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星の王子さま ( The Little Prince ), 6: 第 2 章 王子 さま の 恋 - page 6 - 5. バオバブ の 種

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第 2 章 王子 さま の 恋 -page 6 -5 .バオバブ の 種

5 .バオバブ の 種

少しずつ わかってきたんだ 。 王子 さま の 星 が どんな 星 で 、なぜ そこ を 旅立つことになったのか 。 そして 、どんな 旅 を してきた のか 。 ほんとうに 少しずつ だった が 、少しずつ わかってきた んだ 。

そんな ふう にして 、3日目 、僕 は バオバブ の 恐ろしい 話 を 王子さま から 聞くことになった 。 この 話 も 僕 の 描いた ヒツジ の 絵 が きっかけだった 。 王子さま は 深い 悩み で も ある みたいに 、ふいに 僕 に 聞いてきたんだ 。 「ねえ 、ヒツジ が 小さな 木 を 食べる っていうのは 、本当 ? 」「ああ 、本当 だよ 」と 僕 は 答えた 。 「それ は 、よかった ! 」と 王子さま は うれしそうに 顔 を あげた 。 ヒツジ が 小さな 木 を 食べる って こと が 、どうして そんなに 大事 なのか 、その 時 の 僕 には わからなかった 。 「ということは 、バオバブ も 食べる かなぁ ? 」僕 は 、笑いながら 王子さま に 教えてあげた 。

「バオバブ っていう の は 小さな 木 じゃなくて 、人々 たち に 何もかも 信じ込ませる 権力 を 持った 教会 ぐらい 大きな 木 で 、そこ に ゾウ の 群れ を 連れてきた って 、たった 1本のバオバブも食べきれやしないよ」

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「え ! わかんない の !」

そんな こと 当たり前 だ ! と 言わんばかり だった 。 僕 は 一人 で ずいぶん 頭 を ひねった けど 、 どういう こと な の か 僕 なり に 考えて みた が 見当 も つか なかった 。

王子 さま の 星 に は 、 他の 星 も みんな そう だけど 、 善い 草 と 悪い 草 が ある 。 善い 草 の 生える 善い タネ と 、 悪い 草 の 生える 悪い タネ が ある わけだ 。 でも タネ は 目 に 見えない 。 土 の 中 で ひっそり 眠っている ね 。 起きても いい かな って 頃合い に なると 、まず お日様 に むかって 、無邪気 で かわいい 芽 を 出していく んだ 。 赤カブ や バラ の 芽 なら 、そのまま に しておけばいい 。 でも 悪い 草 や 悪い 花 に なると 、見つけ次第 すぐ 取り除いてしまわなければいけない 。 そして 、王子さま の 星 には 、怖ろしい タネ が あったんだ 。 それが バオバブ の タネ だった 。 たった 一本 の バオバブ でも 、手遅れになる と 、もう どうやっても 取り除けなくなってしまう 。 星中 に 広がって 、根 を 張って 星 に 穴 を あけてしまう 。 それで 、もし その 星 が 王子さま の 星 の ように 小さくて 、びっしり バオバブ だらけ に なってしまえば 、星 は 爆発してしまう という こと だった 。

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「朝 、自分 の 支度 が 終わったら 、星 の 支度 も 丁寧に すること 。 小さい 芽 の うち は 、まぎらわしい けど 、バオバブ の 芽 と わかったら 、こまめに 取り除く ように 毎日 頑張らないといけない 。 手間 が かかる の は 、面倒 と いえば 面倒 だけど 、簡単 と いえば とても 簡単 な こと んだ 」

王子 さま は 僕 に 、この 星 の 子ども たち が ずっと 忘れない ような 立派 な 絵 を 描いてみないか と 、僕 に 持ちかけてきた んだ 。

王子 さま は 、「いつか 子供 たち が 旅 に 出た とき 、役に立つ よ 。 今 やらなきゃいけない こと を 、先に のばしのばしにしてる と 、ときどき 具合の悪い こと に なる 。 それ が バオバブ だったら 、とても ひどい こと に なる 。 こんな 星 が あった ん だ 、 そこ に は 怠け者 が 住んで いて 、 小さな バオバブ の 木 を 3 本 放っておいた ばかりに 大変な こと に なって しまった ん だ よ 。」 と いう わけで 、 僕 は 王子 さま に 言わ れる が まま 、 怠け者 の 星 の 絵 を 描いた 。 偉そうに 言う の は 嫌い なんだ けど 、バオバブ が 恐い って こと は 全然 知られていない 。 この 地球 で 、そういう こと を 甘く 考えている と 、とても 大変な こと に なる 。 だから 、思い切って 言う こと に する 。

「子供たち 、バオバブ には 気をつける こと ! 」これ は 、僕 の 友だち の ため で も ある 。 その 人たち は ずっと 以前 から 、すぐ そば に 危険 が ある こと に 気が付いてなかったんだ 。 だから 僕 は 、ここ に この 絵 を 描こう と 思う 。 人々 が 血 と 涙 を 流して 争う ような 再び 大きな 過ち を 起こさない ために 。 ここ に 戒める だけ の 価値 が ある から 。 そう 、みんな は こんな こと を 不思議に思う かもしれない ね 。 「どうして この 本 に は 、こういう 大きくて りっぱな 絵 が 、バオバブ の 絵 だけ なんですか ? 」と 。 答え は とっても 簡単 。 やってみた けど 、うまくいかなかった んだ 。 バオバブ を 描いた とき は 、一刻も早く 危険 を 知らせなければ と 、一生懸命だった んだ 。

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