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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン19 - 400 - 体術使いとして...

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 400 - 体 術 使い と して ...

( リ ー ) シラ 君 に は 忍術 や 幻 術 を 扱う スキル が ほとんど ない 。

( リ ー ) シラ 君 は 僕 と 同じ 体 術 しか でき ない 忍 な んです 。

( セン ) あんた 気づいて た の ね 。

( リ ー ) 昨日 彼 と 手 合わせ を した とき に わかり ました 。

忍術 や 幻 術 を 使える 人 たち に は わから ない かも しれ ませ ん 。

とても 繊細で 特殊な 僕 と 似た 感じ が した んです 。

( セン ) そこ まで 気づか れて る ん なら 話す わ 。

砂 隠れ じゃ 先代 の 風 影 様 まで ➡

シラ の ような 人 たち は 忍 と 認め られ なかった の よ 。

( リ ー ) そんな ! シラ 君 ほど の 体 術 使い で も です か ?

そう よ だ から シラ は つい この 前 まで アカデミ ー に も 行け ず ➡

みんな から 仲間外れ に さ れて た 。

(( あっ 。 (3 人 ) あっ 。

お いっ 忍術 使え ない やつ が 何 見て んだ よ !

( シラ ) う っ 。

向こう 行け ! お前 の ダメダメ が うつる だ ろ ))

( 笑い声 )

( セン ) でも シラ は 諦め なかった 。

自分 を 信じて 。

(( シラ : は ~!

ふ っ は っ で やっ !

ふ っ は っ だっ …。

ふ っ ふ っ は っ …。

ふ っ は っ ふ っ …))

( セン ) ずっと 一 人 で 体 術 を 磨き 続けた 。

でも 時代 は 変わった 。

四 代 目 風 影 亡き あと ➡

しばらく 空席 だった 五 代 目 風 影 の 座 に ➡

我 愛 羅 様 が おさまった の よ 。

以前 の 我 愛 羅 様 を 知る 人々 は 里 が 恐ろしい こと に なる と 噂 した 。

けど 実際 は 違った わ 。

我 愛 羅 様 は 人々 の 意見 を 聞き入れ ➡

次々 と 先代 の 因習 を 断ち切り 里 の 改革 を 進めた の よ 。

(( ヨメ : あれ が 我 愛 羅 様 ?

ああ ガキ の 頃 一緒に 遊んで た テマリ の 弟 だ 。

( 我 愛 羅 ) あそこ に は 砂防 の ため の ➡

巨大 岩 が あった はずだ が ?

そ それ が …。

これ を 壊した 者 を 呼べ 。

シラ と 言った な 。

あれ は 里 を 守る ため の 岩 と 知っていた はず 。

なぜ 倒した ?

申し訳 あり ませ ん 。

倒す つもりで は あり ませ ん でした 。

あの 岩 は 私 に とって も 大切な 修業 相手 でした 。

修業 で 倒した と いう の か ?

お前 は アカデミ ー の 生徒 で は ない と 聞いた が 。

はい 私 に は 忍術 や 幻 術 の スキル が ほとんど あり ませ ん 。

この 里 の 決まり で は ➡

私 の ような 者 が 忍 に なる こと は 許さ れて い ない のです 。

それ で 一 人 で 修業 を 続けて いた と いう の か …。

おもしろい 。

あの 岩 と お前 と どちら が 価値 が ある の か ➡

見極め させて もらおう か 。

♪♪~

う ぉ ~!

見事な こぶし だ 。

あっ 失礼 し ました 。

アカデミ ー に 行け ない お前 が ここ まで 技 を 磨く に は ➡

俺 の 想像 も でき ない 努力 が あった はずだ 。

( 我 愛 羅 ) 先代 が 定めた 決め 事 は 今 を もって 廃止 する 。

シラ 忍 に なれ 。

俺 は 以前 木 ノ 葉 で ➡

お前 と 同じ ような 者 と 出会った こと が ある 。

う ぉ ~!

こっち です よ !

うわ っ !

( 我 愛 羅 ) その者 は たゆま ぬ 努力 で 立派な 忍 と なって いる 。

シラ お前 なら その者 に も 劣ら ぬ 忍 と なろう ))

それ で シラ は やっと 忍 に なる こと が できた の よ 。

我 愛 羅 様 は それ だけ じゃ なく ➡

シラ の 人柄 を 見込んで 自分 の 体 術 指南 役 に 取り上げた わ 。

風 影 の 体 術 指南 って いったら 大 出世 じゃ ないで す か !

でも それ を 快く 思わ ない 連中 も 多く いる の 。

( ネジ ) つい この 前 まで 自分 より 下 だ と 思って いた やつ が ➡

大 出世 を とげれば 妬む やつ も 出て くる ➡

と いう わけ か 。

人 の 意識 が 変わる に は 長い 時間 が かかる 。

そう か だ から シラ 君 は あんな こと を …。

(( お前 が 何 を 感じた か は 知ら ない 。

だが 生まれ の 不幸 を 嘆いて も 意味 など ない 。

その 不幸 を 含めて 人生 は ひと つ しか ない から な ))

《 リ ー : シラ 君 キミ は すごい 努力 を して きた 。

なのに キミ を こんなに した 連中 を 僕 は 許せ ない !》

( テンテン ) リ ー !

あの バカ ! まさか さっき の 連中 を …。

《 チャクラ を 上手く 使え ず ずっと バカ に さ れ 続けて …》

(( ハハッ ! バ ~ カ ! お前 が 忍者 に なれる わけ ねえ だ ろ !

だいたい 忍術 使え ない やつ が 忍者 に なれる わけ ねえ じゃ ん 。

なぁ ? なれ ます !

って いう か よ 人並み 以下 の 体 術 以外 何も でき ねえ お前 が ➡

この 忍術 アカデミ ー に いる こと 自体 ナンセンス な んだ ぜ 。

ヘッ お前 ここ で 何て 呼ば れて っか 知って っか ?

あっ あ ~!

( ガイ ) ついに 今日 から お前たち も 下 忍 に なった 。

そこ で お前たち の 目指す もの を 聞いて み たい 。

答え たく ない 。 先生 !

たとえ 忍術 や 幻 術 は 使え なくて も ➡

立派な 忍者 に なれる こと を 証明 し たい んです 。

それ が 僕 の すべて です 。

フッ 。 キミ ! 何 が おかしい !

お前 忍術 も 幻 術 も 使え ない って 時点 で 忍者 じゃ ないだ ろ 。

( リ ー ) うわ ぁ !

( テンテン ) リ ー ! ほんと あんた って ば 懲り ない んだ から 。

勝て っこ ない でしょ 。 ネジ は あんた と 違って ➡

天才 な んだ から 。

無駄だ よ リ ー 。 いかに 努力 した ところ で ➡

お前 に 俺 は 倒せ ない 。 これ は 決まって いる こと だ 。

くっ …。

ハイ ! ハイ ! ハイ ! ハイ !

腕 立て 500 回 連続 で でき なければ ➡

縄跳び 1,200 回 二 重 跳び で !

1,200 回 でき なかったら 丸太 蹴り 2,000 回 !

1,116… 1,117!

あっ !

くっ … う ぅ …。

リ ー よ もう 休憩 か ?

何の 用 です か ? ガイ 先生 。

この 前 の 任務 で の 失敗 なら もう 詫びた はずです 。

確かに … お前 は ネジ と は 違う 。

忍術 や 幻 術 の 天才 でも なければ 体 術 の 天才 で も ない 。

けど なぁ リ ー 。

お前 も ネジ を こえる 力 を …。

その 可能 性 を 秘めて る 天才 な んだ ぞ 。

気休め なら やめて ください 。

気休め でも なんでもない 。

なぜなら リ ー お前 は 努力 の 天才 だ 。 あっ !

自分 を 信じ ない やつ なんか に 努力 する 価値 は ない !))

《 僕 も ずっと 自分 を 信じて 努力 して き ました 。

シラ 君 キミ は まるで もう 一 人 の 僕 じゃ ないで す か !

いや アカデミ ー に 行け なかった キミ は ➡

僕 以上 の 思い で 修業 を 続けて きた はず 。

その 努力 を 侮辱 した 人 は 僕 が 絶対 に 許さ ない !》

くっ …。

これ は !

った く ! お前たち が 逃げ出さ なきゃ ➡

巻物 を 手 に 入れ られた のに な !

あの 白 眼 の 班 は シラ が いちばん 警戒 して いた やつ だ 。

敬遠 する に こした こと は ない 。 チッ !

それ より あいつ ら は 追いついて こ ない だろう な ?

ありったけ の 起爆 札 を 使 っち まった が ➡

あの 辺り は もともと 地下 空洞 の 多い 場所 だ から な 。

思った より で かい 崖 が できた 。

あれ を 避けて くる に は 時間 が かかる 。

( リ ー ) 果たして そう でしょう か ?

誰 だ ?

木 ノ 葉 の 美しき 碧 き 野獣 ロック ・ リ ー !

お前 は さっき の !

キミ たち が シラ 君 に した こと は 許せ ませ ん !

シラ 君 に 謝って ください !

俺 たち が シラ に 謝る だ と ?

こいつ 木 ノ 葉 の くせ に シラ の 味方 を する つもり か ?

努力 を 信じる 人 の 前 に 敵 も 味方 も あり ませ ん !

それ より 貴 様 ! どう やって あの 谷 を !

僕 に は 努力 と いう 見え ない 翼 が あり ます !

(( う お ~ っ !!

で や ぁ ~!))

努力 は 時に 不可能 を 可能に する 無限の 翼 と なる んです 。

キミ たち が 謝る まで 僕 の 怒り は おさまり ませ ん !

好きに さ せる か 。

お前 の 弱点 は わかって る 。

風 遁 砂 塵 旋風 。

あっ 。

セイヤ ー !

うわ っ !

クッ 幻 術 。

お前 は シラ と 同じ 体 術 特化 型 だ 。

なら その 弱点 を つく まで 。

卑怯 です ! 正々堂々と 戦って ください 。

ぐ っ う っ !

何 が 卑怯 だ 。 忍術 を 使え ない お前 が 悪い の さ 。

《 この 砂 塵 旋風 の 中 で は ➡

無数の 砂 が ぶつかり合って 強力な 電磁 波 を 生み出す 。

そして 中 に 閉じ込め られた 人間 は ➡

その 影響 で 幻影 を 見 続ける 》

そろそろ とどめ だ 。

なに !?

ネジ 。

もう 1 人 で 6 人 相手 なんて 無 茶 な んだ から 。

テンテン キミ たち も あの 谷 を 越え られた んです ね 。

あんた に できて 私 たち に でき ない わけない でしょ 。

クソ …。

俺 たち は チ ー ム だ 。 勝手な 行動 は 慎め 。

すみません 。 でも どうしても 我慢 が 。

だが こう なって は しかたがない 。

行く ぞ テンテン 。 そう こ なくっちゃ !

八 卦 六十四 掌 。

うわ ぁ ~! ぐ あっ !

は ぁ ~!

はっ !

なんだ こいつ ら 。 めちゃくちゃ つえ ぇぞ 。

僕 に も 今 まで の 借り を 返さ せて ください 。

木 ノ 葉 大 烈風 !

( シラ ) 待って くれ リ ー 。 あっ 。

もう 許して やって くれ 。 シラ 君 。

なぜ です ? なぜ かばう んです ?

彼ら は キミ を 裏切って ひどい 目 に あわせた んです よ ?

わかって る 。 だが それ は どう で も いい こと だ 。

どうでも いい って どういう こと です か ?

彼ら に 認めて もらえ ない 俺 が 悪い 。 そういう こと だ 。

( シラ ) 言った はずだ 。 生まれ の つら さ を 含めて ➡

それ が 俺 の 人生 だ と 。

俺 は 誰 も 恨んで など いない 。 誰 も 憎んで も い ない 。

すべて を 含めて 俺 の 人生 だ 。

すべて は 俺 の 努力 が 足りない せい だ 。

俺 は 俺 の 人生 を 誰 の せい に も し たく ない 。

シラ 君 … キミ の 努力 が 足りない なんて …。

う っ う ぅ … うわ ~ ん !

シラ 君 ! あなた は 男 の 中 の 男 だ 。

忍 の 中 の 忍 だ ! 僕 は 今 最高に 感動 して い ます 。

ガイ 先生 以来 あなた の ような すばらしい 人 に ➡

出会った こと が あり ませ ん !

まったく 大げさな んだ から 。 もらい泣き し そうだった のに ➡

引っ込んだ わ 。 フッ 。

これ を 持っていって くれ 。 これ で どちら か の 1 チ ー ム は ➡

合格 できる はずだ 。 えっ 。

まったく どこ まで お人好しな の よ 。

つきあわ さ れる 身 に も なって ほしい わ ね 。

ごめんなさい ! なんで あんた が 謝 ん の よ 。

あっ ! そう でした 。

だが これ を 受け取ったら お前たち は 。

俺 たち の 分 は 自分 たち で 何とか する 。

どうして そこ まで する 。 我 愛 羅 の ため か ?

あいつ は 前 まで 誰 でも 殺す 残忍な 忍 だった 。

それ が 簡単に 変わる か よ 。

それ は わかって いる 。 だが 我 愛 羅 様 は 俺 と 同じだ 。

そう 思った んだ 。

( シラ ) 一緒に 修業 を して いて よく わかる 。

我 愛 羅 様 は 悔やんで いる 今 まで の 行い を 。

そして それ が 簡単に 償 える もの で ない こと も ➡

よく 知って おら れる 。

だが それ でも 我 愛 羅 様 は 前 に 進もう と して いる 。

人 が どう 思おう と 努力 し 続ける こと が ➡

今 の 自分 に できる ベスト だ と 信じて いる から だ 。

今 の 自分 は 問題 じゃ ない 。

未来 の 自分 が 恥ずかしく なければ それ で いい 。

うわ ぁ ~。

キミ は なんて いい こと を 言う んだ 。

そう です 。 未来 の 自分 が 恥ずかしく なければ ➡

それ で いい んです 。 は いはい 。

わかった から ちょっと 黙って て 。

それ は 受け取れ ない 。

えっ ?

おい お前たち の 巻物 を 。

どうして ?

俺 たち に だって プライド が ある んだ よ 。

今 の 戦い は 俺 たち の 負け だ 。

だから 巻物 は 渡す 。

だが 俺 たち だって このまま 終わる つもり は ない 。

自分 たち の 巻物 は 他の 連中 から 奪って みせる 。

行く ぞ 。

どうして 彼ら は …。

やつ ら も 未来 に 恥じ ない 自分 を 見つける 気 に なった と いう こと だ 。

( リ ー ) シラ 君 ! あっ 。

あの ありがとう ございました 。

あんた たち の おかげ で ➡

砂 隠れ に も シラ の 居場所 が 出来る かも しれ ない わ 。

俺 たち の 力 で は ない 。

シラ 自身 の 力 と うち の 体 術 バカ の おかげ だ 。

あいつ まっすぐ で ちょっと シラ に 似て る かも 。

えっ それ は あの 変な 服 も 髪形 も まゆ毛 も …。

絶対 に 似て ない 。

そう ね あいつ は ナルト に 次ぐ バカ だ から 。

ナルト ? うち の 里 の 忍 だ 。

今 は 旅 に 出て いる が な 。

そう いえば 聞いた こと が ある 。

我 愛 羅 様 の 気持 を 変えた 忍 が いる って 。

それ が 確か ナルト 。

あいつ 今頃 何 を やって いる か 。

あっ 。

う お ~!

ネジ テンテン !

これ は 二 次 試験 と は まったく 関係ない こと です が ➡

お 願い が あり ます 。

あちゃ ~ やっぱり 言いだした か 。

(2 人 ) ん ?

僕 は あの とき の ような 思い は 二度と し たく ない 。

《 サスケ 君 は 僕 が かなわなかった あの 砂 の 我 愛 羅 と 。

そして ナルト 君 は ➡

僕 が 倒し たい と 願い 続けた あの ネジ を …。

なんで だ なんで こんなに …》

どうせ 止めた って 聞か ない んだ ろ ?

はい !

シラ 君 僕 は キミ と 戦って み たい 。

同じ 体 術 を きわめる 者 同士 と して ➡

僕 と 戦って ください 。

もし 戦える なら 僕 は この 中 忍 試験 で ➡

思い残す こと は あり ませ ん !

いい だろう 望む ところ だ リ ー 。

俺 も 内心 キミ と ずっと 戦って み たかった 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 400 - 体 術 使い と して ... ||しっぷう|つたい|しーずん|からだ|じゅつ|つかい||

( リ ー ) シラ 君 に は 忍術 や 幻 術 を 扱う スキル が ほとんど ない 。 |||きみ|||にんじゅつ||まぼろし|じゅつ||あつかう||||

( リ ー ) シラ 君 は 僕 と 同じ 体 術 しか でき ない 忍 な んです 。 |||きみ||ぼく||おなじ|からだ|じゅつ||||おし||ん です

( セン ) あんた 気づいて た の ね 。 ||きづいて|||

( リ ー ) 昨日 彼 と 手 合わせ を した とき に わかり ました 。 ||きのう|かれ||て|あわせ||||||

忍術 や 幻 術 を 使える 人 たち に は わから ない かも しれ ませ ん 。 にんじゅつ||まぼろし|じゅつ||つかえる|じん|||||||||

とても 繊細で 特殊な 僕 と 似た 感じ が した んです 。 |せんさいで|とくしゅな|ぼく||にた|かんじ|||ん です

( セン ) そこ まで 気づか れて る ん なら 話す わ 。 |||きづか|||||はなす|

砂 隠れ じゃ 先代 の 風 影 様 まで ➡ すな|かくれ||せんだい||かぜ|かげ|さま|

シラ の ような 人 たち は 忍 と 認め られ なかった の よ 。 |||じん|||おし||みとめ||||

( リ ー ) そんな ! シラ 君 ほど の 体 術 使い で も です か ? ||||きみ|||からだ|じゅつ|つかい||||

そう よ だ から シラ は つい この 前 まで アカデミ ー に も 行け ず ➡ ||||||||ぜん||||||いけ|

みんな から 仲間外れ に さ れて た 。 ||なかまはずれ||||

(( あっ 。 (3 人 ) あっ 。 |じん|

お いっ 忍術 使え ない やつ が 何 見て んだ よ ! ||にんじゅつ|つかえ||||なん|みて||

( シラ ) う っ 。

向こう 行け ! お前 の ダメダメ が うつる だ ろ )) むこう|いけ|おまえ||||||

( 笑い声 ) わらいごえ

( セン ) でも シラ は 諦め なかった 。 ||||あきらめ|

自分 を 信じて 。 じぶん||しんじて

(( シラ : は ~!

ふ っ は っ で やっ !

ふ っ は っ だっ …。

ふ っ ふ っ は っ …。

ふ っ は っ ふ っ …))

( セン ) ずっと 一 人 で 体 術 を 磨き 続けた 。 ||ひと|じん||からだ|じゅつ||みがき|つづけた

でも 時代 は 変わった 。 |じだい||かわった

四 代 目 風 影 亡き あと ➡ よっ|だい|め|かぜ|かげ|なき|

しばらく 空席 だった 五 代 目 風 影 の 座 に ➡ |くうせき||いつ|だい|め|かぜ|かげ||ざ|

我 愛 羅 様 が おさまった の よ 。 われ|あい|ら|さま||||

以前 の 我 愛 羅 様 を 知る 人々 は 里 が 恐ろしい こと に なる と 噂 した 。 いぜん||われ|あい|ら|さま||しる|ひとびと||さと||おそろしい|||||うわさ|

けど 実際 は 違った わ 。 |じっさい||ちがった|

我 愛 羅 様 は 人々 の 意見 を 聞き入れ ➡ われ|あい|ら|さま||ひとびと||いけん||ききいれ

次々 と 先代 の 因習 を 断ち切り 里 の 改革 を 進めた の よ 。 つぎつぎ||せんだい||いんしゅう||たちきり|さと||かいかく||すすめた||

(( ヨメ : あれ が 我 愛 羅 様 ? |||われ|あい|ら|さま

ああ ガキ の 頃 一緒に 遊んで た テマリ の 弟 だ 。 |||ころ|いっしょに|あそんで||||おとうと|

( 我 愛 羅 ) あそこ に は 砂防 の ため の ➡ われ|あい|ら||||さぼう|||

巨大 岩 が あった はずだ が ? きょだい|いわ||||

そ それ が …。

これ を 壊した 者 を 呼べ 。 ||こわした|もの||よべ

シラ と 言った な 。 ||いった|

あれ は 里 を 守る ため の 岩 と 知っていた はず 。 ||さと||まもる|||いわ||しっていた|

なぜ 倒した ? |たおした

申し訳 あり ませ ん 。 もうし わけ|||

倒す つもりで は あり ませ ん でした 。 たおす||||||

あの 岩 は 私 に とって も 大切な 修業 相手 でした 。 |いわ||わたくし||||たいせつな|しゅぎょう|あいて|

修業 で 倒した と いう の か ? しゅぎょう||たおした||||

お前 は アカデミ ー の 生徒 で は ない と 聞いた が 。 おまえ|||||せいと|||||きいた|

はい 私 に は 忍術 や 幻 術 の スキル が ほとんど あり ませ ん 。 |わたくし|||にんじゅつ||まぼろし|じゅつ|||||||

この 里 の 決まり で は ➡ |さと||きまり||

私 の ような 者 が 忍 に なる こと は 許さ れて い ない のです 。 わたくし|||もの||おし|||||ゆるさ||||の です

それ で 一 人 で 修業 を 続けて いた と いう の か …。 ||ひと|じん||しゅぎょう||つづけて|||||

おもしろい 。

あの 岩 と お前 と どちら が 価値 が ある の か ➡ |いわ||おまえ||||かち||||

見極め させて もらおう か 。 みきわめ|さ せて||

♪♪~

う ぉ ~!

見事な こぶし だ 。 みごとな||

あっ 失礼 し ました 。 |しつれい||

アカデミ ー に 行け ない お前 が ここ まで 技 を 磨く に は ➡ |||いけ||おまえ||||わざ||みがく||

俺 の 想像 も でき ない 努力 が あった はずだ 。 おれ||そうぞう||||どりょく|||

( 我 愛 羅 ) 先代 が 定めた 決め 事 は 今 を もって 廃止 する 。 われ|あい|ら|せんだい||さだめた|きめ|こと||いま|||はいし|

シラ 忍 に なれ 。 |おし||

俺 は 以前 木 ノ 葉 で ➡ おれ||いぜん|き||は|

お前 と 同じ ような 者 と 出会った こと が ある 。 おまえ||おなじ||もの||であった|||

う ぉ ~!

こっち です よ !

うわ っ !

( 我 愛 羅 ) その者 は たゆま ぬ 努力 で 立派な 忍 と なって いる 。 われ|あい|ら|そのもの||||どりょく||りっぱな|おし|||

シラ お前 なら その者 に も 劣ら ぬ 忍 と なろう )) |おまえ||そのもの|||おとら||おし||

それ で シラ は やっと 忍 に なる こと が できた の よ 。 |||||おし|||||||

我 愛 羅 様 は それ だけ じゃ なく ➡ われ|あい|ら|さま|||||

シラ の 人柄 を 見込んで 自分 の 体 術 指南 役 に 取り上げた わ 。 ||ひとがら||みこんで|じぶん||からだ|じゅつ|しなん|やく||とりあげた|

風 影 の 体 術 指南 って いったら 大 出世 じゃ ないで す か ! かぜ|かげ||からだ|じゅつ|しなん|||だい|しゅっせ||||

でも それ を 快く 思わ ない 連中 も 多く いる の 。 |||こころよく|おもわ||れんちゅう||おおく||

( ネジ ) つい この 前 まで 自分 より 下 だ と 思って いた やつ が ➡ |||ぜん||じぶん||した|||おもって|||

大 出世 を とげれば 妬む やつ も 出て くる ➡ だい|しゅっせ|||ねたむ|||でて|

と いう わけ か 。

人 の 意識 が 変わる に は 長い 時間 が かかる 。 じん||いしき||かわる|||ながい|じかん||

そう か だ から シラ 君 は あんな こと を …。 |||||きみ||||

(( お前 が 何 を 感じた か は 知ら ない 。 おまえ||なん||かんじた|||しら|

だが 生まれ の 不幸 を 嘆いて も 意味 など ない 。 |うまれ||ふこう||なげいて||いみ||

その 不幸 を 含めて 人生 は ひと つ しか ない から な )) |ふこう||ふくめて|じんせい|||||||

《 リ ー : シラ 君 キミ は すごい 努力 を して きた 。 |||きみ||||どりょく|||

なのに キミ を こんなに した 連中 を 僕 は 許せ ない !》 |||||れんちゅう||ぼく||ゆるせ|

( テンテン ) リ ー !

あの バカ ! まさか さっき の 連中 を …。 |||||れんちゅう|

《 チャクラ を 上手く 使え ず ずっと バカ に さ れ 続けて …》 ||うまく|つかえ|||||||つづけて

(( ハハッ ! バ ~ カ ! お前 が 忍者 に なれる わけ ねえ だ ろ ! |||おまえ||にんじゃ||||||

だいたい 忍術 使え ない やつ が 忍者 に なれる わけ ねえ じゃ ん 。 |にんじゅつ|つかえ||||にんじゃ||||||

なぁ ? なれ ます !

って いう か よ 人並み 以下 の 体 術 以外 何も でき ねえ お前 が ➡ ||||ひとなみ|いか||からだ|じゅつ|いがい|なにも|||おまえ|

この 忍術 アカデミ ー に いる こと 自体 ナンセンス な んだ ぜ 。 |にんじゅつ||||||じたい||||

ヘッ お前 ここ で 何て 呼ば れて っか 知って っか ? |おまえ|||なんて|よば|||しって|

あっ あ ~!

( ガイ ) ついに 今日 から お前たち も 下 忍 に なった 。 ||きょう||おまえたち||した|おし||

そこ で お前たち の 目指す もの を 聞いて み たい 。 ||おまえたち||めざす|||きいて||

答え たく ない 。 先生 ! こたえ|||せんせい

たとえ 忍術 や 幻 術 は 使え なくて も ➡ |にんじゅつ||まぼろし|じゅつ||つかえ||

立派な 忍者 に なれる こと を 証明 し たい んです 。 りっぱな|にんじゃ|||||しょうめい|||ん です

それ が 僕 の すべて です 。 ||ぼく|||

フッ 。 キミ ! 何 が おかしい ! ||なん||

お前 忍術 も 幻 術 も 使え ない って 時点 で 忍者 じゃ ないだ ろ 。 おまえ|にんじゅつ||まぼろし|じゅつ||つかえ|||じてん||にんじゃ|||

( リ ー ) うわ ぁ !

( テンテン ) リ ー ! ほんと あんた って ば 懲り ない んだ から 。 |||||||こり|||

勝て っこ ない でしょ 。 ネジ は あんた と 違って ➡ かて||||||||ちがって

天才 な んだ から 。 てんさい|||

無駄だ よ リ ー 。 いかに 努力 した ところ で ➡ むだだ|||||どりょく|||

お前 に 俺 は 倒せ ない 。 これ は 決まって いる こと だ 。 おまえ||おれ||たおせ||||きまって|||

くっ …。

ハイ ! ハイ ! ハイ ! ハイ !

腕 立て 500 回 連続 で でき なければ ➡ うで|たて|かい|れんぞく|||

縄跳び 1,200 回 二 重 跳び で ! なわとび|かい|ふた|おも|とび|

1,200 回 でき なかったら 丸太 蹴り 2,000 回 ! かい|||まるた|けり|かい

1,116… 1,117!

あっ !

くっ … う ぅ …。

リ ー よ もう 休憩 か ? ||||きゅうけい|

何の 用 です か ? ガイ 先生 。 なんの|よう||||せんせい

この 前 の 任務 で の 失敗 なら もう 詫びた はずです 。 |ぜん||にんむ|||しっぱい|||わびた|はず です

確かに … お前 は ネジ と は 違う 。 たしかに|おまえ|||||ちがう

忍術 や 幻 術 の 天才 でも なければ 体 術 の 天才 で も ない 。 にんじゅつ||まぼろし|じゅつ||てんさい|||からだ|じゅつ||てんさい|||

けど なぁ リ ー 。

お前 も ネジ を こえる 力 を …。 おまえ|||||ちから|

その 可能 性 を 秘めて る 天才 な んだ ぞ 。 |かのう|せい||ひめて||てんさい|||

気休め なら やめて ください 。 きやすめ|||

気休め でも なんでもない 。 きやすめ||

なぜなら リ ー お前 は 努力 の 天才 だ 。 あっ ! |||おまえ||どりょく||てんさい||

自分 を 信じ ない やつ なんか に 努力 する 価値 は ない !)) じぶん||しんじ|||||どりょく||かち||

《 僕 も ずっと 自分 を 信じて 努力 して き ました 。 ぼく|||じぶん||しんじて|どりょく|||

シラ 君 キミ は まるで もう 一 人 の 僕 じゃ ないで す か ! |きみ|||||ひと|じん||ぼく||||

いや アカデミ ー に 行け なかった キミ は ➡ ||||いけ|||

僕 以上 の 思い で 修業 を 続けて きた はず 。 ぼく|いじょう||おもい||しゅぎょう||つづけて||

その 努力 を 侮辱 した 人 は 僕 が 絶対 に 許さ ない !》 |どりょく||ぶじょく||じん||ぼく||ぜったい||ゆるさ|

くっ …。

これ は !

った く ! お前たち が 逃げ出さ なきゃ ➡ ||おまえたち||にげださ|

巻物 を 手 に 入れ られた のに な ! まきもの||て||いれ|||

あの 白 眼 の 班 は シラ が いちばん 警戒 して いた やつ だ 。 |しろ|がん||はん|||||けいかい||||

敬遠 する に こした こと は ない 。 チッ ! けいえん|||||||

それ より あいつ ら は 追いついて こ ない だろう な ? |||||おいついて||||

ありったけ の 起爆 札 を 使 っち まった が ➡ ||きばく|さつ||つか|||

あの 辺り は もともと 地下 空洞 の 多い 場所 だ から な 。 |あたり|||ちか|くうどう||おおい|ばしょ|||

思った より で かい 崖 が できた 。 おもった||||がけ||

あれ を 避けて くる に は 時間 が かかる 。 ||さけて||||じかん||

( リ ー ) 果たして そう でしょう か ? ||はたして|||

誰 だ ? だれ|

木 ノ 葉 の 美しき 碧 き 野獣 ロック ・ リ ー ! き||は||うつくしき|みどり||やじゅう|||

お前 は さっき の ! おまえ|||

キミ たち が シラ 君 に した こと は 許せ ませ ん ! ||||きみ|||||ゆるせ||

シラ 君 に 謝って ください ! |きみ||あやまって|

俺 たち が シラ に 謝る だ と ? おれ|||||あやまる||

こいつ 木 ノ 葉 の くせ に シラ の 味方 を する つもり か ? |き||は||||||みかた||||

努力 を 信じる 人 の 前 に 敵 も 味方 も あり ませ ん ! どりょく||しんじる|じん||ぜん||てき||みかた||||

それ より 貴 様 ! どう やって あの 谷 を ! ||とうと|さま||||たに|

僕 に は 努力 と いう 見え ない 翼 が あり ます ! ぼく|||どりょく|||みえ||つばさ|||

(( う お ~ っ !!

で や ぁ ~!))

努力 は 時に 不可能 を 可能に する 無限の 翼 と なる んです 。 どりょく||ときに|ふかのう||かのうに||むげんの|つばさ|||ん です

キミ たち が 謝る まで 僕 の 怒り は おさまり ませ ん ! |||あやまる||ぼく||いかり||||

好きに さ せる か 。 すきに|||

お前 の 弱点 は わかって る 。 おまえ||じゃくてん|||

風 遁 砂 塵 旋風 。 かぜ|とん|すな|ちり|せんぷう

あっ 。

セイヤ ー !

うわ っ !

クッ 幻 術 。 |まぼろし|じゅつ

お前 は シラ と 同じ 体 術 特化 型 だ 。 おまえ||||おなじ|からだ|じゅつ|とっか|かた|

なら その 弱点 を つく まで 。 ||じゃくてん|||

卑怯 です ! 正々堂々と 戦って ください 。 ひきょう||せいせいどうどうと|たたかって|

ぐ っ う っ !

何 が 卑怯 だ 。 忍術 を 使え ない お前 が 悪い の さ 。 なん||ひきょう||にんじゅつ||つかえ||おまえ||わるい||

《 この 砂 塵 旋風 の 中 で は ➡ |すな|ちり|せんぷう||なか||

無数の 砂 が ぶつかり合って 強力な 電磁 波 を 生み出す 。 むすうの|すな||ぶつかりあって|きょうりょくな|でんじ|なみ||うみだす

そして 中 に 閉じ込め られた 人間 は ➡ |なか||とじこめ||にんげん|

その 影響 で 幻影 を 見 続ける 》 |えいきょう||げんえい||み|つづける

そろそろ とどめ だ 。

なに !?

ネジ 。

もう 1 人 で 6 人 相手 なんて 無 茶 な んだ から 。 |じん||じん|あいて||む|ちゃ|||

テンテン キミ たち も あの 谷 を 越え られた んです ね 。 |||||たに||こえ||ん です|

あんた に できて 私 たち に でき ない わけない でしょ 。 |||わたくし||||||

クソ …。

俺 たち は チ ー ム だ 。 勝手な 行動 は 慎め 。 おれ|||||||かってな|こうどう||つつしめ

すみません 。 でも どうしても 我慢 が 。 |||がまん|

だが こう なって は しかたがない 。 ||||しかたが ない

行く ぞ テンテン 。 そう こ なくっちゃ ! いく|||||

八 卦 六十四 掌 。 やっ|け|ろくじゅうし|てのひら

うわ ぁ ~! ぐ あっ !

は ぁ ~!

はっ !

なんだ こいつ ら 。 めちゃくちゃ つえ ぇぞ 。

僕 に も 今 まで の 借り を 返さ せて ください 。 ぼく|||いま|||かり||かえさ||

木 ノ 葉 大 烈風 ! き||は|だい|れっぷう

( シラ ) 待って くれ リ ー 。 あっ 。 |まって||||

もう 許して やって くれ 。 シラ 君 。 |ゆるして||||きみ

なぜ です ? なぜ かばう んです ? ||||ん です

彼ら は キミ を 裏切って ひどい 目 に あわせた んです よ ? かれら||||うらぎって||め|||ん です|

わかって る 。 だが それ は どう で も いい こと だ 。

どうでも いい って どういう こと です か ?

彼ら に 認めて もらえ ない 俺 が 悪い 。 そういう こと だ 。 かれら||みとめて|||おれ||わるい|||

( シラ ) 言った はずだ 。 生まれ の つら さ を 含めて ➡ |いった||うまれ|||||ふくめて

それ が 俺 の 人生 だ と 。 ||おれ||じんせい||

俺 は 誰 も 恨んで など いない 。 誰 も 憎んで も い ない 。 おれ||だれ||うらんで|||だれ||にくんで|||

すべて を 含めて 俺 の 人生 だ 。 ||ふくめて|おれ||じんせい|

すべて は 俺 の 努力 が 足りない せい だ 。 ||おれ||どりょく||たりない||

俺 は 俺 の 人生 を 誰 の せい に も し たく ない 。 おれ||おれ||じんせい||だれ|||||||

シラ 君 … キミ の 努力 が 足りない なんて …。 |きみ|||どりょく||たりない|

う っ う ぅ … うわ ~ ん !

シラ 君 ! あなた は 男 の 中 の 男 だ 。 |きみ|||おとこ||なか||おとこ|

忍 の 中 の 忍 だ ! 僕 は 今 最高に 感動 して い ます 。 おし||なか||おし||ぼく||いま|さいこうに|かんどう|||

ガイ 先生 以来 あなた の ような すばらしい 人 に ➡ |せんせい|いらい|||||じん|

出会った こと が あり ませ ん ! であった|||||

まったく 大げさな んだ から 。 もらい泣き し そうだった のに ➡ |おおげさな|||もらいなき||そう だった|

引っ込んだ わ 。 フッ 。 ひっこんだ||

これ を 持っていって くれ 。 これ で どちら か の 1 チ ー ム は ➡ ||もっていって||||||||||

合格 できる はずだ 。 えっ 。 ごうかく|||

まったく どこ まで お人好しな の よ 。 |||おひとよしな||

つきあわ さ れる 身 に も なって ほしい わ ね 。 |||み||||||

ごめんなさい ! なんで あんた が 謝 ん の よ 。 ||||あやま|||

あっ ! そう でした 。

だが これ を 受け取ったら お前たち は 。 |||うけとったら|おまえたち|

俺 たち の 分 は 自分 たち で 何とか する 。 おれ|||ぶん||じぶん|||なんとか|

どうして そこ まで する 。 我 愛 羅 の ため か ? ||||われ|あい|ら|||

あいつ は 前 まで 誰 でも 殺す 残忍な 忍 だった 。 ||ぜん||だれ||ころす|ざんにんな|おし|

それ が 簡単に 変わる か よ 。 ||かんたんに|かわる||

それ は わかって いる 。 だが 我 愛 羅 様 は 俺 と 同じだ 。 |||||われ|あい|ら|さま||おれ||おなじだ

そう 思った んだ 。 |おもった|

( シラ ) 一緒に 修業 を して いて よく わかる 。 |いっしょに|しゅぎょう|||||

我 愛 羅 様 は 悔やんで いる 今 まで の 行い を 。 われ|あい|ら|さま||くやんで||いま|||おこない|

そして それ が 簡単に 償 える もの で ない こと も ➡ |||かんたんに|つぐな||||||

よく 知って おら れる 。 |しって||

だが それ でも 我 愛 羅 様 は 前 に 進もう と して いる 。 |||われ|あい|ら|さま||ぜん||すすもう|||

人 が どう 思おう と 努力 し 続ける こと が ➡ じん|||おもおう||どりょく||つづける||

今 の 自分 に できる ベスト だ と 信じて いる から だ 。 いま||じぶん||||||しんじて|||

今 の 自分 は 問題 じゃ ない 。 いま||じぶん||もんだい||

未来 の 自分 が 恥ずかしく なければ それ で いい 。 みらい||じぶん||はずかしく||||

うわ ぁ ~。

キミ は なんて いい こと を 言う んだ 。 ||||||いう|

そう です 。 未来 の 自分 が 恥ずかしく なければ ➡ ||みらい||じぶん||はずかしく|

それ で いい んです 。 は いはい 。 |||ん です||

わかった から ちょっと 黙って て 。 |||だまって|

それ は 受け取れ ない 。 ||うけとれ|

えっ ?

おい お前たち の 巻物 を 。 |おまえたち||まきもの|

どうして ?

俺 たち に だって プライド が ある んだ よ 。 おれ||||||||

今 の 戦い は 俺 たち の 負け だ 。 いま||たたかい||おれ|||まけ|

だから 巻物 は 渡す 。 |まきもの||わたす

だが 俺 たち だって このまま 終わる つもり は ない 。 |おれ||||おわる|||

自分 たち の 巻物 は 他の 連中 から 奪って みせる 。 じぶん|||まきもの||たの|れんちゅう||うばって|

行く ぞ 。 いく|

どうして 彼ら は …。 |かれら|

やつ ら も 未来 に 恥じ ない 自分 を 見つける 気 に なった と いう こと だ 。 |||みらい||はじ||じぶん||みつける|き||||||

( リ ー ) シラ 君 ! あっ 。 |||きみ|

あの ありがとう ございました 。

あんた たち の おかげ で ➡

砂 隠れ に も シラ の 居場所 が 出来る かも しれ ない わ 。 すな|かくれ|||||いばしょ||できる||||

俺 たち の 力 で は ない 。 おれ|||ちから|||

シラ 自身 の 力 と うち の 体 術 バカ の おかげ だ 。 |じしん||ちから||||からだ|じゅつ||||

あいつ まっすぐ で ちょっと シラ に 似て る かも 。 ||||||にて||

えっ それ は あの 変な 服 も 髪形 も まゆ毛 も …。 ||||へんな|ふく||かみがた||まゆげ|

絶対 に 似て ない 。 ぜったい||にて|

そう ね あいつ は ナルト に 次ぐ バカ だ から 。 ||||||つぐ|||

ナルト ? うち の 里 の 忍 だ 。 |||さと||おし|

今 は 旅 に 出て いる が な 。 いま||たび||でて|||

そう いえば 聞いた こと が ある 。 ||きいた|||

我 愛 羅 様 の 気持 を 変えた 忍 が いる って 。 われ|あい|ら|さま||きもち||かえた|おし|||

それ が 確か ナルト 。 ||たしか|

あいつ 今頃 何 を やって いる か 。 |いまごろ|なん||||

あっ 。

う お ~!

ネジ テンテン !

これ は 二 次 試験 と は まったく 関係ない こと です が ➡ ||ふた|つぎ|しけん||||かんけいない|||

お 願い が あり ます 。 |ねがい|||

あちゃ ~ やっぱり 言いだした か 。 ||いいだした|

(2 人 ) ん ? じん|

僕 は あの とき の ような 思い は 二度と し たく ない 。 ぼく||||||おもい||にどと|||

《 サスケ 君 は 僕 が かなわなかった あの 砂 の 我 愛 羅 と 。 |きみ||ぼく||||すな||われ|あい|ら|

そして ナルト 君 は ➡ ||きみ|

僕 が 倒し たい と 願い 続けた あの ネジ を …。 ぼく||たおし|||ねがい|つづけた|||

なんで だ なんで こんなに …》

どうせ 止めた って 聞か ない んだ ろ ? |とどめた||きか|||

はい !

シラ 君 僕 は キミ と 戦って み たい 。 |きみ|ぼく||||たたかって||

同じ 体 術 を きわめる 者 同士 と して ➡ おなじ|からだ|じゅつ|||もの|どうし||

僕 と 戦って ください 。 ぼく||たたかって|

もし 戦える なら 僕 は この 中 忍 試験 で ➡ |たたかえる||ぼく|||なか|おし|しけん|

思い残す こと は あり ませ ん ! おもいのこす|||||

いい だろう 望む ところ だ リ ー 。 ||のぞむ||||

俺 も 内心 キミ と ずっと 戦って み たかった 。 おれ||ないしん||||たたかって||