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エロマンガ先生, Eromanga-sensei Episode 8

Eromanga - sensei Episode 8

( 正宗 ( まさ むね ) ) 紗 霧 ( さ ぎり ) ちょっと いい か ?

明日 の こと で 話 が ある ん だ

( 正宗 ) お っ … N ( 紗 霧 ) 何 ?

さ … 紗 霧 その 格好 は ?

( 紗 霧 ) 浴衣

何で また ?

( 紗 霧 ) だって …

( 正宗 ) 花火 見 に 行き たい の か ?

ち … 違う ! 私 外 出 られ ない し

兄さん ? 何 考え てる の ?

ん ? ああ … N 浴衣 姿 かわいい な って

そ … そう

何て いう か ムラマサ 先輩 みたい だ

( 紗 霧 ) 兄さん 今 何て 言った の ?

え ー と お前 の 浴衣 姿 が かわいく て

あ ~ ムラマサ 先輩 み たい だって …

あっ ほら ! あの 人 普段着 が 着物 で さ

す っ げ ー きれい で

だから つまり お前 も 同じ くらい …

( 紗 霧 ) ふ ー ん

そんな こと より 兄さん ―

あの 人 に 告白 さ れ た ん でしょ ? ( 正宗 ) う っ

何で それ を ?

そんな の 分かる もん

あの 人 は 兄さん と 同じ だ から

兄さん と 同じ やり 方 で 告白 し た ん でしょ ?

でも 兄さん が 何て 答え た の か は 知ら ない

( 正宗 ) 断った よ ( 紗 霧 ) あ …

“ 好き な 人 が いる ん だ ” って

そ … そう な ん だ

へえ ~ ふ ー ん

べ … 別に 興味 が あって 聞い た わけ じゃ ない ん だ けど

そう な ん だ

今 あの 人 の こと は どう 思って る の ?

どう って … N そりゃ あ 好き かな

は あ ? 断った って 言った のに

断った よ

でも “ 俺 の 小説 が 世界 で 一 番 面白い ” なんて ―

そんな ふう に 言って もらえ た の は 初めて だった から ―

むちゃくちゃ 好き に なった

( 紗 霧 ) む … む う

( 紗 霧 ) どの くらい ? ( 正宗 ) えっ ?

( 紗 霧 ) どの くらい 好き な の ?

え … え ー と 世界 で 2 番 目 くらい …

( 紗 霧 ) い … 1 番 は ?

( 正宗 ) それ は … N ( 紗 霧 ) 誰 ?

言って ! 早く !

えっ と …

お前

ん …

( 紗 霧 ) ん ん … ん ん ん ん …

ん ん ん ん …

( 床 を たたく 音 )

( 床 を たたく 音 )

兄さん は 何で そういう こと …

( 床 を たたく 音 )

( 床 を たたく 音 )

振ら れ た から って 好き だった の が 急に 変わる わけ ねえ だ ろ

振ら れ た から って 好き だった の が 急に 変わる わけ ねえ だ ろ

( 紗 霧 ) だ … だ から って う う っ

( 正宗 ) と いう か だ な 紗 霧

結局 お前 何で 浴衣 着 てる ん だ ?

( 紗 霧 ) あっ

( 正宗 ) ぐ あっ

バカー !

♪~

~♪

いって き ま ー す

( ノック )

( 正宗 ) 紗 霧 起き てる か ?

俺 明日 編集 部 に 泊まる から

ほら 例の 文庫 化 の 仕事 で さ 修羅場 な ん だ

食事 は 冷蔵 庫 に 入れ て おく から ちゃんと 食べろ な

あと 何 か あったら すぐに 電話 し て くれ

飛 ん で 帰る よ それ と …

( 壁 を たたく 音 ) ( 紗 霧 ) 分かって る 過保護 すぎ !

( 正宗 ) まだ 怒って ん の ?

子供 じゃ ない し 大丈夫 だ もん !

いって らっしゃい 兄さん

これ より 自宅 警備 を 開始 する !

ん っ !

よし !

に ゃ は ! う う …

よし !

( カーテン を 閉める 音 ) ( 紗 霧 ) よし !

( カーテン を 閉める 音 ) ( 紗 霧 ) よし !

( カーテン を 閉める 音 ) ( 紗 霧 ) よし !

フゥー

今日 も 自宅 の 安全 を 確保 し …

( 玄関 の チャイム ) ああ !

( 配達 員 ) 和泉 ( いずみ ) さん お 留守 です か ?

( 紗 霧 ) チッ … ヤツ か 驚かせ や がって

早く 帰れ

( 投函 する 音 ) あっ ?

ああ … 何 だ と ?

フヒッ …

兄さん 早く 帰って き て !

( 女性 ) 楽しみ だ よ ね 今年 も あの お 兄さん いる かな ?

( 笑い声 )

紗 霧 の ヤツ 大丈夫 かな

( インタビュアー ) 私 は 今 千葉 市 に 来 て い ま ~ す

今日 この 千葉 市 で は 市民 花火 大会 が 開催 さ れ ―

たくさん の 人 で にぎわって い ます

では 道 行く 人 に インタビュー を し て み たい と 思い ます

( 日向 ( ひなた ) ) 今日 は 家族 で 花火 を 見 に 来 まし た

来年 は 彼 氏 と 来 たい で ~ す !

( インタビュアー ) お 姉さん です か ?

( 黒 猫 ( くろ ねこ ) ) は … はい

( インタビュアー ) かわいい 妹 さん です ね

ハハハ …

( 日向 ) イケメン の 彼 氏 募集 中 ~ !

( 黒 猫 ) 静か に し なさい

うらやましく なんて ない もん

( インタビュアー ) で は スタジオ に お返し し ま ~ す

( 神楽坂 ( かぐら ざ か ) ) ここ 好き な だけ 使って て いい んで ―

長編 化 作業 よろしく ~

でき たら バイト くん に 渡し て おい て ください

ん っ う あ ~

( 神楽坂 ) じゃ 頑張って ! お 先 !

( 正宗 ) えっ 帰っちゃ う ん です か ? チェック は ?

( 神楽坂 ) 明日 やり ます !

( ドア が 閉まる 音 )

( 紗 霧 の 鼻歌 )

浴衣 姿 かわいい な って

ムラマサ 先輩 みたい だ

そう だ けど そう じゃ ない

そう じゃ ない …

ハァ …

ん …

そう じゃ ない !

( キーボード を 打つ 音 )

ハァ …

( 紗 霧 の 鼻歌 )

( 携帯 電話 の 着信 音 ) ( 紗 霧 ) ん ?

( 紗 霧 ) どう し た の ? 兄さん

( 正宗 ) うん …

ちゃんと メシ 食った か ?

( 紗 霧 ) うん … そんな こと 聞く ため に 電話 し て き た の ?

大丈夫 って 言った のに

( 正宗 ) いや …

どう し た の ?

( 正宗 ) 何でもない 夜更かし す ん な よ

( 紗 霧 ) うん 兄さん も お 仕事 頑張って

変 な 兄さん

あっ

言う の 忘れ た !

( 人々 の 声 )

( エルフ ) マ ~ サムネ ~ ! ( 正宗 ) あっ

( エルフ ) シリアス 顔 で 何 考え て ん の ~ ?

エヘッ

( 正宗 ) 紗 霧 が さ 花火 大会 に 行き たい みたい な ん だ

何とか して やれ な いか な って

( エルフ ) シスコ ~ ン ( 正宗 ) うるさい !

つ ー か 何 だ よ その 格好

( エルフ ) これ ? ( 正宗 ) それ

クッ フフ ~ かわいい でしょ

出席 日数 稼ぎ に 補習 に でも 行って き た の か ?

違う わ よ

この 私 の かれん なる 制服 姿 を 見せびらかし に 来 て あげ た の よ

どう ? ムラマサ なんか より ずっと ずっと 魅力 的 でしょ

ヒヒッ

えっ ? あんた ずっと 仕事 し て た わけ ?

やっと 終わって 帰って き た ん だ

った く … N それ で 電話 に 出 なかった の ね

まあ いい わ あんた に 伝言 よ

( 正宗 ) 誰 から ?

獅童 国光 ( しどう くに みつ )

ラノベ 天下一 武闘 会 で あんた に 負け た 新人 作家

( 正宗 ) あ …

打ち上げ ねえ …

( エルフ ) Twitter ( ツイッター ) に お 誘い DM が 届 い た の

エロ マンガ 先生 と 私 も 加え て ―

あんた の 家 で やる 方向 で 進め てる けど よかった ?

獅童 先生 は いい の か な ?

俺 が 優勝 し た せい で 出版 を 逃し た わけ だ し

( エルフ ) それ ね ―

出版 さ れる らし いわ よ あいつ の 小説 も

( 正宗 ) えっ ? ( エルフ ) 結局 あの 大会 ―

3 位 まで の 作品 を 文庫 化 する こと に なった ん だ って

ちょ っ ちょっと 待って くれ

出版 枠 増やす 余裕 が なかった ん じゃ …

って 増え てる じゃ ねえ か !

“ 私 が 頑張った から 増え た ん です よ ~ ”

“ 勝ち と か 負け と か 関係なく ね ”

“ やっぱり 面白い 作品 は 出版 し なくっちゃ ~ ”

とか ―

あんた の 担当 編集 いかにも 言い そう じゃ ない ?

まあ でも さ ―

あいつ ら の 発売 日 は 随分 先 に なる ん だ って

それ じゃあ あんた は 作家 を 続け られ なかった わけ でしょ ?

そう だ な

それ に それ なら 獅童 先生 が 俺 を 恨 ん で いる って こと も ない か

問題 は 解決 ね

いや まだ ある

( エルフ ) うん ? ( 正宗 ) えと …

ムラマサ 先輩 に 会う の が その …

あっ 振った ん だ っけ ?

なるほど ね

気まずく て 会って くれ ない かも … N な ~ ん て 考え てる ん でしょ ?

フン ! “ かも しれ ない ” で 悩む なんて

バカらしい わ

1 回 話せ ば 確定 する ん だ から そう し なさい よ

そういう とこ すごい よ な お前

そうして みる

ありがとう

って か どう し た の ? 今日 の あんた 素直 じゃ ない

エルフ 先生 に ほれ ちゃ った ?

( 正宗 ) ほれ て ない

けど お前 が 俺 の 姉 貴 だったら よかった のに なって

イテッ

( エルフ ) あんた み たい な 弟 いら ない わ

フッ バカ !

( ムラマサ ) う う … 分から ん

はい はい は ~ い じゃあ かわり ます ね

( 神楽坂 ) ムラマサ 先生 ? ( ムラマサ ) うん ?

( 神楽坂 ) いとし の 和泉 先生 から です よ

えっ ! ?

ウソ !

ウフッ

( ムラマサ ) 無理 !

無理 !

( 神楽坂 ) じゃ 切っちゃ い ます よ ( ムラマサ ) あっ

ダメー !

あ …

( ムラマサ ) か っ かわり まし た

ムラマサ 先輩 ?

( ムラマサ ) は いっ そうです !

( 正宗 ) いや 何で 敬語 ?

だ … だって いきなり だった から

( 正宗 ) 俺 も 驚 い た

先輩 の 連絡 先 を 聞い たら “ 隣 に いる から ” って

打ち合わせ 中 だった ?

えっ ? まあ 何でも いい じゃ ない か

それ より マサムネ くん 私 に 用 が ある の だ ろ う ?

( 正宗 ) 実は 俺 ん ち で ―

ラノベ 天下一 武闘 会 の 打ち上げ を する こと に なった ん だ

もし よかったら … N や っぱ イヤ だ よ な

( ムラマサ ) ハッ ! 行く ! ( 神楽坂 ) あ ?

イヤ な もの か 命 を 懸けて も 行く ぞ !

( 正宗 ) いい の か ? 俺 の こと その …

バカ 者 振ら れ た から って ―

君 を 好き な 気持ち が そう 簡単 に 変わる もの か

( ムラマサ ) ハッ ! ( 神楽坂 ) フフ ~

( せきばらい )

( ムラマサ ) まったく 君 って ヤツ は ―

私 の こと を ちっとも 分かって い ない よう だ な

分から ない よ

まだ 3 回 しか 会って ない

そう だった な

では 改めて ―

これ から よろしく 後輩

( 正宗 ) こちら こそ よろしく 先輩

( 人々 の にぎわう 声 )

( 水道 の 音 )

( 玄関 の チャイム ) ( 正宗 ) あっ

はい !

( ドア が 開く 音 )

( 獅童 ) あっ こんにちは

( 獅童 ) 獅童 国光 と 申し ます

こちら は 和泉 マサムネ 先生 の お宅 でしょう か ?

あっ はい 俺 が 和泉 マサムネ で …

ああ やっぱり

どうも はじめ まして 和泉 先生

いえ こちら こそ

よろしく お 願い し ます 獅童 先生

どうぞ 適当 に 座って ください

はい ありがとう ござい ます

まだ 獅童 先生 以外 来 て なく て

あっ 今 お茶 いれ ます ね

( 獅童 ) あの … N ( 正宗 ) あっ はい !

“ 先生 ” は やめ ませ ん か ?

あ … です よ ね

( 玄関 の チャイム )

( ドア が 開く 音 ) ( エルフ ) お 待た せ ~

( 獅童 ) あっ

( エルフ ) リクエスト どおり 最高 の 浴衣 美 少女 に

なって き て あげ た わ よ

マサムネ くん これ で よかった かな ?

あ … ああ バッチリ だ !

獅童 くん は もう 来 てるよ ( ムラマサ ) 誰 ?

( 獅童 ) ぶ っ !

( エルフ ) お邪魔 し ま ~ す

フフッ 私 マサムネ の と ~ なり !

( ムラマサ ) おい ! ( エルフ ・ 正宗 ) あ ?

ずうずうしい ぞ

ええ と … 山 ナントカ 先生

何で 私 の 名前 うろ覚え な の よ ( ムラマサ ) じゃあ マサムネ くん

( エルフ ) 聞い てん の あんた ! ?

( ムラマサ ) 私 は 逆 側 の 隣 に

そ … そんなに くっつか ない で

( エルフ ) 何で ムラマサ の 時 だけ デレッ と して ん の よ !

私 の ほう が かわいい でしょ ?

( ムラマサ と エルフ が 言い合う 声 ) ( 紗 霧 ) いっ …

( 床 を たたく 音 ) ( 紗 霧 ) いいかげん に しろ ー !

( 紗 霧 ) これ で よし

( 獅童 ) 今 の って …

( 紗 霧 ) ポルターガイスト

( 獅童 ) は あ …

そ … それにしても 和泉 くん モテモテ な ん だ ね

( 床 を たたく 音 ) ( 獅童 ) わ っ !

( 紗 霧 ) は ? モテモテ じゃ ない から

だって 和泉 先生 に は もう 好き な 人 いる ん だ もん な ?

好き な 人 以外 に は デレデレ しな いよ な ?

あ … ああ

( 床 を たたく 音 ) ( 獅童 ) ハッ !

( カップ の 音 ) ( 獅童 ) ハッ !

( 紗 霧 ) 声 が 小 せ え

( 正宗 ) はい !

( 床 を たたく 音 ) ( 獅童 ) あ …

( 正宗 ) は いっ ! ( 獅童 ) わ っ

デレデレ し ませ ん !

( 正宗 ) 俺 料理 の 準備 し て くる !

( 正宗 ) 俺 料理 の 準備 し て くる !

お 二 人 は どんな 関係 な ん でしょ う ?

お 二 人 は どんな 関係 な ん でしょ う ?

お 二 人 は どんな 関係 な ん でしょ う ?

( 紗 霧 ) 逃げ ん な こら ー !

( 紗 霧 ) 逃げ ん な こら ー !

( 紗 霧 ) 逃げ ん な こら ー !

いろいろ あん の よ

いろ いろ って … 男 同士 です よ ね ?

( 正宗 ) 完全 に 誤解 さ れ てる 気 が する …

( ムラマサ ) これ 全部 マサムネ くん が ?

( 正宗 ) ああ

( 一同 ) おお ー っ

口 に 合え ば いい けど

( 紗 霧 ) ん …

うまい

では 挨拶 は この 辺り に し て … N 乾杯 !

( 一同 ) 乾杯 !

乾杯 !

( エルフ ) おめでとう マサムネ ( 獅童 ) おめでとう ございます

( ムラマサ ) おめでとう

( 一同 ) ぷ はっ

ぷ は ー っ

( エルフ ) 手作り ?

( 正宗 ) はい ( エルフ ) おいしい !

ありがとう ござい ます

そう いえ ば 大会 でも お 菓子 が テーマ の 小説 で し た よ ね

昔 から お 菓子 が 好き で

いつか 食品 メーカー さん と コラボ し て

僕 の 小説 の キャラ や お 菓子 を

お 店 に 置 い て もらう の が 僕 の 夢 な ん です

( エルフ ) は い は ー い ! ( 獅童 ) うん ?

私 の 壮大 なる 夢 は 究極 の ラノベ を 書 い て

世界 を 征服 する こと よ !

世界 に 進出 する 前 に 打倒 電撃 文庫 よ !

世界 に 進出 する 前 に 打倒 電撃 文庫 よ !

( 司 波 ( しば ) ) ハハハハッ ハハハ …

( ホロ ) わ っち かい ?

( キリト ) スター バースト ・ N ストリーム

拍手 !

私 の 夢 は 世界 で 一 番 面白い 小説 を 書 い て ―

それ を 自分 で 読む こと だ

( 床 を たたく 音 )

ええ と 新作 を 大 ヒット さ せ て アニメ 化 さ せ て

妹 と 一緒 に ここ で 見る こと

それ が 俺 たち の 夢 です

それ が 俺 たち の 夢 です

( 紗 霧 ) うん うん

( 紗 霧 ) うん うん

( 紗 霧 ) うん うん

( 獅童 ) いい 夢 です ね

( 獅童 ) いい 夢 です ね

( エルフ ) 頑張 ん なさい ! ( 正宗 ) おう !

最後 は エロ マンガ 先生 の 番 だ ぜ

( 紗 霧 ) えっ 俺 の 夢 は ―

和泉 先生 が 言っちゃ っ た から …

( エルフ ) もう 1 つ ある ん でしょ ?

( エルフ ) あなた の 夢 は 何 ?

( 紗 霧 ) 私 は …

好き な 人 の お 嫁 さん に なり たい

( エルフ ・ ムラマサ ・ 獅童 ) お邪魔 し まし た

( エルフ ) ムラマサ ! 花火 見 に 行く わ よ

( ムラマサ ) あっ ああ … N ( エルフ ) 国光 あんた も 来 なさい

( ドア が 閉まる 音 )

打ち上げ 楽しかった か ?

普通

そ っか

あむ …

あむ …

この 家 に みんな が 集まって くれ て さ

みんな で 同じ もの 食べ て いろんな こと 話し て ―

俺 は すげ え 楽しかった

その分 みんな が 帰ったら シン と し ち まった な

兄さん

ん ?

( 紗 霧 ) 寂しかった の ?

( 正宗 ) えっ … N ( 紗 霧 ) あの 時 の 電話 ―

何だか おかしかった から

ああ … そう かもし れ ない

俺 は ね 紗 霧

ハァー

1 人 で いる の が 怖い ん だ

おふくろ … 俺 の 実 の 母親 な ―

俺 が 1 人 で 留守番 し てる 時 に 事故 に 遭って 帰って こ なかった

それ から な ん だ 怖く て さ …

だから 新しい 家族 が でき て うれしかった

情けない よ な

そんな こと ない

私 だって 部屋 から 出 られ なく なった ん だ もん

兄さん だけ が 大丈夫 なんて そんな わけない もん

あむ … ん っ

フッ …

( 花火 の 音 )

( 花火 の 音 )

( 紗 霧 ) あ … N ( 正宗 ) お っ 始まった な

( 紗 霧 ) あ … N ( 正宗 ) お っ 始まった な

( 花火 の 音 )

( 花火 の 音 )

( 紗 霧 ) ん …

( 花火 の 音 )

あ …

やっと 分かった

兄さん は 家族 が 欲しい ん だ

( 正宗 ) うん … 俺 は 家族 が 欲しい

( 紗 霧 ) 私 は 兄さん を 家族 だ なんて 思って なかった し ―

兄さん の 妹 に なんて なり たく ない

でも しょうがない から ―

ちょっと だけ 妹 の フリ を し て あげる

♪~

~♪

す っ ごく 遠ざかった

( 正宗 ) 次回 …

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