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ブリーチ, Bleach Episode 17

Bleach Episode 17

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光

一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く

物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く

時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く

目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye

放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで

栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光

古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く

キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び

風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光

古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く

僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に

やっぱり な 。 テメエ の 斬 魄刀 に 名前 も 聞け ねぇ そんな ヤロ ー が →

この オレ と 対等 に 戦 お う なんて 2000 年 早い よ !

吠えろ 蛇 尾 丸 ! 前 を 見ろ ! !

目の前 に ある の は テメエ の エサ だ !

終わり だ クソガキ !

テメエ は この 阿 散 井 恋 次 に 負け て ここ で 死ぬ !

わり ぃ な ガキ !

これ が 力 の 差 って ヤツ だ !

斬 魄刀 は 持つ 者 の 霊 力 に よって 大き さ も 姿 も 変わって いく 。

そして コイツ が オレ の 霊 力 の 姿 だ !

じゃあ な ガキ ! そろそろ 帰ら せ て もらう ぜ 。

こっち の 空気 は 合わ ねぇ ん だ よ !

1 撃 目 で 力 の 差 を 思い知る …。

そう すれ ば かなわ ぬ こと を 知り 傷 の 浅い うち に →

ひ い て くれる の で は ない か … そう 願って い た 。

だが 一 護 は きっと そんな 理由 で ひき は し ない 。

その こと も わかって い た …

いく ぞ 。

まだ 動 ける か ? 一 護 ! 逃げる の だ 早く ! お 願い だ …

答え は な しか …。

逃げ て くれ ! !

何 してん だ ! ? ルキア !

テメエ … 離せ ! こら !

テメエ これ 以上 罪 を 重く する 気 か よ ! ? 離せ バカヤロ ー !

逃げろ 一 護 !

立て ! 立ち上がって 逃げる の だ ! 一 護 ! !

なん だ テメエ …。 まだ 動く 力 が 残って や がった の か 。

ちょうど いい ぜ 。 死に かけ の ヤツ に ただ とどめ 刺す の も →

つま ん ねぇ と 思って た とこ だ 。

そんじゃ いっち ょ 景気 よく 派手 に 斬り 合って 死 ん で くれ や !

一 護 ! 立てる なら 逃げろ ! 逃げる の だ 一 護 ! !

一 … !

どう し た ? 来 ねぇ なら こっち から いく ぜ !

なん だ ? この 霊 圧 の 上がり !

な … なん だ ! ? テメエ !

なん だ ! ? コイツ …。

さっき まで 死 に かけ て た じゃ ねぇ か よ !

ど っ から こんな 力 が わ い て 出 や がる ! ?

ハッ ! どう し た よ ! ?

え れ ぇ 動き が 鈍く なった じゃ ねぇ か 。 急に よ !

バカ 言え ! テメエ が 速く なった ん だ !

なんで か わかん ねぇ けど いい 気分 だ !

今 傷 の 痛み も ねぇ ! テメエ に 負ける 気 も 全然 し ねぇ !

クソ !

吠えろ 蛇 尾 丸 !

恋 次 が 押さ れ て いる ! ? 一 護 …

ちょ こまか と 逃げ ん の う め ぇ な !

どう なって る ! ? コイツ の 霊 力 は どこ まで 上がる って ん だ ?

だが それ も ここ まで だ !

お 重い … !

う お ~ っ ! !

間に合わ ねぇ …

な … なに ! ?

斬 魄刀 が … !

違う …。 コイツ は 何も し て ねぇ

アイツ か ! ? まさか !

あんな 間合い から 何も できる はず が ねぇ

来る か ! ?

なん だ よ ? これ …。 やら れ た の か ? オレ …。

後ろ から 刺さ れ た の か 前 から 刺さ れ た の かも わから ねぇ …。

い て ぇ …

のろい な 。

倒れる こと さえ も …。

白 哉 兄 様 !

久々 に 見 た …。 やっぱり すげ ぇ … !

かろうじて 目 で 追え た の は 第 2 撃 だけ …。

1 撃 目 は 剣 を 抜 い た 瞬間 も 収め た 瞬間 さえ 見え なかった …。

オレ で さえ この ザマ だ 。

コイツ なんか 何 が 起き た の かも 理解 でき ちゃ い ねぇ だ ろ う な …。

それにしても … さっき まで の コイツ の 異常 な 霊 圧 は いったい …

どう し た ? 恋 次 …。

いえ … この 程度 の ヤツ 隊長 が 手 を 下さ なく て も →

オレ 1 人 で やれ まし た 。

そう 言う な 。 私 とて いつも 見物 し て ばかり で は 腕 が さびる 。

違う ! この 人 は …。 オレ は …

一 護 ! !

一 護 ! !

よせ !

は … 離せ 恋 次 ! 一 護 が …。

何 言って ん だ ! ? テメエ ! よく 見ろ ! あの ガキ は 死 ん だ ! !

わかって ん の か ! ?

今 アイツ に 触れる だけ で テメエ の 罪 が 20 年 分 は 重く なる ん だ ぞ !

死人 の ため に 罪 重く する 必要 が どこ に ある よ ! ?

一 護 は … 私 が 巻き込 ん だ …。

私 の せい で 死 ん だ の だ ! 私 が 駆け寄って 何 が 悪い ! !

例え 己 の 罪 が 重く な ろ う と も →

駆け寄ら ず に は い られ ぬ と いう わけ か 。 この 子供 の もと へ …。

兄 様 …。

わかる ぞ ルキア …。

なるほど … この 子供 は ヤツ に よく 似 て いる 。

わかる ぞ ルキア …。

なるほど … この 子供 は ヤツ に よく 似 て いる 。

もう 死 ん でる だの 誰 それ に 似 てる だの →

オレ の い ねぇ 間 に 勝手 に 話 進め てん じゃ ねぇ よ …。

一 … !

離せ 。

聞こえ ねぇ な …。 こっち 向 い て しゃべれ 。

コイツ … まだ 動 ける の か よ ! ? あり え ねぇ !

そう か …。 その 腕 よほど いら ぬ と みえる 。

な … 何 す ん だ ? ルキア ! 人間 の 分 際 で …。

人間 の 分 際 で 兄 様 の すそ を つかむ と は 何ごと か !

身のほど を 知れ ! 小僧 ! !

参り ま しょ う 兄 様 。

今 の 此奴 の 行動 で この 朽木 ルキア 目 が 覚め まし た 。

どうぞ 私 を ソウル ・ ソサエティ へ と お 連れ ください 。

謹んで 我が 罪 を 償い ま しょ う …。

待て こら … 何 言って ん だ よ ! ? ルキア … テメエ !

ぐ っ ! 往生 際 の わり ぃ ヤロ ー だ な 。

ジタバタ し て ねぇ で テメエ は ここ で おとなしく 死ね よ 。

この 者 に は わざわざ とどめ を 刺す こと も あり ます まい 。

捨て 置 い て も いずれ このまま 息 絶え ま しょ う 。

参り ま しょ う 兄 様 !

待て よ ルキア !

何の ジョ ー ク だ よ ! ? こっち を 見ろ よ おい !

おい ! !

動く な !

そこ を 一 歩 でも 動 い て みろ ! 私 を … 追って など 来 て みろ !

私 は … 私 は … 貴 様 を 絶対 に 許さ ぬ !

いずれ 死ぬ 命 … そこ に 伏し て 一瞬 でも 長らえる が いい 。

よか ろ う 。 とどめ は 刺す まい 。

先ほど の 2 撃 で 魂 魄 の 急所 鎖 結 と 魄 睡 を 完全 に 砕 い た 。

その 者 は 半 刻 も せ ず に 死ぬ だ ろ う 。

仮に 生き長らえ た と して も 力 の すべて は 失わ れる 。

死 神 の 力 は おろか 霊 力 の かけら さえ 残る まい 。

恋 次 。 はい 。

解 錠 !

声 が 出 ねぇ …

動け ねぇ … !

オレ は … また 守ら れ た !

ルキア … !

い て ぇ … 体 が 重い …。

寒い …

痛く ねぇ … ? や べ ぇ オレ も いよいよ 死ぬ の か …。

これ 多分 死に かけ て 痛み も 何 も わか ん なく なって ん だ オレ …。

そう いえ ば … さっき まで あんな 冷たかった 体 も →

なんか 温かい 気 が する …。 あった け ぇ …

う わ ~ っ ! !

おお ! すばやい 反応 。 よい です な !

近い 近い 近い ! 店長 !

黒崎 殿 が 目 を 覚まし まし た ぞ 。 店長 !

テメエ 見 た こと ある ぞ ! ゲタ 帽子 の 仲間 だ ろ ! !

なんで オレ の 布団 に 入って ん だ よ ! 出 て いけ !

あれ ! ? オレ 死 ん で ねぇ ! どうして だ … ?

って か よく 見 たら ここ オレ ん ち じゃ ねぇ よ !

どこ だ ? ここ …

ほら ほら ダメ でしょ ? 黒崎 さん !

傷 なんて まだまだ ふさがっちゃ い ない ん だ 。

あんまり 動く と 死に ます よ ん !

ゲタ 帽子 …。

そう か …。 ここ アンタ の うち か 。

ご 名答 !

アンタ が オレ を 助け た の か … ?

おや 心外 っす ね ~。 その 言い 方 …。

まるで 助け て ほしく なかった み たい に 聞こえる 。

そう だ ! あそこ に は 石田 も 倒れ て た ろ ?

アイツ どう し た ? アイツ も ここ に ? いえ 帰り まし た よ 彼 は …。

もともと 彼 の 傷 は 血 は たくさん 出 ちゃ いる が →

たいした もの じゃ なかった 。

あの まま ほうって おい て も 丸 2 日 は 死な なかった でしょ う 。

だから 傷 は あの 場 で ほとんど 治せ まし た 。

帰り際 心配 し て まし た よ 。 黒崎 さん の こと …。

石田 が オレ を ? まさか …。

アタシ は 一応 彼 に も ここ で 少し 休む よう 言った ん です が ね …。

ありがとう ござい ます 。

でも ボク は 大丈夫 …。 それ より 黒崎 を よろしく お 願い し ます 。

今 ヤツ ら を 倒せ る 可能 性 が ある と すれ ば それ は ボク じゃ ない 。

朽木 さん を 救え る の は …

彼 だけ だって ね 。

オレ だけ か …。

ハッ … どう しろ って 言う ん だ ? オレ に …。

ルキア は ソウル ・ ソサエティ に 帰 っち まっ た ん だ ぞ !

どう やって 追っかけろ って ん だ ! ? どう やって 助けりゃ い い ん だ よ !

でき や し ねぇ よ …。

でき や し ねぇ ! !

本当 に ない と 思い ます か ?

ソウル ・ ソサエティ に 行く 方法 …。

ある の か … ?

どう やる ん だ ! ? どう し たら 行け る ? 教え て くれ !

もちろん 教え ます よ 。 ただし 条件 が 1 つ 。 条件 ?

はい これ から 10 日間 アタシ と 一緒 に 戦い の 勉強 し ま しょ !

べ … って なん だ ? それ !

修行 でも しろ って の か ? そんな ヒマ ねぇ だ ろ ! ?

ルキア は あ っち で いつ 殺さ れる か わかん ねぇ ん だ ぞ !

そんな こと し てる 間 に 少し でも 早く ソウル ・ ソサエティ に 行って …。

わかん ない 人 だ なあ …。

言って る ん です よ 。 今 の まま じゃ キミ は 死ぬ と …。

勝て る ん す か ? 今 の キミ が 彼ら と 戦って …。

アタシ は 今回 あえて キミ を 彼ら と 戦わ せ まし た 。

それ は そうした ほう が 口 で 言う より →

わかり やすい と 思った から なん す よ 。

今 の キミ の 実力 じゃ ソウル ・ ソサエティ で は 何 の 役 に も 立た ない って 事実 を ね 。

キミ は 弱い …。

弱者 が 敵地 に 乗り込む こと … それ を 自殺 って いう ん す よ 。

朽木 さん を 救う ため ? 甘ったれ ちゃ いけ ない 。

死に に いく 理由 に 他人 を 使う な よ 。

ソウル ・ ソサエティ は 通例 死刑 囚 の 刑 の 執行 まで に →

1 月 の 猶予 期間 を とり ます 。 それ は 朽木 さん の 場合 も 同じ はず 。

死刑 ! ? 人間 が 死ぬ の と 形 は 違い ます が ね 。

これ から キミ を いじめる のに 10 日間 。

ソウル ・ ソサエティ へ の 門 を 開く の に 7 日間 。

そして ソウル ・ ソサエティ へ 到着 し て から 13 日間 …。 十分 間に合う 。

10 日間 で オレ は … 強く なれ る か ?

もちろん ! キミ が 心から 朽木 さん を 救い たい と 願う なら …。

思う 力 は 鉄 より 強い 。 半端 な 覚悟 なら ドブ に 捨て ま しょ 。

10 日間 … アタシ と 命 の やり合い でき ます か ?

当たり前 じゃ ねぇ か !

雨 が や ん だ … 気 が し た


Bleach Episode 17 Bleach Episode 17

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く ひと||ふた||かね||おと||ひびく|こころ||なか||ひろく|ふかく

物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く ものがたり||||ほし||しずく||なか||ほそい|せんろ||きずく

時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く じかん|||じだい||うごく|ながれる|ほし||しずか||うごく

目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye め||とじ||みみ||すま せ|||

放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで はなて|ひかり|まけ||||いま|じ||こえ|だれ|||とどく|

栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー えいこう||ひかり|||むこう||きみ|||||すとーりー

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く ふる||おもい|ねがい||じだい||こえ|いろあせる|||とどく

キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び きらり|ひとみ||うつる|だれ|||さけび

風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も かぜ||おもい||つき||ねがい||ちから||かぎり|いき||||きょう|

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く ふる||おもい|ねがい||じだい||こえ|いろあせる|||とどく

僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に ぼくら||おもい|||だれ|||むね||ひかり|つづけよ|||ほし|||

やっぱり な 。 テメエ の 斬 魄刀 に 名前 も 聞け ねぇ そんな ヤロ ー が → ||||き|はくかたな||なまえ||きけ|||||

この オレ と 対等 に 戦 お う なんて 2000 年 早い よ ! |||たいとう||いくさ||||とし|はやい|

吠えろ 蛇 尾 丸 ! 前 を 見ろ ! ! ほえろ|へび|お|まる|ぜん||みろ

目の前 に ある の は テメエ の エサ だ ! めのまえ||||||||

終わり だ クソガキ ! おわり||

テメエ は この 阿 散 井 恋 次 に 負け て ここ で 死ぬ ! |||おもね|ち|い|こい|つぎ||まけ||||しぬ

わり ぃ な ガキ !

これ が 力 の 差 って ヤツ だ ! ||ちから||さ|||

斬 魄刀 は 持つ 者 の 霊 力 に よって 大き さ も 姿 も 変わって いく 。 き|はくかたな||もつ|もの||れい|ちから|||おおき|||すがた||かわって|

そして コイツ が オレ の 霊 力 の 姿 だ ! |||||れい|ちから||すがた|

じゃあ な ガキ ! そろそろ 帰ら せ て もらう ぜ 。 ||||かえら||||

こっち の 空気 は 合わ ねぇ ん だ よ ! ||くうき||あわ||||

1 撃 目 で 力 の 差 を 思い知る …。 う|め||ちから||さ||おもいしる

そう すれ ば かなわ ぬ こと を 知り 傷 の 浅い うち に → |||||||しり|きず||あさい||

ひ い て くれる の で は ない か … そう 願って い た 。 ||||||||||ねがって||

だが 一 護 は きっと そんな 理由 で ひき は し ない 。 |ひと|まもる||||りゆう|||||

その こと も わかって い た …

いく ぞ 。

まだ 動 ける か ? 一 護 ! 逃げる の だ 早く ! お 願い だ … |どう|||ひと|まもる|にげる|||はやく||ねがい|

答え は な しか …。 こたえ|||

逃げ て くれ ! ! にげ||

何 してん だ ! ? ルキア ! なん|||

テメエ … 離せ ! こら ! |はなせ|

テメエ これ 以上 罪 を 重く する 気 か よ ! ? 離せ バカヤロ ー ! ||いじょう|ざい||おもく||き|||はなせ||

逃げろ 一 護 ! にげろ|ひと|まもる

立て ! 立ち上がって 逃げる の だ ! 一 護 ! ! たて|たちあがって|にげる|||ひと|まもる

なん だ テメエ …。 まだ 動く 力 が 残って や がった の か 。 ||||うごく|ちから||のこって||||

ちょうど いい ぜ 。 死に かけ の ヤツ に ただ とどめ 刺す の も → |||しに|||||||さす||

つま ん ねぇ と 思って た とこ だ 。 ||||おもって|||

そんじゃ いっち ょ 景気 よく 派手 に 斬り 合って 死 ん で くれ や ! |||けいき||はで||きり|あって|し||||

一 護 ! 立てる なら 逃げろ ! 逃げる の だ 一 護 ! ! ひと|まもる|たてる||にげろ|にげる|||ひと|まもる

一 … ! ひと

どう し た ? 来 ねぇ なら こっち から いく ぜ ! |||らい||||||

なん だ ? この 霊 圧 の 上がり ! |||れい|あっ||あがり

な … なん だ ! ? テメエ !

なん だ ! ? コイツ …。

さっき まで 死 に かけ て た じゃ ねぇ か よ ! ||し||||||||

ど っ から こんな 力 が わ い て 出 や がる ! ? ||||ちから|||||だ||

ハッ ! どう し た よ ! ?

え れ ぇ 動き が 鈍く なった じゃ ねぇ か 。 急に よ ! |||うごき||にぶく|||||きゅうに|

バカ 言え ! テメエ が 速く なった ん だ ! |いえ|||はやく|||

なんで か わかん ねぇ けど いい 気分 だ ! ||||||きぶん|

今 傷 の 痛み も ねぇ ! テメエ に 負ける 気 も 全然 し ねぇ ! いま|きず||いたみ|||||まける|き||ぜんぜん||

クソ !

吠えろ 蛇 尾 丸 ! ほえろ|へび|お|まる

恋 次 が 押さ れ て いる ! ? 一 護 … こい|つぎ||おさ||||ひと|まもる

ちょ こまか と 逃げ ん の う め ぇ な ! |||にげ||||||

どう なって る ! ? コイツ の 霊 力 は どこ まで 上がる って ん だ ? |||||れい|ちから||||あがる|||

だが それ も ここ まで だ !

お 重い … ! |おもい

う お ~ っ ! !

間に合わ ねぇ … まにあわ|

な … なに ! ?

斬 魄刀 が … ! き|はくかたな|

違う …。 コイツ は 何も し て ねぇ ちがう|||なにも|||

アイツ か ! ? まさか !

あんな 間合い から 何も できる はず が ねぇ |まあい||なにも||||

来る か ! ? くる|

なん だ よ ? これ …。 やら れ た の か ? オレ …。

後ろ から 刺さ れ た の か 前 から 刺さ れ た の かも わから ねぇ …。 うしろ||ささ|||||ぜん||ささ||||||

い て ぇ …

のろい な 。

倒れる こと さえ も …。 たおれる|||

白 哉 兄 様 ! しろ|や|あに|さま

久々 に 見 た …。 やっぱり すげ ぇ … ! ひさびさ||み||||

かろうじて 目 で 追え た の は 第 2 撃 だけ …。 |め||おえ||||だい|う|

1 撃 目 は 剣 を 抜 い た 瞬間 も 収め た 瞬間 さえ 見え なかった …。 う|め||けん||ぬき|||しゅんかん||おさめ||しゅんかん||みえ|

オレ で さえ この ザマ だ 。

コイツ なんか 何 が 起き た の かも 理解 でき ちゃ い ねぇ だ ろ う な …。 ||なん||おき||||りかい||||||||

それにしても … さっき まで の コイツ の 異常 な 霊 圧 は いったい … ||||||いじょう||れい|あっ||

どう し た ? 恋 次 …。 |||こい|つぎ

いえ … この 程度 の ヤツ 隊長 が 手 を 下さ なく て も → ||ていど|||たいちょう||て||くださ|||

オレ 1 人 で やれ まし た 。 |じん||||

そう 言う な 。 私 とて いつも 見物 し て ばかり で は 腕 が さびる 。 |いう||わたくし|||けんぶつ||||||うで||

違う ! この 人 は …。 オレ は … ちがう||じん|||

一 護 ! ! ひと|まもる

一 護 ! ! ひと|まもる

よせ !

は … 離せ 恋 次 ! 一 護 が …。 |はなせ|こい|つぎ|ひと|まもる|

何 言って ん だ ! ? テメエ ! よく 見ろ ! あの ガキ は 死 ん だ ! ! なん|いって|||||みろ||||し||

わかって ん の か ! ?

今 アイツ に 触れる だけ で テメエ の 罪 が 20 年 分 は 重く なる ん だ ぞ ! いま|||ふれる|||||ざい||とし|ぶん||おもく||||

死人 の ため に 罪 重く する 必要 が どこ に ある よ ! ? しにん||||ざい|おもく||ひつよう|||||

一 護 は … 私 が 巻き込 ん だ …。 ひと|まもる||わたくし||まきこ||

私 の せい で 死 ん だ の だ ! 私 が 駆け寄って 何 が 悪い ! ! わたくし||||し|||||わたくし||かけよって|なん||わるい

例え 己 の 罪 が 重く な ろ う と も → たとえ|おのれ||ざい||おもく|||||

駆け寄ら ず に は い られ ぬ と いう わけ か 。 この 子供 の もと へ …。 かけよら||||||||||||こども|||

兄 様 …。 あに|さま

わかる ぞ ルキア …。

なるほど … この 子供 は ヤツ に よく 似 て いる 。 ||こども|||||に||

わかる ぞ ルキア …。

なるほど … この 子供 は ヤツ に よく 似 て いる 。 ||こども|||||に||

もう 死 ん でる だの 誰 それ に 似 てる だの → |し||||だれ|||に||

オレ の い ねぇ 間 に 勝手 に 話 進め てん じゃ ねぇ よ …。 ||||あいだ||かって||はなし|すすめ||||

一 … ! ひと

離せ 。 はなせ

聞こえ ねぇ な …。 こっち 向 い て しゃべれ 。 きこえ||||むかい|||

コイツ … まだ 動 ける の か よ ! ? あり え ねぇ ! ||どう|||||||

そう か …。 その 腕 よほど いら ぬ と みえる 。 |||うで|||||

な … 何 す ん だ ? ルキア ! 人間 の 分 際 で …。 |なん|||||にんげん||ぶん|さい|

人間 の 分 際 で 兄 様 の すそ を つかむ と は 何ごと か ! にんげん||ぶん|さい||あに|さま|||||||なにごと|

身のほど を 知れ ! 小僧 ! ! みのほど||しれ|こぞう

参り ま しょ う 兄 様 。 まいり||||あに|さま

今 の 此奴 の 行動 で この 朽木 ルキア 目 が 覚め まし た 。 いま||これやつ||こうどう|||くちき||め||さめ||

どうぞ 私 を ソウル ・ ソサエティ へ と お 連れ ください 。 |わたくし|||||||つれ|

謹んで 我が 罪 を 償い ま しょ う …。 つつしんで|わが|ざい||つぐない|||

待て こら … 何 言って ん だ よ ! ? ルキア … テメエ ! まて||なん|いって|||||

ぐ っ ! 往生 際 の わり ぃ ヤロ ー だ な 。 ||おうじょう|さい|||||||

ジタバタ し て ねぇ で テメエ は ここ で おとなしく 死ね よ 。 ||||||||||しね|

この 者 に は わざわざ とどめ を 刺す こと も あり ます まい 。 |もの||||||さす|||||

捨て 置 い て も いずれ このまま 息 絶え ま しょ う 。 すて|お||||||いき|たえ|||

参り ま しょ う 兄 様 ! まいり||||あに|さま

待て よ ルキア ! まて||

何の ジョ ー ク だ よ ! ? こっち を 見ろ よ おい ! なんの||||||||みろ||

おい ! !

動く な ! うごく|

そこ を 一 歩 でも 動 い て みろ ! 私 を … 追って など 来 て みろ ! ||ひと|ふ||どう||||わたくし||おって||らい||

私 は … 私 は … 貴 様 を 絶対 に 許さ ぬ ! わたくし||わたくし||とうと|さま||ぜったい||ゆるさ|

いずれ 死ぬ 命 … そこ に 伏し て 一瞬 でも 長らえる が いい 。 |しぬ|いのち|||ふし||いっしゅん||ながらえる||

よか ろ う 。 とどめ は 刺す まい 。 |||||さす|

先ほど の 2 撃 で 魂 魄 の 急所 鎖 結 と 魄 睡 を 完全 に 砕 い た 。 さきほど||う||たましい|はく||きゅうしょ|くさり|けつ||はく|すい||かんぜん||くだ||

その 者 は 半 刻 も せ ず に 死ぬ だ ろ う 。 |もの||はん|きざ|||||しぬ|||

仮に 生き長らえ た と して も 力 の すべて は 失わ れる 。 かりに|いきながらえ|||||ちから||||うしなわ|

死 神 の 力 は おろか 霊 力 の かけら さえ 残る まい 。 し|かみ||ちから|||れい|ちから||||のこる|

恋 次 。 はい 。 こい|つぎ|

解 錠 ! かい|じょう

声 が 出 ねぇ … こえ||だ|

動け ねぇ … ! うごけ|

オレ は … また 守ら れ た ! |||まもら||

ルキア … !

い て ぇ … 体 が 重い …。 |||からだ||おもい

寒い … さむい

痛く ねぇ … ? や べ ぇ オレ も いよいよ 死ぬ の か …。 いたく||||||||しぬ||

これ 多分 死に かけ て 痛み も 何 も わか ん なく なって ん だ オレ …。 |たぶん|しに|||いたみ||なん||||||||

そう いえ ば … さっき まで あんな 冷たかった 体 も → ||||||つめたかった|からだ|

なんか 温かい 気 が する …。 あった け ぇ … |あたたかい|き|||||

う わ ~ っ ! !

おお ! すばやい 反応 。 よい です な ! ||はんのう|||

近い 近い 近い ! 店長 ! ちかい|ちかい|ちかい|てんちょう

黒崎 殿 が 目 を 覚まし まし た ぞ 。 店長 ! くろさき|しんがり||め||さまし||||てんちょう

テメエ 見 た こと ある ぞ ! ゲタ 帽子 の 仲間 だ ろ ! ! |み||||||ぼうし||なかま||

なんで オレ の 布団 に 入って ん だ よ ! 出 て いけ ! |||ふとん||はいって||||だ||

あれ ! ? オレ 死 ん で ねぇ ! どうして だ … ? ||し|||||

って か よく 見 たら ここ オレ ん ち じゃ ねぇ よ ! |||み||||||||

どこ だ ? ここ …

ほら ほら ダメ でしょ ? 黒崎 さん ! ||||くろさき|

傷 なんて まだまだ ふさがっちゃ い ない ん だ 。 きず|||||||

あんまり 動く と 死に ます よ ん ! |うごく||しに|||

ゲタ 帽子 …。 |ぼうし

そう か …。 ここ アンタ の うち か 。

ご 名答 ! |めいとう

アンタ が オレ を 助け た の か … ? ||||たすけ|||

おや 心外 っす ね ~。 その 言い 方 …。 |しんがい||||いい|かた

まるで 助け て ほしく なかった み たい に 聞こえる 。 |たすけ|||||||きこえる

そう だ ! あそこ に は 石田 も 倒れ て た ろ ? |||||いしだ||たおれ|||

アイツ どう し た ? アイツ も ここ に ? いえ 帰り まし た よ 彼 は …。 |||||||||かえり||||かれ|

もともと 彼 の 傷 は 血 は たくさん 出 ちゃ いる が → |かれ||きず||ち|||だ|||

たいした もの じゃ なかった 。

あの まま ほうって おい て も 丸 2 日 は 死な なかった でしょ う 。 ||||||まる|ひ||しな|||

だから 傷 は あの 場 で ほとんど 治せ まし た 。 |きず|||じょう|||なおせ||

帰り際 心配 し て まし た よ 。 黒崎 さん の こと …。 かえりぎわ|しんぱい||||||くろさき|||

石田 が オレ を ? まさか …。 いしだ||||

アタシ は 一応 彼 に も ここ で 少し 休む よう 言った ん です が ね …。 ||いちおう|かれ|||||すこし|やすむ||いった||||

ありがとう ござい ます 。

でも ボク は 大丈夫 …。 それ より 黒崎 を よろしく お 願い し ます 。 |||だいじょうぶ|||くろさき||||ねがい||

今 ヤツ ら を 倒せ る 可能 性 が ある と すれ ば それ は ボク じゃ ない 。 いま||||たおせ||かのう|せい||||||||||

朽木 さん を 救え る の は … くちき|||すくえ|||

彼 だけ だって ね 。 かれ|||

オレ だけ か …。

ハッ … どう しろ って 言う ん だ ? オレ に …。 ||||いう||||

ルキア は ソウル ・ ソサエティ に 帰 っち まっ た ん だ ぞ ! |||||かえ||||||

どう やって 追っかけろ って ん だ ! ? どう やって 助けりゃ い い ん だ よ ! ||おっかけろ||||||たすけりゃ|||||

でき や し ねぇ よ …。

でき や し ねぇ ! !

本当 に ない と 思い ます か ? ほんとう||||おもい||

ソウル ・ ソサエティ に 行く 方法 …。 |||いく|ほうほう

ある の か … ?

どう やる ん だ ! ? どう し たら 行け る ? 教え て くれ ! |||||||いけ||おしえ||

もちろん 教え ます よ 。 ただし 条件 が 1 つ 。 条件 ? |おしえ||||じょうけん|||じょうけん

はい これ から 10 日間 アタシ と 一緒 に 戦い の 勉強 し ま しょ ! |||にち かん|||いっしょ||たたかい||べんきょう|||

べ … って なん だ ? それ !

修行 でも しろ って の か ? そんな ヒマ ねぇ だ ろ ! ? しゅぎょう||||||||||

ルキア は あ っち で いつ 殺さ れる か わかん ねぇ ん だ ぞ ! ||||||ころさ|||||||

そんな こと し てる 間 に 少し でも 早く ソウル ・ ソサエティ に 行って …。 ||||あいだ||すこし||はやく||||おこなって

わかん ない 人 だ なあ …。 ||じん||

言って る ん です よ 。 今 の まま じゃ キミ は 死ぬ と …。 いって|||||いま||||||しぬ|

勝て る ん す か ? 今 の キミ が 彼ら と 戦って …。 かて|||||いま||||かれら||たたかって

アタシ は 今回 あえて キミ を 彼ら と 戦わ せ まし た 。 ||こんかい||||かれら||たたかわ|||

それ は そうした ほう が 口 で 言う より → |||||くち||いう|

わかり やすい と 思った から なん す よ 。 |||おもった||||

今 の キミ の 実力 じゃ ソウル ・ ソサエティ で は 何 の 役 に も 立た ない って 事実 を ね 。 いま||||じつりょく||||||なん||やく|||たた|||じじつ||

キミ は 弱い …。 ||よわい

弱者 が 敵地 に 乗り込む こと … それ を 自殺 って いう ん す よ 。 じゃくしゃ||てきち||のりこむ||||じさつ|||||

朽木 さん を 救う ため ? 甘ったれ ちゃ いけ ない 。 くちき|||すくう||あまったれ|||

死に に いく 理由 に 他人 を 使う な よ 。 しに|||りゆう||たにん||つかう||

ソウル ・ ソサエティ は 通例 死刑 囚 の 刑 の 執行 まで に → |||つうれい|しけい|しゅう||けい||しっこう||

1 月 の 猶予 期間 を とり ます 。 それ は 朽木 さん の 場合 も 同じ はず 。 つき||ゆうよ|きかん||||||くちき|||ばあい||おなじ|

死刑 ! ? 人間 が 死ぬ の と 形 は 違い ます が ね 。 しけい|にんげん||しぬ|||かた||ちがい|||

これ から キミ を いじめる のに 10 日間 。 ||||||にち かん

ソウル ・ ソサエティ へ の 門 を 開く の に 7 日間 。 ||||もん||あく|||にち かん

そして ソウル ・ ソサエティ へ 到着 し て から 13 日間 …。 十分 間に合う 。 ||||とうちゃく||||にち かん|じゅうぶん|まにあう

10 日間 で オレ は … 強く なれ る か ? にち かん||||つよく|||

もちろん ! キミ が 心から 朽木 さん を 救い たい と 願う なら …。 |||こころから|くちき|||すくい|||ねがう|

思う 力 は 鉄 より 強い 。 半端 な 覚悟 なら ドブ に 捨て ま しょ 。 おもう|ちから||くろがね||つよい|はんぱ||かくご||||すて||

10 日間 … アタシ と 命 の やり合い でき ます か ? にち かん|||いのち||やりあい|||

当たり前 じゃ ねぇ か ! あたりまえ|||

雨 が や ん だ … 気 が し た あめ|||||き|||