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亜人ちゃんは語りたい, Demi-chan wa Kataritai (Interviews With Monster Girls) Episode 11

Demi -chan wa Kataritai (Interviews With Monster Girls ) Episode 11

( ひかり ) 暑い ~

( ひかり ) 日に日に 暑く なって る よ ね ~

( 高橋 ( たか は し ) ) 今年 は 猛暑 だ と 聞く しな

( 雪 ( ゆき ) ) すみません 涼み に 来 て ばっかり で

( 高橋 ) 暑 さ に 弱い の は 体質 の せい だ から な

( ひかり ) そう そう 遠慮 なんか いら ない から ユッキー

( 高橋 ) なんか 腹 立つ

( 町 ( まち ) ) 2 人 じゃ なく て も 今年 は 特に 暑い です し ね

( 高橋 ) 確かに な

本格 的 な 夏 に 向け て デミ …

特に ひかり と 雪 が どう 生活 すれ ば いい の か

みんな で 考え て みる か

( 雪 ) いい です ね

夏 どう やって 過ごす か で 毎年 苦労 し て ます し

( 町 ) ひかり ちゃん と 雪 ちゃん もう かなり つら そう だ もん ね

( ひかり ) 先生 それ いい ! やろ やろ すぐ やろ う !

( 高橋 ) 今 は ダメ だ

え えっ なんで ?

( 高橋 ) 今日 は もう 遅い し な

その 前 に 俺 も 一応 考え て おき たい

( ひかり ) じゃあ 明日 ?

そう だ な 今度 の 土曜 は どう だ ?

土曜 なら 時間 も たっぷり あり ます し ね

賛成 !

フッ

♪~

~♪

( 口笛 ) ( 太田 ( おお た ) ) あっ テツ 先生

( 佐竹 ( さた け ) ) いい ところ に

( 佐竹 ) 放課後 サッカー やる ん だ けど さ 人 足 ん ねえ の

キーパー やって くん ない ?

や だ よ

いい じゃ ん どうせ 暇 だ ろ ?

教員 を 何 だ と 思って る ん だ お前 は

どちら に せよ 今日 は ダメ だ

夏 を 快適 に 過ごす ため の 最強 プラン を 雪 と ひかり に だ な …

え ~ また か よ

( 高橋 ) えっ ?

( 太田 ) すっかり デミ ちゃん 専属 の 先生 です ね

えっ そ … そう か ?

そう だ ぜ ~

あいつ ら が 自分 の 体 の こと と か 相談 する の テツ 先生 だけ だ ぜ

そう な の か

( 教頭 ) そうです

( 高橋 ) あっ 教頭 先生

どうも

( 教頭 ) 高橋 先生 が 亜人 の 生徒 の 相談 に 乗って くれる の は

大変 結構 な の です が

頑張り すぎ て しまう の は いささか 問題 で は あり ます な

亜人 以外 の 生徒 に も きちんと 目 を 配って いただか ない と

( 高橋 ) あっ ハア …

いや テツ 先生 は デミ ちゃん 以外 も しっかり 見 てる と 思う ぜ

思い ます よ

では なぜ 亜人 の 生徒 は 高橋 先生 だけ を 頼る の です ?

( 佐竹 ) それ は … N ( 太田 ) え ~

( 教頭 ) 頑張り すぎ な の です ( 高橋 ) えっ

高橋 先生 が 自重 すれ ば おのずと

亜人 の 生徒 たち の 相談 相手 も 分散 する でしょ う

ですが 私 は …

( 教頭 ) 頼る 相手 が あなた 1 人

と いう こと が あの 生徒 たち に とって

よい こと だ と 思い ます か ?

専門 の 高橋 先生 を 頼る より は 時間 が かかる かも しれ ませ ん が

さまざま な 人 と の 交流 に よって 悩み を 解決 し て いく

その ほう が 自然 で は あり ませ ん か ?

そう … かも しれ ませ ん ね

( 佐竹 ) だ ら っ !

まっ 教頭 先生 の 言う こと も 分かる けど ね

( 佐竹 ) ん ~ ?

( 太田 ) 先生 も テツ 先生 だけ じゃ ない ん だ し

いろんな 人 に 頼れ る ほう が いい ん じゃ ない ?

( 佐竹 ) テツ 先生 が 張り切ら なきゃ そう なって いく の か ?

( 太田 ) そう なん じゃ ない の ? 教頭 いわ く

( 雪 ) 佐竹 君

お 願い

佐竹 … 佐竹 く ~ ん

( 佐竹 ) う ~ ん そ したら 俺 に も 相談 し て くれる の か な ~

佐竹 に 相談 する か は 知ら ない けど

( 佐竹 ) ど ぅ ん !

( 木村 ( き む ら ) ) 悪 ( わり ) っ パス する つもり が …

( 木村 ) へえ ~ そんな こと が

そう いや 私 も ない な 相談 さ れ た こと

( 佐竹 ) そりゃ そう だ ろ

お前 なんか 頼る と し たら 最後 の 最後 じゃ

あ ?

( 佐竹 ) すいません

でも さ デミ ちゃん たち って

具体 的 に どういう 相談 し てる ん だ ろ う な ?

亜人 って いった って 普通 の 人間 と 変わら ない わけ でしょ ?

日下部 ( くさ かべ ) と 小鳥 遊 ( たか なし ) は 暑い の 苦手 だって 言って た な

さっき も “ 夏 を 快適 に 過ごす ため ” と か

( 木村 ) それ って いちいち 高橋 を 頼る よう な こと ?

( 佐竹 ) う ~ ん それ じゃ ね

( 井 森 ( いもり ) ) ん ?

( 佐竹 ) 小鳥 遊 は よく トマト ジュース 飲 ん でる から

うまい トマト ジュース の 銘柄 と か 聞い たり さ

( 木村 ) ネット で 調べろ そんな もん

( 佐竹 ) ネット の レビュー なんて アテ に なる か !

( 木村 ) うる せ え

( 井 森 ) あの さあ

デミ の こ とって さ その …

同じ 人間 だ と 思って て いい の か な ?

( 太田 ) えっ ?

おいおい それ は ちょっと …

俺 たち と 違う って いう の か ?

そりゃ 差別 って もん だ ろ !

そう かな ?

さっき 亜人 は 普通 の 人 と ほとんど 変わら ない って 言って た けど

それ は つまり …

違う ところ は ある って こと でしょ ?

( 佐竹 たち ) あっ

( 井 森 ) そこ を 見 ない で “ 同じ 人間 だ ” って

それ こそ 差別 な ん じゃ な いか な って

高橋 は さ そういう 部分 も 含め て しっかり 理解 し てる ん だ よ きっと

だからこそ あいつ ら も 相談 し やすい ん だ と 思う し

逆 に 私 たち は どう ?

妄信 的 に 同じ 人間 だって 思って る 相手 に

デミ 特有 の 悩み と か 相談 し たい って 思う ?

それ って 怖く ない ? 勇気 いら ない ?

ホント は もっと 気軽 に 相談 し たり

単純 に 亜人 の こと を 語り たい の かも しれ ない

私 たち は まだ

あいつ ら の こと を 全然 知ら ない ん だ ろ うなって …

て な こと を 思ったり し て まし た

( 佐竹 ) かも な

あれ ? と いう こと は

デミ ちゃん たち が 高橋 に しか 相談 し ない の は …

テツ 先生 が 頑張り すぎ って いう よ か むしろ …

( 佐竹 ) つ ~ か お前 ( 井 森 ) ん ?

意外 と いろいろ 考え てる の な

( 太田 ) ホント ホント ( 木村 ) 意外

( 井 森 ) しば くわ よ

まあ 身近 に デミ ちゃん たち が い なけ れ ば

こういう こと も 考え は し なかった ろ う けど ね

( 佐竹 ) だ な

今度 テツ 先生 に も いろいろ 聞い て みる か

この 辺 の こと も

( 太田 ) そうだ ね

ただ 先生 も 変 に 悩 ん だ り し て ね

大丈夫 だ ろ テツ 先生 しっかり し てる し

どう だ ろ ? しっかり し すぎ て

こじら せる こと も ある ん じゃ ない ?

( 高橋 ) 頑張り すぎ …

( ひかり ) 先生 ! ( 高橋 ) お っ

やっ ほ ~ !

お っ おう

夏 の 対策 プラン 考え て くれ まし た か ?

私 も 一緒 に 聞い て いい です か ?

あ … あっ ああ

あっ いや …

その … な …

すま ん 今日 は ちょっと … な ?

( ひかり ) 先生 どう し た の か な ?

( 町 ) 急 な 仕事 と か ?

( 雪 ) そんな 感じ じゃ な さ そう だった けど

( ひかり ) どう し た の ? ユッキー

( 雪 ) 今回 の こと も だ けど

高橋 先生 が いろいろ と 考え て くれ たり

私 たち の ため に 何 か し て くれる こと に

慣れ ちゃ った って いう か

それ が 当たり前 みたい に 思って ない か な って

どういう こと ?

何て いう か 私 たち

高橋 先生 の 好意 に 甘え すぎ って いう か

私 たち が 先生 の 重荷 に なって る と か ?

あ ~ それ は ない ない

前 に さ 先生 に 聞い た こと が ある ん だ

今 まで お前 と 話し て 思った こと は

バンパイア の 伝承 は

その 体質 に きちんと 由来 が ある もの と

信仰 的 な もの に 分け られる な

( ひかり ) なるほど ~

それ で それ が 分かる と どう なる の ?

楽しい !

って 感じ だ もん

( 雪 ) 要するに 知り たい だけ って こと だ ね

そう そう だ から 大丈夫 !

( 町 ) じゃあ さっき の 先生 の 様子 何 だった の か な ?

先生 同士 の こと と か かな ?

( 雪 ) う ~ ん もし そういう こと だったら 私 たち は 立ち 入れ ない よ ね

( 雪 ・ 町 ) ん ?

先生 に 聞き にくい なら サッキー に 聞い て み れ ば いい じゃ ん

( 雪 ) えっ ? ( ひかり ) ちょっと 行って くる

あっ ひかり ちゃん

そういう こと じゃ ない と 思う けど

あっ アハ ハハ

( ひかり ) 失礼 し ま ~ す

( 教頭 ) どう し た の です か ?

( ひかり ) あっ サッキ …

佐藤 ( さとう ) 先生 に ちょっと 用事 が あり まし て

佐藤 先生 なら 校庭 で 作業 し てる と 思い ます が

校庭 です ね ? ありがとう ござい まし た

失礼 し ま ~ す

( 鼻歌 )

( 佐竹 ) 俺 たち も デミ ちゃん と の つきあい 方 考え なきゃ な

私 たち だって それぞれ 違い が ある わけ で

そういう こと は 普通 に 話し 合え る わけ だ し ね

なるほど

お前 って 目つき 悪い けど 意外に いい こと 言う な ~

あ ?

あ … だ から さ こういう こと だ ろ ? 違い !

( 木村 ) 今 の は ただ の 悪 口 だ ろ ん ?

( ひかり ) う ~ ん あっ

よ … よ お どう し た ん だ ? 慌て て

サッキー 見 なかった ?

( 太田 ) サッキー って 佐藤 先生 ? ( ひかり ) うん

( 井 森 ) グラウンド の 向こう で 枝 切り し て た よ

分かった !

ああ 小鳥 遊 ! ちょっと 待って

( ひかり ) ん ?

( 佐竹 ) あの さ テツ 先生 の こと な ん だ けど

先生 ?

( 佐竹 ) … て な こと が あって さ

( ひかり ) そう な ん だ

分かった

私 も 何 か やって みる よ

ありがとう サタッケー

サタッケー ?

何 だ そりゃ ? なんか モンスター み たい じゃ ん か

( 佐竹 ) なあ ? ( 太田 ) ああ うん

( 井 森 ・ 木村 ・ 太田 ) いい な ~ あだ名

( 早紀 絵 ( さ きえ ) ) そう 教頭 先生 に そんな こと を …

( ひかり ) うん

( 町 ) だ から それ で 高橋 先生 …

( 雪 ) やっぱり 私 たち 甘え すぎ て た の かも しれ ない

( 早紀 絵 ) う うん そんな こと ない わ

この 学校 に 4 人 も デミ が い て

そして 高橋 先生 が い て くれ た こと は

すごい 幸運 だった と 思う

だからこそ 救わ れ た って こと

みんな だって いろいろ あった でしょ ?

それ は もちろん

いっぱい あり ます

でも 教頭 先生 も そんな 言い 方 する こと ない のに

教頭 先生 は 厳しい 面 も ある けど 教育 熱心 で 立派 な 方 よ

間違った こと を 言って る わけ じゃ ない し

高橋 先生 の こと だって 頭 から 否定 し て は い ない と 思う わ

私 たち どう すれ ば いい ん でしょ う ね

急に ほか の 人 に 相談 しろ って 言わ れ て も

相手 だって 困っちゃ う よ ね

( ひかり ) 分かった !

( 町 たち ) ん ?

先生 に 元気 に なって もら お う !

ヘヘヘッ

頑張り すぎ な の です

そう かもし れ ない な

( 高橋 ) 最初 は 亜人 に 興味 が あって 恥ずかし ながら 興味 本位 で

そして その うち

デミ ちゃん たち に も いろいろ 悩み が ある と 気付 い て

力 に なれ れ ば と 思った

支え に なれ れ ば と …

しかし その 必要 は なかった の かも しれ ない

あの 子 たち は 思った 以上 に しっかり し て いる から

雪 の 体質 の 件 なんか は 役 に 立て た 気 で い た が

きっと あれ も

俺 が どうこう する 必要 は なかった の で は ない か ?

雪 自身 で 乗り越え た ほう が 自分 の 力 に なった ろ うし

頼る に し て も 家族 や クラスメート …

いろいろ な 人間 に 相談 できる 環境 に ある ほう が

いい に 決まって いる

俺 は でしゃばり すぎ た ん だ ろ う か

相馬 ( そう ま ) は 学者 の 立場 から 亜人 を 知 ろ う と して いる

それ は もちろん 亜 人 の ため に なる し

鍵 に なる かも しれ ない

亜 人 の 力 に なる 方法 は 1 つ じゃ ない

教師 と して で は なく

いっそ 学者 と して 距離 を 置く の も 1 つ の 手 かも な

( 着信 音 )

あっ ひかり から ?

重 ( おも ) っ

( ひかり ) はい 撮り 始め た よ

( 雪 ) えっ もう ? ( ひかり ) アハ ハハ

( 高橋 ) ん ?

( ひかり ) じゃあ まず ユッキー から 悩める 先生 へ 日頃 の 感謝 を

こ … 心 の 準備 が

心 の 準備 が

( 雪 ) こ … 心 の ~ N ( ひかり ) はい スタート !

あっ えっ と ~ 高橋 先生

雪 です 日下部 です

いつも お 世話 に なって ます

えっ と 高橋 先生 は その …

私 たち に 構い すぎ た ん じゃ ない か と そう 悩 ん で いる の かも しれ ませ ん

おせっかい だった ん じゃ ない か と

例えば 私 の 体質 に つい て 相談 し て い ただい た とき も

あっ 相談 せ ず と も 時間 が いい 感じ に 解決 し て くれ て

それ が むしろ 私 の ため に なった ん じゃ ない か と

確かに その 可能 性 は 否定 でき ませ ん

あっ いや 今 の は 別に

その 選択肢 を とる べき だった と いう こと で は なく

可能 性 を 考え れ ば どんな 可能 性 だって

起こり 得 ない こと は ない と いう こと を 言い たく て

つまり その … えっ と

わ … 私 は 高橋 先生 に 相談 に 乗って いた だい て

とても 感謝 し て い ます

1 つ 間 違いなく 言え る こと は

高橋 先生 の おかげ で

私 の 体 の 悩み は 最短 で 早期 解決 でき て

だからこそ あの 日

2 人 と アイス を 食べ に 行く こと が でき て

2 人 と 仲良し で い られる 時間 が すごく 長く なって

え ~ だ から …

その …

頭 真っ白 に なっちゃ っ た

( ひかり ) はい 次 マッチー

高橋 先生 町 です

こんにちは お 元気 です か ?

先生 と 出会って まだ 日 は 浅い です が

随分 と 長い 時間 が 過ぎ た よう に 思え ます

それ は 本当 に たくさん 高橋 先生 の お 世話 に なった から です

ありがとう ござい ます

思え ば 初めて お 話し し た とき から

先生 は 熱心 に 話 を 聞い て くださって

ああ デュラ ハン の こと を 気兼ね なく 話せる の は

こんなに も 心地 いい の だ と 気付か さ れ まし た

そして 先生 は 優しい だけ で は なく

私 が 調子 に 乗って しまった とき に は きちんと 叱って くださって

高橋 先生 は “ それ が 教育 者 の 仕事 だ ” と

おっしゃる かも しれ ませ ん

ですが 少なくとも 私 の 今 まで の 生活 の 中 で

デュラ ハン と いう 存在 に ここ まで 歩み寄って くれ た 先生 は

ほか に い ませ ん

先生 は きっと デミ か 否 か は 関係なく

どんな 生徒 の 前 でも 等しく 先生 で い られる の だ と 思い ます

仮に 先生 が デミ の こと に 特別 興味 の ない 人 だった と して も

そこ に 私 たち が 新入 生 と して やって 来 たら

きっと 今 と 同じ ように 高橋 先生 は …

これ から も 私 たち の こと を

いえ いろんな 生徒 の こと を 見て い て もらえ たら うれしい です

悩み 事 が あれ ば アドバイス し て ほしい し

そして 間違った こと を し たら また 叱って ほしい

また 伺い ます 生物 準備 室 に

ありがとう ござい まし た

( 拍手 )

( 雪 ) はっ 思わず 拍手 し ちゃ った

( ひかり ) マッチー スピーチ 上手 優等 生 !

( 町 ) そ … そう かな ?

( ひかり ) はい 次 は サッキー

( 早紀 絵 ) え えっ ? 私 も ?

あ あっ 雪 ちゃん

も う ~ 声 入れ ない よう に し て た のに

( せきばらい )

あっ 高橋 先生 佐藤 です お 疲れ さま です

3 人 が 主役 だ と 思う ので 私 は 簡単 に … ハハハ

高橋 先生 の こと は

いち 教師 と して いち サキュバス と して

とても 頼り に し て い ます

何事 に も 真摯 ( しんし ) な 姿勢 で 取り組む 先生 の こと は 尊敬 し て やみ ませ ん

いつも 助け て いた だい て ありがとう ござい ます

そして これ から も ご 指導 ご 鞭撻 ( べん たつ ) の ほど

よろしく お 願い し ます

ちょっと 固い かな ?

もし 高橋 先生 に 何 か 悩み が ある よう で し たら

私 も 新米 で は あり ます が

同僚 と して 相談 に 乗ら せ て いただき ます ので

遠慮 なく お 申し付け ください !

胸 を 貸し ます !

きっと ふだん 話 し にくい こと も ある と 思い ます ので 今度 …

今度 …

飲み に でも 行き ませ ん か ?

な ~ ん て

( ひかり ) はい ! 以上 ビデオ レター で し た

えっ ? … てい うか ひかり ちゃん は 話さ ない の ?

( 雪 ) ひかり ずるい ( 早紀 絵 ) も う ~

終わり !

( 高橋 ) ウウッ

( ひかり ) 先生 ! ( 高橋 ) う っ

( 高橋 ) ひ … ひかり ( ひかり ) ヘヘヘッ

( 高橋 ) ん な っ ど … どう し た ?

( ひかり ) いや ~ さっき 動画 送った ん だ けど 重たかった から

ちゃんと 見 られ てる かな ~ って 気 に なって たら

たまたま 先生 が 見え て

( ひかり ) あそこ から ( 高橋 ) あんな とこ から ?

( ひかり ) まあまあ 失礼 し ま ~ す よい しょ っと

( ひかり ) 見 た ?

( 高橋 ) ああ あり が と な

みんな に も 礼 言 っと く

( ひかり ) サタッケー から 聞い て さ

( 高橋 ) サタッケー ? ああ …

( ひかり ) も しか して 落ち込 ん だ り し てる かな ~ って

( 高橋 ) まあ な

みんな の 動画 すごく うれしかった よ

元気 出 た

でも やっぱり 出 すぎ た こと を し て い た ん だ ろ うなって

周り と 足並み そろえ なきゃ なって

( ひかり ) そんな こと は ない よ

頑張る に やり すぎ なんて ない よ !

頑張って 前 に 出 てる 人 に

出 すぎ だ なんて 文句 言う の は おかしい

頑張って る 人 に 対 し て 周り が できる こと は

頑張り が 報われる よう 支え たり 感謝 を 伝え た り

もしも その 人 と 足並み を そろえ たい なら

自分 も 同じ ぐらい 頑張る こと じゃ ない か な

( 深呼吸 する 音 )

先生 !

いつも 頑張って くれ て 本当 に ありがとう !

先生 が くれる 頑張り に 負け ない くらい

私 も 頑張って 先生 や いろんな 人 に

返し て いき たい と 思い ま ~ す !

フウ

じゃ じゃ ~ ん

ドッキリ シークレット ビデオ レター で し た ~

ん ?

( ひかり ) よし よし ( 高橋 ) やめろ

( 高橋 ) 泣 い て しまう から やめろ

( ひかり ) エヘヘ

( 高橋 ) 教頭 先生 !

お 話し し たい こと が あり まし て

( 教頭 ) ええ 実は 私 も … N ( 高橋 ) えっ ?

先日 亜人 に 対 する 接し 方 を 考え て もらう よう お 願い し まし た が

はい その 件 です が 私 は …

( 教頭 ) 保留 に し ま しょ う ( 高橋 ) え ?

くどくど 小言 を 垂れ て おい て 申し訳 あり ませ ん が

高橋 先生 に は 今 まで どおり

辣腕 ( ら つ わ ん ) を 振るって いただき たい と 思い ます

は ?

あっ

結構 重 っ

慣れ れ ば 大した こと ない よ

こんなに 冷たい ん だ

驚 い た ?

確かに 夏 きつ そう だ わ

俺 の 腕 は ?

( ひかり ) う ~ ん 4 点 ! ( 佐竹 ) なんで ?

高橋 先生 の 行動 に 感化 さ れる 生徒 が いる 以上

その 頑張り を むげに は でき ませ ん な

ハハッ

( 高橋 ) 春 デミ ちゃん たち と 始まった 新 生活 は

とても 刺激 的 な もの だった

デミ と して 生き て いる 者 たち が どう 生き 何 を 思う の か

そして デミ と 接し た 者 たち が

何 を 考え どう 変わって いく の か

もっと もっと 考えよ う

いよいよ 夏 が 来る !

♪~

~♪

( ひま り ) 次回 「 亜人 ちゃん は 語り たい 」

「 亜人 ちゃん は 泳ぎ たい 」


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( ひかり ) 暑い ~ |あつい

( ひかり ) 日に日に 暑く なって る よ ね ~ |ひにひに|あつく||||

( 高橋 ( たか は し ) ) 今年 は 猛暑 だ と 聞く しな たかはし||||ことし||もうしょ|||きく|

( 雪 ( ゆき ) ) すみません 涼み に 来 て ばっかり で ゆき|||すずみ||らい|||

( 高橋 ) 暑 さ に 弱い の は 体質 の せい だ から な たかはし|あつ|||よわい|||たいしつ|||||

( ひかり ) そう そう 遠慮 なんか いら ない から ユッキー |||えんりょ|||||

( 高橋 ) なんか 腹 立つ たかはし||はら|たつ

( 町 ( まち ) ) 2 人 じゃ なく て も 今年 は 特に 暑い です し ね まち||じん|||||ことし||とくに|あつい|||

( 高橋 ) 確かに な たかはし|たしかに|

本格 的 な 夏 に 向け て デミ … ほんかく|てき||なつ||むけ||

特に ひかり と 雪 が どう 生活 すれ ば いい の か とくに|||ゆき|||せいかつ|||||

みんな で 考え て みる か ||かんがえ|||

( 雪 ) いい です ね ゆき|||

夏 どう やって 過ごす か で 毎年 苦労 し て ます し なつ|||すごす|||まいとし|くろう||||

( 町 ) ひかり ちゃん と 雪 ちゃん もう かなり つら そう だ もん ね まち||||ゆき||||||||

( ひかり ) 先生 それ いい ! やろ やろ すぐ やろ う ! |せんせい|||||||

( 高橋 ) 今 は ダメ だ たかはし|いま||だめ|

え えっ なんで ?

( 高橋 ) 今日 は もう 遅い し な たかはし|きょう|||おそい||

その 前 に 俺 も 一応 考え て おき たい |ぜん||おれ||いちおう|かんがえ|||

( ひかり ) じゃあ 明日 ? ||あした

そう だ な 今度 の 土曜 は どう だ ? |||こんど||どよう|||

土曜 なら 時間 も たっぷり あり ます し ね どよう||じかん||||||

賛成 ! さんせい

フッ

♪~

~♪

( 口笛 ) ( 太田 ( おお た ) ) あっ テツ 先生 くちぶえ|おおた||||てつ|せんせい

( 佐竹 ( さた け ) ) いい ところ に さたけ|||||

( 佐竹 ) 放課後 サッカー やる ん だ けど さ 人 足 ん ねえ の さたけ|ほうかご|さっかー||||||じん|あし|||

キーパー やって くん ない ? きーぱー|||

や だ よ

いい じゃ ん どうせ 暇 だ ろ ? ||||いとま||

教員 を 何 だ と 思って る ん だ お前 は きょういん||なん|||おもって||||おまえ|

どちら に せよ 今日 は ダメ だ |||きょう||だめ|

夏 を 快適 に 過ごす ため の 最強 プラン を 雪 と ひかり に だ な … なつ||かいてき||すごす|||さいきょう|ぷらん||ゆき|||||

え ~ また か よ

( 高橋 ) えっ ? たかはし|

( 太田 ) すっかり デミ ちゃん 専属 の 先生 です ね おおた||||せんぞく||せんせい||

えっ そ … そう か ?

そう だ ぜ ~

あいつ ら が 自分 の 体 の こと と か 相談 する の テツ 先生 だけ だ ぜ |||じぶん||からだ|||||そうだん|||てつ|せんせい|||

そう な の か

( 教頭 ) そうです きょうとう|そう です

( 高橋 ) あっ 教頭 先生 たかはし||きょうとう|せんせい

どうも

( 教頭 ) 高橋 先生 が 亜人 の 生徒 の 相談 に 乗って くれる の は きょうとう|たかはし|せんせい||あにん||せいと||そうだん||のって|||

大変 結構 な の です が たいへん|けっこう||||

頑張り すぎ て しまう の は いささか 問題 で は あり ます な がんばり|||||||もんだい|||||

亜人 以外 の 生徒 に も きちんと 目 を 配って いただか ない と あにん|いがい||せいと||||め||くばって|||

( 高橋 ) あっ ハア … たかはし||

いや テツ 先生 は デミ ちゃん 以外 も しっかり 見 てる と 思う ぜ |てつ|せんせい||||いがい|||み|||おもう|

思い ます よ おもい||

では なぜ 亜人 の 生徒 は 高橋 先生 だけ を 頼る の です ? ||あにん||せいと||たかはし|せんせい|||たよる||

( 佐竹 ) それ は …\ N ( 太田 ) え ~ さたけ|||n|おおた|

( 教頭 ) 頑張り すぎ な の です ( 高橋 ) えっ きょうとう|がんばり|||||たかはし|

高橋 先生 が 自重 すれ ば おのずと たかはし|せんせい||じちょう|||

亜人 の 生徒 たち の 相談 相手 も 分散 する でしょ う あにん||せいと|||そうだん|あいて||ぶんさん|||

ですが 私 は … |わたくし|

( 教頭 ) 頼る 相手 が あなた 1 人 きょうとう|たよる|あいて|||じん

と いう こと が あの 生徒 たち に とって |||||せいと|||

よい こと だ と 思い ます か ? ||||おもい||

専門 の 高橋 先生 を 頼る より は 時間 が かかる かも しれ ませ ん が せんもん||たかはし|せんせい||たよる|||じかん|||||||

さまざま な 人 と の 交流 に よって 悩み を 解決 し て いく ||じん|||こうりゅう|||なやみ||かいけつ|||

その ほう が 自然 で は あり ませ ん か ? |||しぜん||||||

そう … かも しれ ませ ん ね

( 佐竹 ) だ ら っ ! さたけ|||

まっ 教頭 先生 の 言う こと も 分かる けど ね |きょうとう|せんせい||いう|||わかる||

( 佐竹 ) ん ~ ? さたけ|

( 太田 ) 先生 も テツ 先生 だけ じゃ ない ん だ し おおた|せんせい||てつ|せんせい||||||

いろんな 人 に 頼れ る ほう が いい ん じゃ ない ? |じん||たよれ|||||||

( 佐竹 ) テツ 先生 が 張り切ら なきゃ そう なって いく の か ? さたけ|てつ|せんせい||はりきら||||||

( 太田 ) そう なん じゃ ない の ? 教頭 いわ く おおた||||||きょうとう||

( 雪 ) 佐竹 君 ゆき|さたけ|きみ

お 願い |ねがい

佐竹 … 佐竹 く ~ ん さたけ|さたけ||

( 佐竹 ) う ~ ん そ したら 俺 に も 相談 し て くれる の か な ~ さたけ|||||おれ|||そうだん||||||

佐竹 に 相談 する か は 知ら ない けど さたけ||そうだん||||しら||

( 佐竹 ) ど ぅ ん ! さたけ|||

( 木村 ( き む ら ) ) 悪 ( わり ) っ パス する つもり が … きむら||||あく|||ぱす|||

( 木村 ) へえ ~ そんな こと が きむら||||

そう いや 私 も ない な 相談 さ れ た こと ||わたくし||||そうだん||||

( 佐竹 ) そりゃ そう だ ろ さたけ||||

お前 なんか 頼る と し たら 最後 の 最後 じゃ おまえ||たよる||||さいご||さいご|

あ ?

( 佐竹 ) すいません さたけ|

でも さ デミ ちゃん たち って

具体 的 に どういう 相談 し てる ん だ ろ う な ? ぐたい|てき|||そうだん|||||||

亜人 って いった って 普通 の 人間 と 変わら ない わけ でしょ ? あにん||||ふつう||にんげん||かわら|||

日下部 ( くさ かべ ) と 小鳥 遊 ( たか なし ) は 暑い の 苦手 だって 言って た な くさかべ||||ことり|あそ||||あつい||にがて||いって||

さっき も “ 夏 を 快適 に 過ごす ため ” と か ||なつ||かいてき||すごす|||

( 木村 ) それ って いちいち 高橋 を 頼る よう な こと ? きむら||||たかはし||たよる|||

( 佐竹 ) う ~ ん それ じゃ ね さたけ|||||

( 井 森 ( いもり ) ) ん ? い|しげる||

( 佐竹 ) 小鳥 遊 は よく トマト ジュース 飲 ん でる から さたけ|ことり|あそ|||とまと|じゅーす|いん|||

うまい トマト ジュース の 銘柄 と か 聞い たり さ |とまと|じゅーす||めいがら|||ききい||

( 木村 ) ネット で 調べろ そんな もん きむら|ねっと||しらべろ||

( 佐竹 ) ネット の レビュー なんて アテ に なる か ! さたけ|ねっと||れびゅー|||||

( 木村 ) うる せ え きむら|||

( 井 森 ) あの さあ い|しげる||

デミ の こ とって さ その …

同じ 人間 だ と 思って て いい の か な ? おなじ|にんげん|||おもって|||||

( 太田 ) えっ ? おおた|

おいおい それ は ちょっと …

俺 たち と 違う って いう の か ? おれ|||ちがう||||

そりゃ 差別 って もん だ ろ ! |さべつ||||

そう かな ?

さっき 亜人 は 普通 の 人 と ほとんど 変わら ない って 言って た けど |あにん||ふつう||じん|||かわら|||いって||

それ は つまり …

違う ところ は ある って こと でしょ ? ちがう||||||

( 佐竹 たち ) あっ さたけ||

( 井 森 ) そこ を 見 ない で “ 同じ 人間 だ ” って い|しげる|||み|||おなじ|にんげん||

それ こそ 差別 な ん じゃ な いか な って ||さべつ|||||||

高橋 は さ そういう 部分 も 含め て しっかり 理解 し てる ん だ よ きっと たかはし||||ぶぶん||ふくめ|||りかい||||||

だからこそ あいつ ら も 相談 し やすい ん だ と 思う し ||||そうだん||||||おもう|

逆 に 私 たち は どう ? ぎゃく||わたくし|||

妄信 的 に 同じ 人間 だって 思って る 相手 に もうしん|てき||おなじ|にんげん||おもって||あいて|

デミ 特有 の 悩み と か 相談 し たい って 思う ? |とくゆう||なやみ|||そうだん||||おもう

それ って 怖く ない ? 勇気 いら ない ? ||こわく||ゆうき||

ホント は もっと 気軽 に 相談 し たり ほんと|||きがる||そうだん||

単純 に 亜人 の こと を 語り たい の かも しれ ない たんじゅん||あにん||||かたり|||||

私 たち は まだ わたくし|||

あいつ ら の こと を 全然 知ら ない ん だ ろ うなって … |||||ぜんぜん|しら|||||

て な こと を 思ったり し て まし た ||||おもったり||||

( 佐竹 ) かも な さたけ||

あれ ? と いう こと は

デミ ちゃん たち が 高橋 に しか 相談 し ない の は … ||||たかはし|||そうだん||||

テツ 先生 が 頑張り すぎ って いう よ か むしろ … てつ|せんせい||がんばり||||||

( 佐竹 ) つ ~ か お前 ( 井 森 ) ん ? さたけ|||おまえ|い|しげる|

意外 と いろいろ 考え てる の な いがい|||かんがえ|||

( 太田 ) ホント ホント ( 木村 ) 意外 おおた|ほんと|ほんと|きむら|いがい

( 井 森 ) しば くわ よ い|しげる|||

まあ 身近 に デミ ちゃん たち が い なけ れ ば |みぢか|||||||||

こういう こと も 考え は し なかった ろ う けど ね |||かんがえ|||||||

( 佐竹 ) だ な さたけ||

今度 テツ 先生 に も いろいろ 聞い て みる か こんど|てつ|せんせい||||ききい|||

この 辺 の こと も |ほとり|||

( 太田 ) そうだ ね おおた|そう だ|

ただ 先生 も 変 に 悩 ん だ り し て ね |せんせい||へん||なや||||||

大丈夫 だ ろ テツ 先生 しっかり し てる し だいじょうぶ|||てつ|せんせい||||

どう だ ろ ? しっかり し すぎ て

こじら せる こと も ある ん じゃ ない ?

( 高橋 ) 頑張り すぎ … たかはし|がんばり|

( ひかり ) 先生 ! ( 高橋 ) お っ |せんせい|たかはし||

やっ ほ ~ !

お っ おう

夏 の 対策 プラン 考え て くれ まし た か ? なつ||たいさく|ぷらん|かんがえ|||||

私 も 一緒 に 聞い て いい です か ? わたくし||いっしょ||ききい||||

あ … あっ ああ

あっ いや …

その … な …

すま ん 今日 は ちょっと … な ? ||きょう|||

( ひかり ) 先生 どう し た の か な ? |せんせい||||||

( 町 ) 急 な 仕事 と か ? まち|きゅう||しごと||

( 雪 ) そんな 感じ じゃ な さ そう だった けど ゆき||かんじ||||||

( ひかり ) どう し た の ? ユッキー

( 雪 ) 今回 の こと も だ けど ゆき|こんかい|||||

高橋 先生 が いろいろ と 考え て くれ たり たかはし|せんせい||||かんがえ|||

私 たち の ため に 何 か し て くれる こと に わたくし|||||なん||||||

慣れ ちゃ った って いう か なれ|||||

それ が 当たり前 みたい に 思って ない か な って ||あたりまえ|||おもって||||

どういう こと ?

何て いう か 私 たち なんて|||わたくし|

高橋 先生 の 好意 に 甘え すぎ って いう か たかはし|せんせい||こうい||あまえ||||

私 たち が 先生 の 重荷 に なって る と か ? わたくし|||せんせい||おもに|||||

あ ~ それ は ない ない

前 に さ 先生 に 聞い た こと が ある ん だ ぜん|||せんせい||ききい||||||

今 まで お前 と 話し て 思った こと は いま||おまえ||はなし||おもった||

バンパイア の 伝承 は ||でんしょう|

その 体質 に きちんと 由来 が ある もの と |たいしつ|||ゆらい||||

信仰 的 な もの に 分け られる な しんこう|てき||||わけ||

( ひかり ) なるほど ~

それ で それ が 分かる と どう なる の ? ||||わかる||||

楽しい ! たのしい

って 感じ だ もん |かんじ||

( 雪 ) 要するに 知り たい だけ って こと だ ね ゆき|ようするに|しり||||||

そう そう だ から 大丈夫 ! ||||だいじょうぶ

( 町 ) じゃあ さっき の 先生 の 様子 何 だった の か な ? まち||||せんせい||ようす|なん||||

先生 同士 の こと と か かな ? せんせい|どうし|||||

( 雪 ) う ~ ん もし そういう こと だったら 私 たち は 立ち 入れ ない よ ね ゆき|||||||わたくし|||たち|いれ|||

( 雪 ・ 町 ) ん ? ゆき|まち|

先生 に 聞き にくい なら サッキー に 聞い て み れ ば いい じゃ ん せんせい||きき|||||ききい|||||||

( 雪 ) えっ ? ( ひかり ) ちょっと 行って くる ゆき||||おこなって|

あっ ひかり ちゃん

そういう こと じゃ ない と 思う けど |||||おもう|

あっ アハ ハハ

( ひかり ) 失礼 し ま ~ す |しつれい|||

( 教頭 ) どう し た の です か ? きょうとう||||||

( ひかり ) あっ サッキ …

佐藤 ( さとう ) 先生 に ちょっと 用事 が あり まし て さとう||せんせい|||ようじ||||

佐藤 先生 なら 校庭 で 作業 し てる と 思い ます が さとう|せんせい||こうてい||さぎょう||||おもい||

校庭 です ね ? ありがとう ござい まし た こうてい||||||

失礼 し ま ~ す しつれい|||

( 鼻歌 ) はなうた

( 佐竹 ) 俺 たち も デミ ちゃん と の つきあい 方 考え なきゃ な さたけ|おれ||||||||かた|かんがえ||

私 たち だって それぞれ 違い が ある わけ で わたくし||||ちがい||||

そういう こと は 普通 に 話し 合え る わけ だ し ね |||ふつう||はなし|あえ|||||

なるほど

お前 って 目つき 悪い けど 意外に いい こと 言う な ~ おまえ||めつき|わるい||いがいに|||いう|

あ ?

あ … だ から さ こういう こと だ ろ ? 違い ! ||||||||ちがい

( 木村 ) 今 の は ただ の 悪 口 だ ろ ん ? きむら|いま|||||あく|くち|||

( ひかり ) う ~ ん あっ

よ … よ お どう し た ん だ ? 慌て て ||||||||あわて|

サッキー 見 なかった ? |み|

( 太田 ) サッキー って 佐藤 先生 ? ( ひかり ) うん おおた|||さとう|せんせい||

( 井 森 ) グラウンド の 向こう で 枝 切り し て た よ い|しげる|ぐらうんど||むこう||えだ|きり||||

分かった ! わかった

ああ 小鳥 遊 ! ちょっと 待って |ことり|あそ||まって

( ひかり ) ん ?

( 佐竹 ) あの さ テツ 先生 の こと な ん だ けど さたけ|||てつ|せんせい||||||

先生 ? せんせい

( 佐竹 ) … て な こと が あって さ さたけ||||||

( ひかり ) そう な ん だ

分かった わかった

私 も 何 か やって みる よ わたくし||なん||||

ありがとう サタッケー

サタッケー ?

何 だ そりゃ ? なんか モンスター み たい じゃ ん か なん|||||||||

( 佐竹 ) なあ ? ( 太田 ) ああ うん さたけ||おおた||

( 井 森 ・ 木村 ・ 太田 ) いい な ~ あだ名 い|しげる|きむら|おおた|||あだな

( 早紀 絵 ( さ きえ ) ) そう 教頭 先生 に そんな こと を … さき|え||||きょうとう|せんせい||||

( ひかり ) うん

( 町 ) だ から それ で 高橋 先生 … まち|||||たかはし|せんせい

( 雪 ) やっぱり 私 たち 甘え すぎ て た の かも しれ ない ゆき||わたくし||あまえ|||||||

( 早紀 絵 ) う うん そんな こと ない わ さき|え||||||

この 学校 に 4 人 も デミ が い て |がっこう||じん|||||

そして 高橋 先生 が い て くれ た こと は |たかはし|せんせい|||||||

すごい 幸運 だった と 思う |こううん|||おもう

だからこそ 救わ れ た って こと |すくわ||||

みんな だって いろいろ あった でしょ ?

それ は もちろん

いっぱい あり ます

でも 教頭 先生 も そんな 言い 方 する こと ない のに |きょうとう|せんせい|||いい|かた||||

教頭 先生 は 厳しい 面 も ある けど 教育 熱心 で 立派 な 方 よ きょうとう|せんせい||きびしい|おもて||||きょういく|ねっしん||りっぱ||かた|

間違った こと を 言って る わけ じゃ ない し まちがった|||いって|||||

高橋 先生 の こと だって 頭 から 否定 し て は い ない と 思う わ たかはし|せんせい||||あたま||ひてい|||||||おもう|

私 たち どう すれ ば いい ん でしょ う ね わたくし|||||||||

急に ほか の 人 に 相談 しろ って 言わ れ て も きゅうに|||じん||そうだん|||いわ|||

相手 だって 困っちゃ う よ ね あいて||こまっちゃ|||

( ひかり ) 分かった ! |わかった

( 町 たち ) ん ? まち||

先生 に 元気 に なって もら お う ! せんせい||げんき|||||

ヘヘヘッ

頑張り すぎ な の です がんばり||||

そう かもし れ ない な

( 高橋 ) 最初 は 亜人 に 興味 が あって 恥ずかし ながら 興味 本位 で たかはし|さいしょ||あにん||きょうみ|||はずかし||きょうみ|ほんい|

そして その うち

デミ ちゃん たち に も いろいろ 悩み が ある と 気付 い て ||||||なやみ||||きづ||

力 に なれ れ ば と 思った ちから||||||おもった

支え に なれ れ ば と … ささえ|||||

しかし その 必要 は なかった の かも しれ ない ||ひつよう||||||

あの 子 たち は 思った 以上 に しっかり し て いる から |こ|||おもった|いじょう||||||

雪 の 体質 の 件 なんか は 役 に 立て た 気 で い た が ゆき||たいしつ||けん|||やく||たて||き||||

きっと あれ も

俺 が どうこう する 必要 は なかった の で は ない か ? おれ||||ひつよう|||||||

雪 自身 で 乗り越え た ほう が 自分 の 力 に なった ろ うし ゆき|じしん||のりこえ||||じぶん||ちから||||

頼る に し て も 家族 や クラスメート … たよる|||||かぞく||

いろいろ な 人間 に 相談 できる 環境 に ある ほう が ||にんげん||そうだん||かんきょう||||

いい に 決まって いる ||きまって|

俺 は でしゃばり すぎ た ん だ ろ う か おれ|||||||||

相馬 ( そう ま ) は 学者 の 立場 から 亜人 を 知 ろ う と して いる あいば||||がくしゃ||たちば||あにん||ち|||||

それ は もちろん 亜 人 の ため に なる し |||あ|じん|||||

鍵 に なる かも しれ ない かぎ|||||

亜 人 の 力 に なる 方法 は 1 つ じゃ ない あ|じん||ちから|||ほうほう||||

教師 と して で は なく きょうし|||||

いっそ 学者 と して 距離 を 置く の も 1 つ の 手 かも な |がくしゃ|||きょり||おく|||||て||

( 着信 音 ) ちゃくしん|おと

あっ ひかり から ?

重 ( おも ) っ おも||

( ひかり ) はい 撮り 始め た よ ||とり|はじめ||

( 雪 ) えっ もう ? ( ひかり ) アハ ハハ ゆき|||||

( 高橋 ) ん ? たかはし|

( ひかり ) じゃあ まず ユッキー から 悩める 先生 へ 日頃 の 感謝 を |||||なやめる|せんせい||ひごろ||かんしゃ|

こ … 心 の 準備 が |こころ||じゅんび|

心 の 準備 が こころ||じゅんび|

( 雪 ) こ … 心 の ~\ N ( ひかり ) はい スタート ! ゆき||こころ||n|||すたーと

あっ えっ と ~ 高橋 先生 |||たかはし|せんせい

雪 です 日下部 です ゆき||くさかべ|

いつも お 世話 に なって ます ||せわ|||

えっ と 高橋 先生 は その … ||たかはし|せんせい||

私 たち に 構い すぎ た ん じゃ ない か と そう 悩 ん で いる の かも しれ ませ ん わたくし|||かまい|||||||||なや||||||||

おせっかい だった ん じゃ ない か と

例えば 私 の 体質 に つい て 相談 し て い ただい た とき も たとえば|わたくし||たいしつ||||そうだん|||||||

あっ 相談 せ ず と も 時間 が いい 感じ に 解決 し て くれ て |そうだん|||||じかん|||かんじ||かいけつ||||

それ が むしろ 私 の ため に なった ん じゃ ない か と |||わたくし|||||||||

確かに その 可能 性 は 否定 でき ませ ん たしかに||かのう|せい||ひてい|||

あっ いや 今 の は 別に ||いま|||べつに

その 選択肢 を とる べき だった と いう こと で は なく |せんたくし||||||||||

可能 性 を 考え れ ば どんな 可能 性 だって かのう|せい||かんがえ||||かのう|せい|

起こり 得 ない こと は ない と いう こと を 言い たく て おこり|とく|||||||||いい||

つまり その … えっ と

わ … 私 は 高橋 先生 に 相談 に 乗って いた だい て |わたくし||たかはし|せんせい||そうだん||のって|||

とても 感謝 し て い ます |かんしゃ||||

1 つ 間 違いなく 言え る こと は |あいだ|ちがいなく|いえ|||

高橋 先生 の おかげ で たかはし|せんせい|||

私 の 体 の 悩み は 最短 で 早期 解決 でき て わたくし||からだ||なやみ||さいたん||そうき|かいけつ||

だからこそ あの 日 ||ひ

2 人 と アイス を 食べ に 行く こと が でき て じん||あいす||たべ||いく||||

2 人 と 仲良し で い られる 時間 が すごく 長く なって じん||なかよし||||じかん|||ながく|

え ~ だ から …

その …

頭 真っ白 に なっちゃ っ た あたま|まっしろ||||

( ひかり ) はい 次 マッチー ||つぎ|

高橋 先生 町 です たかはし|せんせい|まち|

こんにちは お 元気 です か ? ||げんき||

先生 と 出会って まだ 日 は 浅い です が せんせい||であって||ひ||あさい||

随分 と 長い 時間 が 過ぎ た よう に 思え ます ずいぶん||ながい|じかん||すぎ||||おもえ|

それ は 本当 に たくさん 高橋 先生 の お 世話 に なった から です ||ほんとう|||たかはし|せんせい|||せわ||||

ありがとう ござい ます

思え ば 初めて お 話し し た とき から おもえ||はじめて||はなし||||

先生 は 熱心 に 話 を 聞い て くださって せんせい||ねっしん||はなし||ききい||

ああ デュラ ハン の こと を 気兼ね なく 話せる の は ||||||きがね||はなせる||

こんなに も 心地 いい の だ と 気付か さ れ まし た ||ここち|||||きづか||||

そして 先生 は 優しい だけ で は なく |せんせい||やさしい||||

私 が 調子 に 乗って しまった とき に は きちんと 叱って くださって わたくし||ちょうし||のって||||||しかって|

高橋 先生 は “ それ が 教育 者 の 仕事 だ ” と たかはし|せんせい||||きょういく|もの||しごと||

おっしゃる かも しれ ませ ん

ですが 少なくとも 私 の 今 まで の 生活 の 中 で |すくなくとも|わたくし||いま|||せいかつ||なか|

デュラ ハン と いう 存在 に ここ まで 歩み寄って くれ た 先生 は ||||そんざい||||あゆみよって|||せんせい|

ほか に い ませ ん

先生 は きっと デミ か 否 か は 関係なく せんせい|||||いな|||かんけいなく

どんな 生徒 の 前 でも 等しく 先生 で い られる の だ と 思い ます |せいと||ぜん||ひとしく|せんせい|||||||おもい|

仮に 先生 が デミ の こと に 特別 興味 の ない 人 だった と して も かりに|せんせい||||||とくべつ|きょうみ|||じん||||

そこ に 私 たち が 新入 生 と して やって 来 たら ||わたくし|||しんにゅう|せい||||らい|

きっと 今 と 同じ ように 高橋 先生 は … |いま||おなじ||たかはし|せんせい|

これ から も 私 たち の こと を |||わたくし||||

いえ いろんな 生徒 の こと を 見て い て もらえ たら うれしい です ||せいと||||みて||||||

悩み 事 が あれ ば アドバイス し て ほしい し なやみ|こと||||あどばいす||||

そして 間違った こと を し たら また 叱って ほしい |まちがった||||||しかって|

また 伺い ます 生物 準備 室 に |うかがい||せいぶつ|じゅんび|しつ|

ありがとう ござい まし た

( 拍手 ) はくしゅ

( 雪 ) はっ 思わず 拍手 し ちゃ った ゆき||おもわず|はくしゅ|||

( ひかり ) マッチー スピーチ 上手 優等 生 ! ||すぴーち|じょうず|ゆうとう|せい

( 町 ) そ … そう かな ? まち|||

( ひかり ) はい 次 は サッキー ||つぎ||

( 早紀 絵 ) え えっ ? 私 も ? さき|え|||わたくし|

あ あっ 雪 ちゃん ||ゆき|

も う ~ 声 入れ ない よう に し て た のに ||こえ|いれ|||||||

( せきばらい )

あっ 高橋 先生 佐藤 です お 疲れ さま です |たかはし|せんせい|さとう|||つかれ||

3 人 が 主役 だ と 思う ので 私 は 簡単 に … ハハハ じん||しゅやく|||おもう||わたくし||かんたん||

高橋 先生 の こと は たかはし|せんせい|||

いち 教師 と して いち サキュバス と して |きょうし||||||

とても 頼り に し て い ます |たより|||||

何事 に も 真摯 ( しんし ) な 姿勢 で 取り組む 先生 の こと は 尊敬 し て やみ ませ ん なにごと|||しんし|||しせい||とりくむ|せんせい||||そんけい|||||

いつも 助け て いた だい て ありがとう ござい ます |たすけ|||||||

そして これ から も ご 指導 ご 鞭撻 ( べん たつ ) の ほど |||||しどう||べんたつ||||

よろしく お 願い し ます ||ねがい||

ちょっと 固い かな ? |かたい|

もし 高橋 先生 に 何 か 悩み が ある よう で し たら |たかはし|せんせい||なん||なやみ||||||

私 も 新米 で は あり ます が わたくし||しんまい|||||

同僚 と して 相談 に 乗ら せ て いただき ます ので どうりょう|||そうだん||のら|||||

遠慮 なく お 申し付け ください ! えんりょ|||もうしつけ|

胸 を 貸し ます ! むね||かし|

きっと ふだん 話 し にくい こと も ある と 思い ます ので 今度 … ||はなし|||||||おもい|||こんど

今度 … こんど

飲み に でも 行き ませ ん か ? のみ|||いき|||

な ~ ん て

( ひかり ) はい ! 以上 ビデオ レター で し た ||いじょう|びでお|れたー|||

えっ ? … てい うか ひかり ちゃん は 話さ ない の ? ||||||はなさ||

( 雪 ) ひかり ずるい ( 早紀 絵 ) も う ~ ゆき|||さき|え||

終わり ! おわり

( 高橋 ) ウウッ たかはし|

( ひかり ) 先生 ! ( 高橋 ) う っ |せんせい|たかはし||

( 高橋 ) ひ … ひかり ( ひかり ) ヘヘヘッ たかはし||||

( 高橋 ) ん な っ ど … どう し た ? たかはし|||||||

( ひかり ) いや ~ さっき 動画 送った ん だ けど 重たかった から |||どうが|おくった||||おもたかった|

ちゃんと 見 られ てる かな ~ って 気 に なって たら |み|||||き|||

たまたま 先生 が 見え て |せんせい||みえ|

( ひかり ) あそこ から ( 高橋 ) あんな とこ から ? |||たかはし|||

( ひかり ) まあまあ 失礼 し ま ~ す よい しょ っと ||しつれい||||||

( ひかり ) 見 た ? |み|

( 高橋 ) ああ あり が と な たかはし|||||

みんな に も 礼 言 っと く |||れい|げん||

( ひかり ) サタッケー から 聞い て さ |||ききい||

( 高橋 ) サタッケー ? ああ … たかはし||

( ひかり ) も しか して 落ち込 ん だ り し てる かな ~ って ||||おちこ|||||||

( 高橋 ) まあ な たかはし||

みんな の 動画 すごく うれしかった よ ||どうが|||

元気 出 た げんき|だ|

でも やっぱり 出 すぎ た こと を し て い た ん だ ろ うなって ||だ||||||||||||

周り と 足並み そろえ なきゃ なって まわり||あしなみ|||

( ひかり ) そんな こと は ない よ

頑張る に やり すぎ なんて ない よ ! がんばる||||||

頑張って 前 に 出 てる 人 に がんばって|ぜん||だ||じん|

出 すぎ だ なんて 文句 言う の は おかしい だ||||もんく|いう|||

頑張って る 人 に 対 し て 周り が できる こと は がんばって||じん||たい|||まわり||||

頑張り が 報われる よう 支え たり 感謝 を 伝え た り がんばり||むくわれる||ささえ||かんしゃ||つたえ||

もしも その 人 と 足並み を そろえ たい なら ||じん||あしなみ||||

自分 も 同じ ぐらい 頑張る こと じゃ ない か な じぶん||おなじ||がんばる|||||

( 深呼吸 する 音 ) しんこきゅう||おと

先生 ! せんせい

いつも 頑張って くれ て 本当 に ありがとう ! |がんばって|||ほんとう||

先生 が くれる 頑張り に 負け ない くらい せんせい|||がんばり||まけ||

私 も 頑張って 先生 や いろんな 人 に わたくし||がんばって|せんせい|||じん|

返し て いき たい と 思い ま ~ す ! かえし|||||おもい||

フウ

じゃ じゃ ~ ん

ドッキリ シークレット ビデオ レター で し た ~ ||びでお|れたー|||

ん ?

( ひかり ) よし よし ( 高橋 ) やめろ |||たかはし|

( 高橋 ) 泣 い て しまう から やめろ たかはし|なき|||||

( ひかり ) エヘヘ

( 高橋 ) 教頭 先生 ! たかはし|きょうとう|せんせい

お 話し し たい こと が あり まし て |はなし|||||||

( 教頭 ) ええ 実は 私 も …\ N ( 高橋 ) えっ ? きょうとう||じつは|わたくし||n|たかはし|

先日 亜人 に 対 する 接し 方 を 考え て もらう よう お 願い し まし た が せんじつ|あにん||たい||せっし|かた||かんがえ|||||ねがい||||

はい その 件 です が 私 は … ||けん|||わたくし|

( 教頭 ) 保留 に し ま しょ う ( 高橋 ) え ? きょうとう|ほりゅう||||||たかはし|

くどくど 小言 を 垂れ て おい て 申し訳 あり ませ ん が |こごと||しだれ||||もうしわけ||||

高橋 先生 に は 今 まで どおり たかはし|せんせい|||いま||

辣腕 ( ら つ わ ん ) を 振るって いただき たい と 思い ます らつわん||||||ふるって||||おもい|

は ?

あっ

結構 重 っ けっこう|おも|

慣れ れ ば 大した こと ない よ なれ|||たいした|||

こんなに 冷たい ん だ |つめたい||

驚 い た ? おどろ||

確かに 夏 きつ そう だ わ たしかに|なつ||||

俺 の 腕 は ? おれ||うで|

( ひかり ) う ~ ん 4 点 ! ( 佐竹 ) なんで ? |||てん|さたけ|

高橋 先生 の 行動 に 感化 さ れる 生徒 が いる 以上 たかはし|せんせい||こうどう||かんか|||せいと|||いじょう

その 頑張り を むげに は でき ませ ん な |がんばり|||||||

ハハッ

( 高橋 ) 春 デミ ちゃん たち と 始まった 新 生活 は たかはし|はる|||||はじまった|しん|せいかつ|

とても 刺激 的 な もの だった |しげき|てき|||

デミ と して 生き て いる 者 たち が どう 生き 何 を 思う の か |||いき|||もの||||いき|なん||おもう||

そして デミ と 接し た 者 たち が |||せっし||もの||

何 を 考え どう 変わって いく の か なん||かんがえ||かわって|||

もっと もっと 考えよ う ||かんがえよ|

いよいよ 夏 が 来る ! |なつ||くる

♪~

~♪

( ひま り ) 次回 「 亜人 ちゃん は 語り たい 」 ||じかい|あにん|||かたり|

「 亜人 ちゃん は 泳ぎ たい 」 あにん|||およぎ|