Naruto Episode 63
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え
♪ 誉め られる の が 好き な の です か
♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も
♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か
♪ 始まり だけ
♪ 夢見 て 起きる
♪ その 先 なら
♪ いつか 自分 の 腕 で
♪ そう だ 大事 な 物 は いつも
♪ 形 の ない もの だけ
♪ 手 に 入れ て も なくし て も
♪ 気付か ぬ まま
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( ネジ ) ぐ っ … 。
( テンテン ) あっ 。
( サクラ ) や … やった ~ !
( いの ) あっ ! ハハハ … 。 ( 拍手 )
( コテツ ) 《 あの きつね の ガキ が こんな 戦い を する と は な 》
ハハ … ハハハ … ! ( 拍手 )
( 拍手 )
( 拍手 と 歓声 )
ん ? ( 拍手 と 歓声 )
( 拍手 )
ハハハハ … イエ ~ イ ! ( 拍手 と 歓声 )
( ゲンマ ) 《 まだ 走り回る 元 気 が ある と は な 。
った く スタミナ ばか だ な こいつ 》
やった ぜ ~ !
《 ナルト の ヤツ どんどん 強く なって く 》
( 観客 1 ) やる わ ね あの 子 。
( 観客 2 ) うん ! いい 線 行って ん じゃ ん !
( 観客 1 ) ちょっと かわいい かも 。
ハァ … 。
《 何だか なぁ あんた が 羨ま し い 。
あんた の 戦い を 見 てる と
私 も 頑張ら なきゃ って 思う もの 。
それ って すごい こと だ よ 》
ハァ … 。
( シカマル ) あ … 勝っちゃ っ た よ あいつ 。
マジ か よ … 。
あいつ だけ が 俺 と 同じ イケ て ねえ 派 だ と 思って た のに な 。
( シノ ) イケ て ねえ 派 ?
( シカマル ) 何 か キャ ~ キャ ~ 言わ れ て
もう イケ てる 派 っぽい じゃ ん 。
っ つう か たぶん 俺 あいつ に 勝 て ねえ 。
マジ やっ べ ぇ 何 か ヘコ む わ 。
( 紅 ) 己 を 失わ ず 九 尾 の チャクラ を 引き 出 せる なんて … 。
( アスマ ) ああ ここ に いる 木 ノ 葉 の ほとんど が 驚 い てる よ 。
( 猿 飛 ) 《 ナルト の ヤツ 九 尾 の 力 を コントロ ー ル する と は 。
いつ あんな こと まで … 》
( ゲンマ ) フッ 捕まった 鳥 だって な
賢く なりゃ 自分 の くちばし で 籠 の ふた を 開けよ う と する ん だ 。
( 拍手 と 歓声 )
また 自由 に 空 を 飛び たい と
諦め ず に な 。
( 拍手 と 歓声 )
( ゲンマ ) 今回 は お前 の 負け だ 。
( 拍手 と 歓声 )
( ハナビ ) 《 父上 … 》
( 忍 1 ) 大丈夫 内臓 に 損傷 は ない 。
( 忍 2 ) チャクラ は ほとんど 使い切って しまった よう だ 。
< 別に て め ぇ だけ が 特別 じゃ ね え ん だって ば よ >
( ネジ ) < どう し て そこ まで 自分 の 運命 に 逆ら お う と する ? >
< 落ちこぼれ だ と
言わ れ た から だ ! >
( ネジ ) < 火影 に なる 者 は そう いう 運命 で 生まれ て くる >
< だ から 何 だって ん だ ! ? >
( ドア が 開く 音 ) ( 忍 2 ) 日向 様 。
( ヒアシ ) すま ない が 少し 席 を 外し て くれ 。
( 忍 1 ) し … しかし … 。 ( ヒアシ ) 時間 は 取ら せ ぬ 。
( 忍 2 ) は … はい 。
( ネジ ) 何 の 用 です か ?
( ヒアシ ) あの 日 の … 。
あの 日 の 真実 を 伝え に 来 た 。
( ネジ ) あの 日 ?
( ネジ ) < ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … >
♪ ~
あの 時
私 が 死ぬ つもり だった 。
( ネジ ) くっ … 。
何 を … 何 を 言って る ん です ! ?
あの 時 私 の 父 は
あなた の 影 武者 と し て 殺さ れ た の です よ !
あっ 。
ここ に あの 日 の 真 実 が ある 。
どうせ 宗 家 の 都合 の いい よう に 作った 言い訳 が
書 い て ある だけ でしょ ? ( ヒアシ ) 今 の お前 なら
理解 できる はず だ 。
あっ … この 字 は 。
( ヒザシ ) 「 ネジ よ 私 に 残さ れ た 時間 は
僅か しか ない 。
その 限ら れ た 時間 を 使い 伝え て おき たい こと が ある 」。
( ネジ ) 《 伝え て おき たい こと ? 》
( ヒザシ ) 「 ヒナタ 様 を さら お う と し た 雷 の 国 の 忍 頭 は
逆 に ヒアシ 様 に 殺さ れ た 。
だが 雷 の 国 は ヒナタ 様 誘拐 は 認めよ う と は せ ず
忍 頭 が 殺さ れ た こと のみ を 問題 と し
理不尽 な 要求 を し て き た の だ 」。
< しかた あり ませ ん 私 一 人 の 命 で
里 が 救 える なら > ( 猿 飛 ) < うむ >
( 長老 ) < 待て ヒアシ よ そう 早まる で ない 。
日向 の 血 継 限界 は
この 里 に とって 重要 な 切り札 じゃ 。
永 ごう それ を 守り 続ける の が 宗 家 の お 役目 じゃ ろ う >
< しかし その お 役目 の 前 に
この 里 を 絶望 的 な 戦争 に 巻き込 ん で しまって は … >
< それ は 分かって おる だ から … 。
その ため に 分家 が おる の で は ない か 。
ヒザシ の 死体 を
お前 の 影 武者 と し て 引き渡す 。
ヒザシ も 了解 済み の 話 じゃ >
( ヒアシ ) < しかし ヤツ ら が 欲し てる の は
この 白 眼 の 能力 の 秘密 で は … 。
ヒザシ で は 死体 に なった 時点 で
その 能力 を 封印 し て しまい ます 。
それ で 雷 の 国 が 納得 する と は … >
< うん … それ が 本音 で は あ ろ う が
雷 が 出し て き た 取引 条件 は
日向 ヒアシ の 死体 を 渡せ と いう もん じゃ 。
要求 を の ん だ ふり を し て
お前 と うり二つ の ヒザシ を 渡せ ば
ヤツ ら も おいそれと 追及 でき ぬ >
< し … しかし … >
< ヒアシ 来る 時 が 来 た の だ 。
どの 先代 も そう し て 日向 の 能力 を 守って き た 。
たとえ 兄弟 でも
切り捨てる 心 を 持つ こと じゃ >
< それ が 宗 家 の 宿命 な の じゃ 。
そして これ が
日向 に 生まれ た 者 の 運命 な の じゃ >
( ヒザシ ) < いつも の 強気 な ヒアシ 様 は どこ に 行った の です ? >
< これ は 今 まで と 事 の 大き さ が 違う 。
そう 簡単 に は … う っ ! >
( 猿 飛 ) < お っ … >
( 一同 ) < あっ … >
< う っ … ヒ … ヒザシ …
お前 … >
( ヒザシ ) < 私 に 行か せ て ください >
< お … お前 に は
ネジ だって いる … 。
なぜ 宗 家 の ため に …
死 を 選ぶ ? >
< それ は 違い ます >
< 私 は 宗 家 を 恨 ん で き まし た 。
正直 今 で も 憎い 。
だからこそ あなた を 宗 家 と し て で は なく
私 の 兄 と し て 守って 死に たい の です 。
そう する こと が 私 に とって 初めて の
選ぶ こと が できる 自由 な の です 。
ネジ に は 私 の 醜い 姿 ばかり を 見せ て き まし た 。
なのに いまさら ここ に 来 て
やっと 自分 の 意志 を 知り まし た >
< だから ネジ に は こう 伝え て ください 。
「 私 は 宗 家 を 守る ため に 殺さ れる の で は なく
ネジ や 兄弟 家族 そして
里 を 守る ため に
みずから の 意志 で 死 を 選 ん だ の だ 」 と >
♪ ~
< みずから 死 を 選ぶ こと が
自由 だ と いう の か ? >
( ヒザシ ) < 兄さん 私 は 一 度 で いい 。
日向 の 運命 に 逆らって み たかった 。
自分 で 運命 を 選 ん で み たく なった 。
ただ それ だけ だ よ >
( ヒザシ ) 「 運命 を 乗り越える の だ ネジ 。
運命 と は みずから の 手 で 切り 開く もの な の だ 」。
父上 … 。
( ヒアシ ) これ が 真実 だ 。 ( ネジ ) あっ !
( ヒアシ ) すま なかった !
頭 を … 上げ て ください 。
( ネジ ) 《 父上 人 の 運命 と は
雲 の よう に 決め られ た 流れ の 中 に
ただ 浮か ん で いる しか ない もの な の か 。
それとも みずから 選 ん だ 流れ に 乗る こと が できる もの な の か 。
まだ よく 分かり ませ ん 。
どちら に せよ 行き着く 先 は 同じ な の かも しれ ない 。
ただ 後者 の 生き 方 を 選ぶ とき
人 は 生きる 目的 に 向かって 頑張 れる 。
そして それ を 持つ 者 が 本当 に 強い の だ と
この 戦い で やっと 分かった よう な 気 が し ます 。
そして 父上
私 の 目的 は ただ 一 つ 。
もっと 強く なり たい 誰 に も 負け ない くらい 》
( ネジ ) 《 今 は そう 思い ます 。
父上 きょう は 鳥 が よく 飛 ん で い ます 。
とても 気持ちよ さ そう に 》
( ざわめき )
( 風 影 ) フフ フフ … ざ わ つい て ます ね 。
( 猿 飛 ) いい 戦い だった から のう 。
( 風 影 ) 確か に それ も あり ます が … 。
( 猿 飛 ) ん ? ( 風 影 ) 恐らく 次 の 試合
物見高い 忍 頭 たち や 依頼 主 で ある 大名 たち に とって
これほど 楽しみ な 試合 は ない でしょ う から 。
( 風 影 ) ところで 開会 式 の 時 は 姿 が 見え なかった よう です が
彼 は もう 来 て いる ん です よ ね ?
( 猿 飛 ) う … うん 。
( ライドウ ) サスケ の 消息 が まだ つか め ませ ん 。
大 蛇 丸 の こと も あり ます 。
ここ は 皆 が 騒ぎ だす 前 に 失格 に … 。
( 観客 1 ) 何 してん だ ! ? 早く 次 の 試合 始めろ !
( 観客 2 ) いつ まで 待た せ ん だ ! ( 観客 3 ) 日 が 暮れ ち まう ぞ !
チッ 。
( いの ) どう し た の か な ? 次 の 試合 。
サスケ 君 来 てる の ?
《 サスケ 君 … 》
あいつ 一体 何 やって ん だ ?
来 ない 気 か ?
( シノ ) 「 君子 危うき に 近寄ら ず 」。
賢明 な 判断 か 。
な ~ に 言って ん だ 。
あいつ は 絶対 来る って ば よ 。
《 けど ホント に 何 やって ん だって ば よ 。
このまま じゃ お前 失格 に な っち まう ぞ 》
やむ を えん 。
サスケ は 失格 だ 。 ( ライドウ ) はっ 。
( 風 影 ) うち は サスケ が 失格 ?
そう せ ざる を え ない でしょ う 。
( カンクロウ ) 一体 どう す ん だ よ ?
あいつ が 来 ねえ と 作戦 予定 が … 。
( テマリ ) これ って ヤバ い ん じゃ … 。
( バキ ) もし あの 時 … 。
< どこ へ 行く ? 我 愛 羅 >
( 我 愛 羅 ) < 俺 の 存在 を 確かめ に 行く >
( バキ ) 《 くそ 我 愛 羅 の ヤツ 。
本当 に 殺し た ん じゃ ない だ ろ う な ? 》
( カカシ ) < サスケ もう 一 度 だ 。
ん ? >
( サスケ ) < ハァ … どう し た ? >
( カカシ ) < そんなに 殺気 出し て ちゃ バレバレ だ って 。
出 て き なさい よ >
( カカシ ) < お前 か >
♪ ~
( 風 影 ) 火影 殿 うち は サスケ の 失格 は
少し お 待ち いただき たい 。 ( 猿 飛 ) ん ?
( ライドウ ) お ことば です が 忍 に おい て 時 を 軽んじる 者 は
どんな 優秀 とて 中 忍 の 資格 は ない 。
ここ に 来 られ て いる 忍 頭 や 大名 たち が 納得 する よう な
明解 な 理由 が なけ れ ば 彼 を 待つ 理由 が あり ませ ん 。
( 風 影 ) なるほど 。
それ なら 十分 な 理由 が あり ます よ 。
私 を 含め ここ に いる ほとんど の 忍 頭 や 大名 は
次 の 試合 を 見 たい が ため に ここ に 来 た よう な もの だ 。
しかし … 。 ( 風 影 ) 何せ 彼 は
あの うち は の 生き残り 。
風 の 国 と し て も ぜひ うち の 我 愛 羅 に
手 合わせ 願い たい の です 。
火影 様 。
( 猿 飛 ) 《 サスケ が 来る と いう 保証 は ない が … 》
分かった 。
特別 に この 試合 を 後回し に し て 待つ こと に しよ う 。
( 風 影 ) うん 。
火影 様 本当 に … 。
試験 官 に 伝えろ 。
は … はい 。
しかし 風 影 殿 が
そこ まで 言わ れる と は 珍しい 。
( 風 影 ) なに わが 里 の 忍 の 質 を 大名 たち に 見せつける に は
相手 は うち は 以外 い ない 。
うち と し て も チャンス な の です よ 。
( ざわめき )
分かった 。
皆様 次 の 試合 の 受験 者 が
現在 ここ に 到着 し て おり ませ ん 。
よって この 試合 は 後回し に し
次 の 試合 を 先 に 始め て いく こと に し まし た 。
何 やって ん だ ? サスケ の ヤツ 。
よかった ~ ! サスケ 君 失格 に なら ない ん だ 。
ハァ … よかった 。
おい … じゃあ 俺 の 試合
一 試合 分 近づ い た って こと か よ ?
( ゲンマ ) で は 次 の 組み合わせ
カン クロウ と 油 女 シノ 下 へ 。
( カンクロウ ) 《 俺 の 試合 は どう で も いい ん だ よ 》
チッ 。 ( カンクロウ ) 《 それ より 計画 の 前 に
敵 の 前 で カラス の 仕込み カラ クリ を さらす の は
御免 じゃ ん 》
試験 官 ! 俺 は 棄権 する 。
ん ? ( ゲンマ ) 《 何 ! ? 》
俺 は 棄権 する 試合 を 進め て くれ 。
( ざわめき )
ハァ … 。
カン クロウ の 棄権 に より
油 女 シノ の 不戦勝 と する 。
( ブ ー イング )
チッ 。
( ブ ー イング )
( テマリ ) ハッ ! え ?
お前 は ? ( テマリ ) あたし の 番 だ ろ ?
お前 は やる 気 が ある よう だ な 。
よし 次 の 試合 を 行う 。
おい 残り の 一 人 下り て こい 。
おいおい 何 勝手 に 盛り上がって ん だ よ ?
っ つう か 何で 俺 ばっかり
こう も 試合 変更 さ れ なきゃ なら ねえ ん だ ?
奈良 シカマル お前 だ 。
( シカマル ) 《 く そ ~ こう なったら 俺 も 棄権 し て … 》
よっ しゃ ~ ! シカマル 頑張れ って ば よ !
あ ~ !
( 衝突 音 )
( シカマル ) 《 ナルト の 野郎 … 》
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ジャンプ 一 番 スラムダンク かます タイソン
♪ あれ も これ も 土足 で ハグ ・ キッス ・ I LOVE YOU
♪ ヨガ を 極め ます カレー 嫌い マサラ さん
♪ へ たれ 闘牛 士 サンチェス オー レイ !
♪ 世界 中 ほら 笑って る 空
♪ 見上げ て さあ 立ち上がって
♪ Oh Yeah
♪ ~
♪ 黒鉛 掘り に 没頭 ポディマハッタヤサン も
♪ 北京 ダック ワイヤ ー アクションチャリ で 急ぐ チェン ・ リー
♪ MY コテカ 大事 に 磨き上げる ポポ さん
♪ お手 を 拝借 ジャパニーズ ・ ピーポー
♪ 世界 中 ほら 笑って る 空
♪ 見上げ て さあ 立ち上がって
♪ Oh Yeah
♪ ~
♪ 世界 中 ほら 変わって く
♪ 皆 頑張って So 立ち上がって
♪ Oh Yeah
♪ ~
( いの ) 〈 行 っけ ~ ! シカマル ~ ! 〉
〈 シカマル が 本選 なんて 何 か ちょっと 変 かも 〉
( いの ) 〈 いい わ よ ! 燃え てる じゃ ない ! 熱い じゃ ない !
さすが あたし の チームメート よ ! 〉
〈 でも 何 か 空 見 て ボ ~ っと し て ない ? 〉
( いの ) 〈 や ~ ね どう 見 て も やる 気 満々 でしょ !
よっ しゃ ~ ! シカマル その 意気 よ !
ボッコボコ の
〈 い の あんた の 応援 怖い わ よ 〉