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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン11 - 229 - 食うか食われるか!踊るキノコ地獄

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 229 - 食う か 食わ れる か !踊る キノコ 地獄

♪~

( ナルト ) う お ~! 久しぶりの 陸地 だって ば よ !

( ガイ ) 着いた …。

ついに 我ら は 着いた の か ? 新 大陸 に …。

新 大陸 ?

もし かして 着いた の か ? 雷 の 国 に …。

( ヤマト ) いや そう じゃ ない 。

ここ は ただ の 補給 に 立ち寄った 漁港 だ よ 。

( アオバ ) まだまだ 航海 は 始まった ばかりだ から ね 。

… って か !?

航海 を 続ける こと が 前提 であり →

生存 する こと が 前提 で は ~!

この 港 を 出る と しばらく は どこ に も 寄港 でき ない 。

ふ ~ ん そう な の か 。

約 2 週間 この 船 は →

沈黙 の 航路 に 入る こと に なる から な 。

沈黙 の 航路 ?

あぁ 沈黙 の 航路 と は →

大 海原 に できた 不可思議な 領域 で な 。

その エリア は 風 も 吹か ず 魚 も まったく い ない 。

謎 の 磁場 が 発生 し 蒸気 船 さえ 機能 し なく なる 。

それ じゃあ どう やって 船 は 進む んだ ?

運河 ほど の 狭く 決まった 部分 だけ →

わずかな 海流 が 発生 して いて →

船 は それ に 乗って 進む こと に なる 。

海流 に 乗ったら 急ぐ こと も 後戻り する こと も でき ない 。

ふ ~ ん 他人 の 馬 の 背 に のんびり 乗る ような もん か 。

ま ぁ そうだ … ただ メリット も ある 。

この 航路 に 入れば 他の 船 も 同じ 条件 だ 。

海賊 や 敵 に 襲わ れる 心配 も ない 。 なるほど ね 。

とにかく 2 週間 分 の 食料 を 確保 だ 。

航路 の 途中 で 食料 が 尽きたら どう しよう も ない から 。

食料 の 調達 を お 願い し ます 。

ナルト は ガイ 先生 の 分 まで 頼める かな ?

お前たち 回り すぎて る ぞ …。

った く しよう が ねえ って ば よ 。

♪~

よし ! これ で 全部 揃った な 。

あと は 船 に 戻って 出港 だって ば よ 。

ちょっと うわ ! どうした !? どうした おい !

う … うわ ~!

大丈夫 か ? 悪かった って ば よ 。 大丈夫です 。

君 は 木 ノ 葉 の 忍者 です か ? ん ? おう … ま ぁな 。

今度 五 大国 が 連合 を 組んで 戦争 を 始める って →

ほんとです か ?

そんな 噂 が 広まって ん の か ?

うん 。 ここ みたいな 小国 は →

五 大国 の 言う こと に 従う しか ない けど →

この 漁港 で 食 材 買って いる って こと は →

沈黙 の 航路 を 通って 雷 の 国 に でも 行く んです ね 。

ま ぁ そんな とこ か な 。 詳しい こと は 言え ねえ けど よ 。

お 詫び に おっちゃん から 野菜 を 買って やりて えん だ けど さ 。

もう 買い 終わった あと だ から な 。

なら これ 買って いき ませ ん か ? なんだ ? これ 。

これ カビルダケ って キノコ な んです 。 カビルダケ ?

すごく おいしい んです よ 。

それ に 繁殖 力 が とても 強くて いざ と なったら →

これ を 増やして 食べれば →

食料 不足に なる 心配 も あり ませ ん 。

沈黙 の 航路 に 行く 人 は →

非常 用 に 必ず 1 つ は 持っていく んです 。

へ ぇ … そんな 便利な キノコ が ある の か 。

よし ! それ なら 1 個 買って いく ぜ 。

じゃあ !

まいど あり !

( ガイ ) いやだ ~! 船 に なんか 乗ら ん ぞ ~!

ここ が 雲隠れ の 里 だ !

お前たち は 間違って いる !

頼み ます よ ガイ さん !

駄々っ子 じゃ ない んだ から ほんとに もう !

船 は いやだ !

う げ ぇ ~ っ !

ガイ さん !? おい ナルト なんて こと を …。

ゲキマユ 先生 の かわいく ねえ 駄々っ子 に →

つきあう こと なんか ねえ って ば よ 。

ま ぁ それ は そう だ が …。

さっ 早く 出港 しよう ぜ 。

ガイ さん 行き ます よ 。

いき ます よ ほ いっ !

いって らっしゃ ~ い 。

どうやら 沈黙 の 航路 に 入った ようだ な 。

全然 周り が 見え ねえ な 。

それ に すごい 湿気 。

あと 2 週間 も こんな ところ 進む なんて →

なんか 気 が 滅入る な …。

だが 海上 に おいて は 最も 安全な 場所 で も ある 。

ナルト も この 間 に ゆっくり 体 を 休めて おく んだ な 。

わかった って ば よ 。

どう した んだ よ ヤマト 隊長 !

いや … なんでもない 。

ヤマト ! ヤマト しっかり しろ !

突然 苦しみ 出して 倒れ ち まったん だ よ 。

今 の ところ 休んで いて もらう しか …。

何 か あった の か ? ゲキマユ 先生 !

船酔い は 大丈夫な の か ?

あぁ 。 沈黙 の 航路 に 入ったら 船 の 揺れ が おさまった んで →

俺 の 船酔い も 治 っち まっ たって わけだ 。

そ っか 先生 が 治った と 思ったら 今度 は ヤマト 隊長 か …。

えっ ? ヤマト に 何 か あった の か ?

詳しく は わかり ませ ん 。

ですが どうやら ヤマト さん の チャクラ が →

何 か に 侵食 さ れて いる ようです ね 。

ヤマト の チャクラ が ?

原因 不明 の 症状 です 。

原因 不明 って …。

大変です ! どうした ?

それ が … とにかく 来て ください 。

何 だ !? これ は 。 キノコ ?

食料 に 菌 が 紛れ込んだ と いう の か 。

俺 が カビルダケ って キノコ を 買って おいた けど →

たった 1 個 だ し →

こんな 毒々しい 色 の キノコ じゃ なかった って ば よ 。

船 に ある 食料 は ここ に ある の が すべて です 。

それ じゃ 食料 は 全滅 ?

と いう こと は 食べ られる もの は この キノコ だけ か 。

けど この 色 どう 見た って 毒 キノコ だ ろ 。

食料 だけ じゃ ない 。 水 も 全滅 して いる 。

そんな 食い物 も 水 も ね えんじゃ 話 に なん ねえ って ば よ 。

急いで 船 を 戻 …。 いい や 無理だ 。

一 度 沈黙 の 航路 に 入った からに は →

後戻り は 不可能だ 。

だって 航路 に 入った ばっ か だ ぞ 。

抜ける まで に は あと 2 週間 は かかる んだ ろ 。

その 間 我々 は 飲ま ず 食わ ず で →

航海 を 続け なければ なら ない と いう わけだ 。

マジ かよ …。

《 そう は 言った って ど っか に 魚 の 1 匹 くらい …》

《 鳥 の 1 羽 くらい …》

《 何も い ねえ …》

以前 熱き 青春 の 真っただ中 →

断食 の 修業 を した こと が ある 。

人間 が 1 日 に 消費 する の は 1,600 キロ カロリー 。

栄養 摂取 が 行わ れ ず に いる と →

人間 は 自分 の 筋肉 を タンパク 質 に 変え →

脂肪 を エネルギー に 変えて いく 。

これ が 続く かぎり 餓死 したり し ない 。

餓死 し ない って そう は 思え ねえ って ば よ 。

それ は 水分 補給 が 十分 行わ れて いる 状態 で →

今 は その かぎり で は ない 。

このまま で は いかに 情熱 が たぎる 大人 でも →

1 週間 から 2 週間 で 死亡 する 。

今 いったい 何 日 目 だ ?

わから ん … 1 週間 は 経って いる かも しれ ん 。

腹 が 減り すぎて 俺 の 腹 時計 も とっくに 止ま っち まって る 。

このまま なら 我々 は 間違い なく 餓死 する 。

最後 の 賭け に 出る べき かも しれ ん な 。

最後 の 賭け ?

ついてこい ナルト 。

まさか 最後 の 賭け って …。

その まさか だ こいつ が 食べ られれば 。

けど どう 見た って 毒 キノコ だ ぞ 。

だが この キノコ は とんでもなく おいしい かも しれ ん 。

とにかく 我々 は 何 か を 食べ なければ 餓死 する 。

そら そうだ けど 。

ナルト ここ は ジャンケン だ 。

よし 俺 は 覚悟 を 決めた 。

いく ぞ ナルト 。

(2 人 ) 最初 は グー ! ジャンケン ポン !

よっ しゃ ~ 勝った 勝った 。 俺 の 勝ち だ 。

グォ ~ やはり ナルト は パー だった か 。

パー って なんか トゲ を 感じる 言い 方 だって ば よ 。

グゥ ~。

先生 ここ は 男らしく 腹 を くくって 。

ククッ フフッ …。

ゲキマユ 先生 ? ハッハッハッハッ !

どう な っち まったん だ ? ついに 壊れ ち まった の か ?

いい や ナルト 私 は この 事態 を 喜んで いる 。

えっ ?

むしろ 私 は この 瞬間 を 待って いた 。

いただき ま ~ す !

ゲキマユ 先生 … 大丈夫 か ?

やっぱり 毒 キノコ か !?

ウホホ … こりゃ うまい 。

今 まで こんな うまい もの 食った こと は ない 。

どうして こんな もの を 食べ ず に いたんだ 。

ゲキマユ 先生 それ が うまい って ほんとな の か ?

食う ぞ 食う ぞ 俺 が 全部 食って やる !

待て 待て って ば よ ! 俺 も 俺 も 食う !

ほんとだ こりゃ うまい って ば よ 。 止まら ない って ば よ 。

グフフ … なんか す っげ え 気分 が よく なって きた 。

グフフ … 俺 も だ 。

体 の 底 から 活力 が 湧いて くる 。 グハハハハ !

グフフ … そこ に まだ キノコ が 残って たって ば よ 。

ガルルルル ! この キノコ は すべて 私 の もの だ 。

くらえ キノコ 旋風 !

そりゃ ~!

ゲキマユ 先生 の 弱点 なんて わかって る ぜ 。

忍法 キノコ ハーレム の 術 !

う っふ ~ ん 。

ゲキマユ 先生 !

す て き !

遊び ましょう 。

あま ~ い ! そんな もの で 私 の 熱血 鼻血 は 発射 せんぞ 。

キノコ 大 旋風 !

むっ !?

もらった ! キノコ 螺旋 丸 !

あまい ぞ ナルト !

やる な 影 分身 か 。

本物 は こっち だって ば よ キノコ 螺旋 丸 !

ぬ お っ !? キノコ 強力 旋風 !

う お ぉ ~!

ぐ わ っ …。

とりゃ ~! ぐ えっ …。

おえ ~。 おえ ~。

う ぅ … なんで こんな こと に なった んだ 。

《 あんな キノコ さえ 買わ なければ …》

クソッ 何でも いい 口 に 食い物 を … 口 に …。

あっ その 手 が あった か 。

忍法 キノコ 口 寄せ の 術 !

( ガマ 竜 ) あれ ~ ナルト 何の 用 な の ?

あれ ~ メチャ うま そうじゃ ねえ か よ 。

食って やる !

うわ ぁ ~!

どうやら 全員 くたばった ようだ な 。

こいつ ら は 雷 の 国 に 行く つもりだった 。

おそらく 何 か お 宝 を 積んで る はずだ ぜ 。

まったく お 頭 の 頭 の よ さ に は 感心 し ます ぜ 。

ハハッ たった キノコ 1 本 で 海賊 して る んです から ね 。

カビルダケ って の は 普通 は ただ の キノコ だ が →

1 日 以上 暗闇 と 湿気 に 置く と →

強力な 毒 キノコ に 変わって 異常 繁殖 する の さ 。

沈黙 の 航路 じゃ とんで も ねえ 猛威 を ふるう 。

そう と も 知ら ねえ で 。

さ ぁ お め え たち お 宝 を 探す ぜ !

(2 人 ) ヘイ !

やっぱり て め え の 仕業 だった んだ な 。

な っ … なんで お め え たち !?

て め えら 餓死 した はずじゃ ねえ の か !?

見る もの が なんでも 食い物 に 見え ち まう ぐらい →

腹 減って たから な 。

危なく そうな っち まう ところ だった けど よ 。

ど わ ~! 待て 待て ガマ 竜 !

だって おいしい から 食べて い いって …。

バカ ! 俺 が お前 を 食べる はずで お前 なんか …。

そう だ ! いい 考え が あった って ば よ !

(( この際 なんでも 我慢 する って ば よ !))

ガマ 竜 に 頼んで シマ ばあちゃん の 料理 を →

運んで もらった ん だって ば よ 。

クーッ そんな 手 が …。

おかげ で 我々 は →

虫 料理 を 死ぬ ほど 食う こと に なって しまった 。

あの 味 を 思い出す と …。

この お礼 は たんまり さ せて もらう ぜ !

うわ ぁ ~!

お っ 普通の 波 に 戻った ぞ !

しかし この 荒れよう は いったい 何 が あった と いう のだ 。

ナルト 知ら ない か ? あ ?

そう いえば キノコ を 食って から の 記憶 が →

あいまい だって ば よ 。

それにしても ひで え 荒れ ようだ な 。

まるで 海賊 に でも 襲わ れた みて えだ 。

あぁ メチャクチャ だ ヤマト が 怒る な 。

知ら ない 間 に →

何 か すげ え こと が あった の かも しれ ねえ って ば よ 。

う ぅ … 急に 船酔い が !

また かよ … ゲキマユ 先生 。

♪~

気 が ついた か ? ヤマト 。

私 は どうした ん です か ?

キノコ の 菌糸 が お前 に 寄生 を して →

木 遁 の チャクラ を 吸い上げて いた ようだ 。

でも もう 大丈夫だ 。

まさか 俺 たち を こんなに 苦しめる キノコ が ある なんて な 。

まだ 世界 は 広い って こと だって ば よ 。

俺 たち を どう する つもりだ !?

沈黙 の 航路 に は 戻る ルート も ある そうだ な 。

まさか そこ に 俺 たち を !? その まさか だ 。

あの 航路 は 2 週間 も ある んだ ぞ !?

その 間 の 食料 は !?

それ は 心配 ねえ って ば よ 。

ん ? これ は …。

お前たち も 腹 いっぱい この キノコ を 味わう と いい って ば よ 。

じゃあ な 。

木 遁 !

おい ! おい ! ちょ っ … うわ ~!

やめろ ! やめて くれよ ~ おい !

助けて くれ ~!

キノコ 鍋 って …。

しようがない だろう 食料 が 全滅 して いる んだ 。

近く の 港 に 寄る まで ある の は →

キノコ か 虫 だ !

ぐ わ っ ! もう どっち も 勘弁 だって ば よ ~。

ん ? この キノコ 意外 と うまい じゃ ない か 。

おい ナルト 食って みろ 。

もっと まともな もん が 食 いて え !

< まずは …>

< そう な んです ! 日本 人 が 今 はじめて み たい 事 …>

< ご存じ かしら ? 日本 の ランニング 人口 は →

近年 劇的に 上昇 !>


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♪~

( ナルト ) う お ~! 久しぶりの 陸地 だって ば よ ! |||ひさしぶりの|りくち|||

( ガイ ) 着いた …。 |ついた

ついに   我ら は 着いた の か ? 新 大陸 に …。 |われら||ついた|||しん|たいりく|

新 大陸 ? しん|たいりく

もし かして   着いた の か ? 雷 の 国 に …。 ||ついた|||かみなり||くに|

( ヤマト ) いや   そう じゃ ない 。 やまと||||

ここ は   ただ の 補給 に 立ち寄った 漁港 だ よ 。 ||||ほきゅう||たちよった|ぎょこう||

( アオバ ) まだまだ   航海 は 始まった ばかりだ から ね 。 ||こうかい||はじまった|||

… って か !?

航海 を 続ける こと が 前提 であり → こうかい||つづける|||ぜんてい|

生存 する こと が 前提 で は ~! せいぞん||||ぜんてい||

この 港 を 出る と   しばらく は どこ に も 寄港 でき ない 。 |こう||でる|||||||きこう||

ふ ~ ん   そう な の か 。

約 2 週間   この 船 は → やく|しゅうかん||せん|

沈黙 の 航路 に 入る こと に なる から な 。 ちんもく||こうろ||はいる|||||

沈黙 の 航路 ? ちんもく||こうろ

あぁ   沈黙 の 航路 と は → |ちんもく||こうろ||

大 海原 に できた 不可思議な 領域 で な 。 だい|うなばら|||ふかしぎな|りょういき||

その エリア は   風 も 吹か ず 魚 も   まったく い ない 。 |えりあ||かぜ||ふか||ぎょ||||

謎 の 磁場 が 発生 し 蒸気 船 さえ 機能 し なく なる 。 なぞ||じば||はっせい||じょうき|せん||きのう|||

それ じゃあ どう やって   船 は 進む んだ ? ||||せん||すすむ|

運河 ほど の 狭く 決まった 部分 だけ → うんが|||せまく|きまった|ぶぶん|

わずかな 海流 が 発生 して いて → |かいりゅう||はっせい||

船 は   それ に 乗って 進む こと に なる 。 せん||||のって|すすむ|||

海流 に 乗ったら   急ぐ こと も 後戻り する こと も でき ない 。 かいりゅう||のったら|いそぐ|||あともどり|||||

ふ ~ ん   他人 の 馬 の 背 に のんびり 乗る ような もん か 。 ||たにん||うま||せ|||のる|||

ま ぁ   そうだ … ただ   メリット も ある 。 ||そう だ||めりっと||

この 航路 に 入れば 他の 船 も 同じ 条件 だ 。 |こうろ||はいれば|たの|せん||おなじ|じょうけん|

海賊 や 敵 に 襲わ れる 心配 も ない 。 なるほど ね 。 かいぞく||てき||おそわ||しんぱい||||

とにかく 2 週間 分 の 食料 を 確保 だ 。 |しゅうかん|ぶん||しょくりょう||かくほ|

航路 の 途中 で 食料 が 尽きたら どう しよう も ない から 。 こうろ||とちゅう||しょくりょう||つきたら|||||

食料 の 調達 を お 願い し ます 。 しょくりょう||ちょうたつ|||ねがい||

ナルト は   ガイ 先生 の 分 まで 頼める かな ? |||せんせい||ぶん||たのめる|

お前たち   回り すぎて る ぞ …。 おまえたち|まわり|||

った く   しよう が ねえ って ば よ 。

♪~

よし !  これ で 全部 揃った な 。 |||ぜんぶ|そろった|

あと は   船 に 戻って 出港 だって ば よ 。 ||せん||もどって|しゅっこう|||

ちょっと   うわ ! どうした !?  どうした   おい !

う …  うわ ~!

大丈夫 か ?  悪かった って ば よ 。 大丈夫です 。 だいじょうぶ||わるかった||||だいじょうぶです

君 は   木 ノ 葉 の 忍者 です か ? ん ?  おう …  ま ぁな 。 きみ||き||は||にんじゃ||||||

今度   五 大国 が 連合 を 組んで 戦争 を 始める って → こんど|いつ|たいこく||れんごう||くんで|せんそう||はじめる|

ほんとです か ?

そんな 噂 が 広まって ん の か ? |うわさ||ひろまって|||

うん 。  ここ みたいな 小国 は → |||しょうこく|

五 大国 の 言う こと に 従う しか ない けど → いつ|たいこく||いう|||したがう|||

この 漁港 で 食 材 買って いる って こと は → |ぎょこう||しょく|ざい|かって||||

沈黙 の 航路 を 通って 雷 の 国 に でも 行く んです ね 。 ちんもく||こうろ||かよって|かみなり||くに|||いく|ん です|

ま ぁ   そんな とこ か な 。 詳しい こと は 言え ねえ けど よ 。 ||||||くわしい|||いえ|||

お 詫び に   おっちゃん から 野菜 を 買って やりて えん だ けど さ 。 |わび||||やさい||かって|||||

もう 買い 終わった あと だ から な 。 |かい|おわった||||

なら   これ   買って いき ませ ん か ? なんだ ?  これ 。 ||かって||||||

これ   カビルダケ って キノコ な んです 。 カビルダケ ? |||きのこ||ん です|

すごく おいしい んです よ 。 ||ん です|

それ に 繁殖 力 が とても 強くて いざ と なったら → ||はんしょく|ちから|||つよくて|||

これ を 増やして 食べれば → ||ふやして|たべれば

食料 不足に なる 心配 も あり ませ ん 。 しょくりょう|ふそくに||しんぱい||||

沈黙 の 航路 に 行く 人 は → ちんもく||こうろ||いく|じん|

非常 用 に 必ず 1 つ は 持っていく んです 。 ひじょう|よう||かならず|||もっていく|ん です

へ ぇ … そんな 便利な キノコ が ある の か 。 |||べんりな|きのこ||||

よし !  それ なら 1 個 買って いく ぜ 。 |||こ|かって||

じゃあ !

まいど あり !

( ガイ ) いやだ ~! 船 に なんか 乗ら ん ぞ ~! ||せん|||のら||

ここ が   雲隠れ の 里 だ ! ||くもがくれ||さと|

お前たち は   間違って いる ! おまえたち||まちがって|

頼み ます よ   ガイ さん ! たのみ||||

駄々っ子 じゃ ない んだ から ほんとに もう ! だだっこ||||||

船 は いやだ ! せん||

う げ ぇ ~ っ !

ガイ さん !? おい   ナルト   なんて こと を …。

ゲキマユ 先生 の かわいく ねえ 駄々っ子 に → |せんせい||||だだっこ|

つきあう こと なんか ねえ って ば よ 。

ま ぁ   それ は そう だ が …。

さっ   早く 出港 しよう ぜ 。 |はやく|しゅっこう||

ガイ さん   行き ます よ 。 ||いき||

いき ます よ   ほ いっ !

いって らっしゃ ~ い 。

どうやら   沈黙 の 航路 に 入った ようだ な 。 |ちんもく||こうろ||はいった||

全然   周り が 見え ねえ な 。 ぜんぜん|まわり||みえ||

それ に   すごい 湿気 。 |||しっけ

あと 2 週間 も こんな ところ 進む なんて → |しゅうかん||||すすむ|

なんか   気 が 滅入る な …。 |き||めいる|

だが   海上 に おいて は 最も 安全な 場所 で も ある 。 |かいじょう||||もっとも|あんぜんな|ばしょ|||

ナルト も   この 間 に ゆっくり 体 を 休めて おく んだ な 。 |||あいだ|||からだ||やすめて|||

わかった って ば よ 。

どう した んだ よ   ヤマト 隊長 ! ||||やまと|たいちょう

いや …  なんでもない 。

ヤマト !  ヤマト   しっかり しろ ! やまと|やまと||

突然   苦しみ 出して 倒れ ち まったん だ よ 。 とつぜん|くるしみ|だして|たおれ||||

今 の ところ 休んで いて もらう しか …。 いま|||やすんで|||

何 か あった の か ? ゲキマユ 先生 ! なん||||||せんせい

船酔い は   大丈夫な の か ? ふなよい||だいじょうぶな||

あぁ 。  沈黙 の 航路 に 入ったら 船 の 揺れ が おさまった んで → |ちんもく||こうろ||はいったら|せん||ゆれ|||

俺 の 船酔い も 治 っち まっ たって わけだ 。 おれ||ふなよい||ち||||

そ っか   先生 が 治った と 思ったら 今度 は   ヤマト 隊長 か …。 ||せんせい||なおった||おもったら|こんど||やまと|たいちょう|

えっ ?  ヤマト に 何 か あった の か ? |やまと||なん||||

詳しく は わかり ませ ん 。 くわしく||||

ですが どうやら   ヤマト さん の チャクラ が → ||やまと||||

何 か に 侵食 さ れて いる ようです ね 。 なん|||しんしょく|||||

ヤマト の チャクラ が ? やまと|||

原因 不明 の 症状 です 。 げんいん|ふめい||しょうじょう|

原因 不明 って …。 げんいん|ふめい|

大変です ! どうした ? たいへん です|

それ が …  とにかく 来て ください 。 |||きて|

何 だ !?  これ は 。 キノコ ? なん||||きのこ

食料 に 菌 が 紛れ込んだ と いう の か 。 しょくりょう||きん||まぎれこんだ||||

俺 が カビルダケ って キノコ を 買って おいた けど → おれ||||きのこ||かって||

たった 1 個 だ し → |こ||

こんな 毒々しい 色 の キノコ じゃ なかった って ば よ 。 |どくどくしい|いろ||きのこ|||||

船 に ある 食料 は ここ に ある の が すべて です 。 せん|||しょくりょう||||||||

それ じゃ   食料 は 全滅 ? ||しょくりょう||ぜんめつ

と いう こと は   食べ られる もの は この キノコ だけ か 。 ||||たべ|||||きのこ||

けど   この 色 どう 見た って 毒 キノコ だ ろ 。 ||いろ||みた||どく|きのこ||

食料 だけ じゃ ない 。 水 も 全滅 して いる 。 しょくりょう||||すい||ぜんめつ||

そんな   食い物 も 水 も ね えんじゃ 話 に なん ねえ って ば よ 。 |くいもの||すい||||はなし||||||

急いで 船 を 戻 …。 いい や   無理だ 。 いそいで|せん||もど|||むりだ

一 度 沈黙 の 航路 に 入った からに は → ひと|たび|ちんもく||こうろ||はいった||

後戻り は 不可能だ 。 あともどり||ふかのうだ

だって   航路 に 入った ばっ か だ ぞ 。 |こうろ||はいった||||

抜ける まで に は あと 2 週間 は かかる んだ ろ 。 ぬける|||||しゅうかん||||

その 間   我々 は 飲ま ず 食わ ず で → |あいだ|われわれ||のま||くわ||

航海 を 続け なければ なら ない と いう わけだ 。 こうかい||つづけ||||||

マジ かよ …。

《 そう は 言った って ど っか に 魚 の 1 匹 くらい …》 ||いった|||||ぎょ||ひき|

《 鳥 の 1 羽 くらい …》 ちょう||はね|

《 何も い ねえ …》 なにも||

以前   熱き 青春 の 真っただ中 → いぜん|あつき|せいしゅん||まっただなか

断食 の 修業 を した こと が ある 。 だんじき||しゅぎょう|||||

人間 が 1 日 に 消費 する の は 1,600 キロ カロリー 。 にんげん||ひ||しょうひ||||きろ|かろりー

栄養 摂取 が 行わ れ ず に いる と → えいよう|せっしゅ||おこなわ|||||

人間 は   自分 の 筋肉 を タンパク 質 に 変え → にんげん||じぶん||きんにく|||しち||かえ

脂肪 を エネルギー に 変えて いく 。 しぼう||えねるぎー||かえて|

これ が 続く かぎり 餓死 したり し ない 。 ||つづく||がし|||

餓死 し ない って そう は 思え ねえ って ば よ 。 がし||||||おもえ||||

それ は   水分 補給 が 十分   行わ れて いる 状態 で → ||すいぶん|ほきゅう||じゅうぶん|おこなわ|||じょうたい|

今 は   その かぎり で は ない 。 いま||||||

このまま で は いかに 情熱 が たぎる 大人 でも → ||||じょうねつ|||おとな|

1 週間 から 2 週間 で 死亡 する 。 しゅうかん||しゅうかん||しぼう|

今   いったい 何 日 目 だ ? いま||なん|ひ|め|

わから ん … 1 週間 は 経って いる かも しれ ん 。 ||しゅうかん||たって||||

腹 が 減り すぎて   俺 の 腹 時計 も とっくに 止ま っち まって る 。 はら||へり||おれ||はら|とけい|||やま|||

このまま なら   我々 は 間違い なく 餓死 する 。 ||われわれ||まちがい||がし|

最後 の 賭け に 出る べき かも しれ ん な 。 さいご||かけ||でる|||||

最後 の 賭け ? さいご||かけ

ついてこい   ナルト 。

まさか   最後 の 賭け って …。 |さいご||かけ|

その まさか だ こいつ が 食べ られれば 。 |||||たべ|

けど   どう 見た って 毒 キノコ だ ぞ 。 ||みた||どく|きのこ||

だが   この キノコ は   とんでもなく おいしい かも しれ ん 。 ||きのこ||||||

とにかく   我々 は 何 か を 食べ なければ 餓死 する 。 |われわれ||なん|||たべ||がし|

そら そうだ けど 。 |そう だ|

ナルト   ここ は   ジャンケン だ 。

よし   俺 は 覚悟 を 決めた 。 |おれ||かくご||きめた

いく ぞ   ナルト 。

(2 人 ) 最初 は   グー !  ジャンケン   ポン ! じん|さいしょ||||

よっ しゃ ~  勝った   勝った 。 俺 の 勝ち だ 。 ||かった|かった|おれ||かち|

グォ ~ やはり   ナルト は   パー だった か 。

パー って   なんか   トゲ を 感じる 言い 方 だって ば よ 。 |||とげ||かんじる|いい|かた|||

グゥ ~。

先生 ここ は 男らしく 腹 を くくって 。 せんせい|||おとこらしく|はら||

ククッ   フフッ …。

ゲキマユ 先生 ? ハッハッハッハッ ! |せんせい|

どう な っち まったん だ ? ついに 壊れ ち まった の か ? ||||||こぼれ||||

いい や   ナルト 私 は この 事態 を 喜んで いる 。 |||わたくし|||じたい||よろこんで|

えっ ?

むしろ   私 は この 瞬間 を 待って いた 。 |わたくし|||しゅんかん||まって|

いただき ま ~ す !

ゲキマユ 先生 …  大丈夫 か ? |せんせい|だいじょうぶ|

やっぱり   毒 キノコ か !? |どく|きのこ|

ウホホ …  こりゃ   うまい 。

今 まで   こんな うまい もの 食った こと は ない 。 いま|||||くった|||

どうして   こんな もの を 食べ ず に いたんだ 。 ||||たべ|||

ゲキマユ 先生   それ が うまい って ほんとな の か ? |せんせい|||||||

食う ぞ   食う ぞ 俺 が 全部 食って やる ! くう||くう||おれ||ぜんぶ|くって|

待て   待て って ば よ ! 俺 も   俺 も 食う ! まて|まて||||おれ||おれ||くう

ほんとだ   こりゃ うまい って ば よ 。 止まら ない って ば よ 。 ||||||とまら||||

グフフ …  なんか す っげ え 気分 が よく なって きた 。 |||||きぶん||||

グフフ …  俺 も だ 。 |おれ||

体 の 底 から 活力 が 湧いて くる 。 グハハハハ ! からだ||そこ||かつりょく||わいて||

グフフ …  そこ に まだ キノコ が 残って たって ば よ 。 ||||きのこ||のこって|||

ガルルルル ! この キノコ は   すべて 私 の もの だ 。 ||きのこ|||わたくし|||

くらえ   キノコ 旋風 ! |きのこ|せんぷう

そりゃ ~!

ゲキマユ 先生 の 弱点 なんて わかって る ぜ 。 |せんせい||じゃくてん||||

忍法   キノコ ハーレム の 術 ! にんぽう|きのこ|はーれむ||じゅつ

う っふ ~ ん 。

ゲキマユ 先生 ! |せんせい

す   て   き !

遊び ましょう 。 あそび|

あま ~ い !  そんな もの で 私 の 熱血 鼻血 は 発射 せんぞ 。 |||||わたくし||ねっけつ|はなぢ||はっしゃ|

キノコ 大 旋風 ! きのこ|だい|せんぷう

むっ !?

もらった !  キノコ 螺旋 丸 ! |きのこ|らせん|まる

あまい ぞ   ナルト !

やる な   影 分身 か 。 ||かげ|ぶんしん|

本物 は   こっち だって ば よ キノコ 螺旋 丸 ! ほんもの||||||きのこ|らせん|まる

ぬ お っ !?  キノコ 強力 旋風 ! |||きのこ|きょうりょく|せんぷう

う お ぉ ~!

ぐ わ っ …。

とりゃ ~!  ぐ えっ …。

おえ ~。 おえ ~。

う ぅ … なんで   こんな こと に なった んだ 。

《 あんな キノコ さえ 買わ なければ …》 |きのこ||かわ|

クソッ   何でも いい 口 に 食い物 を …  口 に …。 |なんでも||くち||くいもの||くち|

あっ   その 手 が あった か 。 ||て|||

忍法   キノコ 口 寄せ の 術 ! にんぽう|きのこ|くち|よせ||じゅつ

( ガマ 竜 ) あれ ~  ナルト   何の 用 な の ? がま|りゅう|||なんの|よう||

あれ ~ メチャ うま そうじゃ ねえ か よ 。 |||そう じゃ|||

食って やる ! くって|

うわ ぁ ~!

どうやら 全員 くたばった ようだ な 。 |ぜんいん|||

こいつ ら は 雷 の 国 に 行く つもりだった 。 |||かみなり||くに||いく|

おそらく 何 か   お 宝 を 積んで る はずだ ぜ 。 |なん|||たから||つんで|||

まったく   お 頭 の 頭 の よ さ に は 感心 し ます ぜ 。 ||あたま||あたま||||||かんしん|||

ハハッ   たった キノコ 1 本 で 海賊 して る んです から ね 。 ||きのこ|ほん||かいぞく|||ん です||

カビルダケ って の は 普通 は   ただ の キノコ だ が → ||||ふつう||||きのこ||

1 日 以上   暗闇 と 湿気 に 置く と → ひ|いじょう|くらやみ||しっけ||おく|

強力な 毒 キノコ に 変わって 異常 繁殖 する の さ 。 きょうりょくな|どく|きのこ||かわって|いじょう|はんしょく|||

沈黙 の 航路 じゃ とんで も ねえ 猛威 を ふるう 。 ちんもく||こうろ|||||もうい||

そう と も 知ら ねえ で 。 |||しら||

さ ぁ   お め え たち   お 宝 を 探す ぜ ! |||||||たから||さがす|

(2 人 ) ヘイ ! じん|

やっぱり て め え の 仕業 だった んだ な 。 |||||しわざ|||

な っ …  なんで   お め え たち !?

て め えら 餓死 した はずじゃ ねえ の か !? |||がし|||||

見る もの が   なんでも 食い物 に 見え ち まう ぐらい → みる||||くいもの||みえ|||

腹 減って たから な 。 はら|へって||

危なく   そうな っち まう ところ だった けど よ 。 あぶなく|そう な||||||

ど わ ~!  待て   待て   ガマ 竜 ! ||まて|まて|がま|りゅう

だって おいしい から 食べて い いって …。 |||たべて||

バカ !  俺 が   お前 を 食べる はずで お前 なんか …。 ばか|おれ||おまえ||たべる||おまえ|

そう だ ! いい 考え が あった って ば よ ! |||かんがえ|||||

(( この際 なんでも 我慢 する って ば よ !)) このさい||がまん||||

ガマ 竜 に 頼んで シマ ばあちゃん の 料理 を → がま|りゅう||たのんで|しま|||りょうり|

運んで もらった ん だって ば よ 。 はこんで|||||

クーッ   そんな 手 が …。 ||て|

おかげ で   我々 は → ||われわれ|

虫 料理 を 死ぬ ほど 食う こと に なって しまった 。 ちゅう|りょうり||しぬ||くう||||

あの 味 を 思い出す と …。 |あじ||おもいだす|

この   お礼 は たんまり   さ せて もらう ぜ ! |お れい||||||

うわ ぁ ~!

お っ   普通の 波 に 戻った ぞ ! ||ふつうの|なみ||もどった|

しかし   この 荒れよう は いったい 何 が あった と いう のだ 。 ||あれよう|||なん|||||

ナルト   知ら ない か ? あ ? |しら|||

そう いえば キノコ を 食って から の 記憶 が → ||きのこ||くって|||きおく|

あいまい だって ば よ 。

それにしても ひで え 荒れ ようだ な 。 |||あれ||

まるで 海賊 に でも 襲わ れた みて えだ 。 |かいぞく|||おそわ|||

あぁ   メチャクチャ だ   ヤマト が 怒る な 。 |||やまと||いかる|

知ら ない 間 に → しら||あいだ|

何 か   すげ え こと が あった の かも しれ ねえ って ば よ 。 なん|||||||||||||

う ぅ …  急に 船酔い が ! ||きゅうに|ふなよい|

また かよ …  ゲキマユ 先生 。 |||せんせい

♪~

気 が ついた か ?  ヤマト 。 き||||やまと

私 は   どうした ん です か ? わたくし|||||

キノコ の 菌糸 が   お前 に 寄生 を して → きのこ||きんし||おまえ||きせい||

木 遁 の チャクラ を 吸い上げて いた ようだ 。 き|とん||||すいあげて||

でも   もう 大丈夫だ 。 ||だいじょうぶだ

まさか   俺 たち を こんなに 苦しめる キノコ が ある なんて な 。 |おれ||||くるしめる|きのこ||||

まだ 世界 は 広い って こと だって ば よ 。 |せかい||ひろい|||||

俺 たち を どう する つもりだ !? おれ|||||

沈黙 の 航路 に は 戻る ルート も ある そうだ な 。 ちんもく||こうろ|||もどる|るーと|||そう だ|

まさか   そこ に 俺 たち を !? その まさか だ 。 |||おれ|||||

あの 航路 は 2 週間 も ある んだ ぞ !? |こうろ||しゅうかん||||

その 間 の 食料 は !? |あいだ||しょくりょう|

それ は   心配 ねえ って ば よ 。 ||しんぱい||||

ん ?  これ は …。

お前たち も   腹 いっぱい この キノコ を 味わう と いい って ば よ 。 おまえたち||はら|||きのこ||あじわう|||||

じゃあ な 。

木 遁 ! き|とん

おい !  おい ! ちょ っ …  うわ ~!

やめろ ! やめて くれよ ~  おい !

助けて くれ ~! たすけて|

キノコ 鍋 って …。 きのこ|なべ|

しようがない だろう 食料 が   全滅 して いる んだ 。 ||しょくりょう||ぜんめつ|||

近く の 港 に 寄る まで   ある の は → ちかく||こう||よる||||

キノコ か   虫 だ ! きのこ||ちゅう|

ぐ わ っ !  もう どっち も 勘弁 だって ば よ ~。 ||||||かんべん|||

ん ?  この キノコ 意外 と うまい じゃ ない か 。 ||きのこ|いがい|||||

おい   ナルト   食って みろ 。 ||くって|

もっと   まともな もん が 食 いて え ! ||||しょく||

<  まずは …>

<  そう な んです ! 日本 人 が 今 はじめて み たい 事 …> ||ん です|にっぽん|じん||いま||||こと

<  ご存じ かしら ? 日本 の ランニング 人口 は → ごぞんじ||にっぽん||らんにんぐ|じんこう|

近年   劇的に 上昇 !> きんねん|げきてきに|じょうしょう