう|||||||はん

木 ノ 葉 へ 連絡 に 向かった の か な ? き||は||れんらく||むかった|||

あり える こと だ 。 なぜなら ➡

カカシ 班 に は 超 ク ー ル な 思考 を 持つ サスケ が いる から だ 。 |はん|||ちょう|||||しこう||もつ|||||

とにかく 近場 から 合流 して いこう 。 |ちかば||ごうりゅう||

だ と すれば 村 の 中 だ な 。 |||むら||なか||

ああ 。 アスマ たち を 奪還 する に して も ➡ ||||だっかん||||

旗 振って 走り回ら れて ちゃ 目立って しようがない 。 き|ふって|はしりまわら|||めだって|しようが ない

( シカマル ) まずは リ ー を なだめる か 。

さあ ついてくる が いい 。

木 ノ 葉 隠れ の 本質 を 知り たければ な 。 き||は|かくれ||ほんしつ||しり||

えっ !?

なんだ !? なんだ これ は 。

三 代 目 の じい ちゃん それ に ➡ みっ|だい|め|||||

この 人 たち は 何 な んだ って ば よ ! |じん|||なん|||||

なあ なあ ネジ って ば よ 。 静かに しろ ! ||||||しずかに|

いくら 騒いで も かまわ ん 。 |さわいで|||

すべて は かつて 木 ノ 葉 隠れ の 里 で 起こった ➡ |||き||は|かくれ||さと||おこった

過去 の 事象 だ 。 かこ||じしょう|

(( ヒアシ : しかた あり ませ ん 。 私 ひと り の 命 で 里 が 救える の なら 。 |||||わたくし||||いのち||さと||すくえる||

ヒアシ よ そう 早まる で ない 。 |||はやまる||

日向 の 血 継 限界 は この 里 に とって 重要な 切り札 じゃ 。 ひゅうが||ち|つ|げんかい|||さと|||じゅうような|きりふだ|

永 劫 それ を 守り 続ける の が 宗 家 の お 役目 じゃ ろう 。 なが|ごう|||まもり|つづける|||はじめ|いえ|||やくめ||

しかし その 役目 の 前 に ➡ ||やくめ||ぜん|

里 を 絶望 的な 戦争 に 巻き込んで しまって は …。 さと||ぜつぼう|てきな|せんそう||まきこんで||

わかって おる 。 だ から その ため に ➡

分家 が おる ので は ない か 。 ぶんけ||||||

よって ヒザシ の 死体 を お前 の 影 武者 と して ➡ |||したい||おまえ||かげ|むしゃ||

引き渡す しか ない )) ひきわたす||

父上 …。 あの 人 誰 だって ば よ ? ちちうえ||じん|だれ|||

なぁ ? 知って っか ? 日向 ヒザシ 。 |しって||ひゅうが|

俺 の 父親 だ 。 な っ !? おれ||ちちおや|||

《 ヒアシ 様 に うかがった 話 の まま だ 》 |さま|||はなし|||

(( ヒザシ : いつも 強気な ヒアシ 様 は ➡ ||つよきな||さま|

どこ へ いった のです ? これ は 今 まで と は ➡ |||の です|||いま|||

事 の 大き さ が 違う 。 そう 簡単に は …。 こと||おおき|||ちがう||かんたんに|

う っ ! う ぅ …。

くっ … ヒザシ お前 …。 ||おまえ

( ヒザシ ) 私 に 行か せて ください 。 |わたくし||いか||

お … お前 に は … ネジ だって いる 。 |おまえ|||||

( ヒアシ ) なぜ 宗 家 の ため に 死 を 選ぶ …。 ||はじめ|いえ||||し||えらぶ

それ は 違い ます 。 ||ちがい|

私 は 宗 家 を 恨んで き ました 。 わたくし||はじめ|いえ||うらんで||

正直 今 で も 憎い 。 しょうじき|いま|||にくい

だからこそ あなた を 宗 家 と して で は なく ➡ |||はじめ|いえ|||||

私 の 兄 と して 守って 死に たい のです 。 わたくし||あに|||まもって|しに||の です

そう なる こと が 私 に とって ➡ ||||わたくし||

初めて の 選ぶ こと が できる 自由な のです 。 はじめて||えらぶ||||じゆうな|の です

ネジ に は 私 の 醜い 姿 ばかり を 見せて き ました 。 |||わたくし||みにくい|すがた|||みせて||

だから ネジ に は こう 伝えて ください 。 |||||つたえて|

私 は 宗 家 を 守る ため に 殺さ れる ので は なく ➡ わたくし||はじめ|いえ||まもる|||ころさ||||

ネジ や 兄弟 家族 ➡ ||きょうだい|かぞく

そして 里 を 守る ため に ➡ |さと||まもる||

自ら の 意志 で 死 を 選んだ のだ と 。 おのずから||いし||し||えらんだ||

自ら … 死 を 選ぶ こと が ➡ おのずから|し||えらぶ||

自由だ と いう の か ? じゆうだ||||

兄さん 私 は 一 度 で いい 。 にいさん|わたくし||ひと|たび||

日向 の 運命 に 逆らって み たく なった 。 ひゅうが||うんめい||さからって|||

ただ それ だけ だ よ ))

わかる か ? あの とき そう 言わ ざる を え なかった ➡ |||||いわ||||

あの 男 の 気持 が 。 |おとこ||きもち|

木 ノ 葉 隠れ に おいて 彼 が 死な ねば なら ない ➡ き||は|かくれ|||かれ||しな|||

運命 を 変える こと は でき ない 。 うんめい||かえる||||

かろうじて 最後に 残さ れた 自由 は ➡ |さいごに|のこさ||じゆう|

自分 は 愛する 者 を 守る ため に 死んだ と ➡ じぶん||あいする|もの||まもる|||しんだ|

自分 自身 に 言い訳 する こと だけ 。 じぶん|じしん||いい わけ|||

違う ! 木 ノ 葉 は そんな ふうじゃ ねえ って ば よ ! ちがう|き||は|||||||

私 も それ を 期待 して いる 。 え ? わたくし||||きたい|||

今 は 若い 忍 の 世代 に なり ➡ いま||わかい|おし||せだい||

何 か が 変わって いる ので は ない か と 。 なん|||かわって||||||

あっ ああ …。

しかし お前たち は すでに ➡ |おまえたち||

木 ノ 葉 隠れ の 掟 に がんじがらめ に なって いた 。 き||は|かくれ||おきて|||||

若い 忍 に も 里 の 未来 に も 。 わかい|おし|||さと||みらい||

里 の 未来 を 変える 選択 の 余地 など ない こと が わかった 。 さと||みらい||かえる|せんたく||よち|||||

そんな こと は ねえ って ば …。

それ が わかった と して どう する つもりだ ?

里 の 内側 から 変え られ ない の なら ➡ さと||うちがわ||かえ||||

外 から 力ずく で 変える しか ない 。 がい||ちからずく||かえる||

どう だ ? 私 に ついてくる 気 は ない か ? ||わたくし|||き|||

ネジ … まさか !

( 自 来 也 ) こんな ところ に 隠れて おる と は のう 。 じ|らい|や||||かくれて||||

ハッ 久しぶりだ のう 大 蛇 丸 。 |ひさしぶりだ||だい|へび|まる

皆様 お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

今日 も 皆さん に 喜んで いただける 歌 を ➡ きょう||みなさん||よろこんで||うた|

選んだ つもりです 。 えらんだ|つもり です

どうぞ 最後 まで ご ゆっくり ご 覧 ください 。 |さいご|||||み|

今回 の オ ー プニング は 男 ・ 女 うた 世界 を テ ー マ に ➡ こんかい||||||おとこ|おんな||せかい|||||