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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン10 - 206 - サクラの想い

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 206 - サクラ の 想い

♪( キン ちゃん ) 「 忍 ぃ ~! 忍んで ぇ ~!」

♪「 忍 泣き ぃ ~!」

ただ 歌う んじゃ ない 。 演歌 と は 情 を 込めた 魂 だ から よ !

ホイ ! ここ まで やって みな よ !

( キラービー ) ヤア !

♪「 忍 ぃ ~! 忍んで ~ イェイ !」

♪「 死期 延びた ぁ ~!」

ウイ ~!

情念 が ない の よ 。 情念 が よっ !

歌 を なめて ない かい ? って ことに →

なっちゃ わ ない かい ? それ じゃあ よっ !

情念 …。 そう 情念 よ !

演歌 と は 読んで 字 の ごとく →

情念 で 歌 の 世界 を 演じる こと が 大切だ から よ !

あと 小節 な !

もっと こう … 腹 で かまえて →

鼻 で 回す 感じ だ から よっ !

どうした ? ポン 太 。

暁 って やつ ら だ 。 キン ちゃん 師匠 。

♪「 私用 で 少々 時間 が かかる が しようがない 」

♪「 すぐに 消滅 さ せよう か 」

( 鬼 鮫 ) ずいぶん と 捜し ました よ 八尾 。

私 の 大 刀 鮫 肌 は 強い チャクラ が 大好きでして ね 。

おいし そうな チャクラ の に おい を やっと 嗅ぎつけた みたいで …。

悪い のです が この 鮫 肌 の エサ に なって もらい ます よ 。

なに 殺しゃ し ませ ん が ね 。

俺 は お前 殺す よ 。

格段の 差 って の を 教えて やる 。

♪「 覚悟 しろ 。 バカ 野郎 コノ 野郎 ! 俺 の ライム は …」

ポン 太 !

やたら と 口数 の 多い 人 柱 力 です ね 。

珍 獣 の クマ に 先 を 越さ れて ます よ 。

( オオノキ ) お前 イチ 押し の ダンゾウ は この ざま 。

忍 連合 軍 の 大権 を 誰 に 任せる か が →

また 問題 と なる じゃ ろう 。

今 の 影 に 適任 は おる の か ?

わし を 含め 五 影 を ボロクソ 言った の は →

お前 じゃ ぜ ミフネ 。

( ミフネ ) エー 殿 に やって もらう の が いちばん よい と 思う が 。

感情 任せ で 力 に 頼る エー は 不適任じゃ なかった の か ?

八尾 は 生きて いる と みて 間違い ない 。

それ に さきほど から 皆 を うまく まとめて いる し →

対応 策 を 出す の も 早かった 。

そして … キー と なる 尾 獣 八尾 を →

コントロール できる の は エー 殿 だけ で ご ざる 。

水 影 風 影 は それ で ええ の か ?

( メイ ) 今 は ここ で もめて いる 場合 で は あり ませ ん 。

私 は 雷 影 様 を 信じ ます 。

( 我 愛 羅 ) 雷 影 に 任せよう 。

わかった 。 連合 軍 は 俺 が 指揮 する 。

両 天秤 の オオノキ 。 うち は マダラ と →

唯一 戦った 戦 歴 を 持つ あんた の 情報 が 必要だ 。

協力 しろ 。 あいかわらず 命令 口調 で →

上 から もの を 言う やつ じゃ ぜ 。

俺 を 信用 し なくて も いい 。

だが このまま で は 忍 の 世界 自体 が なくなる 。

今 は 私情 を 抜き に して 協力 せ ざる を 得 ない ぞ !

この 戦争 に 負ける より は マシ じゃ な 。

忍 の 世 が なくなれば →

お前 と 喧嘩 どころ で は ない から のう 。

協力 して やる !

忍 連合 結成 !

まずは 大名 ども に 話 を とおさ ねば な 。

( ナルト ) え ?

い 今 サクラ ちゃん 何て 言った の ?

聞き 間違えた かも しん ねえ から もう 一 度 …。

( サクラ ) だ から ナルト … あんた の こと が →

好き だって 言った の よ 。

サスケ 君 なんて 私 に とって もう なんでもない って 言った の 。

あんな 人 を 好きで いた 私 が どうかして たって 。

人 が 告白 して んだ から ちゃんと 聞いて よ ね !

でも なんで ? どうして ?

こんな とこ で 冗談 言って も →

おもしろく も なんとも ねえ よ サクラ ちゃん 。

いったい 何 が あった んだ って ば よ 。

別に 何も 。

ただ もう 目 が 覚めた だけ 。

抜け 忍 で 犯罪 者 である 人 を 好きで いる 必要 ない でしょ 。

私 だって いつまでも 子供 じゃ ない 。

現実 は 見えて る つもり よ 。

だから ナルト あんた と の 約束 は もう いい の 。

ナルト も サスケ 君 を 追いかける の は もう やめ に し ない ?

( ヤマト ) どういう こと に …。

(( キバ : 俺 たち の 決定 を あいつ が … ナルト が 素直に 聞く かね ?

( リー ) けど それ が 僕たち の 総意 です から →

なんと して も わかって もらわ ない と 。

ナルト に は すべて 私 から 話す 。

サクラ さん が ? なんか 名案 でも あん の か ?

とにかく 私 に 任せて 。

だから ナルト に は 何も 言わ ないで ほしい の 。

絶対 に これ だけ は 守って 。 みんな …。

それ から …))

《 った く こういう こと か よ 》

サクラ ちゃん なんか あった の か ? なんで 急に 俺 なんか の こと …。

だから 何も ない わ よ !

あんた を 好きに なった 理由 なら はっきり して る 。

(( 私 は ただ サスケ 君 ただ ひと り に 認めて もらい たい だけ 。

私 必死だ もん 。

サスケ 君 ! サスケ 君 サスケ 君 …。

ナルト … 私 の 一生 の お 願い 。

サスケ 君 を … サスケ 君 を 連れ戻して 。

今度 は 私 も 一緒に 。

サスケ 君 …))

《 カカシ : サクラ お前 は …》

サスケ 君 は どんどん 離れて いく だけ 。

でも ナルト 。 あんた は いつも 私 の そば に いて くれた 。

私 を 励まして くれた 。

私 気づいた の 。

ナルト あんた の 本当の 姿 に 。

ペイン の とき だって 私 が 必要 と して る とき に →

あんた は 戻って きて くれた 。

里 を 守った 英雄 。

今 は 里 の みんな が あんた を 好きで いる 。

私 は ただ その ひと り に なった だけ 。

あの イタズラ 好き の 落ちこぼれ だった あんた が →

すてきで 立派に なって いく の を 私 は 身近で 見て いた 。

でも サスケ 君 は 罪 を 重ね 私 の 心 を 砕く だけ 。

どんどん 別の 遠い 人 に なって いく 。

でも ナルト 。 あんた の こと は こうして 触れて い られる 。

安らぎ を くれる 。 今 は あんた の こと が 心 の 底 …。

いいかげんに しろ サクラ ちゃん 。

そんな 冗談 は 笑え ねえ って 言って んだ よ !

何 キレ てる の ?

私 は ただ サスケ 君 から あんた に のりかえた だけ の こと じゃ ない 。

女心 と 秋 の 空 って いう でしょ 。

俺 は 自分 に ウソ を つく ような ヤツ は 嫌いだ 。

私 が 自分 に ウソ を ついて いる って ?

自分 の 本心 は 自分 が 決める 。

私 が 嫌い なら 正直に 言えば いい じゃ ない 。

勝手な 言い訳 を 作る ぐらい なら …。 だって おかしい だ ろ 。

そんな こと を 言う ため に わざわざ こんな ところ まで 。

そんな こと ?

そんな こと って !

女の子 が 告白 する こと が そんな 軽い こと だ と 思って ん の !?

わざわざ こんな とこ まで って !?

こんな ところ まで 来る わ よ ! あんた は サスケ 君 サスケ 君 って →

いつも サスケ 君 追いかけて 危ない 目 に 遭う ばっかり !

九 尾 の 人 柱 力 で 暁 に 狙わ れて ん の よ !?

少し は 自分 の 心配 を したら どう な の ?

私 は ね そんな 危ない 目 に 遭って まで →

サスケ 君 なんか 追っかけ なくて いい って 言って ん の 。

今 すぐ 里 へ 帰って きて ほしい から あんた を 追って ここ へ 来た 。

それ だけ よ !

苦しい 言い訳 に しか 聞こえ ねえ って ば よ 。

サクラ ちゃん の こと は 俺 も わかって る つもりだ 。

だから なんで わかん ない の ?

私 は もう 犯罪 者 に なった サスケ 君 なんて なんとも 思って ない 。

だから 私 と の 約束 も もう 関係ない !

約束 の 問題 じゃ ねえ んだ 。

サスケ の ヤツ が →

なんで 復讐 に 取り 憑 かれて 暴れて ん の か …。

俺 に も 少し わかる 気 が する んだ 。

サスケ は 家族 や 自分 の 一族 が 大好きだった 。

愛情 が 深 え ヤツ だ から よけいに 許せ ねえ んだ と 思う 。

だったら なんで その 許せ ねえ イタチ を 倒した あと →

暁 に 加担 する ?

そう じゃ なかった … 本当 は …。

ナルト !

(( いい か マダラ の 言った こと は →

とりあえず 俺 たち だけ に とどめて おく 。 極秘 事項 だ 。

復興 に 向かう 今 よけいな 混乱 は 避け たい 。

それ に 話 の 裏付け が 取れる まで 信用 も でき ない 。

うち は 一族 殺し が →

イタチ を 利用 した 木 ノ 葉 上層 部 の 仕業 だった など →

俺 たち の 知ら ない こと が 多 すぎる 。

特に ナルト 。 わかって いる な ?))

サクラ ちゃん と の 約束 が なくなって も 関係 ねえ よ 。

俺 は 俺 自身 で サスケ を 助け たい と 思って る 。

おい どう すんだ よ サクラ 。

もう 本当の こと 言 っち まった ほう が いい …。

あが ~ っ !

痛 え …。 もう いい ! 私 は 帰る 。

行 くわ よ キバ 。 リー さん 。 サイ 。

サクラ さん …。 行こう ぜ 。

《 ナルト … ごめん ね !》

これ で よかった の か ? サクラ 。

キバ お 願い が ある の 。 なんだ ?

これ から すぐに サスケ 君 を 捜す !

協力 して !

( 黒 ツチ ) この 機 に 八尾 と 九 尾 を 処理 しち まえば →

マダラ の その 計画 って の も 駄目に できる し →

雲 と 木 ノ 葉 の 戦力 を 削 ぐ こと が できて →

一石二鳥 じゃ ね ?

今回 は そういう の は なし に した んじゃ !

なんで ? 頑固 じじ い らしく ねえ な 。

(( 我 愛 羅 : なら ひと つ だけ 問う 。

ああ なんでも 答えて やる ぞ 若 造 。

あんた たち は いつ 己 を 捨てた ?

ん ?))

思い出した から じゃ !

何 を ?

頑固に なる 前 の 自分 を な 。

ポン 太 …。

でか いく せ に 削り がい の ない クマ です ねぇ 。

ポン 太 は アライグマ だ よっ !

俺 の 情念 を 思い知り な よ !

《 情念 … こういう とき に 使う の か 。

よし オッケー 》

ようするに …。

邪魔 を する って こと です ね !

《 雷 遁 で 高 周波 振動 を 起こし 貫通 力 を 上げた エンピツ です か 。

風 遁 以上 の 貫通 力 と は たいした 超 振動 。

まともに 食らえば 私 でも 穴 が あき ます ねぇ 》

与作 切り !

《 中 距離 から の 雷 遁 飛び 忍 具 で 私 の 出方 を 見 つつ …》

《 しかも それ が 陽動 であり 私 を 挟む と は ね 》

♪「 これ で 穴 2 つ 侮る な 」

どういう こと だ よ ?

ビー の 超 ビブラート 雷 遁刀 が 貫通 せんと は !

ならば …。

ウィ ~!!

八尾 の 衣 。

ヘッドバット !

《 よし ! これ で 頭 が 飛んだ よ !》

お前 俺 の チャクラ を …。

ビー 見えた よ ! その 刀 だ な !

刀 が チャクラ を 吸い取った よ !

おそらく さっき の 超 ビブラート 雷 遁刀 の チャクラ も →

体 に 当たる 前 に チャクラ を 吸い取った んだ よ !

だから 貫通 し なかった !

あなた の チャクラ の タコ 味 が 相当 気 に 入った ようです ね 。

ここ まで 鮫 肌 が 騒ぐ の も 珍しい 。

削り がい が あり ます ね 。

意外に かわいい 目 を して る 。

すぐに 遺骸 の 魚 の 目 に して やる ぜ !

お前 を … えっ と …。

干柿 鬼 鮫 。 以後 お 見 知り おき を 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 206 - サクラ の 想い ||しっぷう|つたい|しーずん|さくら||おもい Naruto Shippuden - Season 10 - 206 - Sakura's Thoughts

♪( キン ちゃん ) 「 忍 ぃ ~!  忍んで ぇ ~!」 きん||おし||しのんで|

♪「 忍 泣き ぃ ~!」 おし|なき|

ただ 歌う んじゃ ない 。 演歌 と は 情 を 込めた 魂 だ から よ ! |うたう|||えんか|||じょう||こめた|たましい|||

ホイ !  ここ まで   やって みな よ !

( キラービー ) ヤア !

♪「 忍 ぃ ~!  忍んで ~  イェイ !」 おし||しのんで|

♪「 死期 延びた ぁ ~!」 しき|のびた|

ウイ ~!

情念 が ない の よ 。  情念 が よっ ! じょうねん|||||じょうねん||

歌 を なめて ない かい ? って ことに → うた||||||

なっちゃ わ ない かい ? それ じゃあ よっ !

情念 …。 そう   情念 よ ! じょうねん||じょうねん|

演歌 と は   読んで 字 の ごとく → えんか|||よんで|あざ||

情念 で   歌 の 世界 を 演じる こと が 大切だ から よ ! じょうねん||うた||せかい||えんじる|||たいせつだ||

あと   小節 な ! |しょうせつ|

もっと   こう …  腹 で かまえて → ||はら||

鼻 で   回す 感じ だ から よっ ! はな||まわす|かんじ|||

どうした ?  ポン 太 。 ||ふと

暁 って やつ ら だ 。 キン ちゃん 師匠 。 あかつき|||||きん||ししょう

♪「 私用 で 少々 時間 が かかる が   しようがない 」 しよう||しょうしょう|じかん||||しようが ない

♪「 すぐに 消滅 さ せよう か 」 |しょうめつ|||

( 鬼 鮫 ) ずいぶん と 捜し ました よ 八尾 。 おに|さめ|||さがし|||やお

私 の 大 刀   鮫 肌 は 強い チャクラ が 大好きでして ね 。 わたくし||だい|かたな|さめ|はだ||つよい|||だいすきでして|

おいし そうな チャクラ の に おい を やっと 嗅ぎつけた みたいで …。 |そう な|||||||かぎつけた|

悪い のです が   この 鮫 肌 の エサ に なって もらい ます よ 。 わるい|の です|||さめ|はだ||えさ|||||

なに   殺しゃ し ませ ん が ね 。 |ころしゃ|||||

俺 は   お前 殺す よ 。 おれ||おまえ|ころす|

格段の 差 って の を 教えて やる 。 かくだんの|さ||||おしえて|

♪「 覚悟 しろ 。  バカ 野郎   コノ 野郎 ! 俺 の ライム は …」 かくご||ばか|やろう|この|やろう|おれ|||

ポン 太 ! |ふと

やたら と 口数 の 多い 人 柱 力 です ね 。 ||くちかず||おおい|じん|ちゅう|ちから||

珍 獣 の クマ に   先 を 越さ れて ます よ 。 ちん|けだもの||くま||さき||こさ|||

( オオノキ ) お前 イチ 押し の ダンゾウ は この ざま 。 |おまえ|いち|おし|||||

忍 連合 軍 の 大権 を 誰 に 任せる か が → おし|れんごう|ぐん||たいけん||だれ||まかせる||

また   問題 と なる じゃ ろう 。 |もんだい||||

今 の 影 に   適任 は おる の か ? いま||かげ||てきにん||||

わし を 含め 五 影 を   ボロクソ 言った の は → ||ふくめ|いつ|かげ|||いった||

お前 じゃ ぜ   ミフネ 。 おまえ|||

( ミフネ ) エー 殿 に   やって もらう の が いちばん よい と 思う が 。 ||しんがり|||||||||おもう|

感情 任せ で   力 に 頼る エー は 不適任じゃ なかった の か ? かんじょう|まかせ||ちから||たよる|||ふてきにんじゃ|||

八尾 は 生きて いる と みて 間違い ない 。 やお||いきて||||まちがい|

それ に   さきほど から 皆 を うまく まとめて いる し → ||||みな|||||

対応 策 を 出す の も 早かった 。 たいおう|さく||だす|||はやかった

そして …  キー と なる 尾 獣   八尾 を → |きー|||お|けだもの|やお|

コントロール できる の は エー 殿 だけ で ご ざる 。 こんとろーる|||||しんがり||||

水 影   風 影 は   それ で ええ の か ? すい|かげ|かぜ|かげ||||||

( メイ ) 今 は   ここ で もめて いる 場合 で は あり ませ ん 。 |いま||||||ばあい|||||

私 は   雷 影 様 を 信じ ます 。 わたくし||かみなり|かげ|さま||しんじ|

( 我 愛 羅 ) 雷 影 に 任せよう 。 われ|あい|ら|かみなり|かげ||まかせよう

わかった 。  連合 軍 は 俺 が 指揮 する 。 |れんごう|ぐん||おれ||しき|

両 天秤 の オオノキ 。  うち は マダラ と → りょう|てんびん|||||まだら|

唯一   戦った 戦 歴 を 持つ あんた の 情報 が 必要だ 。 ゆいいつ|たたかった|いくさ|れき||もつ|||じょうほう||ひつようだ

協力 しろ 。 あいかわらず 命令 口調 で → きょうりょく|||めいれい|くちょう|

上 から もの を 言う やつ じゃ ぜ 。 うえ||||いう|||

俺 を 信用 し なくて も いい 。 おれ||しんよう||||

だが   このまま で は 忍 の 世界 自体 が なくなる 。 ||||おし||せかい|じたい||

今 は 私情 を 抜き に して 協力 せ ざる を 得 ない ぞ ! いま||しじょう||ぬき|||きょうりょく||||とく||

この 戦争 に 負ける より は マシ じゃ な 。 |せんそう||まける|||||

忍 の 世 が なくなれば → おし||よ||

お前 と 喧嘩 どころ で は ない から のう 。 おまえ||けんか||||||

協力 して やる ! きょうりょく||

忍 連合   結成 ! おし|れんごう|けっせい

まずは 大名 ども に 話 を とおさ ねば な 。 |だいみょう|||はなし||とお さ||

( ナルト ) え ?

い   今   サクラ ちゃん   何て 言った の ? |いま|さくら||なんて|いった|

聞き 間違えた かも しん ねえ から もう 一 度 …。 きき|まちがえた||||||ひと|たび

( サクラ ) だ から   ナルト … あんた の こと が → さくら|||||||

好き だって 言った の よ 。 すき||いった||

サスケ 君 なんて   私 に とって もう   なんでもない って 言った の 。 さすけ|きみ||わたくし||||||いった|

あんな 人 を 好きで いた 私 が どうかして たって 。 |じん||すきで||わたくし|||

人 が 告白 して んだ から ちゃんと 聞いて よ ね ! じん||こくはく|||||きいて||

でも   なんで ?  どうして ?

こんな とこ で 冗談   言って も → |||じょうだん|いって|

おもしろく も   なんとも ねえ よ サクラ ちゃん 。 |||||さくら|

いったい 何 が あった んだ って ば よ 。 |なん||||||

別に 何も 。 べつに|なにも

ただ   もう 目 が 覚めた だけ 。 ||め||さめた|

抜け 忍 で 犯罪 者 である 人 を 好きで いる 必要 ない でしょ 。 ぬけ|おし||はんざい|もの||じん||すきで||ひつよう||

私 だって いつまでも 子供 じゃ ない 。 わたくし|||こども||

現実 は 見えて る つもり よ 。 げんじつ||みえて|||

だから   ナルト あんた と の 約束 は   もう いい の 。 |||||やくそく||||

ナルト も   サスケ 君 を 追いかける の は もう   やめ に し ない ? ||さすけ|きみ||おいかける|||||||

( ヤマト ) どういう こと に …。 やまと|||

(( キバ : 俺 たち の 決定 を   あいつ が … ナルト が 素直に 聞く かね ? |おれ|||けってい||||||すなおに|きく|

( リー ) けど   それ が 僕たち の 総意 です から → ||||ぼくたち||そうい||

なんと して も わかって もらわ ない と 。

ナルト に は   すべて 私 から 話す 。 ||||わたくし||はなす

サクラ さん が ? なんか 名案 でも あん の か ? さくら||||めいあん||||

とにかく 私 に 任せて 。 |わたくし||まかせて

だから ナルト に は 何も 言わ ないで ほしい の 。 ||||なにも|いわ|||

絶対 に   これ だけ は 守って 。 みんな …。 ぜったい|||||まもって|

それ から …))

《 った く   こういう こと か よ 》

サクラ ちゃん   なんか あった の か ? なんで 急に 俺 なんか の こと …。 さくら|||||||きゅうに|おれ|||

だから   何も ない わ よ ! |なにも|||

あんた を 好きに なった 理由 なら はっきり して る 。 ||すきに||りゆう||||

(( 私 は ただ   サスケ 君 ただ ひと り に 認めて もらい たい だけ 。 わたくし|||さすけ|きみ|||||みとめて|||

私   必死だ もん 。 わたくし|ひっしだ|

サスケ 君 !  サスケ 君   サスケ 君 …。 さすけ|きみ|さすけ|きみ|さすけ|きみ

ナルト …  私 の 一生 の お 願い 。 |わたくし||いっしょう|||ねがい

サスケ 君 を … サスケ 君 を 連れ戻して 。 さすけ|きみ||さすけ|きみ||つれもどして

今度 は   私 も 一緒に 。 こんど||わたくし||いっしょに

サスケ 君 …)) さすけ|きみ

《 カカシ : サクラ   お前 は …》 |さくら|おまえ|

サスケ 君 は   どんどん 離れて いく だけ 。 さすけ|きみ|||はなれて||

でも   ナルト 。  あんた は   いつも 私 の そば に いて くれた 。 |||||わたくし|||||

私 を 励まして くれた 。 わたくし||はげまして|

私   気づいた の 。 わたくし|きづいた|

ナルト   あんた の 本当の 姿 に 。 |||ほんとうの|すがた|

ペイン の とき だって 私 が 必要 と して る とき に → ||||わたくし||ひつよう|||||

あんた は 戻って きて くれた 。 ||もどって||

里 を 守った 英雄 。 さと||まもった|えいゆう

今 は   里 の みんな が あんた を 好きで いる 。 いま||さと||||||すきで|

私 は   ただ その ひと り に なった だけ 。 わたくし||||||||

あの イタズラ 好き の 落ちこぼれ だった   あんた が → |いたずら|すき||おちこぼれ|||

すてきで 立派に なって いく の を 私 は   身近で 見て いた 。 |りっぱに|||||わたくし||みぢかで|みて|

でも   サスケ 君 は 罪 を 重ね 私 の 心 を 砕く だけ 。 |さすけ|きみ||ざい||かさね|わたくし||こころ||くだく|

どんどん 別の 遠い 人 に なって いく 。 |べつの|とおい|じん|||

でも   ナルト 。  あんた の こと は こうして 触れて い られる 。 |||||||ふれて||

安らぎ を くれる 。 今 は   あんた の こと が   心 の 底 …。 やすらぎ|||いま||||||こころ||そこ

いいかげんに しろ   サクラ ちゃん 。 ||さくら|

そんな 冗談 は 笑え ねえ って 言って んだ よ ! |じょうだん||わらえ|||いって||

何   キレ てる の ? なん|きれ||

私 は ただ   サスケ 君 から   あんた に のりかえた だけ の こと じゃ ない 。 わたくし|||さすけ|きみ|||||||||

女心 と 秋 の 空 って いう でしょ 。 おんなごころ||あき||から|||

俺 は 自分 に ウソ を つく ような ヤツ は 嫌いだ 。 おれ||じぶん||うそ||||やつ||きらいだ

私 が   自分 に ウソ を ついて いる って ? わたくし||じぶん||うそ||||

自分 の 本心 は   自分 が 決める 。 じぶん||ほんしん||じぶん||きめる

私 が 嫌い なら 正直に 言えば いい じゃ ない 。 わたくし||きらい||しょうじきに|いえば|||

勝手な 言い訳 を 作る ぐらい なら …。 だって   おかしい だ ろ 。 かってな|いい わけ||つくる||||||

そんな こと を 言う ため に わざわざ   こんな ところ まで 。 |||いう||||||

そんな こと ?

そんな こと って !

女の子 が 告白 する こと が そんな 軽い こと だ と 思って ん の !? おんなのこ||こくはく|||||かるい||||おもって||

わざわざ   こんな とこ まで って !?

こんな ところ まで 来る わ よ ! あんた は   サスケ 君   サスケ 君 って → |||くる|||||さすけ|きみ|さすけ|きみ|

いつも   サスケ 君 追いかけて 危ない 目 に 遭う ばっかり ! |さすけ|きみ|おいかけて|あぶない|め||あう|

九 尾 の 人 柱 力 で 暁 に 狙わ れて ん の よ !? ここの|お||じん|ちゅう|ちから||あかつき||ねらわ||||

少し は 自分 の 心配 を したら どう な の ? すこし||じぶん||しんぱい|||||

私 は ね そんな 危ない 目 に 遭って まで → わたくし||||あぶない|め||あって|

サスケ 君 なんか 追っかけ なくて いい って 言って ん の 。 さすけ|きみ||おっかけ||||いって||

今 すぐ   里 へ 帰って きて ほしい から あんた を 追って   ここ へ 来た 。 いま||さと||かえって||||||おって|||きた

それ だけ よ !

苦しい 言い訳 に しか 聞こえ ねえ って ば よ 。 くるしい|いい わけ|||きこえ||||

サクラ ちゃん の こと は 俺 も   わかって る つもりだ 。 さくら|||||おれ||||

だから   なんで   わかん ない の ?

私 は もう   犯罪 者 に なった サスケ 君 なんて   なんとも 思って ない 。 わたくし|||はんざい|もの|||さすけ|きみ|||おもって|

だから   私 と の 約束 も もう   関係ない ! |わたくし|||やくそく|||かんけいない

約束 の 問題 じゃ ねえ んだ 。 やくそく||もんだい|||

サスケ の ヤツ が → さすけ||やつ|

なんで   復讐 に 取り 憑 かれて 暴れて ん の か …。 |ふくしゅう||とり|ひょう||あばれて|||

俺 に も   少し   わかる 気 が する んだ 。 おれ|||すこし||き|||

サスケ は   家族 や 自分 の 一族 が 大好きだった 。 さすけ||かぞく||じぶん||いちぞく||だいすきだった

愛情 が 深 え ヤツ だ から よけいに 許せ ねえ んだ と 思う 。 あいじょう||ふか||やつ||||ゆるせ||||おもう

だったら   なんで その 許せ ねえ イタチ を 倒した あと → |||ゆるせ||いたち||たおした|

暁 に 加担 する ? あかつき||かたん|

そう じゃ なかった …  本当 は …。 |||ほんとう|

ナルト !

(( いい か   マダラ の 言った こと は → ||まだら||いった||

とりあえず   俺 たち だけ に とどめて おく 。  極秘 事項 だ 。 |おれ||||||ごくひ|じこう|

復興 に 向かう 今 よけいな 混乱 は 避け たい 。 ふっこう||むかう|いま||こんらん||さけ|

それ に   話 の 裏付け が 取れる まで 信用 も でき ない 。 ||はなし||うらづけ||とれる||しんよう|||

うち は 一族 殺し が → ||いちぞく|ころし|

イタチ を 利用 した 木 ノ 葉 上層 部 の 仕業 だった など → いたち||りよう||き||は|じょうそう|ぶ||しわざ||

俺 たち の 知ら ない こと が 多 すぎる 。 おれ|||しら||||おお|

特に   ナルト 。  わかって いる な ?)) とくに||||

サクラ ちゃん と の 約束 が なくなって も   関係 ねえ よ 。 さくら||||やくそく||||かんけい||

俺 は   俺 自身 で サスケ を 助け たい と 思って る 。 おれ||おれ|じしん||さすけ||たすけ|||おもって|

おい   どう すんだ よ   サクラ 。 ||||さくら

もう   本当の こと 言 っち まった ほう が   いい …。 |ほんとうの||げん|||||

あが ~ っ !

痛 え …。 もう いい !  私 は 帰る 。 つう||||わたくし||かえる

行 くわ よ   キバ 。  リー さん 。  サイ 。 ぎょう||||||さい

サクラ さん …。 行こう ぜ 。 さくら||いこう|

《 ナルト …  ごめん ね !》

これ で よかった の か ?  サクラ 。 |||||さくら

キバ   お 願い が ある の 。 なんだ ? ||ねがい||||

これ から   すぐに   サスケ 君 を 捜す ! |||さすけ|きみ||さがす

協力 して ! きょうりょく|

( 黒 ツチ ) この 機 に 八尾 と 九 尾 を 処理 しち まえば → くろ|つち||き||やお||ここの|お||しょり||

マダラ の   その 計画 って の も 駄目に できる し → まだら|||けいかく||||だめに||

雲 と 木 ノ 葉 の 戦力 を 削 ぐ こと が できて → くも||き||は||せんりょく||けず||||

一石二鳥 じゃ ね ? いっせきにちょう||

今回 は   そういう の は なし に した んじゃ ! こんかい||||||||

なんで ? 頑固 じじ い らしく ねえ な 。 |がんこ|||||

(( 我 愛 羅 : なら   ひと つ だけ 問う 。 われ|あい|ら|||||とう

ああ   なんでも 答えて やる ぞ   若 造 。 ||こたえて|||わか|つく

あんた たち は   いつ   己 を 捨てた ? ||||おのれ||すてた

ん ?))

思い出した から じゃ ! おもいだした||

何 を ? なん|

頑固に なる 前 の 自分 を な 。 がんこに||ぜん||じぶん||

ポン 太 …。 |ふと

でか いく せ に 削り がい の ない クマ です ねぇ 。 ||||けずり||||くま||

ポン 太 は   アライグマ だ よっ ! |ふと||||

俺 の 情念 を 思い知り な よ ! おれ||じょうねん||おもいしり||

《 情念 … こういう とき に 使う の か 。 じょうねん||||つかう||

よし   オッケー 》

ようするに …。

邪魔 を する って こと です ね ! じゃま||||||

《 雷 遁 で 高 周波 振動 を 起こし 貫通 力 を 上げた   エンピツ です か 。 かみなり|とん||たか|しゅうは|しんどう||おこし|かんつう|ちから||あげた|||

風 遁 以上 の 貫通 力 と は たいした 超 振動 。 かぜ|とん|いじょう||かんつう|ちから||||ちょう|しんどう

まともに 食らえば 私 でも 穴 が あき ます ねぇ 》 |くらえば|わたくし||あな||||

与作 切り ! よさく|きり

《 中 距離 から の 雷 遁 飛び 忍 具 で 私 の 出方 を 見 つつ …》 なか|きょり|||かみなり|とん|とび|おし|つぶさ||わたくし||でかた||み|

《 しかも   それ が 陽動 であり 私 を 挟む と は ね 》 |||ようどう||わたくし||はさむ|||

♪「 これ で   穴 2 つ   侮る な 」 ||あな||あなどる|

どういう こと だ よ ?

ビー の 超 ビブラート 雷 遁刀 が 貫通 せんと は ! ||ちょう||かみなり|とんかたな||かんつう||

ならば …。

ウィ ~!!

八尾 の 衣 。 やお||ころも

ヘッドバット !

《 よし !  これ で 頭 が 飛んだ よ !》 |||あたま||とんだ|

お前   俺 の チャクラ を …。 おまえ|おれ|||

ビー   見えた よ !  その 刀 だ な ! |みえた|||かたな||

刀 が   チャクラ を 吸い取った よ ! かたな||||すいとった|

おそらく   さっき の 超 ビブラート 雷 遁刀 の チャクラ も → |||ちょう||かみなり|とんかたな|||

体 に 当たる 前 に チャクラ を 吸い取った んだ よ ! からだ||あたる|ぜん||||すいとった||

だから   貫通 し なかった ! |かんつう||

あなた の チャクラ の タコ 味 が 相当   気 に 入った ようです ね 。 ||||たこ|あじ||そうとう|き||はいった|よう です|

ここ まで 鮫 肌 が 騒ぐ の も 珍しい 。 ||さめ|はだ||さわぐ|||めずらしい

削り がい が あり ます ね 。 けずり|||||

意外に   かわいい 目 を して る 。 いがいに||め|||

すぐに 遺骸 の 魚 の 目 に して やる ぜ ! |いがい||ぎょ||め||||

お前 を …  えっ と …。 おまえ|||

干柿 鬼 鮫 。 以後   お 見 知り おき を 。 ほしがき|おに|さめ|いご||み|しり||