Ghost in the Shell : Stand Alone Complex Episode 22
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( 新美 ( に いみ ) ) 来 た か
荒巻 ( あらまき ) は 私 の 所 で 止める そう 伝え て くれ
( 秘書 ) 承知 いたし まし た
( エレベーター の 到着 音 )
( ノック )
( 新美 ) 入り たまえ
( 荒巻 ) 失礼 し ます
( 荒巻 ) 新美 局長
今来 栖 ( いま くる す ) 尚 ( ひさし ) 殺害 教 唆 の 容疑 で 逮捕 状 が 出 て おり ます
ご 同行 願 え ます か な
介入 の 件 は 聞い て いる よ
しかし 君 は 今来 栖 の 殺害 まで 私 が 指示 し た と 思って いる の か ね ?
彼 は 意外に 素直 な 男 です な
捜査 に は 協力 的 です
いろいろ と 伺う こと に なる でしょ う
よか ろ う 覚悟 は でき て いる
連行 しろ
( 荒巻 ) わし は 一旦 本部 に 戻る
ボーマ は 新美 の 取り調べ に 同行 しろ
パズ は 麻薬 取締 局 の 人事 課 に 行き 介入 班 の 残党 を 洗い出せ
まず は そこ から だ
( パズ ・ ボーマ ) 了解
神崎 ( かんざ き ) 議員
( 神崎 ) 娘 の 件 で は 世話 に なった な
( 荒巻 ) いえ 職務 を 全うし た まで です
議員 こそ なぜ こちら に ?
( 神崎 ) 失脚 し た 身 だ 暇 を 持て余し て い て ね
君 は 新美 の 上 を 誰 だ と 考え て いる ?
( 荒巻 ) それ は お 答え でき ませ ん
( 神崎 ) 誰 に も 聞か れ や せ ん よ
薬 島 ( やく しま ) 幹事 長 か ?
図星 か
気 を つけろ よ
あの 人 は いざ と なったら 怖い 後ろ盾 を 持って いる から な
あまり 知ら れ て は おら ん が 海軍 に めっぽう 顔 の 利く 人 だ
ご 忠告 感謝 し ます
ご 忠告 感謝 し ます
( エレベーター の 到着 音 )
( エレベーター の 到着 音 )
( エレベーター の 到着 音 )
ああ ただ の 独り言 だ が ね
ああ ただ の 独り言 だ が ね
( 荒巻 ) バトー
ファイル を 持って い た 男 の 調べ は どう なって いる ?
( バトー ) 今 の ところ は まだ …
笑い 男 事件 の つながり を 知る と 思わ れる 重要 参考人 だ
早急 に 目星 を つけろ
気 に なる 情報 が ある
本部 で 詳細 を 話す そちら で 落ち合 お う
( バトー ) へ い
( トグサ ) 課長 から ?
新美 って 男 を おやじ が 挙げ た
そう か 体 に 穴 を 開け られ た だけ の 甲斐 は あった の か な
でも “ 強化 外 骨格 ” って の は ?
介入 の 奴 ら が ど っ から か 持ち出し て き や がった オモチャ だ よ
少佐 が そい つ と やり合って な で 熱 ダレ し て 義 体 交換 だ と さ
( トグサ ) 大丈夫 な の か ?
( バトー ) 少佐 は な
お前 の 言って た こと 本当 だった よ
俺 も 目 を 盗ま れ た
ああ ?
行く わ やる こと が 山積み だ
しばらく こいつ を 預け とく
これ は … まさか 笑い 男 に ?
( ドア の 開閉 音 )
( キーボード を 打つ 音 )
( 職員 ) ん ?
( パズ ) 先ほど 連絡 し た 公安 9 課 だ
( 職員 ) 入る なら 声 ぐらい かけ て くれ
心臓 に 悪い
( パズ ) 強制 介入 班 の 構成 員 名簿 を 顔写真 入り で もらい たい
麻 取り は 基本 的 に 顔 を 持た ん 連中 だ
浮 浪 者 ミュージシャン 暴力 団員
したがって 今 の 顔 が このまま か は 分から ん ぞ
( パズ ) 事務 屋 暮らし は 気楽 だ な
( 車 の ブレーキ 音 )
( 記者 ) 公安 9 課 の 荒巻 さん … です よ ね ?
すみません 京 ( きょう ) スポ な ん です が
どこ から 入った ?
( 記者 ) いえ ね ?
ちょっと 伺い たい こと が あり まし て
この 人 あなた の お 兄さん です よ ね ?
何 か 聞い て い ませ ん か ね ?
戦時 中 に 行方 不明 に なって から は 一 度 も 会って おら ん よ
ちょっと お 話 聞か せ て もら え ませ ん か ね ?
あっ … あっ ちょっと ! 写真 !
う わ っ
( くる たん ) これ が 新しい 素子 ( もとこ ) の 義 体 ?
( くる たん ) 今 の と 同じ じゃ ない
オーダーメイド に すれ ば よかった のに
( 素子 ) 見た目 は いい の よ
何 これ ! 規定 違反 の オプション ばっ か
もう 想像 し た だけ で 体 が 熱く なって くる じゃ ない
でも さ 立会人 が 私 で よかった の ?
( 素子 ) 問題 ない ん じゃ ない ? 正規 の ライセンス 持って る わけ だ し
ちょっと 背中 止め て くれ ない ?
( くる たん ) それにしても 先生 遅い わ ね
( 素子 ) あり が と
私 ちょっと 見 て くる ね
( 素子 ) ええ お 願い
公安 9 課 の 荒巻 だ
兄 に 面会 し たい
( 警察 官 ) 申し訳 あり ませ ん
身内 で ある あなた を 面会 さ せる わけ に は いか ない ん です
3 分 で いい 事実 を 確認 する だけ だ
すみません 規則 です ので
( 荒巻 ) そう か
ん ?
( 荒巻 ) 兄 は …
荒巻 洋輔 の 容体 は どう だ ?
( 警察 官 ) それ も お 答え でき ませ ん
( 荒巻 ) そう か
( サノー ) お 待た せ し ちゃ って ごめんなさい
私 が 担当 の サノー です
あら 今さら 初めて じゃ ない でしょ ?
痛く し ない から 大丈夫 よ
ふう ん
じゃ 早速 診察 始め ます
立会人 の あなた は 部屋 の 外 で 待って てちょう だ いね
( サノー ) これ が あなた の 新しい 体 ね
換装 の 際 は ネットワーク 機能 は すべて オフ に さ せ て いただき ます
電波 を 完全 に 遮断 し ちゃ う の
ご 了承 いただ ける ?
さっさと やって ちょうだい 急 い でる の
( サノー ) ウフフ … せっかち な の ね
それ じゃあ あなた の 中身 見 させ て いただき ます
あっ
さすが いい 体し てる わ
ウッフフフ …
( バトー ) おやじ の 奴 遅く ねえ か ?
( イシカワ ) お前 笑い 男 に 目 を 盗ま れ て 心配 性 に なった か ?
おやじ から ここ で 情報 を 聞く こと に なって ん だ よ
( イシカワ ) うーん
一応 追いかけ て みる か
ん ? 一旦 戻って き てる ぞ
駐車 場 から 新聞 記者 の 身分 照合 を かけ て いる
ブンヤ を ?
妙 だ な 課長 の 奴 自 閉 モード に し て や がる
GPS は ?
( イシカワ ) 車 は 招 慰 難民 居住 区 だ ログ に は 3 分 前 から 駐車 記録 が ある
あんな 物騒 な とこ に ?
った く 何 考え て や がん だ よ
ちょっと 様子 見 て くるわ
( 男性 1 ) ん ?
ええ ? う わ ぁ !
( 子供 たち の はしゃぎ 声 )
( 男性 2 ) 洋輔 !
( 男性 2 ) 洋輔 じゃ ねえ の か
アハ ハハ …
もう 戻って こ れ た の か よ
いい ベベ 着 て よ これ か ?
アハ ハハ …
洋輔 を 知って いる の か ?
アハ ハハ …
( 男性 3 ) あんた 洋輔 の 弟 だ ろ う ?
そっくり だ から すぐ に 分かった よ
( 荒巻 ) 洋輔 は ここ に い た の か ?
( 男性 3 ) ああ 昨日 警察 に 連れ て いか れ ち まった けど な
何 が あった の か 聞か せ て もら え ない か
( 男性 2 ) 洋輔 は みんな に 尊敬 さ れ て たよ
ここ に 秩序 を もたらし た の は 洋輔 だ
( 男性 3 ) それ まで ここ は ただ の 無法 地帯 だった から な
突然 警察 が 来 て 洋輔 を 連れ て いっち まっ た ん だ
では 麻薬 の 密売 に は 関係ない ん だ な ?
( 男性 2 ) 当然 だ
この 中 に 警察 が し た こと を 記録 し て やった ん だ
洋輔 の 無実 を 証明 できる はず だ 洋輔 を 助けよ う
荒らさ れ た 形跡 は ねえ な
自分 から 降りたって こ と か
中 の 映像 拾 える か ?
( イシカワ ) 居住 区 内 の 監視 カメラ の ログ が 見つかった
課長 の 奴 誰 か と 会って る な
( バトー ) 荒い な ノイズ 取れ ねえ か ?
ちょっと かかる かも しれ ん ぞ
( バトー ) 頼む
( パズ ) イシカワ 介入 班 の 残党 3 名 の 現在 の 顔 が 割れ た
データ 一式 そっち に 送る
( イシカワ ) 了解 放り込 ん ど い て くれ
( イシカワ ) 来 た か
待って ろ よ あと で 相手 し て やる から な
( 洋輔 ) 何 を する ! 放せ !
( 警察 官 ) タレコミ が あった ん だ よ おとなしく し て ろ
( 洋輔 ) 何 の こと だ ? 何 を し てる ! 何 も 出 て き や せ ん ぞ
( 警察 官 ) あった ぞ
( 洋輔 ) な っ … 謀り おった な 貴 様 …
( 洋輔 ) 何 を する ! ( 警察 官 ) おとなしく しろ !
やはり 捏造 ( ねつぞう ) さ れ た もの だった か
( 男性 2 ) ああ ホント に 汚い 連中 だ よ
あいつ ら は きっと 手柄 が 欲しく て 洋輔 を 陥れ た ん だ
麻薬 に 手 を 出し た こと なんて なかった のに よ
兄 の 無実 を 証明 できる
ありがとう この 礼 は いつか 必ず
いい よ
だって よ …
あんた 無事 に 帰れ ねえ もん よ
えっ ?
( 男性 2 ) うりゃ あっ ( 荒巻 ) あっ あ あっ …
ああ …
( 2 人 ) フフフ …
少佐 …
ノイズ が 外れ た
ん ? こいつ ら …
( バトー ) どう し た ?
今 送る
おい こりゃ あ !
( イシカワ ) 課長 の 奴 完全 に ハメ られ た ぞ
うん ?
自 閉 モード が 解除 さ れ た
もう すぐ 警察 が 来る あんた も おしまい だ な
おっと 何 だ こりゃ ? 麻薬 か !
( イシカワ ) マズ い ぞ
難民 居住 区 に 急行 中 だ
( バトー ) クソッ たれ
お 脳 の 辺り 痛く あり ませ ん ?
面白く ない 冗談 ね
脳 に 痛 覚 なんて ない でしょ
( サノー ) そんな こと 言わ ない で もっと ゆっくり 楽しみ ま しょ う
それとも 私 が お 嫌い ?
残念 だ けど その とおり よ
分かったら さっさと 終わら せ て ちょうだい
私 も 暇 じゃ ない の
あら 生意気 な お 口 ね
どんな 大声 を 出し た ところ で 誰 も 助け に は 来 て くれ ない けど ね
草薙 ( くさ なぎ ) さん ご 気分 は いかが です か ?
あら 反抗 的 な お 目 々
いけ ない わ
どう ? 赤 の ない 世界
きれい でしょ
私 も 本当 は こんな 野蛮 な こと は し たく ない の よ
でも あなた たち って 少し だけ やり すぎ ちゃ った の よ ね
( イシカワ ) 所轄 が 着 い た ぞ
( バトー ) 見え てる よ
( パトカー の サイレン )
( 警察 官 1 ) 警察 だ
あ … あれ ?
( 警官 2 ) おい 本当 に …
何 な ん だ よ クソッ
クソ が …
しっかり しろ おやじ
( 素子 ) 何 これ ? 私 へ の 当てつけ かしら ?
( 笑い 男 ) 不快 な 脳波 出 て ます よ
とりあえず 僕 の 目 使って ください
うん ?
( 素子 ) あなた 笑い 男 ね ?
( 笑い 男 ) 会う の は 3 度 目 です けど 分かり ます ?
その 呼び名 は みんな が 勝手 に 呼 ん でる だけ な ん です けど ね
( 素子 ) こんな 所 に まで 乗り込 ん で 来る なんて 随分 と 大胆 ね
何 し に 来 た の ?
( 笑い 男 ) 助け て もらい に 来 まし た
( 素子 ) 逆 な ん じゃ ない ? 言って る こと
こんな 手 しか 思いつか なかった ん です
きっと 手 を 貸し て くれる だ ろ う って
( 素子 ) 勝手 ね
それ に 礼儀正しい よう で 罰 当たり な 言葉遣い
( 笑い 男 ) 今度 ばっかり は 負ける わけ に は いか ない ん です
世 の 中 すべて の インチキ が 正当 化 さ れ て しまう
( 素子 ) 世界 中 の 問題 を 1 人 で しょ い 込 ん でる よう な 勢い ね
で ネット の ヒーロー が 私 に 何 を し て ほしい わけ ?
( 笑い 男 ) あなた に 笑い 男 事件 の 真相 を すべて 伝え ます
これ から 僕 が しでかす 最後 の 挑戦 を 黙って 見 て い て ほしい ん です
この 事件 を あなた たち で 白日 の 下 に さらし て ください
( 素子 ) まったく …
“ 理想 の ため に 高貴 な 死 を 選 ぼ う と する 点 に ある ”
“ 理想 の ため に 卑称 な 生 を 選 ぼ う と する 点 に ある ”
( 笑い 男 ) 精神 分析 学者 NW ( ウィルヘルム ) ・ シュ テー ケル の 言葉 です ね
私 の 嫌い な 人間 ね 頭 で っ かち 君
( 笑い 男 ) そう いう あなた も 前者 じゃ ない です か
一言 “ 助け て ” って 言え ば 何とか する のに
( 素子 ) 同 属 嫌悪 … 仕方ない わ ね
何とか し て ちょうだい 約束 を 守る か は 分から ない けど
( 笑い 男 ) 守り ます よ あなた なら
( 笑い 男 ) 僕 の 記憶 置 い て いき ます
頼み まし た よ
( 笑い 男 ) じゃあ よろしく
( サノー ) さて 名残惜しい けど 苦しま ず に 逝か せ て あげる わ
針 が !
( 物音 ) ( サノー ) あっ !
ああ …
あ あっ !
あっ ! あっ ああ …
あ あっ … えっ ?
( 機械 の 操作 音 )
( 素子 ) ハァ …
( くる たん ) 何 ?
何でもない わ よ
( バトー ) 少佐
( 素子 ) どう し た
( バトー ) おやじ が やら れ た
( 検察 官 ) 新美 局長 取り調べ の 時間 です
新美 局長 ?
課長
新しい 義 体 の 調子 は どう だ ?
見 て の とおり よ
課長 も 思った より 元気 そう ね
( 荒巻 ) まあ な
いい 知ら せ と 悪い 知らせ が 1 つ ずつ
悪い 方 から 聞こ う
新美 局長 が 電 脳 自殺 を 図った わ
言語 野 と 記憶 野 の 一部 が 意味 消失
司法 的 証拠 能力 が なくなって しまった わ
課長 の お 兄さん の 件
すべて 強制 介入 班 の 残党 が でっち上げ た 偽装 工作 だった わ
それ も あまり いい 話 と は 言 えん な
お 兄さん 本当 に あそこ に い た の かも しれ ない けど
兄 の こと すら 気付か ず に いる の が 現実 だ
それ が 正しい こと だった の か 正直 分から なく なった
でも この あと も 攻め 続ける ん でしょ ?
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