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スラムダンク (Slam Dunk), Slam Dunk Episode 9

Slam Dunk Episode 9

( 観客 の 歓声 )

♪〜

〜♪

( ナレーション ) 赤木 ( あか ぎ ) の 親友 であり ライバル で も ある —

柔道 部 主将 の 青田 ( あおた ) が 桜木 花道 ( さくら ぎ はなみち ) に 目 を 付けた

何とか 桜木 を 柔道 部 に 入部 さ せよう と する 青田 は —

晴子 ( はるこ ) の 写真 を 餌 に …

( 青田 龍彦 ( たつ ひ こ )) さあ 桜木 花道 !

柔道 部 に 入部 すれば —

この 写真 を すべて お前 に やる と 言ったら どう する ?

( 桜木 花道 ) 何 です と ?

( 木暮 公 延 ( こぐ れ きみ の ぶ )) マ … マズ い ぞ 赤木

( 赤木 剛 憲 ( たけの り )) 桜木 は ああいう やつ だ

( 桜木 )“ オレ は バスケット を やる !”

ああ … ああ …

( 青田 ) さあ さあ さあ さあ ( 桜木 ) おお おお !

( 青田 ) さあ ( 桜木 ) おお おお !

写真 に 踊らさ れて る 完全に マズ い

( 青田 ) この 小学校 から 中学校 まで の 晴子 ちゃん の 写真

俺 だって これ を 手放す の は 惜しい 実に 口惜しい のだ

桜木 お前 なら 分かる だ ろ この 気持ち

同じ 晴子 ちゃん に 思い を 寄せる 者 と して …

うん 分かる 分かる

ああ … 妙な 連帯 感 が 生まれて る ぞ

ペテン 師 め

ここ まで そろえる のに —

実に 5 年 を かけた この 苦労 この 気合

お前 なら 分かる だろう 桜木

うん うん 分かる 分かる

それほど お前 を 必要 と して いる と いう こと だ

だから 柔道 部 に 入れ 桜木 !

嫌だ

何 !

桜木

奇跡 だ

ちょっと 待て じゃあ この 写真 は いら ん の か ?

いる !

は あ …

フッ そうだろう じゃあ 柔道 部 に 入る んだ な

嫌だ

お っ お前 を 信じて たよ 桜木

何 ! じゃあ この 晴子 ちゃん の 写真 は いら ん の か ?

いる !

( 木暮 ) あー !

フッ そうだろう じゃあ 柔道 部 に 入る んだ な

嫌だ

何 ! じゃあ この 写真 は いら ん の か ?

いる !

コラー !

そんな わがまま は この 青田 に は 通用 せんぞ !

フン いい よ じゃあ 実力 で 取る

うん ?

柔道 部 に は 入ら ん 写真 は もらう

アッハハハ !

桜木 の 性格 を 把握 して なかった な 青田

桜木 は そんな 汚い 取引 に 応じる ような やつ じゃ ない んだ

超 わがままな だけ だ

お っ やっぱり ?

子供 だ

しかし 今度 の わがまま ばかり は 相手 が 悪い

実力 で … か

フッ

この 俺 に そんな 口 を きいた の は 赤木 以外 に は お前 が 初めて だ

ゴリ ?

て め え ゴリ の 知り合い か ? 柔道 男

フッ 知り合い も 何も —

やつ と は 小学校 時代 から の 因縁 の 仲 だ

あれ は 忘れ も し ない 小学 5 年 の 時

俺 は すでに その 頃 柔道 部 の レギュラー に なり —

試合 でも 負け 知ら ず で 柔道 が 面白くて 仕方 が なかった

そこ で やつ に 言った んだ

( 青田 少年 ) おい 赤木

お前 も 柔道 部 に 入った ほう が いい ぞ

お前 なら 絶対 俺 みたいに 強く なる ぜ !

そ したら 絶対 柔道 が 面白く なる から よ な っ !

俺 は 自分 の 喜び を —

やつ に も 味わって もらい たくて 言った んだ

純粋な 善意 から な 友情 さ !

そ したら あの 男 何て 言った と 思う ?

( 赤木 少年 ) や だ よ かっこ悪い

( 青田 少年 ) だ ー !

なんて 野郎 だ !

いたいけな 少年 の 好意 を 踏みにじる と は !

そう 思う だ ろ 桜木

いや あんまり

やつ は 俺 の 心 に 傷 を つけた のだ

とにかく その 時 だ 俺 と やつ の 間 に 亀裂 が 生じた の は …

すべて あいつ が 悪い んだ !

覚えて る ?

まだ 根 に 持って や がった の か …

いや 待て ゴリ は 俺 に は もっと ひどい ぞ

おお おお やっぱり そう か どんな こと を ?

この 前 ゴリ の 頭 に ダンク か ましたら 首 絞め られた !

くう う う …

いや それ は 誰 だって 怒る だろう

そういう ん じゃ なくて な

何 ! わざと じゃ ない んだ ぞ !

俺 なんか 危うく 息 を 引き取り そうに なった と いう ほど の

待て まだ ある んだ

俺 に は やつ に よる 苦い 思い出 が …

あれ は 忘れ もし ねえ 小学 6 年 の 時 —

身体 測定 の 日 だった

俺 たち 2 人 は その頃 から 特別 体 が で かくて な

身長 体重 も 2 人 で 競い合って いた

( 保健 の 先生 ) わ あ 大きい わ 赤木 君 173 センチ

( 青田 ) しかし それ だけ なら まだ よかった

( 保健 の 先生 ) あら 青田 君 が クラス で 1 番 ね

( 青田 少年 ) ええ ー ! あ …

やっぱり な 柔道 なんか やって る から —

お前 は 短 足 な んだ よ

ああ …

( 赤木 少年 ) お前 は 短 足 な んだ よ

なんて 嫌な ガキ だ ! あんな こと 言わ なく たって いい だ ろ

( 赤木 少年 ) お前 は 短 足 な んだ よ

ど わ ー ! とどめ の 一撃 を !

それ に 俺 の 足 が 短い の は 柔道 の せい じゃ ない

生まれつき なんだ ー !

くう … ひどい と 思わ ん か 桜木 ?

思う

そんな こと 言った の か ?

ひどい な それ は

言った かな ?

( 青田 ) とにかく その 時 だ

ついに 俺 と やつ と の 間 に 生じた 亀裂 が 決定 的に なった の は …

すべて やつ が 悪い んだ

そう だ ! それ に ゴリ の やつ —

俺 に 基礎 ばかり やら せる ような ひどい やつ な んだ !

それ は 当たり前だ

いい か 桜木 一 番 厄介な の は —

やつ が 晴子 ちゃん の 兄貴 である と いう こと だ

おお

( 青田 ) なぜ だ ?

なぜ だ ?

なぜ あんな ご つい 男 が 晴子 ちゃん の 兄貴 な んだ !

あんなに 似て ない 兄妹 ( きょうだい ) が いて いい もの か ?

まさに 目 の 上 の たん こぶ

おお お ー !

そう だ ー !

この ー !

う う う … お … 落ち着けよ 赤木

あいつ に は 悪気 は ない んだ ああ … 多分

( 青田 ) どう だ 手 を 組ま ん か ? 桜木

俺 たち に は 共通の 目標 が ある

打倒 赤木 だ !

おお !

よし じゃあ ここ に 母 印 を

おお !

ああ っ

何 じゃ こりゃ !

て め え 勝手に 人 の 名前 を 書き や が って ! この 卑怯 者 !

桜木 この 写真 が いら ん の か ?

いる !

そう だろう じゃあ 柔道 部 に 入れ

嫌だ

フッ 振り 出し に 戻った か

だから 実力 で 取る っ つった だ ろ

めん どくせ え の は 嫌いだ

やはり 話し合い の 通じる 相手 で は なかった か

いつ 話し合い を した ?

だが それ で こそ 俺 の 見込んだ 男 よ

この 青田 龍彦 逃げ も 隠れ も せ ん

かかって こい 桜木 花道

( ドア が 開く 音 )

(3 人 ) チワース

うん ?

おお っ

( 青田 ) て や !

桜木 !

おお あれ は 桜木 じゃ ねえ か

俺 たち を こんなに した 桜木 だ

青田 さん やった !

俺 たち の かたき を 取って くれた んです ね

お 見事 背負い投げ 一 本 !

さすが 青田 さん だ

( 柔道 部員 たち ) や ー い ざま みろ 桜木 !

うるさい

( 柔道 部員 ) う … あ …

あっ す … すいません

痛 ( いて ) え

( 青田 ) 思わず 投げて しまった

組んで い られ なかった 何 だ 今 の 殺気 は ?

組んだ 瞬間 まるで 野獣 の ような 殺気 を 感じて —

思わず … 思わず 投げて しまった

この 野郎 !

柔道 技 を 使 いやがった な ! 上等だ !

ヘヘヘヘッ

ざ まあ みろ 桜木

おい 赤木 投げ られた ぞ

もう 止めよう ケガ でも したら …

く ぬう う う ー

( 青田 ) よし もう 一 度 確かめて やる

もしかしたら 俺 の 思って いた 以上 の 男 な の か ?

いく ぞ 桜木 !

柔道 は 組んだ 瞬間 に 相手 の 強 さ が 分かる んだ !

な に い !

さあ !

( 頭 突き する 音 )

あ …

( 柔道 部員 たち ) 青田 さん !

( 柔道 部員 ) ああ 俺 たち と 同じだ

( 柔道 部員 ) ち きしょう 桜木 め !

( 柔道 部員 ) 汚 ねえ ぞ 桜木 !

柔道 で 勝負 せんか ! 頭 突き は 反則 だ !

何 言って んだ 桜木 は 素人 だ ぞ

柔道 部 め メチャクチャ 言って や がる

( 桜木 ) あった !

これ これ

俺 の 知ら ない 晴子 さん が こ ー ん なに

これ さえ 手 に 入れば て め えら なんか に 用 は ねえ !

じゃあ ね 柔道 男 に よろしく !

( 柔道 部員 ) ま … 待て コラ !

ど っ おわ … あー !

ど … ど わ … ああ …

おお ! 青田 さん やった !

起死 回生 の 腕 ひし ぎ 十字 固め !

が あ … ああ … ああ …

さあ さあ 桜木 柔道 に は こんな 技 も ある んだ

柔道 部 に 入り たく なったろう

ハハハハハッ …

余計 入り たく なく なる わ い

さあ 柔道 部 に 入る んだ

く … 嫌だ

さあ さあ !

あー あー ああ !

( 彩子 ( あやこ )) 頑張る ぞ 今日 も 部活 だ 頑張る ぞっと

うん ? あれ は …

何 か な ?

わ っ !

ああ …

何 やって んです か ? 2 人 と も 柔道 部 なんか のぞいちゃ って …

変な 趣味 に 走った と か ?

た わけ

大変な んだ よ

うん ?

イッテー ! 放せ !

ああ !

何 やって ん の あの 子 は … まったく !

( 青田 ) バスケ 部 は やめて 柔道 部 に 入れ 桜木

( 桜木 ) 嫌だ ! うわ ー イタタ …

( 木暮 ) 青田 は 桜木 を —

100 年 に 1 人 の 逸材 だ と 言って る んだ 柔道 の

( 彩子 ) えー ! 大変じゃ ない !

あ … 早く 止め なくちゃ 木暮 先輩 !

( 木暮 ) そうだ 早く 止め ない と 腕 を 折ら れる ぞ

ん ? お お … いや … 俺 に は 無理だ

あの 2 人 を 止め られる わけ が ない

赤木 あの 2 人 と 渡り 合える の は お前 だけ だ

お前 しか あの 2 人 を 止め られ ん !

( 彩子 ) 赤木 先輩 !

( 赤木 ) 心配 する な

青田 は 桜木 を 柔道 部 に 欲しがって んだ

腕 を 折ったり なんか する もん か

( 木暮 ) う … しかし …

じゃあ 桜木 を 柔道 部 に 取ら れたら どう する んだ ?

せっかく バスケ 部員 らしく なって きた ところ な のに

( 赤木 ) それ は … 桜木 が 決める こと だ

バスケット は 他人 に やらさ れる もん じゃ ないだ ろ

フッ ここ まで 粘る と は さすが 桜木 だ

( 桜木 ) くっ ああ …

ぬ おお おお !

あっ !

( 青田 ) ぐ わ …

ゴリ 直 伝 首 絞め !

晴子 さん の 写真 を よこせ ! 柔道 男 !

ああ … こ … この 腕力

お前 は やはり 柔道 部 に 入る べきな のだ

て や !

ぐ わ !

あっ !

また 柔道 技 を …

野郎 … もう 完全に 怒った !

わくわく する ぜ 桜木

お前 なら 真剣に やれば すぐに うち の ナンバー 2( ツー ) だ

そして 来年 は エース だ

( 桜木 ) 写真 を よこせ !

お前 俺 の 言って る こと ちっとも 聞いて ない な

バスケ 部 は やめて 柔道 部 に 入れば 写真 はやる

さあ 今度 は こっち から いく ぞ !

う お っ

( 桜木 ) ふ ぬ ああ ー !

フン !

ああ …

うわ あ …

か … 肩車

( 衝撃 音 )

写真 を よこせ

フッ どう だ 柔道 は 面白い だ ろ 桜木

桜木 よ お前 が バスケット 部 に 入った の は —

晴子 ちゃん に 気 に 入ら れ たい から だろう

ハハ …

( 青田 ) だ が そんな 動機 で バスケット を やって も —

しょせん 長続き は し ない ぞ

うん ?

それ に 好きで も ない バスケ を お前 が やった ところ で —

晴子 ちゃん も うれしく は ない だろう

柔道 部 に 入れ 桜木 そして 全国 制覇 を 目指そう ぜ

嫌だ

意地 を 張る な 桜木

( 桜木 ) 俺 は バスケット を やる

( 青田 ) 何 !

なぜ だ ?

バスケットマン だ から だ

桜木 !

いい ぞ 桜木 花道 !

よかった よかった な 赤木

( 彩子 ) 赤木 先輩

( 赤木 ) フン まったく バカバカしい

時間 を 無駄に したわ

ウフッ

( 赤木 ) さあ 練習 だ 試合 は 近い ぞ

( 木暮 ) お ー ! ( 彩子 ) は ー い !

( 首 の 骨 の 音 ) ( 桜木 ) ああ 痛 え

あの 柔道 男 め 何 だった んだ 一体 …

はっ しまった ! 晴子 さん と どういう 関係 か 聞く の を 忘れた

“ たっちゃ ん ” なんて 呼ば れて 威張って や がった が …

まあ いい や

あんな 変な やつ は どうせ フラ れる に 決まって る

ヘヘヘッ ざ まあ みろ 柔道 男 め !

写真 も いずれ もらう !

( 女子 生徒 たち の 歓声 ) ( 女子 生徒 ) 流川 ( る かわ ) 君 !

( 桜木 ) おお !

あれ は 本物 の 晴子 さん

ああ やっぱり 本物 は いい

( 桜木 ) 晴子 さ ー ん !

ぐ ああ あ !

遅い ぞ 桜木 !

ぐう … あ … イデデ …

ちょっと ゴゴ … ゴゴ … ゴリ ! ゴリ !

( 赤木 晴子 ) は あ … お 兄ちゃん

さあ 練習 始める ぞ !

( 部員 たち ) はい !

( 赤木 ) 湘北 ! ファイッ !

( 部員 たち ) お ー !

( 桜木 ) ソーッ !

( 部員 たち ) エイオウ エイオウ エイオウ …

ダッシュ !

うん ?

( 桜木 ) ふ ぬ ー !

お ?

ダッシュ !

お っ

ふ ぬ !

ふ ぬ ぬ ぬ …!

( 赤木 ) ダッシュ !

ダーッシュ !

( 桜木 ) ふ ぬ ー !

( 桜木 ) 何 なんだ ゴリ の やつ

妙に 張り切って ん なあ 何 か いい こと あった の か なあ

俺 は バスケット を やる

バスケットマン だ から だ

バスケットマン だ から だ

( 部員 ) ソーッ !

( 部員 たち ) エイオウ エイオウ エイオウ …

ラスト 1( ワン )!

( 桜木 ) う っし ゃあ ー !

( ナレーション ) 赤木 の 闘志 に 火 を つけた 張本人 が 自分 である と は

夢にも 思わぬ 桜木 花道 だった

♪〜

〜♪

( 桜木 ) 基本 基本 の 退屈な 毎日 から —

ついに シュート の 練習 まで たどり着いた

ゴリ め ようやく 俺 の 天才 的 センス に 気 が ついた か

よ ー し 早速 スラムダンク を ぶち か まして …

( 赤木 ) バカタレ が !

まずは ドリブル シュート の 練習 だ シュート も 基本 が ある んだ

( 桜木 ) えー ! また 基本 ?

「 スラムダンク 」

“ 庶民 の シュート は むずかしい ”

見てくれ よ な


Slam Dunk Episode 9 slam|dunk|episode Slam Dunk Episode 9 Slam Dunk Episode 9 Slam Dunk Episodio 9 Slam Dunk Episode 9 灌篮高手第9集 灌籃高手第9集

( 観客 の 歓声 ) かんきゃく||かんせい (Audience cheers)

♪〜 ♪ ~

〜♪

( ナレーション ) 赤木 ( あか ぎ ) の 親友 であり ライバル で も ある — なれーしょん|あかぎ||||しんゆう||らいばる|||

柔道 部 主将 の 青田 ( あおた ) が 桜木 花道 ( さくら ぎ はなみち ) に 目 を 付けた じゅうどう|ぶ|しゅしょう||あおた|||さくらぎ|はなみち|||||め||つけた

何とか 桜木 を 柔道 部 に 入部 さ せよう と する 青田 は — なんとか|さくらぎ||じゅうどう|ぶ||にゅうぶ|||||あおた|

晴子 ( はるこ ) の 写真 を 餌 に … はるこ|||しゃしん||えさ|

( 青田 龍彦 ( たつ ひ こ )) さあ 桜木 花道 ! あおた|たつひこ|||||さくらぎ|はなみち

柔道 部 に 入部 すれば — じゅうどう|ぶ||にゅうぶ|

この 写真 を すべて お前 に やる と 言ったら どう する ? |しゃしん|||おまえ||||いったら||

( 桜木 花道 ) 何 です と ? さくらぎ|はなみち|なん||

( 木暮 公 延 ( こぐ れ きみ の ぶ )) マ … マズ い ぞ 赤木 こぐれ|おおやけ|のぶ||||||||||あかぎ

( 赤木 剛 憲 ( たけの り )) 桜木 は ああいう やつ だ あかぎ|かたし|けん|||さくらぎ||||

( 桜木 )“ オレ は バスケット を やる !” さくらぎ|おれ||ばすけっと||

ああ … ああ …

( 青田 ) さあ さあ さあ さあ ( 桜木 ) おお おお ! あおた|||||さくらぎ||

( 青田 ) さあ ( 桜木 ) おお おお ! あおた||さくらぎ||

写真 に 踊らさ れて る 完全に マズ い しゃしん||おどらさ|||かんぜんに||

( 青田 ) この 小学校 から 中学校 まで の 晴子 ちゃん の 写真 あおた||しょうがっこう||ちゅうがっこう|||はるこ|||しゃしん

俺 だって これ を 手放す の は 惜しい 実に 口惜しい のだ おれ||||てばなす|||おしい|じつに|くちおしい|

桜木 お前 なら 分かる だ ろ この 気持ち さくらぎ|おまえ||わかる||||きもち

同じ 晴子 ちゃん に 思い を 寄せる 者 と して … おなじ|はるこ|||おもい||よせる|もの||

うん 分かる 分かる |わかる|わかる

ああ … 妙な 連帯 感 が 生まれて る ぞ |みょうな|れんたい|かん||うまれて||

ペテン 師 め |し|

ここ まで そろえる のに —

実に 5 年 を かけた この 苦労 この 気合 じつに|とし||||くろう||きあい

お前 なら 分かる だろう 桜木 おまえ||わかる||さくらぎ

うん うん 分かる 分かる ||わかる|わかる

それほど お前 を 必要 と して いる と いう こと だ |おまえ||ひつよう|||||||

だから 柔道 部 に 入れ 桜木 ! |じゅうどう|ぶ||いれ|さくらぎ

嫌だ いやだ

何 ! なん

桜木 さくらぎ

奇跡 だ きせき|

ちょっと 待て じゃあ この 写真 は いら ん の か ? |まて|||しゃしん|||||

いる !

は あ …

フッ そうだろう じゃあ 柔道 部 に 入る んだ な |そう だろう||じゅうどう|ぶ||はいる||

嫌だ いやだ

お っ お前 を 信じて たよ 桜木 ||おまえ||しんじて||さくらぎ

何 ! じゃあ この 晴子 ちゃん の 写真 は いら ん の か ? なん|||はるこ|||しゃしん|||||

いる !

( 木暮 ) あー ! こぐれ|

フッ そうだろう じゃあ 柔道 部 に 入る んだ な |そう だろう||じゅうどう|ぶ||はいる||

嫌だ いやだ

何 ! じゃあ この 写真 は いら ん の か ? なん|||しゃしん|||||

いる !

コラー !

そんな わがまま は この 青田 に は 通用 せんぞ ! ||||あおた|||つうよう|

フン いい よ じゃあ 実力 で 取る ふん||||じつりょく||とる

うん ?

柔道 部 に は 入ら ん   写真 は もらう じゅうどう|ぶ|||はいら||しゃしん||

アッハハハ !

桜木 の 性格 を 把握 して なかった な 青田 さくらぎ||せいかく||はあく||||あおた

桜木 は そんな 汚い 取引 に 応じる ような やつ じゃ ない んだ さくらぎ|||きたない|とりひき||おうじる|||||

超 わがままな だけ だ ちょう|||

お っ やっぱり ?

子供 だ こども|

しかし 今度 の わがまま ばかり は 相手 が 悪い |こんど|||||あいて||わるい

実力 で … か じつりょく||

フッ

この 俺 に そんな 口 を きいた の は 赤木 以外 に は お前 が 初めて だ |おれ|||くち|||||あかぎ|いがい|||おまえ||はじめて|

ゴリ ?

て め え ゴリ の 知り合い か ? 柔道 男 |||||しりあい||じゅうどう|おとこ

フッ 知り合い も 何も — |しりあい||なにも

やつ と は 小学校 時代 から の 因縁 の 仲 だ |||しょうがっこう|じだい|||いんねん||なか|

あれ は 忘れ も し ない 小学 5 年 の 時 ||わすれ||||しょうがく|とし||じ

俺 は すでに その 頃 柔道 部 の レギュラー に なり — おれ||||ころ|じゅうどう|ぶ||れぎゅらー||

試合 でも 負け 知ら ず で 柔道 が 面白くて 仕方 が なかった しあい||まけ|しら|||じゅうどう||おもしろくて|しかた||

そこ で やつ に 言った んだ ||||いった|

( 青田 少年 ) おい 赤木 あおた|しょうねん||あかぎ

お前 も 柔道 部 に 入った ほう が いい ぞ おまえ||じゅうどう|ぶ||はいった||||

お前 なら 絶対 俺 みたいに 強く なる ぜ ! おまえ||ぜったい|おれ||つよく||

そ したら 絶対 柔道 が 面白く なる から よ な っ ! ||ぜったい|じゅうどう||おもしろく|||||

俺 は 自分 の 喜び を — おれ||じぶん||よろこび|

やつ に も 味わって もらい たくて 言った んだ |||あじわって|||いった|

純粋な 善意 から な   友情 さ ! じゅんすいな|ぜんい|||ゆうじょう|

そ したら あの 男 何て 言った と 思う ? |||おとこ|なんて|いった||おもう

( 赤木 少年 ) や だ よ かっこ悪い あかぎ|しょうねん||||かっこわるい

( 青田 少年 ) だ ー ! あおた|しょうねん||-

なんて 野郎 だ ! |やろう|

いたいけな 少年 の 好意 を 踏みにじる と は ! |しょうねん||こうい||ふみにじる||

そう 思う だ ろ 桜木 |おもう|||さくらぎ

いや あんまり

やつ は 俺 の 心 に 傷 を つけた のだ ||おれ||こころ||きず|||

とにかく その 時 だ 俺 と やつ の 間 に 亀裂 が 生じた の は … ||じ||おれ||||あいだ||きれつ||しょうじた||

すべて あいつ が 悪い んだ ! |||わるい|

覚えて る ? おぼえて|

まだ 根 に 持って や がった の か … |ね||もって||||

いや 待て ゴリ は 俺 に は もっと ひどい ぞ |まて|||おれ|||||

おお おお やっぱり そう か どんな こと を ?

この 前 ゴリ の 頭 に ダンク か ましたら 首 絞め られた ! |ぜん|||あたま|||||くび|しめ|

くう う う …

いや それ は 誰 だって 怒る だろう |||だれ||いかる|

そういう ん じゃ なくて な

何 ! わざと じゃ ない んだ ぞ ! なん|||||

俺 なんか 危うく 息 を 引き取り そうに なった と いう ほど の おれ||あやうく|いき||ひきとり|そう に|||||

待て まだ ある んだ まて|||

俺 に は やつ に よる 苦い 思い出 が … おれ||||||にがい|おもいで|

あれ は 忘れ もし ねえ 小学 6 年 の 時 — ||わすれ|||しょうがく|とし||じ

身体 測定 の 日 だった からだ|そくてい||ひ|

俺 たち 2 人 は その頃 から 特別 体 が で かくて な おれ||じん||そのころ||とくべつ|からだ||||

身長 体重 も 2 人 で 競い合って いた しんちょう|たいじゅう||じん||きそいあって|

( 保健 の 先生 ) わ あ 大きい わ 赤木 君 173 センチ ほけん||せんせい|||おおきい||あかぎ|きみ|せんち

( 青田 ) しかし それ だけ なら まだ よかった あおた||||||

( 保健 の 先生 ) あら 青田 君 が クラス で 1 番 ね ほけん||せんせい||あおた|きみ||くらす||ばん|

( 青田 少年 ) ええ ー ! あ … あおた|しょうねん||-|

やっぱり な 柔道 なんか やって る から — ||じゅうどう||||

お前 は 短 足 な んだ よ おまえ||みじか|あし|||

ああ …

( 赤木 少年 ) お前 は 短 足 な んだ よ あかぎ|しょうねん|おまえ||みじか|あし|||

なんて 嫌な ガキ だ ! あんな こと 言わ なく たって いい だ ろ |いやな|がき||||いわ|||||

( 赤木 少年 ) お前 は 短 足 な んだ よ あかぎ|しょうねん|おまえ||みじか|あし|||

ど わ ー ! とどめ の 一撃 を ! ||-|||いちげき|

それ に 俺 の 足 が 短い の は 柔道 の せい じゃ ない ||おれ||あし||みじかい|||じゅうどう||||

生まれつき なんだ ー ! うまれつき||-

くう … ひどい と 思わ ん か 桜木 ? |||おもわ|||さくらぎ

思う おもう

そんな こと 言った の か ? ||いった||

ひどい な それ は

言った かな ? いった|

( 青田 ) とにかく その 時 だ あおた|||じ|

ついに 俺 と やつ と の 間 に 生じた 亀裂 が 決定 的に なった の は … |おれ|||||あいだ||しょうじた|きれつ||けってい|てきに|||

すべて やつ が 悪い んだ |||わるい|

そう だ ! それ に ゴリ の やつ —

俺 に 基礎 ばかり やら せる ような ひどい やつ な んだ ! おれ||きそ||||||||

それ は 当たり前だ ||あたりまえだ

いい か 桜木   一 番 厄介な の は — ||さくらぎ|ひと|ばん|やっかいな||

やつ が 晴子 ちゃん の 兄貴 である と いう こと だ ||はるこ|||あにき|||||

おお

( 青田 ) なぜ だ ? あおた||

なぜ だ ?

なぜ あんな ご つい 男 が 晴子 ちゃん の 兄貴 な んだ ! ||||おとこ||はるこ|||あにき||

あんなに 似て ない 兄妹 ( きょうだい ) が いて いい もの か ? |にて||きょうだい||||||

まさに 目 の 上 の たん こぶ |め||うえ|||

おお お ー ! ||-

そう だ ー ! ||-

この ー ! |-

う う う … お … 落ち着けよ 赤木 ||||おちつけよ|あかぎ

あいつ に は 悪気 は ない んだ ああ … 多分 |||わるぎ|||||たぶん

( 青田 ) どう だ 手 を 組ま ん か ? 桜木 あおた|||て||くま|||さくらぎ

俺 たち に は 共通の 目標 が ある おれ||||きょうつうの|もくひょう||

打倒 赤木 だ ! だとう|あかぎ|

おお !

よし じゃあ ここ に 母 印 を ||||はは|いん|

おお !

ああ っ

何 じゃ こりゃ ! なん||

て め え 勝手に 人 の 名前 を 書き や が って ! この 卑怯 者 ! |||かってに|じん||なまえ||かき|||||ひきょう|もの

桜木 この 写真 が いら ん の か ? さくらぎ||しゃしん|||||

いる !

そう だろう じゃあ 柔道 部 に 入れ |||じゅうどう|ぶ||いれ

嫌だ いやだ

フッ 振り 出し に 戻った か |ふり|だし||もどった|

だから 実力 で 取る っ つった だ ろ |じつりょく||とる||||

めん どくせ え の は 嫌いだ |||||きらいだ

やはり 話し合い の 通じる 相手 で は なかった か |はなしあい||つうじる|あいて||||

いつ 話し合い を した ? |はなしあい||

だが それ で こそ 俺 の 見込んだ 男 よ ||||おれ||みこんだ|おとこ|

この 青田 龍彦 逃げ も 隠れ も せ ん |あおた|たつひこ|にげ||かくれ|||

かかって こい 桜木 花道 ||さくらぎ|はなみち

( ドア が 開く 音 ) どあ||あく|おと

(3 人 ) チワース じん|

うん ?

おお っ

( 青田 ) て や ! あおた||

桜木 ! さくらぎ

おお あれ は 桜木 じゃ ねえ か |||さくらぎ|||

俺 たち を こんなに した 桜木 だ おれ|||||さくらぎ|

青田 さん やった ! あおた||

俺 たち の かたき を 取って くれた んです ね おれ|||||とって|||

お 見事   背負い投げ 一 本 ! |みごと|せおいなげ|ひと|ほん

さすが 青田 さん だ |あおた||

( 柔道 部員 たち ) や ー い ざま みろ 桜木 ! じゅうどう|ぶいん|||-||||さくらぎ

うるさい

( 柔道 部員 ) う … あ … じゅうどう|ぶいん||

あっ す … すいません

痛 ( いて ) え つう||

( 青田 ) 思わず 投げて しまった あおた|おもわず|なげて|

組んで い られ なかった 何 だ 今 の 殺気 は ? くんで||||なん||いま||さっき|

組んだ 瞬間 まるで 野獣 の ような 殺気 を 感じて — くんだ|しゅんかん||やじゅう|||さっき||かんじて

思わず … 思わず 投げて しまった おもわず|おもわず|なげて|

この 野郎 ! |やろう

柔道 技 を 使 いやがった な ! 上等だ ! じゅうどう|わざ||つか|||じょうとうだ

ヘヘヘヘッ

ざ まあ みろ 桜木 |||さくらぎ

おい 赤木 投げ られた ぞ |あかぎ|なげ||

もう 止めよう   ケガ でも したら … |とどめよう|けが||

く ぬう う う ー ||||-

( 青田 ) よし もう 一 度 確かめて やる あおた|||ひと|たび|たしかめて|

もしかしたら 俺 の 思って いた 以上 の 男 な の か ? |おれ||おもって||いじょう||おとこ|||

いく ぞ 桜木 ! ||さくらぎ

柔道 は 組んだ 瞬間 に 相手 の 強 さ が 分かる んだ ! じゅうどう||くんだ|しゅんかん||あいて||つよ|||わかる|

な に い !

さあ !

( 頭 突き する 音 ) あたま|つき||おと

あ …

( 柔道 部員 たち ) 青田 さん ! じゅうどう|ぶいん||あおた|

( 柔道 部員 ) ああ 俺 たち と 同じだ じゅうどう|ぶいん||おれ|||おなじだ

( 柔道 部員 ) ち きしょう 桜木 め ! じゅうどう|ぶいん|||さくらぎ|

( 柔道 部員 ) 汚 ねえ ぞ 桜木 ! じゅうどう|ぶいん|きたな|||さくらぎ

柔道 で 勝負 せんか ! 頭 突き は 反則 だ ! じゅうどう||しょうぶ||あたま|つき||はんそく|

何 言って んだ   桜木 は 素人 だ ぞ なん|いって||さくらぎ||しろうと||

柔道 部 め メチャクチャ 言って や がる じゅうどう|ぶ|||いって||

( 桜木 ) あった ! さくらぎ|

これ これ

俺 の 知ら ない 晴子 さん が こ ー ん なに おれ||しら||はるこ||||-||

これ さえ 手 に 入れば て め えら なんか に 用 は ねえ ! ||て||はいれば||||||よう||

じゃあ ね 柔道 男 に よろしく ! ||じゅうどう|おとこ||

( 柔道 部員 ) ま … 待て コラ ! じゅうどう|ぶいん||まて|

ど っ おわ … あー !

ど … ど わ … ああ …

おお ! 青田 さん やった ! |あおた||

起死 回生 の 腕 ひし ぎ 十字 固め ! きし|かいせい||うで|||じゅうじ|かため

が あ … ああ … ああ …

さあ さあ 桜木 柔道 に は こんな 技 も ある んだ ||さくらぎ|じゅうどう||||わざ|||

柔道 部 に 入り たく なったろう じゅうどう|ぶ||はいり||

ハハハハハッ …

余計 入り たく なく なる わ い よけい|はいり|||||

さあ 柔道 部 に 入る んだ |じゅうどう|ぶ||はいる|

く … 嫌だ |いやだ

さあ さあ !

あー あー ああ !

( 彩子 ( あやこ )) 頑張る ぞ 今日 も 部活 だ 頑張る ぞっと あやこ||がんばる||きょう||ぶかつ||がんばる|

うん ? あれ は …

何 か な ? なん||

わ っ !

ああ …

何 やって んです か ? 2 人 と も 柔道 部 なんか のぞいちゃ って … なん||||じん|||じゅうどう|ぶ|||

変な 趣味 に 走った と か ? へんな|しゅみ||はしった||

た わけ

大変な んだ よ たいへんな||

うん ?

イッテー ! 放せ ! |はなせ

ああ !

何 やって ん の あの 子 は … まったく ! なん|||||こ||

( 青田 ) バスケ 部 は やめて 柔道 部 に 入れ 桜木 あおた||ぶ|||じゅうどう|ぶ||いれ|さくらぎ

( 桜木 ) 嫌だ ! うわ ー イタタ … さくらぎ|いやだ||-|

( 木暮 ) 青田 は 桜木 を — こぐれ|あおた||さくらぎ|

100 年 に 1 人 の 逸材 だ と 言って る んだ 柔道 の とし||じん||いつざい|||いって|||じゅうどう|

( 彩子 ) えー ! 大変じゃ ない ! あやこ||たいへんじゃ|

あ … 早く 止め なくちゃ 木暮 先輩 ! |はやく|とどめ||こぐれ|せんぱい

( 木暮 ) そうだ 早く 止め ない と 腕 を 折ら れる ぞ こぐれ|そう だ|はやく|とどめ|||うで||おら||

ん ? お お … いや … 俺 に は 無理だ ||||おれ|||むりだ

あの 2 人 を 止め られる わけ が ない |じん||とどめ||||

赤木 あの 2 人 と 渡り 合える の は お前 だけ だ あかぎ||じん||わたり|あえる|||おまえ||

お前 しか あの 2 人 を 止め られ ん ! おまえ|||じん||とどめ||

( 彩子 ) 赤木 先輩 ! あやこ|あかぎ|せんぱい

( 赤木 ) 心配 する な あかぎ|しんぱい||

青田 は 桜木 を 柔道 部 に 欲しがって んだ あおた||さくらぎ||じゅうどう|ぶ||ほしがって|

腕 を 折ったり なんか する もん か うで||おったり||||

( 木暮 ) う … しかし … こぐれ||

じゃあ 桜木 を 柔道 部 に 取ら れたら どう する んだ ? |さくらぎ||じゅうどう|ぶ||とら||||

せっかく バスケ 部員 らしく なって きた ところ な のに ||ぶいん||||||

( 赤木 ) それ は … 桜木 が 決める こと だ あかぎ|||さくらぎ||きめる||

バスケット は 他人 に やらさ れる もん じゃ ないだ ろ ばすけっと||たにん|||||||

フッ ここ まで 粘る と は さすが 桜木 だ |||ねばる||||さくらぎ|

( 桜木 ) くっ ああ … さくらぎ||

ぬ おお おお !

あっ !

( 青田 ) ぐ わ … あおた||

ゴリ 直 伝 首 絞め ! |なお|つたい|くび|しめ

晴子 さん の 写真 を よこせ ! 柔道 男 ! はるこ|||しゃしん|||じゅうどう|おとこ

ああ … こ … この 腕力 |||わんりょく

お前 は やはり 柔道 部 に 入る べきな のだ おまえ|||じゅうどう|ぶ||はいる||

て や !

ぐ わ !

あっ !

また 柔道 技 を … |じゅうどう|わざ|

野郎 … もう 完全に 怒った ! やろう||かんぜんに|いかった

わくわく する ぜ 桜木 |||さくらぎ

お前 なら 真剣に やれば すぐに うち の ナンバー 2( ツー ) だ おまえ||しんけんに|||||なんばー||

そして 来年 は エース だ |らいねん||えーす|

( 桜木 ) 写真 を よこせ ! さくらぎ|しゃしん||

お前 俺 の 言って る こと ちっとも 聞いて ない な おまえ|おれ||いって||||きいて||

バスケ 部 は やめて 柔道 部 に 入れば 写真 はやる |ぶ|||じゅうどう|ぶ||はいれば|しゃしん|

さあ 今度 は こっち から いく ぞ ! |こんど|||||

う お っ

( 桜木 ) ふ ぬ ああ ー ! さくらぎ||||-

フン ! ふん

ああ …

うわ あ …

か … 肩車 |かたぐるま

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

写真 を よこせ しゃしん||

フッ どう だ 柔道 は 面白い だ ろ 桜木 |||じゅうどう||おもしろい|||さくらぎ

桜木 よ お前 が バスケット 部 に 入った の は — さくらぎ||おまえ||ばすけっと|ぶ||はいった||

晴子 ちゃん に 気 に 入ら れ たい から だろう はるこ|||き||はいら||||

ハハ …

( 青田 ) だ が そんな 動機 で バスケット を やって も — あおた||||どうき||ばすけっと|||

しょせん 長続き は し ない ぞ |ながつづき||||

うん ?

それ に 好きで も ない バスケ を お前 が やった ところ で — ||すきで|||||おまえ||||

晴子 ちゃん も うれしく は ない だろう はるこ||||||

柔道 部 に 入れ 桜木 そして 全国 制覇 を 目指そう ぜ じゅうどう|ぶ||いれ|さくらぎ||ぜんこく|せいは||めざそう|

嫌だ いやだ

意地 を 張る な 桜木 いじ||はる||さくらぎ

( 桜木 ) 俺 は バスケット を やる さくらぎ|おれ||ばすけっと||

( 青田 ) 何 ! あおた|なん

なぜ だ ?

バスケットマン だ から だ

桜木 ! さくらぎ

いい ぞ 桜木 花道 ! ||さくらぎ|はなみち

よかった よかった な 赤木 |||あかぎ

( 彩子 ) 赤木 先輩 あやこ|あかぎ|せんぱい

( 赤木 ) フン まったく バカバカしい あかぎ|ふん||ばかばかしい

時間 を 無駄に したわ じかん||むだに|

ウフッ

( 赤木 ) さあ 練習 だ   試合 は 近い ぞ あかぎ||れんしゅう||しあい||ちかい|

( 木暮 ) お ー ! ( 彩子 ) は ー い ! こぐれ||-|あやこ||-|

( 首 の 骨 の 音 ) ( 桜木 ) ああ 痛 え くび||こつ||おと|さくらぎ||つう|

あの 柔道 男 め 何 だった んだ 一体 … |じゅうどう|おとこ||なん|||いったい

はっ しまった ! 晴子 さん と どういう 関係 か 聞く の を 忘れた ||はるこ||||かんけい||きく|||わすれた

“ たっちゃ ん ” なんて 呼ば れて 威張って や がった が … |||よば||いばって|||

まあ いい や

あんな 変な やつ は どうせ フラ れる に 決まって る |へんな|||||||きまって|

ヘヘヘッ ざ まあ みろ 柔道 男 め ! ||||じゅうどう|おとこ|

写真 も いずれ もらう ! しゃしん|||

( 女子 生徒 たち の 歓声 ) ( 女子 生徒 ) 流川 ( る かわ ) 君 ! じょし|せいと|||かんせい|じょし|せいと|ながれかわ|||きみ

( 桜木 ) おお ! さくらぎ|

あれ は 本物 の 晴子 さん ||ほんもの||はるこ|

ああ やっぱり 本物 は いい ||ほんもの||

( 桜木 ) 晴子 さ ー ん ! さくらぎ|はるこ||-|

ぐ ああ あ !

遅い ぞ 桜木 ! おそい||さくらぎ

ぐう … あ … イデデ …

ちょっと ゴゴ … ゴゴ … ゴリ ! ゴリ !

( 赤木 晴子 ) は あ … お 兄ちゃん あかぎ|はるこ||||にいちゃん

さあ 練習 始める ぞ ! |れんしゅう|はじめる|

( 部員 たち ) はい ! ぶいん||

( 赤木 ) 湘北 ! ファイッ ! あかぎ|しょうきた|

( 部員 たち ) お ー ! ぶいん|||-

( 桜木 ) ソーッ ! さくらぎ|

( 部員 たち ) エイオウ エイオウ エイオウ … ぶいん||||

ダッシュ ! だっしゅ

うん ?

( 桜木 ) ふ ぬ ー ! さくらぎ|||-

お ?

ダッシュ ! だっしゅ

お っ

ふ ぬ !

ふ ぬ ぬ ぬ …!

( 赤木 ) ダッシュ ! あかぎ|だっしゅ

ダーッシュ !

( 桜木 ) ふ ぬ ー ! さくらぎ|||-

( 桜木 ) 何 なんだ ゴリ の やつ さくらぎ|なん||||

妙に 張り切って ん なあ 何 か いい こと あった の か なあ みょうに|はりきって|||なん|||||||

俺 は バスケット を やる おれ||ばすけっと||

バスケットマン だ から だ

バスケットマン だ から だ

( 部員 ) ソーッ ! ぶいん|

( 部員 たち ) エイオウ エイオウ エイオウ … ぶいん||||

ラスト 1( ワン )! らすと|わん

( 桜木 ) う っし ゃあ ー ! さくらぎ||||-

( ナレーション ) 赤木 の 闘志 に 火 を つけた 張本人 が 自分 である と は なれーしょん|あかぎ||とうし||ひ|||ちょうほんにん||じぶん|||

夢にも 思わぬ 桜木 花道 だった ゆめにも|おもわぬ|さくらぎ|はなみち|

♪〜

〜♪

( 桜木 ) 基本 基本 の 退屈な 毎日 から — さくらぎ|きほん|きほん||たいくつな|まいにち|

ついに シュート の 練習 まで たどり着いた |しゅーと||れんしゅう||たどりついた

ゴリ め ようやく 俺 の 天才 的 センス に 気 が ついた か |||おれ||てんさい|てき|せんす||き|||

よ ー し 早速 スラムダンク を ぶち か まして … |-||さっそく|||||

( 赤木 ) バカタレ が ! あかぎ||

まずは ドリブル シュート の 練習 だ シュート も 基本 が ある んだ |どりぶる|しゅーと||れんしゅう||しゅーと||きほん|||

( 桜木 ) えー ! また 基本 ? さくらぎ|||きほん

「 スラムダンク 」

“ 庶民 の シュート は むずかしい ” しょみん||しゅーと||

見てくれ よ な みてくれ||