×

我们使用 cookie 帮助改善 LingQ。通过浏览本网站,表示你同意我们的 cookie 政策.

星の王子さま ( The Little Prince ), 15: 第 3 章 宇宙 の 旅 - page 15 - … – 阅读文本

星の王子さま ( The Little Prince ), 15: 第 3 章 宇宙 の 旅 - page 15 - 14

中级1 日语 课程,练习阅读

现在开始学习这个课程

第 3 章 宇宙 の 旅 -page 15 -14

14

五つ目 の 星 は 、とても 不思議 な ところ だった 。 他の どの 星 よりも 小さかった 。 そこ に は 、一本 の 街燈 と 一人 の 点燈夫 が 居る 場所 が ある だけ だった 。

https://static.lingq.com/media/resources/attachments/1776060615165124_00029_5044985e.png" alt=""/>

王子さま は 、どうしても 理解できなかった 。 広い 宇宙 の こんな 辺鄙な 場所 で 、家 も ない し 、他 に 誰も 住んでいない のに 、一本 の 街燈 と 一人 の 点燈夫 が いて 、何 の ため に なる んだろうか 、と 。

でも 、王子さま は 、心 の 中 で こう 思った 。 この 人 は 、みんな に 馬鹿にされる かもしれない 。 でも 、王様 、自惚れ屋 、仕事人間 や 呑み助 なんか より は 、ずっと いい 。 点灯夫 の やっている こと に は 、意味 が ある 。 街燈 を つける って こと は 、星 や 花 が 新しく 生まれる こと と 同じ だから 、街燈 を 消す の は 、星 や 花 を 眠らせる こと と 同じ だから 。 とても 素敵 な 行為 だ と 思う 。 知らない 誰か の ため の 。 王子さま は 星 に 近づく と 点燈夫 に 敬意 を 払って あいさつをした 。 「こんにちは 。 どうして 今 、街燈 を 消した の ? 」「消せ と 指示されている から 消した だけ さ 」と 点燈夫 は 答えた 。

「指示されている って 、何 を ? 」「この 街燈 を 消せ って こと を さ 。 こんばんは 」と その 点灯夫 は 、今度 は 街灯 を 点けた 。 「えっ 、どうして 、今 、また 点けた の ?」「点けろ と 指示されている から さ 」と 点燈夫 は 答えた 。 「 よく わかんない ん だけど 」 と 王子 さま は 言った 。 「わからなくていい よ 」と 点燈夫 は 言った 。 「消せ と 指示されたら 消す 。 点けろ と 言われたから 点ける 。 ただ それ だけ さ 。 こんにちは 」と 言い 街燈 を 消した 。 それから 、点灯夫 は 、おでこ を 赤い チェック の ハンカチ で ふいた 。 「 本当に きつい 仕事 だ よ 。 この 仕事 は ! 昔 は 、 まだ 良かった ん だ 。 朝 消して 、夜 つける 。 昼 の 余った 時間 を 休んで 、夜 の 余った 時間 は 、寝ていられたんだ 」「じゃあ 、その 頃 とは 、別の こと を しろ と 指示されている の ? 」「同じ こと を し続けろ と 指示されている 」と 点燈夫 は 言った 。 「聞いてくれよ 。 それ が 本当に 、ひどい 話 なんだ ! この 星 は 年々 、まわる の が どんどん 早く なっている のに 、同じ こと を しろ って 指示する んだ ! 」「つまり ? 」「つまり 、今 では 、この 星 は 1分 で ひと周りする から 、僕 には 休む 時間 が 、少し も ない 。 1 分 の 間 に 、 点けたり 消したり し なきゃ いけない ん だ ! 」「 変な の ! 君 ん ち じゃ 、1 日 が 1 分 だ なんて ! 」「 何 が 変だ よ 」 と 、 点 燈 夫 が 言った 。 「もう 、僕ら は 1カ月 も 一緒に しゃべっているんだよ 」「1か月も? 」「もう 30分 も 話している から 、30日 さ ! 」「こんばんは 」と 点灯夫 は また 明かり を 点けた 。 王子さま は 、点灯夫 の こと を じっと 見た 。 指示された こと を 、こんなにも 真面目に やる 点燈夫 の こと が 好きになった 。

王子さま は 、夕暮れ を 見たい とき 、自分 から イス を 動かしていた こと を 思い出した 。 王子さま は 、点灯夫 を どうにか 助けてあげたかった 。 「 ねえ …… 休みたい とき に 、 休める 方法 、 ぼく 知ってる よ 」 と 王子 さま は 言った 。 「 どう したら 休める ん だい 。 私 は いつ だって 休みたい ん だ 。 教えて くれよ 」 と 点 燈 夫 は 言った 。

人って いう の は 、 真面目に やって いて も 、 大概 は 怠けたい もの な ん だ 。 王子さま は 、言葉 を 続けた 。 「君 の 星 、小さい から 、大股 なら 3 歩 で 一回り できる よね 。 ずっと 日向 に いられる よう に 、 ゆっくり 歩く だけ で いい ん だ よ 。 休みたくなったら 、君 は 歩く 。 そうすれば 好きな 分 だけ 、明るい 時間 が ずっと 続く 。」 「歩き続ける こと なんて 望んでいない よ 」と 点燈夫 は 王子さま に 言った 。 「僕 が ずっと 願ってる の は 、働く こと を やめて 眠る こと なんだ 」「困った こと だね 」と 王子さま が 言った 。 「困ってしまう よね 」と 点燈夫 も 言った 。 「こんにちは 」と 街灯 を 消した 。 王子さま は 、点灯夫 の 星 を 後にして 、旅 を 続けながら 、こんな 風に 思った 。 あの 人 、他 の みんな から 、バカにされる だろう な 。 王様 、自惚れ屋 、呑み助 、仕事人間 からは 。 でも 、僕 から してみれば 、たった 一人 、あの 人 だけ は 、不思議だ と 思わなかったんだ 。

それ は 、点灯夫 が 、自分 の ため じゃない こと の ため に 、一生懸命 働いていた から 。 王子さま は 、残念そうに ため息をついて 、さらに 考えていた 。 たった 一人 、点灯夫 だけ が 、ボク は 友達 に なれる と 思った 。 でも 、あの 人 の 星 は 、ほんとに 小さすぎて 、二人 も 入らない 場所 だった んだ 。 王子さま は 、この とても とても 小さな 星 の こと を 24時間 に 1440回 も 夕暮れ が 見られる っていう 恵まれた 星 なのに と 、点灯夫 は 、なぜ そう 思えない んだろう と 残念に思っていた 。

Learn languages from TV shows, movies, news, articles and more! Try LingQ for FREE