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異世界かるてっと2, 異世界かるてっと2 - 07

異 世界 かる てっと 2 - 07

( マーレ ) ちょっと は 大きく なった かな

ど … どう です か 先生

( バニル ) 耳 長 小僧 よ

貴 様 の 体重 は 全く 変わって おら ぬ ぞ

( マーレ ) そ っか あ …

♪~

~♪

( ラム ) まったく 身体 測定 なんて 面倒だ わ

( ヴィーシャ ) 確かに イベント 多い で すね

( ラム ) そう ね

諦めて ラム は レム の 成長 を 目 に 焼き付ける こと に する わ

ラム さん と レム さん って 本当に そっくりです よ ね

そっくり よ 胸 以外 は

あっ すいません

( ラム ) 謝る こと な いわ

ラム に とって それ は 必要 ない もの だ から

( パンドラズ ・ アクター ) そこ の 生徒 諸君 !

( ヴィーシャ ) 先生

( パンドラズ ・ アクター ) そう ! 私 は 君 たち の 先生

パンドラズ ・ アクター !

で ございます よ ええ ございます よ

( ラム ) そう よかった わ ね さようなら

( パンドラズ ・ アクター ) ノー !

ハァ … で その 先生 が 一体 何の 用 かしら ?

ロズワール 先生 の 同僚 の よしみ で ―

しぶしぶ 話 を 聞いて あげる わ

( パンドラズ ・ アクター ) ありがとう ございます

マドモワゼール !

で 何の 用 な の ?

( パンドラズ ・ アクター ) あっ そうでした

私 が 用 が ある の は あなた あなた です よ

えっ ?

( パンドラズ ・ アクター ) あなた の その 身だしなみ ―

最 っ 高 に クール です ね

あっ は あ

( パンドラズ ・ アクター ) これ は 父上 … いえ ―

生徒 アインズ 君 も ワクワク さ れて いる こと でしょう

えっ アインズ さん ?

( パンドラズ ・ アクター ) そりゃ あ 私 を お 造り に なら れた 方 で すし ―

私 と 系統 が 近い その すばらしい ファッション に は ―

ワクワク さ れて いる こと 間違い なし ! です よ

( ヴィーシャ ) そう な んです ね

( パンドラズ ・ アクター ) そう な んで ございます よ

( ラム ) いい 話 を 聞か せて もらった わ

( パンドラズ ・ アクター ) 喜んで いただけて 光栄です

フッ

( レルゲン ) である から して ―

この 時 の 作者 の 気持ち を 考えて みよう

( ダクネス ) ラム 殿 どうした の だ ?

いいえ 何も ない わ

( ダクネス ) しかし 視線 が 私 好み と いう か ―

( アインズ ) ん ?

侮 蔑 を 含んだ え も 言わ れ ぬ 目つき を して いる ぞ

侮 蔑 を 含んだ え も 言わ れ ぬ 目つき を して いる ぞ

( アインズ ) ん …

( レルゲン ) さて 午後 は 以前 伝えた とおり 身体 測定 が ある

女子 は 保健 室 男子 は 体育 館 だ から 間違え ない ように

保健 委員 は 保健 の 先生 の 指示 に 従って ―

測定 に 協力 した まえ ( レム ) はい

( シャルティア ) 分かった であり ん す

アインズ 様 の お 体 しっかり と 測定 する であり ん す

違う

君 たち の 担当 は 女子 だ

な … なぜ であり ん す か ? ハァ ハァ …

( レルゲン ) 女性 だ から だ な

だったら なおさら !

だったら なおさら !

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な

う う っ ハァ ハァ …

う う っ ハァ ハァ …

( アインズ ) すいません

( シャルティア ) どうか 特例 で !

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な

( カズマ ) 本当に すいません

( スバル ) だったら さ 男子 は 誰 が 受け持つ んだ ?

( レルゲン ) それ は 1 組 の …

( 尚文 ( なお ふみ )) 何 か 不満で も ある の か ?

( カズマ ) ねえ よ ある よ ねえ よ !

いや どっち な んだ よ

パッ

ハハハハハ …

あわよくば 女子 の 裸体 を 拝もう と たくらんで いる 愚かな 男 よ

しかし 我が 組 の 保健 委員 は 盾 を 冠する 勇者

貴 様 ら が 切望 する 保健 室 へ の 侵入 は ―

困難であろう なあ

別に のぞき に 行く の は お前たち の 勝手だ

だが その 手 の 風評 は 精神 的に こたえる やめて おけ

( スバル ) ああ こいつ は 慣れて る から 大丈夫

いつも の こと な ので お 気 に なさら ず

( カズマ ) って おい ! ( スバル ) いい ノリツッコミ

別に あいつ ら なんか のぞく まで も …

( デミウルゴス ) 臨海 学校 で やって ませ ん でした か のぞき

あれ は お 約束 的な さ

( ケーニッヒ ) じゃあ 今回 も お 約束 な んじゃ ない の か

( ノイマン ) だ な ( カズマ ) お ー い !

( アインズ ) だ が カズマ が のぞき を ―

成功 さ せ られる か どう か は 興味 が ある ぞ

( カズマ ) アインズ まで

( アインズ ) 学園 最強 の 運 を 持って いる と ウワサ の ―

カズマ の 本気 を 見て みたいな

えっ そこ まで 言う なら …

いや 俺 は 嫌な んだ よ 俺 は 嫌な んだ けど ―

あくまで 俺 の 能力 を 見せつける ため なら ―

チャレンジ して も …

( スバル ) やめ とけ ( カズマ ) は い そうです ね

( アルベド ・ シャルティア ) ん ん ~ っ !

( シャルティア ) ん ん っ ( アルベド ) くう っ

( アルベド ) レム 鎖 を 解き なさい !

愛する アインズ 様 が 体育 館 に ―

あられ も ない お 姿 で いらっしゃる の よ

( シャルティア ) う っ …

そう であり ん す 見 たい であり ん す !

レム だって あの 人間 の ところ に 行き たい ので は あり ん せんか ?

はい レム は いつでも スバル 君 の お そば に い たい で すし ―

身体 測定 も 担当 し たい です

( アルベド ・ シャルティア ) なら !

( レム ) でも 今 は その 時 で は あり ませ ん

スバル 君 の 身体 測定 は ―

あと で 改めて 個人 的に やれば いい だけ です

こ … 個別 の 身体 測定 と いう こと であり ん すね

個別 の … いい 響き です ね

個別 の … いい 響き です ね

( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善

( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善

( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善

( ウィズ ) ターニャ さん あの 身長 が 測れ ない のです が …

( ウィズ ) ターニャ さん あの 身長 が 測れ ない のです が …

( コキュートス ) スバル 殿 ハ ノゾキニ 興味 ハ ナイノダナ

興味 が ない って わけじゃ ねえ けど ―

ん ~ 何 つ うかさ そういう の 正々堂々と いき たい タイプ な んだ よ

( コキュートス ) 武人 デアルナ

( ユリウス ) フン 彼 も 騎士 の 自覚 が 芽生えて きた ようだ な

( スバル ) 何 か 今 誰 か から 上 から 目線 で 評価 さ れた 気 が した ぜ

( コキュートス ) ヴァイスタチハ ドウダ ?

( ヴァイス ) うち の 連中 は のぞき たい と いう より ―

悪 ノリ が し たい タイプ だ から な

ターニャ に バレ たら 大 目玉 の やつ か ?

いや 軍 紀 に 違反 して い ない こと に は ―

意外 と 寛容な 方 だ よ 少佐 殿 は

( ケーニッヒ )“ 意外 と ” です な ( ノイマン ) です な

( グランツ ) 報告 して おく で あり ます

( 尚文 ) お前 ら いい から 早く 体重 計 に 乗れ

( レム ) これ は ? ( めぐみ ん ) 見え ませ ん

( レム ) これ は ? ( めぐみ ん ) 見え ませ ん

( レム ) 眼帯 が ある から です よ

いい んです か そんな こと 言って

この 封印 を 解いた が 最後 ―

この 保健 室 は 地獄 と 化して しまう かも

( ターニャ ) ある わけ が なかろう ( めぐみ ん ) な っ !

そんな 格好 中 二 病 も いい ところ だ ぞ かっこ悪い

いい 年 して 恥ずかしい と 思わ ない の か

( めぐみ ん ) 幼女 に 言わ れる と は …

しかし こんな 格好 を かっこ E ( イー ) と 思う …

そう 私 と 同じ 感性 を 持つ 生徒 が この クラス に 1 人 ―

確実に いる のです

ほう そんな 奇 特 な ヤツ が 誰 だ ?

( めぐみ ん ) アインズ さん です ( ターニャ ) なな っ !

( パンドラズ ・ アクター ) そこ の かっこ E ( イー ) 眼帯 の 君

( パンドラズ ・ アクター ) そこ の かっこ E ( イー ) 眼帯 の 君

( めぐみ ん ) お っ ?

それ は 私 に 私 に 言った んです か ?

( パンドラズ ・ アクター ) フッ 君 以外 に ―

かっこ E ( イー ) 眼帯 を して いる 者 が い ます か ?

確かに 先生 なかなか お 目 が 高い で すね

( パンドラズ ・ アクター ) 目 は ない けれど … お 目 は 高い

パンドラズ ・ アクター で ございます よ ええ ございます よ

ところで その かっこ E ( イー ) 眼帯 ―

ただ の 眼帯 で は あり ませ ん ね

フン そこ に 気付いて しまい ました か

( パンドラズ ・ アクター ) 私 の 目 は ごまかせ ませ ん よ

目 は ない けれど

では 先生 に だけ は 教えて さしあげ ましょう

実は この 眼帯 は ―

私 の 暴走 する もう 1 つ の 力 を 封印 する ため に 付けて いる のです

( パンドラズ ・ アクター ) ワオッ やはり !

フッフッフッ …

( グランツ ) お前 よく 外して る じゃ ない か

( パンドラズ ・ アクター の ドイツ 語 )

( パンドラズ ・ アクター の ドイツ 語 )

あっ … ああ っ !

な っ なな … 何 です か その かっこ E ( イー ) セリフ は !

( パンドラズ ・ アクター ) う っ あっ う っ あっ …

これ は 私 の 造 物 主であり ―

今 は う う っ 生徒 で も ある ―

アインズ ・ ウール ・ ゴウン 君 に 教え られた 言葉 !

あの 方 の センス は 私 と 同じ ~!

すなわち ~! センス 最高 ~!

で ございます よ

アインズ ・ ウール ・ ゴウン

名前 から ただ 者 じゃ ない と 思って い ました が

名前 から ただ 者 じゃ ない と 思って い ました が

( グランツ ) いや 見た目 から して 既に …

( グランツ ) いや 見た目 から して 既に …

( グランツ ) いや 見た目 から して 既に …

( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ―

( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ―

( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ―

って お前 ら 聞けよ

って お前 ら 聞けよ

って お前 ら 聞けよ

きっと アインズ 様 に 通ずる センス の 持ち主 で ございます よ

きっと アインズ 様 に 通ずる センス の 持ち主 で ございます よ

ええ ございます よ

なるほど やはり 彼 は 私 の ライバル に なり そうです ね

フッフッフッ …

ほう

アインズ さん は かなり 感性 が 鋭い アンデッド です よ

( ターニャ ) ん … アインズ の 見方 を 変え なくて は なら ん な

( ウィズ ) ああ … フィーロ さん あの 身長 が 測れ ない のです が …

( ウィズ ) 皆さん お 疲れ さ まで した

各自 クラス に 戻って そのまま 自由 解散 しちゃ って ください

( カズマ ) ああ 遅かった 畜生 !

思った より 遅かった な

( アインズ ) さて … ( アルベド ) アインズ 様

( アインズ ) ん ?

どうかした の か ?

私 が 私 が 一 番 至高 なる 御方 の 魅力 を 理解 して おり ます

私 が 私 が 一 番 至高 なる 御方 の 魅力 を 理解 して おり ます

( アインズ ) ど した ? ど した アルベド

( アインズ ) ど した ? ど した アルベド

( アインズ ) ど した ? ど した アルベド

アインズ 様 の 魅力 に 最も 通じて いる の は ―

アインズ 様 の 魅力 に 最も 通じて いる の は ―

私 アルベド で ございます

あんな 小 娘 で は なく ―

この アルベド アルベド で ございます !

( アインズ ) えっ どうして め ぐみん が …

あなた が 私 の 深淵 ( しんえん ) を のぞいて いる 時 ―

私 も あなた の 深淵 を のぞいて いる のです よ

フッフッフッ …

フッ フフフ … ハーハハハッ …

フッ フフフ … ハーハハハッ …

フッ !

フッ フフフ … ハーハハハッ …

( 開演 の ブザー )

♪~

~♪


異 世界 かる てっと 2 - 07 い|せかい|| Isekai Karuoto 2 - 07

( マーレ ) ちょっと は 大きく なった かな |||おおきく||

ど … どう です か 先生 ||||せんせい

( バニル ) 耳 長 小僧 よ |みみ|ちょう|こぞう|

貴 様 の 体重 は 全く 変わって おら ぬ ぞ とうと|さま||たいじゅう||まったく|かわって|||

( マーレ ) そ っか あ …

♪~

~♪

( ラム ) まったく 身体 測定 なんて 面倒だ わ ||からだ|そくてい||めんどうだ|

( ヴィーシャ ) 確かに イベント 多い で すね |たしかに|いべんと|おおい||

( ラム ) そう ね

諦めて ラム は レム の 成長 を 目 に 焼き付ける こと に する わ あきらめて|||||せいちょう||め||やきつける||||

ラム さん と レム さん って 本当に そっくりです よ ね ||||||ほんとうに|そっくり です||

そっくり よ 胸 以外 は ||むね|いがい|

あっ すいません

( ラム ) 謝る こと な いわ |あやまる|||

ラム に とって それ は 必要 ない もの だ から |||||ひつよう||||

( パンドラズ ・ アクター ) そこ の 生徒 諸君 ! |あくたー|||せいと|しょくん

( ヴィーシャ ) 先生 |せんせい

( パンドラズ ・ アクター ) そう !  私 は 君 たち の 先生 |あくたー||わたくし||きみ|||せんせい

パンドラズ ・ アクター ! |あくたー

で ございます よ ええ ございます よ

( ラム ) そう よかった わ ね さようなら

( パンドラズ ・ アクター ) ノー ! |あくたー|のー

ハァ … で その 先生 が 一体 何の 用 かしら ? |||せんせい||いったい|なんの|よう|

ロズワール 先生 の 同僚 の よしみ で ― |せんせい||どうりょう|||

しぶしぶ 話 を 聞いて あげる わ |はなし||きいて||

( パンドラズ ・ アクター ) ありがとう ございます |あくたー||

マドモワゼール !

で 何の 用 な の ? |なんの|よう||

( パンドラズ ・ アクター ) あっ そうでした |あくたー||そう でした

私 が 用 が ある の は あなた あなた です よ わたくし||よう||||||||

えっ ?

( パンドラズ ・ アクター ) あなた の その 身だしなみ ― |あくたー||||みだしなみ

最 っ 高 に クール です ね さい||たか||||

あっ は あ

( パンドラズ ・ アクター ) これ は 父上 … いえ ― |あくたー|||ちちうえ|

生徒 アインズ 君 も ワクワク さ れて いる こと でしょう せいと||きみ||わくわく|||||

えっ アインズ さん ?

( パンドラズ ・ アクター ) そりゃ あ 私 を お 造り に なら れた 方 で すし ― |あくたー|||わたくし|||つくり||||かた||

私 と 系統 が 近い その すばらしい ファッション に は ― わたくし||けいとう||ちかい|||ふぁっしょん||

ワクワク さ れて いる こと 間違い なし !  です よ わくわく|||||まちがい|||

( ヴィーシャ ) そう な んです ね |||ん です|

( パンドラズ ・ アクター ) そう な んで ございます よ |あくたー|||||

( ラム ) いい 話 を 聞か せて もらった わ ||はなし||きか|||

( パンドラズ ・ アクター ) 喜んで いただけて 光栄です |あくたー|よろこんで||こうえい です

フッ

( レルゲン ) である から して ―

この 時 の 作者 の 気持ち を 考えて みよう |じ||さくしゃ||きもち||かんがえて|

( ダクネス ) ラム 殿 どうした の だ ? ||しんがり|||

いいえ 何も ない わ |なにも||

( ダクネス ) しかし 視線 が 私 好み と いう か ― ||しせん||わたくし|よしみ|||

( アインズ ) ん ?

侮 蔑 を 含んだ え も 言わ れ ぬ 目つき を して いる ぞ あなど|さげす||ふくんだ|||いわ|||めつき||||

侮 蔑 を 含んだ え も 言わ れ ぬ 目つき を して いる ぞ あなど|さげす||ふくんだ|||いわ|||めつき||||

( アインズ ) ん …

( レルゲン ) さて 午後 は 以前 伝えた とおり 身体 測定 が ある ||ごご||いぜん|つたえた||からだ|そくてい||

女子 は 保健 室 男子 は 体育 館 だ から 間違え ない ように じょし||ほけん|しつ|だんし||たいいく|かん|||まちがえ||よう に

保健 委員 は 保健 の 先生 の 指示 に 従って ― ほけん|いいん||ほけん||せんせい||しじ||したがって

測定 に 協力 した まえ ( レム ) はい そくてい||きょうりょく||||

( シャルティア ) 分かった であり ん す |わかった|||

アインズ 様 の お 体 しっかり と 測定 する であり ん す |さま|||からだ|||そくてい||||

違う ちがう

君 たち の 担当 は 女子 だ きみ|||たんとう||じょし|

な … なぜ であり ん す か ? ハァ ハァ …

( レルゲン ) 女性 だ から だ な |じょせい||||

だったら なおさら !

だったら なおさら !

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な |くそ||しんがり||

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な |くそ||しんがり||

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な |くそ||しんがり||

う う っ ハァ ハァ …

う う っ ハァ ハァ …

( アインズ ) すいません

( シャルティア ) どうか 特例 で ! ||とくれい|

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な |くそ||しんがり||

( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な |くそ||しんがり||

( カズマ ) 本当に すいません |ほんとうに|

( スバル ) だったら さ 男子 は 誰 が 受け持つ んだ ? すばる|||だんし||だれ||うけもつ|

( レルゲン ) それ は 1 組 の … |||くみ|

( 尚文 ( なお ふみ )) 何 か 不満で も ある の か ? なおふみ|||なん||ふまんで||||

( カズマ ) ねえ よ ある よ ねえ よ !

いや どっち な んだ よ

パッ

ハハハハハ …

あわよくば 女子 の 裸体 を 拝もう と たくらんで いる 愚かな 男 よ |じょし||らたい||おがもう||||おろかな|おとこ|

しかし 我が 組 の 保健 委員 は 盾 を 冠する 勇者 |わが|くみ||ほけん|いいん||たて||かんする|ゆうしゃ

貴 様 ら が 切望 する 保健 室 へ の 侵入 は ― とうと|さま|||せつぼう||ほけん|しつ|||しんにゅう|

困難であろう なあ こんなんであろう|

別に のぞき に 行く の は お前たち の 勝手だ べつに|||いく|||おまえたち||かってだ

だが その 手 の 風評 は 精神 的に こたえる やめて おけ ||て||ふうひょう||せいしん|てきに|||

( スバル ) ああ こいつ は 慣れて る から 大丈夫 すばる||||なれて|||だいじょうぶ

いつも の こと な ので お 気 に なさら ず ||||||き|||

( カズマ ) って おい ! ( スバル ) いい ノリツッコミ |||すばる||

別に あいつ ら なんか のぞく まで も … べつに||||||

( デミウルゴス ) 臨海 学校 で やって ませ ん でした か のぞき |りんかい|がっこう|||||||

あれ は お 約束 的な さ |||やくそく|てきな|

( ケーニッヒ ) じゃあ 今回 も お 約束 な んじゃ ない の か ||こんかい|||やくそく|||||

( ノイマン ) だ な ( カズマ ) お ー い ! |||||-|

( アインズ ) だ が カズマ が のぞき を ―

成功 さ せ られる か どう か は 興味 が ある ぞ せいこう||||||||きょうみ|||

( カズマ ) アインズ まで

( アインズ ) 学園 最強 の 運 を 持って いる と ウワサ の ― |がくえん|さいきょう||うん||もって||||

カズマ の 本気 を 見て みたいな ||ほんき||みて|

えっ そこ まで 言う なら … |||いう|

いや 俺 は 嫌な んだ よ 俺 は 嫌な んだ けど ― |おれ||いやな|||おれ||いやな||

あくまで 俺 の 能力 を 見せつける ため なら ― |おれ||のうりょく||みせつける||

チャレンジ して も … ちゃれんじ||

( スバル ) やめ とけ ( カズマ ) は い そうです ね すばる||||||そう です|

( アルベド ・ シャルティア ) ん ん ~ っ !

( シャルティア ) ん ん っ ( アルベド ) くう っ

( アルベド ) レム 鎖 を 解き なさい ! ||くさり||とき|

愛する アインズ 様 が 体育 館 に ― あいする||さま||たいいく|かん|

あられ も ない お 姿 で いらっしゃる の よ あら れ||||すがた||||

( シャルティア ) う っ …

そう であり ん す 見 たい であり ん す ! ||||み||||

レム だって あの 人間 の ところ に 行き たい ので は あり ん せんか ? |||にんげん||||いき||||||

はい レム は いつでも スバル 君 の お そば に い たい で すし ― ||||すばる|きみ||||||||

身体 測定 も 担当 し たい です からだ|そくてい||たんとう|||

( アルベド ・ シャルティア ) なら !

( レム ) でも 今 は その 時 で は あり ませ ん ||いま|||じ|||||

スバル 君 の 身体 測定 は ― すばる|きみ||からだ|そくてい|

あと で 改めて 個人 的に やれば いい だけ です ||あらためて|こじん|てきに||||

こ … 個別 の 身体 測定 と いう こと であり ん すね |こべつ||からだ|そくてい||||||

個別 の … いい 響き です ね こべつ|||ひびき||

個別 の … いい 響き です ね こべつ|||ひびき||

( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善 |かかわら||かかわら||||さいぜん

( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善 |かかわら||かかわら||||さいぜん

( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善 |かかわら||かかわら||||さいぜん

( ウィズ ) ターニャ さん あの 身長 が 測れ ない のです が … ||||しんちょう||はかれ||の です|

( ウィズ ) ターニャ さん あの 身長 が 測れ ない のです が … ||||しんちょう||はかれ||の です|

( コキュートス ) スバル 殿 ハ ノゾキニ 興味 ハ ナイノダナ |すばる|しんがり|||きょうみ||

興味 が ない って わけじゃ ねえ けど ― きょうみ||||||

ん ~ 何 つ うかさ そういう の 正々堂々と いき たい タイプ な んだ よ |なん|||||せいせいどうどうと|||たいぷ|||

( コキュートス ) 武人 デアルナ |たけと|

( ユリウス ) フン 彼 も 騎士 の 自覚 が 芽生えて きた ようだ な |ふん|かれ||きし||じかく||めばえて|||

( スバル ) 何 か 今 誰 か から 上 から 目線 で 評価 さ れた 気 が した ぜ すばる|なん||いま|だれ|||うえ||めせん||ひょうか|||き|||

( コキュートス ) ヴァイスタチハ ドウダ ?

( ヴァイス ) うち の 連中 は のぞき たい と いう より ― |||れんちゅう||||||

悪 ノリ が し たい タイプ だ から な あく|のり||||たいぷ|||

ターニャ に バレ たら 大 目玉 の やつ か ? ||||だい|めだま|||

いや 軍 紀 に 違反 して い ない こと に は ― |ぐん|き||いはん||||||

意外 と 寛容な 方 だ よ 少佐 殿 は いがい||かんような|かた|||しょうさ|しんがり|

( ケーニッヒ )“ 意外 と ” です な ( ノイマン ) です な |いがい||||||

( グランツ ) 報告 して おく で あり ます |ほうこく|||||

( 尚文 ) お前 ら いい から 早く 体重 計 に 乗れ なおふみ|おまえ||||はやく|たいじゅう|けい||のれ

( レム ) これ は ? ( めぐみ ん ) 見え ませ ん |||||みえ||

( レム ) これ は ? ( めぐみ ん ) 見え ませ ん |||||みえ||

( レム ) 眼帯 が ある から です よ |がんたい|||||

いい んです か そんな こと 言って |ん です||||いって

この 封印 を 解いた が 最後 ― |ふういん||といた||さいご

この 保健 室 は 地獄 と 化して しまう かも |ほけん|しつ||じごく||かして||

( ターニャ ) ある わけ が なかろう ( めぐみ ん ) な っ !

そんな 格好 中 二 病 も いい ところ だ ぞ かっこ悪い |かっこう|なか|ふた|びょう||||||かっこわるい

いい 年 して 恥ずかしい と 思わ ない の か |とし||はずかしい||おもわ|||

( めぐみ ん ) 幼女 に 言わ れる と は … ||ようじょ||いわ|||

しかし こんな 格好 を かっこ E ( イー ) と 思う … ||かっこう||||||おもう

そう 私 と 同じ 感性 を 持つ 生徒 が この クラス に 1 人 ― |わたくし||おなじ|かんせい||もつ|せいと|||くらす||じん

確実に いる のです かくじつに||の です

ほう そんな 奇 特 な ヤツ が 誰 だ ? ||き|とく||やつ||だれ|

( めぐみ ん ) アインズ さん です ( ターニャ ) なな っ !

( パンドラズ ・ アクター ) そこ の かっこ E ( イー ) 眼帯 の 君 |あくたー||||||がんたい||きみ

( パンドラズ ・ アクター ) そこ の かっこ E ( イー ) 眼帯 の 君 |あくたー||||||がんたい||きみ

( めぐみ ん ) お っ ?

それ は 私 に 私 に 言った んです か ? ||わたくし||わたくし||いった|ん です|

( パンドラズ ・ アクター ) フッ 君 以外 に ― |あくたー||きみ|いがい|

かっこ E ( イー ) 眼帯 を して いる 者 が い ます か ? |||がんたい||||もの||||

確かに 先生 なかなか お 目 が 高い で すね たしかに|せんせい|||め||たかい||

( パンドラズ ・ アクター ) 目 は ない けれど … お 目 は 高い |あくたー|め|||||め||たかい

パンドラズ ・ アクター で ございます よ ええ ございます よ |あくたー||||||

ところで その かっこ E ( イー ) 眼帯 ― |||||がんたい

ただ の 眼帯 で は あり ませ ん ね ||がんたい||||||

フン そこ に 気付いて しまい ました か ふん|||きづいて|||

( パンドラズ ・ アクター ) 私 の 目 は ごまかせ ませ ん よ |あくたー|わたくし||め|||||

目 は ない けれど め|||

では 先生 に だけ は 教えて さしあげ ましょう |せんせい||||おしえて||

実は この 眼帯 は ― じつは||がんたい|

私 の 暴走 する もう 1 つ の 力 を 封印 する ため に 付けて いる のです わたくし||ぼうそう|||||ちから||ふういん||||つけて||の です

( パンドラズ ・ アクター ) ワオッ やはり ! |あくたー||

フッフッフッ …

( グランツ ) お前 よく 外して る じゃ ない か |おまえ||はずして||||

( パンドラズ ・ アクター の ドイツ 語 ) |あくたー||どいつ|ご

( パンドラズ ・ アクター の ドイツ 語 ) |あくたー||どいつ|ご

あっ … ああ っ !

な っ なな … 何 です か その かっこ E ( イー ) セリフ は ! |||なん|||||||せりふ|

( パンドラズ ・ アクター ) う っ あっ う っ あっ … |あくたー||||||

これ は 私 の 造 物 主であり ― ||わたくし||つく|ぶつ|おもであり

今 は う う っ 生徒 で も ある ― いま|||||せいと|||

アインズ ・ ウール ・ ゴウン 君 に 教え られた 言葉 ! |うーる||きみ||おしえ||ことば

あの 方 の センス は 私 と 同じ ~! |かた||せんす||わたくし||おなじ

すなわち ~!  センス 最高 ~! |せんす|さいこう

で ございます よ

アインズ ・ ウール ・ ゴウン |うーる|

名前 から ただ 者 じゃ ない と 思って い ました が なまえ|||もの||||おもって|||

名前 から ただ 者 じゃ ない と 思って い ました が なまえ|||もの||||おもって|||

( グランツ ) いや 見た目 から して 既に … ||みため|||すでに

( グランツ ) いや 見た目 から して 既に … ||みため|||すでに

( グランツ ) いや 見た目 から して 既に … ||みため|||すでに

( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ― |あくたー||||わかる||

( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ― |あくたー||||わかる||

( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ― |あくたー||||わかる||

って お前 ら 聞けよ |おまえ||きけよ

って お前 ら 聞けよ |おまえ||きけよ

って お前 ら 聞けよ |おまえ||きけよ

きっと アインズ 様 に 通ずる センス の 持ち主 で ございます よ ||さま||つうずる|せんす||もちぬし|||

きっと アインズ 様 に 通ずる センス の 持ち主 で ございます よ ||さま||つうずる|せんす||もちぬし|||

ええ ございます よ

なるほど やはり 彼 は 私 の ライバル に なり そうです ね ||かれ||わたくし||らいばる|||そう です|

フッフッフッ …

ほう

アインズ さん は かなり 感性 が 鋭い アンデッド です よ ||||かんせい||するどい|||

( ターニャ ) ん … アインズ の 見方 を 変え なくて は なら ん な ||||みかた||かえ|||||

( ウィズ ) ああ … フィーロ さん あの 身長 が 測れ ない のです が … |||||しんちょう||はかれ||の です|

( ウィズ ) 皆さん お 疲れ さ まで した |みなさん||つかれ|||

各自 クラス に 戻って そのまま 自由 解散 しちゃ って ください かくじ|くらす||もどって||じゆう|かいさん|||

( カズマ ) ああ 遅かった 畜生 ! ||おそかった|ちくしょう

思った より 遅かった な おもった||おそかった|

( アインズ ) さて … ( アルベド ) アインズ 様 ||||さま

( アインズ ) ん ?

どうかした の か ?

私 が 私 が 一 番 至高 なる 御方 の 魅力 を 理解 して おり ます わたくし||わたくし||ひと|ばん|しこう||おかた||みりょく||りかい|||

私 が 私 が 一 番 至高 なる 御方 の 魅力 を 理解 して おり ます わたくし||わたくし||ひと|ばん|しこう||おかた||みりょく||りかい|||

( アインズ ) ど した ? ど した アルベド

( アインズ ) ど した ? ど した アルベド

( アインズ ) ど した ? ど した アルベド

アインズ 様 の 魅力 に 最も 通じて いる の は ― |さま||みりょく||もっとも|つうじて|||

アインズ 様 の 魅力 に 最も 通じて いる の は ― |さま||みりょく||もっとも|つうじて|||

私 アルベド で ございます わたくし|||

あんな 小 娘 で は なく ― |しょう|むすめ|||

この アルベド アルベド で ございます !

( アインズ ) えっ どうして め ぐみん が …

あなた が 私 の 深淵 ( しんえん ) を のぞいて いる 時 ― ||わたくし||しんえん|||||じ

私 も あなた の 深淵 を のぞいて いる のです よ わたくし||||しんえん||||の です|

フッフッフッ …

フッ フフフ … ハーハハハッ …

フッ フフフ … ハーハハハッ …

フッ !

フッ フフフ … ハーハハハッ …

( 開演 の ブザー ) かいえん||ぶざー

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