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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 1

Magi : The Kingdom of Magic Episode 1

♪ ♪ ~

グオォーーー ! !

♪ ♪ ~

( アラジン ) 「 灼熱 の 双 掌 」 。

♪ ♪ ~

ドォーン !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) あっ アラジン … 。 →

君 は 本当 に →

創世 の 魔法使い マギ 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( ざわめき )

バーン バーン バーン … ( ドラ の 音 )

( 一同 ) あ あっ !

バーン !

( シンドバッド ) 親愛 なる 我 が シンド リア 国民 よ 。 →

諸君 の おかげ で 先 の 戦争 に →

見事 勝利 する こと が でき た 。 →

今 宵 は その 戦勝 の 宴 だ 。 →

思う存分 勝利 の 美 酒 を 味わって くれ 。

( 歓声 )

そして もう 一 つ 喜ばしい 報告 が ある 。 →

我が国 の 食 客 が 新た な 迷宮 を →

攻略 し た の だ 。 ( シャルル カン ) へ へ っ 。

( シンドバッド ) 紹介 し よ う 。 ( アリババ ) う わ っ ! あっ … 。

( シンドバッド ) アリババ ・ サルー ジャ 。 は は はっ 。

( シンドバッド ) 練 白 龍 。 →

モルジアナ 。 →

そして アラジン 。 は はっ 。

( 歓声 )

( シンドバッド ) 一 つ の 冒険 は 終わった 。 →

だが 俺 たち は 常に 旅 の 途 中 に ある 。 →

今 この 瞬間 は また 新た な 旅 の 始まり な の だ 。 →

さあ 杯 を 捧げよ う 。

今 再び 始まる 冒険 の ため に 。 →

乾杯 ! ( 一同 ) かんぱ ~ い !

や あや あ 迷宮 生物 め 。 →

我 が アモン の 剣 の さび に し て くれる わ !

よう よう ! 覚悟 さ れよ !

( アリババ シャルル カン ) ぶ っ ! ≪ 我が 魔法 の 威力 を 思い知れ 。 →

我が 名 は アラジン !

( アリババ シャルル カン ) あ は は はっ ! な … なんで →

あんな に ムキムキ な ん だ よ 。

( モルジアナ ) アリババ さん は そっくり です ね 。

似 て ねぇ よ ! て か お前 は 怒ら ねぇ の か ?

恥ずかしい です 。 私 も あの くらい →

技 に キレ が あれ ば 。 そう な の ?

まあ でも →

いろいろ あった けど 無事 に 戻って こ れ て →

よかった よ な 。 ( 2 人 ) あっ 。

みんな に は 迷惑 かけ ち まった けど →

ほんと あり が と な アラジン 。 モルジアナ も 。

アリババ くん 。 ( シャルル カン ) お ~ ら っ ! →

何 勝手 に しみじみ し てん だ 。 飲め ほら !

う う っ ! ( シャルル カン ) おお いい ね 。 は は はっ !

( 白 龍 ) 本国 から 帰国 命令 が ?

( 夏 黄 文 ) はい 。 それ に 我々 は →

いずれ 招か れ ざる 客 と なる はず 。 →

その 前 に この 国 を たつ べき か と 。 ( 白 龍 ) ん ん … 。

≪ ( 紅 玉 ) 嫌 よ ぉ ~ ! ん ?

( 夏 黄 文 ) ぬ っ ! ? ( 紅 玉 ) まだ 帰ら ない も の ぉ ~ 。 →

ひ っく ! ( 夏 黄 文 ) ひ … 姫 ~ !

( 紅 玉 ) シンドバッド 様 は 気 が 済む まで い て よい と →

おっしゃって くれ まし た もの !

白 龍 皇子 … 。 分かった 。

帰国 の 準備 を し て おこ う 。

は … はい 。 ( 紅 玉 ) 嫌 ぁ ~ !

( 心 の 声 ) ≪ だが まだ 俺 は 目的 を 果たし て い ない 。 →

早く シンドバッド 王 に 返事 を 頂か なく て は ≫

♪ ♪ ~

( シャルル カン ) だ ~ は は は はっ ! あ は は は はっ !

( シャルル カン ) 似 て ねぇ ~ ! やめろ アラジン !

ふん ! はっ ! ( 2 人 ) は は は はっ !

≫ ( シンドバッド ) アラジン 。 ん ?

シンドバッド おじさん 。 君 に 話 が ある ん だ が 。

話 って なん だい ?

君 以外 の マギ に つい て だ 。

頑張れ ~ ! 頑張れ !

おじさん は どんな 人 たち か 知って いる の かい ?

ああ 。 1 人 は 君 も よく 知って いる だ ろ う 。 →

煌 帝国 の マギ ジュダル 。 →

アル ・ サー メン と の 関わり が 深い 注意 す べき マギ だ 。 →

2 人 目 は さすらい の マギ ユナン 。 →

15 年 前 第 1 の 迷宮 を 出現 さ せ た マギ だ 。

最初 の 迷宮 を かい ? ああ 。 →

ヤツ の 意図 や 目的 は 不明 だ 。 →

とにかく 謎 の 多い 男 だ 。

しかし 現 時点 で 最も 神秘 の ベール に 包ま れ て いる の は →

レーム 帝国 の マギ シェヘラザード だ 。 →

彼女 は 200 年 も の 間 →

帝国 を 支え 続け て いる と いう 伝説 の マギ だ 。

200 年 ! ? ( シンドバッド ) にわか に は 信じ 難い が →

今 の レーム の 繁栄 は 彼女 の 力 で ある こと は 間違い ない 。

そこ で だ アラジン 。 レーム へ 行って くれ ない か ?

我 が シンド リア 王国 の マギ と し て 。

あっ 。

おじさん 僕 は まだ この 国 の マギ じゃ ない よ ?

はは は はっ ! それ は そう だ な 。

今 の 話 は 祭り の あと に でも 考え て くれ 。

今夜 は 目いっぱい 楽しむ と いい 。

≪ おお ~ ! ≪ う わ ぁ ~ !

( 夏 黄 文 ) 姫君 姫君 ! ん ん ~ … 。

こんな 所 で 眠ら ない で ください よ 。 ≫ コツ コツ … ( 足音 )

≫ ( ジャー ファル ) 夏 黄 文 殿 。 ん ?

≪ げ っ ! こいつ は … ≫

( ジャー ファル ) せっかく の 機会 です 。 ゆっくり お 話 し ませ ん か ?

( 夏 黄 文 ) あっ いえ … 私 は … 。

( ジャー ファル ) まあ そう おっしゃら ず 。 さあ こちら へ 。

( 夏 黄 文 ) あっ いや … 。 ( ジャー ファル ) さあ さあ 。

夏 黄 文 お 水 ちょうだい 。 ≪ コツ コツ コツ

( シンドバッド ) どうぞ 。 ん ?

あっ ! シンドバッド 様 … 。

ふ ふ っ 。

や あ 。 ん ?

ドゥニヤ お ねえさん は 目 を 覚まし た かい ?

祭り の ごちそう を 持って き た ん だ 。

♪ ♪ ~

( シンドバッド ) 姫 。 は … はい !

( シンドバッド ) 感謝 し て い ます 。 えっ ?

あっ ! う わ っ … 。

はっ ! ( シンドバッド ) こう し て →

互いに 手 を 取り 合 える 幸せ な 時間 が →

ずっと 続け ば よい と 心から そう 思い ます 。

う ぅ … 。

あっ 失礼 。 つい 勝手 な こと を 。

では 私 は ここ で 。

♪ ♪ ~

( 紅 玉 ) シンドバッド 様 !

私 も ずっと 続け ば よい と そう 思って い ます 。

は はっ 。 あぁ … →

う ぅ … う う っ … 。

( ジャー ファル ) 悪い 人 です ね あなた は 。

( シンドバッド ) そう 言う な よ 。 取れる 札 は 全て 取る さ 。 →

彼女 の 立場 と 力 は まだまだ 利用 価値 が ある から な 。

( ジャー ファル ) バル バッド で の 大きな 収穫 の よう に です か ?

ああ 。

( シンドバッド ) ジャー ファル 。 あっ 。

( シンドバッド ) 俺 は ずるく なった か ? はっ ?

( シンドバッド ) 最近 アリババ 君 たち を 見 て いる と 思い出す ん だ 。 →

何 も 知ら ず 世界 を 駆け回って い た 頃 の こと を 。

そう です ね ずるく なり まし た 。

あなた は いろんな もの を 得 過ぎ て →

あなた の 望ま ぬ もの に 変わって しまい まし た 。

でも これ が あなた の 選 ん だ 道 だ 。 →

変わる こと も 必然 。 前 に 進む しか あり ませ ん 。

( シンドバッド ) ああ 。 そう だ な 。

( ジャー ファル ) どこまでも お供 し ます 。

≫ アラジン 。 ん ?

アリババ くん 。 こんな 所 に い た の か 。

ドゥニヤ お ねえさん の お 見舞い に 行った ん だ けど →

まだ 目 を 覚まし て い なく て 。 そ っか 。

俺 まだ あの 人 の 見舞い 行け なく て さ 。

なんか カシム を 思い出す みたい で →

ちょっと つらく て … 。

でも あの 人 の 記憶 に 触れ て →

や っぱ アル ・ サー メン は 許 せ ねぇ 。

改めて そう 思った 。

そう だ ね 。

♪ ♪ ~

アリババ くん 僕 は この 世界 が 好き だ よ 。

ウーゴ くん が 送り出し て くれ て →

君 と 出会 え た この 世界 が 。

♪ ♪ ~

だから … →

僕 は この 世界 を 終わら せ ない 。

ああ 。

≫ バシュン ! ( 花火 の 音 ) あっ 。

バシュン ! バシュン !

♪ ♪ ~

≪ でも その ため に 僕 は →

何 を すれ ば いい ん だ ろ う ? ≫

≪ 僕 は これ から →

どこ に 向かって 進め ば いい ん だ ろ う ? ≫

カーン カーン カーン カーン …

直った ! すごい や ヤム さん 。

( ヤムライハ ) 大切 に なさい よ 。 魔法 道具 は →

魔法使い に も 使える 貴重 な もの な ん だ から 。

そう いえ ば ヤム さん は 眷属 器 は 持って ない ん だ ね 。

ええ 。 魔法使い と ジン の 金属 器 は →

相性 が 悪く て 使え ない の 。

でも 私 たち は 自分 の 手 で たくさん の 魔法 を 作り 出 せる わ 。

君 も 精進 し なさい よ 。

うん ! 僕 もっと もっと 魔法 の こと を 知り たい よ 。 あっ 。

ヤム さん が 魔法 の こと を 勉強 し た の って →

確か … 。 あっ 。

マグノ シュ タット 学院 。 →

10 年 前 まで そこ で 学 ん で い た わ 。

マグノ シュ タット 。

( 紅 玉 ・ 鼻歌 ) ♪ ♪ はっ は ~ ふん ふ ふ ふ ふ ~

す ぅ … は ぁ ~ 。 う ふ っ ! ≪ ザッ ザッ ザッ ( 足音 )

な っ ! ? 何 す ん の よ !

あっ ! ご … ごめん 。

あ … あなた は … 。

ザガン で は 大変 だった そう ね 。

あぁ … はい 。

≪ そう いえ ば … ≫

( 紅 玉 ) ≪ 私 下手 し たら この 男 と 結婚 し て い た かも しれ ない の ね ≫

はい 。 ん ?

花 踏んづけ ち まって ごめん な 。

これ お 詫び 。

これ どう やる の よ ? えっ これ ?

あ あ ~ えっ と これ を こう し て →

輪 っか に 通し て えっ と … 。

ふ っ ! くっ !

≪ もっと 強く なら なく て は ≫

≪ カラン ( 物音 ) あっ 。

( 白 龍 ) あっ 。 は ぁ は ぁ … 。

≫ 白 龍 さん 。 あっ 。

お 見苦しい ところ を 。 早く →

生身 の 腕 と 同じ ように 使える よう なら ね ば と 。

そんな 焦ら ず と も 。

いえ 近々 この 国 を 出る こと に なり そう な の で 。

えっ ?

( シンドバッド ) 組織 の 闇 の 金属 器 →

この 度 の 戦争 の 最大 の 戦果 と 言って いい 。

( ジャー ファル ) はい 。

( ヤムライハ ) 現在 城 内 の 魔 導 師 が →

解析 を 進め て い ます 。 ( シンドバッド ) ふむ 。

( 一同 ) あっ ! ( ドラ コーン ) なん だ ! ?

魔力 痕 ! ? マグノ シュ タット 学院 で →

魔法 道具 を 精製 する 際 に 刻ま れる 紋様 です 。

( ドラ コーン ) まさか お 主 の 故郷 が 組織 と 関わって いよ う と は な 。

( ヤムライハ ) あぁ … 。 ( シンドバッド ) ん ん … 。 →

ドゥニヤ 王女 は 何 か 言って い た か ?

( ジャー ファル ) それ が 目覚め た もの の 一 向 に 口 を 開 い て くださら ず 。

( ヤムライハ ) 私 が マグノ シュ タット の 学徒 だった と 分かった 途端 →

かたくな に なって しまわ れ て 。 ( シンドバッド ) ふむ 。

では 俺 が 行 こ う 。 →

彼女 は 俺 の 話 なら 聞い て くれる 女性 の よう な 気 が し た し な 。

( ドラ コーン ) お 主 は また それ か 。

( ヤムライハ ) 王 よ それ な ん です が →

一 人 だけ 話せる 者 が 。

( ドゥニヤ アラジン ) は は は はっ !

イスナーン 様 !

( ドゥニヤ ) は は はっ ! バカ だ な ドゥニヤ 。

とう とう ! えい え ~ い ! やめ て アラジン お 食事 中 に 。 →

あっ ! あっ スープ が … 。

はっ ! わ あ ~ !

あぁ … 。 大変 だ お ねえさん 。

僕 が 食べ て あげる よ は むっ ! あ あ ~ ~ ! →

あっ 嫌 … あ あ ~ ダメ ! やめ っ … あっ !

≪ ぐ わ っ ! ( 2 人 ) あ あっ !

ん ? ( 2 人 ) は はっ 。

コトン コトン ( チェス の 音 )

お ねえさん と 仲よく な れ て よかった よ 。

あなた に は 感謝 し てる もの 。

幻 でも イサ アク に 会 え て 私 とても うれしかった 。

ふ ふ っ 。 でも →

どう し て ほか の 人 と お 話し し ない ん だい ?

( ドゥニヤ ) だって この 国 の 王 は →

マグノ シュ タット 学院 と つながって いる の でしょ う ?

あの 魔法使い の 女 は きっと おぞましい 学院 の 手先 な ん だ わ 。

ヤム さん は そんな 人 じゃ ない よ 。 ん ?

いけ ない お ねえさん →

こんな 所 に も シミ が 。 は むっ !

≪ ( ドゥニヤ ) あっ あ あ ~ ! あっ ちょっと … →

あっ あっ … ダメ ! 失礼 し ます 王女 よ 。

ここ かな ~ ? いや ここ かな ~ ?

が っ … 。 ( ドゥニヤ ) あっ あっ … ダメ !

≪ 俺 が 女性 相手 に 先手 を 取ら れる と は ≫

≪ アラジン さすが マギ だ ≫

ん ん っ ! ご ら ぁ ~ ! !

ぐ わ ぁ ~~ ! ( ヤムライハ ) この エロ ガキ ~ !

白 龍 この 国 を 出 て いく って 本当 な の か ?

( 白 龍 ) はい 1 週間 後 に 出る 船 で 。 そ っか 。

≪ それ まで に は 必ず シンドバッド 王 に 。 →

使命 を 果たす ため に ≫

白 龍 ? あっ 。 →

あっ いえ … 。 お 二 人 は これ から どう なさる の です か ?

えっ ? あ あ ~ 俺 たち は とりあえず →

シンドバッド さん に ついていく さ 。 な っ ? モルジアナ 。

えっ ? えっ ?

え えっ ? ふ っ 。 →

今回 の 留学 で あなた から いろいろ な こと を 学び まし た 。

( 白 龍 ) どんな 道 を 選 ぼ う と それ が あなた の 信念 な の だ と →

俺 は 信じ ます 。 →

短い 間 で し た が ありがとう ござい まし た 。

白 龍 。

( シンドバッド ) 我が国 と マグノシュタット に は →

現在 な ん の つながり も あり ませ ん 。 →

ヤムライハ も 10 年 前 の クーデター の 際 に →

学院 を 離れ て おり ます 。 →

ですから ご 安心 ください 。 あっ 。

あなた を マグノ シュ タット へ 引き渡し は し ませ ん →

決して 。

( 2 人 ) あ あっ ! ( 2 人 ) は っ !

( シンドバッド ) 金属 器 が 王女 を 拒 ん だ 。 ( 3 人 ) あっ 。

( ドゥニヤ ) う っ う う っ … 。 →

あぁ … ぐ っ … 。 ( シンドバッド ) これ は →

闇 の 金属 器 の 光 。

あっ ! あの とき の かけら が … 。

う う っ ! あ あ ~ ~ ! !

いけ ない ! ん ん っ ! ( ドゥニヤ ) あっ … あ あっ !

あぁ … う う っ ! う ぅ … 。

( シンドバッド ) 何 を し た ? ( ヤムライハ ) 一時的 に →

増殖 の 進行 を 止め まし た 。 →

ですが これ だけ 侵食 が 進 ん で い て は →

私 の 力 で は もう … 。 そんな … 。

( シンドバッド ) アラジン 。 ん ?

君 なら 彼女 を 救 える ん じゃ ない の か ? →

マギ の 力 で 。 ん ん … 。

♪ ♪ ~

分かった やって みる よ 。

♪ ♪ ~

ソロモン の 知恵 。

≪ これ が ソロモン の 力 ≫

♪ ♪ ~

黒い 結晶 が こんなに 。 あっ !

ドゥニヤ お ねえさん !

( ドゥニヤ ) アラジン ?

はっ !

あっ ! あ あっ ! はっ … 。

♪ ♪ ~

これ は … 。

この 金属 器 に 込め られ た 怒り や 憎しみ →

悲しみ 。 あっ !

マグノ シュ タット 。

くっ !

♪ ♪ ~

ドゥニヤ お ねえさん を 放せ !

♪ ♪ ~

( ドゥニヤ ) あぁ … 。

ありがとう 。

( 2 人 ) あっ !

ん ん … あっ 。

アラジン 君 ! うまく いった よう だ な 。

うん 。 ( ドゥニヤ ) う ぅ … 。

あっ ドゥニヤ お ねえさん ? は ぁ は ぁ … 。

お ねえさん ! う う っ … 。

お ねえさん ! ( 2 人 ) あっ !

こっち を 急 い で 。 ええ 。

( シンドバッド ) 王女 の 容体 は ?

( ヤムライハ ) とりあえず の 危機 は 脱し まし た が →

衰弱 が ひど すぎ ます 。 →

闇 の 金属 器 の 後遺症 でしょ う 。 →

おそらく 長く は ない か と 。

( シンドバッド ) そう か 。

急 だ よ なぁ →

白 龍 が この 国 を 出る なんて さ 。

いろいろ あった けど もう すぐ お 別れ って の も さみしい よ な 。

うん 。

( 白 龍 ・ 回想 ) ( ( これ から どう なさる の です か ? ) )

あっ これ から … か 。

アリババ くん モル さん 。

( 2 人 ) ん ? 二 人 に 話 が ある ん だ 。

話 ?

たぶん 僕 も 近い うち に →

一 人 で 旅 に 出よ う と 思う ん だ 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

旅立ち を 決め た 僕 の 言葉 で アリババ くん や モル さん →

白 龍 お にいさん →

それぞれ が それぞれ の 進む べき 道 を →

決意 し て いく 。

ごめん よ アリババ くん 突然 旅 に 出 たい なんて 言って 。

でも きっと それ が 今 僕 の … →

僕 たち の し なきゃ いけ ない こと な ん だ 。

台風 23 号 に 続 い て 、 24 号 が

日本 列島 に 迫って い ます 。

強い 台風 23 号 は 先 島 諸島 から

次第に 離れ つつ ある が 、

今夜 から 明日 に かけ て 、 依然 と し て


Magi : The Kingdom of Magic Episode 1 magi|the|kingdom||magic|episode

♪ ♪ ~

グオォーーー ! ! グオォー--

♪ ♪ ~

( アラジン ) 「 灼熱 の 双 掌 」 。 |しゃくねつ||そう|てのひら Halharl Infigare!

♪ ♪ ~

ドォーン !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) あっ アラジン … 。 → |とす||

君 は 本当 に → きみ||ほんとう|

創世 の 魔法使い マギ 。 そうせい||まほうつかい| The Magician of Creation... A Magi!

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( ざわめき )

バーン バーン バーン … ( ドラ の 音 ) |||どら||おと

( 一同 ) あ あっ ! いちどう||

バーン !

( シンドバッド ) 親愛 なる 我 が シンド リア 国民 よ 。 → |しんあい||われ|||りあ|こくみん| My beloved citizens of Sindria!

諸君 の おかげ で 先 の 戦争 に → しょくん||||さき||せんそう| Thanks to you all, we were able to achieve a stunning victory in the recent war.

見事 勝利 する こと が でき た 。 → みごと|しょうり|||||

今 宵 は その 戦勝 の 宴 だ 。 → いま|よい|||せんしょう||えん| Tonight, we shall celebrate that triumph.

思う存分 勝利 の 美 酒 を 味わって くれ 。 おもうぞんぶん|しょうり||び|さけ||あじわって| Bask in the glow of victory to your heart's content!

( 歓声 ) かんせい

そして もう 一 つ 喜ばしい 報告 が ある 。 → ||ひと||よろこばしい|ほうこく|| I have one more joyous report to make to you.

我が国 の 食 客 が 新た な 迷宮 を → わがくに||しょく|きゃく||あらた||めいきゅう| Guests of our country have conquered yet another new dungeon.

攻略 し た の だ 。 ( シャルル カン ) へ へ っ 。 こうりゃく||||||かん|||

( シンドバッド ) 紹介 し よ う 。 ( アリババ ) う わ っ ! あっ … 。 |しょうかい|||||||| Allow me to introduce them to you.

( シンドバッド ) アリババ ・ サルー ジャ 。 は は はっ 。 Alibaba Saluja.

( シンドバッド ) 練 白 龍 。 → |ね|しろ|りゅう Ren Hakuryu.

モルジアナ 。 → Morgiana.

そして アラジン 。 は はっ 。 And Aladdin.

( 歓声 ) かんせい

( シンドバッド ) 一 つ の 冒険 は 終わった 。 → |ひと|||ぼうけん||おわった One adventure has come to an end.

だが 俺 たち は 常に 旅 の 途 中 に ある 。 → |おれ|||とわに|たび||と|なか||

今 この 瞬間 は また 新た な 旅 の 始まり な の だ 。 → いま||しゅんかん|||あらた||たび||はじまり|||

さあ 杯 を 捧げよ う 。 |さかずき||ささげよ| Now then, raise your glasses.

今 再び 始まる 冒険 の ため に 。 → いま|ふたたび|はじまる|ぼうけん||| To the adventure that is about to begin anew!

乾杯 ! ( 一同 ) かんぱ ~ い ! かんぱい|いちどう|| Cheers!

や あや あ 迷宮 生物 め 。 → |||めいきゅう|せいぶつ| Take that, you cursed dungeon creatures!

我 が アモン の 剣 の さび に し て くれる わ ! われ||||けん||||||| I'll turn you into the rust of my Sword of Amon!

よう よう ! 覚悟 さ れよ ! ||かくご||

( アリババ シャルル カン ) ぶ っ ! ≪ 我が 魔法 の 威力 を 思い知れ 。 → ||かん|||わが|まほう||いりょく||おもいしれ Feel the force of my magic firsthand!

我が 名 は アラジン ! わが|な|| My name is Aladdin!

( アリババ シャルル カン ) あ は は はっ ! な … なんで → ||かん||||||

あんな に ムキムキ な ん だ よ 。 Wh-Why the heck is Aladdin so ripped?

( モルジアナ ) アリババ さん は そっくり です ね 。

似 て ねぇ よ ! て か お前 は 怒ら ねぇ の か ? に||||||おまえ||いから||| Doesn't look a thing like me!

恥ずかしい です 。 私 も あの くらい → はずかしい||わたくし||| I feel embarrassed. If only my skills were as polished as that...

技 に キレ が あれ ば 。 そう な の ? わざ||きれ||||||

まあ でも → Well, but...

いろいろ あった けど 無事 に 戻って こ れ て → |||ぶじ||もどって||| A heck of a lot happened, but it's good that we were able to come back in one piece, huh?

よかった よ な 。 ( 2 人 ) あっ 。 |||じん|

みんな に は 迷惑 かけ ち まった けど → |||めいわく|||| I know I caused you guys a lot of trouble...

ほんと あり が と な アラジン 。 モルジアナ も 。 But seriously, thanks, Aladdin.

アリババ くん 。 ( シャルル カン ) お ~ ら っ ! → |||かん|||

何 勝手 に しみじみ し てん だ 。 飲め ほら ! なん|かって||||||のめ| What's the big idea, getting so sentimental?

う う っ ! ( シャルル カン ) おお いい ね 。 は は はっ ! ||||かん||||||

( 白 龍 ) 本国 から 帰国 命令 が ? しろ|りゅう|ほんごく||きこく|めいれい| Orders from the empire to return?

( 夏 黄 文 ) はい 。 それ に 我々 は → なつ|き|ぶん||||われわれ| Yes. Not to mention the fact that eventually, we'll be viewed as unwanted guests.

いずれ 招か れ ざる 客 と なる はず 。 → |まねか|||きゃく|||

その 前 に この 国 を たつ べき か と 。 ( 白 龍 ) ん ん … 。 |ぜん|||くに||||||しろ|りゅう|| I believe it would be prudent to leave before that happens...

≪ ( 紅 玉 ) 嫌 よ ぉ ~ ! ん ? くれない|たま|いや||| No!

( 夏 黄 文 ) ぬ っ ! ? ( 紅 玉 ) まだ 帰ら ない も の ぉ ~ 。 → なつ|き|ぶん|||くれない|たま||かえら|||| I'm not leaving yet!

ひ っく ! ( 夏 黄 文 ) ひ … 姫 ~ ! ||なつ|き|ぶん||ひめ Y-Your Highness...

( 紅 玉 ) シンドバッド 様 は 気 が 済む まで い て よい と → くれない|たま||さま||き||すむ||||| After all, Lord Sinbad said that I could stay as long as I liked!

おっしゃって くれ まし た もの !

白 龍 皇子 … 。 分かった 。 しろ|りゅう|おうじ|わかった Prince Hakuryu!

帰国 の 準備 を し て おこ う 。 きこく||じゅんび|||||

は … はい 。 ( 紅 玉 ) 嫌 ぁ ~ ! ||くれない|たま|いや| Y-Yes, Your Highness.

( 心 の 声 ) ≪ だが まだ 俺 は 目的 を 果たし て い ない 。 → こころ||こえ|||おれ||もくてき||はたし||| However, I have yet to fulfill my objective.

早く シンドバッド 王 に 返事 を 頂か なく て は ≫ はやく||おう||へんじ||いただか||| I must get an answer from King Sinbad soon...

♪ ♪ ~

( シャルル カン ) だ ~ は は は はっ ! あ は は は はっ ! |かん||||||||||

( シャルル カン ) 似 て ねぇ ~ ! やめろ アラジン ! |かん|に|||| Not a good impression.

ふん ! はっ ! ( 2 人 ) は は は はっ ! ||じん||||

≫ ( シンドバッド ) アラジン 。 ん ? Aladdin?

シンドバッド おじさん 。 君 に 話 が ある ん だ が 。 ||きみ||はなし||||| Uncle Sinbad.

話 って なん だい ? はなし||| Talk to me? About what?

君 以外 の マギ に つい て だ 。 きみ|いがい|||||| About the other magis besides you.

頑張れ ~ ! 頑張れ ! がんばれ|がんばれ

おじさん は どんな 人 たち か 知って いる の かい ? |||じん|||しって||| Do you know what kind of people they are?

ああ 。 1 人 は 君 も よく 知って いる だ ろ う 。 → |じん||きみ|||しって|||| Yes. You know one of them very well yourself.

煌 帝国 の マギ ジュダル 。 → こう|ていこく||| The Kou Empire's magi, Judar.

アル ・ サー メン と の 関わり が 深い 注意 す べき マギ だ 。 → |||||かかわり||ふかい|ちゅうい|||| He has deep ties to Al Tharmen, and as such, he is a magi to be wary of.

2 人 目 は さすらい の マギ ユナン 。 → じん|め||||| The second one is...

15 年 前 第 1 の 迷宮 を 出現 さ せ た マギ だ 。 とし|ぜん|だい||めいきゅう||しゅつげん|||||

最初 の 迷宮 を かい ? ああ 。 → さいしょ||めいきゅう||| The first dungeon, you mean?

ヤツ の 意図 や 目的 は 不明 だ 。 → やつ||いと||もくてき||ふめい| His intentions and motives are unclear.

とにかく 謎 の 多い 男 だ 。 |なぞ||おおい|おとこ| He's simply an enigma.

しかし 現 時点 で 最も 神秘 の ベール に 包ま れ て いる の は → |げん|じてん||もっとも|しんぴ||べーる||つつま|||||

レーム 帝国 の マギ シェヘラザード だ 。 → |ていこく|||| The Leam Empire's magi, Scheherazade.

彼女 は 200 年 も の 間 → かのじょ||とし|||あいだ She's a legendary magi who's said to have supported the empire for the last two hundred years.

帝国 を 支え 続け て いる と いう 伝説 の マギ だ 。 ていこく||ささえ|つづけ|||||でんせつ|||

200 年 ! ? ( シンドバッド ) にわか に は 信じ 難い が → とし|||||しんじ|かたい| Two hundred years?

今 の レーム の 繁栄 は 彼女 の 力 で ある こと は 間違い ない 。 いま||||はんえい||かのじょ||ちから|||||まちがい| but there's no question that Leam's current prosperity is due to her power.

そこ で だ アラジン 。 レーム へ 行って くれ ない か ? ||||||おこなって|||

我 が シンド リア 王国 の マギ と し て 。 われ|||りあ|おうこく||||| As the magi of the Kingdom of Sindria?

あっ 。

おじさん 僕 は まだ この 国 の マギ じゃ ない よ ? |ぼく||||くに||||| Uncle Sinbad...

はは は はっ ! それ は そう だ な 。 は は|||||||

今 の 話 は 祭り の あと に でも 考え て くれ 。 いま||はなし||まつり|||||かんがえ|| Give this conversation some thought after the festival.

今夜 は 目いっぱい 楽しむ と いい 。 こんや||めいっぱい|たのしむ|| Just enjoy yourself as much as possible tonight!

≪ おお ~ ! ≪ う わ ぁ ~ !

( 夏 黄 文 ) 姫君 姫君 ! ん ん ~ … 。 なつ|き|ぶん|ひめぎみ|ひめぎみ|| Your Highness! Your Highness!

こんな 所 で 眠ら ない で ください よ 。 ≫ コツ コツ … ( 足音 ) |しょ||ねむら|||||こつ|こつ|あしおと Please don't fall asleep in a place like this!

≫ ( ジャー ファル ) 夏 黄 文 殿 。 ん ? じゃー||なつ|き|ぶん|しんがり| Lord Ka Kobun?

≪ げ っ ! こいつ は … ≫ This man is...

( ジャー ファル ) せっかく の 機会 です 。 ゆっくり お 話 し ませ ん か ? じゃー||||きかい||||はなし|||| This is a golden opportunity.

( 夏 黄 文 ) あっ いえ … 私 は … 。 なつ|き|ぶん|||わたくし| Uh, no... I...

( ジャー ファル ) まあ そう おっしゃら ず 。 さあ こちら へ 。 じゃー|||||||| Now, now, don't be like that.

( 夏 黄 文 ) あっ いや … 。 ( ジャー ファル ) さあ さあ 。 なつ|き|ぶん|||じゃー||| No... um... you see...

夏 黄 文 お 水 ちょうだい 。 ≪ コツ コツ コツ なつ|き|ぶん||すい||こつ|こつ|こつ Ka Kobun... give me some water, please...

( シンドバッド ) どうぞ 。 ん ? Here you go.

あっ ! シンドバッド 様 … 。 ||さま

ふ ふ っ 。

や あ 。 ん ? Hey there.

ドゥニヤ お ねえさん は 目 を 覚まし た かい ? ||||め||さまし||

祭り の ごちそう を 持って き た ん だ 。 まつり||||もって||||

♪ ♪ ~

( シンドバッド ) 姫 。 は … はい ! |ひめ|| Princess...

( シンドバッド ) 感謝 し て い ます 。 えっ ? |かんしゃ||||| I am grateful to you.

あっ ! う わ っ … 。

はっ ! ( シンドバッド ) こう し て → To take each other's hands in this way... if only this blissful time would last forever...

互いに 手 を 取り 合 える 幸せ な 時間 が → たがいに|て||とり|ごう||しあわせ||じかん|

ずっと 続け ば よい と 心から そう 思い ます 。 |つづけ||||こころから||おもい|

う ぅ … 。

あっ 失礼 。 つい 勝手 な こと を 。 |しつれい||かって||| Forgive me. I spoke my mind without thinking.

では 私 は ここ で 。 |わたくし||| Now then, I shall be taking my leave...

♪ ♪ ~

( 紅 玉 ) シンドバッド 様 ! くれない|たま||さま Lord Sinbad...

私 も ずっと 続け ば よい と そう 思って い ます 。 わたくし|||つづけ|||||おもって||

は はっ 。 あぁ … →

う ぅ … う う っ … 。

( ジャー ファル ) 悪い 人 です ね あなた は 。 じゃー||わるい|じん|||| You really are evil, aren't you?

( シンドバッド ) そう 言う な よ 。 取れる 札 は 全て 取る さ 。 → ||いう|||とれる|さつ||すべて|とる| Come on, don't say that.

彼女 の 立場 と 力 は まだまだ 利用 価値 が ある から な 。 かのじょ||たちば||ちから|||りよう|かち|||| Since I can still see considerable value in her position and power...

( ジャー ファル ) バル バッド で の 大きな 収穫 の よう に です か ? じゃー||||||おおきな|しゅうかく|||||

ああ 。 Yes.

( シンドバッド ) ジャー ファル 。 あっ 。 |じゃー|| Ja'far?

( シンドバッド ) 俺 は ずるく なった か ? はっ ? |おれ||||| Have I become... devious?

( シンドバッド ) 最近 アリババ 君 たち を 見 て いる と 思い出す ん だ 。 → |さいきん||きみ|||み||||おもいだす|| Lately, whenever I see Alibaba and the others, it all comes back to me.

何 も 知ら ず 世界 を 駆け回って い た 頃 の こと を 。 なん||しら||せかい||かけまわって|||ころ||| The days when I knew nothing, and raced all over the world.

そう です ね ずるく なり まし た 。 Yes, I'd say so. You've become a devious man.

あなた は いろんな もの を 得 過ぎ て → |||||とく|すぎ| Now that you've acquired far too many possessions,

あなた の 望ま ぬ もの に 変わって しまい まし た 。 ||のぞま||||かわって||| you've turned into something that you never wanted to be.

でも これ が あなた の 選 ん だ 道 だ 。 → |||||せん|||どう| But this is the road that you chose yourself.

変わる こと も 必然 。 前 に 進む しか あり ませ ん 。 かわる|||ひつぜん|ぜん||すすむ||||

( シンドバッド ) ああ 。 そう だ な 。 Yes. You're right.

( ジャー ファル ) どこまでも お供 し ます 。 じゃー|||おとも|| I shall accompany you wherever you go.

≫ アラジン 。 ん ? Aladdin?

アリババ くん 。 こんな 所 に い た の か 。 |||しょ||||| Alibaba!

ドゥニヤ お ねえさん の お 見舞い に 行った ん だ けど → |||||みまい||おこなった||| I went to see how Miss Dunya was doing,

まだ 目 を 覚まし て い なく て 。 そ っか 。 |め||さまし|||||| but she still hasn't woken up...

俺 まだ あの 人 の 見舞い 行け なく て さ 。 おれ|||じん||みまい|いけ|||

なんか カシム を 思い出す みたい で → |||おもいだす|| For some reason, it reminds me of Cassim, and it's kind of painful...

ちょっと つらく て … 。

でも あの 人 の 記憶 に 触れ て → ||じん||きおく||ふれ| But...

や っぱ アル ・ サー メン は 許 せ ねぇ 。 ||||||ゆる||

改めて そう 思った 。 あらためて||おもった I felt that way all over again.

そう だ ね 。 Right...

♪ ♪ ~

アリババ くん 僕 は この 世界 が 好き だ よ 。 ||ぼく|||せかい||すき||

ウーゴ くん が 送り出し て くれ て → |||おくりだし||| The world that Ugo sent me into... and where I met you.

君 と 出会 え た この 世界 が 。 きみ||であ||||せかい|

♪ ♪ ~

だから … →

僕 は この 世界 を 終わら せ ない 。 ぼく|||せかい||おわら|| I'm not going to let this world come to an end.

ああ 。 Yeah.

≫ バシュン ! ( 花火 の 音 ) あっ 。 |はなび||おと|

バシュン ! バシュン !

♪ ♪ ~

≪ でも その ため に 僕 は → ||||ぼく|

何 を すれ ば いい ん だ ろ う ? ≫ なん|||||||| what is it that I'm supposed to do?

≪ 僕 は これ から → ぼく||| From this moment on...

どこ に 向かって 進め ば いい ん だ ろ う ? ≫ ||むかって|すすめ|||||| Which direction is it that I'm supposed to go?

カーン カーン カーン カーン …

直った ! すごい や ヤム さん 。 なおった||||

( ヤムライハ ) 大切 に なさい よ 。 魔法 道具 は → |たいせつ||||まほう|どうぐ| You take good care of that, now.

魔法使い に も 使える 貴重 な もの な ん だ から 。 まほうつかい|||つかえる|きちょう||||||

そう いえ ば ヤム さん は 眷属 器 は 持って ない ん だ ね 。 ||||||けんぞく|うつわ||もって|||| Come to think of it, you don't have a Household Vessel, do you, Yam?

ええ 。 魔法使い と ジン の 金属 器 は → |まほうつかい||||きんぞく|うつわ| No. Magicians and Djinn's Household Vessels just aren't compatible,

相性 が 悪く て 使え ない の 。 あいしょう||わるく||つかえ|| so I can't use one.

でも 私 たち は 自分 の 手 で たくさん の 魔法 を 作り 出 せる わ 。 |わたくし|||じぶん||て||||まほう||つくり|だ|| But I can create all kinds of magic with my own two hands.

君 も 精進 し なさい よ 。 きみ||しょうじん|||

うん ! 僕 もっと もっと 魔法 の こと を 知り たい よ 。 あっ 。 |ぼく|||まほう||||しり||| Okay. I want to learn more and more about magic.

ヤム さん が 魔法 の こと を 勉強 し た の って → |||まほう||||べんきょう|||| Hey, wasn't the place where you studied magic...

確か … 。 あっ 。 たしか|

マグノ シュ タット 学院 。 → |||がくいん Magnostadt Academy...

10 年 前 まで そこ で 学 ん で い た わ 。 とし|ぜん||||まな||||| I was a student there until ten years ago.

マグノ シュ タット 。 Magnostadt...

( 紅 玉 ・ 鼻歌 ) ♪ ♪ はっ は ~ ふん ふ ふ ふ ふ ~ くれない|たま|はなうた|||||||

す ぅ … は ぁ ~ 。 う ふ っ ! ≪ ザッ ザッ ザッ ( 足音 ) ||||||||||あしおと

な っ ! ? 何 す ん の よ ! ||なん||||

あっ ! ご … ごめん 。

あ … あなた は … 。 Y-You're...

ザガン で は 大変 だった そう ね 。 |||たいへん||| I hear that you had your hands full in Zagan.

あぁ … はい 。 Uh, that's right.

≪ そう いえ ば … ≫ Come to think of it...

( 紅 玉 ) ≪ 私 下手 し たら この 男 と 結婚 し て い た かも しれ ない の ね ≫ くれない|たま|わたくし|へた||||おとこ||けっこん||||||||| If things had turned out differently, I might have married this man...

はい 。 ん ? Here.

花 踏んづけ ち まって ごめん な 。 か|ふんづけ|||| Sorry I stomped all over your flowers.

これ お 詫び 。 ||わび Here... as an apology...

これ どう やる の よ ? えっ これ ? How do I wear this?

あ あ ~ えっ と これ を こう し て →

輪 っか に 通し て えっ と … 。 りん|||とおし|||

ふ っ ! くっ !

≪ もっと 強く なら なく て は ≫ |つよく|||| I've got to become more powerful!

≪ カラン ( 物音 ) あっ 。 |ものおと|

( 白 龍 ) あっ 。 は ぁ は ぁ … 。 しろ|りゅう|||||

≫ 白 龍 さん 。 あっ 。 しろ|りゅう|| Hakuryu...

お 見苦しい ところ を 。 早く → |みぐるしい|||はやく Forgive this disgraceful sight.

生身 の 腕 と 同じ ように 使える よう なら ね ば と 。 なまみ||うで||おなじ|よう に|つかえる|||||

そんな 焦ら ず と も 。 |あせら||| Oh, but... there's no need to rush...

いえ 近々 この 国 を 出る こと に なり そう な の で 。 |ちかぢか||くに||でる||||||| But there is. Since it looks like I'll be leaving this country soon...

えっ ?

( シンドバッド ) 組織 の 闇 の 金属 器 → |そしき||やみ||きんぞく|うつわ

この 度 の 戦争 の 最大 の 戦果 と 言って いい 。 |たび||せんそう||さいだい||せんか||いって| You could say it's the most prized of our military gains from this recent war...

( ジャー ファル ) はい 。 じゃー|| Yes.

( ヤムライハ ) 現在 城 内 の 魔 導 師 が → |げんざい|しろ|うち||ま|みちび|し| The sorcerers within the castle are currently analyzing it.

解析 を 進め て い ます 。 ( シンドバッド ) ふむ 。 かいせき||すすめ|||||

( 一同 ) あっ ! ( ドラ コーン ) なん だ ! ? いちどう||どら|||

魔力 痕 ! ? マグノ シュ タット 学院 で → まりょく|あと||||がくいん| A Magical Power Mark?

魔法 道具 を 精製 する 際 に 刻ま れる 紋様 です 。 まほう|どうぐ||せいせい||さい||きざま||もんよう|

( ドラ コーン ) まさか お 主 の 故郷 が 組織 と 関わって いよ う と は な 。 どら||||おも||こきょう||そしき||かかわって|||||

( ヤムライハ ) あぁ … 。 ( シンドバッド ) ん ん … 。 →

ドゥニヤ 王女 は 何 か 言って い た か ? |おうじょ||なん||いって|||

( ジャー ファル ) それ が 目覚め た もの の 一 向 に 口 を 開 い て くださら ず 。 じゃー||||めざめ||||ひと|むかい||くち||ひらき|||| Actually, although she's now awake,

( ヤムライハ ) 私 が マグノ シュ タット の 学徒 だった と 分かった 途端 → |わたくし||||||がくと|||わかった|とたん Once she learned that I was a former student at Magnostadt,

かたくな に なって しまわ れ て 。 ( シンドバッド ) ふむ 。 she became completely obstinate about it...

では 俺 が 行 こ う 。 → |おれ||ぎょう||

彼女 は 俺 の 話 なら 聞い て くれる 女性 の よう な 気 が し た し な 。 かのじょ||おれ||はなし||ききい|||じょせい||||き||||| I did get the impression that she was the kind of woman who'd listen to me, if no one else...

( ドラ コーン ) お 主 は また それ か 。 どら|||おも|||| That's your game plan again?

( ヤムライハ ) 王 よ それ な ん です が → |おう|||||| Your Majesty, about that...

一 人 だけ 話せる 者 が 。 ひと|じん||はなせる|もの| There's just one person who can talk to her...

( ドゥニヤ アラジン ) は は は はっ !

イスナーン 様 ! |さま

( ドゥニヤ ) は は はっ ! バカ だ な ドゥニヤ 。 ||||ばか|||

とう とう ! えい え ~ い ! やめ て アラジン お 食事 中 に 。 → |||||||||しょくじ|なか|

あっ ! あっ スープ が … 。 ||すーぷ|

はっ ! わ あ ~ !

あぁ … 。 大変 だ お ねえさん 。 |たいへん|||

僕 が 食べ て あげる よ は むっ ! あ あ ~ ~ ! → ぼく||たべ|||||||

あっ 嫌 … あ あ ~ ダメ ! やめ っ … あっ ! |いや|||だめ|||

≪ ぐ わ っ ! ( 2 人 ) あ あっ ! |||じん||

ん ? ( 2 人 ) は はっ 。 |じん||

コトン コトン ( チェス の 音 ) ||||おと

お ねえさん と 仲よく な れ て よかった よ 。 |||なかよく||||| I'm so glad we got to be friends, Miss Dunya.

あなた に は 感謝 し てる もの 。 |||かんしゃ||| Well, I'm very grateful to you.

幻 でも イサ アク に 会 え て 私 とても うれしかった 。 まぼろし||いさ|あく||かい|||わたくし|| Being able to see Isaac, even if it was a hallucination...

ふ ふ っ 。 でも →

どう し て ほか の 人 と お 話し し ない ん だい ? |||||じん|||はなし|||| But why won't you talk to the others?

( ドゥニヤ ) だって この 国 の 王 は → |||くに||おう| Because...

マグノ シュ タット 学院 と つながって いる の でしょ う ? |||がくいん||||||

あの 魔法使い の 女 は きっと おぞましい 学院 の 手先 な ん だ わ 。 |まほうつかい||おんな||||がくいん||てさき|||| That woman magician must be working for that horrible school...

ヤム さん は そんな 人 じゃ ない よ 。 ん ? ||||じん|||| But Yam's not that kind of person!

いけ ない お ねえさん → Oh, no, Miss Dunya. You have a stain here, too!

こんな 所 に も シミ が 。 は むっ ! |しょ|||しみ|||

≪ ( ドゥニヤ ) あっ あ あ ~ ! あっ ちょっと … →

あっ あっ … ダメ ! 失礼 し ます 王女 よ 。 ||だめ|しつれい|||おうじょ| What?

ここ かな ~ ? いや ここ かな ~ ?

が っ … 。 ( ドゥニヤ ) あっ あっ … ダメ ! |||||だめ

≪ 俺 が 女性 相手 に 先手 を 取ら れる と は ≫ おれ||じょせい|あいて||せんて||とら||| I never thought anyone would make a move on a woman before me...

≪ アラジン さすが マギ だ ≫ Aladdin, you are a true magi!

ん ん っ ! ご ら ぁ ~ ! !

ぐ わ ぁ ~~ ! ( ヤムライハ ) この エロ ガキ ~ ! ||||||がき

白 龍 この 国 を 出 て いく って 本当 な の か ? しろ|りゅう||くに||だ||||ほんとう||| Hakuryu, is it true that you're leaving Sindria?

( 白 龍 ) はい 1 週間 後 に 出る 船 で 。 そ っか 。 しろ|りゅう||しゅうかん|あと||でる|せん||| Yes. I'll be departing by ship in a week's time.

≪ それ まで に は 必ず シンドバッド 王 に 。 → ||||かならず||おう| Before that day arrives, I must make sure that King Sinbad...

使命 を 果たす ため に ≫ しめい||はたす|| In order to achieve my goal...

白 龍 ? あっ 。 → しろ|りゅう| Hakuryu?

あっ いえ … 。 お 二 人 は これ から どう なさる の です か ? |||ふた|じん|||||||| Uh... it's nothing.

えっ ? あ あ ~ 俺 たち は とりあえず → |||おれ|||

シンドバッド さん に ついていく さ 。 な っ ? モルジアナ 。

えっ ? えっ ?

え えっ ? ふ っ 。 →

今回 の 留学 で あなた から いろいろ な こと を 学び まし た 。 こんかい||りゅうがく||||||||まなび|| I learned quite a lot from you during my time here.

( 白 龍 ) どんな 道 を 選 ぼ う と それ が あなた の 信念 な の だ と → しろ|りゅう||どう||せん||||||||しんねん||||

俺 は 信じ ます 。 → おれ||しんじ|

短い 間 で し た が ありがとう ござい まし た 。 みじかい|あいだ||||||||

白 龍 。 しろ|りゅう Hakuryu...

( シンドバッド ) 我が国 と マグノシュタット に は → |わがくに||||

現在 な ん の つながり も あり ませ ん 。 → げんざい|||||||| At this time, my country has no ties whatsoever with Magnostadt.

ヤムライハ も 10 年 前 の クーデター の 際 に → ||とし|ぜん||くーでたー||さい| Yamraiha herself had already left the academy at the time of the coup d'état ten years ago.

学院 を 離れ て おり ます 。 → がくいん||はなれ|||

ですから ご 安心 ください 。 あっ 。 ||あんしん|| So please be assured.

あなた を マグノ シュ タット へ 引き渡し は し ませ ん → ||||||ひきわたし|||| I will never hand you over to Magnostadt.

決して 。 けっして No matter what!

( 2 人 ) あ あっ ! ( 2 人 ) は っ ! じん|||じん||

( シンドバッド ) 金属 器 が 王女 を 拒 ん だ 。 ( 3 人 ) あっ 。 |きんぞく|うつわ||おうじょ||こば|||じん| The Metal Vessel rejected the princess?

( ドゥニヤ ) う っ う う っ … 。 →

あぁ … ぐ っ … 。 ( シンドバッド ) これ は →

闇 の 金属 器 の 光 。 やみ||きんぞく|うつわ||ひかり ...the light of the Dark Metal Vessel?

あっ ! あの とき の かけら が … 。

う う っ ! あ あ ~ ~ ! !

いけ ない ! ん ん っ ! ( ドゥニヤ ) あっ … あ あっ ! This isn't good!

あぁ … う う っ ! う ぅ … 。

( シンドバッド ) 何 を し た ? ( ヤムライハ ) 一時的 に → |なん|||||いちじてき| What did you do?

増殖 の 進行 を 止め まし た 。 → ぞうしょく||しんこう||とどめ|| I temporarily stopped the proliferation.

ですが これ だけ 侵食 が 進 ん で い て は → |||しんしょく||すすむ||||| But since it's eaten away at her to such a degree...

私 の 力 で は もう … 。 そんな … 。 わたくし||ちから|||| I'm afraid I can't do much more for her...

( シンドバッド ) アラジン 。 ん ? Aladdin...

君 なら 彼女 を 救 える ん じゃ ない の か ? → きみ||かのじょ||すく|||||| If anyone could save her, it would be you, wouldn't it?

マギ の 力 で 。 ん ん … 。 ||ちから|||

♪ ♪ ~

分かった やって みる よ 。 わかった||| All right. I'll give it a try.

♪ ♪ ~

ソロモン の 知恵 。 そろもん||ちえ Solomon's Wisdom!

≪ これ が ソロモン の 力 ≫ ||そろもん||ちから So this is the power of Solomon...

♪ ♪ ~

黒い 結晶 が こんなに 。 あっ ! くろい|けっしょう||| There are so many black crystals...

ドゥニヤ お ねえさん ! Miss Dunya!

( ドゥニヤ ) アラジン ?

はっ !

あっ ! あ あっ ! はっ … 。

♪ ♪ ~

これ は … 。 Could this be...

この 金属 器 に 込め られ た 怒り や 憎しみ → |きんぞく|うつわ||こめ|||いかり||にくしみ ...all the anger and hate... and grief... contained inside this Metal Vessel?

悲しみ 。 あっ ! かなしみ|

マグノ シュ タット 。 Magnostadt...

くっ !

♪ ♪ ~

ドゥニヤ お ねえさん を 放せ ! ||||はなせ Let Miss Dunya go!

♪ ♪ ~

( ドゥニヤ ) あぁ … 。

ありがとう 。 Thank you...

( 2 人 ) あっ ! じん|

ん ん … あっ 。

アラジン 君 ! うまく いった よう だ な 。 |きみ||||| Aladdin!

うん 。 ( ドゥニヤ ) う ぅ … 。 Yes.

あっ ドゥニヤ お ねえさん ? は ぁ は ぁ … 。

お ねえさん ! う う っ … 。 Miss Dunya?

お ねえさん ! ( 2 人 ) あっ ! ||じん| Miss Dunya!

こっち を 急 い で 。 ええ 。 ||きゅう|||

( シンドバッド ) 王女 の 容体 は ? |おうじょ||ようだい|

( ヤムライハ ) とりあえず の 危機 は 脱し まし た が → |||きき||だっし||| The immediate crisis seems to have passed,

衰弱 が ひど すぎ ます 。 → すいじゃく|||| but it's taken too much of a toll on her.

闇 の 金属 器 の 後遺症 でしょ う 。 → やみ||きんぞく|うつわ||こういしょう|| This must be an after-effect of the Dark Metal Vessel.

おそらく 長く は ない か と 。 |ながく|||| Most likely, she doesn't have much longer...

( シンドバッド ) そう か 。 I see...

急 だ よ なぁ → きゅう||| It's too sudden, don't you think?

白 龍 が この 国 を 出る なんて さ 。 しろ|りゅう|||くに||でる|| For Hakuryu to be leaving this country.

いろいろ あった けど もう すぐ お 別れ って の も さみしい よ な 。 ||||||わかれ|||||| Sure, a lot happened,

うん 。 Yeah.

( 白 龍 ・ 回想 ) ( ( これ から どう なさる の です か ? ) ) しろ|りゅう|かいそう||||||| What are your plans for the future?

あっ これ から … か 。

アリババ くん モル さん 。 Alibaba. Morg.

( 2 人 ) ん ? 二 人 に 話 が ある ん だ 。 じん||ふた|じん||はなし||||

話 ? はなし Tell us?

たぶん 僕 も 近い うち に → |ぼく||ちかい|| I think... In the coming days,

一 人 で 旅 に 出よ う と 思う ん だ 。 ひと|じん||たび||でよ|||おもう|| I'll be going on a journey on my own.

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

旅立ち を 決め た 僕 の 言葉 で アリババ くん や モル さん → たびだち||きめ||ぼく||ことば|||||| When I told them of my decision to set off on a journey,

白 龍 お にいさん → しろ|りゅう||

それぞれ が それぞれ の 進む べき 道 を → ||||すすむ||どう| Each of them decided what path they would take, respectively.

決意 し て いく 。 けつい|||

ごめん よ アリババ くん 突然 旅 に 出 たい なんて 言って 。 ||||とつぜん|たび||だ|||いって Sorry, Alibaba, for telling you that I wanted to go on a journey out of the blue.

でも きっと それ が 今 僕 の … → ||||いま|ぼく| But I think right now that's what I...

僕 たち の し なきゃ いけ ない こと な ん だ 。 ぼく|||||||||| What I'm supposed to do!

台風 23 号 に 続 い て 、 24 号 が たいふう|ごう||つづ|||ごう|

日本 列島 に 迫って い ます 。 にっぽん|れっとう||せまって||

強い 台風 23 号 は 先 島 諸島 から つよい|たいふう|ごう||さき|しま|しょとう|

次第に 離れ つつ ある が 、 しだいに|はなれ|||

今夜 から 明日 に かけ て 、 依然 と し て こんや||あした||||いぜん|||