Gate : Jieitai Kanochi nite , Kaku Tatakaeri Episode 3

日本 に 突然 開 い た 異なる 世界 から の 門 にっぽん||とつぜん|ひらき|||ことなる|せかい|||もん

現れ た 軍隊 に 勝利 し た 日本 は あらわれ||ぐんたい||しょうり|||にっぽん|

門 の 向こう に 自衛 隊 を 派遣 する こと を 決定 もん||むこう||じえい|たい||はけん||||けってい

第 三 偵察 隊 の 隊長 と なった 伊丹 は だい|みっ|ていさつ|たい||たいちょう|||いたみ|

調査 を し て いる 最中 集落 を 襲う 炎 龍 を 発見 ちょうさ|||||さい なか|しゅうらく||おそう|えん|りゅう||はっけん

襲わ れ た 村 に は たった 一 人 生存 者 らしき 女性 が おそわ|||むら||||ひと|じん|せいぞん|もの||じょせい|

お やっ さん

ゆっくり ゆっくり だ

人命 救助 急げ じんめい|きゅうじょ|いそげ

了解 りょうかい

人 で は なく エルフ だ が … じん||||||

特に 何も 望む 事 なんて ない とくに|なにも|のぞむ|こと||

身の程 は 知って いる さ みのほど||しって||

そんな 僕 で さえ も 奥 の 方 に |ぼく||||おく||かた|

譲り たく ない ゆずり||

行 こ う ゲート は ある らしい ぎょう|||げーと|||

守る って 案外 と 難しい ね まもる||あんがい||むずかしい|

諦める わけ じゃ ない けど あきらめる||||

青い 空 の 果て 繋がった 道 の 行方 あおい|から||はて|つながった|どう||ゆくえ

一 時 と 分かり 合え ない ひと|じ||わかり|あえ|

だけど い い ん じゃ ない

開 い た 扉 は 全て を 変え て ゆく ひらき|||とびら||すべて||かえ||

それ は 暁 の よう に ||あかつき|||

バイタル は 何とか 持ち そう です ||なんとか|もち||

とにかく 濡れ た 服 を 脱が せ て |ぬれ||ふく||だつ が||

ごめん 切る よ |きる|

エルフ っす よ 隊長 しか も 金髪 の |||たいちょう|||きんぱつ|

すごい です ね さすが 特 地 です ね ||||とく|ち||

気分 は 出 て き た な きぶん||だ||||

お前 エルフ 萌 え か ？ おまえ||ほう||

失礼 し ます しつれい||

どう ？ あの 子 ||こ

体温 が 回復 し て き て ます 命 の 危険 は 脱し まし た たいおん||かいふく||||||いのち||きけん||だっし||

それ は よかった

それ で これ から どう し ま しょ う

そう ね …

とりあえず 僕 に 濡れ て ない 半 長靴 を ちょうだい |ぼく||ぬれ|||はん|ながぐつ||

集落 は 全滅 し ちゃ って る し しゅうらく||ぜんめつ|||||

ほっとく 訳 に は いか ない でしょ |やく|||||

保護 と いう こと に し て 連れ帰り ま しょ う ほご|||||||つれかえり|||

隊長 なら ば そう おしゃ って くださる と 思って い まし た わ たいちょう||||||||おもって||||

僕 人道 的 でしょ ぼく|じんどう|てき|

さ ぁ どう でしょう か

二 尉 が 特殊 な 趣味 を お 持ち だ から と か ふた|い||とくしゅ||しゅみ|||もち||||

あの 子 が エルフ だ から と か |こ||||||

いろいろ と 理由 を 申し上げ て は 失礼 に なる か と ||りゆう||もうしあげ|||しつれい||||

以上 これ より コダ 村 経由 で アルヌス 駐屯 地 へ 帰還 し ます いじょう||||むら|けいゆ|||ちゅうとん|ち||きかん||

ね 隊長 |たいちょう

猫 耳 娘 より 前 に ドラゴン が 来たり し ませ ん よ ね ねこ|みみ|むすめ||ぜん||||きたり|||||

言う な って … いう||

本当 に なったら どう する ほんとう||||

何と … なんと

集落 が 全滅 し た しゅうらく||ぜんめつ||

大きな 鳥 い た おおきな|ちょう||

森 村 焼け た しげる|むら|やけ|

炎 龍 … えん|りゅう

そんな …

まさか …

炎 龍 火 出す えん|りゅう|ひ|だす

人 沢山 焼け た じん|たくさん|やけ|

そして 女の子 を 一 人 助け た |おんなのこ||ひと|じん|たすけ|

この 娘 一 人 か 痛ましい こと だ |むすめ|ひと|じん||いたましい||

この 子 村 で 保護 … |こ|むら||ほご

エルフ を 保護 は でき ん ||ほご|||

それ に 我ら も この 村 から 逃げ出さ ね ば なら ん ||われら|||むら||にげださ||||

村 捨てる ？ むら|すてる

そう だ

エルフ や 人 の 味 を 覚え た 炎 龍 は ||じん||あじ||おぼえ||えん|りゅう|

また 村 や 町 を 襲って 来る の だ |むら||まち||おそって|くる||

みんな 逃げる よ |にげる|

よっ しゃ

はい さ

よ ー し |-|

おのれ もう

おのれ これ …

痛 ー い 痛い の つう|-||いたい|

お 師匠 これ 以上 積み込む の は 無理 |ししょう||いじょう|つみこむ|||むり

嫌 じゃ 本 は 必要 な ん じゃ いや||ほん||ひつよう|||

レレイ どうにも なら ん か

確かに この 場合 貴重 な 書物 を 優先 す べき と 考える たしかに||ばあい|きちょう||しょもつ||ゆうせん||||かんがえる

そう じゃ

頭 が 良い な レレイ あたま||よい||

しかし 何で 今頃 … |なんで|いまごろ

炎 龍 め えん|りゅう|

五十 年 も 早く 出 てき おって ごじゅう|とし||はやく|だ||

お陰 で いい 迷惑 じゃ まったく おかげ|||めいわく||

お 師匠 も 早く 乗って ほしい |ししょう||はやく|のって|

何 を 言う って おる ？ なん||いう||

わし は お前 に 乗っかる 様 な 少女 趣味 は ない わ い ||おまえ||のっかる|さま||しょうじょ|しゅみ||||

どうせ 乗る なら お前 の 姉 の 様 な |のる||おまえ||あね||さま|

ボン キュ ボーン ぼん||

止め ん か っ ！ とどめ|||

魔法 と は 神聖 な もの じゃ 濫用 する もの で は ない の じゃ ぞ まほう|||しんせい||||らんよう||||||||

やれやれ 冗談 の 通じ ない 娘 じゃ のう |じょうだん||つうじ||むすめ||

お 師匠 から 受け た 教育 の 成果 |ししょう||うけ||きょういく||せいか

動 かん ねぇ … どう||

荷物 が 多 すぎ た 様 じゃ のう にもつ||おお|||さま||

詰め っと 言 っ た の は お 師匠 この 事態 は 予想 さ れ て い た つめ||げん||||||ししょう||じたい||よそう|||||

心配 する で は ない わし ら は 魔 導 師 しんぱい||||||||ま|みちび|し

「 魔法 と は 神聖 な もの じゃ 濫用 する もの で は ない の じゃ ぞ 」 まほう|||しんせい||||らんよう||||||||

お 師匠 が 言った 言葉 |ししょう||いった|ことば

じゃ が …

でも この際 仕方 が ない |このさい|しかた||

すま ん かった ね

いい お 師匠 が そういう 人 だ と 知って いる ||ししょう|||じん|||しって|

この先 は どう なって いる ん じゃ ？ このさき||||||

カトー 先生 レレイ |せんせい|

実は 荷物 の 積み すぎ て じつは|にもつ||つみ||

車軸 の 折れ た 馬車 が 道 を 塞 い で いる ん です しゃじく||おれ||ばしゃ||どう||ふさ|||||

避難 の 支援 も 仕事 の うち だ ろ う ひなん||しえん||しごと|||||

伊丹 隊長 は 村長 から 出動 の 要請 を 引き出し て ください いたみ|たいちょう||そんちょう||しゅつどう||ようせい||ひきだし||

わかった

聴 い た こと の ない 言葉 じゃ のう き||||||ことば||

見 た こと も ない 服 み|||||ふく

黒川 は 怪我人 が い ない か を 確認 くろかわ||けがにん||||||かくにん

了解 りょうかい

兵士 ？ 女 も ある の か ？ へいし|おんな||||

お 師匠 様子 を 見 て くる |ししょう|ようす||み||

いや ち ょ ち ょ レレイ

危険 な 状態 きけん||じょうたい

この 子 は 脳震盪 起こし て い ます |こ||のうしんとう|おこし|||

頭骨 に ひび が は いて る 可能 性 も とうこつ|||||||かのう|せい|

君 危ない から 下がって きみ|あぶない||さがって

医術 者 ？ いじゅつ|もの

あなた 大丈夫 ？ |だいじょうぶ

あの 人 たち |じん|

私 を 助け た わたくし||たすけ|

隊長 あの 人 たち まさか ずっと 俺 たち が 面倒 を 見る ん です か ？ たいちょう||じん||||おれ|||めんどう||みる|||

この 辺 に は 領主 と か 貴族 と かい ない ん です か ？ |ほとり|||りょうしゅ|||きぞく||||||

それ ね

さっき 村長 に 話し 聞い た |そんちょう||はなし|ききい|

この 地方 の 領主 一統 は |ちほう||りょうしゅ|かずのり|

この 前 アルヌス の 丘 に 出陣 し て 以来 誰一人 帰って こない だ と さ |ぜん|||おか||しゅつじん|||いらい|だれひとり|かえって||||

コダ 村 が 村中 で 逃げ出し て いる らしい |むら||むらなか||にげだし|||

これ は いい 獲物 だ |||えもの|

こっち の 頭 数 足り ねぇ ん じゃ ||あたま|すう|たり|||

集めりゃ いい あつめりゃ|

この 前 の 戦 の 敗戦 兵 が この 辺り に は ごろごろ いる |ぜん||いくさ||はいせん|つわもの|||あたり||||

そい つ ら を 束ねりゃ ||||たばねりゃ

村 どころ か 町 ごと を 襲う 大 仕事 も むら|||まち|||おそう|だい|しごと|

領主 を 追い出す の も 夢 じゃ ねぇ ぜ りょうしゅ||おいだす|||ゆめ|||

盗賊 の 頭 から 領主 さま か … とうぞく||あたま||りょうしゅ||

悪く ない わるく|

おじ さま 方 ||かた

今 宵 は どうも ありがとう いま|よい|||

命 を もって の ご 喜 捨 を 賜り 本当 に ありがとう いのち|||||よろこ|しゃ||たまわり|ほんとう||

主 神 は あなた 方 の 振る舞い がたい そう 気 に 入ら れ て ぇ おも|かみ|||かた||ふるまい|||き||はいら|||

おじ さま 方 を お召し に なる って おしゃ られ てる の ぅ ||かた||おめし||||||||

私 は ロゥリィ ・ マーキュリー わたくし|||

暗黒 の 神 エム ロイ の 使徒 あんこく||かみ||||しと

十二 使徒 の 一 人 死 神 ロゥリィ じゅうに|しと||ひと|じん|し|かみ|

ありゃ …

エム ロイ 神殿 の 神官 服 だ ||しんでん||しんかん|ふく|

逃げろ にげろ

駄目 よ ぉ だめ||

バイタル は 安定 意識 も まもなく 回復 する と 思い ます ||あんてい|いしき|||かいふく|||おもい|

そう か

しかし 参った なぁ … |まいった|

これ ど っか 目的 地 ある ん っす か ？ |||もくてき|ち||||

ない らしい よ

え ない っす か ？

逃避 行って の は なかなか 消耗 する もの だ ね とうひ|おこなって||||しょうもう||||

のど が 渇 い た わ い ||かわ||||

しばらく 休め そう も ない |やすめ|||

力 の 限り 押せ ちから||かぎり|おせ

根性 を 見せ て みろ っ こんじょう||みせ|||

あえて いう なら

炎 龍 が 襲って こ ない と わかる まで 逃げる って こと らしい えん|りゅう||おそって||||||にげる|||

難民 って いう の は どこ の 世界 でも 似 た よう な もん な ん だ なぁ なんみん|||||||せかい||に||||||||

だめ です 隊長 車軸 が 折れ て い ます ||たいちょう|しゃじく||おれ|||

ここ に とどまって も 死 を 待つ だけ だ ||||し||まつ||

背負え る 分 だけ でも 持って 逃げる ん だ せおえ||ぶん|||もって|にげる||

わかり まし た

どうして 火 を かけ させ た の です か ？ |ひ|||さ せ||||

荷物 を 前 に 全然 動 こ う と し ない ん だ も の それ しか ない でしょ う にもつ||ぜん||ぜんぜん|どう||||||||||||||

車両 の 増 援 を 頼め ない の です か ？ しゃりょう||ぞう|えん||たのめ||||

一応 ここ フロント ライン 越え てる ん だ よ いちおう||ふろんと|らいん|こえ||||

俺 たち 程度 なら 見逃し て も おれ||ていど||みのがし||

大規模 な 部隊 が 侵入 し たら 敵 さん も 動く かも しれ ない だいきぼ||ぶたい||しんにゅう|||てき|||うごく|||

その後 は 偶発 的 な 衝突 そのご||ぐうはつ|てき||しょうとつ

無 計画 な 戦線 の 拡大 戦力 の 逐次 投入 む|けいかく||せんせん||かくだい|せんりょく||ちくじ|とうにゅう

瞬く間に 拡大 する 戦禍 巻き込ま れる 村人 たち またたくまに|かくだい||せんか|まきこま||むらびと|

考え た だけ で ぞっと する って さ かんがえ|||||||

そう 言わ れ た ん です ね |いわ|||||

だから 俺 たち が 手 を 貸す それ ぐらい しか でき ない ん だ よ |おれ|||て||かす||||||||

あれ ？

前方 に 何やら ぜんぽう||なにやら

カラス ？ からす

え ー と … |-|

ゴスロリ 少女 |しょうじょ

あなた たち どこ から い らし て ぇ どちら へ 行か れる の かしら ぁ ？ ||||||||||いか||||

なんて 言った ？ |いった

さあ

見た目 は 子供 の よう です ね みため||こども||||

神官 様 だ しんかん|さま|

神官 様 しんかん|さま

神官 殿 しんかん|しんがり

神官 ？ しんかん

どこ から 来 た の ぉ ？ ||らい|||

コダ 村 から です |むら||

村 を 逃げ出し て おり まし て むら||にげだし||||

炎 龍 が 出 て き て みんな で ここ まで えん|りゅう||だ|||||||

祈り を ささげ てる よう に 見え ます ね いのり||||||みえ||

あの 変 な 格好 は 宗教 的 な 意味 が ある って こと か ？ |へん||かっこう||しゅうきょう|てき||いみ|||||

この 変 な 人 たち は ぁ ？ |へん||じん|||

助け て くれ た ん だ いい 人 たち だ よ たすけ|||||||じん|||

嫌々 連れ て 行か れる わけ じゃ ない の ねぇ いやいや|つれ||いか||||||

これ どう やって 動 い てる の かしら ぁ ？ |||どう|||||

わかん ない

でも 乗り 心地 は 荷車 より ずっと いい よ |のり|ここち||にぐるま||||

へ ー |-

乗り 心地 が いい の ぉ ？ のり|ここち||||

私 も 感じ て み たい わ これ の 乗り 心地 わたくし||かんじ|||||||のり|ここち

ち ょ ちょっと 待って |||まって

窮屈 な ん だ よ きゅうくつ||||

退 い て くれ しりぞ|||

羨ま し 過ぎ ます 隊長 うらやま||すぎ||たいちょう

いい から 降りろ ||おりろ

あら ？

こら 小銃 に 触る な |しょうじゅう||さわる|

触 ん な って さわ|||

羨ま し い っす うらやま|||

嬉しく ねぇ し うれしく||

触 ん な って さわ|||

羨ま し い っす うらやま|||

もう いい から 降りろ ぉ |||おりろ|

ロチェ の 丘 だ ||おか|

ここ まで 歩 い た の か ||ふ||||

ちょっと 雰囲気 変り まし た ね |ふんいき|かわり|||

村 から も かなり 離れ たから ねぇ むら||||はなれ||

このまま 逃避 行 も 終わり に し たい よ |とうひ|ぎょう||おわり||||

全く です まったく|

こっち の 太陽 って 日本 より 熱く ない か ||たいよう||にっぽん||あつく||

な っ

戦闘 用意 せんとう|ようい

本物 の 炎 龍 じゃ ほんもの||えん|りゅう|

わし も 見る の は 初めて じゃ よ ||みる|||はじめて||

怪獣 と 戦う の は 自衛 隊 の 伝統 だ けど よ かいじゅう||たたかう|||じえい|たい||でんとう|||

走れ 走れ はしれ|はしれ

ＬＡＶ 牽制 しろ |けんせい|

キャリバー

かまう な 当て 続けろ ||あて|つづけろ

撃て 撃て 撃ち まくれ うて|うて|うち|

ブレス 来る ぞ |くる|

あの 炎 食らったら 終わり っす よ |えん|くらったら|おわり||

でも キャリバー も 効か ねぇ |||きか|

くそ どう すりゃ いい

ono

いつの間に … いつのまに

ono

ono

目 ？ め

全員 目 を 狙え ぜんいん|め||ねらえ

動き が 止まった うごき||とまった

勝本 かつもと

おっと

後方 の 完全 確認 こうほう||かんぜん|かくにん

遅い よ おそい|

ガク 引き 系 |ひき|けい

外れる ぞ はずれる|

お … 終わった ん す か ね |おわった||||

たぶん な

生存 者 の 大半 は 近隣 の 身内 の もと に 身 を 寄せる か せいぞん|もの||たいはん||きんりん||みうち||||み||よせる|

どこ か の 町 や 村 に 避難 する そう です |||まち||むら||ひなん|||

町 だって 知り合い い ない だ ろ う 大丈夫 な の か ？ まち||しりあい||||||だいじょうぶ|||

それ より それ 以外 が もっと 問題 です |||いがい|||もんだい|

身内 が 亡くなった 子供 と お 年寄り ケガ 人 か みうち||なくなった|こども|||としより|けが|じん|

薄情 です まんが はくじょう||

こちら も 自分 の こと で 精一杯 で な ||じぶん||||せいいっぱい||

その 者 ら まで 心配 し て や れる 余裕 は ない の だ |もの|||しんぱい|||||よゆう||||

置 い て いく の ？ お||||

あんた ら に は 心から 感謝 し て いる よ ||||こころから|かんしゃ||||

さようなら

元気 で な げんき||

ありがとう

ありがとう

助かった よ たすかった|

それ で どう なさい ます か 伊丹 二 尉 ||||||いたみ|ふた|い

ま いっか

大丈夫 任せ て だいじょうぶ|まかせ|

あれ 何 この 空気 |なん||くうき

いいえ

二 尉 なら そう おっしゃる と 思って まし た ふた|い|||||おもって||

僕 人道 的 でしょ う ぼく|じんどう|てき||

全員 乗車 ぜんいん|じょうしゃ

これ より アルヌス に 帰還 する ||||きかん|

運命 に は 逆らえ ない ね うんめい|||さからえ||

出会って しまった であって|

何 が ある か わから ない けれど なん||||||

君 と 出かけよ う きみ||でかけよ|

心 踊る 遠い 景色 は こころ|おどる|とおい|けしき|

なんだか 違って |ちがって

ドア を 開け て いつも の 調子 さ どあ||あけ||||ちょうし|

どうぞ よろしく

まだ 決め られ ない 散歩 コース |きめ|||さんぽ|こーす

いろんな もの が 多 すぎ て |||おお||

光り の 渦 に 吸い込ま れ て ひかり||うず||すいこま||

また 迷って る の |まよって||

走り抜け た あの 瞬間 は はしりぬけ|||しゅんかん|

甘い 甘い 香り の 中 で あまい|あまい|かおり||なか|

新た な 未来 ここ に 感じ てる あらた||みらい|||かんじ|

飛 ん で 消える 二 人 の 星座 と|||きえる|ふた|じん||せいざ

空 へ 空 へ きれい な 星 に から||から||||ほし|

キラキラ 光る よう に きらきら|ひかる||

魔法 を かける から まほう|||

次回 「 門 」 じかい|もん

見知らぬ 地 へ みしらぬ|ち|