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Digimon (デジモンアドベンチャー), Digimon 05

Digimon 05

そこ に は デジモン と 呼ば れる 未知の 生命 体 が 息づいて いる

( ナレーション ) デジタルワールド

そこ で 太一 は アグモン と 再会 する

太一 の 同級 生 空 も 加わり —

東京 を 機能 停止 から 救う 旅 は 始まった

ネットワーク を さまよう 光子 郎

空 と ピヨモン と の 出会い

そして 進化

( バードラモン の 咆哮 )

( ナレーション ) 襲い くる 野生 の デジモン を 退け —

謎 の 導き に 従い たどり着いた 場所 は …

( 空 ) 神殿 かしら …

( ホエーモン の 鳴き声 ) (2 人 ) ん ?

( 光子 郎 たち ) うわ 〜!

( 太一 )“ 我が 言葉 に 触れよ ”

( テントモン ) 肝 座 っと り ます な 光子 郎 はん

ここ デジモン の 腹 ん 中 で っせ

( 光子 郎 ) でも 外 と の 通信 は できて る

今 僕ら に 必要な の は 情報

情報 を 集めれば —

僕ら が これ から 何 を し なくちゃ いけない の か 見えて くる はず

( テントモン ) 偉い わ ほれ惚れ し ます わ

ところで この デジモン 何 ?

( テントモン ) ホエーモン です わ

ネットワーク 空間 を —

ゆ 〜 ったり 泳 いど る のんびり 屋 で …

( 光子 郎 ) うわ ! ( テントモン ) こりゃ たまげた !

( 光子 郎 ) 太一 さん ! ( 太一 ) ん ?

( 光子 郎 ) 今 何 か 光り ました !

翼 を 持った … デジモン ?

( アグモン ) 懐かしい 感じ

( ピヨモン ) うん 温かい

( 謎 の 声 ) 子供 たち よ

は …

( 謎 の 声 ) デジヴァイス を 手 に せ し 子供 たち よ

( 太一 ) デジヴァイス ?

( 謎 の 声 ) 我ら は デジタルワールド の 善 を 司る 者

汝 ら が 知る べき こと 最後 の 力 を 以 って ここ に 記す

かつて 大きな 戦い が あった

ここ は 我ら の 最後 の 砦 と なった 場所

( 太一 ) え …

あ …

( 地響き ) う … あ …

( 太一 たち ) は っ …

( 謎 の 声 ) デジタルワールド の 光 と 闇

相反し つつ も 保た れて いた 均衡 を 崩し —

闇 は 動き 始めた

( アグモン ) う … ( 太一 ) アグモン ?

なんで だろう 僕 ゾクゾク する んだ

( ピヨモン ) う … ( 空 ) ピヨモン ?

私 あいつ ら 嫌い

( 謎 の 声 ) 世界 を 蝕む 闇

我ら は すべて の 力 を 以 って 戦い に 臨んだ

勇敢なる 戦士 たち と 共に

( 衝撃 音 )

( 太一 たち ) うわ ! う う … は …

( 謎 の 声 ) そして …

( 爆発 音 ) ( 太一 たち ) うわ 〜!

はっ …

( 謎 の 声 ) 闇 は 退け られた

代償 は 大きく 我ら と いう 存在 も また …

( ピヨモン ) う う …

( 太一 ) アグモン !? ( 空 ) あ … どうして 泣いて る の ?

( ピヨモン ) 分か ん ない

分か ん ない けど 涙 が 出る んだ

大丈夫 私 が ついて る

うん

( 謎 の 声 ) 我ら は 信じた いずれ 生まれる 新たな 闇 …

闇 の デジモン が 動き出した その とき —

戦士 たち の 魂 を よみがえら せ 導く —

力 を 秘めた 者 たち が 現れる こと を …

戦い 学び その 蓄積 が 力 と なり —

幼年 期 を 終え 成長 し 成熟 して ゆく —

これ が デジモン

デジタルワールド から 生まれ し 生命 の たどる 進化 の 理

進化 は やがて 完全 へ と 至り —

さらに その先 無限 の 領域 へ 続いて いく

は … あの 時 の 白い デジモン …

白い デジモン ?

( 太一 ) 覚えて ない の か ? ( アグモン ) ん ん ?

( 謎 の 声 ) 滅び ゆく 我ら に は 一 つ の 不思議な 予感 が あった

理 を 越えた 進化 の 力

デジヴァイス の 輝き を 手 に この 世界 に 降り立つ 者 の 出現

デジモン と 共に 歩み 戦う 人間 の 子供 たち

それ は 我ら 亡き 世界 を 守り 得る 最後 の 可能 性

選ば れ し 子供 たち

俺 たち が …

( 謎 の 声 ) 心せよ 人 が 生み出した ネットワーク

デジタルワールド と 人 の 世界 を 繋ぐ —

我ら の 目 の 及び きら ぬ 領域

闇 を 止め ねば その 胎動 は ネットワーク を 伝わり —

人 の 世界 へ の 災い と なろう

( 太一 ) それ って 今 俺 たち の 世界 で 起こって る こと と —

( 太一 ) 関係 が ある んじゃ … ( 光子 郎 ) ん … 太一 さん

東京 は もう 半分 が 停電 に なって い ます

でも 変な んです

各地 の 変電所 の メインシステム は 止まって る のに —

なぜ か 電源 を 切る こと が でき なく なって いる んです よ

こんなに 停電 が 広がって いる のに —

どうして ネット だけ は 繋がった まま な んでしょう

( 光子 郎 ) あ … うわ ! ( テントモン ) なん や !

( ホエーモン の うめき声 )

( 爆発 音 )

( 光子 郎 ) うわ っ ああ あ …

光子 郎 !

( テントモン ) どない した ん や ホエーモン !

光子 郎 ! うわ っ …

う … う う … は …

( 謎 の 声 ) 子供 たち よ

我ら と 同じく 闇 も また —

汝 ら の 存在 を 察知 し 牙 を 剥く こと であろう

闇 に 打ち勝つ ため なす べき こと を 伝える

この 地 より 旅立ち 海 を 越え 大陸 を 目指せ

そして 出会う のだ

戦士 たち と 共に 戦う 光 と 希望 聖なる デジモン に …

聖なる デジモン ?

( 謎 の 声 ) クラウド 大陸 そこ で 聖なる デジモン を …

(2 人 ) うわ っ ああ …

( アグモン ) 危ない ! ( 太一 ) う お !

( 空 ) ピヨモン ! ( ピヨモン ) ぴゃ 〜!

( 太一 ) は … う … ( アグモン ) 太一 早く !

( アグモン ) あれ は ドクグモン だ

いっぱい いる ね

( ピヨモン ) ドクグモン が こんなに 大勢 の 群れ で 行動 する なんて …

普通 は 自分 の 巣 で 獲物 を 待ち構えて いる のに …

( 空 ) 完全に 塞が れた

( ピヨモン ) やっぱり おかしい

ドクグモン が こんなふうに 狩り を する なんて —

聞いた こと ない よ !

明確に 俺 たち の こと を 狙って 行動 して る って わけ か

もし そう だ と したら …

あの 声 が 言って た いずれ 生まれる 新たな 闇 …

それ が もう 私 たち の 存在 に 気付いて 動き出した …

( オーガモン ) ミ … ツ … ケタ

( ホエーモン の うめき声 )

( 光子 郎 ) うわ ! う っ …

( テントモン ) 光子 郎 は 〜 ん ! よっ と !

ありがとう テントモン

それにしても ホエーモン の 外 で 何 が …

( テントモン ) 悪い な ホエーモン ち っと 我慢 して や

コチョコチョコチョ …

( ホエーモン の くしゃみ )

( 光子 郎 たち ) うわ 〜! う う …

( 光子 郎 ) うわ 〜! ( テントモン ) う う …

( テントモン ) こいつ ら ティロモン や ヤバ いや つら や で

今 は 僕ら が 標的 みたいだ

テントモン このまま ホエーモン から 離れよう !

( テントモン ) 光子 郎 はん … 分かった で !

ホエーモン 今 の うち に 逃げて !

( 超 音波 の 音 )

( 太一 ) この 閉じた 空間 じゃ こっち が 不利だ

まず あの 糸 の 蓋 を 突破 だ !

分かった

ベビーフレイム !

( 超 音波 の 音 )

( アグモン ) あれ … ( 太一 ) あ … どう なって る

( アグモン ) ただ の 糸 じゃ ない よ よく 見る と ブルブル 震えて る

( ピヨモン ) それ に 何 か 変な 音 聞こえ ない ?

音 で 糸 を 振動 さ せて る んだ

アグモン の 炎 は その 力 で かき消さ れた

ドクグモン の ほか に も 何 か いる の かも

( 太一 ) は … ( ピヨモン ) マジカルファイアー !

( 空 ) ピヨモン ! ( ピヨモン ) 空 私 も 頑張る !

( ピヨモン ) 私 なら あの 糸 切れる かも

は … ん ?

( テントモン ) 光子 郎 はん 何 して はり ます の ん ?

( 光子 郎 ) 解析 だ よ

ティロモン の 攻撃 パターン を 予測 できれば —

反撃 の きっかけ が できる と 思う んだ

あれ ? これ … もう 一体 別の デジモン が いる !

( テントモン ) えっ ほん まで っか ?

( 光子 郎 ) う …

( 超 音波 の 音 )

は …

( テントモン ) おっと ほ いきた !

いた ! あの デジモン だ !

( テントモン ) ありゃ サウンドバードモン や

音 を 使って あれこれ 悪 さ する —

えらい 厄介な デジモン です わ

( 光子 郎 ) 音 … ひょっとして あれ が 音波 で ティロモン を けしかけて る んじゃ …

( テントモン ) ああ もう 追いついて き よった !

テントモン ! 君 だけ なら ティロモン を ふりきれる !

一旦 僕 を 離して その 隙 に あいつ を …

( テントモン ) アホ 言う な ! んな こと できる わけない …

( 光子 郎 たち ) うわ 〜! はっ … ( ティロモン の うなり 声 )

ああ …

( テントモン ) 光子 郎 は 〜 ん !

光子 郎 はん

わ い は … わ い は 光子 郎 はん の こと …

ど っ せい ! は あ !

( テントモン ) う お っ … ( 光子 郎 ) テントモン !

( テントモン ) う ぬ ぬ ぬ … う お 〜!

光子 郎 はん !

わて は … 絶対 に … 守る

光子 郎 は 〜 ん !

テントモ 〜 ン !

( テントモン ) テントモン 進化 〜!

( カブテリモン ) カブテリモン !

ふん ! ど っ せい !

ど や 光子 郎 はん

カブ … テリモン テントモン が 進化 した !

( カブテリモン ) 光子 郎 は ん ここ から が 本番 や

わて の ええ とこ バッチリ 見せ たる

うん

( カブテリモン ) ほ な いく で 〜!

ベビーフレイム !

( ピヨモン ) ピヨモン 進化 〜!

( バードラモン ) バードラモン !

みんな しっかり つかまって て !

( 太一 たち ) おう ! ( 空 ) うん お 願い バードラモン !

さあ ここ から は 僕ら の 番 だ よ !

ああ !

は あ 〜!

( アグモン ) アグモン 進化 〜!

( グレイモン ) グレイモン !

メガフレイム !

太一 まだ 何 か 来る

キリ が ない このまま ふりきる んだ

分かった !

( 超 音波 の 音 )

( 光子 郎 ) 間違い ない !

サウンドバードモン の 音波 が ティロモン を 操って る !

( カブテリモン ) ほ な あいつ を おとなしく さ せ たる わ

いく で !

む う 〜 ん

メガブラスター !

( 光子 郎 ) やった ティロモン が 去って いく

( カブテリモン ) ざっと こんな もん や

なんとか ふりきれた な

ピヨモン の おかげ だ よ ありがとう

うん

やった ね ピヨモン

最後 まで 話 を 聞け なかった な

( デジヴァイス の 着信 音 ) ん …

( 光子 郎 ) 太一 さん こちら 光子 郎 です

光子 郎 無事 か !?

はい 襲撃 を 受け ました が 切り抜け ました

カブテリモン の おかげ です

( 太一 ) よかった カブテリモン て ?

( 光子 郎 ) スゴ い こと が 起こった んです ! テントモン が 進化 した んです よ !

( 太一 ) おお ! やった な !

( 光子 郎 ) はい ! あ … そうだ

この デジモン に 注意 して ください

ほか の デジモン を 操って 僕ら を 襲わ せて いた んです

あ … 私 さっき の 戦い で 見かけた かも

( カブテリモン ) サウンドバードモン ちゅう ヤツ や

( 太一 ) 分かった そっち も 気 を つけて な 光子 郎

はい

( カブテリモン ) さあ お 仲間 ん とこ 急ぎ まひ ょ

僕 だけ が ここ に 飛ばさ れた の は 君 に 会う ため だった の か な

( カブテリモン ) なん や 聞こえ ん かった で

あ … なんでもない よ !

( カブテリモン ) なんでもない こと あら へん わ い の こと なんか 言う とった やろ

( 光子 郎 ) 本当に なんでもない って ば

( カブテリモン ) ほん ま に ? ほん ま に ?

( 光子 郎 ) 本当 ! 本当 だって ば !

コドモタチ オエ

( 謎 の 声 ) 頼む ぞ 選ば れ し 子供 たち

( ナレーション ) 小さな デジモン たち を 守る 少女 ミミ と 出会う 太一

襲い 来る 凶悪な 敵 を 太一 たち は 迎え撃つ

( 太一 ) 次回 「 デジモンアドベンチャー 」 “ 狙わ れた 王国 ”

( ナレーション ) 冒険 は 新たな 世界 へ


Digimon 05 Digimon 05

そこ に は デジモン と 呼ば れる 未知の 生命 体 が 息づいて いる |||||よば||みちの|せいめい|からだ||いきづいて| Dort lebt eine unbekannte Lebensform namens Digimon.

( ナレーション ) デジタルワールド なれーしょん|

そこ で 太一 は アグモン と 再会 する ||たいち||||さいかい|

太一 の 同級 生 空 も 加わり — たいち||どうきゅう|せい|から||くわわり

東京 を 機能 停止 から 救う 旅 は 始まった とうきょう||きのう|ていし||すくう|たび||はじまった

ネットワーク を さまよう 光子 郎 ねっとわーく|||てるこ|ろう

空 と ピヨモン と の 出会い から|||||であい

そして 進化 |しんか

( バードラモン の 咆哮 ) ||ほうこう

( ナレーション ) 襲い くる 野生 の デジモン を 退け — なれーしょん|おそい||やせい||||しりぞけ

謎 の 導き に 従い たどり着いた 場所 は … なぞ||みちびき||したがい|たどりついた|ばしょ|

( 空 ) 神殿 かしら … から|しんでん|

( ホエーモン の 鳴き声 ) (2 人 ) ん ? ||なきごえ|じん|

( 光子 郎 たち ) うわ 〜! てるこ|ろう||

( 太一 )“ 我が 言葉 に 触れよ ” たいち|わが|ことば||ふれよ

( テントモン ) 肝 座 っと り ます な 光子 郎 はん |かん|ざ|||||てるこ|ろう|

ここ デジモン の 腹 ん 中 で っせ |||はら||なか||

( 光子 郎 ) でも 外 と の 通信 は できて る てるこ|ろう||がい|||つうしん|||

今 僕ら に 必要な の は 情報 いま|ぼくら||ひつような|||じょうほう

情報 を 集めれば — じょうほう||あつめれば

僕ら が これ から 何 を し なくちゃ いけない の か 見えて くる はず ぼくら||||なん|||||||みえて||

( テントモン ) 偉い わ ほれ惚れ し ます わ |えらい||ほれぼれ|||

ところで この デジモン 何 ? |||なん

( テントモン ) ホエーモン です わ

ネットワーク 空間 を — ねっとわーく|くうかん|

ゆ 〜 ったり 泳 いど る のんびり 屋 で … ||えい||||や|

( 光子 郎 ) うわ ! ( テントモン ) こりゃ たまげた ! てるこ|ろう||||

( 光子 郎 ) 太一 さん ! ( 太一 ) ん ? てるこ|ろう|たいち||たいち|

( 光子 郎 ) 今 何 か 光り ました ! てるこ|ろう|いま|なん||ひかり|

翼 を 持った … デジモン ? つばさ||もった|

( アグモン ) 懐かしい 感じ |なつかしい|かんじ

( ピヨモン ) うん 温かい ||あたたかい

( 謎 の 声 ) 子供 たち よ なぞ||こえ|こども||

は …

( 謎 の 声 ) デジヴァイス を 手 に せ し 子供 たち よ なぞ||こえ|||て||||こども||

( 太一 ) デジヴァイス ? たいち|

( 謎 の 声 ) 我ら は デジタルワールド の 善 を 司る 者 なぞ||こえ|われら||||ぜん||つかさどる|もの

汝 ら が 知る べき こと 最後 の 力 を 以 って ここ に 記す なんじ|||しる|||さいご||ちから||い||||しるす

かつて 大きな 戦い が あった |おおきな|たたかい||

ここ は 我ら の 最後 の 砦 と なった 場所 ||われら||さいご||とりで|||ばしょ

( 太一 ) え … たいち|

あ …

( 地響き ) う … あ … じひびき||

( 太一 たち ) は っ … たいち|||

( 謎 の 声 ) デジタルワールド の 光 と 闇 なぞ||こえ|||ひかり||やみ

相反し つつ も 保た れて いた 均衡 を 崩し — あいはんし|||たもた|||きんこう||くずし

闇 は 動き 始めた やみ||うごき|はじめた

( アグモン ) う … ( 太一 ) アグモン ? ||たいち|

なんで だろう 僕 ゾクゾク する んだ ||ぼく|||

( ピヨモン ) う … ( 空 ) ピヨモン ? ||から|

私 あいつ ら 嫌い わたくし|||きらい

( 謎 の 声 ) 世界 を 蝕む 闇 なぞ||こえ|せかい||むしばむ|やみ

我ら は すべて の 力 を 以 って 戦い に 臨んだ われら||||ちから||い||たたかい||のぞんだ

勇敢なる 戦士 たち と 共に ゆうかんなる|せんし|||ともに

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

( 太一 たち ) うわ !  う う … は … たいち|||||

( 謎 の 声 ) そして … なぞ||こえ|

( 爆発 音 ) ( 太一 たち ) うわ 〜! ばくはつ|おと|たいち||

はっ …

( 謎 の 声 ) 闇 は 退け られた なぞ||こえ|やみ||しりぞけ|

代償 は 大きく 我ら と いう 存在 も また … だいしょう||おおきく|われら|||そんざい||

( ピヨモン ) う う …

( 太一 ) アグモン !? ( 空 ) あ … どうして 泣いて る の ? たいち||から|||ないて||

( ピヨモン ) 分か ん ない |わか||

分か ん ない けど 涙 が 出る んだ わか||||なみだ||でる|

大丈夫 私 が ついて る だいじょうぶ|わたくし|||

うん

( 謎 の 声 ) 我ら は 信じた いずれ 生まれる 新たな 闇 … なぞ||こえ|われら||しんじた||うまれる|あらたな|やみ

闇 の デジモン が 動き出した その とき — やみ||||うごきだした||

戦士 たち の 魂 を よみがえら せ 導く — せんし|||たましい||||みちびく

力 を 秘めた 者 たち が 現れる こと を … ちから||ひめた|もの|||あらわれる||

戦い 学び その 蓄積 が 力 と なり — たたかい|まなび||ちくせき||ちから||

幼年 期 を 終え 成長 し 成熟 して ゆく — ようねん|き||おえ|せいちょう||せいじゅく||

これ が デジモン

デジタルワールド から 生まれ し 生命 の たどる 進化 の 理 ||うまれ||せいめい|||しんか||り

進化 は やがて 完全 へ と 至り — しんか|||かんぜん|||いたり

さらに その先 無限 の 領域 へ 続いて いく |そのさき|むげん||りょういき||つづいて|

は … あの 時 の 白い デジモン … ||じ||しろい|

白い デジモン ? しろい|

( 太一 ) 覚えて ない の か ? ( アグモン ) ん ん ? たいち|おぼえて||||||

( 謎 の 声 ) 滅び ゆく 我ら に は 一 つ の 不思議な 予感 が あった なぞ||こえ|ほろび||われら|||ひと|||ふしぎな|よかん||

理 を 越えた 進化 の 力 り||こえた|しんか||ちから

デジヴァイス の 輝き を 手 に この 世界 に 降り立つ 者 の 出現 ||かがやき||て|||せかい||おりたつ|もの||しゅつげん

デジモン と 共に 歩み 戦う 人間 の 子供 たち ||ともに|あゆみ|たたかう|にんげん||こども|

それ は 我ら 亡き 世界 を 守り 得る 最後 の 可能 性 ||われら|なき|せかい||まもり|える|さいご||かのう|せい

選ば れ し 子供 たち えらば|||こども|

俺 たち が … おれ||

( 謎 の 声 ) 心せよ 人 が 生み出した ネットワーク なぞ||こえ|こころせよ|じん||うみだした|ねっとわーく

デジタルワールド と 人 の 世界 を 繋ぐ — ||じん||せかい||つなぐ

我ら の 目 の 及び きら ぬ 領域 われら||め||および|||りょういき

闇 を 止め ねば その 胎動 は ネットワーク を 伝わり — やみ||とどめ|||たいどう||ねっとわーく||つたわり

人 の 世界 へ の 災い と なろう じん||せかい|||わざわい||

( 太一 ) それ って 今 俺 たち の 世界 で 起こって る こと と — たいち|||いま|おれ|||せかい||おこって|||

( 太一 ) 関係 が ある んじゃ … ( 光子 郎 ) ん … 太一 さん たいち|かんけい||||てるこ|ろう||たいち|

東京 は もう 半分 が 停電 に なって い ます とうきょう|||はんぶん||ていでん||||

でも 変な んです |へんな|ん です

各地 の 変電所 の メインシステム は 止まって る のに — かくち||へんでんしょ||||とまって||

なぜ か 電源 を 切る こと が でき なく なって いる んです よ ||でんげん||きる|||||||ん です|

こんなに 停電 が 広がって いる のに — |ていでん||ひろがって||

どうして ネット だけ は 繋がった まま な んでしょう |ねっと|||つながった|||

( 光子 郎 ) あ … うわ ! ( テントモン ) なん や ! てるこ|ろう|||||

( ホエーモン の うめき声 ) ||うめきごえ

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

( 光子 郎 ) うわ っ ああ あ … てるこ|ろう||||

光子 郎 ! てるこ|ろう

( テントモン ) どない した ん や ホエーモン !

光子 郎 !  うわ っ … てるこ|ろう||

う … う う … は …

( 謎 の 声 ) 子供 たち よ なぞ||こえ|こども||

我ら と 同じく 闇 も また — われら||おなじく|やみ||

汝 ら の 存在 を 察知 し 牙 を 剥く こと であろう なんじ|||そんざい||さっち||きば||むく||

闇 に 打ち勝つ ため なす べき こと を 伝える やみ||うちかつ||||||つたえる

この 地 より 旅立ち 海 を 越え 大陸 を 目指せ |ち||たびだち|うみ||こえ|たいりく||めざせ

そして 出会う のだ |であう|

戦士 たち と 共に 戦う 光 と 希望 聖なる デジモン に … せんし|||ともに|たたかう|ひかり||きぼう|せいなる||

聖なる デジモン ? せいなる|

( 謎 の 声 ) クラウド 大陸 そこ で 聖なる デジモン を … なぞ||こえ||たいりく|||せいなる||

(2 人 ) うわ っ ああ … じん|||

( アグモン ) 危ない ! ( 太一 ) う お ! |あぶない|たいち||

( 空 ) ピヨモン ! ( ピヨモン ) ぴゃ 〜! から|||

( 太一 ) は … う … ( アグモン ) 太一 早く ! たいち||||たいち|はやく

( アグモン ) あれ は ドクグモン だ

いっぱい いる ね

( ピヨモン ) ドクグモン が こんなに 大勢 の 群れ で 行動 する なんて … ||||おおぜい||むれ||こうどう||

普通 は 自分 の 巣 で 獲物 を 待ち構えて いる のに … ふつう||じぶん||す||えもの||まちかまえて||

( 空 ) 完全に 塞が れた から|かんぜんに|ふさが|

( ピヨモン ) やっぱり おかしい

ドクグモン が こんなふうに 狩り を する なんて — |||かり|||

聞いた こと ない よ ! きいた|||

明確に 俺 たち の こと を 狙って 行動 して る って わけ か めいかくに|おれ|||||ねらって|こうどう|||||

もし そう だ と したら …

あの 声 が 言って た いずれ 生まれる 新たな 闇 … |こえ||いって|||うまれる|あらたな|やみ

それ が もう 私 たち の 存在 に 気付いて 動き出した … |||わたくし|||そんざい||きづいて|うごきだした

( オーガモン ) ミ … ツ … ケタ |||けた

( ホエーモン の うめき声 ) ||うめきごえ

( 光子 郎 ) うわ !  う っ … てるこ|ろう|||

( テントモン ) 光子 郎 は 〜 ん !  よっ と ! |てるこ|ろう||||

ありがとう テントモン

それにしても ホエーモン の 外 で 何 が … |||がい||なん|

( テントモン ) 悪い な ホエーモン ち っと 我慢 して や |わるい|||||がまん||

コチョコチョコチョ …

( ホエーモン の くしゃみ )

( 光子 郎 たち ) うわ 〜!  う う … てるこ|ろう||||

( 光子 郎 ) うわ 〜! ( テントモン ) う う … てるこ|ろう||||

( テントモン ) こいつ ら ティロモン や ヤバ いや つら や で

今 は 僕ら が 標的 みたいだ いま||ぼくら||ひょうてき|

テントモン このまま ホエーモン から 離れよう ! ||||はなれよう

( テントモン ) 光子 郎 はん … 分かった で ! |てるこ|ろう||わかった|

ホエーモン 今 の うち に 逃げて ! |いま||||にげて

( 超 音波 の 音 ) ちょう|おんぱ||おと

( 太一 ) この 閉じた 空間 じゃ こっち が 不利だ たいち||とじた|くうかん||||ふりだ

まず あの 糸 の 蓋 を 突破 だ ! ||いと||ふた||とっぱ|

分かった わかった

ベビーフレイム !

( 超 音波 の 音 ) ちょう|おんぱ||おと

( アグモン ) あれ … ( 太一 ) あ … どう なって る ||たいち||||

( アグモン ) ただ の 糸 じゃ ない よ よく 見る と ブルブル 震えて る |||いと|||||みる||ぶるぶる|ふるえて|

( ピヨモン ) それ に 何 か 変な 音 聞こえ ない ? |||なん||へんな|おと|きこえ|

音 で 糸 を 振動 さ せて る んだ おと||いと||しんどう||||

アグモン の 炎 は その 力 で かき消さ れた ||えん|||ちから||かきけさ|

ドクグモン の ほか に も 何 か いる の かも |||||なん||||

( 太一 ) は … ( ピヨモン ) マジカルファイアー ! たいち|||

( 空 ) ピヨモン ! ( ピヨモン ) 空 私 も 頑張る ! から|||から|わたくし||がんばる

( ピヨモン ) 私 なら あの 糸 切れる かも |わたくし|||いと|きれる|

は … ん ?

( テントモン ) 光子 郎 はん 何 して はり ます の ん ? |てるこ|ろう||なん|||||

( 光子 郎 ) 解析 だ よ てるこ|ろう|かいせき||

ティロモン の 攻撃 パターン を 予測 できれば — ||こうげき|ぱたーん||よそく|

反撃 の きっかけ が できる と 思う んだ はんげき||||||おもう|

あれ ?  これ … もう 一体 別の デジモン が いる ! |||いったい|べつの|||

( テントモン ) えっ ほん まで っか ?

( 光子 郎 ) う … てるこ|ろう|

( 超 音波 の 音 ) ちょう|おんぱ||おと

は …

( テントモン ) おっと ほ いきた !

いた !  あの デジモン だ !

( テントモン ) ありゃ サウンドバードモン や

音 を 使って あれこれ 悪 さ する — おと||つかって||あく||

えらい 厄介な デジモン です わ |やっかいな|||

( 光子 郎 ) 音 … ひょっとして あれ が 音波 で ティロモン を けしかけて る んじゃ … てるこ|ろう|おと||||おんぱ||||||

( テントモン ) ああ もう 追いついて き よった ! |||おいついて||

テントモン !  君 だけ なら ティロモン を ふりきれる ! |きみ|||||

一旦 僕 を 離して その 隙 に あいつ を … いったん|ぼく||はなして||すき|||

( テントモン ) アホ 言う な ! んな こと できる わけない … ||いう|||||

( 光子 郎 たち ) うわ 〜!  はっ … ( ティロモン の うなり 声 ) てるこ|ろう|||||||こえ

ああ …

( テントモン ) 光子 郎 は 〜 ん ! |てるこ|ろう||

光子 郎 はん てるこ|ろう|

わ い は … わ い は 光子 郎 はん の こと … ||||||てるこ|ろう|||

ど っ せい !  は あ !

( テントモン ) う お っ … ( 光子 郎 ) テントモン ! ||||てるこ|ろう|

( テントモン ) う ぬ ぬ ぬ … う お 〜!

光子 郎 はん ! てるこ|ろう|

わて は … 絶対 に … 守る ||ぜったい||まもる

光子 郎 は 〜 ん ! てるこ|ろう||

テントモ 〜 ン !

( テントモン ) テントモン 進化 〜! ||しんか

( カブテリモン ) カブテリモン !

ふん !  ど っ せい !

ど や 光子 郎 はん ||てるこ|ろう|

カブ … テリモン テントモン が 進化 した ! かぶ||||しんか|

( カブテリモン ) 光子 郎 は ん ここ から が 本番 や |てるこ|ろう||||||ほんばん|

わて の ええ とこ バッチリ 見せ たる |||||みせ|

うん

( カブテリモン ) ほ な いく で 〜!

ベビーフレイム !

( ピヨモン ) ピヨモン 進化 〜! ||しんか

( バードラモン ) バードラモン !

みんな しっかり つかまって て !

( 太一 たち ) おう ! ( 空 ) うん お 願い バードラモン ! たいち|||から|||ねがい|

さあ ここ から は 僕ら の 番 だ よ ! ||||ぼくら||ばん||

ああ !

は あ 〜!

( アグモン ) アグモン 進化 〜! ||しんか

( グレイモン ) グレイモン !

メガフレイム !

太一 まだ 何 か 来る たいち||なん||くる

キリ が ない このまま ふりきる んだ きり|||||

分かった ! わかった

( 超 音波 の 音 ) ちょう|おんぱ||おと

( 光子 郎 ) 間違い ない ! てるこ|ろう|まちがい|

サウンドバードモン の 音波 が ティロモン を 操って る ! ||おんぱ||||あやつって|

( カブテリモン ) ほ な あいつ を おとなしく さ せ たる わ

いく で !

む う 〜 ん

メガブラスター !

( 光子 郎 ) やった ティロモン が 去って いく てるこ|ろう||||さって|

( カブテリモン ) ざっと こんな もん や

なんとか ふりきれた な

ピヨモン の おかげ だ よ ありがとう

うん

やった ね ピヨモン

最後 まで 話 を 聞け なかった な さいご||はなし||きけ||

( デジヴァイス の 着信 音 ) ん … ||ちゃくしん|おと|

( 光子 郎 ) 太一 さん こちら 光子 郎 です てるこ|ろう|たいち|||てるこ|ろう|

光子 郎 無事 か !? てるこ|ろう|ぶじ|

はい 襲撃 を 受け ました が 切り抜け ました |しゅうげき||うけ|||きりぬけ|

カブテリモン の おかげ です

( 太一 ) よかった カブテリモン て ? たいち|||

( 光子 郎 ) スゴ い こと が 起こった んです ! テントモン が 進化 した んです よ ! てるこ|ろう|||||おこった|ん です|||しんか||ん です|

( 太一 ) おお !  やった な ! たいち|||

( 光子 郎 ) はい !  あ … そうだ てるこ|ろう|||そう だ

この デジモン に 注意 して ください |||ちゅうい||

ほか の デジモン を 操って 僕ら を 襲わ せて いた んです ||||あやつって|ぼくら||おそわ|||ん です

あ … 私 さっき の 戦い で 見かけた かも |わたくし|||たたかい||みかけた|

( カブテリモン ) サウンドバードモン ちゅう ヤツ や |||やつ|

( 太一 ) 分かった そっち も 気 を つけて な 光子 郎 たいち|わかった|||き||||てるこ|ろう

はい

( カブテリモン ) さあ お 仲間 ん とこ 急ぎ まひ ょ |||なかま|||いそぎ||

僕 だけ が ここ に 飛ばさ れた の は 君 に 会う ため だった の か な ぼく|||||とばさ||||きみ||あう|||||

( カブテリモン ) なん や 聞こえ ん かった で |||きこえ|||

あ … なんでもない よ !

( カブテリモン ) なんでもない こと あら へん わ い の こと なんか 言う とった やろ ||||||||||いう||

( 光子 郎 ) 本当に なんでもない って ば てるこ|ろう|ほんとうに|||

( カブテリモン ) ほん ま に ?  ほん ま に ?

( 光子 郎 ) 本当 !  本当 だって ば ! てるこ|ろう|ほんとう|ほんとう||

コドモタチ オエ

( 謎 の 声 ) 頼む ぞ 選ば れ し 子供 たち なぞ||こえ|たのむ||えらば|||こども|

( ナレーション ) 小さな デジモン たち を 守る 少女 ミミ と 出会う 太一 なれーしょん|ちいさな||||まもる|しょうじょ|||であう|たいち

襲い 来る 凶悪な 敵 を 太一 たち は 迎え撃つ おそい|くる|きょうあくな|てき||たいち|||むかえうつ

( 太一 ) 次回 「 デジモンアドベンチャー 」 “ 狙わ れた 王国 ” たいち|じかい||ねらわ||おうこく

( ナレーション ) 冒険 は 新たな 世界 へ なれーしょん|ぼうけん||あらたな|せかい|