×

Używamy ciasteczek, aby ulepszyć LingQ. Odwiedzając stronę wyrażasz zgodę na nasze polityka Cookie.


image

北斗の拳 (Fist of the North Star), Hokuto no Ken (Fist of the North Star) Episode 102

Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 102

( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる

天 に 背く 男 が いる

それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命

見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる

♪ ~

~ ♪

( リハク ) トウ よ すま ぬ

お前 が 命 懸けて 守った ユリア 様 は 拳 王 に 奪わ れ た

だが このまま で は 終わら せ ぬ

南 斗 五 車 星 ( なんと ご しゃせい ) の 名誉 に かけ て 必ず ユリア 様 を 取り戻す

トウ よ … 安らか に 眠れ

リハク 様

( リハク ) どう で あった ?

申し訳 あり ませ ん

黒 王 号 ( こく おう ごう ) の 足 の 速 さ に は とても 追い き れ ず 見失い まし た

あれ だけ の 傷 そう 遠く に は 行け まい

どこ に 消え た か ユリア 様 の 身 が 心配 じゃ

はっ

( ラオウ ) う おお …

う おお …

あ ああ …

( ケンシロウ ) アチャー !

( ラオウ ) あ あっ

ああ あっ

( ケンシロウ ) アタタタタッ ( ラオウ ) あ あっ ああ …

( ケンシロウ ) アチョー オウ

( ラオウ ) おお っ おお !

( ケンシロウ ) ホー ワチャー !

( ラオウ ) ぬ あ あっ

あっ ああ …

はっ

は あ … ふう

ハア ハア

この ラオウ が …

世紀 末 覇者 拳 王 ( けん おう ) たる この 俺 が …

夢 に まで おびえる と いう の か

( 足音 )

誰 だ

( ウサ ) ウヒヒヒッ ウサ で ござい ます

お 目覚め で ござい ます か ? 拳 王様

相当 な 闘い だった の でしょ う な

ここ に 着く なり 倒れる よう に お 休み に なり まし た

この 手当 は う ぬ が やった の か ?

フフ ヘヘ ヘヘ いいえ

ここ に おら れる ユリア 様 で フフ フッ

な に っ

( ウサ ) ニハハハハ

ユリア 様 の ご 看病 は それ は 献身 的 で ござい まし て

何と 言い ます か まったり と し て フフ フフ

心 を 変え た か ユリア

( ユリア ) 私 ( わたくし ) は 今 でも ケンシロウ を 待って い ます

まだ 闘う の です か ? あなた は 負け た の です

傷つき 疲れ果て た 1 人 の 戦士

( ラオウ ) う う っ む う う う っ

くう う う っ

ユリア !

う ぬ は この ラオウ に 情け を かける の か

南 斗 慈母 星 ( じ ぼ せい ) の 情け を この 俺 に

( ウサ ) ほお お ヒッ フッ ヘッ ホッ

拳 王様 チャンス で ござい ます よ

フフ フッ

なんだか んだ いって も ユリア 様 は 拳 王様 に 気 が ある ん です

この ウサ も あやかり たい もの

( ラオウ ) 黙れ ! ( ウサ ) ヒッ

け … 拳 王様 何 を お 怒り で ?

う ぬら ゲス に は 分から ぬ

いや あ その … 分かり ませ ん が

わ … 私 が 何 か 悪い こと でも ?

だっ あ ああ …

ああ … わかん な いっ

う う …

心 ひか れ た 女 より 受ける 情け は 男 に とって 最大 の 屈辱

この 屈辱 無念 !

この ラオウ もはや 拳 王 の 名 は いら ぬ

悪 鬼 と なり 修羅 と 化し

魔 王 と なり て ケンシロウ を 血 の 海 に 砕き 沈め て やる わ

( バイク の ブレーキ 音 )

( ケンシロウ ) ん っ ?

( 拳 王 兵 たち ) キャハハー !

あら ら !

ヒュー

ヘ へ ヘッ

( ジャドウ ) 俺 は 拳 王 軍団 の ジャドウ

貴 様 を 拳 王様 の 所 に 行か せる わけ に は いか ん

やめ て おけ 俺 の 行く手 を 邪魔 する な

( ジャドウ ) な っ ?

ん はっ

どうやら 目 が 見え ぬ らしい な

野郎 ども アクセル を 吹か せ デケ え 音 を 出せ

音 で やつ の 耳 を 塞ぐ ん だ

ハハハハ

ケンシロウ

目 を やら れ た 貴 様 が 頼り と する の は 耳 だけ

だが その 耳 も 爆音 で 封じ られ れ ば どう する こと も でき まい

( ケンシロウ ) シュウ よ 我 が 友 南 斗 白鷺 拳 ( はく ろけん ) の シュウ

我が 魂 に よみがえれ

( ジャドウ ) いけ !

( 拳 王 軍兵 たち ) いや あ !

で や !

( ケンシロウ ) トオー オウ !

アチャー

( 拳 王 軍兵 たち ) ぶ ひ ゃ !

( 拳 王 軍兵 A ) こ … これ はっ

( 拳 王 軍兵 B ) 南 斗 聖 拳 ( せいけん )

( ジャドウ ) 南 斗 白鷺 拳 烈 脚 空 舞 ( れ っき ゃ くく うぶ )

これ は シュウ の 必殺 技

貴 様 目 も 見え ず 耳 も 聞こえ ん のに 闘 える の か

( ケンシロウ ) は ああ あっ

北斗 神 拳 奥義 水 影 心 ( すい えいしん )

北斗 神 拳 は 一 度 闘った 相手 の 拳 を ―

己 の 分身 と できる

( 拳 王 軍兵 たち ) て や あ !

( ケンシロウ ) は ああ ああ

( シュウ ) は あ ああ

( シュウ ) チョー オアー ! ( 拳 王 軍兵 たち ) どう わ っ う わ あ

( シュウ ) トウ アー !

( 拳 王 軍兵 たち ) ぶ ぎ ゃっ う ぎ っ

う お お っ ぬ あ あっ

( ジャドウ ) う ああ

( ケンシロウ ) 目 は 見え ず と も 心 の 目 を 開き 闘い 続け た 男 が い た

その 男 の 魂 が 俺 の 中 に 生き て いる

( ジャドウ ) こいつ ! 次 は 俺 が 相手 だ

死ね !

( ケンシロウ ) ワチャー

ど わ っ ぬ う っ

ぬ ああ チャー !

( ジャドウ ) ウワア アッ

う わ あ ああ …

アウウ ウハア …

ハア アウッ ウガ ハガハガ …

( ケンシロウ ) 教え て もら お う

拳 王 は どこ に いる

フン ! 勝手 に 捜せ

すでに 秘 孔 ( ひこう ) は 突 い て ある

なに !

お前 は 勝手 に しゃべり だす

さもなければ … ボン だ

ヒッ ヒャヒャヒャ そんな バカ な

あっ アレ アレ ? ああ 手 が 勝手 に …

( ケンシロウ ) どこ だ

( ジャドウ ) 北 に 向か って まっすぐ

( ケンシロウ ) そう か

い … いけ ねえ しゃべ っち まっ た

お … おい

これ で 俺 は 助かる の か ? もう 許し て くれ

( ケンシロウ ) フンッ

さっき 言った 秘 孔 は … ウソ だ

な … なん だ と ウソつき ひきょう 者

俺 は どう なる ん だ まだ 体 が 動か ねえ じゃ ねえ か

( ケンシロウ ) 悔い改める まで そこ で 寝 て いろ

無理 に 動かす と 本当 に ボン だ ぞ

( ジャドウ ) う う っ

ウ … ウソ だ ろ う また ウソ つい て こ の っ

う っ う う っ

どう だ

やっぱり ハッタリ じゃ ねえ か 2 度 も だまさ れ て たまる か

あっ ボンッ

( ケンシロウ ) ラオウ

( ユリア ) ケン

ケン … ケンシロウ

私 ( わたくし ) は あの 人 を 待つ ため に 生き て き まし た

待ち 続ける の が 私 ( わたくし ) の 宿命

そして ケン と の 約束

ラオウ と の 闘い を 終え て 帰って くる まで

待ち ま しょ う

いつ まで も

ケンシロウ 私 ( わたくし ) は 待ち 続け ます

いつ まで も

( ラオウ ) 拳 王

この 世紀 末 の 覇権 を この 手 に つか ん だ 男

だが !

その 俺 が ケンシロウ に …

幻 の 秘 奥義 無 想 転生 ( むそう てんせい )

俺 は 北斗 の 長兄

たかが 末っ子 の ケンシロウ ごとき に

( ラオウ ) で や あ !

( ケンシロウ ) ウウッ アッ

で やっ

( ラオウ ) う ぬ っ

で ええ … や あ !

ぬ あ あっ

( ジャギ ) そう だ 兄 者 や っち まえ

ケンシロウ など 二 度 と 立ち上が れ ない よう に し ち まえ

( ラオウ ) と あ !

ぬ ああ !

うーん で や あ

ぬ ああ !

( ケンシロウ ) オワター !

( ラオウ ) う お っ

ん ん !

( ケンシロウ ) う う う っ

( ラオウ ) フフ フッ

ど りゃ ああ !

( ケンシロウ ) ウワッ

ウウッ ウワッ

アアアッ

( ラオウ ) フン !

( ジャギ ) とりゃ っ

エ へ ヘ へ ッ

ケンシロウ 北斗 の 継承 者 を 諦め な

お前 と ラオウ の 兄 者 で は 格 が 違う ん だ よ 格 が

( ケンシロウ ) う う う … う う っ

( ジャギ ) まだ やる 気 か ケンシロウ

( ケンシロウ ) あ ああ …

ハアッ

フン ! まだ 俺 に 挑む 気 か

よか ろ う 俺 の 剛 の 拳 お前 の 体 に 刻み込む が よい

ワタ アー !

( ラオウ ) う うん あっ !

フン !

うりゃ あ !

( ケンシロウ ) う う …

( ラオウ ) ぬう あっ

ど お っ

そこ だ 兄 者 や っち まえ

( ラオウ ) ええ いっ

フフ フフッ

フン !

兄 者 ?

( ラオウ ) 今日 は これ まで 連れ て いけ

( ケンシロウ ) あ あっ う っ

あ あっ

兄 者 なぜ とどめ を 入れ ねえ ん だ

あんな やつ 早く たたきのめし 継承 者 の 座 を 諦め させ て ―

ここ から たたき出し ち ま お う ぜ

ジャギ とどめ など いつ で 刺 せる わ

( トキ ) そう です か ?

( ジャギ ) トキ

いかに 打ちのめさ れよ う と も なお 前 に 進 も う と する あの 気迫

おととい より も 昨日 昨日 より も 今日

そして 明日 は どこ まで 伸びる か

それ は ケンシロウ と 闘った ―

あなた の 拳 が 一 番 よく 知って いる はず

( ラオウ ) フン !

あなた は みずから の 手 で 強敵 を 育て て いる

いずれ ケンシロウ が あなた を 脅かす 日 が くる だ ろ う

私 に は あなた が それ を 楽しみ に し てる よう に 見える

バカッ 何 言って や ん で え

( ラオウ ) やめろ ジャギ

ハハハハッ

この 北斗 の 長兄 を 脅かす 者 など

未来 永 ごう 絶対 に 現れ ぬ わ

ケンシロウ など 永久 に 俺 を 越える こと は でき ぬ

もし 俺 の 前 に 立ちはだかったら

その とき こそ たたき 潰し て とど め を 刺し て くれる わ

あり え ぬ の だ

うりゃ !

ハア ハア ハア

俺 が ケンシロウ に 恐怖 を

まさか …

あり え ぬ

気 の 迷い に すぎ ぬ

しかし 思い出す たび 体 を 巡る この わななき

この 感覚

その 昔

味わった こと が ある

あの 気迫

鬼 の 気迫 は …

あっ

ああ あっ

フフッ フフ フッ

フフ フフッ

あの 男

ただ 一 度 若き 日 の 俺 に 恐怖 を 感じ させ た あの 男

ケンシロウ へ の 恐怖 が 気 の 迷い か 否 か

やつ の 鬼 の 気迫 を のみ込む 以外 ない !

( リハク ) ぬ お っ これ は ?

( リハク の 部下 A ) リハク 様 雲 の 動き が 急に 速く

( リハク の 部下 B ) この よう な 空 は 初めて 見 ます

( リハク ) うん …

そう か ラオウ か ! ラオウ が 動きだし た ん だ

ラオウ 何 を する の か ?

( フドウ ) な に っ ユリア 様 が

( キラ ) は っ 拳 王 と 共に いずこ か へ

( バット ) ケ … ケン は ?

( オル ) 荒野 に 拳 王 を 追って …

ただ 拳 王 と の 闘い で 目 を やら れ まし て

そ … そんな ! じゃ 目 が 見え ない の か よ

( リン ) ケン …

何とぞ … 何とぞ フドウ 様 の お 力 を

お 願い で ござい ます

( フドウ ) ん ん ん …

南 斗 最後 の 将 ユリア 様 を 助ける の は ―

我々 五 車 星 ( ご しゃせい ) の 務め

だが もし 俺 が ここ を 離れ れ ば

誰 が 子ども たち を

どう なさ れ まし た フドウ 様

いい … いや

( キラ ) お 急ぎ を

フドウ 様 どう か お 立ち ください

フドウ 様 !

( タンジ ) 父さん !

( フドウ ) ん っ ?

は あっ

父さん これ

闘って

僕 たち なら 大丈夫 だ よ

いや あ しかし … お前 たち を 置 い て

心配 ない よ 父さん の 子ども だ もん

大事 な こと な ん でしょ

行って よ 父さん 僕 たち みんな で 頑張って 待って る よ

お前 たち …

( 子ども たち ) 父さん 早く 行って よ

( バット ) エヘッ やる じゃ ねえ か この チビ ども

( リン ) フドウ さん の 子ども だ もん

( 子ども たち ) ほら 早く 早く 早く

ありがとう お前 たち

よ ー し 父さん は 行って くる ぞ

そして 必ず お前 たち の も 下 へ 帰って くる

アハ ハハ

( バット ) アハハ ハッ

( リハク の 部下 たち ) ど ああ ! ( バット ) あっ

( フドウ ) あ あっ

( 子ども たち ) う わ あっ ああ …

( バット と リン ) あ あっ

( フドウ ) は ああ …

( ラオウ ) フフ フッ

フドウ う ぬ が 動か ず と も こちら から 出向 い て き た ぞ

ラオウ ! なに ゆえ 貴 様 が ここ に

貴 様 の 拳 と 命 だ

この 肉体 より 恐怖 を 拭い去り 魔 王 と なる に は ―

う ぬ の 中 に 流れる 鬼 の 血 が 必要 な の だ

( フドウ ) う う っ

( ラオウ ) 今 で こそ 万 人 に 慕わ れる 善 の フドウ

だ か いかに 善人 の 皮 を かぶ ろ う と その 体 に は 鬼 の 血 が 流れ て おる

ケンシロウ を 倒す ため その 鬼 の 血 を もらい に き た

( フドウ ) ひ っ う う う う っ

♪ ~

~ ♪

( ナレーター ) 大 激突 ! ラオウ 対 フドウ

闘 気 吹き荒れ 天地 裂ける とき 鬼 は 復活 する

次回 北斗 の 拳

「 悪魔 の 挑戦 状 ! 」

「 フドウ 愛する 者 の ため に 鬼 と なれ ! ! 」

( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る


Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 102

( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる なれーたー|うんめい||きりひらく|おとこ|| One man carves out his own destiny!

天 に 背く 男 が いる てん||そむく|おとこ|| One man defies the heavens!

それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命 ||ほくと|かみ|けん|||||とし||しゅくめい That is the 2,000 year destiny of the Divine Fist of the North Star.

見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる みよ|いま||ながき|ち||れきし||しゅうしふ||うた| Behold!

♪ ~ LEGEND OF THE SAVIOR OF THE CENTURY'S END

~ ♪

( リハク ) トウ よ すま ぬ Toh, I am sorry.

お前 が 命 懸けて 守った ユリア 様 は 拳 王 に 奪わ れ た おまえ||いのち|かけて|まもった||さま||けん|おう||うばわ|| Yuria-sama, who you protected with your life,

だが このまま で は 終わら せ ぬ ||||おわら||

南 斗 五 車 星 ( なんと ご しゃせい ) の 名誉 に かけ て 必ず ユリア 様 を 取り戻す みなみ|と|いつ|くるま|ほし|||||めいよ||||かならず||さま||とりもどす For the honor of the Five Chariot Stars,

トウ よ … 安らか に 眠れ ||やすらか||ねむれ Toh... Rest in peace.

リハク 様 |さま - Rihaku-sama. - How was it?

( リハク ) どう で あった ?

申し訳 あり ませ ん もうし わけ||| Please forgive me. I couldn't catch up to Koku-Oh.

黒 王 号 ( こく おう ごう ) の 足 の 速 さ に は とても 追い き れ ず 見失い まし た くろ|おう|ごう|||||あし||はや|||||おい||||みうしない||

あれ だけ の 傷 そう 遠く に は 行け まい |||きず||とおく|||いけ| With wounds like that, I doubt he will go far.

どこ に 消え た か ユリア 様 の 身 が 心配 じゃ ||きえ||||さま||み||しんぱい| Where could he have gone? I'm worried about Yuria-sama.

はっ Yes, sir.

( ラオウ ) う おお …

う おお …

あ ああ …

( ケンシロウ ) アチャー !

( ラオウ ) あ あっ

ああ あっ

( ケンシロウ ) アタタタタッ ( ラオウ ) あ あっ ああ …

( ケンシロウ ) アチョー オウ

( ラオウ ) おお っ おお !

( ケンシロウ ) ホー ワチャー !

( ラオウ ) ぬ あ あっ

あっ ああ …

はっ

は あ … ふう

ハア ハア

この ラオウ が … I am Raoh!

世紀 末 覇者 拳 王 ( けん おう ) たる この 俺 が … せいき|すえ|はしゃ|けん|おう|||||おれ| Ken-Oh, the King of Fists, ruler of the century's end...

夢 に まで おびえる と いう の か ゆめ|||||||

( 足音 ) あしおと

誰 だ だれ| Who's there!

( ウサ ) ウヒヒヒッ ウサ で ござい ます

お 目覚め で ござい ます か ? 拳 王様 |めざめ|||||けん|おうさま You are still awake, Ken-Oh-sama?

相当 な 闘い だった の でしょ う な そうとう||たたかい||||| It must have been quite a fight,

ここ に 着く なり 倒れる よう に お 休み に なり まし た ||つく||たおれる||||やすみ|||| for you to have collapsed as soon as you arrived here.

この 手当 は う ぬ が やった の か ? |てあて||||||| Did you treat me?

フフ ヘヘ ヘヘ いいえ

ここ に おら れる ユリア 様 で フフ フッ |||||さま|||

な に っ What?

( ウサ ) ニハハハハ

ユリア 様 の ご 看病 は それ は 献身 的 で ござい まし て |さま|||かんびょう||||けんしん|てき|||| Yuria-sama's treatment was amazing indeed.

何と 言い ます か まったり と し て フフ フフ なんと|いい|||||||| It was, how shall I put it... very caring.

心 を 変え た か ユリア こころ||かえ||| Did you have a change of heart, Yuria?

( ユリア ) 私 ( わたくし ) は 今 でも ケンシロウ を 待って い ます |わたくし|||いま||||まって|| I am still waiting for Kenshiro.

まだ 闘う の です か ? あなた は 負け た の です |たたかう||||||まけ||| Will you continue to fight? You have already lost.

傷つき 疲れ果て た 1 人 の 戦士 きずつき|つかれはて||じん||せんし You are a wounded and weary lone warrior.

( ラオウ ) う う っ む う う う っ

くう う う っ

ユリア ! Yuria! Do you pity Raoh...?

う ぬ は この ラオウ に 情け を かける の か ||||||なさけ||||

南 斗 慈母 星 ( じ ぼ せい ) の 情け を この 俺 に みなみ|と|じぼ|ほし|||||なさけ|||おれ| Will the South Star of the Merciful Mother give her mercy...

( ウサ ) ほお お ヒッ フッ ヘッ ホッ ||||||ほっ

拳 王様 チャンス で ござい ます よ けん|おうさま|ちゃんす|||| This is your chance, Ken-Oh-sama.

フフ フッ

なんだか んだ いって も ユリア 様 は 拳 王様 に 気 が ある ん です |||||さま||けん|おうさま||き||||

この ウサ も あやかり たい もの

( ラオウ ) 黙れ ! ( ウサ ) ヒッ |だまれ|| Silence!

け … 拳 王様 何 を お 怒り で ? |けん|おうさま|なん|||いかり| Ken-Oh-sama! What has angered you?

う ぬら ゲス に は 分から ぬ |||||わから| Trash like you would not understand!

いや あ その … 分かり ませ ん が |||わかり|||

わ … 私 が 何 か 悪い こと でも ? |わたくし||なん||わるい|| Did I do something wrong?

だっ あ ああ …

ああ … わかん な いっ I don't understand!

う う …

心 ひか れ た 女 より 受ける 情け は 男 に とって 最大 の 屈辱 こころ||||おんな||うける|なさけ||おとこ|||さいだい||くつじょく There's no greater shame for a man to be pitied by the woman he loves!

この 屈辱 無念 ! |くつじょく|むねん With this shame...

この ラオウ もはや 拳 王 の 名 は いら ぬ |||けん|おう||な|||

悪 鬼 と なり 修羅 と 化し あく|おに|||しゅら||かし

魔 王 と なり て ケンシロウ を 血 の 海 に 砕き 沈め て やる わ ま|おう||||||ち||うみ||くだき|しずめ|||

( バイク の ブレーキ 音 ) ばいく||ぶれーき|おと

( ケンシロウ ) ん っ ?

( 拳 王 兵 たち ) キャハハー ! けん|おう|つわもの||

あら ら !

ヒュー

ヘ へ ヘッ

( ジャドウ ) 俺 は 拳 王 軍団 の ジャドウ |おれ||けん|おう|ぐんだん|| I am Jado, of Ken-Oh's forces!

貴 様 を 拳 王様 の 所 に 行か せる わけ に は いか ん とうと|さま||けん|おうさま||しょ||いか|||||| I won't let you get to Ken-Oh-sama!

やめ て おけ 俺 の 行く手 を 邪魔 する な |||おれ||ゆくて||じゃま||

( ジャドウ ) な っ ? Huh?

ん はっ

どうやら 目 が 見え ぬ らしい な |め||みえ||| Looks like you can't see.

野郎 ども アクセル を 吹か せ デケ え 音 を 出せ やろう||あくせる||ふか||||おと||だせ

音 で やつ の 耳 を 塞ぐ ん だ おと||||みみ||ふさぐ|| Seal his ears with your engines!

ハハハハ

ケンシロウ Kenshiro! Now that your eyes are wounded,

目 を やら れ た 貴 様 が 頼り と する の は 耳 だけ め|||||とうと|さま||たより|||||みみ|

だが その 耳 も 爆音 で 封じ られ れ ば どう する こと も でき まい ||みみ||ばくおん||ほうじ||||||||| But if we seal those ears with explosive noise,

( ケンシロウ ) シュウ よ 我 が 友 南 斗 白鷺 拳 ( はく ろけん ) の シュウ |||われ||とも|みなみ|と|しらさぎ|けん|||| Shu, my friend.

我が 魂 に よみがえれ わが|たましい|| Revive within my soul.

( ジャドウ ) いけ !

( 拳 王 軍兵 たち ) いや あ ! けん|おう|ぐんぴょう|||

で や ! - Die!

( ケンシロウ ) トオー オウ !

アチャー

( 拳 王 軍兵 たち ) ぶ ひ ゃ ! けん|おう|ぐんぴょう||||

( 拳 王 軍兵 A ) こ … これ はっ けん|おう|ぐんぴょう|||| That's... South Star Sacred Fist!

( 拳 王 軍兵 B ) 南 斗 聖 拳 ( せいけん ) けん|おう|ぐんぴょう||みなみ|と|せい|けん|

( ジャドウ ) 南 斗 白鷺 拳 烈 脚 空 舞 ( れ っき ゃ くく うぶ ) |みなみ|と|しらさぎ|けん|れつ|あし|から|まい||||| The South Star White Heron Fist, Furious Foot Sky Dance!

これ は シュウ の 必殺 技 ||||ひっさつ|わざ That's Shu's lethal technique!

貴 様 目 も 見え ず 耳 も 聞こえ ん のに 闘 える の か とうと|さま|め||みえ||みみ||きこえ|||たたか||| You can fight without sight and sound?

( ケンシロウ ) は ああ あっ

北斗 神 拳 奥義 水 影 心 ( すい えいしん ) ほくと|かみ|けん|おうぎ|すい|かげ|こころ||

北斗 神 拳 は 一 度 闘った 相手 の 拳 を ― ほくと|かみ|けん||ひと|たび|たたかった|あいて||けん| With the Divine Fist of the North Star,

己 の 分身 と できる おのれ||ぶんしん||

( 拳 王 軍兵 たち ) て や あ ! けん|おう|ぐんぴょう||||

( ケンシロウ ) は ああ ああ

( シュウ ) は あ ああ

( シュウ ) チョー オアー ! ( 拳 王 軍兵 たち ) どう わ っ う わ あ |||けん|おう|ぐんぴょう|||||||

( シュウ ) トウ アー !

( 拳 王 軍兵 たち ) ぶ ぎ ゃっ う ぎ っ けん|おう|ぐんぴょう|||||||

う お お っ ぬ あ あっ

( ジャドウ ) う ああ

( ケンシロウ ) 目 は 見え ず と も 心 の 目 を 開き 闘い 続け た 男 が い た |め||みえ||||こころ||め||あき|たたかい|つづけ||おとこ||| There was a man who was blind,

その 男 の 魂 が 俺 の 中 に 生き て いる |おとこ||たましい||おれ||なか||いき||

( ジャドウ ) こいつ ! 次 は 俺 が 相手 だ ||つぎ||おれ||あいて| Damn you! Then I'll take you on!

死ね ! しね Die!

( ケンシロウ ) ワチャー

ど わ っ ぬ う っ

ぬ ああ チャー !

( ジャドウ ) ウワア アッ

う わ あ ああ …

アウウ ウハア …

ハア アウッ ウガ ハガハガ …

( ケンシロウ ) 教え て もら お う |おしえ|||| Tell me. Where is Ken-Oh?

拳 王 は どこ に いる けん|おう||||

フン ! 勝手 に 捜せ ふん|かって||さがせ Go find him yourself!

すでに 秘 孔 ( ひこう ) は 突 い て ある |ひ|あな|||つ||| I've already struck your pressure point.

なに !

お前 は 勝手 に しゃべり だす おまえ||かって||| You'll start speaking against your will.

さもなければ … ボン だ |ぼん| That, or go "boom."

ヒッ ヒャヒャヒャ そんな バカ な |||ばか|

あっ アレ アレ ? ああ 手 が 勝手 に … ||||て||かって|

( ケンシロウ ) どこ だ Where is he?

( ジャドウ ) 北 に 向か って まっすぐ |きた||むか|| He is heading north, sir.

( ケンシロウ ) そう か Damn it! I talked!

い … いけ ねえ しゃべ っち まっ た

お … おい Hey, aren't you going to save me now?

これ で 俺 は 助かる の か ? もう 許し て くれ ||おれ||たすかる||||ゆるし||

( ケンシロウ ) フンッ

さっき 言った 秘 孔 は … ウソ だ |いった|ひ|あな||うそ|

な … なん だ と ウソつき ひきょう 者 ||||うそつき||もの Wait, you lied? You cheater! What's going to happen to me?

俺 は どう なる ん だ まだ 体 が 動か ねえ じゃ ねえ か おれ|||||||からだ||うごか||||

( ケンシロウ ) 悔い改める まで そこ で 寝 て いろ |くいあらためる||||ね|| Sleep there until you're done repenting.

無理 に 動かす と 本当 に ボン だ ぞ むり||うごかす||ほんとう||ぼん|| If you force yourself to move, you really will go boom.

( ジャドウ ) う う っ

ウ … ウソ だ ろ う また ウソ つい て こ の っ |うそ|||||うそ||||| I'm onto you! That's another lie, isn't it?

う っ う う っ

どう だ How's that? You really were bluffing!

やっぱり ハッタリ じゃ ねえ か 2 度 も だまさ れ て たまる か |||||たび||||||

あっ ボンッ

( ケンシロウ ) ラオウ Raoh...

( ユリア ) ケン |けん

ケン … ケンシロウ けん| Ken... Kenshiro!

私 ( わたくし ) は あの 人 を 待つ ため に 生き て き まし た わたくし||||じん||まつ|||いき||||

待ち 続ける の が 私 ( わたくし ) の 宿命 まち|つづける|||わたくし|||しゅくめい It is my destiny to keep waiting, and it's my promise to Ken.

そして ケン と の 約束 |けん|||やくそく

ラオウ と の 闘い を 終え て 帰って くる まで |||たたかい||おえ||かえって|| I will wait until he returns from his fight with Raoh.

待ち ま しょ う まち|||

いつ まで も As long as it takes.

ケンシロウ 私 ( わたくし ) は 待ち 続け ます |わたくし|||まち|つづけ| I will keep waiting, Kenshiro.

いつ まで も As long as it takes!

( ラオウ ) 拳 王 |けん|おう As Ken-Oh, I conquered the century's end!

この 世紀 末 の 覇権 を この 手 に つか ん だ 男 |せいき|すえ||はけん|||て|||||おとこ

だが ! However...

その 俺 が ケンシロウ に … |おれ||| I've lost to Kenshiro...

幻 の 秘 奥義 無 想 転生 ( むそう てんせい ) まぼろし||ひ|おうぎ|む|おも|てんせい|| and the legendary technique, Unconscious Transmigration!

俺 は 北斗 の 長兄 おれ||ほくと||ちょうけい I am the eldest of the North Star!

たかが 末っ子 の ケンシロウ ごとき に |すえっこ|||| How can I lose to the youngest, Kenshiro...?

( ラオウ ) で や あ !

( ケンシロウ ) ウウッ アッ

で やっ

( ラオウ ) う ぬ っ

で ええ … や あ !

ぬ あ あっ

( ジャギ ) そう だ 兄 者 や っち まえ |||あに|もの|||

ケンシロウ など 二 度 と 立ち上が れ ない よう に し ち まえ ||ふた|たび||たちあが||||||| Beat him so that he'll never stand again!

( ラオウ ) と あ !

ぬ ああ !

うーん で や あ

ぬ ああ !

( ケンシロウ ) オワター !

( ラオウ ) う お っ

ん ん !

( ケンシロウ ) う う う っ

( ラオウ ) フフ フッ

ど りゃ ああ !

( ケンシロウ ) ウワッ

ウウッ ウワッ

アアアッ

( ラオウ ) フン ! |ふん

( ジャギ ) とりゃ っ How's that?

エ へ ヘ へ ッ

ケンシロウ 北斗 の 継承 者 を 諦め な |ほくと||けいしょう|もの||あきらめ| Kenshiro, give up on becoming the successor to the North Star!

お前 と ラオウ の 兄 者 で は 格 が 違う ん だ よ 格 が おまえ||||あに|もの|||かく||ちがう||||かく| Brother Raoh is not even in the same class as you!

( ケンシロウ ) う う う … う う っ

( ジャギ ) まだ やる 気 か ケンシロウ |||き|| You still want to fight, Kenshiro?

( ケンシロウ ) あ ああ …

ハアッ

フン ! まだ 俺 に 挑む 気 か ふん||おれ||いどむ|き| Do you still wish to challenge me?

よか ろ う 俺 の 剛 の 拳 お前 の 体 に 刻み込む が よい |||おれ||かたし||けん|おまえ||からだ||きざみこむ|| Very well!

ワタ アー !

( ラオウ ) う うん あっ !

フン ! ふん

うりゃ あ !

( ケンシロウ ) う う …

( ラオウ ) ぬう あっ

ど お っ

そこ だ 兄 者 や っち まえ ||あに|もの||| That's it, big brother! Get him!

( ラオウ ) ええ いっ

フフ フフッ

フン ! ふん

兄 者 ? あに|もの

( ラオウ ) 今日 は これ まで 連れ て いけ |きょう||||つれ|| That's enough for today! Take him away...

( ケンシロウ ) あ あっ う っ

あ あっ

兄 者 なぜ とどめ を 入れ ねえ ん だ あに|もの||||いれ||| Big brother, why didn't you finish him off?

あんな やつ 早く たたきのめし 継承 者 の 座 を 諦め させ て ― ||はやく||けいしょう|もの||ざ||あきらめ|さ せ| You ought to finish him.

ここ から たたき出し ち ま お う ぜ ||たたきだし|||||

ジャギ とどめ など いつ で 刺 せる わ |||||とげ|| Jagi!

( トキ ) そう です か ? とき||| Is that so?

( ジャギ ) トキ |とき Toki!

いかに 打ちのめさ れよ う と も なお 前 に 進 も う と する あの 気迫 |うちのめさ||||||ぜん||すすむ||||||きはく His spiritual energy is so strong

おととい より も 昨日 昨日 より も 今日 |||きのう|きのう|||きょう Stronger yesterday than the day before...

そして 明日 は どこ まで 伸びる か |あした||||のびる| How much stronger will he be tomorrow?

それ は ケンシロウ と 闘った ― ||||たたかった Having fought him with your own fists,

あなた の 拳 が 一 番 よく 知って いる はず ||けん||ひと|ばん||しって||

( ラオウ ) フン ! |ふん

あなた は みずから の 手 で 強敵 を 育て て いる ||||て||きょうてき||そだて|| You are raising a powerful foe with your own hands.

いずれ ケンシロウ が あなた を 脅かす 日 が くる だ ろ う |||||おびやかす|ひ||||| The day will come when Kenshiro will threaten you.

私 に は あなた が それ を 楽しみ に し てる よう に 見える わたくし|||||||たのしみ||||||みえる It looks to me that you're looking forward to it!

バカッ 何 言って や ん で え |なん|いって|||| That's impossible! What are you talking about?

( ラオウ ) やめろ ジャギ Enough, Jagi!

ハハハハッ

この 北斗 の 長兄 を 脅かす 者 など |ほくと||ちょうけい||おびやかす|もの| There will never be anyone who can threaten...

未来 永 ごう 絶対 に 現れ ぬ わ みらい|なが||ぜったい||あらわれ|| the eldest brother of the North Star!

ケンシロウ など 永久 に 俺 を 越える こと は でき ぬ ||えいきゅう||おれ||こえる|||| Kenshiro will never be able to surpass me.

もし 俺 の 前 に 立ちはだかったら |おれ||ぜん||たちはだかったら And should he stand in my way, I'll finish him off personally!

その とき こそ たたき 潰し て とど め を 刺し て くれる わ ||||つぶし|||||さし|||

あり え ぬ の だ It's impossible!

うりゃ !

ハア ハア ハア

俺 が ケンシロウ に 恐怖 を おれ||||きょうふ| How can I be afraid of Kenshiro?

まさか … No way!

あり え ぬ It is impossible! I must be delirious...

気 の 迷い に すぎ ぬ き||まよい|||

しかし 思い出す たび 体 を 巡る この わななき |おもいだす||からだ||めぐる|| Yet every time I think of him, shivers run though my body.

この 感覚 |かんかく I felt this same sensation once before... a long time ago!

その 昔 |むかし

味わった こと が ある あじわった|||

あの 気迫 |きはく That spiritual energy... that of a demon!

鬼 の 気迫 は … おに||きはく|

あっ

ああ あっ

フフッ フフ フッ

フフ フフッ

あの 男 |おとこ It was him!

ただ 一 度 若き 日 の 俺 に 恐怖 を 感じ させ た あの 男 |ひと|たび|わかき|ひ||おれ||きょうふ||かんじ|さ せ|||おとこ The man who made me fearful, just once in my youth!

ケンシロウ へ の 恐怖 が 気 の 迷い か 否 か |||きょうふ||き||まよい||いな| Whether this fear is real or not...

やつ の 鬼 の 気迫 を のみ込む 以外 ない ! ||おに||きはく||のみこむ|いがい| I'll find out by swallowing that man's spiritual energy!

( リハク ) ぬ お っ これ は ?

( リハク の 部下 A ) リハク 様 雲 の 動き が 急に 速く ||ぶか|||さま|くも||うごき||きゅうに|はやく Rihaku-sama!

( リハク の 部下 B ) この よう な 空 は 初めて 見 ます ||ぶか|||||から||はじめて|み| I have never seen the sky like this!

( リハク ) うん …

そう か ラオウ か ! ラオウ が 動きだし た ん だ ||||||うごきだし||| I see, it's Raoh! He's on the move!

ラオウ 何 を する の か ? |なん|||| What are you going to do, Raoh?

( フドウ ) な に っ ユリア 様 が |||||さま| What?! Yuria-sama was...?

( キラ ) は っ 拳 王 と 共に いずこ か へ |||けん|おう||ともに||| Yes!

( バット ) ケ … ケン は ? ばっと||けん|

( オル ) 荒野 に 拳 王 を 追って … |こうや||けん|おう||おって He's gone after Ken-Oh into the wasteland.

ただ 拳 王 と の 闘い で 目 を やら れ まし て |けん|おう|||たたかい||め||||| But his eyes were wounded in the battle with Ken-Oh...

そ … そんな ! じゃ 目 が 見え ない の か よ |||め||みえ|||| No way!

( リン ) ケン … りん|けん

何とぞ … 何とぞ フドウ 様 の お 力 を なにとぞ|なにとぞ||さま|||ちから| We beg you to lend us your strength, Fudo-sama!

お 願い で ござい ます |ねがい||| We beg you!

( フドウ ) ん ん ん …

南 斗 最後 の 将 ユリア 様 を 助ける の は ― みなみ|と|さいご||すすむ||さま||たすける|| It is the duty of the Five Chariot Stars...

我々 五 車 星 ( ご しゃせい ) の 務め われわれ|いつ|くるま|ほし||||つとめ

だが もし 俺 が ここ を 離れ れ ば ||おれ||||はなれ|| But if I leave, who will take care of the children?

誰 が 子ども たち を だれ||こども||

どう なさ れ まし た フドウ 様 |な さ|||||さま What's the matter, Fudo-sama?

いい … いや - Well... - Please hurry!

( キラ ) お 急ぎ を ||いそぎ|

フドウ 様 どう か お 立ち ください |さま||||たち| Fudo-sama, please stand up!

フドウ 様 ! |さま Fudo-sama!

( タンジ ) 父さん ! |とうさん Dad!

( フドウ ) ん っ ?

は あっ

父さん これ とうさん| - Here, dad! - Fight!

闘って たたかって

僕 たち なら 大丈夫 だ よ ぼく|||だいじょうぶ|| We'll be fine!

いや あ しかし … お前 たち を 置 い て |||おまえ|||お||

心配 ない よ 父さん の 子ども だ もん しんぱい|||とうさん||こども|| Don't worry! We're your children, aren't we?

大事 な こと な ん でしょ だいじ||||| This is important, right?

行って よ 父さん 僕 たち みんな で 頑張って 待って る よ おこなって||とうさん|ぼく||||がんばって|まって|| Go ahead, dad! We'll work hard and wait for you!

お前 たち … おまえ| You guys...

( 子ども たち ) 父さん 早く 行って よ こども||とうさん|はやく|おこなって| - Dad! Fight! - Come back soon!

( バット ) エヘッ やる じゃ ねえ か この チビ ども ばっと||||||||

( リン ) フドウ さん の 子ども だ もん りん||||こども||

( 子ども たち ) ほら 早く 早く 早く こども|||はやく|はやく|はやく

ありがとう お前 たち |おまえ| Thank you, you guys!

よ ー し 父さん は 行って くる ぞ |-||とうさん||おこなって|| Alright, your dad's off! And he's coming back for sure!

そして 必ず お前 たち の も 下 へ 帰って くる |かならず|おまえ||||した||かえって|

アハ ハハ

( バット ) アハハ ハッ ばっと||

( リハク の 部下 たち ) ど ああ ! ( バット ) あっ ||ぶか||||ばっと|

( フドウ ) あ あっ

( 子ども たち ) う わ あっ ああ … こども|||||

( バット と リン ) あ あっ ばっと||りん||

( フドウ ) は ああ …

( ラオウ ) フフ フッ

フドウ う ぬ が 動か ず と も こちら から 出向 い て き た ぞ ||||うごか||||||しゅっこう||||| Fudo!

ラオウ ! なに ゆえ 貴 様 が ここ に |||とうと|さま|||

貴 様 の 拳 と 命 だ とうと|さま||けん||いのち| I want your fists, and your life!

この 肉体 より 恐怖 を 拭い去り 魔 王 と なる に は ― |にくたい||きょうふ||ぬぐいさり|ま|おう|||| To erase the fear from this body, and become the Demon King...

う ぬ の 中 に 流れる 鬼 の 血 が 必要 な の だ |||なか||ながれる|おに||ち||ひつよう||| I need the demon's blood flowing within you!

( フドウ ) う う っ

( ラオウ ) 今 で こそ 万 人 に 慕わ れる 善 の フドウ |いま|||よろず|じん||したわ||ぜん|| Fudo, you are now a good man, beloved by all!

だ か いかに 善人 の 皮 を かぶ ろ う と その 体 に は 鬼 の 血 が 流れ て おる |||ぜんにん||かわ|||||||からだ|||おに||ち||ながれ|| But no matter how hard you try and conceal yourself,

ケンシロウ を 倒す ため その 鬼 の 血 を もらい に き た ||たおす|||おに||ち||||| I have come for that demon's blood...

( フドウ ) ひ っ う う う う っ

♪ ~

~ ♪

( ナレーター ) 大 激突 ! ラオウ 対 フドウ なれーたー|だい|げきとつ||たい| A explosive battle! Raoh versus Fudo!

闘 気 吹き荒れ 天地 裂ける とき 鬼 は 復活 する たたか|き|ふきあれ|てんち|さける||おに||ふっかつ| When fighting spiritual energy flows and the heaven roars,

次回 北斗 の 拳 じかい|ほくと||けん FUDO, BE A DEMON FOR THOSE YOU LOVE!!

「 悪魔 の 挑戦 状 ! 」 あくま||ちょうせん|じょう A Challenge from the Devil!

「 フドウ 愛する 者 の ため に 鬼 と なれ ! ! 」 |あいする|もの||||おに||

( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る |ほくと||おきて|||おれ||まもる I will protect the code of the North Star.