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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 393 - 本当の終わり

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 18 - 393 - 本当の 終わり

( 我 愛 羅 ) う お っ !

我 愛 羅 ムリ す んな !

俺 は 人 柱 力 で は なく なった 。

これ で やっと …。

お前 と 対等で 夜更かし できる 。

《 我 愛 羅 お前 は …》

(( 分 福 : そもそも 人 と 獣 →

それ ら を 分ける 必要 は ない のです ))

《 分 福 に 似て る な …》

クッ 。

クソッ !

( 九 喇嘛 ) 風 影 の ガキ 頼み が ある 。

( マダラ ) よし 。

わかった な ? 我 愛 羅 !

ナルト !

ハァ ハァ …。

うわ ~ っ !

守 鶴 !

《 すま ねえ ビ ー 》

《 頼んだ ぞ 風 影 の ガキ 》

そんな …。 すべて 吸い取ら れ ち まった 。

ま ぁ 今 の 力 で は こんな ところ か 。

( ゼツ ) 数 秒 じゃ なかった です ね 。

あ でも オビト より は 早かった んで 。

フン ホント に ベラベラ と よく しゃべる 。

お前 ら は 俺 の 作った 失敗 作 だ な 。

主 の あげ足 ばかり 取って 。

黒 ゼツ は 別名 毒舌 。

僕ら 白 ゼツ は 饒舌で と おって ます から ハハハッ 。

向こう の 戦闘 は 大丈夫だろう な ?

大丈夫です よ 。 なん せ 中身 が 結構 いい んで ね 。

《 扉 間 : 飛 雷神 斬り !》

《 もらった !》

《 今 の うち に …》

《 ナルト …》

(( ナルト : 我 愛 羅 我 愛 羅 。

ナルト …))

《 お前 を 絶対 死な せ は し ない 。

死な せる か !》

相手 が 勝利 を 確信 した タイミング …。

そこ を 狙う の が お前 の 常だった 。

ガキ ども に やらせ やはり お前 は 姑息な ヤツ だ 扉 間 。

お互いに な 。

フフッ だ が 天 が 味方 した の は 俺 の ほう だ 。

忍 一 の 速 さ を 誇って いた お前 が この ザマ だ 。

お前 ら 兄弟 が かつて の 力 を 出し切れ ない の に は 理由 が ある 。

偶然に しろ 必然 に しろ 今 は 俺 に 分 が ある の さ 。

そして 新しい 眼 も 育って いる 。

こちら 側 に つく か は わから ぬ が な 。

(( 柱 間 : 待て うち は の 少年 。

お前 に 術 を 渡す 。

( サスケ ) 術 だ と ?

( 柱 間 ) そうだ 。 マダラ は ヤツ は 俺 の 仙術 チャクラ を 奪った 。

その 仙術 チャクラ に 呼応 して ヤツ を 縛る 術 だ 。

なら アンタ 自身 で やれ 。 穢土 転生 なら すぐに 元 に 戻る 。

なんなら その 背中 の もの 引き抜いて やる 。

この 背中 の クイ が 点 穴 を 突き →

今 以上 に チャクラ を 練る こと が でき ない ようだ 。

それ に お前 は この クイ に 触れ ない ほう が いい 。

お前 に 俺 の 残り の チャクラ すべて を 渡す 。

マダラ を 止めて くれ 。

なぜ うち は の 俺 に ?

お前 は 似て いる 。 マダラ の 弟 … うち は イズナ に 。

それ が どうした ? ヤツ を 止める のに 何の 関係 が ある ?

マダラ は 元来 優しい 男 だ 。

弟 思い で 願 掛け を する 信心深い ヤツ だ 。

だからこそ お前 に 助かる チャンス を 与えた 。

( マダラ ) 殺す に は 惜しい 眼 だ 。

どう だ ? 同じ うち は の 生き残り と して →

俺 と 組む 気 は ない か ?

勘違い する な 。 お前 は 死んだ 人間 だ 。

まあ いい 。 どのみち お前 に 残さ れた 時間 は 少ない ぞ 。

お前 なら 力 で なく →

マダラ を 止める こと が できる かも しれ ない 。

さ ぁ 俺 の 前 へ ))

ぐ っ …。

正直な ずっと お前 に は こうして やり たい と 思って いた 。

お前 は …。

イズナ を 殺 め た 男 だ 。

動く 死体 に いくら やって も むなしい だけ だ が …。

( 扉 間 ) マダラ お前 は 生き返って まで 何 を 望む ?

わし ら の 時代 は とうに 終わって いる 。

柱 間 の 成し 得 なかった 国 づくり を 代わって やる だけ だ 。

だが この 世界 は 失敗 した 前任 者 柱 間 の もの だ 。

死に かけ の 患者 に は 荒療治 が 必要だ 。

僕 先 に 行って る よ 。

無限 月 読と やら は お前 の 考え か ?

それ が 治療 だって の か ?

( マダラ ) そうだ 柱 間 の 国 づくり は 矛盾 を 抱えて いた 。

人 は 平和 を 望む 。

しかし その 一方 で 争い を 望んで も いる 。

その 2 つ を 持ち 得て いる の が 人 だ 。

平和 だけ を 望み 争い だけ を 摘みとる こと は →

人 で なく なる と いう こと に 他なら ない 。

そして その 2 つ は 隣り合わせ に ある 。

(( たとえ それ が 友 であろう と 兄弟 であろう と →

我が 子 であろう と 里 に 仇 なす 者 は 許さ ぬ ))

何 か を 守る ため に は 何 か を 犠牲 に して しまう 。

本当の 夢 の 世界 以外 は な 。

確かに 一理 ある 。

《 だが お前 の 出しゃ ば る べき 夢 じゃ ない !》

《 今 だ !》

この 世界 は 言わば 柱 間 の 矛盾 した 世界 だ 。

《 クソッ !》

《 これ は 何 だ !?》

何 か を 守る ため に は 何 か を 犠牲 に して しまう 。

やめろ マダラ ! これ 以上 次の …。

( マダラ ) たとえ それ が →

友 であろう と 兄弟 であろう と 我が 子 であろう と 。

時間 は 十分に やった だろう 。

言った はずだ 。 残さ れた 時間 は 少ない と な 。

残念だ 。

マダラ …。

キサマ と いう ヤツ は !

また 来る ぞ !

ああ っ !

くっ … 術 が 発動 し ない !

《 もう チャクラ が …》

こんな 輩 に 足止め さ れる と は …。

( サクラ ) こんな … わけ の わから ない ヤツ が まだ …。

《 綱 手 : 木 遁 を 使う … いったい 何者 ?》

ここ から 先 へ は 簡単に は 行か せ やしない って 言った だ ろ ?

それ に 僕 の 質問 に 真面目に 答える ヤツ は →

一 人 も い ない って こと ?

便 意 って どんな 感じ か 聞いて んだ ろ !

まあ 人 を 殺した とき の すっきり 感 に →

似て る って 思う んだ けど ね 。

( ミフネ )5 つ の 属性 すべて を 一度に …。

《 ミフネ : どれ に 対応 すれば いい ?》

わかって おる 。

やる ね 。 一度に 同じ 術 出して 相殺 さ せちゃ う と は ね 。

( いの ) ふ ぅ … 助かった …。

( キバ ) ヘヘッ 三 代 目 様 ナメ ん なって んだ !

《 シカマル : と は いって も さすが に チャクラ が 枯渇 して や がる 。

穢土 転生 の 三 代 目 しか →

対応 でき なく なって る って こと だ 。

三 代 目 が 倒れたら ここ もや ばい 。

マダラ に 向かう どころ じゃ ない 。 コイツ も なんとか し ない と …》

《 正直 綱 手 様 も 私 も シズネ 先輩 も →

もう 医療 忍術 は 使え ない と 考えて 戦った ほう が いい 》

《 あまりに も 大技 で の 戦闘 が 長 すぎる 。

だが ここ へ 来て 立て直す 時間 は ない 。

マダラ は ナルト の 小僧 に 託す しか …》

( 水 月 ) 今 が チャンス です よ 大 蛇 丸 様 。

( 大 蛇 丸 ) まだ よ 。

《 この 敵 …》

( 香 燐 ) そ … そんな !? シ ー ッ … うるさい よ 。

ウソ !? これ って …。

( 重 吾 ) どうした ?

サ … サ …。

サスケ に 何 か あった の か ?

やっぱり 早 めに やった ほう が よ さ そう ね 。

あっ …。 なんだ ? いの 。

あっ … ナルト ! ( ヒナタ ) えっ ?

うん ?

何 だ ? あれ は 我 愛 羅 様 の …。

あそこ か !

ナルト !

ゆっくり 話 を して いる 暇 は ない !

火影 ! お前 も 一緒に 来い !

道中 ナルト を 少し でも 回復 する んだ 。

私 に は もう 医療 忍術 を 使う チャクラ は ない 。

サクラ を 連れて いけ !

サクラ なら まだ 少し は …。

どうして ナルト が … こんな …。 向こう で 何 が あった の ?

いい から 来い ! グズグズ する な !

説明 は あと だ !

( シズネ ) サクラ 急いで 砂 に のって ! はい !

なんたる こと じゃ ぜ 。

ナルト 君 が いる の ? ああ あそこ だ !

お前 白 眼 が あんだろう が !

( シノ ) マダラ を 倒した の か ?

《 ナルト 君 の 心臓 の 鼓動 が →

どんどん 弱く …》

ナルト 君 !

《 ネジ 兄さん … ナルト 君 を 守って ください 》

うずまき ナルト …。 うん ?

うずまき 一族 だ から 粘り は する だろう けど →

もう その 子 に 何 を して も ムリ だ よ 。

人 柱 力 が 尾 獣 を 抜か れたら 死ぬ 。

(2 人 ) それ は 絶対 の ル ー ル だ から ね 。

その 眼 を 持って いる と いう こと は →

今 まで 多く を 失い ながら も 何 か を 求めて きた 証拠 だ 。

だが それ も ここ で 終わる 。

己 自身 を 失う 。

本当の 終わり と いう やつ だ 。

(( イタチ : 俺 は お前 に いつも 許せ と 嘘 を つき →

この 手 で お前 の こと を ずっと 遠ざけて きた 。

お前 を 巻き込み たく は なかった 。

だが 今 は こう 思う 。

お前 が 父 を 母 を →

うち は を 変える こと が できた かも しれ ない と 。

俺 は お前 を ずっと 愛して いる ))

♪♪~

死ねる か …。

俺 は 死ね ない 。

う お ~!

くっ …。

イタチ の 生きた 意味 を …。

(( 里 が どんなに 闇 や 矛盾 を 抱えて いよう と →

俺 は 木 ノ 葉 の うち は イタチ だ ))

こんな ところ で …。

《 本当の 里 を つくる …。

本当の 影 を 示す まで …》

俺 は …。

死んで たまる か 。

しっかり して ! 負け ないで !

アンタ は 強い 。 必ず … 必ず 助かる 。

《 私 の チャクラ が もう …》

サ … サスケ が …。

どうした の ? 香 燐 。

サスケ が 本当に …。

本当に …。

このまま じゃ … このまま じゃ ナルト が …。

( サクラ / 香 燐 ) 死んで …。

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 18 - 393 - 本当の 終わり ||しっぷう|つたい|しーずん|ほんとうの|おわり Naruto Shippuden - Staffel 18 - 393 - Das wahre Ende Naruto Shippuden - Season 18 - 393 - The Real End Naruto Shippuden - Seizoen 18 - 393 - Het echte einde Naruto Shippuden - 18. Sezon - 393 - Gerçek Son

( 我 愛 羅 ) う お っ ! われ|あい|ら|||

我 愛 羅 ムリ す んな ! われ|あい|ら|||

俺 は 人 柱 力 で は なく なった 。 おれ||じん|ちゅう|ちから||||

これ で やっと …。

お前 と 対等で 夜更かし できる 。 おまえ||たいとうで|よふかし|

《 我 愛 羅 お前 は …》 われ|あい|ら|おまえ|

(( 分 福 : そもそも 人 と 獣 → ぶん|ふく||じん||けだもの

それ ら を 分ける 必要 は ない のです )) |||わける|ひつよう|||の です

《 分 福 に 似て る な …》 ぶん|ふく||にて||

クッ 。

クソッ !

( 九 喇嘛 ) 風 影 の ガキ 頼み が ある 。 ここの|らつま|かぜ|かげ|||たのみ||

( マダラ ) よし 。

わかった な ? 我 愛 羅 ! ||われ|あい|ら

ナルト !

ハァ ハァ …。

うわ ~ っ !

守 鶴 ! しゅ|つる

《 すま ねえ ビ ー 》

《 頼んだ ぞ 風 影 の ガキ 》 たのんだ||かぜ|かげ||

そんな …。 すべて 吸い取ら れ ち まった 。 ||すいとら|||

ま ぁ 今 の 力 で は こんな ところ か 。 ||いま||ちから|||||

( ゼツ ) 数 秒 じゃ なかった です ね 。 |すう|びょう||||

あ でも オビト より は 早かった んで 。 |||||はやかった|

フン ホント に ベラベラ と よく しゃべる 。

お前 ら は 俺 の 作った 失敗 作 だ な 。 おまえ|||おれ||つくった|しっぱい|さく||

主 の あげ足 ばかり 取って 。 おも||あげあし||とって

黒 ゼツ は 別名 毒舌 。 くろ|||べつめい|どくぜつ

僕ら 白 ゼツ は 饒舌で と おって ます から ハハハッ 。 ぼくら|しろ|||じょうぜつで|||||

向こう の 戦闘 は 大丈夫だろう な ? むこう||せんとう||だいじょうぶだろう|

大丈夫です よ 。 なん せ 中身 が 結構 いい んで ね 。 だいじょうぶ です||||なかみ||けっこう|||

《 扉 間 : 飛 雷神 斬り !》 とびら|あいだ|と|らいじん|きり

《 もらった !》

《 今 の うち に …》 いま|||

《 ナルト …》

(( ナルト : 我 愛 羅 我 愛 羅 。 |われ|あい|ら|われ|あい|ら

ナルト …))

《 お前 を 絶対 死な せ は し ない 。 おまえ||ぜったい|しな||||

死な せる か !》 しな||

相手 が 勝利 を 確信 した タイミング …。 あいて||しょうり||かくしん||

そこ を 狙う の が お前 の 常だった 。 ||ねらう|||おまえ||とわだった

ガキ ども に やらせ やはり お前 は 姑息な ヤツ だ 扉 間 。 |||||おまえ||こそくな|||とびら|あいだ

お互いに な 。 おたがいに|

フフッ だ が 天 が 味方 した の は 俺 の ほう だ 。 |||てん||みかた||||おれ|||

忍 一 の 速 さ を 誇って いた お前 が この ザマ だ 。 おし|ひと||はや|||ほこって||おまえ||||

お前 ら 兄弟 が かつて の 力 を 出し切れ ない の に は 理由 が ある 。 おまえ||きょうだい||||ちから||だしきれ|||||りゆう||

偶然に しろ 必然 に しろ 今 は 俺 に 分 が ある の さ 。 ぐうぜんに||ひつぜん|||いま||おれ||ぶん||||

そして 新しい 眼 も 育って いる 。 |あたらしい|がん||そだって|

こちら 側 に つく か は わから ぬ が な 。 |がわ||||||||

(( 柱 間 : 待て うち は の 少年 。 ちゅう|あいだ|まて||||しょうねん

お前 に 術 を 渡す 。 おまえ||じゅつ||わたす

( サスケ ) 術 だ と ? |じゅつ||

( 柱 間 ) そうだ 。 マダラ は ヤツ は 俺 の 仙術 チャクラ を 奪った 。 ちゅう|あいだ|そう だ|||||おれ||せんじゅつ|||うばった

その 仙術 チャクラ に 呼応 して ヤツ を 縛る 術 だ 。 |せんじゅつ|||こおう||||しばる|じゅつ|

なら アンタ 自身 で やれ 。 穢土 転生 なら すぐに 元 に 戻る 。 ||じしん|||えど|てんせい|||もと||もどる

なんなら その 背中 の もの 引き抜いて やる 。 ||せなか|||ひきぬいて|

この 背中 の クイ が 点 穴 を 突き → |せなか||||てん|あな||つき

今 以上 に チャクラ を 練る こと が でき ない ようだ 。 いま|いじょう||||ねる|||||

それ に お前 は この クイ に 触れ ない ほう が いい 。 ||おまえ|||||ふれ||||

お前 に 俺 の 残り の チャクラ すべて を 渡す 。 おまえ||おれ||のこり|||||わたす

マダラ を 止めて くれ 。 ||とどめて|

なぜ うち は の 俺 に ? ||||おれ|

お前 は 似て いる 。 マダラ の 弟 … うち は イズナ に 。 おまえ||にて||||おとうと||||

それ が どうした ? ヤツ を 止める のに 何の 関係 が ある ? |||||とどめる||なんの|かんけい||

マダラ は 元来 優しい 男 だ 。 ||がんらい|やさしい|おとこ|

弟 思い で 願 掛け を する 信心深い ヤツ だ 。 おとうと|おもい||ねがい|かけ|||しんじんぶかい||

だからこそ お前 に 助かる チャンス を 与えた 。 |おまえ||たすかる|||あたえた

( マダラ ) 殺す に は 惜しい 眼 だ 。 |ころす|||おしい|がん|

どう だ ? 同じ うち は の 生き残り と して → ||おなじ||||いきのこり||

俺 と 組む 気 は ない か ? おれ||くむ|き|||

勘違い する な 。 お前 は 死んだ 人間 だ 。 かんちがい|||おまえ||しんだ|にんげん|

まあ いい 。 どのみち お前 に 残さ れた 時間 は 少ない ぞ 。 |||おまえ||のこさ||じかん||すくない|

お前 なら 力 で なく → おまえ||ちから||

マダラ を 止める こと が できる かも しれ ない 。 ||とどめる||||||

さ ぁ 俺 の 前 へ )) ||おれ||ぜん|

ぐ っ …。

正直な ずっと お前 に は こうして やり たい と 思って いた 。 しょうじきな||おまえ|||||||おもって|

お前 は …。 おまえ|

イズナ を 殺 め た 男 だ 。 ||ころ|||おとこ|

動く 死体 に いくら やって も むなしい だけ だ が …。 うごく|したい||||||||

( 扉 間 ) マダラ お前 は 生き返って まで 何 を 望む ? とびら|あいだ||おまえ||いきかえって||なん||のぞむ

わし ら の 時代 は とうに 終わって いる 。 |||じだい|||おわって|

柱 間 の 成し 得 なかった 国 づくり を 代わって やる だけ だ 。 ちゅう|あいだ||なし|とく||くに|||かわって|||

だが この 世界 は 失敗 した 前任 者 柱 間 の もの だ 。 ||せかい||しっぱい||ぜんにん|もの|ちゅう|あいだ|||

死に かけ の 患者 に は 荒療治 が 必要だ 。 しに|||かんじゃ|||あらりょうじ||ひつようだ

僕 先 に 行って る よ 。 ぼく|さき||おこなって||

無限 月 読と やら は お前 の 考え か ? むげん|つき|よみと|||おまえ||かんがえ|

それ が 治療 だって の か ? ||ちりょう|||

( マダラ ) そうだ 柱 間 の 国 づくり は 矛盾 を 抱えて いた 。 |そう だ|ちゅう|あいだ||くに|||むじゅん||かかえて|

人 は 平和 を 望む 。 じん||へいわ||のぞむ

しかし その 一方 で 争い を 望んで も いる 。 ||いっぽう||あらそい||のぞんで||

その 2 つ を 持ち 得て いる の が 人 だ 。 |||もち|えて||||じん|

平和 だけ を 望み 争い だけ を 摘みとる こと は → へいわ|||のぞみ|あらそい|||つみとる||

人 で なく なる と いう こと に 他なら ない 。 じん||||||||ほかなら|

そして その 2 つ は 隣り合わせ に ある 。 ||||となりあわせ||

(( たとえ それ が 友 であろう と 兄弟 であろう と → |||とも|||きょうだい||

我が 子 であろう と 里 に 仇 なす 者 は 許さ ぬ )) わが|こ|||さと||あだ||もの||ゆるさ|

何 か を 守る ため に は 何 か を 犠牲 に して しまう 。 なん|||まもる||||なん|||ぎせい|||

本当の 夢 の 世界 以外 は な 。 ほんとうの|ゆめ||せかい|いがい||

確かに 一理 ある 。 たしかに|いちり|

《 だが お前 の 出しゃ ば る べき 夢 じゃ ない !》 |おまえ||だしゃ||||ゆめ||

《 今 だ !》 いま|

この 世界 は 言わば 柱 間 の 矛盾 した 世界 だ 。 |せかい||いわば|ちゅう|あいだ||むじゅん||せかい|

《 クソッ !》

《 これ は 何 だ !?》 ||なん|

何 か を 守る ため に は 何 か を 犠牲 に して しまう 。 なん|||まもる||||なん|||ぎせい|||

やめろ マダラ ! これ 以上 次の …。 |||いじょう|つぎの

( マダラ ) たとえ それ が →

友 であろう と 兄弟 であろう と 我が 子 であろう と 。 とも|||きょうだい|||わが|こ||

時間 は 十分に やった だろう 。 じかん||じゅうぶんに||

言った はずだ 。 残さ れた 時間 は 少ない と な 。 いった||のこさ||じかん||すくない||

残念だ 。 ざんねんだ

マダラ …。

キサマ と いう ヤツ は !

また 来る ぞ ! |くる|

ああ っ !

くっ … 術 が 発動 し ない ! |じゅつ||はつどう||

《 もう チャクラ が …》

こんな 輩 に 足止め さ れる と は …。 |やから||あしどめ||||

( サクラ ) こんな … わけ の わから ない ヤツ が まだ …。

《 綱 手 : 木 遁 を 使う … いったい 何者 ?》 つな|て|き|とん||つかう||なにもの

ここ から 先 へ は 簡単に は 行か せ やしない って 言った だ ろ ? ||さき|||かんたんに||いか||||いった||

それ に 僕 の 質問 に 真面目に 答える ヤツ は → ||ぼく||しつもん||まじめに|こたえる||

一 人 も い ない って こと ? ひと|じん|||||

便 意 って どんな 感じ か 聞いて んだ ろ ! びん|い|||かんじ||きいて||

まあ 人 を 殺した とき の すっきり 感 に → |じん||ころした||||かん|

似て る って 思う んだ けど ね 。 にて|||おもう|||

( ミフネ )5 つ の 属性 すべて を 一度に …。 |||ぞくせい|||いちどに

《 ミフネ : どれ に 対応 すれば いい ?》 |||たいおう||

わかって おる 。

やる ね 。 一度に 同じ 術 出して 相殺 さ せちゃ う と は ね 。 ||いちどに|おなじ|じゅつ|だして|そうさい||||||

( いの ) ふ ぅ … 助かった …。 |||たすかった

( キバ ) ヘヘッ 三 代 目 様 ナメ ん なって んだ ! ||みっ|だい|め|さま||||

《 シカマル : と は いって も さすが に チャクラ が 枯渇 して や がる 。 |||||||||こかつ|||

穢土 転生 の 三 代 目 しか → えど|てんせい||みっ|だい|め|

対応 でき なく なって る って こと だ 。 たいおう|||||||

三 代 目 が 倒れたら ここ もや ばい 。 みっ|だい|め||たおれたら|||

マダラ に 向かう どころ じゃ ない 。 コイツ も なんとか し ない と …》 ||むかう|||||||||

《 正直 綱 手 様 も 私 も シズネ 先輩 も → しょうじき|つな|て|さま||わたくし|||せんぱい|

もう 医療 忍術 は 使え ない と 考えて 戦った ほう が いい 》 |いりょう|にんじゅつ||つかえ|||かんがえて|たたかった|||

《 あまりに も 大技 で の 戦闘 が 長 すぎる 。 ||おおわざ|||せんとう||ちょう|

だが ここ へ 来て 立て直す 時間 は ない 。 |||きて|たてなおす|じかん||

マダラ は ナルト の 小僧 に 託す しか …》 ||||こぞう||たくす|

( 水 月 ) 今 が チャンス です よ 大 蛇 丸 様 。 すい|つき|いま|||||だい|へび|まる|さま

( 大 蛇 丸 ) まだ よ 。 だい|へび|まる||

《 この 敵 …》 |てき

( 香 燐 ) そ … そんな !? シ ー ッ … うるさい よ 。 かおり|りん|||||||

ウソ !? これ って …。

( 重 吾 ) どうした ? おも|われ|

サ … サ …。

サスケ に 何 か あった の か ? ||なん||||

やっぱり 早 めに やった ほう が よ さ そう ね 。 |はや||||||||

あっ …。 なんだ ? いの 。

あっ … ナルト ! ( ヒナタ ) えっ ?

うん ?

何 だ ? あれ は 我 愛 羅 様 の …。 なん||||われ|あい|ら|さま|

あそこ か !

ナルト !

ゆっくり 話 を して いる 暇 は ない ! |はなし||||いとま||

火影 ! お前 も 一緒に 来い ! ほかげ|おまえ||いっしょに|こい

道中 ナルト を 少し でも 回復 する んだ 。 どうちゅう|||すこし||かいふく||

私 に は もう 医療 忍術 を 使う チャクラ は ない 。 わたくし||||いりょう|にんじゅつ||つかう|||

サクラ を 連れて いけ ! ||つれて|

サクラ なら まだ 少し は …。 |||すこし|

どうして ナルト が … こんな …。 向こう で 何 が あった の ? ||||むこう||なん|||

いい から 来い ! グズグズ する な ! ||こい|||

説明 は あと だ ! せつめい|||

( シズネ ) サクラ 急いで 砂 に のって ! はい ! ||いそいで|すな|||

なんたる こと じゃ ぜ 。

ナルト 君 が いる の ? ああ あそこ だ ! |きみ||||||

お前 白 眼 が あんだろう が ! おまえ|しろ|がん|||

( シノ ) マダラ を 倒した の か ? |||たおした||

《 ナルト 君 の 心臓 の 鼓動 が → |きみ||しんぞう||こどう|

どんどん 弱く …》 |よわく

ナルト 君 ! |きみ

《 ネジ 兄さん … ナルト 君 を 守って ください 》 |にいさん||きみ||まもって|

うずまき ナルト …。 うん ?

うずまき 一族 だ から 粘り は する だろう けど → |いちぞく|||ねばり||||

もう その 子 に 何 を して も ムリ だ よ 。 ||こ||なん||||||

人 柱 力 が 尾 獣 を 抜か れたら 死ぬ 。 じん|ちゅう|ちから||お|けだもの||ぬか||しぬ

(2 人 ) それ は 絶対 の ル ー ル だ から ね 。 じん|||ぜったい|||||||

その 眼 を 持って いる と いう こと は → |がん||もって|||||

今 まで 多く を 失い ながら も 何 か を 求めて きた 証拠 だ 。 いま||おおく||うしない|||なん|||もとめて||しょうこ|

だが それ も ここ で 終わる 。 |||||おわる

己 自身 を 失う 。 おのれ|じしん||うしなう

本当の 終わり と いう やつ だ 。 ほんとうの|おわり||||

(( イタチ : 俺 は お前 に いつも 許せ と 嘘 を つき → |おれ||おまえ|||ゆるせ||うそ||

この 手 で お前 の こと を ずっと 遠ざけて きた 。 |て||おまえ|||||とおざけて|

お前 を 巻き込み たく は なかった 。 おまえ||まきこみ|||

だが 今 は こう 思う 。 |いま|||おもう

お前 が 父 を 母 を → おまえ||ちち||はは|

うち は を 変える こと が できた かも しれ ない と 。 |||かえる|||||||

俺 は お前 を ずっと 愛して いる )) おれ||おまえ|||あいして|

♪♪~

死ねる か …。 しねる|

俺 は 死ね ない 。 おれ||しね|

う お ~!

くっ …。

イタチ の 生きた 意味 を …。 ||いきた|いみ|

(( 里 が どんなに 闇 や 矛盾 を 抱えて いよう と → さと|||やみ||むじゅん||かかえて||

俺 は 木 ノ 葉 の うち は イタチ だ )) おれ||き||は|||||

こんな ところ で …。

《 本当の 里 を つくる …。 ほんとうの|さと||

本当の 影 を 示す まで …》 ほんとうの|かげ||しめす|

俺 は …。 おれ|

死んで たまる か 。 しんで||

しっかり して ! 負け ないで ! ||まけ|

アンタ は 強い 。 必ず … 必ず 助かる 。 ||つよい|かならず|かならず|たすかる

《 私 の チャクラ が もう …》 わたくし||||

サ … サスケ が …。

どうした の ? 香 燐 。 ||かおり|りん

サスケ が 本当に …。 ||ほんとうに

本当に …。 ほんとうに

このまま じゃ … このまま じゃ ナルト が …。

( サクラ / 香 燐 ) 死んで …。 |かおり|りん|しんで