Kobato . Episode 23
( こば と ) おはよう ござい ま ~ す ! 藤本 さ ~ ん !
おはよう ござい ま ~ す ! ( 開 音 )
(藤本 )早い の は 分かって る 。
はい !
毎朝 毎朝 … 。 今日 は 何 の 用 だ ?
はい 今日 も お手伝い です !は あ ?
藤本 さん の お 手伝い を さ せて 頂きます !
まったく …あの な …。(千歳 )あら !→
おはよう こば と さ ん 藤本 君 。
おはよう ござい ま ~ す ! 今日 も お 手伝い ?
はい !(ため息 )
藤本 君 も いろいろ 助かる でしょ う ?
冗談 じゃ ない です 。なんで オレ が 助け られる ん です か ?
こば と さん 。気 を 緩め ず に お 願い ね 。→
この 調子 じゃ 藤本 君 目 を 離し た 途端 また 無理 する わ 。
なん …Nは い !
・~(オープニング ・テーマ )
・「どう すれ ば いい ん だっけ 」
・「あたりまえ の こと って いつも 難しい な 」
・「嬉しい とき 笑って 」
・「好き な とき に 歌い たい だけ な のに 」
・「いつか 願い は 叶う と 」
・「でも いつ かって どれ くらい ?」
・「待ち きれ ない よ 」
・「123 !の 合図 で 両手 広げて 」
・「全身 に ひかり を 集めて 」
・「どこ に ある の 教えて 私 に できる こと 」
・「めいっぱい 傷 つい て せい いっぱい 走って 」
・「何 十 回 転んで 泣いて 」
・「それ でも また あきれる くらい 」
・「明日 を 信じてる 」
・~
ハァ ~毎日 毎日 。
自分 で やる !
そう だ !これ 見つけた んで ここ に 貼って おきます ね 。
お おい 勝手 な 事 を …。
( ため息 )
ほか に は 何 を し ましょ う ?
( 足音 )
今日 は どちら に いらっしゃる ん です か ?
昨日 は 図書館 で おととい は 大学 で した けど 。
アルバイト 。 アルバイト は お 休み だ と 伺い まし た 。
何度 も 言って る だろう !同情 …。
同情 や 好奇心 じゃ あり ませ ん 。
迷惑 だ と 言った はず だ 。
藤本 さん は お 散歩 し た 事 あり ます か ?
は ぁ ?
お 散歩 は いい です 楽しい です 。(いおり ょぎ )楽しい の は …。
そりゃ お前 だけ だ ろう 。
わ っ !行き ましょう →
楽しい 所 !フフフ …。おい !
(千歳 )そう 二人 で 出かけて いった わ 。
ウフフフ そう ね 。
時間 が 必要 な の よ 誰 に だって 。
(千歳 )あなたたち 二人 が そう だった ように 。
(清 花 )うん 。
(小鳥 の さえずり )
・~
何 の つもり だ ?
( 足音 )
何 だ よ ?
藤本 さん の ここ ずっと ミイ ~って なって ます から 。
だから 藤本 さん に 楽しく なって もらい たい んです 。
ふん 。あ ~ !
ボート です !藤本 さん ボート 乗り ましょう !
えっ ?ボート って …。
おい !
お 金 が かかる そう です 。
( ため息 )
(水しぶき の 音 )ウ ~ンショ !
ウ ~ ンショ ! ウ ~ ンショ !
やれやれ … 。
えい !えい !おい 。
ぶつかる ぞ 。(衝撃 音 )
わ ~ !
( ため息 )
替われ 。ダメ です 藤本 さん お ケガ が …。
そんな 事 言って たら いつ まで たって も 戻れ ねぇ !
いつ まで たって も …?
ふ ~ん 。
こば と 頑張り ます !頑張って こぎ ます から !
(水しぶき の 音 )あっ !
ん … 。
ヘックション !
オール は あまり 深く 入れる な 。はい 。
足 も 使え 。はい !
せ ~の !ヨイッショ !
あ ~進み ました !すごい です !
のんき な もん だ 。
藤本 さん ?あん ?
ちょっと ここ マシ に なり ました 。
ふん 。
どういう つもり だ ?
え ~っと 藤本 さん に 元気 に なって もらおう と →
今度 は お 魚 さん の ご飯 を …。じゃ ね ~だろう !
今 が どういう 状況 か 分かって ん の か ?
はい 。また 藤本 さん に お金 を 出させて しまいまし た 。
でも ちゃんと お釣り は もらって …。
(炎 の 音 )
何 回 言った と 思ってる !時間 が ねぇ って !
はい !だ から 頑張り ます !
早く 戻り ましょう 。話 は まだ 終わっちゃいねぇ おい !
(投入 音 )
お 魚 さ~んご飯ですよ!いませんか~?
( ため息 )
藤本 さん も どう です か ?1 人 に し て くれ 。
ずっと つきまとわ れ てる と 落ち着か ない 。
分かり まし た 。
へ っ !
行く ぞ こば と !1 個 でも 多く コンペイトウ を 集め ねえ と …。
(女 の 声 )あら !オット …!
( 琥珀 ) こんにちは 。 なん だ よ 琥珀 じゃ ねぇ か よ 。
お 散歩 です か ?今日 は 良い お 天気 です もの ね 。
あ ~もう なんだよ この ほえほえ ムード は よ ぉ ?
いけ ません か ?おい 琥珀 !
ほえ ほえ 同士 こいつ に 説教 して やれ 。
( 琥珀 ) こば と さん に ? そうだ よ !
願い を 忘れ て ふらふら ふらふら ほえ ほえ ほえ ほえ と よ ~ 。
忘れ てません 。 は ~ ん ?
私 の 願い は …N決まって い ます から 。
ああ ?
へ っ !当たり前 だろう が !
・~
ふん !何 だ よ どばと の ヤツ 。どばと の くせに よ う 。
怒って る ん です か ?おう 怒って る よ !
怒っちゃ いる けど あんな 顔 さ れちゃ ぁ な 。
こば と さん は 選んだ んです ね 。バカ な ヤツ だ よ 。
起きる 事 は すべて 必然 です 。
だから 意味 の ない 事 は ひとつ も ありませ ん 。
それ は 天界 だけ か ?異界 の 住人 に も 言え る の か ?
どんな 存在 に も 。すべて の もの に 。
そう か …。
う っ …。
藤本 さん !
よかった 見つけ まし た 。
どうして ?えっ
どうして オレ に かかわる ?どうして って … 。
感謝 し て ほしい の か ?だったら お門違い だ 。
別に ありがたい なんて 思って ない 。これ から 思う こと も ない 。
フフッ 。
藤本 さん が 大切 な 人 だ から です 。
大切 な 人 が 気になる の は 当たり前 です 。
オルガン 清 花 先生 が 保管 し て 下さって ます 。
別に どう だって いい …。
藤本 さん に とって は 大切 な もの な の でしょ ?
いつ でも また 弾き に 行けます ね 。
ウフフフ …。(二人 の 足音 )
何 だ よ ?
藤本 さん と いおり ょぎ さん って そっくり だ と 思って 。
いつも 怒って る ところ とか …。
いおり ょぎ って いつも 連れ てる ぬいぐるみ か ?
はい !でも 本当 は とっても いい 方 な ん です 。
ヘックション !
そろそろ 帰る か ?そうです ね 。
うん ?琥珀 。
お前 も 選んだ んだ よ な ?幸せ か ?
はい 。
(こば と 藤本 の 足音 )
あっ !お 洗濯 と か どう なされてる ん です か ?
洗濯物 干し たり する の 大変 です よ ね 。
私 が …。(うし ゃぎ さん の 声 )
( 足音 )
藤本 さん ?
何 だ よ ?
明日 は ご 一緒 できません 。
それ は ありがたい な 。やっと 解放 される 。
藤本 さん が 喜んで くれる と 私 も うれしい です 。
ふん 。
( 足音 )
・~
・~
(薬剤師 )お 大事 に 。ありがとう ございます 。
(千歳 )まぁ そう …。何だか 急な 話 ね 。
お 世話 に なり ました 。
千 帆 ちゃん 千 世 ちゃん に も ご 挨拶 し たかった ん です が …。
きっと 寂しがる わ 。清花 に は ?
これ から お 伝え し よ う と 思って ます 。
そう 。 →
こば と さん が うち に 来て もう 一 年 に なる の ね 。
はい 。季節 が 4 つ 。
春 も 夏 も 秋 も 冬 も 。それぞれ に 楽しく て 。
落ち着 い たら 連絡 を ちょうだい 。
あっ… 。
はい 。落ち着いたら …。
・~
回想 私 の 願い は 決まって い ます から 。
・~
ど ば と !それ が どういう 事 か 分かって る ん だろう な 。はい 。
コンペイトウ が 集まら なきゃ お前 は …。
う っ …。
自分 が どう なって も いい の か ?
バカ か お前 は ?バカ でしょう か ?
バカ だ よ 。百 点 満点 の バカ だ 。
(扉 の 開閉 音 )
いおり ょぎ さん お 待たせ し まし た 。
挨拶 は 済んだ か ?はい !
( ため息 )
行く か ?はい 。
・~
やれやれ まだ 帰って ねぇ 。
まっいい の か これ で … 。
・~
見ろ よ 月 が 明るい 。はい 。
なあ こば と …。何 です か ?いおり ょぎ さん 。
何も し ない で そば に 居る だけ って つらく ない の か ?
つらい …?どうして です か ?
ただ そば に 居られる 事 …。
これ って とって も すごい 事 です から 。
あっ
え てっきり 聞い て いる もの だ と 。
い えっ …。
こば と さん 言いづらかった の かも 知れない わ ね 。(足音 )
あつ !どこ に 行く って 言って まし た ?
それ が 落ち着い たら 連絡 を する と だけ …。
(千 帆 千 世 )行っちゃった ね 。
・~
来 た か …。
・~
ちょっと 待った !
待って くれ !こいつ は 頑張った !バカ で ドジ で マヌケ で →
明るい の と 素直 な だけ が とりえ の ヤツ だ が →
人間 に しちゃ 上等 な ん だ よ !本当 に 上等 な 魂 を 持って ん だ !
だから 頼む !こいつ を 消す なんて 事 …。
消す なんて 事 …。
いおり ょぎ さん 。うし ゃぎ さん が 困って ます 。
・~
すま ん こば と …。
謝らない で 下さい 。 私 が 決め た 事 な ん です 。
オレ は …。
ありがとう ござい ます いおり ょぎ さん !
( 足音 )
・~
あっ (足音 )
何 やって ん だ
藤本 さん …?
ハァ ハァ ハァ …。
どこ へ 行く つもり だ ?分かり ませ ん 。
ふざけ て ん の か
最後 まで 怒ら れ まし た 。
当たり前 だ !何も 言わ ない で 消える なんて …。
どういう つもり だ すみません 。
オレ の 言った 事 が 気 に 障った の か ?
違い ます !全然 違い ます !
じゃあ どうして
契約 だ から だ よ … 。 誰 だ ?
ここ だ よ !ここ !カバン の 上 。
よう !あ …
いおり ょぎ さん です 。
そ それ …ぬいぐるみ …?…の 振り を し て い た だけ だ 。
あ … 。
契約 の 話 だった な 。こば と 見せ て やれ 。
はい … 。
お おい …。何の 事 だ ?
お前 …何 だ ?それ は …?
死 ん でる んだ よ 。
今 の こば と の 魂 は どの 世界 に も 属し て いない 。
どの 命 で も ない 曖昧 な 存在 だ 。
だが どこ ぞ の お偉いさん と の 契約 に よって →
一 度 だけ 生まれ変わり 生き 直す チャンス が 与え られ た 。
ちょっと 待て !一体 何の 事 だ
しかし …→
こば と は 契約 より 残さ れ た 時間 お前 と いる 事 を 選んだ 。
よって 契約 は 破棄 さ れ た 。
・~
だから 私 は …N消え ない と いけない ん です 。
ウソ だ ろ おい !
私 藤本 さん の そば に い られ て とても 幸せ で し た 。
ダメ です ね …。
最後 は 笑って い たかった のに …。
・~
おい !
やめ て くれ !頼む !
藤本 さん は …→
私 の 大切 な 人 です 。
これ まで も …→
これ から も …ずっと …。
行く な …。(ひび割れ の 音 )
(割れる 音 )
・~
コンペイトウ … ?
何 だ ?
コンペイトウ が …→
たまって いく …。
回想 (琥珀 )こば と さん の 願い は 変わって しまった 。
でも 契約 は 変え られ ませ ん …。
行き たかった 所 へ 行く という 。
藤本 さん の コンペイトウ …→
あたたか い 。
これ じゃ まるで 呪い じゃ ねぇ か 。頼む !
こば と を この 世界 に 転生 させて やって くれ !
へ っ !(炎 を 吐く 音 )
くそ っ …。
回想 (琥珀 )すみません 。何も でき なく て 。
謝る な 。オレ だって そう だ 。一番 長く そば に い た オレ が →
何も でき ねえ 。
(琥珀 )でも 起きる 事 が すべて 必然 なら …。
どう なって る ん だ ?
行く べき 所 に 行か なくて は なりません …。
さようなら 。
待 っ …!
(うし ゃぎ さん の 声 )
・~
・「無くし た もの と 」
・「集め た もの の 狭間 に 」
・「あなた の 笑顔 落ち て い た の 」
・「届き そう で 届か ない 」
・「と んで いける わけ じゃない し 」
・「笑わ せて あげたい だけ な のに 」
・「役立たず の この 翼 」
・「何の ため に ある の だろう 」
・「あなた の そば で 笑う よ 」
・「わたし に できる こと 」
・「あたためる だけ でも いい の か な 」
・「せめて つつみ たい 」
・「気付く の その ため の 翼 と 」
・「今 こそ わたし 笑う よ 」