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1 - Harry Potter, 11.2 クィディッチ – Text to read

1 - Harry Potter, 11.2 クィディッチ

Semi-gevorderd 1 Japans lesson to practice reading

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11.2 クィディッチ

十一 時 には 学校 中 が クィディッチ 競技場 の 観客席 に つめかけていた 。 双眼鏡 を 持って いる 生徒 も たくさん いる 。 観客席 は 空中 高く に 設けられて いた が 、それでも 試合 の 動き が 見にくい こと も あった 。 ロン と ハーマイオニー は ネビル 、シェーマス 、ウエストハム ・サッカー チーム の ファン の ディーン たち と 一緒に 最上段 に 陣取った 。 ハリー を びっくり させて やろう と 、スキャバーズ が かじって ボロボロ に した シーツ で 大きな 旗 を 作り 、「ポッター を 大統領 に 」と 書いて 、その 下 に 絵 の うまい ディーン が グリフィンドール 寮 の シンボル の ライオン を 描いた 。 ハーマイオニー が ちょっと 複雑な 魔法 を かけて 、絵 が いろいろな 色 に 光る ように なって いた 。

一方 、更衣室 で は 、選手 たち が クィディッチ 用 の 真紅 の ローブ に 着替えて いた (スリザリン は 緑色 を 着た )。

ウッド が 咳払い を して 骨 を 静かに させた 。

「いい か 、野郎 ども 」

「あら 女性 も いる の よ 」

チェイサー の アンジェリーナ ・ジョンソン が つけ加えた 。

「そして 女性 諸君 」ウッド が 訂正 する 。 「いよいよ だ 」

「大 試合 だ ぞ 」フレッド ・ウィーズリー が 声 を 張り上げた 。

「待ち望んで いた 試合 だ 」ジョージ ・ウィーズリー が 続けた 。

「オリバー の スピーチ なら 空 で 言える よ 。 僕ら は 去年 も チーム に いた から ね 」

フレッド が ハリー に 話しかけた 。

「黙れ よ 。 そこ の 二人 」と ウッド が たしなめた 。

「今年 は 、ここ 何 年 ぶり か の 最高の グリフィンドール ・チーム だ 。 この 試合 は 間違い なく いただき だ 」

そして ウッド は 「負けたら 承知 し ない ぞ 」と でも 言う ように 全員 を にらみつけた 。

「よーし 。 さあ 時間だ 。 全員 、頑張れ よ 」

ハリーは フレッドと ジョージの 後に ついて 更衣室を 出た 。 膝が 震えません ように と 祈りながら 、大歓声に 迎えられて グラウンドに 出た 。 マダム・フーチ が 審判だ。 競技場 の 真ん中 に 立ち 、箒 を 手 に 両 チーム を 待っていた 。

「さあ 、皆さん 、正々堂々 戦いましょう 」全選手が 周りに 集まるのを 待って 先生が 言った 。 どうも スリザリン の キャプテン 、五 年生 の マーカス ・フリント に 向かって 言っている らしい こと に ハリー は 気づいた 。 フリント つて 、トロール の 血 が 流れている みたいだ 、と ハリー は 思った 。 ふと 旗 が 目 に 入った 。 「ポッター を 大統領 に 」と 点滅 し ながら 、大 観衆 の 頭上 に 高々 と はためいている 。 ハリー は 心が 踊り 、勇気が わいてきた 。

「よーい 、箒に 乗って 」

ハリー は ニンバス 2000にまたがった。

フーチ 審判 の 銀の 笛が 高らかに 鳴った 。

十五 本 の 箒 が 空 へ 舞い上がる 。 高く 、さらに 高く 。 試合 開始 だ 。

「 さて 、 クアッフル は たちまち グリフィンドール の アンジェリーナ ・ ジョンソン が 取りました ── 何て 素晴らしい チェイサー でしょう 。 その 上 かなり 魅力的 であります 」「ジョーダン ! 」「失礼 しました 、先生 」双子 の ウィーズリー の 仲間 、リー ・ジョーダン が 、マクゴナガル 先生 の 厳しい 監視 を 受け ながら 実況 放送 して いる 。 「ジョンソン 選手 、突っ走って おります 。 アリシア ・スピネット に きれいな パス 。 オリバー ・ウッド は よい 選手 を 見つけた ものです 。 去年 は まだ 補欠 でした ──ジョンソン に クアッフル が 返る 、そして ──あ 、ダメです 。 スリザリン が クアッフル を 奪いました 。 キャプテン の マーカス ・フリント が 取って 走る ──鷲 の ように 舞い上がって おります ──ゴール を 決める か ──いや 、グリフィンドール の キーパー 、ウッド が 素晴らしい 動き で 、ストップ しました 。 クアッフル は 再び グリフィンドール へ ── あ 、 あれ は グリフィンドール の チェイサー 、 ケイティ ・ べ ル です 。 フリント の 周りで 素晴らしい 急降下 です 。 ゴール に 向かって 飛びます ──あいたっ ! ──これ は 痛かった 。 ブラッジャー が 後頭部 に ぶつかりました ──クアッフル は スリザリン に 取られました ──今度 は エイドリアン ・ピュシー が ゴール に 向かって ダッシュ して います 。 しかし 、これ は 別の ブラッジャー に 阻まれました ──フレッド なのか ジョージ なのか 見分け は つきません が 、ウィーズリー の どちら か が ねらい撃ち を かけました ──グリフィンドール 、ビーター の ファインプレイ です ね 。 そして クアッフル は 再び ジョンソン の 手 に 。 前方 に は 誰 も いません 。 さあ 飛びだしました ──ジョンソン 選手 、飛びます ──ブラッジャー が ものすごい スピード で 襲う のを かわします ──ゴール は 目の前 だ ──頑張れ 、今 だ 、アンジェリーナ ──キーパー の ブレッチリー が 飛びつく ──が 、ミス した ──グリフィンドール 先取点 ! 」グリフィンドール の 大 歓声 が 寒空 いっぱい に 広がった 。 スリザリン 側 から ヤジ と ため息 が 上がった 。

「ちょいと 詰めて くれ や 」

「ハグリッド ! 」ロン と ハーマイオニー は ギュッと 詰めて 、ハグリッド が 一緒に 座れる よう 広く 場所 を 空けた 。 「俺 も 小屋 から 見て おった んだ が ……」

首 から ぶら下げた 大きな 双眼鏡 を ポンポン 叩き ながら ハグリッド が 言った 。

「やっぱり 、観客 の 中 で 見る の と は また 違う ので な 。 スニッチ は まだ 現れん か 、え ? 」「まだ だ よ 。 今のところ ハリー は あんまり する こと が ない よ 」ロン が 答えた 。

「トラブル に 巻き込まれん ように して おる んだろう が 。 それ だけ でも ええ 」

ハグリッド は 双眼鏡 を 上 に 向けて 豆粒 の ような 点 を じっと 見た 。 それ が ハリー だった 。

はるか 上空 で 、ハリー は スニッチ を 探して 目 を 凝らし ながら 、試合 を 下 に 見て スイスイ 飛び回って いた 。 これ が ハリー と ウッド の 立てた 作戦 だった 。

「スニッチ が 目 に 入る まで は 、みんな から 離れてる んだ 。 後 で どうしたって 攻撃 さ れ る 。 それ まで は 攻撃 され る な 」

と ウッド から 言われて いた 。 アンジェリーナ が 点 を 入れた 時 、ハリー は 二 、三 回 宙返り を して うれしさ を 発散 させた が 、今 は また スニッチ 探し に 戻って いる 。 一度 パッと 金色 に 光る もの が 見えた が 、ウィーズリー の 腕時計 が 反射した だけ だった 。 また 一度は ブラッジャーが まるで 大砲の 弾の ような 勢いで 襲ってきたが 、ハリーは ヒラリと かわし 、そのあとで フレッド・ウィーズリーが 玉を 追いかけて やってきた。

「ハリー 、大丈夫か ? 」そう 叫ぶなり フレッドは 、ブラッジャーを マーカス・フリント めがけて 勢いよく 叩きつけた。 リー・ジョーダンの 実況放送は 続く。

「さて 今度 は スリザリン の 攻撃 です 。 チェイサー の ビュシー は ブラッジャー を 二つ かわし 、双子 の ウィーズリー を かわし 、チェイサー の ベル を かわして 、ものすごい 勢い で ゴ ……ちょっと 待って ください ──あれ は スニッチ か ? 」エイドリアン ・ビュシー は 、左 耳 を かすめた 金色 の 閃光 を 振り返る のに 気 を 取られて 、クアッフル を 落として しまった 。 観客 席 が ザワザワ と なった 。

ハリー は スニッチ を 見た 。 興奮 の 波 が 一挙に 押し寄せて くる 。 ハリー は 金色 の 光線 を 迫って 急降下 した 。 スリザリン の シーカー 、テレンス ・ヒッグズ も 見つけた 。 スニッチ を 追って 二人 は 追いつ 追われ つ の 大接戦 だ 。 チェイサー たち も 自分 の 役目 を 忘れて しまった ように 、宙 に 浮いた まま 眺めて いる 。

ハリー のほうが ヒッグズ より 速かった ──小さな ボール が 羽 を パタパタ させて 目の前 を 矢 のように 飛んで いく のが はっきり 見えた ──ハリー は 一段と スパート を かけた 。

グワーン ! グリフィンドール 席 から 怒り の 声 が わきあがった 。 マーカス ・フリント が わざと ハリー の 邪魔 を した のだ 。 ハリー の 箒 は はじき出されて コース を 外れ 、ハリー は かろうじて 箒 に しがみついて いた 。 「反則 だ ! 」と グリフィンドール 寮生が 口々に 叫んだ 。 フーチ 先生は フリントに 厳重注意を 与え 、グリフインドールに ゴール・ポストに 向けての フリー・シュートを 与えた。 ゴタゴタ して いる うちに 、スニッチは また 見えなく なってしまった 。

下の 観客席では ディーン・トーマスが 大声で 叫んでいる。

「退場 させろ 。 審判 ! レッド カード だ ! 」「 サッカー じ やない ん だ よ 、 ディーン 」 ロン が なだめた 。 「クィディッチ に 退場 は ない んだ よ 。 ところで 、レッドカード って 何 ? 」ハグリッド は ディーン に 味方 した 。 「ルール を 変える べきだ わ い 。 フリント は もう ちっと で ハリー を 地上 に 突き落とす とこ だった 」リー ・ジョーダン の 中継 も 中立 を 保つ のが 難しく なった 。 「えー 、誰 が 見て も はっきり と 、胸くそ の 悪く なる ような インチキ の 後 ……」

「ジョーダン ! 」マクゴナガル 先生 が すごみ を きかせた 。

「えーと 、おおっぴらで 不快な ファールの 後 ……」

「 ジョーダン 、 いいかげんに しない と ──」

「はい 、はい 、了解 。 フリントは グリフィンドールの シーカーを 殺しそうに なりました 。 誰にでも あり得る ような ミス です ね 、きっと 。 そこで グリフィンドール の ペナルティー ・シュート です 。 スピネット が 投げました 。 決まりました 。 さあ 、ゲーム 続行 。 クアッフル は グリフィンドール が 持った まま です 」

二 度 目 の ブラッジャー を ハリー が かわし 、玉 が 獰猛 に 回転 し ながら ハリー の 頭上 を スレスレ に 通り過ぎた ちょうど その 時 ……箒 が 急に 肝 を 冷やす ような 揺れ方 を した 。 一瞬 、落ちる と 思った 。 ハリー は 両手 と 膝 で 箒 を しっかり 押さえた 。 こんな の は 初めて だ 。

また 来た 。 箒 が ハリー を 振り落とそう と している みたいだ 。 しかし 、ニンバス 2000が急に 乗り手を 振り落と そうとしたりする わけがない。 ハリー は 向き を 変えて グリフィンドール の ゴール・ポストの方に 行こうとした。 ウッド に タイム を 取って もらおう か 、どう しよう か 、ハリー は 決めかねて いた 。 ところが 気 が つく と 箒 は まったく 言う こと を 聞か なく なって いた 。 方向 転換 が でき ない 。 全然 方向 が 指示 でき ない 。 空中 を ジグザグに 飛び 、時々 シューッ と 激しく 揺れ 動いて 、ハリー は あわや 振り落とさ れる ところ だった 。

リー は 実況 放送 を 続けて いる 。

「スリザリン の 攻撃 です ──クアッフル は フリント が 持って います ──スピネット が 抜かれた ──ベル が 抜かれた ──あ 、ブラッジャー が フリント の 顔 に ぶつかりました 。 鼻 を へし折る と いい んです が ──ほんの 冗談 です 、先生 ──スリザリン 得点 です ──あー あ ……」

スリザリン は 大 歓声 だった 。 ハリー の 箒 が 変な 動き を している こと に 誰 も 気づかない ようだ 。

ハリー を 乗せた まま 、グイッ と 動いたり 、ピクピクッ と 動いたり しながら 、上へ 、上へ 、ゆっくり と ハリー を 試合 から 引き離して いった 。

「一体 ハリー は 何を しとる んだ 」

双眼鏡 で ハリー を 見ていた ハグリッド が ブツブツ 言った 。

「あれ が ハリー じゃ なけりゃ 、箒 の コントロール を 失った んじゃ ないか と 思う わな ……しかし ハリー に かぎって そんな こたぁ ……」

突然 、観客 が あちこち で いっせいに ハリー の ほう を 指さした 。 箒 が グルグル 回り はじめた のだ 。 ハリー は かろうじて しがみついて いる 。 次の 瞬間 、全員 が 息 を のんだ 。 箒 は 荒々しく 揺れ 、ハリー を 振り飛ばし そうだ 。 今や ハリー は 片手 だけ で 箒 の 柄 に ぶら下がって いる 。

「フリント が ぶつかった 時 、どうかしちゃった の かな ? 」シェーマス が つぶやいた 。 「そんな こたぁない 。 強力な 闇 の 魔術 以外 、箒 に 悪さ は できん 。 チビ ども な んぞ 、ニンバス 2000 に は そんな 手出し は できん 」

ハグリッド の 声 は ブルブル 震えて いた 。

その 言葉 を 聞く や ハーマイオニー は ハグリッド の 双眼鏡 を ひったくり 、ハリー の 方 で は なく 、観客席 の 方 を 気 が 狂った ように 見回した 。

「何 してる んだ よ 」真っ青な 顔 で ロン が うめいた 。

「思った とおり だ わ 」ハーマイオニー は 息 を のんだ 。

「スネイプ よ ……見て ごらん なさい 」

ロン が 双眼鏡 を もぎ取った 。 むかい 側 の 観客席 の 真ん中 に スネイプ が 立って いた 。 ハリー から 目 を 離さ ず 絶え間 なく ブツブツ つぶやいて いる 。

「何 か してる ──箒 に 呪い を かけてる 」ハーマイオニー が 言った 。

「僕たち 、どう すりゃ いい んだ ? 」「私 に 任せて 」 ロン が 次の 言葉 を 言う 前に 、ハーマイオニー の 姿 は 消えて いた 。 ロン は 双眼鏡 を ハリー に 向けた 。 箒 は 激しく 震え 、ハリー も これ 以上 つかまって いられない ようだった 。 観客 は 総立ち だ 。

恐怖 で 顔 を 引きつらせて 見て いる 。 双子 の ウィーズリー が ハリー に 近づいて いった 。 自分 たち の 箒 に 乗り移らせよう と した が 、ダメ だ 。 近づく たび 、ハリー の 箒 は さらに 高く 飛び上がって しまう 。 双子 は ハリー の 下 で 輪 を 描く ように 飛び はじめた 。 落ちて きたら 下 で キャッチ する つもり らしい 。 マーカス ・フリント は クアッフル を 奪い 、誰 に も 気づかれ ず 、五 回 も 点 を 入れた 。

「はやく して くれ 、ハーマイオニー 」ロン は 必死 で つぶやいた 。

ハーマイオニー は 観衆 を 掻き分け 、スネイプ が 立っている スタンド に たどりつき 、スネイプの 一つ 後ろの 列 を 疾走していた 。 途中 で クィレル と ぶつかって なぎ倒し 、クィレル は 頭 から つんのめる ように 前 の 列 に 落ちた が 、ハーマイオニー は 、立ち止まり も 謝り も しなかった 。 スネイプ の 背後 に 回った ハーマイオニー は そっと うずくまり 、杖 を 取り出し 、 二 言 三 言 しっかり 言葉 を 選んで つぶやいた 。 杖 から 明るい ブルー の 炎 が 飛び出し 、スネイプ の マント の 裾 に 燃え移った 。 三十 秒 も する と 、スネイプ は 自分 に 火 が ついている のに 気づいた 。 鋭い 悲鳴 が 上がった ので 、ハーマイオニー は これ で うまく いった と わかった 。 火 を すくい取り 、 小さな 空き瓶 に 納め 、 ポケット に 入れる と 、 人ごみ に 紛れ込んだ ── スネイプ は 何 が 起こった の か わから ず じまい だろう 。

それで 充分 だった 。 空中 の ハリー は 再び 箒 に またがれる ように なっていた 。

「ネビル 、もう 見て も 怖く ない よ ! 」ロン が 呼びかけた 。 ネビル は この 五 分間 、ハグリッド の ジャケット に 顔 を 埋めて 泣きっぱなし だった 。 ハリー は 急降下 した 。 観衆 が 見た の は 、 ハリー が 手 で 口 を パチン と 押さえた ところ だった 。

まるで 吐こう と している ようだ ──四つん這いに なって 着地した ──コホン ──何か 金色の 物が ハリーの 手の平に 落ちた 。

「スニッチを 取った ぞ ! 」頭上 高く スニッチを 振りかざし 、ハリーが 叫んだ 。 大混乱 の 中で 試合は 終わった 。

「あいつ は 取った んじゃ ない 。 飲み込んだ んだ 」

二十 分 たって も フリント は まだ 喚いて いた が 、結果 は 変わら なかった 。 ハリー は ルール を 破って は いない 。 リー・ジョーダンは 大喜びで、まだ 試合結果を 叫び続けていた。

「グリフィンドール 、一七〇 対 六〇 で 勝ちました ! 」一方 、ハリーは 試合の 後も 続いた 騒ぎの 渦中に はいなかった 。 ロン 、ハーマイオニーと 一緒に ハグリッドの 小屋で 、濃い 紅茶を 入れてもらっていた のだ 。

「スネイプ だった んだ よ 」と ロン が 説明 した 。

「ハーマイオニー も 僕 も 見た んだ 。 君 の 箒 に ブツブツ 呪い を かけて いた 。 ずっと 君 から 目 を 離さず に ね 」

「バカな 」

ハグリッド は 自分 の すぐ そば の 観客席 で の やりとり を 、試合 中 一言 も 聞いて いなかった のだ 。

「なんで スネイプ が そんな こと を する 必要 が ある んだ ? 」 三人 は 互いに 顔 を 見合わせ 、 どう 言おう か と 迷って いた が 、 ハリー は 本当の こと を 言おう と 決めた 。 「僕 、スネイプ に ついて 知ってる こと が あるんだ 。 あいつ 、ハロウィーン の 日 、三頭犬 の 裏 を かこう と して 噛まれた んだよ 。 何か 知らない けど 、あの 犬 が 守ってる もの を スネイプ が 盗ろう とした んじゃないか と 思う んだ 」

ハグリッド は ティーポット を 落とした 。

「なんで フラッフィー を 知って る んだ ? 」 「 フラッフィー ? 」「そう 、あいつ の 名前 だ ──去年 パブ で 会った ギリシャ人 の やつ から 買った んだ ──俺 が ダンブルドア に 貸した 。 守る ため ……」

「何 を ? 」ハリー が 身 を 乗り出した 。

「もう 、これ 以上 聞かんで くれ 。 重大 秘密 なんだ 、これ は 」

ハグリッド が ぶっきらぼうに 言った 。

「だけど 、スネイプ が 盗もう と した んだ よ 」

ハグリッド は また 「バカな 」を 繰り返した 。

「スネイプ は ホグワーツ の 教師 だ 。 そんな こと する わけ なかろう 」

「なら どうして ハリー を 殺そう と した の ? 」ハーマイオニー が 叫んだ 。

午後 の 出来事 が 、スネイプ に 対する ハーマイオニー の 考え を 変え させた ようだ 。

「ハグリッド 。 私 、呪い を かけてる かどうか 、一目 で わかる わ 。 たくさん 本 を 読んだ んだ から ! じーっと 目 を そらさず に 見続ける の 。 スネイプは 瞬き 一つ しなかった わ 。 この 目で 見た んだ から ! 」「 おまえ さん は 間違っと る ! 俺が 断言する 」

ハグリッド も 譲ら ない 。

「俺 は ハリー の 箒 が 何で あんな 動き を した ん か は わからん 。 だが スネイプ は 生徒 を 殺そう と したり は せん 。 三 人 と も よく 聞け 。 おまえ さん たち は 関係 の ない こと に 首 を 突っ込んどる 。 危険 だ 。 あの 犬 の こと も 、犬 が 守ってる 物 の こと も 忘れる んだ 。 あれ は ダンブルドア 先生 と ニコラス ・フラメル の …… 」

「あっ ! 」 ハリー は 聞き逃さ なかった 。 「ニコラス ・フラメル って いう 人 が 関係 してる んだ ね ? 」 ハグリッド は 口 が 滑った 自分 自身 に 強烈に 腹 を 立てて いる ようだった 。

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