Kobato . Episode 8
(こば と )あ ~!
ニヤ ~ 。
かわいい 子 猫 さん です よ !(いおり ょぎ )へ っ 。
「育て られ なく なり ました 。拾って 下さい 」。
また 面倒 くせ え もん に 手 出す ん じゃ ねえ ぞ !
フワフワ です ~。…って 言ってる そばから お前 は !
子猫 を 独りぼっち に する わけ に は いきません !
じゃあ どう する つもり だ !
こう し ます !
これ なら 子猫 さん も 寂しく ありませ ん し →
私 も 癒やして 差し上げる 方 を 探せます 。
一生 ここ で 暮らす 気 か ~?きゃ ~!
・~(オープニング ・テーマ )
・「どう すれ ば いい ん だっけ 」
・「あたりまえ の こと って いつも 難しい な 」
・「嬉しい とき 笑って 」
・「好き な とき に 歌い たい だけ な のに 」
・「いつか 願い は 叶う と 」
・「でも いつ かって どれ くらい ?」
・「待ち きれ ない よ 」
・「123 !の 合図 で 両手 広げて 」
・「全身 に ひかり を 集めて 」
・「どこ に ある の 教えて 私 に できる こと 」
・「めいっぱい 傷 つい て せい いっぱい 走って 」
・「何 十 回 転んで 泣いて 」
・「それ でも また あきれる くらい 」
・「明日 を 信じてる 」
・~
自分 の 面倒 も ろくに 見 れ ねえ ヤツ が →
子猫 の 世話 と は 笑わせる ぜ !
でも ほうって おく わけ に は いきません !(ドア の 開閉 音 )
(こば と 藤本 )あっ 。
ニヤン 。
(藤本 )今度 は 捨て 猫 か 。
違い ます !飼い主 さん が 育て られ なく なった らしく て 。
同じ だ !
最後 まで 面倒 見る 気 が ない なら 手 を 出す な 。
意地悪 です 。いい 事 言う じゃねえか 。
ニヤン 。ん ?子猫 さん ?
ど … どう し た ん でしょ う ? 腹 が 減った ん だ ろ ?
えっ !
(千 世 )千 帆 ちゃん 5 番 の 答え は 何 ?
千世 ちゃん も 分かんない の ?
( 2人 ) ふ ~ ん 。 ( ノック )
は ~い !
こば と さん だ !こんにち は !
おなか が 空いて いる んです !
( 2人 ) あ … 。
今 ママ お出かけ し て て 。これ しか ない の 。
これ は おやつ すぎる か と …。(2人)え?
いえ 私 で は なくて その …。
この 子猫 さん なんですけど …。
かわいい !わ ~!
飼い主 さん が 飼え なく なって …。何 か 食べ物 を 分けて 頂け ない か と 。
ニヤン !(2人 )シ ~!
(千 世 )こばと さん の お 部屋 に 行って いい です か ?
はい 。
おいし そう に 飲んでる 。よかった 。
お 二人 は どうして そんな 小さい 声 で お 話 さ れ て いる の です か ?
この アパート ペット 禁止 な の 。
前 に 住んでた 人 が 犬 を 飼ってて 近所 から 鳴き声 が うるさい って 。
それ で ママ が ペット を 連れた 入居者 は もう お 断り する って 。
じゃあ ここ で お世話 する わけ に は いか ない ん です ね 。
飼い主 さん に もう 一度 頼んで みたら ?
分から ない ん です 。子猫 さん は 箱 に 入って い て 。
飼い主 さん の 名前 は 書い て あり ませ ん でし た 。
でも このまま じゃ 子猫ちゃん 独りぼっち に なっちゃう 。
新しく 飼い主 さん に なって くれる 人 が 見つかれ ば いい ん だ けど 。
あっ!
明日 よもぎ 保育 園 で 清 花 先生 に お 願い し て みます !
清 花 さん なら きっと いい って 言って くれる ね !
よもぎ 保育 園 なら いつ でも 会い に いける し !
だったら 名前 を 決め なきゃ 。こば と さん 何 が いい ?
えっ 私 です か ?
えっ と …。突然 すぎ て 浮かび ません !
・~
真っ白 だ から ミルク は ?それ に ミルク が 大好き だ し 。
ミルク です か 。かわいい 名前 です 。すてき です !へ っ 。
(児童 たち )かわいい ~!真っ白 !
(満里奈 )ミルク って 言う ん だ って 。(俊彦 )ふ~ん 。
(満里奈 )ミルク おいで !(義男 )僕 も だっこ し たい !
僕 も ~ ! ( 譲 ) さわら せ て !
(清花 )みんな 喜んでる みたい ね 。では ここ で 飼って 頂いて も ?
クシュン クシュン 。
譲 君 ちょっと いらっしゃい 。
クシュン !大丈夫 です か ?
譲 。お前 猫 アレルギー じゃ ない の か ?
猫 …アレルギー ?
くしゃみ や 湿疹 が 出 た り ひどい 時 に は 喘息 を 起こし たり 。
クシュン !
清 花 先生 。保育園 で 猫 を 飼う の は 無理 です よ 。
そう ね 。こばと ちゃん ごめんなさい ね 。
そういう 軽はずみ が 結局 周り に 迷惑 を かける 事 に なる 。
軽はずみ だ なんて ! だったら 自分 で 責任 と れる の か ?
藤本 君 !自己 満足 の ため に →
半端 に かまう だけ なら 捨てた ヤツ と 同罪 だ 。
あ … 。 ( 譲 ) ごめん ね こば と ちゃん 。
僕 もう 大丈夫 だ から 。私 こそ ごめんなさい 。
( 寝息 )
・わ ~やめろ !
じゃれ つく な !ぬいぐるみ だ けど ぬいぐるみ じゃ ねぇ ん だ !
こば と ちゃん ここ に い た の 。
清 花 先生 。
隣 いい ?はい 。
がっかり させて ごめんなさい ね 。そんな …私 こそ すみません 。
藤本 君 も 悪気 は ない ん だ けど ね …。どこ か で …→
あの 子猫 と 自分 を 重ねて いる の かも しれない 。
えっ ?
う うん 。子猫 の 引き取り手 私 も 探し て みる わ 。
大丈夫 きっと 見つかる わ よ 。はい 。
で これ から どう する つもり だ ?
ミルク を 引き取って 下さる 方 を 探し ます !
皆さん に は ご 迷惑 は かけ られ ませ ん !
賛成 だ 。オレ も 相当 迷惑 だ 。
バイバイ !
(千 帆 )清 花 さん 。
こんにちは !ミルク い ます か ?
猫 アレルギー ?そう な の 。ごめんなさい ね 。
いいえ 。ママ に 頼んで みる ?
ダメ だ よ ペット は 禁止 だ もの 。→
言ったら ママ を 困らせちゃう 。そう だね 。
どなた か この 子猫 さん を 引き取って 下さい ませ ん か !
この 子猫 さん の 飼い主 に なって 下さい !
この 子猫 さん の お世話 を !
( 千 世 千 帆 ) こば と さ ん !
千 帆 ちゃん 千 世 ちゃん 。ミルク おいで !
いい 子 に し て た ?
すみません 。清花 先生 に お 願い し て み たん ですけど …。
私 たち 保育 園 に 行って きた の 。こばと さん の せい じゃ ない もの 。
でも まだ 引き取って 下さる 方 も 見つかりません 。
私 たち も 一緒 に 探す !絶対 飼い主 さん を 探す から ね !
ニヤン 。
(主婦 )ごめんなさい ね 。うち は 子供 で 手 いっぱい 。
ウ … 。
キャン キャン キャン !(婦人 )キャサリン どう し た の ?
こば と さん 。行こう 。
失礼 します !
( 呼び鈴 )
(老人 )しつこい ぞ !この セールスマン が ~!
(一同 )あ …。あれ ?
ミルク !
( 堂 元 ) ちょっと … 。 堂 元 さん
こば と ちゃん ?
・~
・~
ミルク !おいで !
すごい すごい !
あの 子猫 の 引き取り手 か …。はい 。
1 人 暮らし の ヤツ ばかり だ から …。
すぐに は 思いつか ない けど 僕 も 探し て みる よ 。
ありがとう ございます 。皆さん に ご 迷惑 を かけて しまって …。
迷惑 だ なんて 思って ない よ 。こば と ちゃん が 一生懸命 だ から →
助け たく なる ん だ よ みんな 。そんな … 。
でも 知ら ない 家 を 回る の は やめた ほうがいい かも ね 。
でも 藤本 さん に 言わ れた ん です 。自己 満足 の ため に →
半端 に かまう だけ なら 捨てた 人 と 同じ だって 。
相変わらず だ な 清和 は 。気 に しちゃ ダメ だ よ 。
かわいい 子 猫 さん を 捨て たい って 思う 人 は い ない と 思い ます 。
きっと 何 か 事情 が あって …。
でも あの 時 の 藤本さん とても 寂しそう で した 。
あ … 。
藤本 さん の 言う とおり 半端 は いけない です よね 。
出来る こと は 精一杯 やら ない と 。
今度 は 知って いる お うち の 方 に 聞い て みます 。
じゃあ 何 か あったら 僕 の ケータイ に 電話 し て 。
はい 。ありがとう ございます !
( 呼び鈴 )
お 留守 みたい です ね 。
お 休み です 。
(ため息 )ニヤン 。
ニヤン ニヤン 。
ん ?
ふん 。
(屋台 の 主人 )うち は 食べ物 を 扱う から 猫 は ちょっと な …。
そう です か 。力 に なれ なくて ごめん よ 。
・・
(千歳 )もしもし ?三原 です 。清花 ?
え ?子猫 ?
本当 は ここ で 飼え れ ば いい ん だ けど 。
あの 子 たち が そんな 事 を …。ええ 分かった わ 。じゃあ 。
あら ?
( 一同 ) あ … 。
大分 暗く なって しまい ました ね 。ミルク も くたびれた ね 。
ニヤン ニヤン 。(千 帆 )ミルク ?
おなか が 空いて しまった ん です ね 。
(二人 )せ ~の !
こっち !
私 何も 出来 なく て 情けない です 。
猫 の メシ すら 買え ねえ しな !
はい ~。ニヤン 。
ねえ 千世 ちゃん 。なあ に ?
やっぱり ママ に 頼 ん で みよ う 。 うん ママ なら 許し て くれる よ ! →
そ したら 今日 は ミルク と 寝よ う !うん 寝よ う !こば と さん も 。
は ~い 。あれ …?
あの 時 の …。
(おばあちゃん )あら ?すてき な 歌 の お嬢さん 。
知って る 人 ?はい 。赤ちゃん は ?
今日 は 仕事 が お 休み だ から あの 子 の お母さん が 見てる わ 。
そう です か 。でも どうして ここ に ?
子猫 の 引き取り手 を 探し て いる 女の子 が いる って 聞い て …。
えっ !あら あら !→
この コ ね 。
ウフフ フフ 。小さく て かわいい こと 。
よかったら この コ うち で 引き取ら せて もらえ ない ?
本当 です か ええ 。孫 は 一人っ子 だ し →
子猫 が 遊び 相手 に なって くれれば 。
回想 クシュン クシュン 。
でも …猫 さん に 触れる と →
くしゃみ や 咳 が 出る 人 も い ます 。赤ちゃん は 大丈夫 です か ?
あの ピザ 屋 さん も 同じ 事 を 気に し て いまし た よ 。
ピザ 屋 さん ?ええ 。
配達 先 に 子猫 を 引き取って もらえませんか って 聞いてた の 。
通りがかり に それ を 聞い て ここ に 来 た の よ 。
藤本 さん です 。
うち の 孫 は 動物 が 大好き な の 。猫 アレルギー も 大丈夫 よ 。
あら あら ウフフフ …。
よかった ね ミルク 。もう 独りぼっち じゃ ない よ 。
ニヤン ニヤン 。
では 。
バイバイ ミルク !会い に 行く から ね 。
あっ !待って おばあさん 。
ミルク の ごはん です 。お 預かり し まし た よ 。
ミルク を お 願い します 。お 願い します 。
・~
ミルク が い ない と お 部屋 が 広く 感じます 。
あ ~!せいせい し た ぜ !
イテッ !何 だ よ ?
ミルク の ミルク 入れ …。
千 帆 ちゃん 千 世 ちゃん も 同じ 気持ち です 。
あ … 。
どこ 行く ん だ よ ?(ドア 開閉 音 )
あっ !(開閉 音 )
こば と さん ?こんばん は !
あの … 。
千 帆 と 千 世 なら 屋上 よ 。
ミルク かわい がって もらって る か な 。
優し そう な おばあさん だった わ 。
あの おばあさん なら 大丈夫 です 。
こば と さん 。あ …それ …。
お返し する の 忘れ て まし た 。
ミルク の …ミルク 入れ 。
はい 。
そう いえ ば あの おばあさん と お会いし た 日 も 満月 の 夜 で →
とっても きれい な 桜 が 咲いていました 。
お ばあさん が お 散歩 に 連れ て きた 赤ちゃん が 泣きやんで くれなくて 。
私 も 赤ちゃん を あやし て み た の です が →
ますます 泣か せ て しまって !
それ で ?どう し た の ?
それ で …歌 を 歌った んです 。
え ?こばと さん が 歌った の ?
はい 。そう したら 赤ちゃん 泣きやんで くれて 。
その 歌 どんな 歌 ?え ?
えっ と …。
聞き たい な !私 も 聞き たい 聞か せて !
お 願い !
はい !
・「春 に 咲く 花 」
・「夏 広がる 空 よ 」
・「心 の 中 に 刻まれ て きらめく 」
・「朝 に 降る 雨 」あっ !この 歌 …?
・「窓 を 閉ざす 君 も 」
・「胸 に あふれる 光 は 雲 の 上 」
・「私 を 導く 遠い 遠い 呼び声 よ 」
・「微笑む よう に 歌う よう に 」
・「響く 風 の 音 」
・「喜び 悲しみ 」
・「すべて 抱い て 歩いてる 」
・「私 の 手 と 君 の 手 を 」
・「強く つなぐ もの 」
・~
ヘッ 。
あっ… 。
( ノック )
なん だ ?ミルク の 事 ありがとう ございまし た 。
あ … 。
とっても いい 飼い主 さん です 。藤本 さん の お陰 です 。
用 は それ だけ か ?はい !
(閉 音 )ウグッ !
何 やって ん だ ?大事 な 事 を 思い出し まし た 。
お 電話 を 貸し て 頂け ない でしょうか ?
じゃあ 猫 好き の 心当たり い たら 連絡 し て 。うん ありがとう 。
清和 … ?
もしもし ?
えっ と …あの …。
(堂元 )こば と ちゃん ?どう し た の ?
はい 。子猫 さん を 引き取って 下さる 方 が 見つかり ました 。
それ を お 知らせ し たく て 。そう 。
はい !藤本 さん が 見つけて 下さいました 。
清和 が ?
そう か 。ご 心配 おかけ し まし た 。
う うん よかった よ 。じゃあ 。
増え て ます 。
でも なぜ でしょ う ?飼い主 を 見つけた の は 藤本 さん です し 。
私 は 何 の お 役 に も …。
お 役 に 立て ねえ ばかり か 子猫 を 連れ てきた せい で →
みんな に 多大 な 迷惑 を かけ まくった 。
ひぇ ~!私 の せい で 皆さん に →
いっぱい ご 心配 と ご 迷惑 を かけて しまい ました 。
まあ 持ちつ持たれつ …Nそれ が 世の中 って もん だ 。
え ?
お前 は 子猫 を 手放した 千帆 と 千世 の 寂しさ に 気づき →
歌 を 歌って やった 。
ただ 赤ちゃん や おばあさん の 事 を お二人 に お伝え したくて 。
その 気持ち が あの 二人 を 安心 させた んだろう よ 。
歌 で 心 が 癒やされる 事 も ある んです ね 。
だが な オレ の 耳 の 傷 は 癒え て ねえ !
したがって こば と 0 点 だ !
ひ ぇ ~ !
でも …真ん丸 で 今日 の お月様 みたい です ね 。
・喜んで じゃ ねえ よ !
・そう いえ ば ミルク の お 皿 も 真ん丸 。みんな で おそろい です ね 。
・そんなに 真ん丸 が 好き なら この先 ずっと 0点 だ !
・ひどい です ~いおり ょぎ さん !
・「人 は みな 飛んで みたい のに 」
・「重力 に 騙さ れ てる ん だ 」
・「誰 も ほんと は 飛べ る ん だ よ 」
・「あの コ が あんなに 哀し そう な の は 」
・「自分 の 影 を どこ か に 忘れ てきちゃった から かも 」
・「それ なら 」
・「アリガトウ 、って 君 に 言え たら 」
・「アリガトウ 、って 君 が 笑え ば 」
・「行ったり 来たり うれしく なる 」
・「君 が シアワセ に なる 」
・「心配 なんて いらない よ いっしょに いる から 」
・「うれしく って も 涙 が でる なんて 不思議 だ 」