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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 382 - 忍の夢

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 382 - 忍の夢

( メイ ) な … 何 な の あれ !?

( 綱 手 ) カツユ !

( カツユ ) はい 。 私 が すべて 説明 し ます 。

♪♪~

( サイ ) 大丈夫 かい ? サクラ 。 ( サクラ ) うん 。

( カツユ ) あと もう 少し で 五 影 様 たち が …。

( い の ) シカマル ! ( チョウジ ) シカマル !

( シカマル ) ハァハァ … ハァ …。

( キバ ) おい ! おい ! や べ ぇ じゃ ねえ かよ !

カツユ 様 すぐに 遠隔 治療 に 入り ます !

それ は ムリ です 。

( サクラ ) なんで です !?

小さく なって 皆様 に ついて いた 私 の 分裂 体 の チャクラ まで →

すべて 吸収 さ れて 死んで しまい ました 。

そんな …。

( カツユ ) つまり 皆様 も 私 の 分裂 体 と 同じです 。

《 ハァ … 親父 すま ねぇ 。

どうやら すぐに そっち に 行き そうだ …》

( チョウジ ) シカマル !

《 すま ねぇ 母ちゃん …》

シカマル ! ( い の ) サクラ !

(( どうせ 死ぬ なら 何も し ない より 自分 なり に 戦って 死ぬ !))

これ じゃ … こんなんじゃ …。

ハァ … ハァ …。

( サクラ ) 戦う 前 に 死んじゃ う じゃ ない !

( オビト ) 忍 は 終わり だ 。

もう 続ける こと は ない 。

抵抗 し ない ならば 殺し は し ない 。

(( そして お前 が 対立 する かぎり →

これ から 仲間 も そう やって 次々 い なく なる 。

お前 を 認める 者 が 存在 し ない 世界 だ ))

後悔 し たく なく ば もう 何も し ない こと だ 。

何も し なければ 助かる って こと か ?

そう だ もう 死に 怯え 耐え 忍ぶ こと も ない 。

夢 の 中 へ 行ける 。

( 柱 間 ) 諦める な !

幻 術 の 中 に 落ちれば 死人 も 同然 ぞ !

( ヒルゼン ) この 大樹 は オビト と 密接に 繋がって おる の 。

まるで チャクラ を 引き抜く 手足 。

うかつに は 近づけ ぬ 。

( 大 蛇 丸 ) ずいぶん 弱腰です ね 。 あなた らしく ない 。

猿 飛 先生 。

大 蛇 丸 遅かった で は ない か 。 で 五 影 は ?

回復 して あげた から →

弱腰じゃ なければ ここ へ 来る でしょう ね 。

フフッ 皮肉 を 言う の は 変わら ん な 。

( 水 月 ) 待た せた ね 重 吾 に サスケ 。

( 重 吾 ) 来た か 。

しかし 近く で 見る と や っぱ 大きい ね !

この 木 切り 倒す のに どん だけ 時間 かかる かな ?

( 香 燐 ) んな こと は どう で も いい んだ よ !

それ より 今 は …。

《 サスケ ん とこ に 今 すぐ 行って ハグ して →

なめ まわして ぇん だ よ この 野郎 》

連合 忍者 の 回復 だ ろ ? キミ 。

そ … そうだ よ ! わかって この 野郎 じゃ ねぇ か !

《 不機嫌 そう ね …》

《 どういう こと だ ?

あの つぼみ が 開花 した とき 無限 月 読 は 完全 と なる 。

マダラ は そう 言った 。

だが これほど の 忍 の チャクラ を 吸い取って なお →

つぼみ が 開花 する 気配 は ない 》

なら あれ は いつ 開く !?

( マダラ ) 八尾 と 九 尾 の 人 柱 力 が まだ 生きて る … わかる な ?

《 開花 さ せ 術 を 完成 さ せる に は →

八尾 と 九 尾 の チャクラ が 必要不可欠だった と いう こと か 》

だが 少なからず その 2 匹 の →

チャクラ が 入って いれば 問題 に は なら ん 。

つまり … 開花 でき ない わけで は ない 。

開花 に かかる 時間 が 問題 に なる だけ だ 。

タイムリミット は あと 約 15 分 。

その 間 に オビト を 止め 入れ 代わる 。

お前 の 仙人 の 力 を 利用 して な 。

《 まずい のう …。

俺 の オリジナル が 聞いた こと を すべて 連合 の 皆 に 伝え なくて は 》

ここ に 山中 一族 の 者 は おる か ?

はい ! 心 伝 身 の 術 は ?

あっ … はい でき ます !

頼む 。 皆 へ つなげて くれ 。

あの 無限 月 読と やら に ついて 説明 して おき たい こと が ある 。

《 この 感じ …》

お じい 様 !

( 柱 間 ) おお … 綱 か 。

( オオノキ ) この 声 間違い ない の 柱 間 殿 。

( い の ) は ぁ … 五 影 様 たち も →

私 の 術 の 届く 範囲 内 に まで 来て る って こと です ね 。

おっと 懐かしむ の は あと ぞ 。

それ より 連合 も お前たち に も 伝えて おく こと が ある 。

心して 聞け い 。

《 もう 少し チャクラ を 取り戻して おく か 。

開花 に は 時間 が かかり すぎる 》

じゃあ 俺 たち は あの 木 の 養分 って こと です か …。

忍 と は そんな もの だった のです か ?

なら どう やって あんな の と …。

あと 15 分 程度 しか な いって のに そんな ムチャ な !

近づけ も し ない のに !

かといって 何も し なければ 結局 同じ 。

時間 内 に あの 木 を 切り 倒す か →

術 者 を 倒す しか ない 。

でも …。

諦める な と 言った はず ぞ !!

♪♪~

そう は 言う が あなた は そもそも 穢土 転生 だ !

もう 死んだ 過去 の 人 だ ! だが 俺 たち は 生きて る 。

もう 終わり だ …。

こんな こと なら いっそ 最初 から …。

そう だ そのまま で いい 。

悔やむ こと の ない 世界 へ 連れて いって やる 。

( サスケ ) ナルト もう 終わり か ? 俺 は 行く !

行く ぞ 重 吾 ! ああ 。

《 これ !》

《 感じる … これ って ナルト の 心 が 私 の 術 を 通して …》

《 ナルト : あの とき やっぱり 声 かけ ときゃ よかった って →

あの あと で 何度 も 思った んだ 》

《 心 が 入って くる 》

《 だから …》

これ は …。

こりゃ あん ときの …。

俺 は …。

♪♪~

俺 は …。

《 後悔 し たく ねえ んだ 。

やっ ときゃ よかった って よ 》

( ヒナタ ) ナルト 君 …。

《 それ に 俺 たち が やってきた こと 全部 …》

なかった こと に なんか でき ねえ んだ よ !

サスケ ! 俺 も 行く って ば よ 。

うずまき ナルト …。

《 何度 も 何度 も …》

( 九 喇嘛 ) すま ねえ な また チャクラ もら っち まって よ 。

気 に する な 。

《 ミナト : ナルト 頼む よ 》

で サスケ お前 →

相手 は 仙術 しか 効か ねえ って わかって ん よ な ?

さっき の お前 と 一緒に する な 。

香 燐 ほら 。

あれ って さ サスケ の 呪 印 模様 だ よ ね ?

呪 印 の 力 は なく なって た はずだ ろ 。

そもそも 重 吾 の 呪 印 は 仙術 の 力 。

かつて 私 の 実験 で →

その 重 吾 の チャクラ を 注入 さ れて →

すぐ 呪 印 を 解放 した サスケ 君 だ もの 。

サスケ 君 の 須佐 能 乎 が →

同じ ように 重 吾 の チャクラ に 適応 して も →

何ら 不思議じゃ ない わ 。

つまり 仙術 須佐 能 乎 って とこ かしら 。

《 扉 間 : うち は サスケ か 。

かつて の マダラ と 同じ 可能 性 を 見せる →

うち は の 者 よ 》

うち も あっ ち に まざ ろ っか な 。

邪魔 だって 。 また 刺さ れる よ 。

《 そして サスケ 君 あなた の 力 は この 後ろ の 2 人 と 違って →

いや 私 の どの 実験 体 と も 違って まだまだ こんな 程度 で は ない 。

私 に は わかる の よ 。 私 の 生涯 を かけ →

集めた 情報 から 導き 出せる 私 の 勘 が こう 言う の 。

あなた は いずれ マダラ を 超えた 忍 に なる と 》

《 そして うずまき ナルト まるで かつて の 兄 者 を 見て る ようだ 。

バカで 甘く きれい事 を 大声 で 口 に する ガキ だ 。

だが なぜ だ か 皆 に 好か れ 頼り たく なる 》

狙え ! おう !

後悔 は 先 に 立た ん ぞ 。 お前 ら の 先 に は 何も ない が な !

アイツ ら ホントに 向かって い きや がった 。

ああ 俺 たち は どう する ?

五 影 様 たち が 来て から 聞いて みる か 。

そんな ん で いい の か !?

(( 本当の 夢 の 道 へ 行く まで お前 と の 戦い を 楽しむ さ 。

本当の 夢 って なんだ ?

俺 たち の 目指した もの は この 里 に ある んだろう が !

お前 は 見え ない の さ 。 更に この先 が … 先 の 夢 が 。

だったら その先 の 夢 って の を 教えて くれ ))

これ は 初代 様 の 記憶 。

( 柱 間 ) 先 の 夢 …。

(( ここ に こうして 各 五 大国 初代 五 影 が 集い →

五 影 会談 が できる こと 本当に …。

感謝 する 。

兄 者 火 の 国 木 ノ 葉 隠れ 代表 で も ある 火影 が →

他の 影 相手 に 簡単に 頭 を 垂れる な !

だが 嬉しくて のう …。

火影 殿 頭 を 上げろ よ 。

長 たる 者 が よ する 行為 じゃ ねえ よ それ は よ 。

確かに 火影 殿 の 言わ れる 五 影 協定 の 趣旨 に →

賛同 する ため ここ へ 来た が ただ で サイン する わけで は ない 。

あまり 下手に 出 られる と 何 か ある と 勘ぐって しまう ぞ 。

火影 殿 が 集めた 尾 獣 を 他 里 に 分配 する と いう の が →

協定 へ の サイン の 条件 。 これ は 取り引き だ 。

感情 だけ に 流さ れる もの で は ない 。

その とおり だ 。 尾 獣 は バランス を 考え 分配 する が →

すべて 買い取って いただく 。 タダ でも …。

黙れ !))

これ が 最初の 会談 。

( オオノキ ) うむ 。 これ を 期 に 小さな 争い は 安定 して いく 。

(( 我が 里 に は 古く より ある 寺 の 者 たち が →

尾 獣 を 1 匹 封印 して きた 。

すでに 尾 獣 を 持って いる 。 よって もう いら ぬ 。

協定 に 協力 する に は 他 里 と 違い →

それなり の 見返り を 求める が よろしい か ?

何 が 望み だ ?

我ら の 国 は 砂 ばかり だ 。

よって 隣接 する 木 ノ 葉 に は →

尾 獣 の 代わり に 豊かな 土地 を わけて いただく 。

そして 他国 に は 尾 獣 を 買う 額 の 3 割 を こちら に も いただき たい 。

ふざける な 風 影 !

な っ …。 すぎる ぞ 風 影 殿 !

この 条件 を のんで もらえ なければ →

協定 に は サイン し ない 。

砂漠 ばかり の 生産 性 の ない 我が国 で →

4 つ の 大国 と 渡り合って いく に は →

我が 里 の 尾 獣 の 存在 を 大いに 利用 する の は 当然 。

我ら 四国 が 手 を 組み 風 の 国 を 叩く こと も できる のだ ぞ 。

今 まで 確かに 我々 は うまく いか ない こと だらけ だった 。

我ら おのおの 同胞 や 一族 を 守る ため に やってきた こと だ 。

致しかたない とき も あった かも しれ ぬ 。

そして 今日 五 国 の 協定 が うまく いった と して も →

それ が どこ まで 続く かも 守ら れる かも 正直 わから ぬ 。

だが 俺 は いつ の 日 か これ から 先 国 は 関係なく →

忍 が 皆 協力 し 合い 助け合い →

心 が ひと つ に なる 日 が くる と 夢みて いる 。

それ が 俺 の 思う 先 の 夢 。

今日 は その 夢 へ の 第 一 歩 に して いただき たい のだ 。

どうか どうか …))

頼む 我ら の 愛す べき 子供 たち よ !

今 こそ 我ら 忍 の 痛み から 苦悩 から 挫折 から …。

紡いで 見せて くれ !

我ら 忍 の 本当の 夢 を !

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

2 時間 スペシャル !


NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 382 - 忍の夢 naruto||しっぷう つたい|しーずん|おし の ゆめ Naruto Shippuden - Season 18 - 382 - Shinobi's Dream

( メイ ) な …  何 な の   あれ !? ||なん|||

( 綱 手 ) カツユ ! つな|て|

( カツユ ) はい 。 私 が   すべて 説明 し ます 。 ||わたくし|||せつめい||

♪♪~

( サイ ) 大丈夫 かい ?  サクラ 。 ( サクラ ) うん 。 さい|だいじょうぶ||さくら|さくら|

( カツユ ) あと もう 少し で 五 影 様 たち が …。 |||すこし||いつ|かげ|さま||

( い の ) シカマル ! ( チョウジ ) シカマル !

( シカマル ) ハァハァ …  ハァ …。

( キバ ) おい !  おい ! や べ ぇ じゃ ねえ かよ !

カツユ 様 すぐに 遠隔 治療 に 入り ます ! |さま||えんかく|ちりょう||はいり|

それ は   ムリ です 。 ||むり|

( サクラ ) なんで です !? さくら||

小さく なって 皆様 に ついて いた 私 の 分裂 体 の チャクラ まで → ちいさく||みなさま||||わたくし||ぶんれつ|からだ|||

すべて 吸収 さ れて 死んで しまい ました 。 |きゅうしゅう|||しんで||

そんな …。

( カツユ ) つまり 皆様 も 私 の 分裂 体 と 同じです 。 ||みなさま||わたくし||ぶんれつ|からだ||おなじです

《 ハァ …  親父   すま ねぇ 。 |おやじ||

どうやら すぐに そっち に 行き そうだ …》 ||||いき|そう だ

( チョウジ ) シカマル !

《 すま ねぇ   母ちゃん …》 ||かあちゃん

シカマル ! ( い の ) サクラ ! |||さくら

(( どうせ 死ぬ なら   何も し ない より 自分 なり に 戦って 死ぬ !)) |しぬ||なにも||||じぶん|||たたかって|しぬ

これ じゃ …  こんなんじゃ …。

ハァ …  ハァ …。

( サクラ ) 戦う 前 に 死んじゃ う じゃ ない ! さくら|たたかう|ぜん||しんじゃ|||

( オビト ) 忍 は 終わり だ 。 |おし||おわり|

もう 続ける こと は ない 。 |つづける|||

抵抗 し ない ならば   殺し は し ない 。 ていこう||||ころし|||

(( そして   お前 が 対立 する かぎり → |おまえ||たいりつ||

これ から 仲間 も そう やって 次々 い なく なる 。 ||なかま||||つぎつぎ|||

お前 を 認める 者 が 存在 し ない 世界 だ )) おまえ||みとめる|もの||そんざい|||せかい|

後悔 し たく なく ば もう 何も し ない こと だ 。 こうかい||||||なにも||||

何も し なければ 助かる って こと か ? なにも|||たすかる|||

そう だ   もう 死に 怯え 耐え 忍ぶ こと も ない 。 |||しに|おびえ|たえ|しのぶ|||

夢 の 中 へ 行ける 。 ゆめ||なか||いける

( 柱 間 ) 諦める な ! ちゅう|あいだ|あきらめる|

幻 術 の 中 に 落ちれば 死人 も 同然 ぞ ! まぼろし|じゅつ||なか||おちれば|しにん||どうぜん|

( ヒルゼン ) この 大樹 は オビト と 密接に 繋がって おる の 。 ||たいじゅ||||みっせつに|つながって||

まるで   チャクラ を 引き抜く 手足 。 |||ひきぬく|てあし

うかつに は 近づけ ぬ 。 ||ちかづけ|

( 大 蛇 丸 ) ずいぶん 弱腰です ね 。 あなた らしく ない 。 だい|へび|まる||よわごしです||||

猿 飛 先生 。 さる|と|せんせい

大 蛇 丸   遅かった で は ない か 。 で   五 影 は ? だい|へび|まる|おそかった||||||いつ|かげ|

回復 して あげた から → かいふく|||

弱腰じゃ なければ ここ へ 来る でしょう ね 。 よわごしじゃ||||くる||

フフッ   皮肉 を 言う の は 変わら ん な 。 |ひにく||いう|||かわら||

( 水 月 ) 待た せた ね   重 吾 に サスケ 。 すい|つき|また|||おも|われ||さすけ

( 重 吾 ) 来た か 。 おも|われ|きた|

しかし   近く で 見る と や っぱ 大きい ね ! |ちかく||みる||||おおきい|

この 木   切り 倒す のに どん だけ 時間 かかる かな ? |き|きり|たおす||||じかん||

( 香 燐 ) んな こと は どう で も いい んだ よ ! かおり|りん|||||||||

それ より 今 は …。 ||いま|

《 サスケ ん とこ に 今 すぐ 行って   ハグ して → さすけ||||いま||おこなって||

なめ まわして ぇん だ よ   この 野郎 》 な め||||||やろう

連合 忍者 の 回復 だ ろ ?  キミ 。 れんごう|にんじゃ||かいふく|||きみ

そ …  そうだ よ ! わかって   この 野郎 じゃ ねぇ か ! |そう だ||||やろう|||

《 不機嫌 そう ね …》 ふきげん||

《 どういう こと だ ?

あの つぼみ が 開花 した とき 無限 月 読 は 完全 と なる 。 |||かいか|||むげん|つき|よ||かんぜん||

マダラ は   そう 言った 。 まだら|||いった

だが   これほど の 忍 の チャクラ を 吸い取って なお → |||おし||||すいとって|

つぼみ が 開花 する 気配 は ない 》 ||かいか||けはい||

なら   あれ は   いつ 開く !? ||||あく

( マダラ ) 八尾 と 九 尾 の 人 柱 力 が まだ 生きて る …  わかる な ? まだら|やお||ここの|お||じん|ちゅう|ちから|||いきて|||

《 開花 さ せ   術 を 完成 さ せる に は → かいか|||じゅつ||かんせい||||

八尾 と 九 尾 の チャクラ が 必要不可欠だった と いう こと か 》 やお||ここの|お||||ひつようふかけつだった||||

だが   少なからず   その 2 匹 の → |すくなからず||ひき|

チャクラ が 入って いれば 問題 に は なら ん 。 ||はいって||もんだい||||

つまり … 開花 でき ない わけで は ない 。 |かいか|||||

開花 に かかる 時間 が 問題 に なる だけ だ 。 かいか|||じかん||もんだい||||

タイムリミット は   あと 約 15 分 。 |||やく|ぶん

その 間 に   オビト を 止め   入れ 代わる 。 |あいだ||||とどめ|いれ|かわる

お前 の 仙人 の 力 を 利用 して な 。 おまえ||せんにん||ちから||りよう||

《 まずい のう …。

俺 の オリジナル が 聞いた こと を すべて 連合 の 皆 に 伝え なくて は 》 おれ||おりじなる||きいた||||れんごう||みな||つたえ||

ここ に 山中 一族 の 者 は おる か ? ||さんちゅう|いちぞく||もの|||

はい ! 心 伝 身 の 術 は ? |こころ|つたい|み||じゅつ|

あっ …  はい   でき ます !

頼む 。  皆 へ   つなげて くれ 。 たのむ|みな|||

あの 無限 月 読と やら に ついて 説明 して おき たい こと が ある 。 |むげん|つき|よみと||||せつめい||||||

《 この 感じ …》 |かんじ

お じい 様 ! ||さま

( 柱 間 ) おお …  綱 か 。 ちゅう|あいだ||つな|

( オオノキ ) この 声 間違い ない の   柱 間 殿 。 ||こえ|まちがい|||ちゅう|あいだ|しんがり

( い の ) は ぁ …  五 影 様 たち も → ||||いつ|かげ|さま||

私 の 術 の 届く 範囲 内 に まで 来て る って こと です ね 。 わたくし||じゅつ||とどく|はんい|うち|||きて|||||

おっと   懐かしむ の は あと ぞ 。 |なつかしむ||||

それ より 連合 も   お前たち に も 伝えて おく こと が ある 。 ||れんごう||おまえたち|||つたえて||||

心して 聞け い 。 こころして|きけ|

《 もう 少し チャクラ を 取り戻して おく か 。 |すこし|||とりもどして||

開花 に は 時間 が   かかり すぎる 》 かいか|||じかん|||

じゃあ   俺 たち は あの 木 の 養分 って こと です か …。 |おれ||||き||ようぶん||||

忍 と は そんな もの だった のです か ? おし|||||||

なら   どう やって   あんな の と …。

あと 15 分 程度 しか な いって のに   そんな ムチャ な ! |ぶん|ていど|||||||

近づけ も し ない のに ! ちかづけ||||

かといって 何も し なければ 結局   同じ 。 |なにも|||けっきょく|おなじ

時間 内 に   あの 木 を 切り 倒す か → じかん|うち|||き||きり|たおす|

術 者 を 倒す しか ない 。 じゅつ|もの||たおす||

でも …。

諦める な と 言った はず ぞ !! あきらめる|||いった||

♪♪~

そう は 言う が あなた は   そもそも 穢土 転生 だ ! ||いう|||||えど|てんせい|

もう 死んだ 過去 の 人 だ ! だが   俺 たち は 生きて る 。 |しんだ|かこ||じん|||おれ|||いきて|

もう 終わり だ …。 |おわり|

こんな こと なら いっそ 最初 から …。 ||||さいしょ|

そう だ   そのまま で いい 。

悔やむ こと の ない 世界 へ 連れて いって やる 。 くやむ||||せかい||つれて||

( サスケ ) ナルト   もう 終わり か ? 俺 は 行く ! さすけ|||おわり||おれ||いく

行く ぞ   重 吾 ! ああ 。 いく||おも|われ|

《 これ !》

《 感じる …  これ って ナルト の 心 が   私 の 術 を 通して …》 かんじる|||||こころ||わたくし||じゅつ||とおして

《 ナルト : あの とき   やっぱり 声 かけ ときゃ よかった って → ||||こえ||||

あの あと で   何度 も 思った んだ 》 |||なんど||おもった|

《 心 が 入って くる 》 こころ||はいって|

《 だから …》

これ は …。

こりゃ   あん ときの …。 ||とき の

俺 は …。 おれ|

♪♪~

俺 は …。 おれ|

《 後悔 し たく ねえ んだ 。 こうかい||||

やっ ときゃ よかった って よ 》

( ヒナタ ) ナルト 君 …。 ||きみ

《 それ に 俺 たち が やってきた こと 全部 …》 ||おれ|||||ぜんぶ

なかった こと に なんか でき ねえ んだ よ !

サスケ !  俺 も 行く って ば よ 。 さすけ|おれ||いく|||

うずまき ナルト …。

《 何度 も 何度 も …》 なんど||なんど|

( 九 喇嘛 ) すま ねえ な また チャクラ もら っち まって よ 。 ここの|らつま|||||||||

気 に する な 。 き|||

《 ミナト : ナルト   頼む よ 》 みなと||たのむ|

で   サスケ   お前 → |さすけ|おまえ

相手 は 仙術 しか 効か ねえ って わかって ん よ な ? あいて||せんじゅつ||きか||||||

さっき の お前 と 一緒に する な 。 ||おまえ||いっしょに||

香 燐   ほら 。 かおり|りん|

あれ って さ サスケ の 呪 印 模様 だ よ ね ? |||さすけ||まじない|いん|もよう|||

呪 印 の 力 は なく なって た はずだ ろ 。 まじない|いん||ちから||||||

そもそも 重 吾 の 呪 印 は 仙術 の 力 。 |おも|われ||まじない|いん||せんじゅつ||ちから

かつて   私 の 実験 で → |わたくし||じっけん|

その 重 吾 の チャクラ を 注入 さ れて → |おも|われ||||ちゅうにゅう||

すぐ 呪 印 を 解放 した サスケ 君 だ もの 。 |まじない|いん||かいほう||さすけ|きみ||

サスケ 君 の 須佐 能 乎 が → さすけ|きみ||すさ|のう|こ|

同じ ように 重 吾 の チャクラ に 適応 して も → おなじ||おも|われ||||てきおう||

何ら 不思議じゃ ない わ 。 なんら|ふしぎじゃ||

つまり 仙術 須佐 能 乎 って とこ かしら 。 |せんじゅつ|すさ|のう|こ|||

《 扉 間 : うち は サスケ か 。 とびら|あいだ|||さすけ|

かつて の マダラ と 同じ 可能 性 を 見せる → ||まだら||おなじ|かのう|せい||みせる

うち は の 者 よ 》 |||もの|

うち も   あっ ち に まざ ろ っか な 。

邪魔 だって 。  また 刺さ れる よ 。 じゃま|||ささ||

《 そして   サスケ 君   あなた の 力 は この 後ろ の 2 人 と 違って → |さすけ|きみ|||ちから|||うしろ||じん||ちがって

いや   私 の どの 実験 体 と も 違って まだまだ   こんな 程度 で は ない 。 |わたくし|||じっけん|からだ|||ちがって|||ていど|||

私 に は   わかる の よ 。 私 の 生涯 を かけ → わたくし||||||わたくし||しょうがい||

集めた 情報 から 導き 出せる 私 の 勘 が   こう 言う の 。 あつめた|じょうほう||みちびき|だせる|わたくし||かん|||いう|

あなた は   いずれ マダラ を 超えた 忍 に なる と 》 |||まだら||こえた|おし|||

《 そして   うずまき ナルト   まるで かつて の 兄 者 を 見て る ようだ 。 ||||||あに|もの||みて||

バカで 甘く   きれい事 を 大声 で 口 に する ガキ だ 。 ばかで|あまく|きれいごと||おおごえ||くち|||がき|

だが   なぜ だ か 皆 に 好か れ 頼り たく なる 》 ||||みな||すか||たより||

狙え ! おう ! ねらえ|

後悔 は 先 に 立た ん ぞ 。 お前 ら の 先 に は 何も ない が な ! こうかい||さき||たた|||おまえ|||さき|||なにも|||

アイツ ら   ホントに 向かって い きや がった 。 ||ほんとに|むかって|||

ああ   俺 たち は どう する ? |おれ||||

五 影 様 たち が 来て から 聞いて みる か 。 いつ|かげ|さま|||きて||きいて||

そんな ん で いい の か !?

(( 本当の 夢 の 道 へ 行く まで お前 と の 戦い を 楽しむ さ 。 ほんとうの|ゆめ||どう||いく||おまえ|||たたかい||たのしむ|

本当の 夢 って なんだ ? ほんとうの|ゆめ||

俺 たち の 目指した もの は この 里 に ある んだろう が ! おれ|||めざした||||さと||||

お前 は   見え ない の さ 。 更に この先 が …  先 の 夢 が 。 おまえ||みえ||||さらに|このさき||さき||ゆめ|

だったら   その先 の 夢 って の を 教えて くれ )) |そのさき||ゆめ||||おしえて|

これ は   初代 様 の 記憶 。 ||しょだい|さま||きおく

( 柱 間 ) 先 の 夢 …。 ちゅう|あいだ|さき||ゆめ

(( ここ に   こうして 各 五 大国   初代 五 影 が 集い → |||かく|いつ|たいこく|しょだい|いつ|かげ||つどい

五 影 会談 が できる こと 本当に …。 いつ|かげ|かいだん||||ほんとうに

感謝 する 。 かんしゃ|

兄 者   火 の 国 木 ノ 葉 隠れ 代表 で も ある 火影 が → あに|もの|ひ||くに|き||は|かくれ|だいひょう||||ほかげ|

他の 影 相手 に 簡単に 頭 を 垂れる な ! たの|かげ|あいて||かんたんに|あたま||しだれる|

だが   嬉しくて のう …。 |うれしくて|

火影 殿   頭 を 上げろ よ 。 ほかげ|しんがり|あたま||あげろ|

長 たる 者 が よ する 行為 じゃ ねえ よ   それ は よ 。 ちょう||もの||||こうい||||||

確かに   火影 殿 の 言わ れる 五 影 協定 の 趣旨 に → たしかに|ほかげ|しんがり||いわ||いつ|かげ|きょうてい||しゅし|

賛同 する ため   ここ へ 来た が ただ で サイン する わけで は ない 。 さんどう|||||きた||||さいん||||

あまり 下手に 出 られる と 何 か ある と 勘ぐって しまう ぞ 。 |へたに|だ|||なん||||かんぐって||

火影 殿 が 集めた 尾 獣 を 他 里 に 分配 する と いう の が → ほかげ|しんがり||あつめた|お|けだもの||た|さと||ぶんぱい|||||

協定 へ の サイン の 条件 。 これ は 取り引き だ 。 きょうてい|||さいん||じょうけん|||とりひき|

感情 だけ に 流さ れる もの で は ない 。 かんじょう|||ながさ|||||

その とおり だ 。  尾 獣 は バランス を 考え 分配 する が → |||お|けだもの||ばらんす||かんがえ|ぶんぱい||

すべて 買い取って いただく 。 タダ でも …。 |かいとって||ただ|

黙れ !)) だまれ

これ が   最初の 会談 。 ||さいしょの|かいだん

( オオノキ ) うむ 。  これ を 期 に 小さな 争い は 安定 して いく 。 ||||き||ちいさな|あらそい||あんてい||

(( 我が 里 に は 古く より ある 寺 の 者 たち が → わが|さと|||ふるく|||てら||もの||

尾 獣 を 1 匹 封印 して きた 。 お|けだもの||ひき|ふういん||

すでに   尾 獣 を 持って いる 。 よって   もう いら ぬ 。 |お|けだもの||もって|||||

協定 に 協力 する に は 他 里 と 違い → きょうてい||きょうりょく||||た|さと||ちがい

それなり の 見返り を 求める が よろしい か ? ||みかえり||もとめる|||

何 が 望み だ ? なん||のぞみ|

我ら の 国 は   砂 ばかり だ 。 われら||くに||すな||

よって   隣接 する 木 ノ 葉 に は → |りんせつ||き||は||

尾 獣 の 代わり に 豊かな 土地 を わけて いただく 。 お|けだもの||かわり||ゆたかな|とち|||

そして   他国 に は   尾 獣 を 買う 額 の 3 割 を こちら に も いただき たい 。 |たこく|||お|けだもの||かう|がく||わり||||||

ふざける な   風 影 ! ||かぜ|かげ

な っ …。 すぎる ぞ   風 影 殿 ! ||||かぜ|かげ|しんがり

この 条件 を のんで もらえ なければ → |じょうけん||||

協定 に は   サイン し ない 。 きょうてい|||さいん||

砂漠 ばかり の 生産 性 の ない 我が国 で → さばく|||せいさん|せい|||わがくに|

4 つ の 大国 と 渡り合って いく に は → ||たいこく||わたりあって|||

我が 里 の 尾 獣 の 存在 を 大いに 利用 する の は 当然 。 わが|さと||お|けだもの||そんざい||おおいに|りよう||||とうぜん

我ら 四国 が 手 を 組み   風 の 国 を 叩く こと も できる のだ ぞ 。 われら|しこく||て||くみ|かぜ||くに||たたく|||||

今 まで   確かに 我々 は うまく いか ない こと だらけ だった 。 いま||たしかに|われわれ|||||||

我ら   おのおの 同胞 や 一族 を 守る ため に やってきた こと だ 。 われら||どうほう||いちぞく||まもる|||||

致しかたない とき も あった かも しれ ぬ 。 いたしかたない||||||

そして   今日   五 国 の 協定 が うまく いった と して も → |きょう|いつ|くに||きょうてい||||||

それ が   どこ まで 続く かも 守ら れる かも 正直 わから ぬ 。 ||||つづく||まもら|||しょうじき||

だが   俺 は   いつ の 日 か これ から 先   国 は 関係なく → |おれ||||ひ||||さき|くに||かんけいなく

忍 が 皆 協力 し 合い   助け合い → おし||みな|きょうりょく||あい|たすけあい

心 が ひと つ に なる 日 が くる と 夢みて いる 。 こころ||||||ひ||||ゆめみて|

それ が   俺 の 思う   先 の 夢 。 ||おれ||おもう|さき||ゆめ

今日 は   その 夢 へ の 第 一 歩 に して いただき たい のだ 。 きょう|||ゆめ|||だい|ひと|ふ|||||

どうか   どうか …))

頼む   我ら の 愛す べき 子供 たち よ ! たのむ|われら||あいす||こども||

今 こそ   我ら 忍 の 痛み から 苦悩 から   挫折 から …。 いま||われら|おし||いたみ||くのう||ざせつ|

紡いで 見せて くれ ! つむいで|みせて|

我ら 忍 の 本当の 夢 を ! われら|おし||ほんとうの|ゆめ|

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

2 時間 スペシャル ! じかん|すぺしゃる